3: 2015/06/10(水) 23:16:28.71
………
葉山父「では、今日付けで雪乃ちゃんはうちの隼人の許嫁…と言う事で宜しいですかな?」
雪乃母「ええ。これから先…いえ、これからも末永く宜しくお願い致しますわ」
葉山父「雪ノ下さん、そんなかしこまらなくても…昔からの付き合いじゃないですか」
雪乃「…」
私の前で繰り広げられている会話は私のこの先の人生を決定付ける話だった。
4: 2015/06/10(水) 23:26:32.16
よろしい、続けたまえ
5: 2015/06/10(水) 23:32:35.68
昔からのそうだった…
私と姉は母の言いなり…言わば操り人形。
母の決定には絶対に従わなければならない。
決定に背くことは出来ない。
決められたレールの上を幼少の頃から歩かされた。
でもこれも私にとっては当たり前の事象なのだ。
雪ノ下母「隼人君も雪乃とこれからもずっと、お互いを支え合って生きていくのよ?」
葉山「はい。勿論です。雪乃ちゃんは僕が守ります」
当たり前…当たり前とは一体何なんだろう
雪ノ下母「やっぱり隼人君は小さい頃からよく出来た子ね」
6: 2015/06/10(水) 23:50:01.93
葉山「いえ、そんな…僕は出来た子じゃないですよ」
雪ノ下母「そんな謙遜しなくていいのよ?私が認めた男の子なんだから」
私には当たり前が分からない…皆の持っている当たり前が、私の当たり前と一緒なのかどうかも
いや、恐らくこんな場面、滅多にないだろう
皆の当たり前はもっと普通で生き生きと、人間らしい自由を持ったとても優しい物
そこには自分の意思がしっかりとあり、選択の自由もあり、苦にも何にも思わない素晴らしい物
だが、私の当たり前は…
葉山「恐縮です…でも…良かったです。雪ノ下さんに認めてもらえて、雪乃ちゃんの婚約者になれて」
私の当たり前は…
葉山「僕、子供の頃から雪乃ちゃんの事が好きだったんです。今まで雪乃ちゃんにはあまりいい思いはされてないのかと思いましたけど」
葉山「まさか婚約してくれるなんて…本当に…嬉しいです」
他とは違い、無慈悲で、残酷な物なのかもしれない
7: 2015/06/10(水) 23:56:42.89
葉山「雪乃ちゃん?」
あの後、母は葉山御夫妻と用事があると言い出掛けた
雪乃「…何かしら」
葉山「本当に良かったのかい?」
雪乃「母の決定は絶対よ…私の意思は受け入れられないの」
葉山「そっか…昔からそうだったもんね」
雪乃「分かっていることをいちいち聞かないでくれるかしら…」
葉山「そうだね」
11: 2015/06/11(木) 00:08:53.41
二年後
私は高校を卒業し、正式に葉山家へ嫁いだ
両家は跡継ぎが欲しかったらしく、やけに子供をせがんできた
そのお陰で葉山君は急かされ、躍起になった
結局その日の晩の内に私は葉山君に犯された
それも日が昇るまでずっと、ずっと…
それから数週間に渡り、私と葉山君は夜な夜なベットの上で交わり、熱い夜を過ごした
結果、二ヶ月後、私のお腹に生命が宿った
両家は跡継ぎが出来たと喜び、葉山君も喜びを分かち合っていた
でも、私は素直に喜べなかった
こんな事を望んでいなかったから
どうして…どうしてなの…
ねぇ…何でこんな結末になってしまったの…
比企谷君
13: 2015/06/11(木) 00:09:43.00
終わりです
12: 2015/06/11(木) 00:09:24.61
この後颯爽と助けにくる八幡さんを書いてくれるんですよね!?
18: 2015/06/11(木) 00:42:09.79
最高だわ~
やっぱ世の中金と顔が全てやな
やっぱ世の中金と顔が全てやな
19: 2015/06/11(木) 00:50:41.26
・・・一方、比企谷八幡は、アスラン王国エリア88で、「俺たちはエトランゼ。
帰る故郷も無いし、立て直す人生も無い・・・」と呟いて、地上空母に
特攻を掛けるんですね。
帰る故郷も無いし、立て直す人生も無い・・・」と呟いて、地上空母に
特攻を掛けるんですね。
引用元: 雪乃「私は今日、葉山君と婚約する」


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