【ミリマス】北沢志保「幼稚園でのお仕事」 : SSまにあっくす！

P「台詞は『先生の言うことはちゃんと聞きなさい』」

志保「……それだけですか？」

P「ああ、もちろん、場の空気とかでアドリブを入れてくれても良いぞ」

志保「わかりました」

P「それで、その日は昼までに5箇所の幼稚園や保育園を回ることになる。分刻みだけど頑張ろう」

志保「なるほど。だから台詞が一言だけなんですね」

P「ちなみに、これが回る所のリストな」

志保「はい……えっ！」

P「どうした？」

志保「あの……最初、弟が通ってる所です」

P「へえ！　すごい偶然だな」

志保「はい、本当に驚きました」

P「……やりづらいか？」

志保「いえ、なかなか弟に仕事をしてるところを見せられないですし、良い機会だと思います」

P「それなら良かった。あ、ちなみに、この仕事はサプライズだから、身内でも内緒な」

志保「わかりました……でも、隠す必要はあるんですか？」

P「ん？」

志保「お仕事はいただけるようになりましたが、私のことを知らない園児も多いと思うんですが」

P「それは大丈夫だ。志保が登場する直前まで、志保の映像を見せてくれるから」

志保「なるほど……それで、サプライズで登場して、先生の言うことを聞くように言う、と」

P「ちょっとズルい気もするけどな」

志保「そうですね。でも、自分で言うのはなんですが、園児たちにとって、良い思い出になるよう頑張ります」

P「……そうだな」

(当日)

P「最初は着替えもあるから少し長めにいるけど、それ以降は10分ずつくらいになる」

志保「わかりました」

P「だから一旦着替えたら、衣装のまま移動することになるけど、良いか？」

志保「大丈夫です」

P「……よし、着いた。それじゃ、衣装はこの袋に入ってるから、着替えて準備してくれ」

志保「はい。わかりまし……ええっ！」

……
……
……

保育士「さっき皆が見た人が、なんと、今来ています！　それでは、どうぞ！」

志保「……」ｽﾀｽﾀ

ｷﾞｬｰ

志保「……」

ｷﾞｬｰ

志保「先生の言うことはちゃんと聞きなさい」

ｷﾞｬｰ

志保「……」

保育士「ちゃんと言うこと聞いたら、食べられないからね！」

ｷﾞｬｰ

志保(これ教育に悪すぎるでしょ)ｶﾞﾝﾀｲﾒｲﾄﾞ

おわり

……

志保「あっ！　りっくんもいたんだった！」

本当におわり

『誰ソ彼ノ淵』に年齢制限つけないから……

志保、誕生日おめでとう！

完結報告してきます。