1: 2013/01/25(金) 01:54:32.73
 ―――第零日目―――

菜々(テレビの向こうにいる女の子たちはキラキラしていて)

菜々(小さいころの私はその輝きに憧れた)

菜々(子供のころに見た夢は色あせることなく)

菜々(青春も、その先も、全てを捧げて)

菜々(今、私は、アイドルをしている)

菜々(スポットライトを浴びて輝く私)

菜々(まるで夢みたいな日々)

菜々(心身共に充実していた)

菜々(そんな私に転機が訪れる)

菜々(それは―――)

菜々「アイドルですが、仕事から帰ったらアパートが全焼していました」

菜々「……あ。規制とけてる」

3: 2013/01/25(金) 01:57:04.95
 ―――第一日目・朝―――

P「ずいぶん眠そうですね……。やっぱり昨日は大変だったでしょう、安部さん」

菜々(一晩中2chしてたなんていえません……)

P「それで、仮住居のアテはあるんですか?」

菜々「いえ、いまのところ……。実家を頼れればいいんですが、ちょっと遠くて」

P「熊本でしたっけ?」

菜々「ええそう―――ウサミン星! ウサミン星です!!」

P「はいはい、ウサミン星(熊本)ですね」

菜々「違うんです! 違うんですよプロデューサーさぁん!」

P「闇に飲まれよ!」

菜々「ほんなこつせんでって! 怒るばいたー!(本当にやめてください! 怒りますよ!)」

P「……ごめんなさい安部さん、調子のりました」

菜々「わかってくれればいいんです……」

P「……さて、しかし、どうしましょう。事務所の方で手配しましょうか?」

菜々「そうしていただけると助かります……。一応こっちにも同級生とか知り合いが何人かいるんですが、その、やっぱり頼るのは抵抗がありまして」

5: 2013/01/25(金) 02:00:01.82
P「安部さん、今をときめくアイドルですからね」

菜々「いえ、そういうことではなくてですね。……みんな子持ちの既婚者なんですよ」

P「あー……」

菜々「……そろそろレッスンの時間でしたっけ」

P「そうですね。その間に仮住居のことをちひろさんと相談してみます」

菜々「はい、お願いします。それじゃあ行ってきますね」

P「……火事、か。災難だったけど安部さん自身には怪我も何もなかったのは不幸中の幸いかな」

 たたたっ

蘭子「懐かしき調べ(故郷の言葉が聞こえました!)」

P「おお。煩わしい太陽だな、蘭子」

蘭子「煩わしい太陽ね(おはようございます!)」

P「テンションあがってるとこ悪いけど、熊本から新しいアイドルが来たわけじゃないぞ」

蘭子「……ざんねんです」

8: 2013/01/25(金) 02:03:02.58
 ―――第一日目・昼―――

ちひろ「プロデューサーさんの家でいいんじゃないですか?」

P「いやいやいや万が一があったら!」

ちひろ「あるんですか?」

P「いや、それはその」

ちひろ「プロデューサーさんはアイドルに手を出しちゃうんですか?」

P「出しません!」

早苗「その話、詳しく聞かせてもらえないかしら」

P「」

ちひろ「プロデューサーさんがアイドルと同棲するって話ですよ」

早苗「とりあえずワッパね!」

P「待ってくださいおまわりさん!」

早苗「待てと言われてためらう警察はいないわ! 大体、プロデューサーくんは誰をたらしこんで家に連れ込むつもりなのよ!」

ちひろ「誰だと思います?」

早苗「それはもう薫ちゃんとか仁奈ちゃんとか」

10: 2013/01/25(金) 02:06:13.38
P「そんな小さな子を自宅に連れ込む男に見えますか俺!?」

早苗「見えるわねぇ」

P「そんな!?」

早苗「それで、誰をたぶらかしたの? 返答しだいじゃ本当にワッパかけて署に突き出し――」

ちひろ「菜々さんですよ」

早苗「え?」

ちひろ「菜々さんですよ」

早苗「…………そう、だったの」

P「早苗さんが手錠を片付けている!? ゆ、許された!?」

早苗「菜々さんはそろそろ幸せになってもいいと思うのよ……」

ちひろ「ですよねぇ。私も心配になっちゃって」

早苗「プロデューサーくん。菜々さんを泣かせちゃダメよ。そのときは本当にタイホだから覚悟しておいてね」

P「安部さんの名前を出したとたんこの扱い……涙で前が見えないや……」

12: 2013/01/25(金) 02:09:02.31
 ―――第一日目・夜―――

菜々(そういうわけで、プロデューサーさんの家で寝泊りすることになりました)

菜々(ちょっと緊張します)

P「六畳一間のせまっ苦しいボロアパートなんで窮屈な思いをさせてしまうかもしれませんが」がちゃっ

菜々「い、いえいえ! 雨風と寒さをしのげるだけで十分ですよぉ! おじゃましまーす!」

P「ボロいんで寒さはしのげないかもしれません……」

菜々「悲しいですねー……。でも、でもですね! やっぱり安心しますよ」

P「そうですか?」

菜々「はい! 菜々のアパートも六畳一間でしたしね!」

P「……」

菜々「あ……」

P「ウサミン星(六畳一間)ですか……」

菜々「な、なしー! ノーカンです今のなしです忘れてくーだーさーいー!」

P「あ、そんな騒ぐと」

 どんっ!

15: 2013/01/25(金) 02:12:02.01
菜々「ひうっ!? な、なんなんですか今のぉ……」

P「壁薄いんで、あんまりうるさいと叩かれるんですよ」

菜々「お隣さん怖いんですかぁ……?」

P「犬みたいな人ですね」

菜々「わ、わんちゃんみたいな人ですか? それならむしろかわいらしいんじゃ……」

P「組の……ね」

菜々「ひいぅぅぅぅ!?」

P「なんで、できるだけ静かにしてくださいね」

菜々「わ、わかりましたぁ」

P「ちなみに、逆隣には黒服サングラスの強面お兄さんが住んでいます」

菜々「ひぅぅぅぅぅ~!?」

P「そして上の階には広島で会った読モが住んでいます。今は元がつくらしいですが」

菜々「ひぃぃぃぃぃぃ……って、そこはそんなに驚くところじゃないですね」

P「あれ、覚えてないんですか? 安部さんも会っているはずなんですが」

菜々「広島……読モ……」

16: 2013/01/25(金) 02:15:06.90
 ―――ふぅん。プロデューサーさんは今担当しているアイドルたちを育てるので手いっぱい、なんですかぁ。

菜々「………」

 ―――それじゃあその方が消えれば一枠……いえ、なんでもないですよぉ。

菜々「ひぅぅぅぅぅぅぅ!? いやぁあああああっ!!」

 どんっ!

菜々「ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」

P(愉快な人だ。やっぱり芸人枠もいけるか……? いやでもしかし、それならスカイダイビング以上のインパクトが必要か。そうなると宇宙しか……)

菜々「ふぇぇ……」

P(ウサミン星(月面)……いける!)

菜々「ぷ、ぷろでゅーさーさぁん! 菜々、菜々、無事にやっていけるんでしょうかぁ……」

P「大丈夫ですよ、安部さん」

菜々「ほ、ほんとうですかぁ!?」

P「発射台まではちゃんとついていきますんで」

菜々「何の話ですかぁっ!?」


菜々(こうして、プロデューサーさんとの同棲生活が始まったのでした)

18: 2013/01/25(金) 02:18:01.87
 ―――第二日目・夜―――

菜々「はぁ……。なんだか今日は疲れました」

菜々(巴ちゃんと桃華ちゃんには、なぜか一日中睨まれていましたし)

P「……すいません。安部さんの基礎体力を考えてスケジュールを組むべきでしたね。俺のミスです」

菜々「プロデューサーさぁん? 今、菜々のことをさりげなくお年寄り扱いしませんでしたかぁ?」

P「ソンナコトハナイデスヨ」

菜々「もう、白々しい! 菜々は17歳なんですからね! そこのところはしっか―――」

 どんっ!

菜々「ひぃぅっ!?」

P「ははは、安部さんは面白い人だなぁ」

菜々「うぅぅ~……。その安部さんってのもやめてくださいよぉ。菜々って呼んでくださいっていつも言ってるじゃないですか!」

P「いえ、やはり年上を名前で、しかも呼び捨てにするのは……」

菜々「だーかーらー! 菜々は17歳な―――」

 どんどんどんっ!

菜々「ひぃぅっ!? ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!?」

19: 2013/01/25(金) 02:21:05.44
P「ははは、安部さんは面白い人だなぁ」

菜々「プロデューサーさんはいじわるです……とってもいじわるです……」

P「アイドルとプロデューサーがあまり距離感をつめるものでもないでしょう」

菜々「それはそうですけど……」

P「俺だって我慢しているんですよ? ちょっとでも自制心を壊してしまえば―――」ずいっ

菜々「ふぇっ!? ぷ、ぷろでゅーさーさん近」

P「菜々のこと、無理やりお嫁さんにしてしまいそうなんだ」

菜々「っっっっ~~~~~~!?」

P「なーんてちょっと頭悪すぎま……安部さん、どこへ行くんですか!? 外は寒いですよ! 身体に堪えますよ!!」



菜々(……あんな乙女ゲーみたいなセリフを言われる日が来るなんて思いませんでした)

22: 2013/01/25(金) 02:24:08.43
 ―――第三日目・昼――ー

早苗「最近の菜々さん、楽しそうですね」

菜々「ふぁっ!? そ、そそそ、そう見えますか?」

早苗「ええ。やっぱり家に一人じゃないってのが効いてるんですかね♪」

菜々「いやあのえっとそれはその!」

早苗「プロデューサーくん、家ではどうなんですか? やさしくしてくれてます? それとも……はげしく? きゃー♪」

菜々「は、はげしくって!? そ、そういう仲じゃないですしそんなことしてませんし!」

早苗「えー。つまんないなー」

菜々「面白がらないのっ! っていうか17歳の菜々に不純異性交遊をほのめかす発言はダメですよおまわりさん!」

早苗「17歳……? ああ、そういえばそんな設定でしたね」

菜々「設定とか言わないでくださいよぉっ!?」

早苗「いや、でも……」

菜々「やめてぇっ! お肌をじっと見つめながら年齢について考えないでぇっ!!」

早苗「ふふふ。菜々さんがんばってるもんね」

菜々「菜々は、菜々はいつだって努力友情勝利ですよぉっ!」

23: 2013/01/25(金) 02:27:02.18
早苗「ええ、本当にがんばってますよね。……アンチエイジング」

瑞樹「わかるわ!」

菜々「…………」

早苗「…………」

瑞樹「…………」



 ―――第三日目・夜―――

P「―――っていうわけで、明日のオーディションにはついていくことができないんです」

菜々「プロデューサーさんはお一人で何人も見てますもんね。しょうがないです」

P「すいません、本当はついていきたかったんですが……」

菜々「ふふふ、大丈夫ですよ。菜々なら一人でも平気です!」

P「おお、さすがウサミン星人!」

菜々「ピピッ! ピピピッ! ウサミンパワーでなんでも解決だよぉっ!」

25: 2013/01/25(金) 02:30:02.48
P「きゃー! アナベベちゃんポンコツー!」

菜々「にゃうーん! って、これじゃあウサギじゃないですよぉっ!?」

 どんっ!

菜々「ひぃぅっ!」

P「いや、こんな感じのやりとりも慣れてきましたねぇ」

菜々「お隣さんの壁叩くタイミングが良すぎるんですが、まさかこの部屋を監視してたりとか……」

P「はは、そんなまさか」

菜々「で、ですよね」

P(…………俺がそう信じていたいだけ、ということは伏せておこう)

P(お隣さんは巴の、逆隣さんは桃華の、親御さんに会ったときに取り巻きにいた人に似てるんだよなぁ)

菜々「それじゃあ、寝ましょうか」

P「そうですね」

 かちっ

27: 2013/01/25(金) 02:33:03.34
菜々(……六畳一間の狭い部屋に、二人)

菜々(背中合わせで眠る私たち)

菜々(くっついているわけじゃないから、けっして身体が温かくなるわけじゃない)

菜々(これがアイドルとプロデューサーの距離感)

菜々(けど……肌が触れ合わずとも……)


 ―――第四日目・昼―――

菜々(私はまだ駆け出しアイドルです)

菜々(オーディションを勝ち抜いて番組への出場権を得なくてはなりません)

菜々(今までも小さなオーディションは突破していました)

菜々(今回もなんてことはない、特に冒険したわけでもない、そんなオーディションでした)

菜々(でも……)



司会「今回見事番組への出場権を勝ち取ったのは、天海春香さんと如月千早さんです!」



菜々(私は、負けてしまいました……)

28: 2013/01/25(金) 02:36:02.42
 ―――第四日目・夜―――

菜々(精一杯やりました)

菜々(不調、は感じませんでした。むしろ、絶好調でした)

菜々(それでも私は負けてしまいました)

菜々(番組の出場権を得てスポットライトを浴びた二人はきらきら輝いていて)

菜々(……まだ、とても若い女の子で)

菜々(私よりも、ずっと、ずっと、輝いていて)

菜々(気がついたときには家にいました)

菜々(その家は、もちろんプロデューサーさんの部屋ではなくて)

菜々(夢を追って上京してからずっと住んでいた、今は全て灰になってしまったぼろぼろのアパートの焼け跡です)

菜々(……入居した当時、ここには私と似たような境遇の人がたくさんいて)

菜々(でも一年が経ち、二年が経ち……五年経ち、十年経ち)

菜々(みんな、いなくなってしまいました)

菜々(残されたのは、かっこ悪く夢にしがみ続けてようやくその欠片に手を掛けた私だけ)

30: 2013/01/25(金) 02:39:06.77
菜々(……悔しさと悲しさと、夢への道が開けたときの喜び)

菜々(その全てを知るこの場所は灰になってしまって)

菜々(冬の冷たい風が巻き上げた灰に乗って、私の夢も吹き飛んでしまったような……そんな、気がしました)



 ―――第四日目・深夜―――

P「おかえりなさい、安部さん」

菜々「……起きていたんですか? 明日も早いんですから寝ていても」

P「まだ安部さんと夕飯を食べていませんからね。お腹がすいていると寝られないんです」

菜々「それなら先に食べていても」

P「だって、一人で食べても寂しいじゃないですか。安部さんと暮らしていて人と食べるご飯のおいしさを思い出しましたよ」

菜々「それは……菜々も、そうですけど……」

P「少し待っていてくださいね。料理を温めなおします」

菜々「……あの、プロデューサーさん」

P「なんですか?」

菜々「ごめんなさい。オーディション、負けてしまいました」

32: 2013/01/25(金) 02:42:02.35
P「謝ることじゃありませんよ。勝負事なんです、そういうときもあります」

菜々「でも! でも、菜々は……っ!」

P「俺は知っています。あなたがずっと夢を追い続けていること、そのためにとっても努力していることを」

菜々「……でも、実らない努力なんて、叶わない夢なんて」

P「意味はない、ですか?」

菜々「……はい」

P「あなたが諦めたらそうなってしまうでしょうね。……ここで諦めますか?」

菜々「それは……」

P「諦めてもいいんですよ?」

菜々「……あ、あはは。こんな後戻りできないところまできちゃった女がたった一つ追いかけてたものを諦めたら、何になればいいんですか」

P「俺の奥さんになりましょう!」

菜々「からかうのはよしてください」

P「ふられてしまいました」

菜々「だ・か・ら・っ・! 第一、こんな料理もできない片付けられない掃除ができない女をお嫁にしてどうなるっていうんですか!」

P「俺が幸せになりますよ?」

36: 2013/01/25(金) 02:45:08.18
菜々「だーかーらー……」

P「あはははははははは!」

菜々「ああもうどうすれば!?」

P「アイドルを続けましょう!」

菜々「ふぇっ!? ……それは、その」

P「やっぱりやめますか?」

菜々「……やめません。菜々は夢を捨てられません」

P「その意気です。やっぱり、アイドル活動が安部さんの幸せですもんね」

菜々「あーうー……ふりまわされてるぅー……」

P「年下もいいものでしょう?」

菜々「だから菜々は17歳ですぅーっ! 年下は菜々であって、プロデューサーさんが年上さんですぅー!」

P「それじゃあ、年上らしく振る舞いましょうか」

 ぎゅっ

菜々「え、え? ちょ、ちょちょちょ、ちょっと、プロデューサーさん!? 急になんですかぁっ!?」

P「菜々」

38: 2013/01/25(金) 02:48:14.44
菜々「うっひゃぁっ!?」

P「がんばってる君が好きだ」

菜々「は、はひ……。あ、ありがとうございます!?」

P「絶対に、菜々をトップアイドルに――幸せに、してみせる!」

菜々「あ……。―――はいっ!」



 ―――第?日目―――

菜々(……あれからどれくらいの時間が経ったのでしょう)

菜々(プロデューサーさんとトップアイドルを目指す日々)

菜々(レッスンを受けて、オーディションを突破して、テレビに出て、知名度を上げて)

菜々(プロデューサーさんとの仲を週刊誌に怪しまれたり、実年齢をカミングアウトしたり、色々ありましたが)

菜々(私は今、とってもきらきらしている場所にいます)

菜々(たくさんのファンの前で歌って、踊って)

菜々(いつか私が見た夢を子供たちにも見せていられたらいいな、って)

菜々(そんなことを思いながら、今日も元気にお仕事をしています)

40: 2013/01/25(金) 02:51:19.33
菜々「ただいまーっ!」

P「おかえりなさい」

菜々「えへー。出迎えてくれる人がいるっていいですねー♪」

P「一緒に帰宅しておいて出迎えも何もない気はしますけどね」

菜々「いいんですよぉ。気分の問題です! ハピハピすればキラリンです☆」

 どん(隣から)どんっ(逆隣から)どんっ!(天井から)

菜々「ひぃっ!?」

P「きらりのセリフをパクったからバチがあたったんですね、きっと」

菜々「ふぇぇ、ごめんなさいぃぃぃ……

P「しかしですね、安部さん」

菜々「なんでしょう?」

P「いつになったら住む場所を見つけるんですか?」

菜々「?」

P「不思議そうな顔をしないでくださいっ!」

菜々「いいじゃないですか。菜々、ここ、好きですよ!」

42: 2013/01/25(金) 02:54:06.35
P「こんなくそ狭い六畳一間のどこがっ!」

菜々「狭い分あったかいんです♪」

P「うーあーうー……」

菜々「それとも。プロデューサーさん、菜々のこと捨てちゃうんですか……?」

P「そういうんではなくっ! そろそろ俺の理性が持たないという話がですねっ!」

菜々「ああ、そういうことですか。それなら何の問題もありませんよー」

P「問題大有りですっ!」

44: 2013/01/25(金) 02:57:05.06
菜々「そんなことありませんー♪ ……菜々はもう、プロデューサーさんならいつでもオッケーなんですよ?」

P「…………」

菜々「なんていうのは冗談で、そうですね一人暮らしは寂しいですがやっぱりそろそろ」

P「いただきます」

菜々「あ、ちょ、ま、待ってくださいプロデューサーさぁんっ!」

P「ウサミン星人め! ウサミン星人め!! だらしない身体しやがって!!」

菜々「ふやぁっ!? そこ、そこはだめですっ。菜々初めてなんです優しくして―――っ」



 ―――えへへ、これはおかあさんになっちゃいますねぇ♪




菜々(いろいろありましたが)

菜々(私は、幸せです)



 おわり

45: 2013/01/25(金) 02:58:27.64
ウサミン星の人口増加待ったなし!

46: 2013/01/25(金) 02:59:23.78
おっかしいな。俺、PaPのはずなんだけどな……
深夜帯にお付き合いありがとうございました
ウサミン可愛いよウサミン

47: 2013/01/25(金) 02:59:47.42

あべななさんじゅうななさいはかわいい

48: 2013/01/25(金) 03:01:04.47

天井から包丁が落ちてきそう

引用元: モバP「ウサミン星人の侵略」