1: ◆s7MKisDY42
2011/09/16(金) 23:40:06.15
律「うーん」
今日、これで何回目だろう。
机の上に置かれている、白紙のレポート用紙を見る度、私は唸り声をあげている。
まぁ、誰も気付いてくれないけど
律(あぁー、ダメだぁ。なんも思い浮かばねぇ)
頬杖をついて、白紙のレポート用紙とにらめっこしても、文字が勝手に浮かんで来るワケもない。
朝の9時から、ずっとこんな調子だった。
今日、これで何回目だろう。
机の上に置かれている、白紙のレポート用紙を見る度、私は唸り声をあげている。
まぁ、誰も気付いてくれないけど
律(あぁー、ダメだぁ。なんも思い浮かばねぇ)
頬杖をついて、白紙のレポート用紙とにらめっこしても、文字が勝手に浮かんで来るワケもない。
朝の9時から、ずっとこんな調子だった。
2: 2011/09/16(金) 23:41:09.33
律(もう午後3時か)
律「ふぅー」
一息つくと、携帯電話を取り出した。
律(ここは、あいつに電話するか)
今からかける電話の相手こそ、今回の悩みを作った原因だ。
プルルル、プルルル
数回のコール音のあと、その原因の人物が電話に出た。
『はい、もしもし』
律「おう! わたしわたし、りっちゃんだぞー」
『律?』
律「今日の澪ちゃんのパンツは、何色かなぁー」
律「ふぅー」
一息つくと、携帯電話を取り出した。
律(ここは、あいつに電話するか)
今からかける電話の相手こそ、今回の悩みを作った原因だ。
プルルル、プルルル
数回のコール音のあと、その原因の人物が電話に出た。
『はい、もしもし』
律「おう! わたしわたし、りっちゃんだぞー」
『律?』
律「今日の澪ちゃんのパンツは、何色かなぁー」
3: 2011/09/16(金) 23:42:05.63
澪『馬鹿律!』
律(はは、怒られちゃった)
律「あー、ごめんごめん。冗談だってばー」
澪『ったく! それで、なんの用だ?』
律「あー、ちょっと作詞の件で聞きたいことが……」
澪『もう出来たのか?』
律「いやー、全然。だから、聞きたいんだけど」
澪『そうか……』
律「そんで? 澪は出来たのか?」
澪『全くと言ってダメだ』
律(まぁ、そうだろな)
律(はは、怒られちゃった)
律「あー、ごめんごめん。冗談だってばー」
澪『ったく! それで、なんの用だ?』
律「あー、ちょっと作詞の件で聞きたいことが……」
澪『もう出来たのか?』
律「いやー、全然。だから、聞きたいんだけど」
澪『そうか……』
律「そんで? 澪は出来たのか?」
澪『全くと言ってダメだ』
律(まぁ、そうだろな)
4: 2011/09/16(金) 23:43:02.40
もうすぐ文化祭がある。
私達、三年生組にとっては最後の文化祭。
そこで新曲をやる予定なんだけど、曲は既にムギが完成しているが、澪が担当する歌詞は未完成。
そこで、みんなで協力して歌詞を書いてみよう!
ってなったんだけど……以外と難しい。
5: 2011/09/16(金) 23:43:45.10
律「なぁ、作詞のコツとかないのか?」
澪『コツねぇ。それが分かったら今頃、私はスランプになってないと思う』
律(そりゃそうだ)
澪『んー、とりあえず思い付いた言葉をメモするしかないな』
律「やっぱ、それが早いんかな?」
澪『まぁ、何もしないよりかは』
律「澪もそうしてるのか?」
澪『一応はな。あとは、そうだな……誰かに思いを伝えたい、とか』
律「私にラブソングを書けってか」
澪『ぷぷっ。律にラブソング……あはははは』
律「笑うな!」
澪『ごめんごめん。でも別にラブソングじゃなくても、大切な人に感謝を伝えたいというか、思いを伝えたいと言うか』
澪『そう言うのでもいいと思うんだ』
澪『コツねぇ。それが分かったら今頃、私はスランプになってないと思う』
律(そりゃそうだ)
澪『んー、とりあえず思い付いた言葉をメモするしかないな』
律「やっぱ、それが早いんかな?」
澪『まぁ、何もしないよりかは』
律「澪もそうしてるのか?」
澪『一応はな。あとは、そうだな……誰かに思いを伝えたい、とか』
律「私にラブソングを書けってか」
澪『ぷぷっ。律にラブソング……あはははは』
律「笑うな!」
澪『ごめんごめん。でも別にラブソングじゃなくても、大切な人に感謝を伝えたいというか、思いを伝えたいと言うか』
澪『そう言うのでもいいと思うんだ』
6: 2011/09/16(金) 23:44:46.71
律「ふーん、分かった。参考にするよ」
律「じゃあ、澪も頑張れよ」
澪『ああ、律もな』
律「じゃあな」
澪『ばいばーい』
電話を切ると、私はまた作詞の作業に戻る。
律(よし、やるか!)
それから、どれくらい経過したんだろう。
私は澪の助言通り、大切な人に感謝を伝えたい気分で言葉を選び、レポート用紙に書き溜める。
大切な人……家族、友人。
そして、そこから歌詞になるようにしてみるけど……
律「じゃあ、澪も頑張れよ」
澪『ああ、律もな』
律「じゃあな」
澪『ばいばーい』
電話を切ると、私はまた作詞の作業に戻る。
律(よし、やるか!)
それから、どれくらい経過したんだろう。
私は澪の助言通り、大切な人に感謝を伝えたい気分で言葉を選び、レポート用紙に書き溜める。
大切な人……家族、友人。
そして、そこから歌詞になるようにしてみるけど……
7: 2011/09/16(金) 23:45:24.34
律「あぁー、ダメだぁ!!」
目の前のレポート用紙を思いっ切り、クシャクシャに丸めて後ろに放り投げる。
もうこの動作を何十回繰り返したか、そろそろレポート用紙がなくなりかけていた。
律(ちょっと、休憩するか)
机に突っ伏す。
そして、少し考え事をしていたら、外で物音がした。
律(ん?)
気になった私は立ち上がって、閉めきってある部屋のカーテンを開ける。
律(あ、雨だ)
いつから降っていたのか、全く雨音に気付かなかった。
8: 2011/09/16(金) 23:46:40.38
律(そういや、ずっと作詞に集中してたからな)
律(まだ全然、出来てないけど)
律「さて、続き……うわー」
さっき立ち上がった時に気付かなかったけど、今になってようやく気付いた。
部屋の床には、丸められたレポート用紙が散らばっていた。
律(まっ、歌詞を何度も書いたり消したり、そんで気に入らないから丸めて捨てて)
律「ふわー」
律(眠い……何時だ?)
時計を見ると、午後9時を少し過ぎたばっかりだった。
律(まだ全然、出来てないけど)
律「さて、続き……うわー」
さっき立ち上がった時に気付かなかったけど、今になってようやく気付いた。
部屋の床には、丸められたレポート用紙が散らばっていた。
律(まっ、歌詞を何度も書いたり消したり、そんで気に入らないから丸めて捨てて)
律「ふわー」
律(眠い……何時だ?)
時計を見ると、午後9時を少し過ぎたばっかりだった。
9: 2011/09/16(金) 23:47:54.01
よくよく考えたら、日曜日という貴重な休みを丸々、作詞作業で半日も潰してしまった。
律(何やってるんだろなぁ)
丸められたレポート用紙を拾いながら、そんなことを考えた。
結局、この半日の成果はなく、レポート用紙を無駄にしたくらいだ。
律(まっ、澪が困ってるんだから、助けないとな)
全てを片付け終えると、私はそのままベッドにダイブした。
律(もう、寝ちゃお寝ちゃお)
律「おやすみー」
律(何やってるんだろなぁ)
丸められたレポート用紙を拾いながら、そんなことを考えた。
結局、この半日の成果はなく、レポート用紙を無駄にしたくらいだ。
律(まっ、澪が困ってるんだから、助けないとな)
全てを片付け終えると、私はそのままベッドにダイブした。
律(もう、寝ちゃお寝ちゃお)
律「おやすみー」
10: 2011/09/16(金) 23:48:32.47
……
翌日、部活もほどほどにして、みんなで帰り道を歩いていた。
唯「さて、今日も作詞を頑張りますか!」
梓「唯先輩。憂に手伝わせるだけじゃなく、ちゃんとやって下さい」
唯「失礼だね、あずにゃん。憂の力は、ちびーっとだけしか借りてないよ」
梓「だといいんですが」
紬「作詞って、なんか楽しいわね」
律「そうか? なーんか、色々と考える部分があるっつーか、私には似合わん」
澪「律らしいな」
律「ひっでぇー!」
唯「じゃあーねー。りっちゃん、澪ちゃん」
梓「お疲れ様です」
紬「ばいばーい」
翌日、部活もほどほどにして、みんなで帰り道を歩いていた。
唯「さて、今日も作詞を頑張りますか!」
梓「唯先輩。憂に手伝わせるだけじゃなく、ちゃんとやって下さい」
唯「失礼だね、あずにゃん。憂の力は、ちびーっとだけしか借りてないよ」
梓「だといいんですが」
紬「作詞って、なんか楽しいわね」
律「そうか? なーんか、色々と考える部分があるっつーか、私には似合わん」
澪「律らしいな」
律「ひっでぇー!」
唯「じゃあーねー。りっちゃん、澪ちゃん」
梓「お疲れ様です」
紬「ばいばーい」
11: 2011/09/16(金) 23:48:59.32
律「おう」
澪「また明日」
……
律「さーて、帰ったらまた作詞するか」
澪「律、なんか楽しそうだな」
律「楽しくねぇーよ。でも、澪の大変さが身に染みたよ」
澪「だろ」
律「ああ。だから、明日の締め切りにはいい歌詞を披露してやるよ」
澪「私だって負けないからな」
律「まーた動物シリーズとか?」
澪「い、いいじゃないか。動物は可愛いんだぞ!」
律「ぷっ、あはははは」
澪「笑うな、りーつぅ!」
澪「また明日」
……
律「さーて、帰ったらまた作詞するか」
澪「律、なんか楽しそうだな」
律「楽しくねぇーよ。でも、澪の大変さが身に染みたよ」
澪「だろ」
律「ああ。だから、明日の締め切りにはいい歌詞を披露してやるよ」
澪「私だって負けないからな」
律「まーた動物シリーズとか?」
澪「い、いいじゃないか。動物は可愛いんだぞ!」
律「ぷっ、あはははは」
澪「笑うな、りーつぅ!」
12: 2011/09/16(金) 23:50:10.72
……
澪を茶化してはみたものの、
律(ダメだ)
私も人のことは言えなかった。
ノートに書き綴った詞を消しゴムで力を入れて消す。
レポート用紙が無駄になるから、ノートを使うことにした。
もう何度、書いたり消したりしたか、新品の消しゴムが半分くらいになっていた。
律(明日が締め切りなのに、本当に出来るんだろうか)
そう思った時、机の上に置いてある携帯電話が鳴った。
律(ん?)
携帯電話を手に取る。
律(澪からか……)
なんだろうと思いつつ、私は電話に出る。
律「もしもーし」
澪『律、大変だ!』
律「大変って、何が大変なんだ?」
澪『唯が……唯が……』
律「唯がどうし……」
澪『唯が風邪をひいた!!』
律「なんだってぇー!!」
それは、その日一番の絶叫だった。
澪を茶化してはみたものの、
律(ダメだ)
私も人のことは言えなかった。
ノートに書き綴った詞を消しゴムで力を入れて消す。
レポート用紙が無駄になるから、ノートを使うことにした。
もう何度、書いたり消したりしたか、新品の消しゴムが半分くらいになっていた。
律(明日が締め切りなのに、本当に出来るんだろうか)
そう思った時、机の上に置いてある携帯電話が鳴った。
律(ん?)
携帯電話を手に取る。
律(澪からか……)
なんだろうと思いつつ、私は電話に出る。
律「もしもーし」
澪『律、大変だ!』
律「大変って、何が大変なんだ?」
澪『唯が……唯が……』
律「唯がどうし……」
澪『唯が風邪をひいた!!』
律「なんだってぇー!!」
それは、その日一番の絶叫だった。
13: 2011/09/16(金) 23:50:53.66
……
結局のところ、風邪をひいたのは唯ではなく憂ちゃんだった。
まぁ、唯からしたら憂ちゃんが風邪ひいたら、そりゃパニクるだろう。
なんにせよ、早く回復して欲しいものだ。
私は今、平沢家を後にし、梓とムギと別れ、澪と並んで歩いている。
律「いやー、びっくりしたなぁ」
澪「うん。去年の文化祭、唯は風邪を引いたから、電話貰った時はかなり焦ったよ」
律「まっ、唯がついてるから、憂ちゃんもすぐに良くなるだろう」
澪「そうだな」
結局のところ、風邪をひいたのは唯ではなく憂ちゃんだった。
まぁ、唯からしたら憂ちゃんが風邪ひいたら、そりゃパニクるだろう。
なんにせよ、早く回復して欲しいものだ。
私は今、平沢家を後にし、梓とムギと別れ、澪と並んで歩いている。
律「いやー、びっくりしたなぁ」
澪「うん。去年の文化祭、唯は風邪を引いたから、電話貰った時はかなり焦ったよ」
律「まっ、唯がついてるから、憂ちゃんもすぐに良くなるだろう」
澪「そうだな」
14: 2011/09/16(金) 23:51:47.40
律「で、歌詞の方はどうなんだ?」
澪「まぁ、順調かな」
律「そっか」
澪「律」
律「ん?」
澪「絶対に、いい歌詞を完成させような」
ギュッ、と澪は私の手を握る。
律「あ、うん」
澪「じゃあな」
そう言い残し、澪は走り去った。
なんだろ、物凄くドキドキする。
もしかして、私の大切な人って……
澪「まぁ、順調かな」
律「そっか」
澪「律」
律「ん?」
澪「絶対に、いい歌詞を完成させような」
ギュッ、と澪は私の手を握る。
律「あ、うん」
澪「じゃあな」
そう言い残し、澪は走り去った。
なんだろ、物凄くドキドキする。
もしかして、私の大切な人って……
15: 2011/09/16(金) 23:52:28.26
……
帰宅して、私はノートに歌詞を綴った。
律(なんだろ、スラスラ書ける)
理由ははっきりしている。
大切な人に感謝の気持ちを伝えたい。
その大切な人は……
私が紡ぎ出した単語を一つずつ並べて、歌詞にして行く。
決して丁寧な出来じゃないけど、様にはなってると思う。
そして、空が徐々に明るくなり、太陽の光りがカーテンの隙間から差し込み始めた頃、
律「で、出来たー!!」
ようやく、私の歌詞が完成した。
タイトル決めてないけど、まぁいっか。
帰宅して、私はノートに歌詞を綴った。
律(なんだろ、スラスラ書ける)
理由ははっきりしている。
大切な人に感謝の気持ちを伝えたい。
その大切な人は……
私が紡ぎ出した単語を一つずつ並べて、歌詞にして行く。
決して丁寧な出来じゃないけど、様にはなってると思う。
そして、空が徐々に明るくなり、太陽の光りがカーテンの隙間から差し込み始めた頃、
律「で、出来たー!!」
ようやく、私の歌詞が完成した。
タイトル決めてないけど、まぁいっか。
16: 2011/09/16(金) 23:53:02.40
……
結局の所、歌詞は唯のを採用した。
澪が多少なり不服そうにしていたので、とりあえず澪のも採用しておいた。
律「あー、もう作詞は懲り懲りだぜ」
澪「いい勉強になったんじゃないか?」
律「まぁーな。ただ、唯のセンスには驚かされたな」
澪「あぁ」
律「これからスランプになったらさ、唯に頼め。私には無理だ」
澪「……」
律「さっ、早く帰ろうぜ」
澪「ま、待てよ!」
律「?」
結局の所、歌詞は唯のを採用した。
澪が多少なり不服そうにしていたので、とりあえず澪のも採用しておいた。
律「あー、もう作詞は懲り懲りだぜ」
澪「いい勉強になったんじゃないか?」
律「まぁーな。ただ、唯のセンスには驚かされたな」
澪「あぁ」
律「これからスランプになったらさ、唯に頼め。私には無理だ」
澪「……」
律「さっ、早く帰ろうぜ」
澪「ま、待てよ!」
律「?」
17: 2011/09/16(金) 23:53:45.95
澪「り、律の……」
律「私の?」
澪「律の歌詞! 私、まだ見てない!」
律「あっ」
そう。
実を言うと、私はまだ自分の歌詞をみんなに発表していない。
唯の歌詞の出来が良かったと言えばそれまでなんだけど、なんつーか周りが唯の歌詞を絶賛してたから、
発表するタイミングを見失った。
それはそれで、好都合だったけどな。
律「覚えてたのかよ」
澪「当たり前だ。いい歌詞を完成させようって、約束しただろ」
澪「だから、見せて」
適当にはぐらかそうと思ったけど、隠す必要もなかった。
だから、私はノートを澪に渡した。
律「私の?」
澪「律の歌詞! 私、まだ見てない!」
律「あっ」
そう。
実を言うと、私はまだ自分の歌詞をみんなに発表していない。
唯の歌詞の出来が良かったと言えばそれまでなんだけど、なんつーか周りが唯の歌詞を絶賛してたから、
発表するタイミングを見失った。
それはそれで、好都合だったけどな。
律「覚えてたのかよ」
澪「当たり前だ。いい歌詞を完成させようって、約束しただろ」
澪「だから、見せて」
適当にはぐらかそうと思ったけど、隠す必要もなかった。
だから、私はノートを澪に渡した。
18: 2011/09/16(金) 23:54:44.06
澪「う、上手く出来てるじゃないか!」
律「よせ、照れるだろ」
澪「明日、これをみんなに発表しようよ」
律「えー」
澪「いい歌詞だし、みんなも納得するよ!」
律「そ、そうかなぁ……」
澪「そうだよ」
律「うーん、でもやっぱり、やめとくわ」
澪「ど、どうして?」
律「よせ、照れるだろ」
澪「明日、これをみんなに発表しようよ」
律「えー」
澪「いい歌詞だし、みんなも納得するよ!」
律「そ、そうかなぁ……」
澪「そうだよ」
律「うーん、でもやっぱり、やめとくわ」
澪「ど、どうして?」
19: 2011/09/16(金) 23:55:59.09
律「その歌詞な。私の大切な人に向けて書いたんだ」
澪「大切な、人?」
律「あぁ。だけど、よく考えたら歌うのは唯か澪のどっちかだから、別にいいかなぁって」
澪「わ、私が代わりに歌うよ」
律「いや、それは私が歌いたいんだよ」
律「他の誰でもない、私が」
大切な人の前で、声が枯れるまで、
ありのままの自分の想いを書いた、その歌詞を……
澪「律……」
律「だから、この歌詞はなし! さーて、明日から練習キツイぞ!」
律「がんばーるぞー!!」
澪「大切な、人?」
律「あぁ。だけど、よく考えたら歌うのは唯か澪のどっちかだから、別にいいかなぁって」
澪「わ、私が代わりに歌うよ」
律「いや、それは私が歌いたいんだよ」
律「他の誰でもない、私が」
大切な人の前で、声が枯れるまで、
ありのままの自分の想いを書いた、その歌詞を……
澪「律……」
律「だから、この歌詞はなし! さーて、明日から練習キツイぞ!」
律「がんばーるぞー!!」
20: 2011/09/16(金) 23:57:37.73
澪「なあ!」
律「ん?」
澪「教えて欲しいな、その大切な人のこと」
律「……」
澪「律がそこまで思っている、大切な人のことを」
澪「もしかしたら、私の知ってる人かもしれないから」
律「あぁ、いいぜ」
律「それはな……」
ノートに綴った私の大切な人への想い。
もちろん、家族や友人も大切だ。
だけど、中でも一番大切なその人は今、
私の目の前にいる。
おしまい
律「ん?」
澪「教えて欲しいな、その大切な人のこと」
律「……」
澪「律がそこまで思っている、大切な人のことを」
澪「もしかしたら、私の知ってる人かもしれないから」
律「あぁ、いいぜ」
律「それはな……」
ノートに綴った私の大切な人への想い。
もちろん、家族や友人も大切だ。
だけど、中でも一番大切なその人は今、
私の目の前にいる。
おしまい
21: 2011/09/16(金) 23:59:31.15
終わりです
元ネタ
スキマスイッチ『ボクノート』
http://www.youtube.com/watch?v=AeMRXJtg500
映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』のエンディングテーマです
元ネタ
スキマスイッチ『ボクノート』
http://www.youtube.com/watch?v=AeMRXJtg500
映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』のエンディングテーマです
22: 2011/09/17(土) 00:01:34.85
いいね
乙
乙
引用元: 律「ワタシノート」


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