歩夢｢みんな集まるまで待ってようね｣

かすみ｢…｣

かすみ(作戦と違います！みんなを待ってたら鬼役はくじ引きで決まってしまう…それじゃ歩夢先輩に豆をぶつけられるかわかりません！)

かすみ(なので歩夢先輩が怒るまでもう少し豆をぶつけましょう)

かすみ｢…鬼は外！｣ﾎﾟｲｯ

歩夢｢っ…｣

かすみ｢えいえい！｣ﾎﾟｲﾎﾟｲｯ

歩夢｢かすみちゃん…やめて…｣

かすみ｢あ…｣

かすみ｢ご、ごめんなさい…かすみん調子に…｣

歩夢｢本当だよ…わたしやめてって言ったのに｣

かすみ｢うう…｣

歩夢｢わたしからしたら、無抵抗の人に豆を何度もぶつけてくるかすみちゃんの方がよっぽど鬼だよ｣ﾆﾔｯ

かすみ｢……！？｣

歩夢｢鬼は…退治しなきゃね♡｣

かすみ｢｣ｿﾞﾜｯ

歩夢｢ふふっ♡｣

かすみ｢ま、待ってください！｣

歩夢｢鬼は～外～！！！｣ﾋｭﾝｯ

ﾋﾞｭｵｵｵｵｵｵｵ

ﾊﾞｺﾝｯ!!

かすみ｢ひいっ！？｣

かすみ(か、壁に豆がめり込んでる…)

歩夢｢ふふっ、上手く避けたねかすみちゃん でも…次は外さないよ♡｣

かすみ｢ちょっ、か、かすみん氏んじゃいますぅ～！！｣

歩夢｢かすみちゃんって16歳だよね？じゃあ、あと15個の豆から逃げてね♡｣

かすみ｢ほ、ほんとに待って…｣

歩夢｢えいっ♡｣ﾋﾞｭﾝｯ

かすみ｢ぎゃあ～！！！｣ｻｯ

歩夢｢まだまだ行くよ！｣ﾋﾞｭﾝﾋﾞｭﾝｯ

かすみ｢助けて～！！！！！！｣ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

………

かすみ｢はぁ…はぁ…｣

歩夢｢…すごい 全部避けちゃうなんて｣

かすみ｢はぁ…｣

かすみ｢ようやく豆が尽きましたか…｣

歩夢｢…なんちゃって｣

かすみ｢！？｣

歩夢｢あと1個残ってるよ｣

かすみ｢そんな…｣ｶﾞｸｯ

歩夢｢ふふっ｣

歩夢｢残念だったね♡｣

かすみ｢くっ…わかりましたよ 元はと言えばかすみんが悪いんです 煮るなり焼くなり好きにしてください｣

歩夢｢そうさせてもらうね｣

かすみ(さようなら同好会のみんな…)

歩夢｢じゃあ、口開けて？｣

かすみ｢…え？｣

歩夢｢いいから｣

かすみ｢わ、わかりましたよ｣

歩夢｢ふふっ、あ～ん♡｣

かすみ｢！？｣

歩夢｢ほら、顎が疲れちゃうよ？｣

かすみ｢…あ、あ～ん…｣ﾊﾟｸｯ

歩夢｢美味しい？｣

かすみ｢もぐもぐ…ごくん……美味しいです…｣

歩夢｢ふふっ イタズラもほどほどにね？｣

かすみ｢…はい…//｣ﾓｼﾞﾓｼﾞ

かすみ(歩夢先輩はずるいです…)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

歩夢(かすみちゃんは可愛いなぁ～)

終わり

かすみんなかわいいな

歩夢ちゃんにあーんしてもらったんだから作戦は成功だな