1: 2014/09/07(日) 11:14:41.61
No.281:櫻子「今日は私の誕生日!」

櫻子「イチャイチャイチャイチャしたい!」

櫻子「だからといって、向日葵とイチャイチャなんかしたくねーし!」

櫻子「それに、私から要求するのは負けた気がした嫌!」

櫻子「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!」

櫻子「そうだ!今日は私の誕生日…」

櫻子「覚悟しろ向日葵!今日は徹底的に祝って貰うんだからな!」




向日葵「あ、あなた、何を言って…//」

櫻子「って、向日葵!?」

櫻子(聞かれた!?さっきの聞かれた!?)

向日葵「え、えーと…その…………してみる?」

櫻子「な、なにを!?」



向日葵「その……イチャイチャを…//」

櫻子「っ~~~~//」カァー






「ちょっと物を投げないでくださる!?」


「誰がするかー!!向日葵のバーーーカ//」






No.281 終わり

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2: 2014/09/07(日) 11:32:12.86
No.282:櫻子「今日は櫻子様の誕生日!」

櫻子「イチャイチャイチャイチャしたい!」

櫻子「だからといって、向日葵とイチャイチャなんかしたくねーし!」

櫻子「それに、私から要求するのは負けた気がした嫌!)

櫻子「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!」

櫻子「そうだ!今日は私の誕生日…)

櫻子「覚悟しろ向日葵!今日は徹底的に祝って貰うんだからな!」

綾乃「そ、そう…」


ガララッ


向日葵「話は聞かせてもらったわ!」

櫻子「!」

綾乃「!」


向日葵「櫻子、誕生日おめでとう」

櫻子「あ、ありがとう、向日葵」

向日葵「今年の誕生日プレゼントは、わ・た・く・し・ですわ♪」

綾乃「ふ、古谷さん…」


櫻子「それ昨年貰ったし」

綾乃「えぇ!?」

向日葵「あ、あら?」

3: 2014/09/07(日) 11:32:45.47
ギューっ



向日葵「さ、櫻子?」

櫻子「だ、だから、今年の誕生日プレゼントは『1日ずっとギュッとして』」

向日葵「え?」

櫻子「ご飯食べてる時も、お風呂入ってるときも、寝る時もずっとなんだからな!」

向日葵「ふふっ。櫻子は甘えん坊さんですわね」

櫻子「うっさい!向日葵は私のなんだから、文句言うの禁止!」

向日葵「はいはい」ナデナデ

櫻子「………えへへ」スリスリ


綾乃「∵」




No.282 終わり

4: 2014/09/07(日) 12:23:48.22
No.283:櫻子「誕生日大作戦!」

櫻子(イチャイチャイチャイチャしたい!)

櫻子(だからといって、向日葵とイチャイチャなんかしたくねーし!)

櫻子(それに、私から要求するのは負けた気がして嫌!)

櫻子「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!」

櫻子(そうだ!今日は私の誕生日…)

櫻子「覚悟しろ向日葵!今日は徹底的に祝って貰うんだからな!」


…………………………………


櫻子(と思ってたら、もう夕方…)

櫻子(というか向日葵め!私の誕生日を忘れてるな!)

櫻子(櫻子様の誕生日を!)

櫻子(…)

櫻子(まぁ、別に向日葵に祝ってほしいわけでもないし!)


櫻子「…」

櫻子「はぁ…」

向日葵「?」

5: 2014/09/07(日) 12:24:16.21
向日葵「あっ、もうこんな時間」

櫻子「もう6時…」

向日葵「ほら、私の家に行きますわよ」

櫻子「え?なんで?」

向日葵「今日はあなたの誕生日だから、吉川さん達も呼んでパーティーをするって言ったでしょ?」

櫻子「え?」

向日葵「あなた…忘れてましたの?」

櫻子「お、覚えてるし!わ、忘れてなんかねーし!」

向日葵(…まぁ、覚えているはずありませんわよね。だって、今教えたんですもの)


櫻子「やったぁー。あかりちゃん達もか~♪」

向日葵(嬉しそうですわね)


櫻子「ペコい!ほら早く行くぞ向日葵!」

向日葵「はいはい」

櫻子「プレゼントはなにかなー?ご馳走はなにかなー?」

向日葵「…」

向日葵(まぁ…たまにはこういうサプライズも、いいかもしれませんわね)


櫻子「~♪」


No.283 終わり

6: 2014/09/07(日) 12:35:17.88
No.284:櫻子「嘘発見器を買った!」

櫻子(イチャイチャイチャイチャしたい!)

櫻子(だからといって、向日葵とイチャイチャなんかしたくねーし!)

櫻子(それに、私から要求するのは負けた気がして嫌!)

櫻子「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!」

櫻子(そうだ!今日は私の誕生日…)

櫻子「覚悟しろ向日葵!今日は徹底的に祝って貰うんだからな!」


…………………………………


櫻子「というわけで嘘発見器を買っちゃいました♪」

向日葵「どういうわけですのよ…」


櫻子「…」


☆妄想中~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


櫻子「じゃあ、向日葵が装着してね」

向日葵「え?ちょっと無理矢理つけないで」

櫻子「最初の質問!あなたは『大室』向日葵である!」

向日葵「あーもうっ。はいはい。私は『大室』向日葵です」

ビーッ

櫻子「よし、嘘発見器は正常に動いてるみたいだね」

向日葵「みたいですわね」

7: 2014/09/07(日) 12:36:18.40
櫻子「じゃあ、次の質問!」

櫻子「向日葵は私とイチャイチャしたい!」

向日葵「なっ!そんなはずないでしょう!」

ビーッ

櫻子「あれー?向日葵さんは私とイチャイチャしたいんですのー?」ニヤニヤ

向日葵「なっ!故障!誰が櫻子となんか!」

ビーッ



櫻子「じゃあ、向日葵は私とチューしたい?」

向日葵「誰がするか!」

ビーッ

櫻子「あれー?向日葵さーん?」ニヤニヤ

向日葵「う、うううううう//」


向日葵「わ、わかりましたわ!本音を言いますわよ!」

櫻子「え?」

向日葵「私、すっごく櫻子とキスしたいですわ!」

向日葵「イチャイチャだって、たくさんしたい!!」

櫻子「ひ、向日葵//」カァー


向日葵「だ、ダメ?」

櫻子「べ、別にダメじゃねーし//」


ギュウウウ


向日葵「櫻子ーーー無茶苦茶にしてあげるーーーー」

櫻子「アーーー」


☆妄想終了~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



櫻子「えへへへ」

向日葵「櫻子…涎が出てますわよ」

8: 2014/09/07(日) 12:36:58.44
櫻子「じゃあ、まず向日葵からね!」

向日葵「あーもうっ。はいはい」

スチャッ


櫻子「最初の質問!あなたは『大室』向日葵である!」

向日葵「はいはい。私は『大室』向日葵です」

シーン

櫻子「…」

櫻子(あれ?嘘発見器がならない?なんで?)

向日葵(婚姻届も書いたんだし『大室』向日葵で間違いないですわ)



櫻子「つ、次の質問!」

櫻子「向日葵は私とチューしたい!」

向日葵「はい。したいですわ」

シーン

櫻子「…」

櫻子(あ、あれ!?なんでならないの!?)

櫻子(ここは…)

『ビーッ』

櫻子『あれー?向日葵さんは私とチューしたいんですのー?』ニヤニヤ

櫻子(って、なるはずなのにーーーーー!!)

向日葵(櫻子が困惑している?どうかしたのかしら?)

9: 2014/09/07(日) 12:38:20.49
向日葵「じゃあ、交代ですわね」

櫻子「え?え?」

スチャッ


向日葵「最初の質問ですわ。櫻子は向日葵の事が好きである」

櫻子「は、はぁ!?そんなことあるわけねーし!!」

ビーッ


櫻子「なっ!?」

向日葵「あら?」



向日葵「では、次ですわ。櫻子は私とキスしたいんですの?」

櫻子「ねーし!これ壊れてるし!!!」

ビーッ
ビーッ
ビーッ
ビーッ


櫻子「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ//」

ダダダダダダダ

向日葵「櫻子!?どこに行くの!?」



向日葵「行ってしまいましたわ…」

向日葵「もうっ…。せっかくの櫻子の誕生日なんだから…」

向日葵「私の初めてのキスをプレゼントしてあげてもよかったのに」

向日葵「もうっ…//」ドキドキ



No.284 終わり

16: 2014/09/07(日) 21:16:35.00
No.285:向日葵「櫻子の誕生日か…」

向日葵「はぁ…今年も憂鬱な日が来ましたわ」

向日葵「櫻子の誕生日なんて、とても嫌」

向日葵「だって、本当に偉そうにするんですもの」

向日葵「それに、誕生日プレゼントだって、真剣に選ばないと怒るんですから」

向日葵「もう本当に面倒」



ちなつ「じゃあ、私がプレゼント適当に選んであげよっか?」

向日葵「『適当』って何ですか!」クワッ

ちなつ「え?」

向日葵「櫻子の13歳という一生に一度の大切な誕生日なんですわよ!真剣に選ばないとダメですわ!」

ちなつ「ご、ごめんなさい」


あかり「それにしても誕生日プレゼント悩むよねぇ~」

ちなつ「うーん。もう中学生なんだし、大人っぽいプレゼントがいいよねー」

向日葵「大人っぽい…」

17: 2014/09/07(日) 21:17:55.67
☆妄想中~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

櫻子「ウエディングドレス!?」

向日葵「櫻子…すごく似合いますわ」

櫻子「ありがとう向日葵!一生大切にするね!」

向日葵「はいはい。頑張って大切にしてね。櫻子」


櫻子「そうだ!」

向日葵「?」

櫻子「今度の向日葵の誕生日に『ウエディングドレス』をプレゼントするね!」

向日葵「え?」

櫻子「そして、そのまま結婚式をしちゃおうよ!」

向日葵「えぇ!?」

櫻子「楽しみだな~。来年の6月」

向日葵「勝手に決めて…もうっ」

櫻子「勝手に決めちゃった~えへへ~」


☆妄想終了~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


向日葵「もうっ櫻子ったら♪結婚なんて……ふふふふ♪」

ちなつ「ツッコミどころ満載だけど…とりあえず13歳じゃ結婚できないからね」

向日葵「……………………え?」

あかり(向日葵ちゃんのすっごい笑顔が、絶望に変わっちゃったよぉ)

18: 2014/09/07(日) 21:19:19.60
あかり「そうだ!クッキーとかケーキとかを皆で作ったらどうかな?」

ちなつ「うーん。鉄板だけど…」

向日葵「クッキー…ケーキ…」

☆妄想中~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

櫻子「うまー」まくまく

向日葵「…」ドキドキ

………

櫻子「美味しかった!余は満腹じゃー」プハーッ

向日葵「…」

櫻子「あれ?向日葵?どうかした?」

向日葵「『どうかした?』じゃありませんわ!このバカ!」

櫻子「なんだと!?バカって言った方がバカなんだよ!このバーカ!」

向日葵「いいえ、私からのメッセージに気付かないあなたの方がバカですわ!」

櫻子「メッセージって何だよ!」

向日葵「あなたが食べたクッキーの形の事よ!」

櫻子「クッキー…ああ、そういえば…『あ』と『い』と『し』と『て』と『る』のクッキーがあったけど、それがどうかしたのか!?このおっOい!」

向日葵「そこまでわかって、なんで気付かないのよ!このバカーーー!!」


ギャーギャー

☆妄想終了~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


向日葵「ありえませんわね。クッキーやケーキはありえませんわ」

あかり「そうだよね。櫻子ちゃんのお姉ちゃんたちが用意するよね」

ちなつ「ううん。あかりちゃん。絶対に意味が違うと思う」

あかり「?」

19: 2014/09/07(日) 21:23:05.14
 
………


ちなつ「じゃあ、誕生日プレゼントは財布にしよっか?」

向日葵「そうですわね。あの子には早いけど、少し大人っぽい財布を」

あかり「うん、絶対に喜んでくれるよね!櫻子ちゃん」


向日葵(ふぅ…それにしても誕生日プレゼント一つで、ここまで悩ませるなんて…)

向日葵(…)

向日葵(あの子…喜んでくれるかしら?)


向日葵「ふふっ♪」

ちなつ「どうかしたの?」

向日葵「いえ、別になんでもありませんわ」

ちなつ「?」

向日葵(櫻子が喜んだ様子を考えていたら、つい頬が緩んでしまったなんて…)

向日葵(誰にも言えませんわ)


あかり「楽しみだね。櫻子ちゃんの誕生日」

ちなつ「うん。絶対にいっぱい祝おうね」

向日葵「はい♪」





No.285 終わり

20: 2014/09/07(日) 21:30:42.70
No.286:櫻子「誕生日!」

櫻子「誕生日だ!祝え!」

向日葵「はぁ!?嫌よ!」

櫻子「なんだと!このダメっぱい!」

向日葵「なんですって!?このまな板ぁ!」

ギャーギャー

綾乃「ちょっと!さっきまで仲良く誕生日パーティーをしていたのに、急にどうしたのよ!」

千歳「こんな時までケンカはあかんでー」

櫻子「え、えーと…その…」

向日葵「櫻子が誕生日プレゼントに…そのケンカしたいと…」

千歳「え?」

櫻子「その、なんか最近イチャイチャばっかり…イチャイチャなんてしてねーし!」

綾乃「え?」

櫻子「…じゃないんですけど、なんか落ちつかなくて」

向日葵「それでケンカとか…あなた頭おかしいんじゃなくて?」

櫻子「なんだと!?おかしいのはお前のおっOいだろ!このダメっぱい!」

向日葵「おっOいおっOい!うるさいですわ!この絶壁!!」

櫻子「ぜ、絶壁だとぉ!?」


ギャーギャー


千歳「…な、仲良しやねー」

綾乃「∵」



No.286 終わり

21: 2014/09/07(日) 21:40:54.28
No.287:向日葵「櫻子、お誕生日おめでとうございますわ♪」


向日葵(櫻子とイチャイチャしたい)

向日葵(わけでもないわけでもないわけでも…ないわけでも)

向日葵(やっぱり、何でもないですわ!)

向日葵(…)

向日葵(私から要求するのは、何か癪に障りますし…)

向日葵「…」

向日葵(そうですわ!今日は櫻子の誕生日!)

向日葵「待ってなさい櫻子!今日は徹底的に祝ってさしあげますわ!」


…………………………………


向日葵「櫻子!誕生日おめでとうですわ!」

櫻子「おぉ!敬え!くるしゅうないぞ」

向日葵「わかりましたわ!今日はあなたは殿様!なんで申しつけくださいませ!」

櫻子「おぉ!向日葵が…あの向日葵が…下僕に。さすが誕生日!」

向日葵「まずはお背中をお流ししますわね」

櫻子「え?まだ朝だけど?」

22: 2014/09/07(日) 21:41:54.08
向日葵「じゃ、じゃあ、朝の着替えをしましょう」ハァハァ

櫻子「いや、一人でできるし」

向日葵「じゃあ、ここでおしっこします?」

櫻子「バカにするな!トイレぐらい一人で行けるし!」

向日葵「じゃあ、私は何をすればいいのよ!断然講義しますわ!!」バンバン

櫻子「え?えーと…」


………


ちなつ「それで、向日葵ちゃんがソファ代わりになってあげてるの?」

櫻子「うん!ふかふかで気持ちいいし、お菓子も自動で口に運んでくれるんだよ!」

向日葵「ハァハァ。櫻子の匂いが…お菓子を運んだ時に、私の指まで舐めて…ハァハァ」

ちなつ「まぁ、それでいいなら別にいいんだけどね」




No.287 終わり

23: 2014/09/07(日) 22:07:16.81
No.288:ひまわり「さーちゃん、お誕生日おめでとう♪♪」


■幼少期~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さくらこ「じゃじゃーん。お母さんに誕生日プレゼント買って貰ったんだー♪」

ひまわり「わぁー♪妖怪ウォッチだぁーいいなぁさーちゃん」

さくらこ「えへへーすごいでしょー」

ひまわり「わたしも欲しいんだけど、『業者が買い占めて定価の倍以上だから』ってお母さんが買ってくれないの」

さくらこ「ていか?なにそれ?」

ひまわり「んー?わかんないー」



さくらこ「よーし、妖怪メダルセット!!」


\ジバニャン、だるいんですけど/


ひまわり「わー、ジバニャンだー。すごいなー。いいなー」

さくらこ「えへへ。すごいでしょー」

ひまわり「いいなーいいなー」

さくらこ「…」

24: 2014/09/07(日) 22:09:17.58
さくらこ「かしてあげる」

ひまわり「え?」

さくらこ「今度はひまちゃんの番ね。かしてあげるからやってみて」

ひまわり「でも、これさーちゃんのでしょ?いいの?」

さくらこ「わたしの物はひまちゃんの物!だから使っていいの!」

ひまわり「さーちゃん…ありがとう」

さくらこ「ほら、いいから、早く手につけて」

ひまわり「うん♪」


\ジバニャン、だるいんですけど/


「わーすごーい」

「ひまちゃん。一発でメダル入れたー。上手だー」

「さーちゃんが手伝ってくれたからだよー」

「じゃあ、今度は一緒にしようー」

「うん♪」

25: 2014/09/07(日) 22:10:44.00
■現在~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


向日葵「ちょっと私のプリンに何をしてくれてやりますのよ!?」

櫻子「食べてるんだよ!見ればわかるだろ!?」

向日葵「それは、わ・た・く・しのプリンでしょ!勝手に食べないで!」

櫻子「はあ?向日葵の物は私の物だからいいんだよ!」

向日葵「なんですって!?」

櫻子「なんだよ!」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

撫子「この映像でお分かり頂けただろうか?」

花子「なるほどだし」

楓「おねえちゃん達、かわいいの」



撫子「ちなみに、櫻子が言いたいのは」

花子「櫻子の物はひま姉の物。ひま姉の物は櫻子の物」

楓「全部『二人の物』という事?」




撫子「うん。簡単にいうとプロポーズの一種だね」

櫻子「そんなわけねーし!」

向日葵「ですわ!ですわ!」


撫子「顔真っ赤にさせて、微妙にニヤけながら言われても説得力がないよ」

櫻子「なっ//」

向日葵「うっ//」


「なんで、顔真っ赤にさせてんだよ!このバーカ!」

「あなただって真っ赤ですわよ!バカーーーーー!」




No.288 終わり

26: 2014/09/07(日) 22:48:13.15
No.289:向日葵「櫻子、お誕生日おめでとうございますわ」

向日葵(櫻子とイチャイチャしたい)

向日葵(わけでもないわけでもないわけでも…ないわけでも)

向日葵(やっぱり、何でもないですわ!)

向日葵(…)

向日葵(私から要求するのは、何か癪に障りますし…)

向日葵「…」

向日葵(そうですわ!今日は櫻子の誕生日!)

向日葵「待ってなさい櫻子!今日は徹底的に祝ってさしあげますわ!」


…………………………………


向日葵「櫻子、お誕生日おめでとうございますわ」

櫻子「おぉー祝え祝え。なんか今日、あまり祝われてない気がするし」

向日葵「クッキーを焼いてきましたの」

櫻子「クッキー!クッキー!」

向日葵(ふふふふっ。作戦その①『あーん』大作戦!)

向日葵(さあ、『あーん』して食べさせてあげますわ!)

向日葵「ふふふふふ。って、あれ?クッキーが無い?」

櫻子「美味かった」ゲフー

向日葵「そ、そう…」

27: 2014/09/07(日) 22:48:59.40
■作戦その②

向日葵(その②『勉強』大作戦!)

向日葵(宿題を教える!その時は密室!ドキドキ間違いなしですわ!)

向日葵(さあ、覚悟しなさい櫻子!)


櫻子「え?今週は宿題なかったでしょ?夏休みあけだし」

向日葵「先生ーーーー!なんて事をーーーー!!!」

28: 2014/09/07(日) 22:53:51.26
■作戦その③

向日葵(…)

向日葵(…………)

向日葵(何も考えてませんでしたわ)

櫻子「向日葵ーマリカしようぜ!マリカー」

向日葵「え?」

櫻子「ふふふふ。歳納先輩と練習したから、もう向日葵には負けないからね!」

向日葵「はぁ~。あなたが多少特訓したところで私に勝てるはずないでしょ?」

櫻子「ふんっ!笑っていられるのも今のうちだからな!覚悟しろ向日葵!」

向日葵「はいはい。適当に倒してあげますわ!」

櫻子「ぐぬぬぬぬぬ」

29: 2014/09/07(日) 22:54:49.22
 
………


櫻子「ぐぬぬぬぬぬ」

向日葵「私の勝ちですわね」

櫻子「うっさい!ギリギリのくせに!今度は負けないからね!」

向日葵「ええ、かかってきなさい。櫻子!」


向日葵(…イチャイチャか…)

向日葵「…」

櫻子「やったぁー。今度は私の勝ちーイェーイ♪」

向日葵(ふふっ。私達にはこっちの方が楽しいみたいですわね♪)

櫻子「…」ジー

向日葵「な、なによ」ビクッ


櫻子「負けたくせに嬉しそう…なんかムカつく」

向日葵「ええ。あなたの弱点を見つけましたの」

ポチポチ

向日葵「このコースなら私が勝てますわ」

櫻子「あっ、そのコースは私の苦手の!?」


向日葵「一部のコースだけ特訓しても総合で勝てないとダメなんですわよ?」

櫻子「うっ」

向日葵「今日はそれを思い知らせてやりますわ」

櫻子「うっさいうっさいうっさい!絶対に負けないんだからな!」

向日葵「ふふふふ。私だって負けませんわ!」


「私が絶対に勝つんだからね!」

「いいえ、勝つのは私ですわ!」



No.289 終わり

30: 2014/09/07(日) 23:09:26.67
No.290:向日葵「誕生日おめでとう。櫻子」


向日葵「ケーキが焼けましたわ」

結衣「料理の準備も大丈夫だよ」

あかり「お部屋の飾り付けも出来たよぉ~」

ちなつ「誕生日プレゼントの準備もオッケーです!」

京子「二年生組の誕生日プレゼントの準備もオッケー!」

綾乃「クラッカーの準備も準備万端バングラデシュよ!」

千歳「配膳もオッケーやでー」

松本「…」

西垣「私達のプレゼントの準備も大丈夫だそうだ」


向日葵「では、櫻子を呼んできますわ」







「もーっ。なんだよ!櫻子様を呼びだすとは何様だ!あのおっOいは!!」



\パーンパーン/

\パーンパーン/



「ハッピバースデー トゥーユー」

「ハッピバースデー ディア さくらこー」

「ハッピバースデー トゥーユー」




「櫻子(ちゃん)誕生日おめでとーーー♪」


「おぉーーー!みんなーありがとうーーーー♪」




       終わり

31: 2014/09/07(日) 23:10:24.20
これにて終わりになります。
読んでくれてありがとうございました!
また機会があったらよろしくお願いします!

32: 2014/09/07(日) 23:58:43.16
さくひま乙です!
ギリギリ誕生日おめでとう!

33: 2014/09/07(日) 23:59:21.71
すごい良かった!

引用元: 櫻子「さくひま、ひまさく短篇集」向日葵「誕生日ですわ!!」