1: 2014/09/12(金) 20:42:41.49 ID:+Y/Wt08GO
モバP(※以下P表記)「はぁ?」

加蓮「凛?何言ってるの?……私はアイドルなんだから、プロデューサーと付き合ったりしたらスキャンダルになっちゃうでしょ?」

凛「うん」

加蓮「そんな皆の迷惑になる様な事はしないよ?」

凛「ふーん……じゃあ、二人は今なにしてるの?」

P「何って……」

加蓮「プロデューサーの膝の上に座ってるだけだけど……」



2: 2014/09/12(金) 20:45:03.32 ID:+Y/Wt08GO
凛「二人は付き合ってないんだよね?」

P「ああ」

加蓮「うん」

凛「じゃあ、何でそんな事してるの?」

3: 2014/09/12(金) 20:46:42.68 ID:+Y/Wt08GO
加蓮「ほら……私、体力ないからさ」

凛「関係あるの?」

加蓮「あるよ」

凛「どんな関係があるの?」

加蓮「えっとね……」

5: 2014/09/12(金) 20:52:38.66 ID:+Y/Wt08GO
加蓮「さっきも言ったけど、私って元から体力があまり無いでしょ?」

凛「うん」

加蓮「それでトレーニングとかも出来ないから、必然的に筋力とかも無いのね」

凛「うん」

加蓮「それで、筋力がなくて自分で体勢を維持するのがツラいから、プロデューサーの上に座って支えてもらってるって訳」

6: 2014/09/12(金) 20:54:09.48 ID:+Y/Wt08GO
凛「あぁ、そういう事なんだ」

加蓮「そう、そういう事」

凛「じゃあ、仕方ないかな」

加蓮「でしょ?」

凛「うん」

7: 2014/09/12(金) 20:59:39.78 ID:+Y/Wt08GO
P「さて、そろそろメシにするかな……」

加蓮「凛も一緒に食べよ?」

凛「うん」

P「……じゃ、用意が出来た所で……」

「「「いただきまーす!」」」

P「はい加蓮、あーん」

加蓮「あーん……うん、おいしい」

凛「……は?」

10: 2014/09/12(金) 21:05:00.53 ID:+Y/Wt08GO

凛「何してんの?」

P「何って……」

加蓮「プロデューサーに食べさせて貰ってるだけだけど……」

凛「二人は付き合ってないんだよね?」

P「ああ」

加蓮「うん」

凛「じゃあ、何でそんな事してんの?」

9: 2014/09/12(金) 21:03:54.57 ID:+Y/Wt08GO
加蓮「ほら……私、体力ないからさ」

凛「関係あるの?」

加蓮「あるよ」

凛「どんな関係があるの?」

加蓮「えっとね……」

16: 2014/09/12(金) 21:14:29.38 ID:+Y/Wt08GO
加蓮「さっき私が、筋力が無いって話をしたでしょ?」

凛「うん」

加蓮「それで、普通はお嬢様とかに使うみたいだけど、『箸より重い物を持てない――』みたいな言葉があるじゃん?」

凛「うん」

加蓮「私、筋力無くて本当に箸より重い物が持てなくて、箸を持つだけで精一杯なのね」

凛「うん」

加蓮「で、箸より重い物を持てないって事は、箸におかずとか乗せたら持ち上がらない訳でしょ?」

凛「うん」

加蓮「だから、プロデューサーに食べさせて貰ってるって訳」

18: 2014/09/12(金) 21:16:23.47 ID:+Y/Wt08GO
凛「あぁ、そういう事なんだ」

加蓮「そう、そういう事」

凛「じゃあ、仕方ないかな」

加蓮「でしょ?」

凛「うん」

21: 2014/09/12(金) 21:24:33.19 ID:+Y/Wt08GO
P「ん……二人とも、そろそろレッスンの時間じゃないか?」

凛「本当だ……行こう、加蓮」

加蓮「うん。プロデューサー、連れて行って」

P「おう」

凛「……」

―レッスン場―

凛「じゃあ、レッスンしようか」

加蓮「うん。プロデューサー、ちゃんと見ててね!んー」

P「おう、頑張れよ!んー」

 チュッ

加蓮「よしっ!凛、一緒に頑張ろ!」

凛「……は?」

23: 2014/09/12(金) 21:28:21.28 ID:+Y/Wt08GO
凛「何してんの?」

P「何って……」

加蓮「パワーチュー入して貰っただけだけど……」

凛「上手くないんだけど」

加蓮「上手くなかったかー」

凛「二人は付き合ってないんだよね?」

P「ああ」

加蓮「うん」

凛「じゃあ、何でそんな事してんの?」

24: 2014/09/12(金) 21:29:21.26 ID:+Y/Wt08GO
加蓮「ほら……私、体力ないからさ」

凛「関係あるの?」

加蓮「あるよ」

凛「どんな関係があるの?」

加蓮「えっとね……」

26: 2014/09/12(金) 21:36:15.84 ID:+Y/Wt08GO
加蓮「さっき、筋力が無くて体勢を維持するのがツラいって話をしたでしょ?」

凛「うん」

加蓮「でも、アイドルである以上、レッスンとかしないといけないし、一人で動けないのは流石に困るじゃん?」

凛「うん」

加蓮「だから、レッスンとかの間だけでも一人で動ける様に、パワーチュー入して貰ったって訳」

27: 2014/09/12(金) 21:36:59.47 ID:+Y/Wt08GO
凛「あぁ、そういう事なんだ」

加蓮「そう、そういう事」

凛「じゃあ、仕方ないかな」

加蓮「でしょ?」

凛「うん」

29: 2014/09/12(金) 21:44:48.58 ID:+Y/Wt08GO
凛「はぁ……はぁ……疲れた……」

加蓮「……もうダメ……動けない……」

凛「汗びしょびしょ……加蓮、先にシャワー使って良いよ」

加蓮「え、良いの?」

凛「うん、体冷やしたら良くないでしょ?」

加蓮「ありがとう!じゃ、お言葉に甘えるね……行こ?プロデューサー」

P「おう」

凛「……は?」

30: 2014/09/12(金) 21:46:19.61 ID:+Y/Wt08GO
凛「何してんの?」

P「何って……」

加蓮「プロデューサーと一緒にシャワー浴びようとしただけだけど……」

凛「二人は付き合ってないんだよね?」

P「ああ」

加蓮「うん」

凛「じゃあ、何でそんな事してんの?」

31: 2014/09/12(金) 21:47:17.38 ID:+Y/Wt08GO
加蓮「ほら……私、体力ないからさ」

凛「関係あるの?」

加蓮「あるよ」

凛「どんな関係があるの?」

加蓮「えっとね……」

33: 2014/09/12(金) 21:55:53.14 ID:+Y/Wt08GO
加蓮「さっき、パワーチュー入して貰ったでしょ?」

凛「うん」

加蓮「でもパワーチュー入して貰っても、動けるのはレッスンとかの間だけなのね」

凛「うん」

加蓮「だから、レッスンが終わってパワー切れちゃって一人で動けないから、プロデューサーと一緒にシャワー浴びて、体洗って貰おうって訳」

34: 2014/09/12(金) 21:56:48.21 ID:+Y/Wt08GO
凛「あぁ、そういう事なんだ」

加蓮「そう、そういう事」

凛「じゃあ、仕方ないかな」

加蓮「でしょ?」

凛「うん」

35: 2014/09/12(金) 22:02:30.34 ID:+Y/Wt08GO
P「さて、そろそろ帰るかー」

加蓮「そうだね。凛、途中まで一緒に帰ろ?」

凛「うん」

―帰り道―

凛「――……それでさー」

加蓮「うんうん」

P「おっと、ここでお別れだな……凛、また明日な」

加蓮「あ、本当だ……凛、私たちの家ここだから、また明日ね!」

凛「……は?」

37: 2014/09/12(金) 22:04:03.50 ID:+Y/Wt08GO
凛「何してんの?」

P「何って……」

加蓮「プロデューサーと一緒の家に住んでるだけだけど……」

凛「二人は付き合ってないんだよね?」

P「ああ」

加蓮「うん」

凛「じゃあ、何でそんな事してんの?」

38: 2014/09/12(金) 22:05:56.55 ID:+Y/Wt08GO
加蓮「ほら……私、体力ないからさ」

凛「関係あるの?」

加蓮「あるよ」

凛「どんな関係があるの?」

加蓮「えっとね……」

40: 2014/09/12(金) 22:11:26.19 ID:+Y/Wt08GO
加蓮「ぶっちゃけ私って、体力も筋力も無いから一人じゃ何も出来ない様なものじゃん?」

凛「うん」

加蓮「でも、お父さんもお母さんもそれぞれ仕事あるし、四六時中付きっきりって訳にもいかないでしょ?」

凛「うん」

加蓮「だから、もうプロデューサーに全部お願いしちゃおうって訳」

41: 2014/09/12(金) 22:12:42.63 ID:+Y/Wt08GO
凛「あぁ、そういう事なんだ」

加蓮「そう、そういう事」

凛「じゃあ、仕方ないかな」

加蓮「でしょ?」

凛「うん」

45: 2014/09/12(金) 22:18:57.91 ID:+Y/Wt08GO
加蓮「じゃあね、凛!また明日ね」

P「お疲れ!気を付けて帰れよ」

凛「うん、プロデューサーも加蓮もお疲れ様……また明日」

 ガチャッ バタン

凛「…………」

凛「付き合うってなんなんだろう……」

瑞樹「わからないわ」

凛「……ね」









おわり

52: 2014/09/13(土) 00:01:53.23 ID:M4ZbDxRFO
乙 次回もよろしーく

引用元: 渋谷凛「加蓮とプロデューサーって付き合ってるの?」