1: 2022/01/27(木) 18:00:38.164
スタスタ…
男(今日は忙しかったな……そういや、この辺りを歩くのって久しぶりだな)
男「ん!?」
≪火葬場≫ ≪焼肉屋≫
男「な、なんだこりゃ……火葬場と焼肉屋が隣り合わせて出来てやがる!」
男「……」
男(まあいいや、帰ろう)スタスタ
男(今日は忙しかったな……そういや、この辺りを歩くのって久しぶりだな)
男「ん!?」
≪火葬場≫ ≪焼肉屋≫
男「な、なんだこりゃ……火葬場と焼肉屋が隣り合わせて出来てやがる!」
男「……」
男(まあいいや、帰ろう)スタスタ
3: 2022/01/27(木) 18:03:17.969
<自宅>
男「今日の晩飯はコンビニで買った牛丼~♪」
パクパク…
男(そういや、今日見かけた火葬場と焼肉屋……)
男(まさか、業務提携とかしてないだろうな……)
男(ってなに考えてんだ俺は! なんだよ業務提携って!)
男「うう……食欲なくなってきた……」モグモグ…
男「今日の晩飯はコンビニで買った牛丼~♪」
パクパク…
男(そういや、今日見かけた火葬場と焼肉屋……)
男(まさか、業務提携とかしてないだろうな……)
男(ってなに考えてんだ俺は! なんだよ業務提携って!)
男「うう……食欲なくなってきた……」モグモグ…
4: 2022/01/27(木) 18:05:27.764
ガチャッ
男「!」
隣人女「おはようございます」
男「おはようございます」
男(病気のお父さんと同居してるお隣さんだ)
男「あの……お父さんの具合は……?」
隣人女「あまり……よくないですね」
男「そうですか……」
男(もうあまり長くないから、退院させて……って話だったよな。お気の毒に)
男「!」
隣人女「おはようございます」
男「おはようございます」
男(病気のお父さんと同居してるお隣さんだ)
男「あの……お父さんの具合は……?」
隣人女「あまり……よくないですね」
男「そうですか……」
男(もうあまり長くないから、退院させて……って話だったよな。お気の毒に)
5: 2022/01/27(木) 18:07:16.253
スタスタ…
男(また通りがかってしまった)
≪火葬場≫ ≪焼肉屋≫
男「……」
男(この二つが並んでたら、どうしても猟奇的な想像しちゃうよなぁ……)
男(こんな組み合わせで建ってたら、どうせすぐ苦情来て、どっちか撤退することになるさ)
男「行こ」スタスタ
男(また通りがかってしまった)
≪火葬場≫ ≪焼肉屋≫
男「……」
男(この二つが並んでたら、どうしても猟奇的な想像しちゃうよなぁ……)
男(こんな組み合わせで建ってたら、どうせすぐ苦情来て、どっちか撤退することになるさ)
男「行こ」スタスタ
6: 2022/01/27(木) 18:09:14.193
一ヶ月後――
男「……」
≪火葬場≫ ≪焼肉屋≫
男(まだやってる。しかも焼肉屋の方はそれなりに客が入ってるようだ。マジかよ……)
男(どちらかに……入ってみるか)
男(どっちにしよ。普通に考えれば焼肉屋に入るべきだけど……ここはあえて火葬場へ!)
男「……」
≪火葬場≫ ≪焼肉屋≫
男(まだやってる。しかも焼肉屋の方はそれなりに客が入ってるようだ。マジかよ……)
男(どちらかに……入ってみるか)
男(どっちにしよ。普通に考えれば焼肉屋に入るべきだけど……ここはあえて火葬場へ!)
7: 2022/01/27(木) 18:12:09.487
<火葬場>
喪服女「いらっしゃいませー!」
男「ど、どうも」
男(若い女だ……しかも妙に明るい)
喪服女「火葬のご依頼ですか?」
男「えぇっと……」
喪服女「焼き加減は? ウェルダン? ミディアム? レア?」
男「レアはヤバイと思います」
喪服女「いらっしゃいませー!」
男「ど、どうも」
男(若い女だ……しかも妙に明るい)
喪服女「火葬のご依頼ですか?」
男「えぇっと……」
喪服女「焼き加減は? ウェルダン? ミディアム? レア?」
男「レアはヤバイと思います」
8: 2022/01/27(木) 18:14:06.733
男「すみません、今のところ予定はなくて」
喪服女「そうですか!」
喪服女「火葬したくなったら、ぜひウチに来て下さいね!」
男「は、はい」
喪服女「パーッと燃やしちゃいますから!」
男「ずいぶん明るいんですね……」
喪服女「そりゃもう! 火葬というのは故人にとっては最後のセレモニーですから! 明るくやらないと!」
男(サイコパスかよ……。もういいや、焼肉屋に行こう)
喪服女「そうですか!」
喪服女「火葬したくなったら、ぜひウチに来て下さいね!」
男「は、はい」
喪服女「パーッと燃やしちゃいますから!」
男「ずいぶん明るいんですね……」
喪服女「そりゃもう! 火葬というのは故人にとっては最後のセレモニーですから! 明るくやらないと!」
男(サイコパスかよ……。もういいや、焼肉屋に行こう)
10: 2022/01/27(木) 18:17:06.992
<焼肉屋>
男「……」ガラッ
店主「いらっしゃいませ……」ドヨーン
男「うわっ!」
男(今度はまた暗そうな兄さんが出てきたな)
店主「お好きなお席へどうぞ……」
男「は、はい」
男(焼肉屋といったら、もっと『いらっしゃいませぇぇぇ!』なテンションのイメージだけど……)
男「……」ガラッ
店主「いらっしゃいませ……」ドヨーン
男「うわっ!」
男(今度はまた暗そうな兄さんが出てきたな)
店主「お好きなお席へどうぞ……」
男「は、はい」
男(焼肉屋といったら、もっと『いらっしゃいませぇぇぇ!』なテンションのイメージだけど……)
11: 2022/01/27(木) 18:19:17.066
店主「ご注文のカルビになります……」
男「どうも」
ジュゥゥゥ…
男「……」パクッ
男「うまい!」
男「このオリジナルのタレも絶品だ! こんなうまいの初めて食べたかも!」
店主「……ありがとうございます」
男(にしても、この人暗いなマジで。せっかく褒めたのに全然嬉しそうじゃない)
男「どうも」
ジュゥゥゥ…
男「……」パクッ
男「うまい!」
男「このオリジナルのタレも絶品だ! こんなうまいの初めて食べたかも!」
店主「……ありがとうございます」
男(にしても、この人暗いなマジで。せっかく褒めたのに全然嬉しそうじゃない)
12: 2022/01/27(木) 18:21:34.214
男「お肉もタレもおいしいです」
男「だけど……どうしてそんなに浮かない顔してるんです?」
店主「僕はいい肉を見分ける目があるらしく、焼肉屋になったのですが……」
店主「食べられる牛の気持ちを考えると……どうしても気持ちが沈んでしまって……」
男「あんた焼肉屋に向いてないよ!」
男(でも、たしかにこの店は安くてうまい。流行るのも分かる)パクッ
男「だけど……どうしてそんなに浮かない顔してるんです?」
店主「僕はいい肉を見分ける目があるらしく、焼肉屋になったのですが……」
店主「食べられる牛の気持ちを考えると……どうしても気持ちが沈んでしまって……」
男「あんた焼肉屋に向いてないよ!」
男(でも、たしかにこの店は安くてうまい。流行るのも分かる)パクッ
13: 2022/01/27(木) 18:24:08.894
男「店主さん、一つ聞きたいことがあるんですが」
店主「なんでしょう……?」
男「隣の火葬場との関係は?」
店主「え……」
男「いやほら、火葬場と焼肉屋が隣り合ってると、どうしても変な連想をしちゃって……」
店主「ああ……そういうことですか」
店主「そりゃそうですよね……だから僕は反対したのに……」
喪服女「だけど、やっぱり近くで助け合いたいじゃない、お兄ちゃん!」
男「わっ!(いつの間に!)」
店主「なんでしょう……?」
男「隣の火葬場との関係は?」
店主「え……」
男「いやほら、火葬場と焼肉屋が隣り合ってると、どうしても変な連想をしちゃって……」
店主「ああ……そういうことですか」
店主「そりゃそうですよね……だから僕は反対したのに……」
喪服女「だけど、やっぱり近くで助け合いたいじゃない、お兄ちゃん!」
男「わっ!(いつの間に!)」
14: 2022/01/27(木) 18:26:16.776
男「って今……お兄ちゃん?」
店主「はい……」
喪服女「私たち、兄妹なんです!」
喪服女「お兄ちゃんはお肉を見分けるのが得意だから焼肉屋になって」
喪服女「私はお肉を焼くのが得意なので火葬場運営を始めたんです!」
男「そ、そうですか」
店主「ほら……引いてるよ」
喪服女「そんなことないってー! 引いてませんよね?」
男「ええ、まあ(引いてるというか、押さえ込まれてる気分だ)」
店主「はい……」
喪服女「私たち、兄妹なんです!」
喪服女「お兄ちゃんはお肉を見分けるのが得意だから焼肉屋になって」
喪服女「私はお肉を焼くのが得意なので火葬場運営を始めたんです!」
男「そ、そうですか」
店主「ほら……引いてるよ」
喪服女「そんなことないってー! 引いてませんよね?」
男「ええ、まあ(引いてるというか、押さえ込まれてる気分だ)」
15: 2022/01/27(木) 18:29:19.252
男「じゃあそろそろ……ごちそうさまでした」
店主「ありがとうございました……」
喪服女「ありがとうございましたーっ!」
男(明るい火葬女と、暗い焼肉男の兄妹か……変なのと出会ってしまった)
男(まあ、今後はなるべく関わり合いにならないようにしよう)
男(だけど肉はおいしかったな……)
…………
……
店主「ありがとうございました……」
喪服女「ありがとうございましたーっ!」
男(明るい火葬女と、暗い焼肉男の兄妹か……変なのと出会ってしまった)
男(まあ、今後はなるべく関わり合いにならないようにしよう)
男(だけど肉はおいしかったな……)
…………
……
17: 2022/01/27(木) 18:32:04.047
ある日――
<アパート>
男(あ、お隣さんだ)
男「あの……どうされました?」
隣人女「父が亡くなりまして……」
男「あっ、そうなんですか……お悔み申し上げます」
隣人女「ありがとうございます」
<アパート>
男(あ、お隣さんだ)
男「あの……どうされました?」
隣人女「父が亡くなりまして……」
男「あっ、そうなんですか……お悔み申し上げます」
隣人女「ありがとうございます」
18: 2022/01/27(木) 18:35:04.661
男「葬儀の方は……」
隣人女「母はいませんし、他に兄弟もいないので……喪主は私が務めます」
男「あの……大変非常識な申し出かもしれませんが……」
隣人女「はい」
男「俺にも手伝わせてくれませんか?」
隣人女「え?」
男「あ、いや……いつも顔を合わせてるお隣さんですし、少しでも力になれたらと思って……」
隣人女「私も不安でして……お力を貸して下さるというなら喜んで」
隣人女「母はいませんし、他に兄弟もいないので……喪主は私が務めます」
男「あの……大変非常識な申し出かもしれませんが……」
隣人女「はい」
男「俺にも手伝わせてくれませんか?」
隣人女「え?」
男「あ、いや……いつも顔を合わせてるお隣さんですし、少しでも力になれたらと思って……」
隣人女「私も不安でして……お力を貸して下さるというなら喜んで」
20: 2022/01/27(木) 18:38:32.463
予算の関係もあり、葬儀の規模はさほど大きくないものとなった。
隣人女も立派に喪主を務め、葬儀は無事進んだ。
隣人女「色々と助かりました」
男「いえいえ! 俺なんてほとんど何もしてませんよ!」
隣人女「手伝って下さるという方がいらっしゃっただけで嬉しいんです。こんな時ですから」
男「そうおっしゃって頂けると、ほっとしますよ」
男(さて……いよいよ火葬だ)
男「ところで、火葬はどちらで?」
隣人女「すぐ近くの火葬場で……」
男(やっぱり……。あの人、空気読んでくれよ……)
隣人女も立派に喪主を務め、葬儀は無事進んだ。
隣人女「色々と助かりました」
男「いえいえ! 俺なんてほとんど何もしてませんよ!」
隣人女「手伝って下さるという方がいらっしゃっただけで嬉しいんです。こんな時ですから」
男「そうおっしゃって頂けると、ほっとしますよ」
男(さて……いよいよ火葬だ)
男「ところで、火葬はどちらで?」
隣人女「すぐ近くの火葬場で……」
男(やっぱり……。あの人、空気読んでくれよ……)
21: 2022/01/27(木) 18:41:04.045
喪服女「どうも~!」
男「……!」
喪服女「あら、あなたもいらっしゃったんですか!」
男「ええ、まあ」
喪服女「それじゃはりきって、火葬の方に入らせて頂きますね!」
隣人女「よろしくお願いします」
男(やっぱりこうなったか! もう最悪だよ!)
男「ちょっとあのテンションは……不謹慎ですよねえ?」
隣人女「そうでしょうか? 明るくて……なんだか救われました」
男「そ、そうですか。ならいいんですけど」
男「……!」
喪服女「あら、あなたもいらっしゃったんですか!」
男「ええ、まあ」
喪服女「それじゃはりきって、火葬の方に入らせて頂きますね!」
隣人女「よろしくお願いします」
男(やっぱりこうなったか! もう最悪だよ!)
男「ちょっとあのテンションは……不謹慎ですよねえ?」
隣人女「そうでしょうか? 明るくて……なんだか救われました」
男「そ、そうですか。ならいいんですけど」
22: 2022/01/27(木) 18:43:41.613
喪服女「終わりました!」
隣人女「そうですか」
男「……」
喪服女「これより骨上げに入りますが、あなたはどうされます?」
男「えっと、俺は……」
隣人女「よろしければ、ぜひ一緒に……」
男「じゃあ、そうさせていただきます」
隣人女「そうですか」
男「……」
喪服女「これより骨上げに入りますが、あなたはどうされます?」
男「えっと、俺は……」
隣人女「よろしければ、ぜひ一緒に……」
男「じゃあ、そうさせていただきます」
23: 2022/01/27(木) 18:45:49.070
喪服女「こちらが遺骨になります」
隣人女「お父さん……」
男(人が骨になってる光景は……やっぱりくるものがあるな)
喪服女「とてもいい骨ですね!」
隣人女「え?」
喪服女「その人がどんな人生を送ってきたかは、骨を見ればよく分かるんです!」
喪服女「お父様はよく娘さんのために働いて、頑張ってきたと……」
喪服女「はりきって拾ってあげましょう!」
隣人女「あ、ありがとうございます……」
男(この人……ただ闇雲に明るいわけじゃなかったんだな……。ちょっと誤解してた)
隣人女「お父さん……」
男(人が骨になってる光景は……やっぱりくるものがあるな)
喪服女「とてもいい骨ですね!」
隣人女「え?」
喪服女「その人がどんな人生を送ってきたかは、骨を見ればよく分かるんです!」
喪服女「お父様はよく娘さんのために働いて、頑張ってきたと……」
喪服女「はりきって拾ってあげましょう!」
隣人女「あ、ありがとうございます……」
男(この人……ただ闇雲に明るいわけじゃなかったんだな……。ちょっと誤解してた)
24: 2022/01/27(木) 18:48:32.682
男「終わりましたね」
隣人女「はい、本当にお世話になりました」
男「ところで、この後……ちょっと食べていきませんか」
隣人女「え?」
男「火葬場の隣に、いいお店があるんです。よかったら……」
隣人女「あなたがオススメするならぜひ!」
隣人女「はい、本当にお世話になりました」
男「ところで、この後……ちょっと食べていきませんか」
隣人女「え?」
男「火葬場の隣に、いいお店があるんです。よかったら……」
隣人女「あなたがオススメするならぜひ!」
25: 2022/01/27(木) 18:51:20.696
<焼肉屋>
店主「いらっしゃいませ……」
店主「あれ、その喪服は……」
男「今日はこちらのお父さんの葬儀がありまして」
店主「そうだったんですか……それはそれは」シクシク
男「!?」ギョッ
隣人女「な、泣かないで下さい」
店主「すみません、つい……」
男(こういう時には、この人の暗さがいい湿っぽさを演出するな)
店主「いらっしゃいませ……」
店主「あれ、その喪服は……」
男「今日はこちらのお父さんの葬儀がありまして」
店主「そうだったんですか……それはそれは」シクシク
男「!?」ギョッ
隣人女「な、泣かないで下さい」
店主「すみません、つい……」
男(こういう時には、この人の暗さがいい湿っぽさを演出するな)
26: 2022/01/27(木) 18:53:51.357
ジュゥゥ…
男「いかがですか?」
隣人女「おいしいです。お店もしっとりしてて……」
男「しっとりしてる焼肉屋ってのもなかなか珍しいですけどね」
隣人女「こういう雰囲気だと、亡くなったお父さんのこと、たくさん話したくなっちゃう」
男「どんどん話して下さい。俺もお父さんの思い出を共有したいんです」
隣人女「はい! 父はずっと工場に勤めてて……」
男「へぇ~……俺の親父は学校の教師やってまして……」
男「いかがですか?」
隣人女「おいしいです。お店もしっとりしてて……」
男「しっとりしてる焼肉屋ってのもなかなか珍しいですけどね」
隣人女「こういう雰囲気だと、亡くなったお父さんのこと、たくさん話したくなっちゃう」
男「どんどん話して下さい。俺もお父さんの思い出を共有したいんです」
隣人女「はい! 父はずっと工場に勤めてて……」
男「へぇ~……俺の親父は学校の教師やってまして……」
27: 2022/01/27(木) 18:56:23.450
男「会計お願いします」
店主「はい……」
男「あれ? 安いですね」
店主「亡くなったお父様への弔いということで……少しお安くしました……」
男「ありがとうございます」
隣人女「父のために……」
店主「いえ、どうか気を強く持って下さい……」シクシク
男(俺としてはあんたの方が心配だよ)
店主「はい……」
男「あれ? 安いですね」
店主「亡くなったお父様への弔いということで……少しお安くしました……」
男「ありがとうございます」
隣人女「父のために……」
店主「いえ、どうか気を強く持って下さい……」シクシク
男(俺としてはあんたの方が心配だよ)
28: 2022/01/27(木) 18:59:09.691
それ以来――
男「今日うちの部屋に来ませんか?」
隣人女「あ、ぜひ」
男「一緒にDVDでも見ましょう。怖いやつ借りたんですよ」
隣人女「え~、怖い場面になったら抱きついちゃうかも!」
男「それが狙いだったりして」
隣人女「もう、本当に狙い通りになっちゃいそう!」
男(俺はお隣さんとなんとなく親しくなって、ちょくちょく遊ぶ仲になれた)
男(いずれちゃんとお付き合いをしたいと思ってる)
男「今日うちの部屋に来ませんか?」
隣人女「あ、ぜひ」
男「一緒にDVDでも見ましょう。怖いやつ借りたんですよ」
隣人女「え~、怖い場面になったら抱きついちゃうかも!」
男「それが狙いだったりして」
隣人女「もう、本当に狙い通りになっちゃいそう!」
男(俺はお隣さんとなんとなく親しくなって、ちょくちょく遊ぶ仲になれた)
男(いずれちゃんとお付き合いをしたいと思ってる)
29: 2022/01/27(木) 19:02:12.729
……
男「今日は帰ったら、お隣さんがご飯作ってくれる。楽しみだな~」スタスタ
男「……ん」
≪火葬場≫ ≪焼肉屋≫
男(今も焼肉屋と火葬場は並んで立ってる。どちらも経営は好調のようだ)
男(最初はひどい組み合わせだと思ったけど……こういうのもアリなのかもな)
おわり
男「今日は帰ったら、お隣さんがご飯作ってくれる。楽しみだな~」スタスタ
男「……ん」
≪火葬場≫ ≪焼肉屋≫
男(今も焼肉屋と火葬場は並んで立ってる。どちらも経営は好調のようだ)
男(最初はひどい組み合わせだと思ったけど……こういうのもアリなのかもな)
おわり
30: 2022/01/27(木) 19:06:42.220
恐怖系を想像したがいい話だった
乙
乙
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります