1: 2009/09/04(金) 00:18:38.79
紬「ギョウザもつけなきゃ?」
澪「やだ!」
律「唯がいないと?」
澪「やだよ・・・」
律「すごい拒否反応だな、おい」
唯「(えっ?)」
澪「やだ!」
律「唯がいないと?」
澪「やだよ・・・」
律「すごい拒否反応だな、おい」
唯「(えっ?)」
4: 2009/09/04(金) 00:24:35.47
唯「(澪ちゃん、まさか・・・)」
唯「(ううん、そんなわけないよね。女の子同士だし)」
唯「(女の子を好きだなんて、私だけでいいよ・・・)」
唯「(こんな、叶わない恋なんて・・・)」
澪「っていうか、唯、歌!」
唯「えっ、あっ、歌詞忘れたっ・・・」
澪「っ・・・なんでなんだろう、気になる夜・・・♪」
唯「あ、あ・・・(澪ちゃん、ごめん)」
唯「(ううん、そんなわけないよね。女の子同士だし)」
唯「(女の子を好きだなんて、私だけでいいよ・・・)」
唯「(こんな、叶わない恋なんて・・・)」
澪「っていうか、唯、歌!」
唯「えっ、あっ、歌詞忘れたっ・・・」
澪「っ・・・なんでなんだろう、気になる夜・・・♪」
唯「あ、あ・・・(澪ちゃん、ごめん)」
6: 2009/09/04(金) 00:32:30.77
澪「もう、歌詞忘れるなんてどうしたんだよ、唯」
唯「ごめん、ギターに夢中になっちゃって(澪ちゃんのこと考えてたなんて言えない・・・)」
律「まあ、何事もなかったからいいんじゃないか?」
紬「そうね、新入部員も入ったし」
澪「こんなんで明日から大丈夫なのか・・・?」
律「大丈夫だって。今までどおりの私たちでいいんだよ」
澪「少しは練習もしろよ・・・」
律「まあ、いいじゃん。じゃあ、私と澪はこっちだから。じゃなー」
紬「ええ、また明日」
唯「ごめん、ギターに夢中になっちゃって(澪ちゃんのこと考えてたなんて言えない・・・)」
律「まあ、何事もなかったからいいんじゃないか?」
紬「そうね、新入部員も入ったし」
澪「こんなんで明日から大丈夫なのか・・・?」
律「大丈夫だって。今までどおりの私たちでいいんだよ」
澪「少しは練習もしろよ・・・」
律「まあ、いいじゃん。じゃあ、私と澪はこっちだから。じゃなー」
紬「ええ、また明日」
8: 2009/09/04(金) 00:37:45.66
律「なあ、澪、今日のあれって本心なんだろ?」
律「・・・大丈夫だよ、私は応援してるから」
澪「・・・女の子同士だよ?変じゃない?」
律「変じゃないよ。真っ直ぐに人を好きになれるのって素敵だと思うよ」
澪「・・・ほんとに?」
律「ほんとに。」
澪「・・・ありがと」
律「だからがんばれよ、澪?」
澪「・・・うん」
律「でも、澪がムギのこと好きじゃなくてよかった」ボソッ
澪「えっ?なんか言った?」
律「なーんも。」
律「・・・大丈夫だよ、私は応援してるから」
澪「・・・女の子同士だよ?変じゃない?」
律「変じゃないよ。真っ直ぐに人を好きになれるのって素敵だと思うよ」
澪「・・・ほんとに?」
律「ほんとに。」
澪「・・・ありがと」
律「だからがんばれよ、澪?」
澪「・・・うん」
律「でも、澪がムギのこと好きじゃなくてよかった」ボソッ
澪「えっ?なんか言った?」
律「なーんも。」
11: 2009/09/04(金) 00:43:32.68
唯「ただいまー」
憂「お姉ちゃん、おかえり。今日のライブ、すっごくよかったよ!」
唯「ほんと!?憂ありがと~」ギュ
憂「もう、お姉ちゃんったら。誰か、入部希望の子いた?」
唯「うん。一人だけどね。明日から一緒にお茶するんだぁ」
憂「・・・練習はしなくていいの?」
唯「あ、お茶が終わったらするよ・・・多分」
憂「クスッ、ご飯できてるから、食べよ?」
唯「わぁ、お腹すいてたんだぁ。ありがとう、憂」
憂「へへっ、お姉ちゃんが喜んでくれるなら私なんでもするよ」
憂「お姉ちゃん、おかえり。今日のライブ、すっごくよかったよ!」
唯「ほんと!?憂ありがと~」ギュ
憂「もう、お姉ちゃんったら。誰か、入部希望の子いた?」
唯「うん。一人だけどね。明日から一緒にお茶するんだぁ」
憂「・・・練習はしなくていいの?」
唯「あ、お茶が終わったらするよ・・・多分」
憂「クスッ、ご飯できてるから、食べよ?」
唯「わぁ、お腹すいてたんだぁ。ありがとう、憂」
憂「へへっ、お姉ちゃんが喜んでくれるなら私なんでもするよ」
14: 2009/09/04(金) 00:53:50.79
唯「ごちそうさまぁ。憂の手料理はいつ食べても美味しいねぇ」
憂「ありがと//」
唯「・・・ねぇ憂、相談したいことがあるんだけど・・・」
憂「なぁに?お姉ちゃん」
唯「女の子を好きになるのっておかしなことかな?」
憂「え・・・そりゃ、好きな人じゃないと一緒に遊んだりはしないんじゃ・・・」
唯「・・・違うよ。恋愛感情として好きになっちゃったんだよ」
憂「お姉ちゃん・・・」
唯「・・・やっぱり、おかしなことなのかな?」
憂「そんなことないよ。おかしくなんかない」
唯「憂・・・」
憂「ありがと//」
唯「・・・ねぇ憂、相談したいことがあるんだけど・・・」
憂「なぁに?お姉ちゃん」
唯「女の子を好きになるのっておかしなことかな?」
憂「え・・・そりゃ、好きな人じゃないと一緒に遊んだりはしないんじゃ・・・」
唯「・・・違うよ。恋愛感情として好きになっちゃったんだよ」
憂「お姉ちゃん・・・」
唯「・・・やっぱり、おかしなことなのかな?」
憂「そんなことないよ。おかしくなんかない」
唯「憂・・・」
13: 2009/09/04(金) 00:50:03.21
憂「お姉ちゃん、その人と一緒にいたいんでしょ?」
唯「うん・・・」
憂「その人の喜んでる顔をずっと見ていたいんでしょ?」
唯「うん・・・」
憂「その人のことが頭から離れないんでしょ?」
唯「うん・・・」
憂「だったら、おかしなことなんかない。その人も気持ちを分かってくれるはずだよ?」
唯「ういぃ・・・」
憂「だからがんばって?私応援するから」
唯「ありがと・・・」
憂「それで、好きになったのってどんな人?」ワクワク
唯「・・・へっ?」
唯「うん・・・」
憂「その人の喜んでる顔をずっと見ていたいんでしょ?」
唯「うん・・・」
憂「その人のことが頭から離れないんでしょ?」
唯「うん・・・」
憂「だったら、おかしなことなんかない。その人も気持ちを分かってくれるはずだよ?」
唯「ういぃ・・・」
憂「だからがんばって?私応援するから」
唯「ありがと・・・」
憂「それで、好きになったのってどんな人?」ワクワク
唯「・・・へっ?」
15: 2009/09/04(金) 00:54:39.46
げ、順番間違えて投下とか・・・
>>14→>>13の順なんだ。すまない。
>>14→>>13の順なんだ。すまない。
20: 2009/09/04(金) 01:01:56.57
憂「だから、お姉ちゃんが好きになった人。」
唯「そんなの恥ずかしくて言えないよぉ//」
憂「どんな人かだけでいいからさぁ、教えてよ」
唯「えっと、同じ学校に通ってる黒い髪のストレートの娘で、恥かしがりやさんなんだ」
憂「うん、それでそれで?」
唯「それで、左利きで、ベースをやっててかっこいいんだぁ//」
憂「・・・もしかして、澪さん?」
唯「っ・・・なんでわかったの!?もしかしてエスパー?」
憂「いや、そこまで言われたらいくらなんでも・・・」
唯「そんなの恥ずかしくて言えないよぉ//」
憂「どんな人かだけでいいからさぁ、教えてよ」
唯「えっと、同じ学校に通ってる黒い髪のストレートの娘で、恥かしがりやさんなんだ」
憂「うん、それでそれで?」
唯「それで、左利きで、ベースをやっててかっこいいんだぁ//」
憂「・・・もしかして、澪さん?」
唯「っ・・・なんでわかったの!?もしかしてエスパー?」
憂「いや、そこまで言われたらいくらなんでも・・・」
21: 2009/09/04(金) 01:09:33.20
憂「それで、澪さんが好きなんだ?」
唯「うん・・・いつからなのかはわかんないんだけど、いつも澪ちゃんが頭の中に浮かんできて」
唯「澪ちゃんを見る度に胸がドキドキして、止まらなくなっちゃう」
唯「しかも今日カクカクシカジカなこともあって・・・ねぇ憂、どうしたらいいのかな?」
唯「胸が苦しくて、もう耐えられないよ・・・」
憂「お姉ちゃん、もう、告白するしかないよ」
唯「え、展開早くない?」
憂「でも、こんなに辛そうなお姉ちゃん見ていられないもん。今までずっとこんな気持ちでいたのなら尚更!」
唯「憂・・・」
憂「だからがんばって。お姉ちゃん」
唯「・・・うん、私がんばるよ!」
憂「(澪さん、お姉ちゃんにふさわしい人・・・だよね?)」
唯「うん・・・いつからなのかはわかんないんだけど、いつも澪ちゃんが頭の中に浮かんできて」
唯「澪ちゃんを見る度に胸がドキドキして、止まらなくなっちゃう」
唯「しかも今日カクカクシカジカなこともあって・・・ねぇ憂、どうしたらいいのかな?」
唯「胸が苦しくて、もう耐えられないよ・・・」
憂「お姉ちゃん、もう、告白するしかないよ」
唯「え、展開早くない?」
憂「でも、こんなに辛そうなお姉ちゃん見ていられないもん。今までずっとこんな気持ちでいたのなら尚更!」
唯「憂・・・」
憂「だからがんばって。お姉ちゃん」
唯「・・・うん、私がんばるよ!」
憂「(澪さん、お姉ちゃんにふさわしい人・・・だよね?)」
24: 2009/09/04(金) 01:17:56.22
澪「くしゅっ・・・」
律「お、誰か澪の噂してるんじゃない?唯とか」
澪「ばっ///変なこというなよ//」
律「わりぃわりぃ。で、これからどうするか、だよなぁ」
澪「ああ・・・でも、もし唯に変な目で見られたらやだし、やっぱりこのままで・・・」
律「そんなんじゃ、澪ずっと苦しいままじゃないか!」
澪「そう、だけど、唯に嫌われるくらいなら今のままの方が・・・」
律「だから、嫌われないで想いを伝える方法を考えてるんだろ?」
澪「ないよ・・・そんなの、無理だよ・・・」
律「もう、澪は諦めるの早すぎだぞ!」
律「お、誰か澪の噂してるんじゃない?唯とか」
澪「ばっ///変なこというなよ//」
律「わりぃわりぃ。で、これからどうするか、だよなぁ」
澪「ああ・・・でも、もし唯に変な目で見られたらやだし、やっぱりこのままで・・・」
律「そんなんじゃ、澪ずっと苦しいままじゃないか!」
澪「そう、だけど、唯に嫌われるくらいなら今のままの方が・・・」
律「だから、嫌われないで想いを伝える方法を考えてるんだろ?」
澪「ないよ・・・そんなの、無理だよ・・・」
律「もう、澪は諦めるの早すぎだぞ!」
27: 2009/09/04(金) 01:25:34.85
澪「これだけずっと考えてるのに、アイディアなんにもでないじゃないか」
律「真っ直ぐに想いを伝える、って、アイディア出しただろ?」
澪「それはやだ!もし唯に変な目で見られたら・・・」
律「大丈夫だよ。唯がそんなことするわけないだろ」
澪「わかんないよ・・・もし唯に嫌われたら・・・」
律「その現実を受け止めるしかないだろ」
澪「やだ・・・嫌われたくないよ・・・」
律「嫌なことだって受け止める覚悟がないと、先になんて進めないぞ?」
澪「やだ」
律「唯はずっと澪の気持ちを知らないままなんだぞ?」
澪「やだ・・・」
律「じゃあ、どうするんだよ」
律「真っ直ぐに想いを伝える、って、アイディア出しただろ?」
澪「それはやだ!もし唯に変な目で見られたら・・・」
律「大丈夫だよ。唯がそんなことするわけないだろ」
澪「わかんないよ・・・もし唯に嫌われたら・・・」
律「その現実を受け止めるしかないだろ」
澪「やだ・・・嫌われたくないよ・・・」
律「嫌なことだって受け止める覚悟がないと、先になんて進めないぞ?」
澪「やだ」
律「唯はずっと澪の気持ちを知らないままなんだぞ?」
澪「やだ・・・」
律「じゃあ、どうするんだよ」
30: 2009/09/04(金) 01:38:01.46
澪「やだ・・・」
律「おい澪!」
澪「やだ・・・」
律「っ・・・いい加減にしろ!」
澪「やだ・・・」
律「私は帰るからな。ちゃんと勇気出して告白しないと、後悔するのは澪なんだからな!」バタン
澪「やだ・・・やだよぉ・・・唯に嫌われたくないよ・・・」グスッ
澪「やだよ・・・誰か・・・助けて・・・」ヒグッ
♪Please don't say "You are lazy" だって本当はcrazy♪
澪「メール・・・唯からだ!」
律「おい澪!」
澪「やだ・・・」
律「っ・・・いい加減にしろ!」
澪「やだ・・・」
律「私は帰るからな。ちゃんと勇気出して告白しないと、後悔するのは澪なんだからな!」バタン
澪「やだ・・・やだよぉ・・・唯に嫌われたくないよ・・・」グスッ
澪「やだよ・・・誰か・・・助けて・・・」ヒグッ
♪Please don't say "You are lazy" だって本当はcrazy♪
澪「メール・・・唯からだ!」
32: 2009/09/04(金) 01:46:18.96
唯『澪ちゃん、今日は新勧ライブおつかれさま☆途中で歌詞忘れちゃってゴメンネ・・・』
唯『次は歌詞忘れないように気をつけるよ。でも、入部希望者来てくれたから、まぁいっか』
唯『今日はあの後すぐ帰っちゃったけど、どんなコなのか楽しみだね。早く一緒にお茶したいな』
唯『明日なんだけど・・・もし時間があったら部活が終わった後二人でお話できないかな?』
唯『どうしても二人きりで話したいことがあるんだ。』
澪「二人きり・・・か・・・」
澪「(告白するにはチャンスだけど・・・でも・・・怖いよ・・・)」
澪「(でも、唯から誘ってくれたから・・・大丈夫かな・・・)」
澪「(大丈夫・・・だよね。神様、一度だけでいいから奇跡の時間をください・・・)」
唯『次は歌詞忘れないように気をつけるよ。でも、入部希望者来てくれたから、まぁいっか』
唯『今日はあの後すぐ帰っちゃったけど、どんなコなのか楽しみだね。早く一緒にお茶したいな』
唯『明日なんだけど・・・もし時間があったら部活が終わった後二人でお話できないかな?』
唯『どうしても二人きりで話したいことがあるんだ。』
澪「二人きり・・・か・・・」
澪「(告白するにはチャンスだけど・・・でも・・・怖いよ・・・)」
澪「(でも、唯から誘ってくれたから・・・大丈夫かな・・・)」
澪「(大丈夫・・・だよね。神様、一度だけでいいから奇跡の時間をください・・・)」
34: 2009/09/04(金) 01:51:05.79
翌日
紬「お名前はなんていうの?」
梓「あ、中野です」
律「パートは何やってんの?」
梓「あ、えと・・・」
唯「好きな食べ物は?」
梓「あ・・・」
律「中学校どこだった?」
澪「落ち着けお前ら」
紬「お名前はなんていうの?」
梓「あ、中野です」
律「パートは何やってんの?」
梓「あ、えと・・・」
唯「好きな食べ物は?」
梓「あ・・・」
律「中学校どこだった?」
澪「落ち着けお前ら」
38: 2009/09/04(金) 01:58:56.44
梓「私、もう一度唯先輩のギターが聞きたいです」
唯「ライブのせいでギックリ腰になったからまた今度ね」
律「苦しい・・・」
紬「そういえば、梓ちゃんはどうして軽音部に入ろうと思ったの?」
梓「新歓ライブの唯先輩の演奏を聞いて感動したんです」
律「お~、よかったなぁ、唯」ニヤニヤ
梓「それで、唯先輩に一目惚れしました!好きです!付き合ってください!」
唯「えっ?」
律「なっ・・・」
紬「まあ///」
澪「っ・・・」ダッ
律「あ、おい!澪!」
唯「ライブのせいでギックリ腰になったからまた今度ね」
律「苦しい・・・」
紬「そういえば、梓ちゃんはどうして軽音部に入ろうと思ったの?」
梓「新歓ライブの唯先輩の演奏を聞いて感動したんです」
律「お~、よかったなぁ、唯」ニヤニヤ
梓「それで、唯先輩に一目惚れしました!好きです!付き合ってください!」
唯「えっ?」
律「なっ・・・」
紬「まあ///」
澪「っ・・・」ダッ
律「あ、おい!澪!」
42: 2009/09/04(金) 02:08:29.19
澪「(っ・・・唯が他のコに取られちゃうよ・・・私まだ何もしてないのに)」ダダッ
澪「(勇気出して告白するつもりだったけど、あんなギターが上手いコにはかなわないよ)」ダダッ
澪「(パートだって一緒だし、小柄で可愛いしっ・・・)」ドンッ
澪「いったぁ・・・ごめんなさい。大丈夫ですか?」
憂「イタタ・・・あれ、澪さん?」
澪「憂ちゃん・・・ごめん、大丈夫?」
憂「私は大丈夫ですけど、どうかしたんですか?澪さんが廊下を走るなんて・・・」
澪「べ、別に何もないよ。ただ、なんとなく走っただけだから・・・」
憂「じゃあ、なんで目が真っ赤になってるんですか?」
澪「これは・・・その・・・」
憂「事情、話してもらえませんか?」
澪「(勇気出して告白するつもりだったけど、あんなギターが上手いコにはかなわないよ)」ダダッ
澪「(パートだって一緒だし、小柄で可愛いしっ・・・)」ドンッ
澪「いったぁ・・・ごめんなさい。大丈夫ですか?」
憂「イタタ・・・あれ、澪さん?」
澪「憂ちゃん・・・ごめん、大丈夫?」
憂「私は大丈夫ですけど、どうかしたんですか?澪さんが廊下を走るなんて・・・」
澪「べ、別に何もないよ。ただ、なんとなく走っただけだから・・・」
憂「じゃあ、なんで目が真っ赤になってるんですか?」
澪「これは・・・その・・・」
憂「事情、話してもらえませんか?」
46: 2009/09/04(金) 02:16:37.64
澪「う、うわああぁぁぁん・・・」ギュ
憂「み、澪さん?」
澪「憂ちゃん、憂ちゃん・・・・」グスッ
憂「ど、どうしたんですか?いきなり泣き出して・・・」
澪「ご、ごめん・・・憂ちゃんにあって気持ちの歯止めが利かなくなって・・・」ヒッグ
憂「いったい何があったんですか?(普段冷静な澪さんがこんなに取り乱すなんて・・・)」
澪「あのね、私好きな人がいるの・・・」
憂「はい。(お姉ちゃん・・・だったらいいな)」
澪「それで、今日勇気を出して告白しようとしたの・・・でも別のコが目の前で告白しちゃって・・・」
憂「澪さんの好きな人に、ですか?」
澪「うん・・・」グスッ
憂「み、澪さん?」
澪「憂ちゃん、憂ちゃん・・・・」グスッ
憂「ど、どうしたんですか?いきなり泣き出して・・・」
澪「ご、ごめん・・・憂ちゃんにあって気持ちの歯止めが利かなくなって・・・」ヒッグ
憂「いったい何があったんですか?(普段冷静な澪さんがこんなに取り乱すなんて・・・)」
澪「あのね、私好きな人がいるの・・・」
憂「はい。(お姉ちゃん・・・だったらいいな)」
澪「それで、今日勇気を出して告白しようとしたの・・・でも別のコが目の前で告白しちゃって・・・」
憂「澪さんの好きな人に、ですか?」
澪「うん・・・」グスッ
48: 2009/09/04(金) 02:23:13.16
憂「それで、ふられちゃったんですか?」
澪「・・・わかんない」
憂「・・・えっ?」
澪「唯がOKするのが怖くて逃げてきちゃったんだ・・・」
憂「そう、だったんですか」
澪「うん・・・唯がそのコと付き合っちゃったらどうしよう・・・」
憂「大丈夫ですよ、澪さん」
澪「でも・・・」
憂「そうだ、よかったら今からうちに来ませんか?心が安らぐハーブティーがあるんです」
澪「でも・・・」
憂「いいから。行きましょう」タタッ
澪「あ、ちょっと・・・憂ちゃん・・・」
澪「・・・わかんない」
憂「・・・えっ?」
澪「唯がOKするのが怖くて逃げてきちゃったんだ・・・」
憂「そう、だったんですか」
澪「うん・・・唯がそのコと付き合っちゃったらどうしよう・・・」
憂「大丈夫ですよ、澪さん」
澪「でも・・・」
憂「そうだ、よかったら今からうちに来ませんか?心が安らぐハーブティーがあるんです」
澪「でも・・・」
憂「いいから。行きましょう」タタッ
澪「あ、ちょっと・・・憂ちゃん・・・」
54: 2009/09/04(金) 02:43:09.85
唯「ごめん、梓ちゃん、私他に好きな人が・・・」
梓「私、ギターに唯先輩のデザインを入れてます!それだけ本気で先輩のことが好きです!だから・・・」
唯「ごめん・・・ごめんね、梓ちゃん。気持ちは嬉しいけど、私、その気持ちにこたえられないよ」
梓「そんな・・・こんなに、こんなに好きで好きでたまらないのに!どうしてですか!どうしてなんですか・・・!」
紬「ダメよ、梓ちゃん。わがままを言って好きな人に迷惑をかけちゃ。」
梓「でも・・・」
紬「人を好きになったらね、その人のことを一番に考えなきゃだめ。命を賭けて守る覚悟がなきゃだめよ。」
梓「っ・・・私ならできます!自信があります!」
紬「それだけ虚勢をはれるなら、身を引くことはできるわね?唯ちゃんが一番幸せになれるのは、好きな人と結ばれたとき。梓ちゃんにできるのは、それを見守ることだけなのよ」
梓「そんなの・・・わかんないです!」
紬「今はわからなくても、そのうちわかるわ。そして、命を賭けてでも守りたい人に出会えるはずよ」
律「(・・・・・・)」
梓「私、ギターに唯先輩のデザインを入れてます!それだけ本気で先輩のことが好きです!だから・・・」
唯「ごめん・・・ごめんね、梓ちゃん。気持ちは嬉しいけど、私、その気持ちにこたえられないよ」
梓「そんな・・・こんなに、こんなに好きで好きでたまらないのに!どうしてですか!どうしてなんですか・・・!」
紬「ダメよ、梓ちゃん。わがままを言って好きな人に迷惑をかけちゃ。」
梓「でも・・・」
紬「人を好きになったらね、その人のことを一番に考えなきゃだめ。命を賭けて守る覚悟がなきゃだめよ。」
梓「っ・・・私ならできます!自信があります!」
紬「それだけ虚勢をはれるなら、身を引くことはできるわね?唯ちゃんが一番幸せになれるのは、好きな人と結ばれたとき。梓ちゃんにできるのは、それを見守ることだけなのよ」
梓「そんなの・・・わかんないです!」
紬「今はわからなくても、そのうちわかるわ。そして、命を賭けてでも守りたい人に出会えるはずよ」
律「(・・・・・・)」
56: 2009/09/04(金) 02:49:59.12
唯「ごめん・・・ごめんね、梓ちゃん・・・」ウルル
梓「な・・・泣かないでください・・・私こそいきなりすみませんでした・・・」
梓「みなさんも迷惑かけてしまってすみませんでした・・・失礼します」
律「おい、行くのかよ?」
梓「はい・・・みなさんに迷惑をかけてしまいましたし・・・ここにはいられません」
紬「・・・それが、梓ちゃんの本心なの?」
梓「・・・違うです・・・本当はみなさんと一緒に演奏したいです・・・でも・・・」
唯「じゃあ、ここにいてよ、梓ちゃん」
梓「でも私・・・」
唯「私は気にしてないよ。そんなことよりも私も梓ちゃんと練習したいよ!」ニコッ
梓「唯先輩・・・私、軽音部に入部します!」
律「おーおー、現金なこって。ま、これで一件落着かな。」
梓「な・・・泣かないでください・・・私こそいきなりすみませんでした・・・」
梓「みなさんも迷惑かけてしまってすみませんでした・・・失礼します」
律「おい、行くのかよ?」
梓「はい・・・みなさんに迷惑をかけてしまいましたし・・・ここにはいられません」
紬「・・・それが、梓ちゃんの本心なの?」
梓「・・・違うです・・・本当はみなさんと一緒に演奏したいです・・・でも・・・」
唯「じゃあ、ここにいてよ、梓ちゃん」
梓「でも私・・・」
唯「私は気にしてないよ。そんなことよりも私も梓ちゃんと練習したいよ!」ニコッ
梓「唯先輩・・・私、軽音部に入部します!」
律「おーおー、現金なこって。ま、これで一件落着かな。」
58: 2009/09/04(金) 03:03:14.05
律「ってことでお茶にしようぜ」
唯「いやぁ、やっぱりムギちゃんのいれてくれる紅茶は美味しいねぇ」
律「本当だよなぁ」
紬「ところで、澪ちゃんはどうしてるのかしら?」
律「あ・・・すっかり忘れてた」
唯「もー、りっちゃんたらぁ」
♪Happy過ぎ!?sorry!!歌い出したら最後♪
唯「あれ、憂からメールだ・・・えっと、澪ちゃん今うちにいるんだって?」
律「へぇー、なんでまた」
唯「道端でたまたま会って、うちに連れてったみたい」
紬「そうなの。早まったことにならなくて良かったわ。」
律「ほんと、荷物もほっぽってっちゃうんだもんな、澪のやつ」
唯「いやぁ、やっぱりムギちゃんのいれてくれる紅茶は美味しいねぇ」
律「本当だよなぁ」
紬「ところで、澪ちゃんはどうしてるのかしら?」
律「あ・・・すっかり忘れてた」
唯「もー、りっちゃんたらぁ」
♪Happy過ぎ!?sorry!!歌い出したら最後♪
唯「あれ、憂からメールだ・・・えっと、澪ちゃん今うちにいるんだって?」
律「へぇー、なんでまた」
唯「道端でたまたま会って、うちに連れてったみたい」
紬「そうなの。早まったことにならなくて良かったわ。」
律「ほんと、荷物もほっぽってっちゃうんだもんな、澪のやつ」
62: 2009/09/04(金) 03:15:58.12
唯「じゃあ、私澪ちゃんに荷物届けに行ってくるよ」
律「ほほぅ、そのまま家でごろごろする気なんだろ?」
唯「そ、そんなことないよ」
紬「でも、あまり澪ちゃんを放っておくのもあれだし、今日は解散でいいんじゃないかしら」
律「それもそうか。じゃあ、唯、澪のことよろしくな」
唯「うん、まかせといて!」ダッ
律「早いなー、もう行っちゃったよ」
紬「そうね。じゃあ、私たちも帰ろうか」スタスタ
律「そうだな。」スタスタ
梓「あ、あの、ムギ先輩、今日はありがとうございましたっ//失礼します」タッ
律「こっちも早いなー」
紬「本当ね」
律「ほほぅ、そのまま家でごろごろする気なんだろ?」
唯「そ、そんなことないよ」
紬「でも、あまり澪ちゃんを放っておくのもあれだし、今日は解散でいいんじゃないかしら」
律「それもそうか。じゃあ、唯、澪のことよろしくな」
唯「うん、まかせといて!」ダッ
律「早いなー、もう行っちゃったよ」
紬「そうね。じゃあ、私たちも帰ろうか」スタスタ
律「そうだな。」スタスタ
梓「あ、あの、ムギ先輩、今日はありがとうございましたっ//失礼します」タッ
律「こっちも早いなー」
紬「本当ね」
65: 2009/09/04(金) 03:25:55.50
憂「澪さん、お茶はいりましたよ」
澪「あ、ありがと」コクッ
憂「落ち着きました?」
澪「うん、なんとか・・・」
憂「よかった。じゃあ、ちょっと聞きたいことがあるんですけど・・・」
澪「え、何?」
憂「もし、澪さんが好きな人が告白をOKしたらどうするつもりだったんですか?」
澪「やだ・・・」
憂「え?」
澪「やだ・・・やだ・・・考えたくないっ」
憂「澪さん?」
澪「やだ・・・やだよ・・・」
澪「あ、ありがと」コクッ
憂「落ち着きました?」
澪「うん、なんとか・・・」
憂「よかった。じゃあ、ちょっと聞きたいことがあるんですけど・・・」
澪「え、何?」
憂「もし、澪さんが好きな人が告白をOKしたらどうするつもりだったんですか?」
澪「やだ・・・」
憂「え?」
澪「やだ・・・やだ・・・考えたくないっ」
憂「澪さん?」
澪「やだ・・・やだよ・・・」
67: 2009/09/04(金) 03:43:32.09
憂「澪さん!やだだけじゃ何もわかりません・・・どうするつもりなんですか!?」
澪「やだ・・・やだよ・・・考えたくないよ・・・」
憂「っ・・・」パァン
澪「つっ・・・」
憂「答えてください。お姉ちゃんが他の人と付き合ったら、どうするつもりなんですか?」
澪「・・・・・・」
憂「目をそらさないでください。辛い現実が訪れてもまだ、そうやって逃げ続けるんですか?」
澪「・・・わかんない」
澪「やだ・・・やだよ・・・考えたくないよ・・・」
憂「っ・・・」パァン
澪「つっ・・・」
憂「答えてください。お姉ちゃんが他の人と付き合ったら、どうするつもりなんですか?」
澪「・・・・・・」
憂「目をそらさないでください。辛い現実が訪れてもまだ、そうやって逃げ続けるんですか?」
澪「・・・わかんない」
68: 2009/09/04(金) 03:51:26.61
澪「わかんない・・・けど、同じでいたい。皆で笑ってお茶飲んで演奏して・・・そんな軽音部が、唯の笑顔のもとだって、そう、思うから」
澪「辛い現実から逃げてちゃいけないっていうのはわかってる」
澪「でも、怖くて、怖くて、逃げてたんだ・・・」
憂「澪さん・・・」
澪「それじゃダメなんだ。受け止める覚悟がないのに人を好きになっちゃいけない・・・」
憂「大丈夫です、澪さんならできます」
澪「でも・・・」
憂「新歓ライブで大勢の前で歌えてたじゃないですか。勇気も、覚悟も持てるはずです」
澪「そうだな・・・私は唯が好きだ!もしふられたってこの気持ちは変わらない!」
澪「友達としてでもいい。唯の笑顔のためになんだってしてやるんだ」
唯「ただいま~」
澪「私は、唯が好きだ!!」
澪「辛い現実から逃げてちゃいけないっていうのはわかってる」
澪「でも、怖くて、怖くて、逃げてたんだ・・・」
憂「澪さん・・・」
澪「それじゃダメなんだ。受け止める覚悟がないのに人を好きになっちゃいけない・・・」
憂「大丈夫です、澪さんならできます」
澪「でも・・・」
憂「新歓ライブで大勢の前で歌えてたじゃないですか。勇気も、覚悟も持てるはずです」
澪「そうだな・・・私は唯が好きだ!もしふられたってこの気持ちは変わらない!」
澪「友達としてでもいい。唯の笑顔のためになんだってしてやるんだ」
唯「ただいま~」
澪「私は、唯が好きだ!!」
70: 2009/09/04(金) 03:59:18.24
唯「ほぇっ!?」
澪「ゆ、ゆゆゆゆゆ唯!?」
唯「み、澪ちゃん、今、今・・・」
澪「あ、あのその、えっと////」
唯「今、私のこと、好き、って・・・」ウルル
唯「私も・・・私も澪ちゃんのこと好きだよ///」ウルル
澪「唯っ・・・ずっと伝えられなくて辛かった・・・」
唯「私も辛かったよ・・・澪ちゃん・・・」
澪「でも・・・通じ合えたんだな、私たち」ギュ
唯「うんっ」ギュ
憂「(お姉ちゃん・・・通じ合えてよかった・・・部屋に戻ろう)」スタスタ
澪「ゆ、ゆゆゆゆゆ唯!?」
唯「み、澪ちゃん、今、今・・・」
澪「あ、あのその、えっと////」
唯「今、私のこと、好き、って・・・」ウルル
唯「私も・・・私も澪ちゃんのこと好きだよ///」ウルル
澪「唯っ・・・ずっと伝えられなくて辛かった・・・」
唯「私も辛かったよ・・・澪ちゃん・・・」
澪「でも・・・通じ合えたんだな、私たち」ギュ
唯「うんっ」ギュ
憂「(お姉ちゃん・・・通じ合えてよかった・・・部屋に戻ろう)」スタスタ
72: 2009/09/04(金) 04:07:28.51
澪「ゆーいっ」ラブラブ
唯「みーおちゃんっ」ラブラブ
律「あれから数週間・・・仲いいのはいーんだけどなぁ・・・」
梓「まともに練習をした記憶がありませんよ・・・」
紬「私は全然OKよ//」
律「あー、そっか・・・梓はもう大丈夫なのか?」
梓「はい!命を賭けて幸せにしたいと思える人ができました。」
唯「ねーねー、りっちゃん」
律「んー?」
唯「古今東西やろうよぅ」
律「よし、こい!タイマンで勝負だ!」
唯「じゃあ、カナ4文字の萌えアニメで勝負だよ。けいおん!」
FIN
唯「みーおちゃんっ」ラブラブ
律「あれから数週間・・・仲いいのはいーんだけどなぁ・・・」
梓「まともに練習をした記憶がありませんよ・・・」
紬「私は全然OKよ//」
律「あー、そっか・・・梓はもう大丈夫なのか?」
梓「はい!命を賭けて幸せにしたいと思える人ができました。」
唯「ねーねー、りっちゃん」
律「んー?」
唯「古今東西やろうよぅ」
律「よし、こい!タイマンで勝負だ!」
唯「じゃあ、カナ4文字の萌えアニメで勝負だよ。けいおん!」
FIN
74: 2009/09/04(金) 04:13:45.49
拙文かつ短文に最後まで付き合ってくれた方に感謝です。
しえんとかしてくれた人もありがとう。
唯よりは梓の方が動かしやすい印象が・・・
大方の期待を裏切った形で申し訳ないけれど、律*紬ではないです。
ごめんなさい。
というか、最後とかハァ?な展開ですね。ごめんなさい。初期設定です。
ともあれ、機会があったら律*紬も書くつもりです。
もうしばらくは起きているので、なんか聞かれたら答えます
しえんとかしてくれた人もありがとう。
唯よりは梓の方が動かしやすい印象が・・・
大方の期待を裏切った形で申し訳ないけれど、律*紬ではないです。
ごめんなさい。
というか、最後とかハァ?な展開ですね。ごめんなさい。初期設定です。
ともあれ、機会があったら律*紬も書くつもりです。
もうしばらくは起きているので、なんか聞かれたら答えます
113: 2009/09/04(金) 15:09:16.94
なんでまだこのスレ残ってるの?
引用元: 唯「ラーメンだけじゃ?」澪「やだ!」
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