1: 2009/12/23(水) 00:49:13.54
紬「みんな~。お茶入ったわよ~」
唯「わぁ~い」
律「じゃあ、一旦休憩な」
梓「練習時間より休憩時間のほうが多い気がします……」
澪「そうだな……」
律「あれあれ?どうやらお2人さんはお菓子いらないらしいな」
梓「なっ!? 誰も食べないとは言ってません!!」
紬「今日はロールケーキよ」
唯「おいしそ~」
律「澪ちゅわんはどうするのかな~」
澪「私、今日はいい」
唯「わぁ~い」
律「じゃあ、一旦休憩な」
梓「練習時間より休憩時間のほうが多い気がします……」
澪「そうだな……」
律「あれあれ?どうやらお2人さんはお菓子いらないらしいな」
梓「なっ!? 誰も食べないとは言ってません!!」
紬「今日はロールケーキよ」
唯「おいしそ~」
律「澪ちゅわんはどうするのかな~」
澪「私、今日はいい」
4: 2009/12/23(水) 00:53:21.02
律「ダイエッ──」
澪「ゴチン!!」
律「あいてっ!!」
紬「まぁまぁ。今日のロールケーキは琴吹グループが開発に成功したカ口リーを極限まで切り詰めた
女の子に優しいお菓子シリーズの第一弾だから、安心して食べられるのよ」
澪「ほ、本当か!?」ぱぁぁぁ
唯「よかったね、澪ちゃん」
律「これでやせ我慢しなくてすむな、澪」
澪「や、やせ……やっぱり痩せなきゃな……」どよ~ん
澪「ゴチン!!」
律「あいてっ!!」
紬「まぁまぁ。今日のロールケーキは琴吹グループが開発に成功したカ口リーを極限まで切り詰めた
女の子に優しいお菓子シリーズの第一弾だから、安心して食べられるのよ」
澪「ほ、本当か!?」ぱぁぁぁ
唯「よかったね、澪ちゃん」
律「これでやせ我慢しなくてすむな、澪」
澪「や、やせ……やっぱり痩せなきゃな……」どよ~ん
5: 2009/12/23(水) 00:57:13.92
紬「大丈夫よ澪ちゃん!今日の紅茶はこれまた琴吹グループが開発に成功した
脂肪を燃焼しやすくする効能の入った茶葉を使った紅茶なの」
澪「そ、そうなのか!? それじゃあ早速……」ズズッ……
澪「熱ッ!?」
紬「大丈夫!? 澪ちゃん」
澪「あ、ああ。慌てて飲み過ぎた……」
律「ったく、澪はあわてんぼうだな~。どれ私がふ~ふ~してあげよう」
唯「あっ、私も澪ちゃんにふ~ふ~してあげたい!」
律「よし唯、じゃあ一緒に……ふ~ふ~」
唯「ふ~ふ~」
澪「お、おい! 誰もそんな事してくれとは頼んでないぞ」
紬(思わぬ収穫だわ。今度からお茶は飛びっきり熱くしましょう)
脂肪を燃焼しやすくする効能の入った茶葉を使った紅茶なの」
澪「そ、そうなのか!? それじゃあ早速……」ズズッ……
澪「熱ッ!?」
紬「大丈夫!? 澪ちゃん」
澪「あ、ああ。慌てて飲み過ぎた……」
律「ったく、澪はあわてんぼうだな~。どれ私がふ~ふ~してあげよう」
唯「あっ、私も澪ちゃんにふ~ふ~してあげたい!」
律「よし唯、じゃあ一緒に……ふ~ふ~」
唯「ふ~ふ~」
澪「お、おい! 誰もそんな事してくれとは頼んでないぞ」
紬(思わぬ収穫だわ。今度からお茶は飛びっきり熱くしましょう)
8: 2009/12/23(水) 01:03:31.76
澪「って、お前らなんで耳に向かって……はぁん」
紬「うふふふ」
澪「いい加減にしろっ!」ゴチン!
律「……なんで私だけ」ヒリヒリ……
梓「ゴキュゴキュゴキュゴキュ……ぷは~」
梓「ムギ先輩これおいしいですね。もう一杯頂けますか?」
紬「ええ。ちょっと待っててね」
律「梓は熱いの大丈夫そうだな」
梓「はい、私は平気ですね」
紬「うふふふ」
澪「いい加減にしろっ!」ゴチン!
律「……なんで私だけ」ヒリヒリ……
梓「ゴキュゴキュゴキュゴキュ……ぷは~」
梓「ムギ先輩これおいしいですね。もう一杯頂けますか?」
紬「ええ。ちょっと待っててね」
律「梓は熱いの大丈夫そうだな」
梓「はい、私は平気ですね」
10: 2009/12/23(水) 01:08:30.16
唯「・・・・・」ワナワナ……
紬「はい、梓ちゃんおかわりね」
梓「ありがとうございます」
梓「ゴキュゴキュゴキュゴキュ……ぷは~」
律「こりゃまた、豪快な飲みっぷりだな」
澪「紅茶はそうやって飲むものじゃないと思うけど……」
唯「ダメだよ!あずにゃんっ!!」くわっ
澪律紬梓「!?」
唯「もっと、あずにゃんになりきらないとっ!!」
紬「はい、梓ちゃんおかわりね」
梓「ありがとうございます」
梓「ゴキュゴキュゴキュゴキュ……ぷは~」
律「こりゃまた、豪快な飲みっぷりだな」
澪「紅茶はそうやって飲むものじゃないと思うけど……」
唯「ダメだよ!あずにゃんっ!!」くわっ
澪律紬梓「!?」
唯「もっと、あずにゃんになりきらないとっ!!」
12: 2009/12/23(水) 01:13:52.55
梓「えっ? どういう事ですか?」
唯「せっかくあずにゃんはあずにゃんなんだから猫舌じゃないといけないの!!」
澪「お、おい唯……」
唯「ぜっっっっんぜん分かってないよ!!」
律「何もそこまで……」
唯「もっと、あずにゃんを徹底してよ!!」
唯「猫舌で猫背で泥棒猫じゃないあずにゃんなんてあずにゃんじゃないっ!!」
唯「そんなの可愛くって抱きつきたくなるようなただの後輩だよっ!!」ダッ!!
紬「ああ、唯ちゃん!! どこ行くのっ!!」
律「行っちゃった……」
澪「泥棒猫はどうかと思うけど……」
梓「可愛くって抱きつきたくなるような後輩でも私は充分ですけどね」
唯「せっかくあずにゃんはあずにゃんなんだから猫舌じゃないといけないの!!」
澪「お、おい唯……」
唯「ぜっっっっんぜん分かってないよ!!」
律「何もそこまで……」
唯「もっと、あずにゃんを徹底してよ!!」
唯「猫舌で猫背で泥棒猫じゃないあずにゃんなんてあずにゃんじゃないっ!!」
唯「そんなの可愛くって抱きつきたくなるようなただの後輩だよっ!!」ダッ!!
紬「ああ、唯ちゃん!! どこ行くのっ!!」
律「行っちゃった……」
澪「泥棒猫はどうかと思うけど……」
梓「可愛くって抱きつきたくなるような後輩でも私は充分ですけどね」
13: 2009/12/23(水) 01:18:22.27
憂「お姉ちゃん、ご飯できたよ~」
唯「……いただきま~す」
憂「どうしたの?お姉ちゃんなんか元気ないみたいだけど……」
唯「実はね────」
唯「────っていうことがあって」
憂「へ、へ~。そうなんだ」
唯「冷静になって考えてみると、きっと今まであずにゃんは無理して私に付き合ってくれてたんだね」
唯「猫舌でもない子の事をあずにゃんだなんて呼んでしまって……」
唯「きっと、私があずにゃんって呼ぶ度にあずにゃんは心を痛めていたんだよ」
憂「お姉ちゃん……」
唯「……ごめんね憂。ご飯の時にこんな暗い話して」
憂「私がお姉ちゃんの猫になってあげるよ」
唯「……憂」
唯「……いただきま~す」
憂「どうしたの?お姉ちゃんなんか元気ないみたいだけど……」
唯「実はね────」
唯「────っていうことがあって」
憂「へ、へ~。そうなんだ」
唯「冷静になって考えてみると、きっと今まであずにゃんは無理して私に付き合ってくれてたんだね」
唯「猫舌でもない子の事をあずにゃんだなんて呼んでしまって……」
唯「きっと、私があずにゃんって呼ぶ度にあずにゃんは心を痛めていたんだよ」
憂「お姉ちゃん……」
唯「……ごめんね憂。ご飯の時にこんな暗い話して」
憂「私がお姉ちゃんの猫になってあげるよ」
唯「……憂」
16: 2009/12/23(水) 01:27:58.45
憂「に、にゃお~ん」
唯「♪」
憂「ごろごろ」すりすり
唯「なでなで♪」
憂「ペロペロ」
唯「きゃは♪ くすぐったいよ憂」
憂「にゃ~」
唯「う、ういにゃん……」
憂「!!」
唯「ういにゃん可愛い」
憂「にゃ~ん///」
唯「♪」
憂「ごろごろ」すりすり
唯「なでなで♪」
憂「ペロペロ」
唯「きゃは♪ くすぐったいよ憂」
憂「にゃ~」
唯「う、ういにゃん……」
憂「!!」
唯「ういにゃん可愛い」
憂「にゃ~ん///」
24: 2009/12/23(水) 01:38:28.18
翌日 放課後
唯「ムギちゃん、今日のおやつはなに~?」
紬「今日はバームクーヘンよ」
唯「あっはぞーwww」
梓「唯先輩いつも通りの平常運転ですね」
澪「ああ。昨日の今日だからどうなるかと思ったけど……」
律「唯自身も昨日のことなんか忘れてるんじゃないのか」
唯「みんなどうしたの~? そんなところで固まって」
梓「な、何でもありませんよ」
唯「ムギちゃん、私が切り分けてあげるよ」
紬「じゃあ、お願い、私はその間に紅茶の用意するわね」
唯「ムギちゃん、今日のおやつはなに~?」
紬「今日はバームクーヘンよ」
唯「あっはぞーwww」
梓「唯先輩いつも通りの平常運転ですね」
澪「ああ。昨日の今日だからどうなるかと思ったけど……」
律「唯自身も昨日のことなんか忘れてるんじゃないのか」
唯「みんなどうしたの~? そんなところで固まって」
梓「な、何でもありませんよ」
唯「ムギちゃん、私が切り分けてあげるよ」
紬「じゃあ、お願い、私はその間に紅茶の用意するわね」
25: 2009/12/23(水) 01:45:58.43
律「ちゃんと均等にしろよ~」
唯「ぶ~~。分かってるよ~」
梓(まさか、私のだけ極端に小さくするとか!?)
唯「よし!しっかりとみんな同じ大きさに切れたよ」
律「どれどれ……。うむ合格!!」
梓(そうですよね、唯先輩はそんな陰険な事をする人じゃありませんよね
一瞬でもそんな事を思った悪い梓を許してください)
唯「どうぞ、りっちゃん隊員」
律「ご苦労、唯隊員」
唯「はい、澪ちゃん」
澪「ありがと」
唯「ムギちゃんのはここに置いとくね」
紬「うん。ありがとう」
唯「はい、梓ちゃん」
梓「ありがとうございます……」
澪律紬梓「って……えっ!?」
唯「ぶ~~。分かってるよ~」
梓(まさか、私のだけ極端に小さくするとか!?)
唯「よし!しっかりとみんな同じ大きさに切れたよ」
律「どれどれ……。うむ合格!!」
梓(そうですよね、唯先輩はそんな陰険な事をする人じゃありませんよね
一瞬でもそんな事を思った悪い梓を許してください)
唯「どうぞ、りっちゃん隊員」
律「ご苦労、唯隊員」
唯「はい、澪ちゃん」
澪「ありがと」
唯「ムギちゃんのはここに置いとくね」
紬「うん。ありがとう」
唯「はい、梓ちゃん」
梓「ありがとうございます……」
澪律紬梓「って……えっ!?」
28: 2009/12/23(水) 01:52:43.20
澪「唯! 今なんて!?」
唯「ん? 梓ちゃんって」
律「あずにゃんじゃないのか!?」
唯「だって、そう呼ばれるの梓ちゃんイヤでしょ?」
梓「別にそんなことは……」
唯「無理しなくていいんだよ」
唯「ただネコミミが似合うだけであずにゃんなんてあだ名つけてしまってごめんなさい」
梓「えっ?」
唯「もうあずにゃんだなんて呼ばないから……許してくれる?」
梓「許すも何も……唯先輩、どうしちゃったんですか?」
唯「私、気付いちゃったんだ」
唯「そういう外見で、あだ名を決めちゃいけないって事」
唯「ん? 梓ちゃんって」
律「あずにゃんじゃないのか!?」
唯「だって、そう呼ばれるの梓ちゃんイヤでしょ?」
梓「別にそんなことは……」
唯「無理しなくていいんだよ」
唯「ただネコミミが似合うだけであずにゃんなんてあだ名つけてしまってごめんなさい」
梓「えっ?」
唯「もうあずにゃんだなんて呼ばないから……許してくれる?」
梓「許すも何も……唯先輩、どうしちゃったんですか?」
唯「私、気付いちゃったんだ」
唯「そういう外見で、あだ名を決めちゃいけないって事」
34: 2009/12/23(水) 02:01:34.08
唯「例えばりっちゃんだったら、おでこちゃんとか」
律「まぁ、小学生の時はよく男子にバカにされてたけどな」
唯「ムギちゃんはまゆげちゃんだし」
紬「私も、小さい頃はそれで悩んでいたわ」
唯「澪ちゃんだったら巨乳縞パンもろ見せ痴女とか」
澪「お、おい!!」
唯「だからきっと梓ちゃんも、猫に例られるの嫌だよね……」
唯「そう呼ぶことによって梓ちゃんに猫を強要することになっちゃうし」
梓「唯先輩……」
唯「それにね……」
ガチャリ
憂「お姉ちゃん」
唯「あ、ういにゃん♪」
澪律紬梓「う、ういにゃん!?」
律「まぁ、小学生の時はよく男子にバカにされてたけどな」
唯「ムギちゃんはまゆげちゃんだし」
紬「私も、小さい頃はそれで悩んでいたわ」
唯「澪ちゃんだったら巨乳縞パンもろ見せ痴女とか」
澪「お、おい!!」
唯「だからきっと梓ちゃんも、猫に例られるの嫌だよね……」
唯「そう呼ぶことによって梓ちゃんに猫を強要することになっちゃうし」
梓「唯先輩……」
唯「それにね……」
ガチャリ
憂「お姉ちゃん」
唯「あ、ういにゃん♪」
澪律紬梓「う、ういにゃん!?」
36: 2009/12/23(水) 02:08:44.98
憂「今日は、お父さんたちが久しぶりに帰ってきて外で食べるから
部活を早めに抜けるように言ったでしょ?」
唯「あ、そうだった。ごめんねういにゃん」
憂「しっかりしてほしいニャン」
澪「に、ニャン!?」
律「憂ちゃん、どうしたんだ?」
憂「お姉ちゃんが梓ちゃんに猫を強要するのはよくないって言ってたので
私が代わりにその猫ポジションをいただきました」
紬「こ、これはこれで……。うふふふ……」
憂「そこにあるネコミミは梓ちゃんにはもう無用の長物だよね?」
梓「あ、ダメ。それ私の……」
憂「私がもらってあげるよ」すちゃ
唯「ういにゃんもネコミミ似合ってるよ♪」
憂「えへへ///」
部活を早めに抜けるように言ったでしょ?」
唯「あ、そうだった。ごめんねういにゃん」
憂「しっかりしてほしいニャン」
澪「に、ニャン!?」
律「憂ちゃん、どうしたんだ?」
憂「お姉ちゃんが梓ちゃんに猫を強要するのはよくないって言ってたので
私が代わりにその猫ポジションをいただきました」
紬「こ、これはこれで……。うふふふ……」
憂「そこにあるネコミミは梓ちゃんにはもう無用の長物だよね?」
梓「あ、ダメ。それ私の……」
憂「私がもらってあげるよ」すちゃ
唯「ういにゃんもネコミミ似合ってるよ♪」
憂「えへへ///」
38: 2009/12/23(水) 02:15:51.02
唯「じゃあ、また明日ねみんな」
憂「にゃお~ん」ペロペロ
唯「もう、ういにゃんくすぐったいよ~」
憂「うにゃ?」
唯「お~、よ~しよしよしよし」なでなで
憂「ごろごろ///」
梓「・・・・・」
紬「よかったわ~」ぽわ~ん
律「姉妹仲良くてなによりだな」
澪「梓もこれで唯に抱きつき回されなくて済むな」
律「そうそう、よかったじゃん」
梓「よ、よくありません!!」
澪律紬「!?」
憂「にゃお~ん」ペロペロ
唯「もう、ういにゃんくすぐったいよ~」
憂「うにゃ?」
唯「お~、よ~しよしよしよし」なでなで
憂「ごろごろ///」
梓「・・・・・」
紬「よかったわ~」ぽわ~ん
律「姉妹仲良くてなによりだな」
澪「梓もこれで唯に抱きつき回されなくて済むな」
律「そうそう、よかったじゃん」
梓「よ、よくありません!!」
澪律紬「!?」
44: 2009/12/23(水) 02:23:43.93
梓「はっ!?」
梓「べ、別に毎日の日記に今日の唯先輩のコーナーとかありませんし
ICレコーダーに撮りためてあった唯先輩の『あずにゃん』と呼びかける声のみをを集めた
『唯先輩の私を呼ぶ声100選』なんてMP3プレイヤーに入れて常に持ち歩いてませんし
今度のコミケで唯先輩の抱きつき方を隅々まで解明する『唯先輩の抱きつき方48手』
なんて考察本を出す予定もありません!!」
澪「あ、梓?」
律「お前も相当重症だったんだな……」
紬「梓ちゃんと憂ちゃんの唯ちゃん争奪戦が火蓋を切って落とされたわ!!」
梓「しまった、私ったら……」
紬「私は応援するわよ、梓ちゃん!!」
梓「ムギ先輩……はいっ!がんばります!!」
澪「はぁ~、また色々と巻き込まれそうだ……」
律「まぁいいじゃん、面白そうだし」
梓「べ、別に毎日の日記に今日の唯先輩のコーナーとかありませんし
ICレコーダーに撮りためてあった唯先輩の『あずにゃん』と呼びかける声のみをを集めた
『唯先輩の私を呼ぶ声100選』なんてMP3プレイヤーに入れて常に持ち歩いてませんし
今度のコミケで唯先輩の抱きつき方を隅々まで解明する『唯先輩の抱きつき方48手』
なんて考察本を出す予定もありません!!」
澪「あ、梓?」
律「お前も相当重症だったんだな……」
紬「梓ちゃんと憂ちゃんの唯ちゃん争奪戦が火蓋を切って落とされたわ!!」
梓「しまった、私ったら……」
紬「私は応援するわよ、梓ちゃん!!」
梓「ムギ先輩……はいっ!がんばります!!」
澪「はぁ~、また色々と巻き込まれそうだ……」
律「まぁいいじゃん、面白そうだし」
46: 2009/12/23(水) 02:32:15.30
翌日 放課後
梓「憂!! 『唯先輩の猫』の称号は渡さないわ!!」
憂「梓ちゃん……望むところよ!!」
唯「あはっ♪ ういにゃんも梓ちゃんもがんばれ~!」
澪「当の本人は全然気にしてない様子だな」
律「まぁ、唯だから」
紬「でも、審査員は唯ちゃんに努めてもらうわ」
澪「当然と言えば当然だな」
唯「私が審査員か……公平な審査を心がけますっ!」キリッ
紬「じゃあ先攻は憂ちゃん」
憂「はいっ!」
紬「競技はじめっ!!」
梓「憂!! 『唯先輩の猫』の称号は渡さないわ!!」
憂「梓ちゃん……望むところよ!!」
唯「あはっ♪ ういにゃんも梓ちゃんもがんばれ~!」
澪「当の本人は全然気にしてない様子だな」
律「まぁ、唯だから」
紬「でも、審査員は唯ちゃんに努めてもらうわ」
澪「当然と言えば当然だな」
唯「私が審査員か……公平な審査を心がけますっ!」キリッ
紬「じゃあ先攻は憂ちゃん」
憂「はいっ!」
紬「競技はじめっ!!」
48: 2009/12/23(水) 02:38:54.26
憂「うみゃ~ん」トコトコ
澪「ん?窓際へ行って……」
律「そうか!日なたぼっこだ!」
紬「素晴らしいほどの形態模写だわ」
唯「お、おお……!!」
澪「唯からも感嘆の声が漏れるほどの出来だ!」
律「撫でたくなるが、日なたぼっこの邪魔をするのも悪くなるほどの完璧さ!」
紬「私たちにはもはや猫にしか見えないわ!!」
憂「ペロペロ」フキフキ
澪「顔を洗ったぞ! なんたこった……!! 明日は雨だ……」
律「落ち着け澪、あれは猫じゃない、憂ちゃんだ」
紬「でも澪ちゃんがそう思ってしまうのも仕方ないわ!」
澪「ん?窓際へ行って……」
律「そうか!日なたぼっこだ!」
紬「素晴らしいほどの形態模写だわ」
唯「お、おお……!!」
澪「唯からも感嘆の声が漏れるほどの出来だ!」
律「撫でたくなるが、日なたぼっこの邪魔をするのも悪くなるほどの完璧さ!」
紬「私たちにはもはや猫にしか見えないわ!!」
憂「ペロペロ」フキフキ
澪「顔を洗ったぞ! なんたこった……!! 明日は雨だ……」
律「落ち着け澪、あれは猫じゃない、憂ちゃんだ」
紬「でも澪ちゃんがそう思ってしまうのも仕方ないわ!」
52: 2009/12/23(水) 02:44:35.86
梓「ふっ……やるわね憂」
紬「さぁ!唯ちゃん判定を!!」
唯「ハンバーグ!!」
澪「その採点の基準はいったい!?」
律「けど、かなり良い評価ってのはなんとなく分かるな」
紬「なんといきなり高得点の模様です!!」
紬「立ち向かう梓ちゃんに勝ち目はあるのかっ!?」
梓「やってやるです!!」
紬「それでは、後攻の梓ちゃん」
紬「ファイッ!!」
紬「さぁ!唯ちゃん判定を!!」
唯「ハンバーグ!!」
澪「その採点の基準はいったい!?」
律「けど、かなり良い評価ってのはなんとなく分かるな」
紬「なんといきなり高得点の模様です!!」
紬「立ち向かう梓ちゃんに勝ち目はあるのかっ!?」
梓「やってやるです!!」
紬「それでは、後攻の梓ちゃん」
紬「ファイッ!!」
54: 2009/12/23(水) 02:55:23.65
梓「あ゛~~~だり~~~~」ぐったり
澪「おい、梓。そんなんじゃ負けてしまうぞ」
梓「うっさいです。先輩面するなです」
澪「なっ!?」
律「いったいどうしたって言うんだ?」
紬「早くも諦めちゃったのかしら……」
梓「そこの眉毛、早く私にお茶を出すです」ガシャン!!
紬「は、はいっ!」
梓「そこのデコッパチは私の肩と足のマッサージしやがれです」
律「梓、お前いいかげんに……!!」
澪「律! 今は競技中だ。きっと梓に何か考えが……」
梓「モロパン痴女はそこでおっOい踊りでも踊っとけです」
澪「・・・・・」
律「ブフッ……」
紬(み、見てみたいわ。おっOい踊り)
澪「おい、梓。そんなんじゃ負けてしまうぞ」
梓「うっさいです。先輩面するなです」
澪「なっ!?」
律「いったいどうしたって言うんだ?」
紬「早くも諦めちゃったのかしら……」
梓「そこの眉毛、早く私にお茶を出すです」ガシャン!!
紬「は、はいっ!」
梓「そこのデコッパチは私の肩と足のマッサージしやがれです」
律「梓、お前いいかげんに……!!」
澪「律! 今は競技中だ。きっと梓に何か考えが……」
梓「モロパン痴女はそこでおっOい踊りでも踊っとけです」
澪「・・・・・」
律「ブフッ……」
紬(み、見てみたいわ。おっOい踊り)
56: 2009/12/23(水) 03:01:12.78
唯「梓ちゃん、なんで……?」
梓「私は元々悪い子なんです」
唯「そんな!?」
梓「家では服を脱いだら中途半端に裏返しのままで洗濯機に入れて
お母さんを困らしたりすることも日常茶飯事です」
憂「まさに外道!!」
律「それほどのことか……」
澪「家事を受け持つ憂ちゃんにとっては大変な問題なのかもな」
紬「でもそれがこの競技と何の関係が!?」
梓「私は元々悪い子なんです」
唯「そんな!?」
梓「家では服を脱いだら中途半端に裏返しのままで洗濯機に入れて
お母さんを困らしたりすることも日常茶飯事です」
憂「まさに外道!!」
律「それほどのことか……」
澪「家事を受け持つ憂ちゃんにとっては大変な問題なのかもな」
紬「でもそれがこの競技と何の関係が!?」
57: 2009/12/23(水) 03:08:01.10
唯「でも、今までは梓ちゃん良い子だったじゃない!!」
梓「そうです、今まではみなさんの前で良い子を演じてきました」
唯「え、演じていた……!?」
梓「はい、ところで唯先輩そういうのをなんていうかご存知ですか?」
唯「?」
梓「『猫をかぶる』っていうんですよ」
唯「!?」
梓「そうです、今まではみなさんの前で良い子を演じてきました」
唯「え、演じていた……!?」
梓「はい、ところで唯先輩そういうのをなんていうかご存知ですか?」
唯「?」
梓「『猫をかぶる』っていうんですよ」
唯「!?」
58: 2009/12/23(水) 03:12:25.36
梓「だから、私はずっと唯先輩達の前では猫だったわけなんです」
梓「今更、猫になるのが嫌だなんて言いませんよ」
梓「もし唯先輩が望むのなら猫舌にだって猫背にだってなってみせます」
梓「好きな芸人も猫ひろしと公言してもかまいません!!」
憂「梓ちゃん!? そこまでお姉ちゃんのことを……!!」
唯「あ、あず……にゃん……」
梓「やっと……あずにゃんって呼んでくれましたね」
唯「いいの、あずにゃん?」
梓「はい、どんとこい!! です」
唯「あずにゃ~~~ん!!」ギュ
梓「/////」
紬「キマシタワー」
澪「イイハナシダナー」
律「そ、そうか……?」
梓「今更、猫になるのが嫌だなんて言いませんよ」
梓「もし唯先輩が望むのなら猫舌にだって猫背にだってなってみせます」
梓「好きな芸人も猫ひろしと公言してもかまいません!!」
憂「梓ちゃん!? そこまでお姉ちゃんのことを……!!」
唯「あ、あず……にゃん……」
梓「やっと……あずにゃんって呼んでくれましたね」
唯「いいの、あずにゃん?」
梓「はい、どんとこい!! です」
唯「あずにゃ~~~ん!!」ギュ
梓「/////」
紬「キマシタワー」
澪「イイハナシダナー」
律「そ、そうか……?」
60: 2009/12/23(水) 03:18:22.31
憂「梓ちゃん……」
梓「憂……」
憂「私の完敗だわ……」
梓「ううん……憂の猫っぷりも目を見張る物があったよ」
憂「でも、やっぱりこのネコミミは梓ちゃんの物だね」
梓「ありがとう、憂」
澪「一件落着……だな」
律「女同士の友情もまた美し」
紬「そうね~♪」
梓「憂……」
憂「私の完敗だわ……」
梓「ううん……憂の猫っぷりも目を見張る物があったよ」
憂「でも、やっぱりこのネコミミは梓ちゃんの物だね」
梓「ありがとう、憂」
澪「一件落着……だな」
律「女同士の友情もまた美し」
紬「そうね~♪」
61: 2009/12/23(水) 03:22:29.93
そして、いつも通りの平穏な軽音部──
澪「梓は今日は来ないのか?」
律「そういえば遅いな~」
唯「あずにゃん風邪引いて休みだって~。憂が言ってたよ」
紬「そうなの?心配ね」
唯「あずにゃんだけに寝込む、、、ってかー」
紬「あらあら」
澪「お後がよろしいようで」
律「ちゃんちゃん」
おしまい
澪「梓は今日は来ないのか?」
律「そういえば遅いな~」
唯「あずにゃん風邪引いて休みだって~。憂が言ってたよ」
紬「そうなの?心配ね」
唯「あずにゃんだけに寝込む、、、ってかー」
紬「あらあら」
澪「お後がよろしいようで」
律「ちゃんちゃん」
おしまい
62: 2009/12/23(水) 03:26:52.46
お後がよろしくない
63: 2009/12/23(水) 03:27:47.09
乙!
澪と律の的確で冷静なツッコミがまた面白い
澪と律の的確で冷静なツッコミがまた面白い
引用元: 唯「梓ちゃん」 梓「えっ!?」
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