1: 2045/01/11(日) 01:18:48.01
真美「んー……むにゃむにゃ……」


チュン……チュンチュン……


真美「ん……んぅ……」

真美「…………んぁ、朝かぁ……」

真美「ふぁぁ……ねむいなぁ……二度寝しちゃおっかなぁ……」ゴロン

雪歩「すぅ……すぅ……」

真美「うにゃああっ!? ゆ、ゆきぴょん!? なんで真美のベッドに……」

真美「……っていうかなんで裸なの!? 意味わかんないよ!!」

雪歩「うううん……あ……真美ちゃん、おはよー……私、朝ごはん作らなきゃ……」モゾモゾ

真美「もう!! そんなノンキなこと言ってる場合じゃないっしょ!!」ユッサユッサ

雪歩「ぽええええ!! い、いきなりどうしたの真美ちゃぁん!!」

3: 2045/01/11(日) 01:25:29.17
真美「なんなのさーこの状況は! なんでゆきぴょんが真美の隣に裸で寝てんの!!」

雪歩「私だけじゃなくて、真美ちゃんも裸じゃない」

真美「え……? あ、ホントじゃん、ゆきぴょんのことで動揺しすぎて気付かなかったっぽい……」

真美「って、そんな細かいことはいいの!! 真美はなんでこうなったか知りたいの!!」

雪歩「え……真美ちゃん、ゆうべのこと覚えてないの?」

真美「ゆうべ? うーん……覚えてないかも……」

雪歩「ひ、ひどい……真美ちゃんから誘ってきたのに……」

真美「えっ、えーっ……? そ、そうだったの?」

雪歩「すごく情熱的で……私、真美ちゃんにだったら抱かれてもいいかな、って……」

真美「ちょ、ちょっと待ったぁ!」

4: 2045/01/11(日) 01:35:40.23
真美「ゆきぴょん、抱かれるって……そっ、そういうアレだよね……?」

雪歩「どういうアレ?」

真美「あっ、アレだよ、わかるっしょ……その、エOチいやつ……」

雪歩「ふふ、真美ちゃんのおませさん」

真美「う……うるさいうるさい!! っていうか、今はそういうのいいから!!」

雪歩「わかったよ、それでなんの話だっけ?」

真美「あのさ……真美たちもそういうアレ、したの?」

雪歩「もちろん、ガッツリしたよ?」

真美「うあああぁぁ!! そっ、そんなのウソだぁー!!」

雪歩「う、ウソじゃないよぉ……」

5: 2045/01/11(日) 01:44:44.16
真美「真美がそんなことするわけないもん……しかもゆきぴょんと……」

雪歩「うぅ、ひどいよ真美ちゃん……ゆうべはあんなに激しかったのに……」

真美「はっ、激しかった……?」

雪歩「それはもう、真美ちゃんの攻めで私ヒイヒイ言わされっぱなしだったもん」

真美「……わかった、これ夢だ……もう一回寝て起きたら普通の朝がくるんだ」

雪歩「げ、現実逃避しないで」

真美「……」

雪歩「ほら、私たち愛し合ってるでしょ? いつかはまたこういうことも経験するんだし……ね?」

真美「……」

7: 2045/01/11(日) 01:56:49.84
真美「まってゆきぴょん……ちょっと冷静に状況を整理したいんだけどさ」

雪歩「? う、うん」

真美「ゆきぴょんってさ、真美のことどう思ってる?」

雪歩「え、なんか改めて聞かれると照れちゃうよぉ……えへへ」

真美「ねえ、どう思ってる?」

雪歩「わ、私の……大切な人、かな…………はっ、恥ずかしい……」テレテレ

真美「そ、そう……」

真美(なんか真美の知らない間にものすごく親密な関係になっちゃってる……これ、まさかりかついだ金太郎状態ってやつだよ……)

9: 2045/01/11(日) 02:03:17.70
真美「もしかして真美、ヘンな箱とか開けて30年くらい未来に飛ばされちゃったのかな……」

雪歩「そ、そんなこと起きてないよ……30年経ってたら私なんか既におばちゃんだし」

真美「だよね……そもそもなんで真美、ゆうべのことも覚えてないんだろ」

雪歩「うーん……あっ、そういえば真美ちゃん、昨日ウイスキーボンボン食べてたでしょ」

真美「あー、それはなんか覚えてる……いおりんの海外旅行のお土産だっけ」

雪歩「美味しい美味しいってたくさん食べてたから、酔っぱらっちゃったのかもしれないね」

真美「……あっ……」

雪歩「……?」

10: 2045/01/11(日) 02:10:54.25
~~回想~~

真美『いやーいおりんも気が利くよねー、やっぱお土産は食べ物に限るっしょ!』モグモグ

雪歩『真美ちゃん、あんまり食べすぎちゃダメだよ……』

真美『へーきへーき、ゆきぴょんももっと食べなよー、あっははは!』

雪歩『わ、私はこれ以上は……』

真美『んー? なんなら真美が食べさせてあげよっかー?』

雪歩『ちょ、ちょっと真美ちゃん……!?』

真美『えへへ、えへへへへ……あーんして、ゆきぴょーん』

雪歩『え、えっと、えっと……あーん……』

真美『んーっ!』チュッ

雪歩『んふぅ!?!?』

真美『ゆきぴょんのファーストキッスもーらい! あっははは!』

雪歩『ま、真美ちゃん……』ドキドキ

12: 2045/01/11(日) 02:22:44.97
真美『ゆきぴょん、もっかいチューしよ? ね?』

雪歩『……う、うん』

真美『えへへ! そんじゃ、次はゆきぴょんからして?』

雪歩『えええっ、わ、私から!?』

真美『んー……』

雪歩『ん、んーっ……』チュッ

真美『んふっ!』ガバッ

雪歩『んんん!?!?』

真美『んっ、ちゅぱっ、れろっ……』

雪歩『ふぁっ、ああんっ……』

真美『……ぷはっ! んっふっふ、ビックリしたっしょ? 真美だってもうオトナだから、オトナのキスだってできちゃうんだよ!』

雪歩『……うん、ビックリした……それになんだか、すっごくドキドキするよぉ……』

13: 2045/01/11(日) 02:32:44.45
真美『ねっ、ねっ、もっとチューしよ? いいっしょゆきぴょん!』

雪歩『わ、私は……でも……』

真美『……ダメなの? 真美、ゆきぴょんのこと大好きなのに……』

雪歩『……えっ』ドキッ

真美『大好きだからチューしたいんだよっ! ゆきぴょんは真美のこと、どう思ってるの?』

雪歩『え、えっと、私は……』

真美『……』

雪歩『……なんだか真美ちゃんと一緒にいるとドキドキするし……私も、真美ちゃんのこと、もしかしたら好きなのかも……』

真美『むー! そんな炒めきらない態度じゃやだよ!』

雪歩『に、煮えきらないっていうことだよね……ご、ごめんね真美ちゃん、私は正直いってまだハッキリ好きだって言えない……』

真美『……いーもん、それなら真美がゆきぴょんに好きだって言わせてやるもん!』

雪歩『!……真美ちゃん……』ドキドキ

真美『んっふっふ……トクベツ激しいの覚悟しときなよ、ゆきぴょん? んふふふふふ』

14: 2045/01/11(日) 02:40:26.95
真美(全部思い出しちゃったよ……これはマズイっしょ……)

真美(ここまでその気にさせといて全部酔った勢いでやっただけで本心じゃなかったーとか言ったらすぐさま黒服の人たちにさらわれて東京湾に沈められそうだよぉ……)

雪歩「思い出した? 真美ちゃん」

真美「え、う、うん、まあね」

雪歩「よかったぁ……じゃあ、私たちの愛の営みも思い出してくれたんだね」

真美「そ……それなんだけどじつは

雪歩「ねえ真美ちゃん……私からも聞いておきたいんだけど、真美ちゃんは私のことどう思ってる?」

真美「えっ」

雪歩「えへへ、改めて聞くまでもないかもしれないけど……真美ちゃんの気持ち、もう一回聞きたくって……」

真美「え、えーっと……真美は、そのぉ……」

15: 2045/01/11(日) 02:53:06.92
真美「…………ごめん!」

雪歩「……え?」

真美「……その、悪いんだけどさ……ゆうべのは全部、酔った勢いでやっちゃったことで……」

真美「だ、だから、なんていうか、アレなんだけど……本心じゃないっていうか」

雪歩「…………」

真美「ほ、ホントにごめんっ! 酔ってたとはいえ、むりやりあんなことしちゃって……」

雪歩「ひどい……」

真美「うっ」

雪歩「ひどいよ真美ちゃん……私のこと大好きって言ってくれたのに……うううっ」

真美「ご、ごめん……サイテーだよね……」

真美(黒服の人、出てこないでよー! おねがいだよー!)

16: 2045/01/11(日) 02:56:31.00
雪歩「ふええぇん……私のことなんて遊びだったんだ……」

真美「……」

雪歩「……ううっ、ううううっ、ぐすっ」

真美「……ごめんね」

雪歩「うっ、ううっ……真美ちゃぁん……」

真美「……」

雪歩「責任は……取ってもらうからね……ううっ」

真美「えっ」

18: 2045/01/11(日) 03:02:25.61
雪歩「あんなことしたんだから……私のこと、好きって言ってくれなきゃ……」

真美「い、言わなきゃ……?」

雪歩「……このことをお父さんに

真美「ゆきぴょん! 真美ね、ゆきぴょんのこと大好き!」

雪歩「本当? うれしい……!」

真美「う、うん、さっきのはちょっとしたアレ、照れ隠しみたいなやつで……ホントはゆきぴょんのこと愛してる」

雪歩「真美ちゃん……私も、真美ちゃんのこと愛してるよ」

真美「え、えへへ……」

19: 2045/01/11(日) 03:24:01.02
雪歩「ねえ、真美ちゃん……私、もう我慢できない」

真美「え、なにが……?」

雪歩「ゆうべはゆうべで良かったんだけど……真美ちゃんが途中で寝ちゃうから、物足りなくなっちゃって」

真美「……」

雪歩「ねえ真美ちゃん……今度は私からしてあげるから、ゆうべの続きしよう?」

真美「……わ、わかった……やさしくしてね」

雪歩「えへへ、もちろんだよ! 私が年上としてしっかりリードしてあげるからね」

真美「うん……おねがい……」

真美(ど、どうしよう、断れなくってOKしちゃったけど……攻められるの初めてだし……)

雪歩「ふふ……」

真美(とっ、とにかくなんとかなるっしょ! どうせゆきぴょんの攻めなんてヘタレだろうし、いいとこで攻守逆転して……!)

20: 2045/01/11(日) 03:39:19.36
~~~~

雪歩「ふふふ、真美ちゃんはいい声で鳴いてくれるね」

真美「あっ♡あああんっ、いいよぉっ!!」

雪歩「ここがいいのかな?」クリッ

真美「ああああっ!! そこっ♡きもちいいっ、ああんっ♡」

真美「ひゃっ、やだぁ♡やめちゃやだ、もっと、もっとぉ!」

雪歩「ねえ、真美ちゃん……もう一度聞くけど、私のことどう思ってる?」

真美「んっ……すきぃ、だいすき……まみ、もうゆきぴょんがいないと生きてけないよぉ……」

雪歩「私もだよ、真美ちゃん!」グチュグチュ

真美「ああっ♡ひゃあああああっ!! あっ、あんっ♡あああああっ!!」

真美(ゆきぴょんのテクすごすぎだよぉ!! これじゃ本当に……)

真美「あっ♡ああんっ、ああっ♡またぁ、またいっちゃ、いっちゃううう!!!」ビクンッビクンッ

雪歩「えへへ! 私たち、これからずーっと一緒だよ……真美ちゃん♪」



21: 2045/01/11(日) 03:44:41.15
ハッピーエンド

22: 2045/01/11(日) 03:49:55.28
ありがとうございました

23: 2045/01/11(日) 04:24:55.68

こんな時間になんて素晴らしいものを

引用元: 真美「あ、朝チュン?」雪歩「えへへ」