5: 2009/09/19(土) 00:38:32.21
朝 AM6:00
翠「チビ人間、朝ですよ!!朝ですよ!!」
ジュン「………………」zzZZ
翠「いい加減体内時計を常人にあわせやがれです!!」
ジュン「………………」zzZZ
翠「…………ぅぅぅぅ!!!!」
ペチペチ!!
翠「お!!き!!る!!で!!す!!」
ジュン「い、イタッ!!痛い!!え、な、なんだ!?」
翠「やっと起きたですか」
ジュン「……今僕のおでこ、たたいたろ?」
翠「さぁ?なんのことですか?」
ジュン「………………」
翠「チビ人間、朝ですよ!!朝ですよ!!」
ジュン「………………」zzZZ
翠「いい加減体内時計を常人にあわせやがれです!!」
ジュン「………………」zzZZ
翠「…………ぅぅぅぅ!!!!」
ペチペチ!!
翠「お!!き!!る!!で!!す!!」
ジュン「い、イタッ!!痛い!!え、な、なんだ!?」
翠「やっと起きたですか」
ジュン「……今僕のおでこ、たたいたろ?」
翠「さぁ?なんのことですか?」
ジュン「………………」
7: 2009/09/19(土) 00:42:02.00
翠「今日は翠星石がスコーンを焼いてやりますから、しっかり食べるですよ」
ジュン「……焼けてから起こしてくれてもよかったんじゃないか?」
翠「だ~か~ら~。お前の体内時計を常人に合わせるためです」
ジュン「別にそんなの良いじゃないか」
翠「学校へ行きたいなら、学校へいく人間の生活リズムに合わせる必要があります」
ジュン「………………」
翠「さ、一階に行きますよ。お前は新聞でも読むです」
ジュン「……わかったよ」
ジュン「……焼けてから起こしてくれてもよかったんじゃないか?」
翠「だ~か~ら~。お前の体内時計を常人に合わせるためです」
ジュン「別にそんなの良いじゃないか」
翠「学校へ行きたいなら、学校へいく人間の生活リズムに合わせる必要があります」
ジュン「………………」
翠「さ、一階に行きますよ。お前は新聞でも読むです」
ジュン「……わかったよ」
9: 2009/09/19(土) 00:45:27.76
ジュン「……あ、猫警部役の声優が猫警部役降板だって」
翠「せいゆう?」
ジュン「えっと……猫警部、次回から声が変わるよ」
翠「なぜですか?」
ジュン「なんか、猫警部の声を出してる人がいるんだよ。声優って言うんだけど」
翠「せいゆう」
ジュン「その人が猫警部をやめるんだって」
翠「ほぇ~……」
翠「せいゆう?」
ジュン「えっと……猫警部、次回から声が変わるよ」
翠「なぜですか?」
ジュン「なんか、猫警部の声を出してる人がいるんだよ。声優って言うんだけど」
翠「せいゆう」
ジュン「その人が猫警部をやめるんだって」
翠「ほぇ~……」
13: 2009/09/19(土) 00:49:25.21
翠「さっきから真紅とチビ苺が暗いのはその所為ですか」
紅「………………」
雛「………………」
ジュン「おぉ、見事に無言」
翠「ま、そんなことより、そろそろスコーンが焼き上がりますよ」
ジュン「そういえば、姉ちゃんは?」
翠「のりの目覚ましは1時間遅らせたです」
ジュン「なんでそんなことしたんだ?」
翠「お前と違って、のりはたまにはほんの少しゆっくりさせてやるです」
ジュン「なんだよそれ」
紅「………………」
雛「………………」
ジュン「おぉ、見事に無言」
翠「ま、そんなことより、そろそろスコーンが焼き上がりますよ」
ジュン「そういえば、姉ちゃんは?」
翠「のりの目覚ましは1時間遅らせたです」
ジュン「なんでそんなことしたんだ?」
翠「お前と違って、のりはたまにはほんの少しゆっくりさせてやるです」
ジュン「なんだよそれ」
16: 2009/09/19(土) 00:54:01.70
のり「はれぇ~!!??」
ジュン「あ、起きた」
のり「ななな、なんか壁掛時計と目覚まし時計が一時間ずれてるんだけど……」
翠「壁掛が正しいです。のりは少しぐうたらするべきです!!」
のり「へ?」
ジュン「カクカクシカジカ」
のり「あら、そうだったの……」
翠「さ、スコーンが焼けたですよ。おまえら貪り食いやがれです!!」
のり「ありがとう翠星石ちゃん」
翠「もっと讃えるです」
ジュン「………………」モグモグ
ジュン「あ、起きた」
のり「ななな、なんか壁掛時計と目覚まし時計が一時間ずれてるんだけど……」
翠「壁掛が正しいです。のりは少しぐうたらするべきです!!」
のり「へ?」
ジュン「カクカクシカジカ」
のり「あら、そうだったの……」
翠「さ、スコーンが焼けたですよ。おまえら貪り食いやがれです!!」
のり「ありがとう翠星石ちゃん」
翠「もっと讃えるです」
ジュン「………………」モグモグ
18: 2009/09/19(土) 00:59:39.01
AM9:00
翠「のりは学校へ。真紅とチビ苺は朝っぱらからふて寝」
ジュン「昼まで暇だな……ネットでも……」
翠「とう、翠星石キック」ゲシ
ジュン「な、何すんだよ!!」
翠「………………じーっ」
ジュン「……な、なんだよ」
翠「………………じーっ」
ジュン「………………ん?」
翠「………………じーっ」
ジュン「………………」
ジュン「な、なんか遊ぶか?」
翠「おぉ、いいですね!!」パァッ
ジュン「………………」
翠「のりは学校へ。真紅とチビ苺は朝っぱらからふて寝」
ジュン「昼まで暇だな……ネットでも……」
翠「とう、翠星石キック」ゲシ
ジュン「な、何すんだよ!!」
翠「………………じーっ」
ジュン「……な、なんだよ」
翠「………………じーっ」
ジュン「………………ん?」
翠「………………じーっ」
ジュン「………………」
ジュン「な、なんか遊ぶか?」
翠「おぉ、いいですね!!」パァッ
ジュン「………………」
22: 2009/09/19(土) 01:08:15.46
ジュン「サイコロみっけた」
翠「二つありますね」
ジュン「どっちが大きい目を出せるか勝負しようぜ」
翠「いいですよ。……ほっ」カラカラ
ジュン「……六って」
翠「ほれほれ」
ジュン「……よっ」カラカラ
翠「ぷーっ!!1ですよ1!!」
ジュン「まてまてまて」
翠「二つありますね」
ジュン「どっちが大きい目を出せるか勝負しようぜ」
翠「いいですよ。……ほっ」カラカラ
ジュン「……六って」
翠「ほれほれ」
ジュン「……よっ」カラカラ
翠「ぷーっ!!1ですよ1!!」
ジュン「まてまてまて」
24: 2009/09/19(土) 01:13:00.38
翠「翠星石は負け知らずですね」
ジュン「……なんで勝てないんだ?」
翠「ほれほれ、翠星石より大きい目を出してみるですよ。ほっ」カラカラ
ジュン「5か。……ほ」カラカラ
翠「3ですね」
ジュン「なんでだよ!!」
ジュン「……なんで勝てないんだ?」
翠「ほれほれ、翠星石より大きい目を出してみるですよ。ほっ」カラカラ
ジュン「5か。……ほ」カラカラ
翠「3ですね」
ジュン「なんでだよ!!」
25: 2009/09/19(土) 01:18:46.05
ジュン「サイコロはやめよう」
翠「………………」ニマニマ
ジュン「トランプ。トランプでババ抜きだ」
翠「今の翠星石には勝負の女神がついてますからね。負ける気がしないです」
ジュン「いいや、これなら勝てるね」
翠「なんとでも言うですよ。ケケケケ……」
翠「………………」ニマニマ
ジュン「トランプ。トランプでババ抜きだ」
翠「今の翠星石には勝負の女神がついてますからね。負ける気がしないです」
ジュン「いいや、これなら勝てるね」
翠「なんとでも言うですよ。ケケケケ……」
28: 2009/09/19(土) 01:21:01.32
ジュン「……これかな?」
翠「………………」
ジュン「いやこっちか」
翠「………………」ニンマリ
ジュン「………………」
ジュン「やっぱこっちか?」
翠「………………」
ジュン「や、こっち……?」
翠「………………」ニンマリ
ジュン「………………」
翠「………………」
ジュン「いやこっちか」
翠「………………」ニンマリ
ジュン「………………」
ジュン「やっぱこっちか?」
翠「………………」
ジュン「や、こっち……?」
翠「………………」ニンマリ
ジュン「………………」
30: 2009/09/19(土) 01:23:59.38
翠「こっちですかね?」
ジュン「………………」
翠「いやいや、こっち?」
ジュン「………………」ニヤリ
翠「っ!!いやこっちです!!」シュピッ
ババ
翠「キィィィィッ!!!!」
ジュン「………………」ニヤリ
ジュン「………………」
翠「いやいや、こっち?」
ジュン「………………」ニヤリ
翠「っ!!いやこっちです!!」シュピッ
ババ
翠「キィィィィッ!!!!」
ジュン「………………」ニヤリ
32: 2009/09/19(土) 01:30:41.55
翠「むぅぅ、勝てないです!!」
ジュン「翠星石は顔に出やすいなぁ」
翠「へ、翠星石はそんなにわかりやすいですか?」
ジュン「すごくわかりやすい。ババ取ろうとするとすごく嬉しそう」
翠「はぁ、翠星石の素直な性格が災いしたですか……」
ジュン「え?今なんて?」
翠「もう一度勝負です!!」
ジュン「よし、いいよ」
ジュン「翠星石は顔に出やすいなぁ」
翠「へ、翠星石はそんなにわかりやすいですか?」
ジュン「すごくわかりやすい。ババ取ろうとするとすごく嬉しそう」
翠「はぁ、翠星石の素直な性格が災いしたですか……」
ジュン「え?今なんて?」
翠「もう一度勝負です!!」
ジュン「よし、いいよ」
35: 2009/09/19(土) 01:39:06.12
ジュン「………………」
翠「………………」ドンヨリ
ジュン「翠星石?」
翠「………………ナンデスカ?」ドンヨリ
ジュン「なんでそんな、暗いんだ?」
翠「……表情ヲ読マレナイタメデス……」ドンヨリ
ジュン「あぁ、そう……」
ジュン「……これかな?」
翠「………………」ドンヨリ
翠「………………フッ」ドンヨリ
ジュン「これだ」
翠「あ、あぁっ!!??」
翠「………………」ドンヨリ
ジュン「翠星石?」
翠「………………ナンデスカ?」ドンヨリ
ジュン「なんでそんな、暗いんだ?」
翠「……表情ヲ読マレナイタメデス……」ドンヨリ
ジュン「あぁ、そう……」
ジュン「……これかな?」
翠「………………」ドンヨリ
翠「………………フッ」ドンヨリ
ジュン「これだ」
翠「あ、あぁっ!!??」
38: 2009/09/19(土) 01:48:55.63
ジュン「翠星石、見てみろよこのコイン」
翠「はぁ……」
ジュン「左手にコインを握って、手の甲を上に向けるだろ?」
翠「向けるですね」
ジュン「何も持ってない右手を、左手の甲にかぶせる」
ジュン「で、手を揺すると……」シュッ
ジュン「コインが左手の甲の上に」
翠「………………え」
翠「ええぇぇぇぇっっ!!??」
翠「ななな、何ですか今の!!どういう事ですか!?」
ジュン「フフフ……」
翠「も、もう一回見せるです!!」
ジュン「ほら」シュッ
翠「うぐぐぐぐっ…………!!」
翠「はぁ……」
ジュン「左手にコインを握って、手の甲を上に向けるだろ?」
翠「向けるですね」
ジュン「何も持ってない右手を、左手の甲にかぶせる」
ジュン「で、手を揺すると……」シュッ
ジュン「コインが左手の甲の上に」
翠「………………え」
翠「ええぇぇぇぇっっ!!??」
翠「ななな、何ですか今の!!どういう事ですか!?」
ジュン「フフフ……」
翠「も、もう一回見せるです!!」
ジュン「ほら」シュッ
翠「うぐぐぐぐっ…………!!」
41: 2009/09/19(土) 01:59:18.70
翠「お、教えるです!!翠星石にタネを教えるです!!」
ジュン「フフフ。これな、……ゴニョゴニョ」
翠「……はぁ~。そんな簡単な……」
ジュン「ほら、コイン貸してやるから、練習だ」
翠「……チビ人間」
ジュン「ん?」
翠「翠星石の手にはこのコインは大きすぎるです……」
ジュン「え?……あ、そうか」
翠「………………」シュン
ジュン「………………」
ジュン「フフフ。これな、……ゴニョゴニョ」
翠「……はぁ~。そんな簡単な……」
ジュン「ほら、コイン貸してやるから、練習だ」
翠「……チビ人間」
ジュン「ん?」
翠「翠星石の手にはこのコインは大きすぎるです……」
ジュン「え?……あ、そうか」
翠「………………」シュン
ジュン「………………」
44: 2009/09/19(土) 02:03:59.68
ジュン「……そうだ、ちょっと待ってろ」
翠「…………?」
ジュン「確か、この辺りに……」ガサゴソ
ジュン「あった、ほら」
翠「……これは、ボタンですか?」
ジュン「ちっちゃいやつなんだけど、お前の手ならちょうど良い大きさだろ?」
翠「……おぉ、良い感じですよ!!」
ジュン「よし、これでさっきの練習ができるな」
翠「チビ人間がめずらしく翠星石の役に立った瞬間ですね」キラキラ
ジュン「何だと」
翠「…………?」
ジュン「確か、この辺りに……」ガサゴソ
ジュン「あった、ほら」
翠「……これは、ボタンですか?」
ジュン「ちっちゃいやつなんだけど、お前の手ならちょうど良い大きさだろ?」
翠「……おぉ、良い感じですよ!!」
ジュン「よし、これでさっきの練習ができるな」
翠「チビ人間がめずらしく翠星石の役に立った瞬間ですね」キラキラ
ジュン「何だと」
48: 2009/09/19(土) 02:11:56.30
ジュン「喉乾いたな……。お、コーラ」
翠「あぁ、爆弾水ですね」
ジュン「爆弾水?」
翠「この間のりに少しだけもらって飲んだです。そしたら口の中で爆発しやがったです!!」
ジュン「爆弾水って……」
翠「真紅なんて、紅茶飲むみたいにティーカップで優雅に飲もうとして吹き出しましたからね」
ジュン「見てみたかったなそれ」
翠「あぁ、爆弾水ですね」
ジュン「爆弾水?」
翠「この間のりに少しだけもらって飲んだです。そしたら口の中で爆発しやがったです!!」
ジュン「爆弾水って……」
翠「真紅なんて、紅茶飲むみたいにティーカップで優雅に飲もうとして吹き出しましたからね」
ジュン「見てみたかったなそれ」
54: 2009/09/19(土) 02:20:43.17
ジュン「じゃあ少し炭酸を抜いてやろう」
シャカシャカシャカ
翠「……?」
ジュン「で、キャップをあけると……」
ブシッ!!!!
翠「ひ、ヒィィィッ!!ば、爆発しやがったです!!」
ジュン「これくらいなら飲めるんじゃないかな。ほら、ついでやるよ」
翠「ええぇ……また飲むですか?」
ジュン「今度は飲めるって。ほら、もう爆発したろ?」
翠「うぅ……」
シャカシャカシャカ
翠「……?」
ジュン「で、キャップをあけると……」
ブシッ!!!!
翠「ひ、ヒィィィッ!!ば、爆発しやがったです!!」
ジュン「これくらいなら飲めるんじゃないかな。ほら、ついでやるよ」
翠「ええぇ……また飲むですか?」
ジュン「今度は飲めるって。ほら、もう爆発したろ?」
翠「うぅ……」
57: 2009/09/19(土) 02:29:33.05
ジュン「ほら」
翠「うぅ…………」
翠「………………んっ」チビッ
翠「……なんか、まだちょっとパチパチします……」
ジュン「慣れたらこんなの平気になるよ」ゴクゴク
翠「しかし、甘ったるいですね……。なにか、しょっぱいものは……」
ジュン「ポテチあるぞ」
翠「ほしいです」
ジュン「あぁ、黄金の組み合わせだな」
翠「………………?」
翠「うぅ…………」
翠「………………んっ」チビッ
翠「……なんか、まだちょっとパチパチします……」
ジュン「慣れたらこんなの平気になるよ」ゴクゴク
翠「しかし、甘ったるいですね……。なにか、しょっぱいものは……」
ジュン「ポテチあるぞ」
翠「ほしいです」
ジュン「あぁ、黄金の組み合わせだな」
翠「………………?」
65: 2009/09/19(土) 03:05:22.27
ジュン「真紅と雛苺はまだふて寝か」
翠「そろそろお昼ですから、起こさないといけませんね」
ジュン「昼食はなんだろ」
翠「のりが夏に残した素麺をゆでてましたよ」
ジュン「この時期に素麺か」
翠「え、素麺嫌いですか?」
ジュン「嫌いじゃないけどさ。……素麺好きなの?」
翠「あの、ちゅるって食べるのが楽しいです」
ジュン「ふぅん」
翠「そろそろお昼ですから、起こさないといけませんね」
ジュン「昼食はなんだろ」
翠「のりが夏に残した素麺をゆでてましたよ」
ジュン「この時期に素麺か」
翠「え、素麺嫌いですか?」
ジュン「嫌いじゃないけどさ。……素麺好きなの?」
翠「あの、ちゅるって食べるのが楽しいです」
ジュン「ふぅん」
66: 2009/09/19(土) 03:12:06.09
PM12:00
翠「おーい、おーい」ペチペチ
雛「んゆ、翠星石、カバンをたたかないで……」
翠「さっさと出てくるですよ。お昼は素麺ですよ」
雛「素麺!!」ガパッ
翠「お子様は単純で扱いやすいです」
翠「おーい真紅。真紅やーい」
カバン「………………」
翠「真紅はカバンから出てこないですね」
翠「おーい、おーい」ペチペチ
雛「んゆ、翠星石、カバンをたたかないで……」
翠「さっさと出てくるですよ。お昼は素麺ですよ」
雛「素麺!!」ガパッ
翠「お子様は単純で扱いやすいです」
翠「おーい真紅。真紅やーい」
カバン「………………」
翠「真紅はカバンから出てこないですね」
68: 2009/09/19(土) 03:19:43.99
翠「いくら呼び掛けても出てきませんね」
翠「こうなったら、カバンを縦にしておくです」
翠「けけけ、頭に血が上るですよ」
カバン「………………」
カバン「………………」プルプル
カバン「………………」グラッ
バタン
翠「ぷーっ、くくく!!」
翠「こうなったら、カバンを縦にしておくです」
翠「けけけ、頭に血が上るですよ」
カバン「………………」
カバン「………………」プルプル
カバン「………………」グラッ
バタン
翠「ぷーっ、くくく!!」
71: 2009/09/19(土) 03:29:57.66
翠「ほらほら、早くあけないと、今度は水に沈めますよ~」
カバン「………………」
ガパッ
紅「………………」ぶっす~
翠「おぉ、見事にむくれてますね」
紅「………………ふんっ」プイッ
翠「なんか、いつもより子供っぽい気がしますね」
紅「……私のどこが子供っぽいねよ」
翠「ほらほら、翠星石お姉さんが慰めてやるですよー」
紅「………………」ピキピキ
カバン「………………」
ガパッ
紅「………………」ぶっす~
翠「おぉ、見事にむくれてますね」
紅「………………ふんっ」プイッ
翠「なんか、いつもより子供っぽい気がしますね」
紅「……私のどこが子供っぽいねよ」
翠「ほらほら、翠星石お姉さんが慰めてやるですよー」
紅「………………」ピキピキ
73: 2009/09/19(土) 03:37:21.76
一階
ジュン「やっと降りてきたか」
紅「…………ふんっ」
翠「まえがみえねぇ」
ジュン「どうしたんだよ……その顔」
翠「し、真紅が……」
紅「翠星石」
翠「……なんでもないです」
ジュン「………………」
雛「ちゅるちゅる……」
ジュン「あ、先に食ってら」
雛「ふぇ?」
ジュン「やっと降りてきたか」
紅「…………ふんっ」
翠「まえがみえねぇ」
ジュン「どうしたんだよ……その顔」
翠「し、真紅が……」
紅「翠星石」
翠「……なんでもないです」
ジュン「………………」
雛「ちゅるちゅる……」
ジュン「あ、先に食ってら」
雛「ふぇ?」
75: 2009/09/19(土) 03:43:38.63
雛「ちゅるちゅる」
翠「ちゅるちゅる」
紅「ちゅるちゅる」
ジュン「ずずっ、……ずずずっ」
翠「はぁ~。やっぱり男の子なんですねぇ」
ジュン「は?」
雛「ごーかいなのよ」
紅「一口の量が半端じゃないわね」
ジュン「……おまえらと比べてもな……」
翠「ちゅるちゅる」
紅「ちゅるちゅる」
ジュン「ずずっ、……ずずずっ」
翠「はぁ~。やっぱり男の子なんですねぇ」
ジュン「は?」
雛「ごーかいなのよ」
紅「一口の量が半端じゃないわね」
ジュン「……おまえらと比べてもな……」
78: 2009/09/19(土) 03:51:16.15
ジュン「さ、図書館に行くかな……」
翠「………………じーっ」
ジュン「……なんだよ?」
翠「………………じーっ」
ツ・レ・テ・ケ
ジュン「………………」
翠「………………じーっ」
ジュン「いってきまーす」
翠「あぁっ!!ち、チビ人間!!そ、そんな!?」
翠「………………じーっ」
ジュン「……なんだよ?」
翠「………………じーっ」
ツ・レ・テ・ケ
ジュン「………………」
翠「………………じーっ」
ジュン「いってきまーす」
翠「あぁっ!!ち、チビ人間!!そ、そんな!?」
79: 2009/09/19(土) 04:00:56.95
翠「チビ人間が図書館に行ってしまいました……」
雛「おえかきおえかき~♪」
紅「こうなったら私が猫警部の声優として……」
翠「二人はもう個人で遊びはじめてしまったし……」
翠「そうだ、蒼星石に会いに行きましょう」
翠「翠星石はちょいと出かけてきますよ」
雛「ぐるぐるの、ぐにゃぐにゃ~♪」
紅「んんっ、あーあー、わ、私は猫警部、私は猫警部だ!!」
翠「誰も聞いてないですよ、これ」
雛「おえかきおえかき~♪」
紅「こうなったら私が猫警部の声優として……」
翠「二人はもう個人で遊びはじめてしまったし……」
翠「そうだ、蒼星石に会いに行きましょう」
翠「翠星石はちょいと出かけてきますよ」
雛「ぐるぐるの、ぐにゃぐにゃ~♪」
紅「んんっ、あーあー、わ、私は猫警部、私は猫警部だ!!」
翠「誰も聞いてないですよ、これ」
83: 2009/09/19(土) 04:12:47.27
薔薇屋敷
ガシャーン!!
翠「遊びにきてやったですよ!!」
一葉「やぁ、いらっしゃい翠星石」
翠「蒼星石はどこですか?」キョロキョロ
一葉「今は庭の薔薇を見に行っているよ」
翠「おぅ、じゃあ翠星石も行くです!!」
一葉「その前に窓を直してくれると」
翠「そーせーせきー!!」
ガシャーン!!
一葉「……助かるんだけど…………」
ガシャーン!!
翠「遊びにきてやったですよ!!」
一葉「やぁ、いらっしゃい翠星石」
翠「蒼星石はどこですか?」キョロキョロ
一葉「今は庭の薔薇を見に行っているよ」
翠「おぅ、じゃあ翠星石も行くです!!」
一葉「その前に窓を直してくれると」
翠「そーせーせきー!!」
ガシャーン!!
一葉「……助かるんだけど…………」
86: 2009/09/19(土) 04:24:07.82
翠「蒼星石!!」
蒼「やぁ、翠星石。今日は遊びに?」
翠「可愛い妹の顔を見に来てやったですよ」
蒼「はは、ありがとう。今庭のゴミを拾っているんだけれど、手伝ってくれるかい?」
翠「お安い御用ですよ。今見ているです、この庭が前よりも綺麗になった姿が目に浮かびます」
蒼「それじゃあ、翠星石は向こうからおねがいするよ」
翠「……はれ?一緒にやらないですか?」
蒼「個別にやったほうが効率が良いよ」
翠「……ぶぅ」
蒼「むくれないで、ほら、早く終わらせて、一緒に紅茶を飲もう」
蒼「やぁ、翠星石。今日は遊びに?」
翠「可愛い妹の顔を見に来てやったですよ」
蒼「はは、ありがとう。今庭のゴミを拾っているんだけれど、手伝ってくれるかい?」
翠「お安い御用ですよ。今見ているです、この庭が前よりも綺麗になった姿が目に浮かびます」
蒼「それじゃあ、翠星石は向こうからおねがいするよ」
翠「……はれ?一緒にやらないですか?」
蒼「個別にやったほうが効率が良いよ」
翠「……ぶぅ」
蒼「むくれないで、ほら、早く終わらせて、一緒に紅茶を飲もう」
88: 2009/09/19(土) 04:32:42.07
翠「蒼星石ー!!これはゴミですかー?」
蒼「それはなんだーい!?」
翠「地面に刺さった変な緑色の水が入ったやつー!!」
蒼「ゴミじゃないから元あった場所にさしておいてー!!」
翠「からっぽのやつは何ですかー!?」
蒼「ゴミー!!」
蒼「それはなんだーい!?」
翠「地面に刺さった変な緑色の水が入ったやつー!!」
蒼「ゴミじゃないから元あった場所にさしておいてー!!」
翠「からっぽのやつは何ですかー!?」
蒼「ゴミー!!」
90: 2009/09/19(土) 04:41:00.10
翠「も、もうへろへろです……」
蒼「おつかれさま、翠星石」
翠「蒼星石はちゃんと毎日、この庭の手入れをしてるですか?」
蒼「うん。……この薔薇園の薔薇はね、ずっと見放されていたから」
蒼「誰にも見られず、触れられず、弱々しく咲くだけで」
蒼「……可哀相で」
翠「蒼星石……」
翠「真面目な話はさておいて、これを見るです」
蒼「え?」
蒼「おつかれさま、翠星石」
翠「蒼星石はちゃんと毎日、この庭の手入れをしてるですか?」
蒼「うん。……この薔薇園の薔薇はね、ずっと見放されていたから」
蒼「誰にも見られず、触れられず、弱々しく咲くだけで」
蒼「……可哀相で」
翠「蒼星石……」
翠「真面目な話はさておいて、これを見るです」
蒼「え?」
92: 2009/09/19(土) 04:43:16.95
翠「良いですか?翠星石の左手にボタンがありますね?」
蒼「うん」
翠「手を握って、何も持ってない右手を左手にかぶせて……」
翠「手を揺すると……!!」シュッ
……ぽて
翠「………………」
蒼「………………」
翠「…………ちがうですよ」
蒼「うん」
蒼「うん」
翠「手を握って、何も持ってない右手を左手にかぶせて……」
翠「手を揺すると……!!」シュッ
……ぽて
翠「………………」
蒼「………………」
翠「…………ちがうですよ」
蒼「うん」
94: 2009/09/19(土) 04:52:24.85
翠「ほら、今成功したですよ!!」
蒼「なるほど。それ、君のマスターに教えてもらったのかい?」
翠「です!!」
蒼「おもしろいマスターだね、彼は」
一葉「………………」
一葉「蒼星石、ここにトランプがあるだろう?」
蒼「マスター……?」
蒼「なるほど。それ、君のマスターに教えてもらったのかい?」
翠「です!!」
蒼「おもしろいマスターだね、彼は」
一葉「………………」
一葉「蒼星石、ここにトランプがあるだろう?」
蒼「マスター……?」
96: 2009/09/19(土) 04:59:45.79
翠「そうだ、蒼星石にお土産があるですよ」
蒼「お土産?」
翠「爆弾水です」
蒼「爆弾水?」
翠「いいから、蓋をあけてみるです?」
蒼「…………?」
プシッ!!
蒼「っ!!??」ガタガタッ
蒼「…………?……??」
翠「けけけけ……」ニマニマ
蒼「お土産?」
翠「爆弾水です」
蒼「爆弾水?」
翠「いいから、蓋をあけてみるです?」
蒼「…………?」
プシッ!!
蒼「っ!!??」ガタガタッ
蒼「…………?……??」
翠「けけけけ……」ニマニマ
99: 2009/09/19(土) 05:11:03.41
翠「ささ、カップについでやったですよ」
蒼「……う、うん……」
蒼「………………んっ」クイッ
蒼「んぐっ!?がっ、げほげほっ、けほっ!!」
翠「ひーっひっひっひ!!」
蒼「す、翠星石……けほっ!!」
蒼「はぁ……はぁ……ふぅ。……ねぇ翠星石」
翠「何ですか?」
蒼「花火水、いる?」
翠「へ?」
蒼「マスター、あれを」
一葉「あ、あぁ」
蒼「……う、うん……」
蒼「………………んっ」クイッ
蒼「んぐっ!?がっ、げほげほっ、けほっ!!」
翠「ひーっひっひっひ!!」
蒼「す、翠星石……けほっ!!」
蒼「はぁ……はぁ……ふぅ。……ねぇ翠星石」
翠「何ですか?」
蒼「花火水、いる?」
翠「へ?」
蒼「マスター、あれを」
一葉「あ、あぁ」
100: 2009/09/19(土) 05:17:08.31
一葉「はい、持ってきたよ、サイダー」
蒼「翠星石、僕からの気持ちだよ」
翠「あの、これ、透明ですけど、なんかシュワシュワ……」
蒼「飲んでくれるよね?」
翠「いや、あの、翠星石はシュワシュワは……ちょっと……」
蒼「翠星石……」
蒼「飲んでくれるよね?」
翠(な、なんでこんなことに……)
蒼「翠星石、僕からの気持ちだよ」
翠「あの、これ、透明ですけど、なんかシュワシュワ……」
蒼「飲んでくれるよね?」
翠「いや、あの、翠星石はシュワシュワは……ちょっと……」
蒼「翠星石……」
蒼「飲んでくれるよね?」
翠(な、なんでこんなことに……)
102: 2009/09/19(土) 05:29:04.61
翠「けほけほっ、うぅ……」
蒼「おいしかった?」
翠「シュワシュワの所為で味がわからねーです……」
蒼「ははは。やっぱりね」
翠「うぅぅ……」
蒼「所で、翠星石のマスター、ジュン君だっけ。今は何を?」
翠「図書館にいって勉強してますよ」
蒼「へぇ、優秀なんだね」
一葉「………………」
一葉「ふむ、突然勉強がしたくなったな。いくつになっても勉学はよいものだ」
蒼「マスター?」
蒼「おいしかった?」
翠「シュワシュワの所為で味がわからねーです……」
蒼「ははは。やっぱりね」
翠「うぅぅ……」
蒼「所で、翠星石のマスター、ジュン君だっけ。今は何を?」
翠「図書館にいって勉強してますよ」
蒼「へぇ、優秀なんだね」
一葉「………………」
一葉「ふむ、突然勉強がしたくなったな。いくつになっても勉学はよいものだ」
蒼「マスター?」
104: 2009/09/19(土) 05:42:32.98
翠「そろそろチビ人間も帰ってきてる頃ですね。おいとまします」
蒼「そうかい?またいつでも遊びにおいで」
一葉「玄関からね」
翠「言われなくても、また来ますよ。窓から。じゃ!!」
ガシャーン!!
一葉「あぁ……」
蒼「あぁ……」
蒼「そうかい?またいつでも遊びにおいで」
一葉「玄関からね」
翠「言われなくても、また来ますよ。窓から。じゃ!!」
ガシャーン!!
一葉「あぁ……」
蒼「あぁ……」
108: 2009/09/19(土) 05:53:03.43
桜田家 PM17:00
翠「おーう、今帰ったですよー」
巴「あら」
翠「巴ですか。よく来たですね。まぁ自分の家のようにくつろぐです」
翠「……チビ苺は?」
のり「草笛さんの家よ」
翠「チビ人間はまだ帰ってないみたいですね。タイミング悪かったですね巴」
巴「私が勝手に来ただけだから」
翠「おーう、今帰ったですよー」
巴「あら」
翠「巴ですか。よく来たですね。まぁ自分の家のようにくつろぐです」
翠「……チビ苺は?」
のり「草笛さんの家よ」
翠「チビ人間はまだ帰ってないみたいですね。タイミング悪かったですね巴」
巴「私が勝手に来ただけだから」
109: 2009/09/19(土) 05:59:30.32
翠「あれ、真紅もいないんですか?」
巴「何か、猫警部がどうとか言って飛び出していったわよ」
翠「はぁ?」
のり「真紅ちゃん、どうしちゃったのかしら……」
翠「………………」
巴「………………」
のり「………………」
翠「ま、そんなことより、これを見るですよ」
のり「なになに?」
巴「………………?」
巴「何か、猫警部がどうとか言って飛び出していったわよ」
翠「はぁ?」
のり「真紅ちゃん、どうしちゃったのかしら……」
翠「………………」
巴「………………」
のり「………………」
翠「ま、そんなことより、これを見るですよ」
のり「なになに?」
巴「………………?」
111: 2009/09/19(土) 06:07:26.67
翠「ん~……ほっ」シュッ
翠「どうです!!ボタンが手の甲の上に移動したです!!」
のり「すごいわ翠星石ちゃん!!」
翠「ふふん!!」
巴「……翠星石」
翠「なんですか?」
巴「もう一回、おねがい」
翠「良いですよ」
翠「どうです!!ボタンが手の甲の上に移動したです!!」
のり「すごいわ翠星石ちゃん!!」
翠「ふふん!!」
巴「……翠星石」
翠「なんですか?」
巴「もう一回、おねがい」
翠「良いですよ」
112: 2009/09/19(土) 06:12:38.90
巴「もう一回」
翠「ま、またですか?」
巴「おねがい」
翠「うぅ……」
しゅっ ぱっ
巴「………………」
翠「………………」
巴「もう一回……」
翠「ふぇぇ…………」
翠「ま、またですか?」
巴「おねがい」
翠「うぅ……」
しゅっ ぱっ
巴「………………」
翠「………………」
巴「もう一回……」
翠「ふぇぇ…………」
115: 2009/09/19(土) 06:32:18.88
巴「わかった、ボタンは二つあった」
翠「一つしかないですよ……」
巴「………………」
巴「これ、桜田君に教わったの?」
翠「です」
ジュン「ただいまー」
翠「お、やっと帰ってきたですね」
雛「ただいまー」
巴「おかえりなさーい」
雛「と、トモエー!!」
翠「一つしかないですよ……」
巴「………………」
巴「これ、桜田君に教わったの?」
翠「です」
ジュン「ただいまー」
翠「お、やっと帰ってきたですね」
雛「ただいまー」
巴「おかえりなさーい」
雛「と、トモエー!!」
117: 2009/09/19(土) 06:36:49.84
巴「桜田君、桜田君」コソコソ
ジュン「な、なんだよ」
巴「翠星石に教えたっていう手品、タネを教えて」コソコソ
ジュン「あぁ……あれは……」
ゴニョゴニョ
巴「………………っ!!」
巴「翠星石、もう一回」
翠「もうやーです」
巴「そ、そんな……」
ジュン「な、なんだよ」
巴「翠星石に教えたっていう手品、タネを教えて」コソコソ
ジュン「あぁ……あれは……」
ゴニョゴニョ
巴「………………っ!!」
巴「翠星石、もう一回」
翠「もうやーです」
巴「そ、そんな……」
125: 2009/09/19(土) 07:18:44.13
巴「おじゃましました」
雛「また遊びに来てね!!」
ジュン「……腹減ったなぁ」
のり「ごはんもう少しでできるから待っててね」
翠「今日の晩ご飯は何ですか?」
のり「カレーライスよ」
翠「肉!!肉を入れるです!!」
のり「はいはい。ふふ……」
雛「また遊びに来てね!!」
ジュン「……腹減ったなぁ」
のり「ごはんもう少しでできるから待っててね」
翠「今日の晩ご飯は何ですか?」
のり「カレーライスよ」
翠「肉!!肉を入れるです!!」
のり「はいはい。ふふ……」
127: 2009/09/19(土) 07:36:34.50
翠「いただきまーすです!!」
翠「はむんむ……んーっ!!おいしいですぅ~」
雛「ほっぺたおちるのよ~……」
ジュン「おまえら幸せものだな」
翠「じーっ」
ジュン「な、なんだよ……」
翠「それ、でっかいお肉が入ってますね」
ジュン「ん?……お、本当だ」
翠「じーっ」
ジュン「………………」
ジュン「ほしいのか?」
翠「寄越すです!!」
ジュン「仕方ない奴だな……」
翠「はむんむ……んーっ!!おいしいですぅ~」
雛「ほっぺたおちるのよ~……」
ジュン「おまえら幸せものだな」
翠「じーっ」
ジュン「な、なんだよ……」
翠「それ、でっかいお肉が入ってますね」
ジュン「ん?……お、本当だ」
翠「じーっ」
ジュン「………………」
ジュン「ほしいのか?」
翠「寄越すです!!」
ジュン「仕方ない奴だな……」
128: 2009/09/19(土) 07:43:57.31
ジュン「ほら、あーん」
翠「あ、あああ、あーん!?あーんはいらないです!!ふ、普通に寄越すです!!」
ジュン「なんだ、せっかく食わせてやろうと思ったのに」
翠「だ、だからって、あーんは……」
雛「…………じーっ」ダラダラ
ジュン「雛苺が狙ってるんだが……」
翠「うぅ……」カァァ
翠「…………はむっ」
翠「あ、あああ、あーん!?あーんはいらないです!!ふ、普通に寄越すです!!」
ジュン「なんだ、せっかく食わせてやろうと思ったのに」
翠「だ、だからって、あーんは……」
雛「…………じーっ」ダラダラ
ジュン「雛苺が狙ってるんだが……」
翠「うぅ……」カァァ
翠「…………はむっ」
129: 2009/09/19(土) 07:52:52.95
PM19:00
みんな「ごちそーさまー」
ジュン「風呂はいる」
のり「はーい」
雛「くんくん!!くんくん!!」
翠「そういえば、声はどうなったですかね」
パチッ
みんな「ごちそーさまー」
ジュン「風呂はいる」
のり「はーい」
雛「くんくん!!くんくん!!」
翠「そういえば、声はどうなったですかね」
パチッ
131: 2009/09/19(土) 08:00:54.04
くんくん「いったい犯人はどうやって……」
猫警部「く、くんくん、これを見てちょうだい!!」
くんくん「何だい、猫警部」
猫警部「怪しいナイフがあるわ……」
くんくん「むむ、血が付いてる……これわ……」
猫警部「わかった、これが凶器なのだわ!!」
ででっでれれーん……
猫警部「く、くんくん、これを見てちょうだい!!」
くんくん「何だい、猫警部」
猫警部「怪しいナイフがあるわ……」
くんくん「むむ、血が付いてる……これわ……」
猫警部「わかった、これが凶器なのだわ!!」
ででっでれれーん……
133: 2009/09/19(土) 08:04:02.70
ジュン「はぁ、お風呂気持ち良かったなぁ」
雛・翠「………………」ドンヨリ
ジュン「どうしたおまえら?」
雛「ヒナ、こういうとき、何て言ったら良いか、わからないの……」
翠「翠星石もですよ……」
ジュン「はぁ?」
雛・翠「………………」ドンヨリ
雛・翠「………………」ドンヨリ
ジュン「どうしたおまえら?」
雛「ヒナ、こういうとき、何て言ったら良いか、わからないの……」
翠「翠星石もですよ……」
ジュン「はぁ?」
雛・翠「………………」ドンヨリ
134: 2009/09/19(土) 08:13:38.09
廃教会
ガシャン!!バキン!!
グシャッ!!ガシャン!!
銀「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
銀「な、なんでテレビから真紅の声が聞こえてくるのよ……」
銀「し、しかも、猫警部の声で!!」
銀「忌々しい!!ムカつく!!許せないわ私をこんな気分にさせて!!」
銀「…………チッ!!」
ガシャン!!バキン!!
グシャッ!!ガシャン!!
銀「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
銀「な、なんでテレビから真紅の声が聞こえてくるのよ……」
銀「し、しかも、猫警部の声で!!」
銀「忌々しい!!ムカつく!!許せないわ私をこんな気分にさせて!!」
銀「…………チッ!!」
135: 2009/09/19(土) 08:26:57.88
PM21:00
雛「おやすみなさぁ~い」
ジュン「おやすみ。……結局真紅は帰ってこなかったな」
翠「ですね」
ジュン「お前ももう寝ろよ」
翠「寝る前に、またこれを読んでほしいです」
ジュン「数学……。わかったよ。僕の復習もかねて、読んでやるよ」
翠「話が早いですね!!頼むです!!」
ジュン「はいはい」
雛「おやすみなさぁ~い」
ジュン「おやすみ。……結局真紅は帰ってこなかったな」
翠「ですね」
ジュン「お前ももう寝ろよ」
翠「寝る前に、またこれを読んでほしいです」
ジュン「数学……。わかったよ。僕の復習もかねて、読んでやるよ」
翠「話が早いですね!!頼むです!!」
ジュン「はいはい」
136: 2009/09/19(土) 08:38:13.89
ジュン「で……Xに代入した場合、Yにも……」
ジュン「…………ん?」
翠「………………すぅ……くぅ……」zzZZ
ジュン「寝ちゃったのか。……カバンに運ばないと……」
ジュン「……僕も眠い……」
ジュン「十分寝たら、カバンに運んでやろう」
翠「…………すぅ……ふぅ……」
ジュン「………………」zzZZ
ジュン「…………ん?」
翠「………………すぅ……くぅ……」zzZZ
ジュン「寝ちゃったのか。……カバンに運ばないと……」
ジュン「……僕も眠い……」
ジュン「十分寝たら、カバンに運んでやろう」
翠「…………すぅ……ふぅ……」
ジュン「………………」zzZZ
138: 2009/09/19(土) 08:42:15.37
ジュン「………………」zzZZ
翠「………………」zzZZ
おわり
翠「………………」zzZZ
おわり
139: 2009/09/19(土) 08:47:21.75
おまけ
猫警部『なんですって!?じゃあ犯人は……』
くんくん『海坊主よぉ!!』
金「もうこれはくんくんでは無い何か、かしら……」
猫警部『なんですって!?じゃあ犯人は……』
くんくん『海坊主よぉ!!』
金「もうこれはくんくんでは無い何か、かしら……」
140: 2009/09/19(土) 09:11:45.72
乙
142: 2009/09/19(土) 09:29:44.82
乙!おもろかった
引用元: 『みらくる翠星石すぺしある』
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります