1: 2022/02/06(日) 01:07:27.542
魔王「側近に裏切られたから氏刑にしたけど、代わりにいいやついないかなぁ。忠実なやつがいいなぁ」
四天王1「ぬいぐるみとか良いんじゃないすか?www」
魔王「...確かにそれ良いな。よし買い行こう」
四天王1「え、ちょま冗談」

3: 2022/02/06(日) 01:09:03.976
〜過去〜
魔王「はいお前氏刑」
前側近(故、享年887)「私のような優秀な部下を失って、どうするおつもりで?同じような人材を見つけられますか?」
魔王(ぐっここは魔王の名にかけて無理だとはいえない...)「当然だ!お主よりも優秀な部下を見つけ世界を支配してやる!」

5: 2022/02/06(日) 01:10:12.045
四天王1「なんでそんな事言っちゃったんですかぁ...前側近は本当に優秀な方でしたよ...」
魔王「しかしその問題もぬいぐるみを雇うということで解決するのだ」
四天王1「何も解決してませんよ」

7: 2022/02/06(日) 01:11:41.951
魔王「たしかに反乱を起こされる心配がない。流石四天王1だ」
四天王1「冗談ですってぇ...」
魔王「ホームセンターに行くぞ」
四天王1「魔王の口からホームセンターって単語が出るの後にも先にもありませんよ」

8: 2022/02/06(日) 01:13:01.990
ホームセンター

魔王「気に入った、お前を側近として迎え入れてやろう」
四天王1「いや、それ羊のぬいぐるみ...」
魔王「忠誠を誓うのならば、永遠の命をくれてやろう!」
四天王「ぬいぐるみですってば...」

9: 2022/02/06(日) 01:13:53.659
魔族城

魔王「側近は氏刑になった」
魔族「あの方が...」
  「なんと...」ザワザワ
魔王「次の側近だが、この羊のぬいぐるみを迎え入れることにした!」
魔族一同「「え??」」
四天王1(みんな困惑してますよ)

10: 2022/02/06(日) 01:15:13.275
魔族新聞記者「どうしてぬいぐるみを?」
魔王「だってこいつ裏切らなそうじゃん」
記者「かわいいですしね」
四天王1(おい記者同意すな魔王が調子乗るだろ)

11: 2022/02/06(日) 01:16:20.847
数日後

四天王「で、どうです新しい側近は」
魔王「可愛いから仕事の意欲が増すわ、文句は言ってこないわ、食事代もかからないわで最高だ」
四天王「今なら前側近が反乱を起こした理由がはっきりとわかります...」

13: 2022/02/06(日) 01:18:08.507
魔族新聞
『魔王 新たな側近をぬいぐるみに』
四天王1「でかでかと書かれてますよぉ...」
魔王「こっちも見ろ」バサッ
四天王1「週刊誌ですか...?」
『新側近・羊のぬいぐるみの可愛さについて 魔王独占インタビュー』
四天王1「何やってんすか...」

14: 2022/02/06(日) 01:20:15.940
四天王1「というか今頃勇者一向も混乱してますよ」
四天王1「ついに魔王が呆けたと好機と見て攻め入ってくるかもですよ」
魔王「呆け...?」
四天王1「あ」

15: 2022/02/06(日) 01:22:19.195
勇者一向

魔法使い「勇者さん、今日のの魔族新聞です」
勇者「ほーん、側近がぬいぐるみねぇ」
勇者「え?側近がぬいぐるみ?」
一向「「は???」」
勇者「そんなはずない、幻覚か」
勇者「疲れてんのかなぁ、故郷帰って療養するかぁ」
一同「「そうだな」」

(四天王1以外の)魔族に平和が訪れたとさ

18: 2022/02/06(日) 01:25:38.016
雑ではあったが見てくれてありがとう
まだ寝ないけどおやすみ
また会う時があったら

引用元: 魔王「本日より俺の側近はぬいぐるみにする」