2: 2013/02/10(日) 23:52:25.69 ID:U1BfhS9o0
沖縄 アサガオ
遥「おじさん! 真島さんから手紙が来てるよ?」
桐生「真島の兄さんから? 一体何の用だ?」
遥「開けてみようよ。もしかしたら急ぎかもしれないし」
桐生「何? 第一回東城会テニス大会のお知らせだと?」
遥「テニス大会? 東城会が?」
桐生「真島の兄さん、一体何を考えているんだ?」
遥「飛行機のチケット2枚分付いてるよ。私たちも行こうよ」
桐生「ああ。そう言うわけで、悪いが俺と遥は東京に行くことになった」
遥「琉道一家の人に、留守番頼んでおくから言うことちゃんと聞いてね」
子供たち『はーい!』
遥「おじさん! 真島さんから手紙が来てるよ?」
桐生「真島の兄さんから? 一体何の用だ?」
遥「開けてみようよ。もしかしたら急ぎかもしれないし」
桐生「何? 第一回東城会テニス大会のお知らせだと?」
遥「テニス大会? 東城会が?」
桐生「真島の兄さん、一体何を考えているんだ?」
遥「飛行機のチケット2枚分付いてるよ。私たちも行こうよ」
桐生「ああ。そう言うわけで、悪いが俺と遥は東京に行くことになった」
遥「琉道一家の人に、留守番頼んでおくから言うことちゃんと聞いてね」
子供たち『はーい!』
3: 2013/02/10(日) 23:57:54.55 ID:U1BfhS9o0
東城会本部
秋山「おや、桐生さんに遥ちゃん」
遥「こんにちわ、秋山さん!」
桐生「秋山も呼ばれたのか?」
秋山「ええ、そんな所です。と言っても俺たち、東城会の人間じゃないんですけどね」
品田「そうですよ! いきなり眼帯した強面のおっさんに引き連れられてきたんですよ! あー、怖かった。高杉さん、マジでビビってたしな」
秋山「品田は真島さんと面識が無かったっけか?」
品田「東城会で知ってる人って言ったら、冴島さんと堂島君ぐらいですし。後、馬場さんが冴島組に入ったんでしたっけ」
桐生「しかしどういうことだ? 品田まで駆り出して」
秋山「ここに谷村も来れば、完璧だったんですけどね。流石に本部内に現役の警察いれるわけにいかないんでしょう」
遥(警察からのスパイがいたんじゃなかったっけ……)
秋山「おや、桐生さんに遥ちゃん」
遥「こんにちわ、秋山さん!」
桐生「秋山も呼ばれたのか?」
秋山「ええ、そんな所です。と言っても俺たち、東城会の人間じゃないんですけどね」
品田「そうですよ! いきなり眼帯した強面のおっさんに引き連れられてきたんですよ! あー、怖かった。高杉さん、マジでビビってたしな」
秋山「品田は真島さんと面識が無かったっけか?」
品田「東城会で知ってる人って言ったら、冴島さんと堂島君ぐらいですし。後、馬場さんが冴島組に入ったんでしたっけ」
桐生「しかしどういうことだ? 品田まで駆り出して」
秋山「ここに谷村も来れば、完璧だったんですけどね。流石に本部内に現役の警察いれるわけにいかないんでしょう」
遥(警察からのスパイがいたんじゃなかったっけ……)
4: 2013/02/11(月) 00:03:58.83 ID:kDATx1tx0
品田「そりゃこれだけヤクザがいればねぇ……。俺堅気だから凄く居づらいんですけど」
秋山「俺だって堅気だよ?」
品田「全ての極道が頭を下げた時点で、普通じゃないです」
桐生「しかし組員全員集めて、どうするつもりだ?」
真島「桐生ちゃぁぁぁぁ~ん! 待っとったでぇ!!」
遥「真島さんと冴島さんだ」
桐生「久しぶりです、兄さん」
冴島「全員揃っとる様やな」
大吾「……」
品田「堂島君どうしたんだろう。なんか困ったみたいな顔してるけど」
桐生「……イヤな予感がするぜ」
秋山「俺だって堅気だよ?」
品田「全ての極道が頭を下げた時点で、普通じゃないです」
桐生「しかし組員全員集めて、どうするつもりだ?」
真島「桐生ちゃぁぁぁぁ~ん! 待っとったでぇ!!」
遥「真島さんと冴島さんだ」
桐生「久しぶりです、兄さん」
冴島「全員揃っとる様やな」
大吾「……」
品田「堂島君どうしたんだろう。なんか困ったみたいな顔してるけど」
桐生「……イヤな予感がするぜ」
5: 2013/02/11(月) 00:11:53.29 ID:kDATx1tx0
真島「良く聞けやぁ! 今から第一回東城会テニス大会~7代目会長はお前やぁ!!~を始めるでぇ!!」
桐生「何!?」
秋山「7代目だって!」
品田「ええ? ってことは堂島君、辞めちゃうの!?」
大吾「いや、真島さんが勝手に」
真島「お前らかて景品が有った方が燃えるやろ? なぁ?」
冴島「会長になりたいかぁ!?」
平組員『おおおおおお!!!』
真島「ええ返事や!」
大吾「嘘、俺の人望低すぎ?」
桐生「そいつは聞き捨てならねえ話だな。大吾だって会長になって6、7年経っている。度々ピンチに陥ったのは事実だが、それでもやっていけてるのは大吾だからだろ」
大吾(東城会をピンチに陥れてるのは、むしろ4代目の方なんですけど)
桐生「何!?」
秋山「7代目だって!」
品田「ええ? ってことは堂島君、辞めちゃうの!?」
大吾「いや、真島さんが勝手に」
真島「お前らかて景品が有った方が燃えるやろ? なぁ?」
冴島「会長になりたいかぁ!?」
平組員『おおおおおお!!!』
真島「ええ返事や!」
大吾「嘘、俺の人望低すぎ?」
桐生「そいつは聞き捨てならねえ話だな。大吾だって会長になって6、7年経っている。度々ピンチに陥ったのは事実だが、それでもやっていけてるのは大吾だからだろ」
大吾(東城会をピンチに陥れてるのは、むしろ4代目の方なんですけど)
6: 2013/02/11(月) 00:17:40.12 ID:kDATx1tx0
桐生「それに真島の兄さんも冴島も、会長の座は興味なかったはずだ」
真島「いらんよ?」
冴島「自分の組もっとるだけで十分や」
秋山「俺も結構ですね。本業が忙しいですし」
品田「このメンバーの上に立つのはちょっと……」
桐生「ならどうして7代目会長の座を賭ける?」
真島「その方が燃えるからや。見てみ、あいつらの目」
平組員『会長の座、会長の座……』
冴島「下剋上のチャンスが来たんや。揃いも揃って本気で来るやろ」
大吾(助けてくれ、峯えもん……)
桐生「分かった。なら俺も本気でいかせてもらうぜ? 遠慮はいらねぇ、会長になりてぇ奴だけかかってこい!!」
真島「桐生ちゃん、落ち着けや。こんな大人数イチイチ勝負しとったら、埒が明かんわ」
冴島「それでや。第一予選は、上から降ってくるテニスボールを多く手に入れたもん勝ちや」
真島「いらんよ?」
冴島「自分の組もっとるだけで十分や」
秋山「俺も結構ですね。本業が忙しいですし」
品田「このメンバーの上に立つのはちょっと……」
桐生「ならどうして7代目会長の座を賭ける?」
真島「その方が燃えるからや。見てみ、あいつらの目」
平組員『会長の座、会長の座……』
冴島「下剋上のチャンスが来たんや。揃いも揃って本気で来るやろ」
大吾(助けてくれ、峯えもん……)
桐生「分かった。なら俺も本気でいかせてもらうぜ? 遠慮はいらねぇ、会長になりてぇ奴だけかかってこい!!」
真島「桐生ちゃん、落ち着けや。こんな大人数イチイチ勝負しとったら、埒が明かんわ」
冴島「それでや。第一予選は、上から降ってくるテニスボールを多く手に入れたもん勝ちや」
7: 2013/02/11(月) 00:21:36.07 ID:kDATx1tx0
桐生「上から降ってくる?」
遥「おじさん、あれ!」
桐生「あれは……、伊達さん?」
秋山「あれ警察のヘリじゃないですか!」
遥(伊達コプターだ……)
真島「いーっひっひ! ええで、落とせやぁ!」
伊達「真島ー! これは貸しだからな!!」
品田「上からテニスボールが降って来た!!」
平組員『うおおおおおお!!』
真島「俺らも行くでぇ!」
冴島「うおおおおおお!」
遥「おじさん、あれ!」
桐生「あれは……、伊達さん?」
秋山「あれ警察のヘリじゃないですか!」
遥(伊達コプターだ……)
真島「いーっひっひ! ええで、落とせやぁ!」
伊達「真島ー! これは貸しだからな!!」
品田「上からテニスボールが降って来た!!」
平組員『うおおおおおお!!』
真島「俺らも行くでぇ!」
冴島「うおおおおおお!」
8: 2013/02/11(月) 00:29:21.17 ID:kDATx1tx0
遥「凄い光景だね」
平組員「邪魔だどけ!」
遥「きゃっ!」
桐生「遥!! 大丈夫か!?」
遥「う、うん。突き飛ばされて驚いたけど、けがはないよ。おじ、さん?」
桐生「――」
秋山「あちゃー」
冴島「やってしもうたな」
品田「これは教育だよねぇ」
真島「アカン。桐生ちゃんからオーラが出とるわ」
平組員「ボールは俺のものだぁ!!」
桐生「おい、お前! 氏ぬ覚悟はできてるんだろうな」
平組員「は?」
R2 怒龍の気位
平組員「ぶべら!」
平組員「邪魔だどけ!」
遥「きゃっ!」
桐生「遥!! 大丈夫か!?」
遥「う、うん。突き飛ばされて驚いたけど、けがはないよ。おじ、さん?」
桐生「――」
秋山「あちゃー」
冴島「やってしもうたな」
品田「これは教育だよねぇ」
真島「アカン。桐生ちゃんからオーラが出とるわ」
平組員「ボールは俺のものだぁ!!」
桐生「おい、お前! 氏ぬ覚悟はできてるんだろうな」
平組員「は?」
R2 怒龍の気位
平組員「ぶべら!」
9: 2013/02/11(月) 00:32:57.06 ID:kDATx1tx0
桐生「うおおおおおおお!!!」
平組員「ひぃ!!」
冴島「これはたまらんな」
真島「ええでええで! わしらも暴れとうなったわ!」←ドス構える
秋山「なんだか喧嘩になって来たね」
品田「なんでこうなるかなぁ……」
大吾「ま、また東城会が弱くなる……」
遥「大吾さん……」
真島「キュイ!!」
冴島「行くでぇ!!」
品田「おら!」
秋山「よっと!!」
平組員「ひぃ!!」
冴島「これはたまらんな」
真島「ええでええで! わしらも暴れとうなったわ!」←ドス構える
秋山「なんだか喧嘩になって来たね」
品田「なんでこうなるかなぁ……」
大吾「ま、また東城会が弱くなる……」
遥「大吾さん……」
真島「キュイ!!」
冴島「行くでぇ!!」
品田「おら!」
秋山「よっと!!」
10: 2013/02/11(月) 00:38:00.54 ID:kDATx1tx0
遥「東城会が、壊れちゃうよー!!」
桐生「ぜぇ、ぜぇ……」
秋山「はぁ、はぁ……」
品田「俺達、テニスしに来たんですよね?」
真島「なんや、こいつらもう立てんのかい」
冴島「だらしないやっちゃ。雪山でマタギの修行してこいや」
平組員達だったもの「氏ーん」
大吾「これ、再建できないだろ……」
遥「東城会が壊れちゃったよ……」
真島「しかし生き残っとるんは俺らだけかいや」
秋山「結局、いつものメンバーですね」
真島「それじゃトーナメント表組むでぇ!」
桐生「ぜぇ、ぜぇ……」
秋山「はぁ、はぁ……」
品田「俺達、テニスしに来たんですよね?」
真島「なんや、こいつらもう立てんのかい」
冴島「だらしないやっちゃ。雪山でマタギの修行してこいや」
平組員達だったもの「氏ーん」
大吾「これ、再建できないだろ……」
遥「東城会が壊れちゃったよ……」
真島「しかし生き残っとるんは俺らだけかいや」
秋山「結局、いつものメンバーですね」
真島「それじゃトーナメント表組むでぇ!」
11: 2013/02/11(月) 00:46:53.24 ID:kDATx1tx0
第一氏合 堂島の龍桐生一馬VS嶋野の狂犬真島吾朗
第二氏合 極道18人頃し冴島大河VS伝説の金貸し秋山駿
第三氏合 非業の天才バッター品田辰雄VS東城会六代目会長堂島大吾
遥「ところでどうしてテニスなんですか?」
真島「うちの若いもんが読んどった漫画が、ごっつおもろくてのう! テニスっちゅうんは楽しいもんやで!!」
桐生「ふっ、あんたらしいぜ」
遥(もしかしてテニ○リ読んだのかな……)
第一氏合 桐生一馬VS真島吾朗
真島「いきなり桐生ちゃんかい! こりゃたまらんわ!」←グルグルまわーる(グルグルまわーる)
桐生「こうやってあんたと拳を合わせるのは、いつ以来だろうな」←グルグルまわーる(グルグルまわーる)
真島「いーっひっひ! 桐生ちゃん、腕落ちてへんよな? 楽しませてもらうで!」バサッ←早脱ぎの音
桐生「行くぜえええええ!!」バサッ←早脱ぎの音
第二氏合 極道18人頃し冴島大河VS伝説の金貸し秋山駿
第三氏合 非業の天才バッター品田辰雄VS東城会六代目会長堂島大吾
遥「ところでどうしてテニスなんですか?」
真島「うちの若いもんが読んどった漫画が、ごっつおもろくてのう! テニスっちゅうんは楽しいもんやで!!」
桐生「ふっ、あんたらしいぜ」
遥(もしかしてテニ○リ読んだのかな……)
第一氏合 桐生一馬VS真島吾朗
真島「いきなり桐生ちゃんかい! こりゃたまらんわ!」←グルグルまわーる(グルグルまわーる)
桐生「こうやってあんたと拳を合わせるのは、いつ以来だろうな」←グルグルまわーる(グルグルまわーる)
真島「いーっひっひ! 桐生ちゃん、腕落ちてへんよな? 楽しませてもらうで!」バサッ←早脱ぎの音
桐生「行くぜえええええ!!」バサッ←早脱ぎの音
13: 2013/02/11(月) 00:56:03.19 ID:kDATx1tx0
真島「キュイ!」
桐生「オルァ!!」
秋山「これは凄い! 桐生さんのパワーボールに、真島さんは超スピードで移動して返している」
真島「ガラ空きやでぇ!!」
桐生「ぐはっ!」
冴島「1-2! ゲーム兄弟や!!」
品田「いやいやいや! テニスって、ボールを相手のいないところに打ち返すんですよね! 何で思いっきりボディ狙ってるんですか!? しかも食らったら点取られるって!」
真島「その方が早いからや!」
冴島「そういうことや。テニスはな、野球と違うんや」
品田「いや、そう言う問題じゃなくて」
桐生「品田、止めるんじゃねぇ。これは俺と真島の兄さんの闘いだ。口を出すな」
真島「いーっひっひ! そうこなアカンわなぁ! それじゃあ行くでぇ。とっておきや!!」
桐生「オルァ!!」
秋山「これは凄い! 桐生さんのパワーボールに、真島さんは超スピードで移動して返している」
真島「ガラ空きやでぇ!!」
桐生「ぐはっ!」
冴島「1-2! ゲーム兄弟や!!」
品田「いやいやいや! テニスって、ボールを相手のいないところに打ち返すんですよね! 何で思いっきりボディ狙ってるんですか!? しかも食らったら点取られるって!」
真島「その方が早いからや!」
冴島「そういうことや。テニスはな、野球と違うんや」
品田「いや、そう言う問題じゃなくて」
桐生「品田、止めるんじゃねぇ。これは俺と真島の兄さんの闘いだ。口を出すな」
真島「いーっひっひ! そうこなアカンわなぁ! それじゃあ行くでぇ。とっておきや!!」
14: 2013/02/11(月) 01:00:58.76 ID:kDATx1tx0
品田「な、なんだありゃあ!」
秋山「真島さんが、分身した!?」
大吾「えー」
冴島「兄弟、あん時より分身の数が増え取るわ。10対1。桐生はどう切り抜ける」
真島's『キュイ!!』
遥「分身もボールを打って来たよ!」
品田「ちょ! ええ!? な、何が何だか……」
秋山「10個のボールがバラバラに飛んで行った!」
桐生「うおおおお!」△
秋山「あれは! ティッシュ配り、じゃなくて驚愕の極み!」
遥「高速移動してボールを返してる! 凄いよ、おじさん!!」
真島「いーっひっひ! それでこそ桐生ちゃんやで!」
秋山「真島さんが、分身した!?」
大吾「えー」
冴島「兄弟、あん時より分身の数が増え取るわ。10対1。桐生はどう切り抜ける」
真島's『キュイ!!』
遥「分身もボールを打って来たよ!」
品田「ちょ! ええ!? な、何が何だか……」
秋山「10個のボールがバラバラに飛んで行った!」
桐生「うおおおお!」△
秋山「あれは! ティッシュ配り、じゃなくて驚愕の極み!」
遥「高速移動してボールを返してる! 凄いよ、おじさん!!」
真島「いーっひっひ! それでこそ桐生ちゃんやで!」
15: 2013/02/11(月) 01:05:55.15 ID:kDATx1tx0
冴島「タイブレーク突入やぁ!!!」
桐生「ぜぇ、ぜぇ……」
真島「やるやないけ、桐生ちゃん。でも、もう限界やな」
秋山「お互い大技だしまくりで、体力が底を尽きたか」
品田「でもタイブレークはきついね。7ポイント先取だし、2人にそんな体力が」
冴島「大吾、よう見ておくんや。それで、若いもんに伝えるんや」
冴島「伝説は最後まであきらめへんってな」
大吾「諦めない……」
真島「キュイ!」
桐生「ウラァ!!」
真島「しもた! ロブをあげて」
桐生「勝機!」○□×
真島「ぐはっ! やっぱ桐生ちゃんは、ごっついのう……」
桐生「ぜぇ、ぜぇ……」
真島「やるやないけ、桐生ちゃん。でも、もう限界やな」
秋山「お互い大技だしまくりで、体力が底を尽きたか」
品田「でもタイブレークはきついね。7ポイント先取だし、2人にそんな体力が」
冴島「大吾、よう見ておくんや。それで、若いもんに伝えるんや」
冴島「伝説は最後まであきらめへんってな」
大吾「諦めない……」
真島「キュイ!」
桐生「ウラァ!!」
真島「しもた! ロブをあげて」
桐生「勝機!」○□×
真島「ぐはっ! やっぱ桐生ちゃんは、ごっついのう……」
17: 2013/02/11(月) 01:12:02.83 ID:kDATx1tx0
秋山「真島さんが倒れた!」
冴島「兄弟試合続行不能や! うぃなー、桐生!!」
桐生「はぁ、はぁ……」
遥「おじさん、これ上げる」つ金麦
桐生「あぁぁぁ」体力80回復、酔いどれ
秋山「それじゃ、次は俺と冴島さんの試合ですね」
冴島「秋山が相手か。不足は有らへんな」
第二氏合 秋山駿VS冴島大河
品田「秋山さん、サッカーとかは凄く強そうだけど、テニスはどうなんだろ」
遥「冴島さんがラケット持つと凄く小さく見えるね」
冴島「行くでぇ! よっしゃああ!!」
冴島「兄弟試合続行不能や! うぃなー、桐生!!」
桐生「はぁ、はぁ……」
遥「おじさん、これ上げる」つ金麦
桐生「あぁぁぁ」体力80回復、酔いどれ
秋山「それじゃ、次は俺と冴島さんの試合ですね」
冴島「秋山が相手か。不足は有らへんな」
第二氏合 秋山駿VS冴島大河
品田「秋山さん、サッカーとかは凄く強そうだけど、テニスはどうなんだろ」
遥「冴島さんがラケット持つと凄く小さく見えるね」
冴島「行くでぇ! よっしゃああ!!」
18: 2013/02/11(月) 01:16:04.85 ID:kDATx1tx0
秋山「いいサーブだぁ!?」
遥「ボ、ボールが破裂した……」
冴島「カウント15-0や」
品田「いやいやいや! ボールが破裂するサーブって、ええ!? 返せるわけないでしょうが!」
秋山「確かに、こいつを返すのは骨が折れそうだな」
品田「いや、リアルに折れるでしょ……」
冴島「行くでぇ!!」
秋山「よっと! あー、ダメか。破裂してしまった」
遥「こんなの、返せないよ……」
品田「こりゃサービスゲームは落とせないなぁ」
秋山「参ったねぇ」
遥「ボ、ボールが破裂した……」
冴島「カウント15-0や」
品田「いやいやいや! ボールが破裂するサーブって、ええ!? 返せるわけないでしょうが!」
秋山「確かに、こいつを返すのは骨が折れそうだな」
品田「いや、リアルに折れるでしょ……」
冴島「行くでぇ!!」
秋山「よっと! あー、ダメか。破裂してしまった」
遥「こんなの、返せないよ……」
品田「こりゃサービスゲームは落とせないなぁ」
秋山「参ったねぇ」
19: 2013/02/11(月) 01:19:50.05 ID:kDATx1tx0
品田「1-0! ゲーム冴島さん! コートチェンジ!」
秋山「こっちのサービスですね」
冴島「こいやぁ!!」
遥「秋山さん、どうするんだろう」
秋山「よっと!」
品田「と、飛んだ!?」
秋山「飛ばない金貸しはさ、ただの金貸しだ!」
遥「えっと、それが普通です」
秋山「ヤァ!」
冴島「おっ、やるやないけ!」
品田「秋山さんは高速サーブか! 高い打点から最短距離目掛けて鋭い一撃をかます。これなら冴島さんも簡単には返せない!」
秋山「こっちのサービスですね」
冴島「こいやぁ!!」
遥「秋山さん、どうするんだろう」
秋山「よっと!」
品田「と、飛んだ!?」
秋山「飛ばない金貸しはさ、ただの金貸しだ!」
遥「えっと、それが普通です」
秋山「ヤァ!」
冴島「おっ、やるやないけ!」
品田「秋山さんは高速サーブか! 高い打点から最短距離目掛けて鋭い一撃をかます。これなら冴島さんも簡単には返せない!」
20: 2013/02/11(月) 01:24:21.20 ID:kDATx1tx0
品田「0-40!」
秋山「ふぅ、次も取らないとな」
冴島「なかなかのもんやな。やけど、見切った!!」
遥「ああ! サーブ返されちゃった! また割れちゃうよ!」
秋山「ならば!」
品田「あ、秋山さん? ラケットを足に付けて……」
秋山「うりゃ!」
冴島「ぐふっ!」
遥「蹴り返した! ラケットで!」
秋山「こっちの方が向いてるか、やっぱ。ボールは地面に当たらなきゃ割れないみたいだし、KO狙いで行くか?」
冴島「今のは聴いたでぇ、秋山」
品田「ははっ、もうなんとでもなーれ」
秋山「ふぅ、次も取らないとな」
冴島「なかなかのもんやな。やけど、見切った!!」
遥「ああ! サーブ返されちゃった! また割れちゃうよ!」
秋山「ならば!」
品田「あ、秋山さん? ラケットを足に付けて……」
秋山「うりゃ!」
冴島「ぐふっ!」
遥「蹴り返した! ラケットで!」
秋山「こっちの方が向いてるか、やっぱ。ボールは地面に当たらなきゃ割れないみたいだし、KO狙いで行くか?」
冴島「今のは聴いたでぇ、秋山」
品田「ははっ、もうなんとでもなーれ」
21: 2013/02/11(月) 01:32:09.77 ID:kDATx1tx0
冴島「アゲアゲやぁ!!」バゴン!
秋山「リズムに乗るね!」パコン!
品田「お互いサービスゲームは落とさないか。これはまたタイブレークになるか?」
桐生「どっちが勝っても、俺は勝つぜ」
遥「おじさん! 顔赤いよ? 大丈夫?」
桐生「少し、酔っただけだ。この方が強くなれるぞ」
品田「5-6! ゲーム冴島!」
秋山「ホントサービス取らないと不利なゲームだねぇ。行くぞおおおおお!」
桐生「秋山は、かかと落としでサーブをするのか」
品田「足にラケットテーピングしてるんです。走りにくいと思うんですけどね、あれ」
冴島「ごるぁ!!」
秋山「のわっ! ラケットが折れるって、おいおい」
遥(良く足折れないなぁ)
秋山「リズムに乗るね!」パコン!
品田「お互いサービスゲームは落とさないか。これはまたタイブレークになるか?」
桐生「どっちが勝っても、俺は勝つぜ」
遥「おじさん! 顔赤いよ? 大丈夫?」
桐生「少し、酔っただけだ。この方が強くなれるぞ」
品田「5-6! ゲーム冴島!」
秋山「ホントサービス取らないと不利なゲームだねぇ。行くぞおおおおお!」
桐生「秋山は、かかと落としでサーブをするのか」
品田「足にラケットテーピングしてるんです。走りにくいと思うんですけどね、あれ」
冴島「ごるぁ!!」
秋山「のわっ! ラケットが折れるって、おいおい」
遥(良く足折れないなぁ)
23: 2013/02/11(月) 01:39:07.83 ID:kDATx1tx0
秋山「シャァ!」
冴島「行くでぇ!!」
秋山「くっ!球威がつよ」
冴島「クソッ、足に来たか!」
遥「ボールが! ネットの上に」
品田「コードボールか! 冴島さん足に来てるみたいだし、これは返せないか?」
桐生「冴島の方に落ちるのか!?」
秋山「ラッキー、なのかな?」
冴島(靖子、俺は……)
靖子『お兄ちゃん』
冴島「うおおおおおおお!」R2 △
冴島「向こうに入らんかああああああ!!!」猛虎 地裂の極み
冴島「行くでぇ!!」
秋山「くっ!球威がつよ」
冴島「クソッ、足に来たか!」
遥「ボールが! ネットの上に」
品田「コードボールか! 冴島さん足に来てるみたいだし、これは返せないか?」
桐生「冴島の方に落ちるのか!?」
秋山「ラッキー、なのかな?」
冴島(靖子、俺は……)
靖子『お兄ちゃん』
冴島「うおおおおおおお!」R2 △
冴島「向こうに入らんかああああああ!!!」猛虎 地裂の極み
24: 2013/02/11(月) 01:43:11.97 ID:kDATx1tx0
遥「冴島さんが地面を殴った!」
桐生「あれは……!」
品田「うわぁ! じ、地震!?」
大吾「つ、机の下に隠れないと!」
真島「兄弟、ごっついのう……」
秋山「そんなの有りですか?」
品田「ゲームセット! ウォンバイ、冴島さん!」
冴島「よっしゃあ!」
桐生「冴島とか。ふっ、楽しみだぜ」
冴島「俺もや。前は負けたけど、今度はそうもいかんで」
秋山「いやぁ、参った参った。堅気にゃキツイね」
品田「いや、秋山さんも十分人間辞めてますよ」
桐生「あれは……!」
品田「うわぁ! じ、地震!?」
大吾「つ、机の下に隠れないと!」
真島「兄弟、ごっついのう……」
秋山「そんなの有りですか?」
品田「ゲームセット! ウォンバイ、冴島さん!」
冴島「よっしゃあ!」
桐生「冴島とか。ふっ、楽しみだぜ」
冴島「俺もや。前は負けたけど、今度はそうもいかんで」
秋山「いやぁ、参った参った。堅気にゃキツイね」
品田「いや、秋山さんも十分人間辞めてますよ」
25: 2013/02/11(月) 01:51:46.25 ID:kDATx1tx0
秋山「次はまだ見てて微笑ましいのかね? 大吾さんと品田の勝負だ」
大吾「辰雄……」
品田「堂島君とテニス勝負をするなんてね。さっきの試合見てて、俺身体を動かしたくて仕方ないんだよね」
大吾「そうか、俺もお前にだけは負けたくないと考えていたところだ」
品田「奇遇だね。俺もだよ。素振り腹筋腕立て、毎日やってるんだ。堅気と思ってバカにしちゃ、痛い目合うよ」バサッ
大吾「俺も茨の道を歩いて来たつもりだ。行くぞ、辰雄!」バサッ
デデデデデンデーンデーデデデデデデ デデデデデデデデデデ
デデデデデンデーンデーデデデデデデ デデデデデデデデデデ
デッデデッデデ デッデッデデ デッデッデデ デッデッデデ
堂島大悟
秋山「すりーきーれーたーBlue Jean 似合うお前と」
桐生「ひとーみーにーRoad Movie映しながらー」
遥「ヒムロックって楽しいね!」
大吾「辰雄……」
品田「堂島君とテニス勝負をするなんてね。さっきの試合見てて、俺身体を動かしたくて仕方ないんだよね」
大吾「そうか、俺もお前にだけは負けたくないと考えていたところだ」
品田「奇遇だね。俺もだよ。素振り腹筋腕立て、毎日やってるんだ。堅気と思ってバカにしちゃ、痛い目合うよ」バサッ
大吾「俺も茨の道を歩いて来たつもりだ。行くぞ、辰雄!」バサッ
デデデデデンデーンデーデデデデデデ デデデデデデデデデデ
デデデデデンデーンデーデデデデデデ デデデデデデデデデデ
デッデデッデデ デッデッデデ デッデッデデ デッデッデデ
堂島大悟
秋山「すりーきーれーたーBlue Jean 似合うお前と」
桐生「ひとーみーにーRoad Movie映しながらー」
遥「ヒムロックって楽しいね!」
26: 2013/02/11(月) 01:56:43.22 ID:kDATx1tx0
大吾「うおー!」
品田「やるねぇ! でも、得物の扱いなら、俺が勝つよ!」
大吾「うわー!」
遥「品田さん、バットじゃなくてラケットも器用に使うんだね」
秋山「品田は武器を使わせたら天下一品だからねぇ」
桐生「それに、今尚鍛錬を積んでいるパワーバッターだ。大吾に勝ち目はあるのか?」
大吾「うおー!」
品田「のっ! コーナー狙うの上手いなぁ」
秋山「2-2! ゲーム大吾さん!」
冴島「射撃の腕は一流やからな。際どいところ狙うんは得意なんやろ」
品田「品田ホームラン!」
大吾「ぐはー!」
遥「大吾さんが飛んで行った!」
品田「やるねぇ! でも、得物の扱いなら、俺が勝つよ!」
大吾「うわー!」
遥「品田さん、バットじゃなくてラケットも器用に使うんだね」
秋山「品田は武器を使わせたら天下一品だからねぇ」
桐生「それに、今尚鍛錬を積んでいるパワーバッターだ。大吾に勝ち目はあるのか?」
大吾「うおー!」
品田「のっ! コーナー狙うの上手いなぁ」
秋山「2-2! ゲーム大吾さん!」
冴島「射撃の腕は一流やからな。際どいところ狙うんは得意なんやろ」
品田「品田ホームラン!」
大吾「ぐはー!」
遥「大吾さんが飛んで行った!」
27: 2013/02/11(月) 02:05:53.36 ID:kDATx1tx0
品田「ぜぇ、ぜぇ、もう終わり?」
大吾「ま、まだだ……」
真島「しっかし、6代目も大きくなったのう」
桐生「ああ。最後まであきらめない心、それこそ会長の証だ」
冴島「そうや。今の大吾の目、輝いとるで」
大吾「うおおおおお!」
遥「大吾さんの掛け声に勢いがついてきた!」
品田「こ、これは!!」
大吾「一度でいいから言ってみたい、勝機!」○○×
品田「ふ、不動明王!?」
大吾「東城会6代目会長、堂島大吾を……舐めるなぁああああああ!!」
品田「のはぁん!!!」
秋山「品田、KO!! この勝負、大吾さんの勝利!」
大吾「ま、まだだ……」
真島「しっかし、6代目も大きくなったのう」
桐生「ああ。最後まであきらめない心、それこそ会長の証だ」
冴島「そうや。今の大吾の目、輝いとるで」
大吾「うおおおおお!」
遥「大吾さんの掛け声に勢いがついてきた!」
品田「こ、これは!!」
大吾「一度でいいから言ってみたい、勝機!」○○×
品田「ふ、不動明王!?」
大吾「東城会6代目会長、堂島大吾を……舐めるなぁああああああ!!」
品田「のはぁん!!!」
秋山「品田、KO!! この勝負、大吾さんの勝利!」
28: 2013/02/11(月) 02:15:52.69 ID:kDATx1tx0
大吾「辰雄、大丈夫か?」
品田「堂島君。やっぱり、会長ってすごいんだね」
大吾「周りが俺以上に凄い人ばかりなんだ。いやでもそうなるさ。辰雄のホームランも、ガツンと来た」
品田「あはは! テニスなのにさぁ、ホームランって!」
大吾「ああ、お笑いだな」
桐生「男同士の友情、素晴らしいな」
遥(大吾さん×品田さん……。って私何を考えてるの!?)
真島「つーことは、勝ち残ったんはこのメンバーやな!!」
第四氏合 桐生一馬VS冴島大河
秋山「龍虎あいまみえる、ですか。こりゃ楽しみだ」
品田「って冴島さん、足大丈夫なんですか?」
冴島「心配いらん。松屋のデミたまハンバーグ定食食べて、回復したわ」
遥「松屋って凄い、改めてそう思った」
品田「堂島君。やっぱり、会長ってすごいんだね」
大吾「周りが俺以上に凄い人ばかりなんだ。いやでもそうなるさ。辰雄のホームランも、ガツンと来た」
品田「あはは! テニスなのにさぁ、ホームランって!」
大吾「ああ、お笑いだな」
桐生「男同士の友情、素晴らしいな」
遥(大吾さん×品田さん……。って私何を考えてるの!?)
真島「つーことは、勝ち残ったんはこのメンバーやな!!」
第四氏合 桐生一馬VS冴島大河
秋山「龍虎あいまみえる、ですか。こりゃ楽しみだ」
品田「って冴島さん、足大丈夫なんですか?」
冴島「心配いらん。松屋のデミたまハンバーグ定食食べて、回復したわ」
遥「松屋って凄い、改めてそう思った」
29: 2013/02/11(月) 02:31:05.12 ID:kDATx1tx0
冴島「桐生。俺らの間に、小難しいもんはいらん」
桐生「ああ、そうだな。ボールをぶつけ合って、立っていたほうが勝者だ」
冴島「望むところやぁ!! 氏ぬより辛いテニスが有るっちゅうこと、その身に教えたるわ!!」バサッ
桐生「遠慮はいらねぇ、頃すつもりで掛かってこい!!」バサッ
冴島「行くで桐生ううううううう!」
桐生「冴島あああああ!!」
http://youtu.be/xdwUA5RgeW4
遥「プ・レ・プレパ プ・レ・プレパ ワレテバリバリ」
秋山「まぁ間違ってないもんね」
品田「うわぁ、イロイロ台無しだ……」
真島「純情プレパレードやぁ!!」
桐生「ああ、そうだな。ボールをぶつけ合って、立っていたほうが勝者だ」
冴島「望むところやぁ!! 氏ぬより辛いテニスが有るっちゅうこと、その身に教えたるわ!!」バサッ
桐生「遠慮はいらねぇ、頃すつもりで掛かってこい!!」バサッ
冴島「行くで桐生ううううううう!」
桐生「冴島あああああ!!」
http://youtu.be/xdwUA5RgeW4
遥「プ・レ・プレパ プ・レ・プレパ ワレテバリバリ」
秋山「まぁ間違ってないもんね」
品田「うわぁ、イロイロ台無しだ……」
真島「純情プレパレードやぁ!!」
30: 2013/02/11(月) 02:36:50.23 ID:kDATx1tx0
桐生「うおおおおおお!」
冴島「うおらあああああ!!」
遥「凄い……。ボールを互いにぶつけ合って、それでも立っている!」
品田「はぁ、これカウントしても仕方ないですよね」
大吾「ああ。これが、伝説と伝説を継ぐ者の闘いだ」
秋山「ラケットとボールが、もどかしいぐらいだ」
冴島「ま、まだまだいけるでぇ?」
桐生「こっちもだ! うおらああああ!!」
冴島「よっしゃああああ!!」
遥「テニスなのに、こんなにボロボロになって……。おじさん、冴島さん……」
真島「2人とも、本気の喧嘩を楽しんどんや。受けた傷は、俺達極道もんの誇りや」
冴島「ぐはっ!」
桐生「くっ、ここまで、か?」
冴島「うおらあああああ!!」
遥「凄い……。ボールを互いにぶつけ合って、それでも立っている!」
品田「はぁ、これカウントしても仕方ないですよね」
大吾「ああ。これが、伝説と伝説を継ぐ者の闘いだ」
秋山「ラケットとボールが、もどかしいぐらいだ」
冴島「ま、まだまだいけるでぇ?」
桐生「こっちもだ! うおらああああ!!」
冴島「よっしゃああああ!!」
遥「テニスなのに、こんなにボロボロになって……。おじさん、冴島さん……」
真島「2人とも、本気の喧嘩を楽しんどんや。受けた傷は、俺達極道もんの誇りや」
冴島「ぐはっ!」
桐生「くっ、ここまで、か?」
31: 2013/02/11(月) 02:42:13.18 ID:kDATx1tx0
遥「2人とも倒れちゃった……ッ!」
秋山「えっと、中学テニスのルールじゃ、先に立ちあがった方の勝利みたいだけど」
品田「どこの世界にそんな格闘技みたいなテニスのルールが有るんですか!」
大吾「桐生さん、冴島さん……!」
桐生「くっ……」
冴島「まだ、倒れるわけにいかへんのや……」
真島「兄弟!」
秋山「冴島さんが立った! 桐生さんは……」
桐生「ま、まだ終わっちゃいない……!」
遥「立った! おじさんが、立った!!」
桐生「行くぞ、冴島。うおおおお!」
秋山「えっと、中学テニスのルールじゃ、先に立ちあがった方の勝利みたいだけど」
品田「どこの世界にそんな格闘技みたいなテニスのルールが有るんですか!」
大吾「桐生さん、冴島さん……!」
桐生「くっ……」
冴島「まだ、倒れるわけにいかへんのや……」
真島「兄弟!」
秋山「冴島さんが立った! 桐生さんは……」
桐生「ま、まだ終わっちゃいない……!」
遥「立った! おじさんが、立った!!」
桐生「行くぞ、冴島。うおおおお!」
32: 2013/02/11(月) 02:48:35.18 ID:kDATx1tx0
冴島「――」
桐生「さえ、じま?」
冴島「――」
秋山「冴島さん、あんた……」
品田「これは……」
真島「兄弟、気を失ってもなお、立ち上がるんかい」
桐生「おい! 冴島!!」
大吾「気を失ってるだけです。命には別状はないと思います」
遥「良かったぁ……」
冴島「――」
品田「とりあえず、冴島さん運びましょう。ぐぬぬ、重い!」
秋山「そりゃこれだけ大きけりゃ重いさ。んぬぬぬ……」
遥(気を失った冴島さんは、木像の様に運ばれていきました)
桐生「さえ、じま?」
冴島「――」
秋山「冴島さん、あんた……」
品田「これは……」
真島「兄弟、気を失ってもなお、立ち上がるんかい」
桐生「おい! 冴島!!」
大吾「気を失ってるだけです。命には別状はないと思います」
遥「良かったぁ……」
冴島「――」
品田「とりあえず、冴島さん運びましょう。ぐぬぬ、重い!」
秋山「そりゃこれだけ大きけりゃ重いさ。んぬぬぬ……」
遥(気を失った冴島さんは、木像の様に運ばれていきました)
33: 2013/02/11(月) 02:55:36.37 ID:kDATx1tx0
桐生「冴島、お前のガッツに敬服するぜ」
大吾「桐生さん……」
桐生「そうか。最後は、お前だったか」
大吾「このテニス対決を得て、俺は色々なことを学びました。諦めないこと、たとえボロボロになっても、立ち上がらなくちゃいけないこと」
大吾「先の抗争で幹部が壊滅状態の今、俺は現実と闘わなければいけない。極道の未来のためにも、今一度東城会を強くしたい」
桐生「そうか。なら、俺に勝ってみろ。最後までしぶとくあがいて、立ち上がれなくなるその時まで、ラケットを離すんじゃない」
遥「サービス大吾さん!」
大吾「行くぞおおおおお! きりゅー!!!」
桐生「お前の誇りと全てを賭けてかかってこい!!」
大吾「うおおおおおお!!」
桐生「おらあああああ!!」
遥「おじさん! 大吾さーん!!」
大吾「桐生さん……」
桐生「そうか。最後は、お前だったか」
大吾「このテニス対決を得て、俺は色々なことを学びました。諦めないこと、たとえボロボロになっても、立ち上がらなくちゃいけないこと」
大吾「先の抗争で幹部が壊滅状態の今、俺は現実と闘わなければいけない。極道の未来のためにも、今一度東城会を強くしたい」
桐生「そうか。なら、俺に勝ってみろ。最後までしぶとくあがいて、立ち上がれなくなるその時まで、ラケットを離すんじゃない」
遥「サービス大吾さん!」
大吾「行くぞおおおおお! きりゅー!!!」
桐生「お前の誇りと全てを賭けてかかってこい!!」
大吾「うおおおおおお!!」
桐生「おらあああああ!!」
遥「おじさん! 大吾さーん!!」
34: 2013/02/11(月) 02:59:33.24 ID:355pu5qE0
桐生「はぁ、はぁ……」
大吾「き、りゅうさん……。まだ、これか……ら」
品田「堂島君!!」
秋山「決着がつきましたね」
冴島「大吾、お前はようやった。不動明王も笑っとるやろ」
真島「ウィナァ、桐生ちゃんやあああああああ!!!」
遥「おじさん、やったね!」
桐生「ああ。大吾、お前はもう立派な、親だ」
大吾「です……」
桐生一馬、東城会七代目会長襲名とともに、八代目会長に堂島大吾を推薦して引退。
大吾「き、りゅうさん……。まだ、これか……ら」
品田「堂島君!!」
秋山「決着がつきましたね」
冴島「大吾、お前はようやった。不動明王も笑っとるやろ」
真島「ウィナァ、桐生ちゃんやあああああああ!!!」
遥「おじさん、やったね!」
桐生「ああ。大吾、お前はもう立派な、親だ」
大吾「です……」
桐生一馬、東城会七代目会長襲名とともに、八代目会長に堂島大吾を推薦して引退。
35: 2013/02/11(月) 03:03:50.69 ID:IwlmgXmw0
沖縄 アサガオ
遥「えいっ! 遥ゾーンだよ!」
桐生「ボ、ボールが吸い込まれていくー(棒)」
遥「決めるよ! 虹色プリズムスター!」
桐生「取れない! 遥はテニスも強いな」
遥「えへへ」
太一(おじさん、わざと遥お姉ちゃんの方にボール打ってるよね)
綾子(本当に親バカだね)
郵便「ちわーす、御届け物でーす」
遥「あっ、はーい!」
遥「えいっ! 遥ゾーンだよ!」
桐生「ボ、ボールが吸い込まれていくー(棒)」
遥「決めるよ! 虹色プリズムスター!」
桐生「取れない! 遥はテニスも強いな」
遥「えへへ」
太一(おじさん、わざと遥お姉ちゃんの方にボール打ってるよね)
綾子(本当に親バカだね)
郵便「ちわーす、御届け物でーす」
遥「あっ、はーい!」
36: 2013/02/11(月) 03:09:06.23 ID:KicFZsY50
遥「あれ? 真島さんからだ」
桐生「真島の兄さんから? 今度はなんだ?」
遥「開けるね。にしても、相変わらずキャラクターに合わない達筆だよね」
桐生「ああ見えて、根はマジメな人だからな」
遥「えーと? 第一回東城会近江連合親善バスケットボール大会……。バスケ?」
桐生「え?」
遥「おじさん、3ポイントシュート決めてよ!」
ミレニアムタワー
チョーシハズレナコエダッテ
真島「黒子のバスケ、おもろいやないけ!」
冴島(ニセコイちゅうもんは、ええもんやなぁ)
完
桐生「真島の兄さんから? 今度はなんだ?」
遥「開けるね。にしても、相変わらずキャラクターに合わない達筆だよね」
桐生「ああ見えて、根はマジメな人だからな」
遥「えーと? 第一回東城会近江連合親善バスケットボール大会……。バスケ?」
桐生「え?」
遥「おじさん、3ポイントシュート決めてよ!」
ミレニアムタワー
チョーシハズレナコエダッテ
真島「黒子のバスケ、おもろいやないけ!」
冴島(ニセコイちゅうもんは、ええもんやなぁ)
完
37: 2013/02/11(月) 03:09:39.71 ID:KicFZsY50
短めですが、これで終わりです。読んでくださった方、ありがとうございました。
39: 2013/02/11(月) 07:22:45.46 ID:RKFCskAIO
乙
笑わせてもらった
また龍が如くSS書いて欲しいな
笑わせてもらった
また龍が如くSS書いて欲しいな
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります