1: 2022/01/17(月) 12:09:18.761
ティーチ「ゼェ・・・ゼェ・・・ハァ・・・」
ナミ「ルフィ? やっとラフテルまで来て、ウソップとブルックを犠牲にしてようやく黒ひげを倒して、ワンピースは目と鼻の先!! 先に行きましょう!!」
ティーチ「畜生ォ・・・オレの夢が。こんなガキに。畜生、秘宝は俺のもんだ・・・」
ルフィ「ワンピースなんかもういらねぇよ」
ゾロ「おい、何言い出すんだ、てめェは」
ティーチ「ゼェ・・・バージェス、シリュウ、助けに来い・・・ああ、全員くたばったか・・・」
ルフィ「ゾロ、それ言ったらよ。”海賊王になる”って最初に言い出した・・・あん時のおれに、おれが聞きてェんだ」
チョッパー「どういう意味だ・・・?」
ティーチ「ゼェ・・・ゼェ・・・」
ナミ「ルフィ? やっとラフテルまで来て、ウソップとブルックを犠牲にしてようやく黒ひげを倒して、ワンピースは目と鼻の先!! 先に行きましょう!!」
ティーチ「畜生ォ・・・オレの夢が。こんなガキに。畜生、秘宝は俺のもんだ・・・」
ルフィ「ワンピースなんかもういらねぇよ」
ゾロ「おい、何言い出すんだ、てめェは」
ティーチ「ゼェ・・・バージェス、シリュウ、助けに来い・・・ああ、全員くたばったか・・・」
ルフィ「ゾロ、それ言ったらよ。”海賊王になる”って最初に言い出した・・・あん時のおれに、おれが聞きてェんだ」
チョッパー「どういう意味だ・・・?」
ティーチ「ゼェ・・・ゼェ・・・」
2: 2022/01/17(月) 12:09:51.967
ルフィ「マキノの店で連日連夜、酒をあおって歌って、ガキのころに見たシャンクスはすェ自由に見えたんだ。だからおれは海賊になりたがった。そのシャンクスを超える海賊になると言い出しちまって、そのあと、海賊王が口癖だった兄貴二人と出会った」
ティーチ「畜生、ちくしょうッ」
ルフィ「二人に負けたくなかった。いっちばん最初はエースだ。当然だろ、だってあいつの父ちゃん海賊王だったからな。その次にサボがつづいた。あの二人についていくのが精一杯だったおれは、とりあえず言ったんだ。ああ、おれも、海賊王だ、ってな」
ナミ「あぶない、ルフィ!」
ティーチ「麦わらァ~~!!ゼハァ!」
ドドドドドン “ギア5 覚醒ゴムゴムの火拳銃乱打”
ティーチ「ギョエ~~」
ドサァッ・・・
ゾロ「とどめ刺しとくか?」
ルフィ「いい、ゾロ。放っておけ」
ナミ「だから、ルフィは二人のお兄さんの意思を継ぐんでしょ?」
ルフィ「なんで?」
ティーチ「畜生、ちくしょうッ」
ルフィ「二人に負けたくなかった。いっちばん最初はエースだ。当然だろ、だってあいつの父ちゃん海賊王だったからな。その次にサボがつづいた。あの二人についていくのが精一杯だったおれは、とりあえず言ったんだ。ああ、おれも、海賊王だ、ってな」
ナミ「あぶない、ルフィ!」
ティーチ「麦わらァ~~!!ゼハァ!」
ドドドドドン “ギア5 覚醒ゴムゴムの火拳銃乱打”
ティーチ「ギョエ~~」
ドサァッ・・・
ゾロ「とどめ刺しとくか?」
ルフィ「いい、ゾロ。放っておけ」
ナミ「だから、ルフィは二人のお兄さんの意思を継ぐんでしょ?」
ルフィ「なんで?」
5: 2022/01/17(月) 12:10:39.291
全員「なんでって・・・」
ルフィ「エースもサボも氏んだ。意思を継ぐっていう気持ちもさいしょはあったけどな。だからベガパンクの手を借りて、おれはゴムゴムといっしょにメラメラの実も食べた。たぶん赤犬も、黒ひげ・・・ティーチ、お前もゴムゴムだけじゃ倒せなかった。兄貴二人のおかげだ。(メラメラ…)これは形見みてえなもんだ、でも”生き方”はちげェ」
ゾロ「それには、同感だが」
ロビン「ルフィ、あなたは一体どうしたいの」
ルフィ「おれは、泳げねェ」
フランキー「そりゃそうだ、実を2つも食ったんだ、カナヅチオブカナヅチだぜお前は」
ルフィ「でもおれは・・・おれは泳がされてたじゃねェか!」
ロビン「ルフィ」
ルフィ「おれは、おれが会ったこともねェ奴ら、ジョイボーイだの五郎丸だのイムだのって奴らに泳がされて、この帽子も!! ゴムゴムの実も!!・・・・・シャンクスとの出会いも!!!!!」
ルフィ「エースもサボも氏んだ。意思を継ぐっていう気持ちもさいしょはあったけどな。だからベガパンクの手を借りて、おれはゴムゴムといっしょにメラメラの実も食べた。たぶん赤犬も、黒ひげ・・・ティーチ、お前もゴムゴムだけじゃ倒せなかった。兄貴二人のおかげだ。(メラメラ…)これは形見みてえなもんだ、でも”生き方”はちげェ」
ゾロ「それには、同感だが」
ロビン「ルフィ、あなたは一体どうしたいの」
ルフィ「おれは、泳げねェ」
フランキー「そりゃそうだ、実を2つも食ったんだ、カナヅチオブカナヅチだぜお前は」
ルフィ「でもおれは・・・おれは泳がされてたじゃねェか!」
ロビン「ルフィ」
ルフィ「おれは、おれが会ったこともねェ奴ら、ジョイボーイだの五郎丸だのイムだのって奴らに泳がされて、この帽子も!! ゴムゴムの実も!!・・・・・シャンクスとの出会いも!!!!!」
7: 2022/01/17(月) 12:11:54.612
ルフィ「シャンクス・・・あのとき、東の海に、フーシャ村に何ヵ月も、四皇が碇泊していた理由。考えたことなかった。いつもマキノさんとこでその日さいしょの飯を食うことを知っていたシャンクスは、腹を空かせたおれの目の前にわざと錠の空いた宝箱を置いたんだ。おれに・・・ジョイボーイの、このゴムゴムの実を食わせるために」
ロビン「ルフィ、赤髪は・・・シャンクスはこの海の調停者として・・・」
ルフィ「知らねェよ。」
ナミ「ルフィ」
ルフィ「ガキの頃にマキノの店で見たシャンクス、そして海に自由を見た。今、シャンクスに会ったら言ってやる。もうあんたの航跡(せなか)は追わねェ」
麦わら帽子を取り、それを足元に捨てて、踏みつける。
ナミ「ちょっと、あんた、その帽子!!命よりも大切な・・・」
ロビン「ルフィ、赤髪は・・・シャンクスはこの海の調停者として・・・」
ルフィ「知らねェよ。」
ナミ「ルフィ」
ルフィ「ガキの頃にマキノの店で見たシャンクス、そして海に自由を見た。今、シャンクスに会ったら言ってやる。もうあんたの航跡(せなか)は追わねェ」
麦わら帽子を取り、それを足元に捨てて、踏みつける。
ナミ「ちょっと、あんた、その帽子!!命よりも大切な・・・」
10: 2022/01/17(月) 12:13:12.610
ゾロ「いいんだな?」
ルフィ「ああ」
ナミ「ちょっと・・・ルフィ、やめてよ。どうするの」
ルフィ「この島を出るぞ」
全員「!?」
ロビン「ルフィ、お願い」
ルフィ「ロビン・・・」
ロビン「この先にある、秘宝と呼ばれるものには私と、私を育ててくれた人達の悲願が詰まっている。あなただけじゃないのよ。責任を取ってと、あのとき、言ったけれど最後まで・・・・・・いえ・・・ごめんなさい・・・・ルフィ。ここまでありがとう」
ルフィ「ああ、わりぃな」
サンジ「おれにはおれの夢がある。そこの剣士もこれから鷹の目と決闘するつもりなんだろう。必ずしもルフィ、お前と夢の相乗りをする必要性はなかったはずだ、が、知らずうちに便乗していたな。男として情けねえ」
サンジ「ああ、すまねえ」
ルフィ「ああ」
ナミ「ちょっと・・・ルフィ、やめてよ。どうするの」
ルフィ「この島を出るぞ」
全員「!?」
ロビン「ルフィ、お願い」
ルフィ「ロビン・・・」
ロビン「この先にある、秘宝と呼ばれるものには私と、私を育ててくれた人達の悲願が詰まっている。あなただけじゃないのよ。責任を取ってと、あのとき、言ったけれど最後まで・・・・・・いえ・・・ごめんなさい・・・・ルフィ。ここまでありがとう」
ルフィ「ああ、わりぃな」
サンジ「おれにはおれの夢がある。そこの剣士もこれから鷹の目と決闘するつもりなんだろう。必ずしもルフィ、お前と夢の相乗りをする必要性はなかったはずだ、が、知らずうちに便乗していたな。男として情けねえ」
サンジ「ああ、すまねえ」
12: 2022/01/17(月) 12:14:08.104
ゾロ「この島にもう用がねェってんなら、さっさと船に戻るぞ」
ナミ「ちょっと待って、ラフテルの海図・・・ああ、黒ひげとの戦いの最中に・・・必要な測量は終わってたわ。夢、叶っちゃった」
フランキー「まあ、俺はサニー号でラフテルまで来れりゃあとはなんだっていいけどよ」
チョッパー「オレはさっさと皆の手当てがしてえよ、ワンピース取りに行かないって言うならゾロの言う通りさっさとサニーに戻ろう!!」
ルフィ「わりいな、皆」
ゾロ「どうするつもりなんだよ。この先。ここは最果て、先なんてあるのか」
ルフィ「兄貴二人に負けん気で言い出した海賊王、でも本当はあの二人とおなじじゃ勝ったことにはならねェからって、その日の晩、その先を考えたんだ。」
ゾロ「その先?」
ルフィ「夢の果てだ」
ナミ「ちょっと待って、ラフテルの海図・・・ああ、黒ひげとの戦いの最中に・・・必要な測量は終わってたわ。夢、叶っちゃった」
フランキー「まあ、俺はサニー号でラフテルまで来れりゃあとはなんだっていいけどよ」
チョッパー「オレはさっさと皆の手当てがしてえよ、ワンピース取りに行かないって言うならゾロの言う通りさっさとサニーに戻ろう!!」
ルフィ「わりいな、皆」
ゾロ「どうするつもりなんだよ。この先。ここは最果て、先なんてあるのか」
ルフィ「兄貴二人に負けん気で言い出した海賊王、でも本当はあの二人とおなじじゃ勝ったことにはならねェからって、その日の晩、その先を考えたんだ。」
ゾロ「その先?」
ルフィ「夢の果てだ」
13: 2022/01/17(月) 12:15:02.559
ルフィ「そこに行くには、まず海賊王になってからだと勝手におもいこんでた。よくよく考ればそんなことねェし、むしろ海賊王になったらたぶん、それは叶えられねェ」
ナミ「はぁ~ ねえ、それ儲け話ならちょっと聞かせて」
ルフィ「ああ、あとでな」
ウソップ「おい、待てよ!!!!!!!!」
ルフィ「ウソップ」
ナミ「ウソップ・・・」
ゾロ「ウソップ」
ウソップ「お前ら・・・お前らバカか!? なんの為にここまで来たんだ!!! 俺の夢は・・・俺の夢は・・・海賊王ルフィの右腕なんだよ!!! おもっきしルフィ便乗のルフィ依存なんだよ!!! ルフィがワンピースを手に入れねえなら、俺の夢はどうなんだよ!!!!」
ルフィ「ウソップ、お前船降りろ」
ナミ「はぁ~ ねえ、それ儲け話ならちょっと聞かせて」
ルフィ「ああ、あとでな」
ウソップ「おい、待てよ!!!!!!!!」
ルフィ「ウソップ」
ナミ「ウソップ・・・」
ゾロ「ウソップ」
ウソップ「お前ら・・・お前らバカか!? なんの為にここまで来たんだ!!! 俺の夢は・・・俺の夢は・・・海賊王ルフィの右腕なんだよ!!! おもっきしルフィ便乗のルフィ依存なんだよ!!! ルフィがワンピースを手に入れねえなら、俺の夢はどうなんだよ!!!!」
ルフィ「ウソップ、お前船降りろ」
15: 2022/01/17(月) 12:16:07.691
サンジ「ああ、降りた方がいいな」
ゾロ「それがいい」
ナミ「そうね」
ウソップ「え?」
ルフィ「ウソップ。おれと出会う前、お前は海賊団の長だったじゃねェか」
ウソップ「海賊団!?なにいってんだお前、あんなの村のガキともやってたただのごっこじゃねェか・・・・」
ルフィ「ワンピース持ち帰れよ。おれの船を降りて、ウソップ海賊団を再結成すりゃいい」
ウソップ「な・・・なにを」
ティーチ「ゼハ・・・ゼハハァ!」
全員「黒ひげ!?」
ゾロ「それがいい」
ナミ「そうね」
ウソップ「え?」
ルフィ「ウソップ。おれと出会う前、お前は海賊団の長だったじゃねェか」
ウソップ「海賊団!?なにいってんだお前、あんなの村のガキともやってたただのごっこじゃねェか・・・・」
ルフィ「ワンピース持ち帰れよ。おれの船を降りて、ウソップ海賊団を再結成すりゃいい」
ウソップ「な・・・なにを」
ティーチ「ゼハ・・・ゼハハァ!」
全員「黒ひげ!?」
18: 2022/01/17(月) 12:17:24.932
サンジ「怪物か・・・!?あの体で立てるのか!?」
ティーチ「・・・ゼェ、ゼェ。ガハッ!ゲホッゲホ」
ゾロ「気を付けろ。こいつの能力は凶悪で、底知れない」
ティーチ「銅貨を・・・投げた」
全員「?」
ティーチ「表なら、友達を頃してヤミヤミの実を奪う。俺は・・・覇気が使えねェからな。覇王色どころか武装色も、ゼェ・・・見聞色も・・・だからヤミヤミが必要だった。銅貨が裏だったら・・・・・・ゼハァ・・・未来のエース船長といっしょに白ひげ海賊団としててっぺんを取る。あの人はおれが尊敬するロジャーの息子だと、尊敬するオヤジが教えてくれた・・・・・投げた銅貨は表を向いた」
サンジ「てめェ・・・」
ティーチ「ゼハ…ゴッドウソップ。俺と決闘だ。ワンピースを賭けて…!」
ウソップ「いや、しねェよ」
ティーチ「・・・ゼェ、ゼェ。ガハッ!ゲホッゲホ」
ゾロ「気を付けろ。こいつの能力は凶悪で、底知れない」
ティーチ「銅貨を・・・投げた」
全員「?」
ティーチ「表なら、友達を頃してヤミヤミの実を奪う。俺は・・・覇気が使えねェからな。覇王色どころか武装色も、ゼェ・・・見聞色も・・・だからヤミヤミが必要だった。銅貨が裏だったら・・・・・・ゼハァ・・・未来のエース船長といっしょに白ひげ海賊団としててっぺんを取る。あの人はおれが尊敬するロジャーの息子だと、尊敬するオヤジが教えてくれた・・・・・投げた銅貨は表を向いた」
サンジ「てめェ・・・」
ティーチ「ゼハ…ゴッドウソップ。俺と決闘だ。ワンピースを賭けて…!」
ウソップ「いや、しねェよ」
19: 2022/01/17(月) 12:18:39.272
ルフィ「しねェのかよ、じゃあ乗るか?船」
ウソップ「乗るに決まってんだろ!! ・・・はぁ、頭がいてェよ。要するにルフィ、お前はこう思ってんだ。この海で一番不自由なヤツの称号が、海賊王だって」
ルフィ「ああ にしし。海賊王に、おれはならねぇ!」
ルフィ、その場をあとにする。
ティーチ、反対側、ワンピースの方向へと歩き出す。
ティーチ「・・・麦わら、お前の名は歴史に残らねェ。富、名声、力、この世の全てよりもふわふわとした自由や理想を選んじまった、ああ格好いいぜ、自分に酔っちまうな? その気持ちはわからんでもない、だが若すぎだ。人の夢は終わらねェ、いつだって終わらせるのはそいつ自身だ。お前は絶対に後悔する・・・」
ティーチ「俺はなるぜ、海賊王。」
ティーチ、少しずつ歩き出す。
そしてワンピースの目の前に。
ワンピースを見て大笑いする。
ウソップ「乗るに決まってんだろ!! ・・・はぁ、頭がいてェよ。要するにルフィ、お前はこう思ってんだ。この海で一番不自由なヤツの称号が、海賊王だって」
ルフィ「ああ にしし。海賊王に、おれはならねぇ!」
ルフィ、その場をあとにする。
ティーチ、反対側、ワンピースの方向へと歩き出す。
ティーチ「・・・麦わら、お前の名は歴史に残らねェ。富、名声、力、この世の全てよりもふわふわとした自由や理想を選んじまった、ああ格好いいぜ、自分に酔っちまうな? その気持ちはわからんでもない、だが若すぎだ。人の夢は終わらねェ、いつだって終わらせるのはそいつ自身だ。お前は絶対に後悔する・・・」
ティーチ「俺はなるぜ、海賊王。」
ティーチ、少しずつ歩き出す。
そしてワンピースの目の前に。
ワンピースを見て大笑いする。
20: 2022/01/17(月) 12:19:52.928
ティーチ「これはとんだ笑い話だ。なあ!バージェス・・・ああ、バージェスは俺が頃したんだったな。」
エ・D・ン「ここまでご苦労だった、Dの子よ」
ティーチ「なんだァ? てめェは」
エ・D・ン「そのワンピースと、お前のDの血を用いて、これより世界の調停およびに空白の100年を清算する長きに渡る旅に出てもらう、マーシャルDティーチ」
ティーチ「俺は二代目海賊王だ! 海賊王、そう呼んでもらおうか!」
エ・D・ン「海賊王」
ティーチ「ゼハ、ゼハハ!」
エ・D・ン「二代目海賊王、それでは、奥へ」
ティーチ「ゼハハハハ!いいぜ、俺が海賊王だ!俺はなったぞォ!!!」
ティーチ「ロジャー!オヤジィ!エース、サッチィ!!!!・・・バージェス、オーガス、シリュウ・・・」
5年後、ウォーター7
ルフィ「できたか、フランキー!」
フランキー「おう!」
エ・D・ン「ここまでご苦労だった、Dの子よ」
ティーチ「なんだァ? てめェは」
エ・D・ン「そのワンピースと、お前のDの血を用いて、これより世界の調停およびに空白の100年を清算する長きに渡る旅に出てもらう、マーシャルDティーチ」
ティーチ「俺は二代目海賊王だ! 海賊王、そう呼んでもらおうか!」
エ・D・ン「海賊王」
ティーチ「ゼハ、ゼハハ!」
エ・D・ン「二代目海賊王、それでは、奥へ」
ティーチ「ゼハハハハ!いいぜ、俺が海賊王だ!俺はなったぞォ!!!」
ティーチ「ロジャー!オヤジィ!エース、サッチィ!!!!・・・バージェス、オーガス、シリュウ・・・」
5年後、ウォーター7
ルフィ「できたか、フランキー!」
フランキー「おう!」
24: 2022/01/17(月) 12:22:10.787
フランキー「技術面ではほとんどベガパンクの奴の仕事だけどよ。例の古代兵器の飛行原理を応用するからには、俺の頭の中に入ってる設計図が頼りだった。2年で仕上げる話だったが、こんなにかかっちまった。悪かったな」
アイスバーグ「こいつは半分内容を忘れてたんだ。ンマーもう半分は俺が覚えていた」
ルフィ「ああ、三人ともサンキューな」
フランキー「今思えば、政府的に空飛ぶ船っていうのはタブーだったのかもな。トムさんもそれだけは許さなかった。マリージョアにもラフテルにも飛んでいきゃいい話になる」
ルフィ「それは知らねェけど、空を飛びたいと言ったら爺ちゃんにぼこぼこにされたなぁ。海賊になるって言っても、ゲンコツで済んだのに」
アイスバーグ「空島には一度行ってるんだろう?」
ルフィ「にししし まあな~」
フランキー「俺は行かねえぞ。たぶんお前についていく奴は一人もいねえ、っていうかこりごりだ。皆、うんざりしてる」
ルフィ「ああ、お前ら苦労したもんな~~」
フランキー「ひでえ男だ。仲間はイチからかい」
ルフィ「一人、心当たりはあるけどな。わかんねェや」
フランキー「一通り挨拶は済ませたんだろ? ・・・どうなるかわかんねえが、きっと今生の別れになるぜ」
ルフィ「ああ、俺、氏んだから」
フランキー「は?」
アイスバーグ「新聞見てねえのかい」
フランキー「ア~~ウ。悪い冗談だぜ、これは・・・」
アイスバーグ「こいつは半分内容を忘れてたんだ。ンマーもう半分は俺が覚えていた」
ルフィ「ああ、三人ともサンキューな」
フランキー「今思えば、政府的に空飛ぶ船っていうのはタブーだったのかもな。トムさんもそれだけは許さなかった。マリージョアにもラフテルにも飛んでいきゃいい話になる」
ルフィ「それは知らねェけど、空を飛びたいと言ったら爺ちゃんにぼこぼこにされたなぁ。海賊になるって言っても、ゲンコツで済んだのに」
アイスバーグ「空島には一度行ってるんだろう?」
ルフィ「にししし まあな~」
フランキー「俺は行かねえぞ。たぶんお前についていく奴は一人もいねえ、っていうかこりごりだ。皆、うんざりしてる」
ルフィ「ああ、お前ら苦労したもんな~~」
フランキー「ひでえ男だ。仲間はイチからかい」
ルフィ「一人、心当たりはあるけどな。わかんねェや」
フランキー「一通り挨拶は済ませたんだろ? ・・・どうなるかわかんねえが、きっと今生の別れになるぜ」
ルフィ「ああ、俺、氏んだから」
フランキー「は?」
アイスバーグ「新聞見てねえのかい」
フランキー「ア~~ウ。悪い冗談だぜ、これは・・・」
25: 2022/01/17(月) 12:23:23.860
ルフィ「それじゃあな、フランキー。会えてよかった。向こうから手紙送るよ!」
フランキー「バカ野郎、俺にだけこんな秘密、抱えさせやがって! 二度と戻ってくんじゃねえ」涙
ルフィ「にしししし」
ドドドドド ドドドドドドド
BF-56と銘打たれたロケットが、ウォーターセブンの郊外から発射される
フランキーがロケットの発射を見届けて、
新聞を広げる。
一面には、伝説の海賊ルフィ、故郷のゴア王国で処刑、と書かれていた。
フランキー「バカ野郎、俺にだけこんな秘密、抱えさせやがって! 二度と戻ってくんじゃねえ」涙
ルフィ「にしししし」
ドドドドド ドドドドドドド
BF-56と銘打たれたロケットが、ウォーターセブンの郊外から発射される
フランキーがロケットの発射を見届けて、
新聞を広げる。
一面には、伝説の海賊ルフィ、故郷のゴア王国で処刑、と書かれていた。
26: 2022/01/17(月) 12:24:13.340
ごむ
27: 2022/01/17(月) 12:24:32.483
仲間ってエネルか
28: 2022/01/17(月) 12:24:52.836
ルフィ「ここが月か~~」
空を見上げる
ルフィ「月から見た夜空も大して変わんねェな~」
・・・・回想
17年前、ルフィとエースとサボ。
子エース「世界中の奴らが俺のことを嫌っても、大海賊になって見返してやんのさ! 俺は逃げねえ。俺の名を世界に知らしめてやるんだ!」
子ルフィ「ししし・・・そうか。よーし・・・おれはなァ!!!!」
エース・サボ「お前は!?」
子ルフィ「海賊王になって、誰も文句言わせねえくらいこの海で自由になって、おれは・・・おれは!! 宇宙海賊王に、おれはなる!」
エース・サボ「は?!」
子ルフィ「はっはっはっはっは」
現在、月面。
ルフィ、月面探索する。
ルフィ「いたいた!」
エネル「な・・・っ 貴様 なぜ、なぜここに!!!!?」
空を見上げる
ルフィ「月から見た夜空も大して変わんねェな~」
・・・・回想
17年前、ルフィとエースとサボ。
子エース「世界中の奴らが俺のことを嫌っても、大海賊になって見返してやんのさ! 俺は逃げねえ。俺の名を世界に知らしめてやるんだ!」
子ルフィ「ししし・・・そうか。よーし・・・おれはなァ!!!!」
エース・サボ「お前は!?」
子ルフィ「海賊王になって、誰も文句言わせねえくらいこの海で自由になって、おれは・・・おれは!! 宇宙海賊王に、おれはなる!」
エース・サボ「は?!」
子ルフィ「はっはっはっはっは」
現在、月面。
ルフィ、月面探索する。
ルフィ「いたいた!」
エネル「な・・・っ 貴様 なぜ、なぜここに!!!!?」
30: 2022/01/17(月) 12:26:24.214
ルフィ「にししし 久しぶりだなー」
エネル「貴様・・・”限りない大地”にまで・・・いいだろう、ここでケリをつけようか!」
ルフィ「ここが、限りない大地なのか?」
エネル「・・・なに?」
ルフィ「アッパーヤードみたいに木もねえし、海もねえ。殺風景な聖地だな」
エネル「貴様・・・。
・・・・」
エネル「フン。そうだな、こんな荒れ野。欲しいならくれてやるぞ。思ったよりも矮小で土地・・・ある日、遺跡を見つけた。昔、先住民がいた、推測だが私の祖先だ・・・太古に打ち捨てた場所がここなのだ。私はただ捨てられた家に帰ってきただけなのだ。ヤハハ…」
ルフィ「探せばいいだろ」
エネル「・・・”限りない大地”が他に?」
ルフィ「上を見ろよ、どこかにはあんだろ」
エネル「・・・・・・」
ルフィ「宇宙をわたれそうな船を操縦できる奴は他に知らねェ。」
ルフィ「なあ、仲間になれよ!」
エネル「ヤハハ・・・」
エネル「・・・」
エネル「せ、船長は私だろうな!」
ルフィ「ばか言え! 俺が船長だ!!!」
お終い
エネル「貴様・・・”限りない大地”にまで・・・いいだろう、ここでケリをつけようか!」
ルフィ「ここが、限りない大地なのか?」
エネル「・・・なに?」
ルフィ「アッパーヤードみたいに木もねえし、海もねえ。殺風景な聖地だな」
エネル「貴様・・・。
・・・・」
エネル「フン。そうだな、こんな荒れ野。欲しいならくれてやるぞ。思ったよりも矮小で土地・・・ある日、遺跡を見つけた。昔、先住民がいた、推測だが私の祖先だ・・・太古に打ち捨てた場所がここなのだ。私はただ捨てられた家に帰ってきただけなのだ。ヤハハ…」
ルフィ「探せばいいだろ」
エネル「・・・”限りない大地”が他に?」
ルフィ「上を見ろよ、どこかにはあんだろ」
エネル「・・・・・・」
ルフィ「宇宙をわたれそうな船を操縦できる奴は他に知らねェ。」
ルフィ「なあ、仲間になれよ!」
エネル「ヤハハ・・・」
エネル「・・・」
エネル「せ、船長は私だろうな!」
ルフィ「ばか言え! 俺が船長だ!!!」
お終い
31: 2022/01/17(月) 12:26:27.330
話がちゃんとしててワロタ
32: 2022/01/17(月) 12:27:25.124
最後力尽きたな
34: 2022/01/17(月) 12:27:45.633
尾田君…見直したぞ…
35: 2022/01/17(月) 12:30:02.794
後のキャプテンハーロックである
36: 2022/01/17(月) 12:30:54.063
鹿が仲間になった辺りから読んでねえから全然意味わからん
37: 2022/01/17(月) 12:31:46.505
>>36
全部読んでてもわからんぞ
全部読んでてもわからんぞ
引用元: ルフィ「海賊王に、おれはならねェ」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります