1: 2016/01/11(月) 14:39:52.82 ID:hn9K95390


ガチャッ


P「ただいまー、出張から帰ったぞー、二日振りの事務所だー」シャカシャカ


P「ふんふ〜ん」シャカシャカ


P「おっ、ただいま貴音、お土産買ってきたぞー」スタスタ


P「ふんふ〜ん」シャカシャカ


P「ふぅ……疲れたぁ、みんなへのお土産が特に重かったなぁ」シャカシャカ


P(それにしても、本当いい曲だよな、真美のめっちゃホリディは)シャカシャカ


P(さて、ウォークマンはここまでにして……)スポッ


P「貴音、お土産買ってきたぞ!はい、遠慮なく食べていいからな」ぽんっ


P「いやぁ〜、長旅は疲れたよ、新幹線は人が多くて多くて……」


P「あっ、そろそろ千早がゲスト出演したバラエティ番組がある時間だな」


P「貴音、こっち来て一緒に見……」


貴音「…………………」


P「…………………」


貴音「…………………」


P「…………た、貴音?」


P(……な、なんだ?何であんなに押し黙ってるんだ?)

3: 2016/01/11(月) 14:48:07.29

P(俺が置いたお土産見つめながら、じーっと静かに座ってる……)


P(な、何か、怒ってるのか?貴音?お土産が不満だったのか?)


貴音「…………………」


貴音「…………………」チラッ


P「……!」


P(こ、こっち向いた!)


貴音「……………」


貴音「……………」すくっ


貴音「……………」とてとて……


貴音「……………」すとんっ


貴音「…………………」


P(隣に座った……)


P「……た、貴音?あの、どうしたんだ?」


P「何か怒ってるのか?」


5: 2016/01/11(月) 14:59:50.64

貴音「…………………」


貴音「…………………」ぴとっ


P「!?」ビクッ


P(よ、寄り添ってきた!?)


貴音「…………………」すりすり


P「ど……どうした?貴音?」


貴音「…………………」すりすり


P(なんなんだ……どういう状況なんだ今?どうすればいいんだ?)


貴音「…………………」すりすり……


貴音「…………………」ぴたっ


P(あ……止まった)


貴音「…………………」


貴音「…………………」じー


P(……な、なんか、今度は俺を見つめて来たぞ)


6: 2016/01/11(月) 15:08:25.27

貴音「…………………」スッ


P「?」


P(頭を近付けてきたぞ)


貴音「…………………」じー


P「……え、え?」


P(なんだ?なんなんだ?本当訳わからん)


貴音「…………………」


貴音「にゃあ」


P「!!?」


P(にゃ……にゃあ!?)


P(猫……ネコになってるつもりなのか!?)


P(ど、どういう事だ……?何を目的に貴音はこんな事……?)


貴音「…………………」じー


P(……何かを求めるように、俺を見つめて来る)



7: 2016/01/11(月) 15:15:03.45


P(頭を近づけたんだから……やっぽり)


P「…………………」なでなで


貴音「…………………」


貴音「………ふふふっ///」にこっ


P(ど、どうやら、ビンゴらしい……)なでなで


貴音「…………………」ぴとっ


P(あ、また寄って来た)なでなで


貴音「あなた様……///」すりすり


P「た、貴音、どうしたんだ?まるでお前……その……」ピタッ


貴音「…………むぅ」とんとんっ


P「あ、あぁ、ごめんごめん」なでなで


貴音「……………///」すりすり


P(………完全に猫になってるな)なでなで



9: 2016/01/11(月) 15:21:33.76

P(……と、いう事は、もしかして)スッ


P(新聞紙とか結ぶ時のビニール紐を、手頃サイズに千切って……)ビッ


P(……………)ヒラヒラ


貴音「!!」ぴこんっ


貴音「…………………」


貴音「……………」シャッシャッ


P(おぉ……やっぱり、猫じゃらしで遊ぶ猫の如く……)


貴音「……………」シャッシャッ


P(……………)ヒラヒラヒラヒラ…


貴音「む、むぅ………」シャッシャッ


P(……ちょっと、楽しくなって来た)ヒラヒラ


貴音「…………………」ぴたっ


P(あ、動きが止まった)


貴音「…………………」ごろんっ


P「お、おぉっ」


P(俺の足を膝枕に、寝転がった……)


11: 2016/01/11(月) 15:25:43.38
食費のかかる可愛いネコだなぁ

13: 2016/01/11(月) 15:28:14.98

P(気まぐれなところが、ますます猫だな……)


貴音「…………………」じー


P「?」


貴音「…………………」じー


P「……え、な、なに?」


P(……はっ!!)


P(猫が膝の上で寝転んで、何かを待つこのシチュエーション……)


P(……間違いない、どこかを撫でて欲しいんだ)


P(と、なると……今撫でるべき身体部位といえば)


P(……お、お腹、か?)


P(いやいや、いくら貴音が猫の真似してるからって、女性のそんな所を……というか、雌?)


貴音「…………………」じー


P(めちゃくちゃ、つぶらな眼差しで見てくる……期待してるんだろうか)



14: 2016/01/11(月) 15:36:45.60

貴音「………あなた様」


P「ん、ん?」


貴音「……どうか」


貴音「………どうか、私のお好きな所を……なでなで、して下さいまし……///」


P「!!」


P(…………………)


P(……えぇい、俺も男だ!)


P「よ、よし……なでなで、するからな……」ドキドキ


貴音「…………///」どきどき













ガチャッ


真美「おひめちーーーーん!」


亜美「猫缶買ってきたよーん!」



15: 2016/01/11(月) 15:44:47.13

P・貴音「!!!」ビクッ!


貴音「っ!っ!」あたふた、あたふた


貴音「……………」さっ!


P(おぉ……ちゃんとした姿勢で座り直した……)


真美「ひびきんに厳選してオススメされた猫缶だYO!食べたいでしょ、おひめち……」ピタッ


真美「……あ、に、兄ちゃん……」


真美「あちゃ〜……まずい事になっちゃったYO……」


亜美「どったの、真美?……あっ」ピタッ


亜美「に、兄ちゃん……今日、出張から帰ってたんだ……あはは」


真美「お、おかえり〜、あはは……」


P「………………」


P「猫缶?猫缶ってなんの事なんだ?」


17: 2016/01/11(月) 15:51:54.63


亜美「え?あ、こ、これは、事務所に来る猫にあげよっかなーって……」


P「お姫ちん、ってちゃんと言ってたろ」


真美「あぅっ……」ドキッ


P「……どういう事なんだ?」


P「なんで貴音に、猫缶なんてやろうとしたんだ?」


真美「そ、それは〜……」


貴音「あ、あなた様、それは私が猫に見えるからであって、双海亜美、双海真美は私の為に……」


P「貴音、確かに猫の真似はしていたが、本当にお前は猫じゃないんだから……」


貴音「!!」


貴音「あ、あなた様!」


P「ん?」


貴音「私の言葉が通じているのですか!?」


P「………通じるも何も、最初から通じてるよ」


貴音「なんと!」


18: 2016/01/11(月) 15:59:12.01

貴音「……はっ!あ、あの、今の私の姿は、あなた様にはどう見えていますか?」


P「いつも通り、艶美で美麗な貴音だよ。猫じゃなくて、人間だ」


貴音「………では、先程した行為を……人の姿で……」


P「そ、そうだが……」


貴音「…………」


貴音「…………///」かあぁぁ……


P「わ、わかってやってたんじゃないのか?」


真美「え、え?何なに!?お姫ちん、兄ちゃんと何してたの!?」


亜美「兄ちゃんは、お姫ちんと何してたの!?」


P「ま、待て待て」


P「質問される前に、俺の方が質問したい事が沢山ある」





19: 2016/01/11(月) 16:07:42.35





ガチャッ


響「貴音ー!さっきの続きで、もっとなでなでさせて欲し……」


響「……って、うぎゃあぁ!!プロデューサー!?」


響「きょ、今日帰ってくる日だったっけ……」


P「……どうやら、お前も関わってる様だな」


P「3人とも、ちゃんと一から説明するんだ」


響「あ、あははは……」


真美「い、いひひひ……」


亜美「う、うふふふ……」


貴音「………なんたる恥かしい行為を……私は……///」かあぁぁ……





ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー



21: 2016/01/11(月) 16:16:19.28


ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー





数十分前


貴音「やはり、雪歩程美味な茶は中々作れませんね」ずずず……


ガチャッ


亜美「ふんふ〜ん」トテトテ


真美「らんら〜ん」トテトテ


貴音「おや、亜美、真美、おはようございます」


亜美「あっ……お姫ち〜ん!」トテトテ


真美「えいっ」ポンッ


真美「おはよ〜、良い子良い子」なでなで


貴音「……はて?」


貴音「頭を撫で回して……これは何なのですか?」


真美「あっ、亜美亜美〜!今日はお姫ちんが、よくニャーニャー鳴いてるYO!」なでなで


貴音「にゃ、にゃあ……?何の事ですか?真美?」



22: 2016/01/11(月) 16:24:45.41


貴音「まるで、私が猫の様に……聞いておられるのですか?」


亜美「本当だね、亜美も肉球触ろっと!」プニプニ


貴音「に、にくきゅう……?」


貴音「亜美、私の手にいくら触れても肉球などありは……」


亜美「いやぁ〜、相変わらずお姫ちんの肉球、ちょー気持ちYO!!」モミモミ


貴音「なんと!?」


貴音「わ、私に肉球は無いはずです!どこをどう見ても、普通の手で……」


真美「今日はお姫ちん、よくニャーニャー鳴くね〜」なでなで


亜美「他に毛むくじゃらな所もなでなでしよっと!」なでなで


貴音「……な、なんと」


貴音「私にはいつも通りの四条貴音と思うのですが……」


貴音「世間は、私を猫として捉えているのでしょうか……」


貴音「なんと、面妖な……」


真美「…………………」ニヤニヤなでなで


亜美「…………………」ニヤニヤなでなで


貴音(……いえ、待つのです)


貴音(もしかすると、これは双海亜美、双海真美の罠かもしれません)


貴音(2人が私を猫だと錯覚させる為の罠……そうとも考えられます)


23: 2016/01/11(月) 16:29:55.53

貴音(ふふふ……私は安易に騙されたりは致しませんよ)



ガチャッ


響「はいさーい!みんなぁ!」


貴音「!!」


亜美「あっ、ひびきん……」なでなで


貴音「響、おはようございます」


貴音(ふふふ……響ならば、私を猫として見ないはず……)


響「あ!亜美と真美、貴音をなでなでしてる!」


響「ずるいぞ!自分もねこ吉以外のネコをなでなでしたかったんだ!自分もなでるぞ!」


響「ほら、良い子だな〜貴音は!後で猫缶買ってやるからな!」なでなで


貴音「!!?」


貴音「ひ、響も私を猫と仰るのですか!?」


響「貴音、今日はよくニャーニャー鳴くね」なでなで


真美「でしょ〜?」なでなで


貴音「……な、なんと」


貴音「私は……自分では気付けませんが、本当に猫になっているのですか……」


貴音「面妖な……」


亜美「………………」ニヤニヤなでなで


真美「………………」ニヤニヤなでなで


響「ぷぷっ………」ニヤニヤなでなで



24: 2016/01/11(月) 16:35:34.92

響「じゃあ、早速猫缶買ってくるね」スクッ


亜美「あ、亜美も行く!」


真美「近くにペットショップあるから丁度いいね、行こ行こ!」



ガチャッ


バタンッ



貴音「………」


貴音「私は今……他の方からは猫に見えているのですね……」


貴音「……面妖にゃ」








亜美「………………」


真美「………………」


響「………………」


響「ふふっ……」


亜美・真美「「いぇ〜い!イタズラ大成功!!」」


響「あははは!貴音、本当にネコになったって思ってるぞ!」


亜美「こんなに上手くいくとは思わなかったYO!昨日LINEで打ち合わせしといてよかったね!」



25: 2016/01/11(月) 16:43:04.49


真美「猫缶買った後、猫じゃらしとか、鰹節あげてみよっか!」


響「貴音、どんな反応するかな……楽しみ!」


亜美「とりあえず、猫缶買うって言ったから買ってこよっか」


響「あ、本当に貴音にはあげないんだし、ねこ吉にあげるから後で頂戴ね!」


真美「ペットショップに突撃!お姫の晩御飯〜!」タタタ……









P「ふんふ〜ん、やっと事務所に着いたな」シャカシャカ


P「ウォークマン買っといて本当よかった、付属品の無線イヤホンも使い勝手いいし」シャカシャカ


P「さてと……ただいま〜」シャカシャカ


ガチャッ


貴音「!!」


貴音「あ、あなた様……おかえりなさいませ」


P「出張から帰ったぞー、二日振りの事務所だー」シャカシャカ


P「ふんふ〜ん」シャカシャカ


26: 2016/01/11(月) 16:49:58.01


貴音「あの……あなた様」


貴音「あなた様も、私が猫に見えますでしょうか……?」


貴音「この声も、ただの猫の鳴き声として耳に入ってるのですか……?」


P「おっ、ただいま貴音、お土産買ってきたぞー」スタスタ


P「ふんふ〜ん」シャカシャカ


貴音「あ、あなた様……」


貴音(いつもは声をかければ、目を見て話を聞いてくれというのに)


貴音(今は見向きもせず、自分のデスクに向かってしまいました……)


貴音(猫の鳴き声だと見なし、反応しないのですね……)


貴音(……寂しい、です)しゅん


P「ふぅ……疲れたぁ、みんなへのお土産が特に重かったなぁ」シャカシャカ


P(それにしても、本当いい曲だよな、真美のめっちゃホリディは)シャカシャカ


P(さて、ウォークマンはここまでにして……)スポッ


P「貴音、お土産買ってきたぞ!はい、遠慮なく食べていいからな」ぽんっ


貴音(お土産……?)


『海のおみやげ:魚型クッキー集』


貴音(な、なんと……)



27: 2016/01/11(月) 16:58:28.71


P「いやぁ〜、長旅は疲れたよ、新幹線は人が多くて多くて……」


P「あっ、そろそろ千早がゲスト出演したバラエティ番組がある時間だな」


P「貴音、こっち来て一緒に見……」


貴音(……やはり、あなた様も、私が猫に見えているのですね)


P「…………………」


貴音(人と動物の関係とは、なんと寂しく離離たるしい物なのでしょう)


貴音(会話もまともに出来ず、伝えたい気持ちを伝えるにも手段がない)


貴音(別々の世界に住んでいる生き物の様に感じます)


貴音(……しかし、落ち込んでばかりいてはいけません、四条貴音)


P「…………た、貴音?」


貴音(猫になった今だからこそ、出来ることもあるはずです)


P(……な、なんだ?何であんなに押し黙ってるんだ?)


P(俺が置いたお土産見つめながら、じーっと静かに座ってる……)


P(な、何か、怒ってるのか?貴音?お土産が不満だったのか?)


28: 2016/01/11(月) 17:05:13.68

貴音(猫といえば……人懐こい、甘えん坊な猫も居ますね)


貴音(……ならば、それに乗じで……私も、あの方に……)


貴音「…………………」チラッ


P「……!」


P(こ、こっち向いた!)


貴音(……そう考えると、これは好機のはず)


貴音(猫になった今を利用し、伝えるのです)


貴音(奥に秘めていた、このあなた様への気持ちを………猫の行動で!)すくっ






ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー


29: 2016/01/11(月) 17:12:31.43

ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー





響「うぅ……プロデューサーに説教されちゃったぞ……」


亜美「兄ちゃん、なだめるように説教するから、罪悪感がグッと来るんだよね……」


真美「あれ、お姫ちんと兄ちゃんは?」


響「恥かし過ぎて、社長室にこもった貴音を励ましに行ってるぞ」













P「貴音、入るぞー」コンコン


ガチャッ


貴音「………………」


30: 2016/01/11(月) 17:20:08.98

P「その……心中お察し申し上げるというか……」


P「もう、誰も気にしてないからさ、本当」


P「3人とも反省したし、お前の行動もイタズラのせいであってだな……」


P「だから、そう社長椅子の上で体育座りしなくても……」


貴音「………………」


P「その、さ……」


P「俺は可愛かったと思うよ」


貴音「………!」



31: 2016/01/11(月) 17:25:39.33

P「いつも大人みたいな悠々たる態度を取ってる貴音が」


P「子猫の様に甘えてきたんだ」


P「普段見せない分、貴音の可愛い部分が引き立ったと言うか……」


P「本当にそんな猫がいたら、一緒に住みたくなるというか……」


P「………あ、こんな事言われたら、もっと恥ずかしくなるよな」


P「ご、ごめん、そんな気分にさせるつもりはなくて俺はだな……」


貴音「………………」


貴音「………ふふっ」にこっ


貴音「あなた様は……いつも私達の事を、本当に、大切に想ってくださってるのですね」


貴音「心より感謝致します……私は果報者です」


P「貴音……」


P「俺だって、貴音みたいな心身ともに魅力的な子をプロデュース出来て幸せだよ」


貴音「……それを聞いて、安堵致しました」


貴音「……あなた様?」


P「ん?」


貴音「今宵、今日は月が満月に変わる日でしたね」


32: 2016/01/11(月) 17:33:53.05

P「え?……あ、あぁ、確かそうだったな」


貴音「………では、あなた様」すくっ


貴音「………………」すたすた


P「…………?」


ガチャッ


貴音「……今宵、夜は」


貴音「共に楽しみましょう」


バタンッ


P「…………」


P「……共に楽しむ?どういう事だ?」


P「貴音と今夜何か約束してた訳じゃないし……」


P「……何の事なんだ?」






ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー


34: 2016/01/11(月) 17:43:54.69

ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー



P「う〜ん……」スタスタ


P「あの後、貴音に聞いても、笑顔ではぐらかして来たし……」スタスタ


P「結局、もう夜になったし、俺も皆も帰路に着いてるしな……」スタスタ


P「わからん……貴音の言った事は、一体なんの事だったんだ?」スタスタ


P「……さて、家に着いたな」


P「……そういえば、貴音は満月がどうとか言ってたよな」


P「折角だし、今夜は月を眺ながら晩酌でもしようかな」









「にゃあ」


P「ん?」クルッ


P「……猫?」



35: 2016/01/11(月) 17:50:14.07

P「近所の人のペットか?いや、でも首輪してないし……」


P「じゃあ、野良猫かな?」


「にゃあ」ぺしぺし


P「ん?なんだ?足叩いてきて」


「……にゃあ」すりすり


P「…………」


P「ははは、どうしたんだ?初めて会ったってのに甘えてきて?」


P「まるで、今日の貴音みたいだな」


P「……そういえば、毛も長くて銀色だし、容姿も似てるな」


「にゃあ」すりすり


P「……そうだ、丁度晩酌相手が欲しかったんだ」


P「うちで、一緒に飯でも食うか?」


「にゃあ」すりすり


P「そうかそうか、ここで会ったのも何かの縁かもしれんしな」なでなで



37: 2016/01/11(月) 17:58:17.43


「…………」とんとん


P「ん?何だ?抱っこして欲しいのか?」


「にゃあ」とんとん


P「わかったわかった、よっと」グイッ


「にゃあ」すりすり


P「ははは、くすぐったいぞ」


P「甘えん坊な奴だな……気分もいいし、今夜は十分に甘えさせてやるぞ」


「にゃあ」


「………にゃあ」すりすり














39: 2016/01/11(月) 19:18:21.31
乙です

引用元: P「貴猫」