1: 2013/03/19(火) 22:11:41.97 
~~~~~NERV本部内エスカレーター~~~~~

シンジ「あー疲れた…もう訓練なんかしたくないよ…」

アスカ「あんたバカぁ?ちゃんと訓練しとかないと、いざと言う時戦えないでしょうが!」

シンジ「だって…嫌なものは嫌なんだもん…」

アスカ「あんたねぇ!」ムカッ

アスカ「ガキみたいな事言ってんじゃないわよ!!」ドカッ!

シンジ「うわっ!」グラッ

アスカ「ちょっ!シンジ危なっ」グイッ

シンジ「ああああ」ゴロンゴロン

アスカ「きゃあぁっ」ゴロンゴロン


ドシーン!   ゴチーン!!


シンジ「つっ…」

アスカ「痛たた…」


シンジ「ちょっとあんた…引っ張らないでよね~」

アスカ「アスカが急に蹴るから悪いんじゃないかぁ~」

シンジ「ん?」

シンジ「あれっ?えっ…うそっ?」

シンジ「いやぁぁぁっ!!?」

アスカ「ど、どうしたのアスカ?」

シンジ「あ~~~~っ!!」

シンジ「あんた…その格好…」ワナワナ…

アスカ「え?」

アスカ「ええ~~~っ!?何だよこれ!?」

アスカ「何で僕がアスカになってるんだよっ!?どうなってるんだよ!ねぇアスカぁ!?」クルッ

アスカ「って、僕がいる!?」


シンジ「ななな…」ワナワナ…

アスカ「これって、もしかして…」プルプル…


シンジ「入れ替わったぁ!!?」
アスカ「入れ替わったぁ!!?」






2: 2013/03/19(火) 22:15:22.53 ID:HF1LpOo7o
~~~~~~~~~~

シンジ「と、とにかく落ち着くのよ…」スーハースーハー…

アスカ「ど、どうしよう…」オロオロ…

シンジ「これは夢よ!夢に違いないわ!」

シンジ「あんた、ちょっと頬っぺたつねってみなさいよ」

アスカ「うん…」ギュッ

シンジ「痛っ!」

シンジ「あたしじゃなくてあんたのよ!」

アスカ「えっ…ご、ごめん…」ギュッ


アスカ「痛いよ…」



シンジ「こ、これ夢じゃないわ…」

アスカ「そんなバカなぁ…」


~~~~~~~~~~

リツコ「あら?あなた逹、こんな所で何をしてるの?」

アスカ「あ!リツコさ~ん、大変なんですよ聞いてくださいよ~」


リツコ「え?さん…?」


シンジ「参ったわよ、なんとかしてよ!」


リツコ「わよ…?」


シンジ「だから、あたしがアスカでシンジがあたしになっちゃったのよ!」


リツコ「言ってる意味が分からないわ」


アスカ「僕がシンジで…」

シンジ「あたしがアスカ!分かった!?」


リツコ「フフっ、何をふざけてるの、いい加減にしなさい?」

シンジ「ふざけてなんかいない!ホントだってばぁ~!」

アスカ「リツコさん、信じてください、僕とアスカが入れ替わっちゃったんです」

リツコ「ウソ…あり得ないわ!?」

3: 2013/03/19(火) 22:17:08.37 ID:HF1LpOo7o
~~~~~~~~~~

リツコ「それでエスカレーターから転げ落ちて、お互いに頭をぶつけたと?」

リツコ「そして気がついたら入れ替わっていた…と言うわけね?」


シンジ「ええ、そうよ」
アスカ「そうなんです…」


リツコ「全く…使い古されたネタだこと…」フゥ…


リツコ「また同じように頭をぶつけたら元に戻るかもしれないわよ?」

シンジ「それよ!それ!」

シンジ「ほらバカシンジ立ちなさいよ!」

アスカ「え~痛いのやだよ~」

シンジ「いいからやってみるの!元に戻るかもしれないでしょ!」

アスカ「わかったよ…」


シンジ「いい?思いきりいくわよ?」

アスカ「う、うん…」


シンジ「せ~の…」

ゴチーン!!

アスカ「く~っ…」チカチカ

シンジ「痛ーい…」チカチカ

リツコ「ど、どう?」


シンジ「あたしはアスカよ…」

アスカ「僕はシンジ…」


リツコ「ダメみたいね」


シンジ「はぁ…」

アスカ「どうしよう…」


リツコ「とりあえず今日はそのまま帰るしかないわね」

リツコ「元に戻る方法は調べてみるわ」


シンジ「仕方ないわね…頼むわよリツコ…」


4: 2013/03/19(火) 22:18:47.83 ID:HF1LpOo7o
~~~~~ミサト宅~~~~~

ミサト「あなた逹、ホントに入れ替わったのね…」

シンジ「すっごいイヤだけど、マジよ…」

アスカ「……」

ミサト「参ったわね~、エヴァに乗れるのかしら…」

シンジ「乗れなきゃ困るわね…」

アスカ「……」モジモジ…

シンジ「あんたさっきから何黙ってんのよ?」

アスカ「あ、あの…その…」モジモジ…

シンジ「何よ!はっきり言いなさいよ!」

アスカ「と、トイレに行きたい…みたいな…?」モジモジ…

シンジ「はぁ!?あんたバカぁ!?したいならさっさと行ってきなさいよ!」

アスカ「え、うん…」パタパタ


シンジ「はっ!!」


シンジ「ちょっと待ったぁ!!」ガシッ

アスカ「なななに?漏れちゃうよ!」


シンジ「あんた、見たらコロすわよ…」ジロッ

アスカ「わ、分かってるよ!絶対見ないよ!///」


5: 2013/03/19(火) 22:21:19.65 ID:HF1LpOo7o
~~~~~~~~~~

アスカ「見ちゃダメだ、見ちゃダメだ、見ちゃダメだ、見ちゃダメだ、見ちゃダメだ、見ちゃダメだ、見ちゃダメだ…」

スルッ ストン


ショロロロロ…

アスカ「ふう…危なかった…」


シンジ「ちゃんと拭いて来なさいよ!」

アスカ「うん…///」

カラカラ ピッ…

アスカ(ぺ、ペーパー越しでも、アスカのアレに触れるなんて…///)ドキドキ

チョンチョン…ポトッ

ジャアアアア~

アスカ「お、終わったよ…///」

シンジ「何顔赤くしてんのよ?まさか見たんじゃ無いでしょうね?」ギヌロッ

アスカ「み、み、見てないよ!絶対見てないから!」アタフタ

シンジ「ふんっ!」

シンジ「ちょっとどいてよ、次あたしが入るんだから!」

アスカ「あ、ご、ごめん…」


バタン



シンジ「いやぁぁぁぁ!!」

アスカ「ど、どうしたの!?」

シンジ「何か変なのが付いてる~~!」

アスカ「あ、当たり前だろ!僕の体なんだから!///」

シンジ「どうしたら良いのよ?」

アスカ「普通に座ってやれば、良いと思うよ?」

シンジ「あ、そうか…」

6: 2013/03/19(火) 22:22:52.10 ID:HF1LpOo7o

~~~~~~~~~~

シンジ(何が悲しくてこんな目に遭わなきゃいけないのよ…)

ジョロロロ…

シンジ「ふ~、すっきりした…」

シンジ「これって、拭かなきゃダメよね?」

カラカラ…ピッ

シンジ(持たなきゃやりにくいわね…)サワッ

シンジ「うぇ…気持ち悪い…」


ジャアアアア~

バタン


シンジ「あ~やだやだ…」

アスカ「な、何がさ?」

シンジ「あんな気持ち悪いもの、よくぶら下げてられるわね」

アスカ「仕方ないだろ!そう言う構造なんだから!」



ミサト「先が思いやられるわ…」




~~~~~~~~~~

ジュワ~

アスカ「~♪」ジャッジャッ

ミサト「アスカが料理してるみたいで、違和感有りまくりね~」

シンジ「うっさいわね…」


アスカ「さ、出来たよ」トン

ミサト「いただきま~す♪」

シンジ「……」


ミサト「ん~美味しい!良いお嫁さんになるわよ~♪」

アスカ「な、何バカなこと言ってるんですかっ///」

シンジ「ミサト~あんたね~」ジロッ

ミサト「あら…ごみ~ん」

7: 2013/03/19(火) 22:24:47.34 ID:HF1LpOo7o
~~~~~~~~~~

アスカ「ふんふ~ん♪」テキパキ

パタパタ テキパキ

ミサト「ホント、あのカッコで家事してると、まるで新妻ねぇ~」

ミサト「シンちゃんお嫁に貰っちゃえば~?」

シンジ「あ た し は ア ス カ!」

ミサト「そうだった、ごめん」テヘッ


アスカ「そうだアスカ…お風呂どうしよう…」

シンジ「え!?あ!今日は本部でシャワー浴びてきたから、良いんじゃない?」

アスカ「そっか、そうだね…」ハハッ

シンジ(裸…見られたら恥ずかしいじゃない…//)


アスカ「寝るときどうしよう…?自分の部屋で良いのかな…」

シンジ「あったりまえでしょ!ホントバカね!」

アスカ「ごめん…」



~~~~~~~~~~

ドサッ ゴロン

シンジ(このまま戻れなかったら、シンジとして生活しないとダメなのかな…)

シンジ(シンジか…)サワッ

シンジ(意外と筋肉付いてるんだ、手も大きい…)

クンクン…

シンジ(シンジの匂い…)

シンジ(男の子の匂い…)

シンジ(…………)


シンジ(あたし何考えてんのよ!)



シンジ(はあ…早く戻りたいな…)

8: 2013/03/19(火) 22:26:13.90 ID:HF1LpOo7o
~~~~~~~~~~

アスカ(ふぅ…何か疲れちゃったな…)

アスカ(アスカの体って、思ったほど力が無いんだな…)

アスカ(叩かれたり蹴られたりしたら、あんなに痛いのに…)


アスカ(………)ジー


アスカ(小さくて可愛い手だ…)

アスカ(怪我なんかしないように気をつけなきゃ…)


アスカ(いつ元に戻れるのかなぁ…)


~~~~~~~~~~

ガラッ


シンジ「……」ドサッ ゴロン


アスカ「えっ?アスカ?///」

シンジ「あんたがあたしの体に、変なことしないように見張るわ…」

アスカ「そ、そんなこと!するわけ…無いじゃないか…///」

シンジ「どーだか…」


アスカ「あの…男女二人が同じ布団って…不味いような…」

シンジ「あんたが変な気を起こさなきゃ良いだけでしょ…」

アスカ「人をなんだと思ってるんだよ…」


シンジ「工口シンジ…」

アスカ「ふざけないでよ…///」


シンジ「良いから早く寝なさいよ…」

アスカ「う、うん…」




zzz…


9: 2013/03/19(火) 22:27:54.03 ID:HF1LpOo7o
~~~~~翌朝~~~~~

シンジ(う…もう朝…)

シンジ(ん…何?なんか股間に変な圧迫感が…)チラッ


凸グーテンモーゲン!!!!


シンジ「いっ!?」

シンジ「いやぁぁぁぁぁぁ!!?」ガバッ!


シンジ「何これ!?何これ!?ちょっとバカシンジ起きなさいよ!!」バシバシ

アスカ「ふぇ…んがっ」

アスカ「な、何?」ゴシゴシ…

シンジ「これなんなのよ!?」

アスカ「ん?」

アスカ「ああ、ただの朝立ちだよぉ…ふわぁぁ~」

シンジ「って…どうすれば良いのこれ!?」

アスカ「ほっとけばその内収まるから…」ムニャムニャ…

シンジ「ちょっと寝ないでよ!」ユサユサ

アスカ「眠いんだよ~寝かせてよ…」

シンジ「あんたね~!朝ごはんどうすんのよ!」


アスカ「あああああ・・・わかったよ…いま起きるよ~」



~~~~~~~~~~

アスカ「ふわぁ~…」

ミサト「眠そうね、大丈夫?」

アスカ「アスカの寝起きが悪いのが分かりましたよ…」

アスカ「朝はダメっぽいです…全然やる気が出ない…」

ミサト「血圧低いのかしらね」

アスカ「とりあえず、トーストとトマトジュースで勘弁してください…」

ミサト「うん、良いわよそのくらい…」

10: 2013/03/19(火) 22:29:11.26 ID:HF1LpOo7o
~~~~~~~~~~


シンジ「やっと収まったわ…毎朝こんなになっちゃうんだ…」

シンジ「男の子も大変ね~」


アスカ「ねぇ!早く食べちゃってよ!」

シンジ「あ、わかった…いま行くわ」


~~~~~~~~~~


アスカ「アスカ~学校どうしよう…」

シンジ「行くっきゃ無いでしょうが…」

アスカ「バレたら大変だよね?」

シンジ「あったりまえでしょ~!なんとかやり過ごすのよ!」


~~~~~~~~~~

アスカ「あの、それと…」モジモジ

シンジ「今度は何よ!?」

アスカ「えと…トイレ…」モジモジ

シンジ「あん?いけば良いじゃない、夕べの要領で」

アスカ「あの…たぶん……大きい方……///」モジモジ

シンジ「ぶーーーーーっ!!」

シンジ「し、仕方ないでしょ!出さなきゃ体に悪いわよ!!///」

アスカ「じゃあ…行ってくるよ?」

シンジ「さっさと行け!!」バンッ


11: 2013/03/19(火) 22:33:13.08 ID:HF1LpOo7o
~~~~~~~~~~

スルッ ストン

アスカ(はぁ…アスカの体でウ○コするなんて、夢にも思わなかったよ…)プリプリプリプリ


アスカ(………)

アスカ(出たものの臭いって僕と変わんないな…食べてるもの一緒だからかな…)

シンジ「ちょっとバカシンジ!早く出なさいよ!こっちもヤバいわ!」

アスカ「あわわ!ちょっと待って!!」



~~~~~~~~~~



シンジ「じゃ、制服ここに置くから着替えてね」

アスカ「はい、僕のはこれ」

シンジ「うん…」

シンジ「学校では、しゃべり方に気をつけなきゃね…」

アスカ「そ、そだね…」

アスカ「僕は直ぐボロが出そうだから、あまりしゃべらないようにするよ…」



12: 2013/03/19(火) 22:37:31.62 ID:HF1LpOo7o
シンジ「そうね、その方が良いわ」

シンジ「そうだ、マスクして喉の調子が悪い事にしましょ!後はあたしがフォローするわ」

アスカ「うん…」


~~~~~学校~~~~~

シンジ「おはよう」

アスカ「……」

トウジ「おはよーさん、なんやまた夫婦仲良く登校かいな」

シンジ「夫婦言うな!!」カッ!

トウジ「なんやセンセ、いつもの冗談やんけ、そない怒らんでも…」

シンジ「ふん!(やば…つい…)」

ヒカリ「アスカどうしたの、マスクなんてして…?」

シンジ「あ、ああ…ちょっと喉の調子が悪いみたいね、だよ」

シンジ「今日はしゃべらない方が良いって、医者に言われたの、んだよ!」

ヒカリ「そ、そう…」

ヒカリ「大事にしてね、アスカ…」

アスカ「……」コクコク

シンジ(ヤバいヤバい…わたしがボロ出しそうだったわ…)


綾波「おはよ…」

アスカ「……!」グッ…

アスカ(危なかった…反射的に挨拶しそうだった…)


ケンスケ「最近の綾波、少し明るくなったな~」

トウジ「前は一言もしゃべらんかったしな」


13: 2013/03/19(火) 22:41:31.58 ID:HF1LpOo7o
~~~~~昼休み~~~~~

トウジ「さぁ~飯や飯~、学校最大の楽しみやからな~♪」


シンジ「エ、じゃなくて綾波、これお弁当!」ドン

シンジ(イヤだけど、やっとかないと…)


綾波「ありがと…碇くん」

シンジ「ははは…」ピクピク


シンジ「さっアスカ!屋上に行こう!」

アスカ「……」コクン


トウジ「なんか変やないか?」

ケンスケ「ん?そうか?」モリモリ

ヒカリ「アスカが具合悪いから、気を使ってるんじゃない?」

トウジ「ふ~ん、ほうか…」ムシャムシャ


綾波「……」



89: 2013/03/24(日) 07:45:21.58 ID:732ZRzVSo

~~~~屋上~~~~

シンジ「はぁ~!息が詰まりそうよ!」

アスカ「思った以上にしんどいね…」


シンジ「さっさとお弁当食べちゃいましょ!」

アスカ「うん…」



綾波「…」

シンジ「エコ、じゃなくて綾波!?」


綾波「わたしも一緒に…食べて良い?」

シンジ「え?え、うん…いいけど…」



綾波「…」モグモグ


綾波「…美味しい」



アスカ「チョット…」ツンツン

シンジ「え?あ、うん ありがとう…」ヒクッ



綾波「ごちそうさま」

シンジ「おお、お粗末さまでした」ヒクヒク



綾波「弐号機パイロット…」

アスカ「!?」ビクッ


綾波「あなた…碇くんの匂いがする…」

綾波「どうして?」


綾波「碇くん…」

シンジ「え?」


綾波「あなた…誰?」


シンジ「ぼ、僕は僕だよ!おかしな綾波だなぁ…」

シンジ「ほらアスカ!そろそろ教室戻らないと!」グイッ




綾波「……」




14: 2013/03/19(火) 22:42:54.64 ID:HF1LpOo7o



~~~~~ミサト宅~~~~~

シンジ「つ、疲れたぁ…」グッタリ

アスカ「危なかったね…」

シンジ「エコヒイキには参ったわよ…鋭いんだもん…」

アスカ「でも…直ぐにバレそうだよ、どうしよう…」

シンジ「あんた、どうしよう~どうしよう~ばっか言わないでよ!」

アスカ「ご、ごめん…」

シンジ「とにかく、慣れるしか無いわ、家でもしゃべり方変えるわよ!」

アスカ「わ、分かった…わ…」


ミサト「たっだいま~♪」

シンジ「お帰りなさい、ミサトさん」

アスカ「お帰りミサト…」

ミサト「ん?あなた達、元に戻ったの?」

シンジ「戻って無いわよ!!」

シンジ「学校でボロが出そうだから、家でもしゃべり方変えるのよ!」

ミサト「なるほ…」

アスカ「今日は肉豆腐ですけど、食べます?」

シンジ「ちょっとシンジ、じゃなくてアスカ!」

アスカ「あ、ミサト!肉豆腐あるけど食べる!?」

ミサト「ええ…いただくわ」ヒクヒク


15: 2013/03/19(火) 22:51:14.98 ID:HF1LpOo7o
~~~~~~~~~~

ミサト「大変ねあなた達…」グビッ

シンジ「大変なんてもんじゃ無いわ、ですよ!」

シンジ「リツコさんは戻る方法見つけたの、んですか?」

ミサト「それが、ぜ~んぜん分からないってぇ」

アスカ「そんな…一体いつになったら戻れるんだろ…」

シンジ「~~~~!とにかく早めになんとかしないとヤバいんだよ!」

ミサト「どしたの?」

シンジ「その…そろそろアレが…」

ミサト「あっ!そうかぁ…」


アスカ「どうしたの?」


シンジ「んと…アレよ…」


アスカ「アレって??」

シンジ「もう鈍いわね!!」

シンジ「そろそろ生理が来るのよ!あんたの今の体に!///」

アスカ「あ…///」

シンジ「仕方ない、もしもの為に教えとくわ///」


~~~~~~~~~~

シンジ「こうして…下着に貼りつけて」

アスカ「う、うん…///」

シンジ「どう?分かった?」

アスカ「分かったよ…でも何かゴソゴソして…」

シンジ「じきに慣れるわよ…」


~~~~~~~~~~

シンジ「今日も一緒に寝るわよ」

アスカ「あ、うん…」

シンジ「もっとそっちに寄りなさいよ」

アスカ「ごめん…」


アスカ「あの…アスカ?」

シンジ「何よ?」

アスカ「あのさ…実は男にも生理があるんだ…」

シンジ「嘘?マジで?」

アスカ「うん…あの…定期的に排出しないと、寝てる内に出ちゃったりするんだ…」

シンジ「何よそれって?」



シンジ「あ!///」


シンジ「……仕方無いわ、教えなさいよ…やり方…///」

20: 2013/03/20(水) 15:14:07.85 ID:KyAtxO/DO
 
アスカ「その前にさ、やっぱりお風呂入らない?」

アスカ「汗かいたし、気持ち悪いよ?」


シンジ「……そうね、入りましょ…」

シンジ「その代わり、一緒に入るわよ、裸…触られたくないし…」

シンジ「あたしが洗ってあげる…」


アスカ「うん…」




~~~~~~~~~~

シンジ「あんまり見ないでよね…」

アスカ「わ、分かったよ…」


シャァァァァ…

シンジ「先に髪洗うわよ」
ワシャワシャ…

シンジ(自分を見下ろして髪洗ったげるのって、変な気分…)

ワシャワシャ…

シンジ「次トリートメントね」ブチュブチュ

アスカ「………」

シャァァァァ…


シンジ「よし、髪をタオルでまとめ上げてっと…」


シンジ「次、体洗うわよ」
アスカ「うん…」


ゴシゴシ

シンジ「腕上げて…」

ゴシゴシ…

シンジ「ちょっとくすぐったいかもよ」

 

21: 2013/03/20(水) 15:16:21.44 ID:KyAtxO/DO
 
ゴシゴシ

アスカ「ぁ…」ビクッ

シンジ「ちょっ…変な声出さないでよね…///」

アスカ「ご、ごめん…」

アスカ(む、胸が…くすぐったいと言うより、気持ちいい…///)

ゴシゴシ

シンジ「今度はソコ洗うから…」

シンジ「ちょっと足開いてくれる?…」

アスカ「うん…///」

バシャバシャ…

アスカ「アフッ…」ビクッビクッ

シンジ「だから一々変な声出さないでってば!///」

アスカ「ごめん…でも…///」

シンジ「バカ!///」

シンジ(後ろからこうやって洗ってると…なんかエOチ臭い光景ね…///)

シンジ(あたしがシンジにやらしい事されてるみたいだわ…///)

22: 2013/03/20(水) 15:19:02.29 ID:KyAtxO/DO
 
シンジ「と、とにかく交代よ!今度はこっち洗ってよね!」

アスカ「分かった…///」


シャァァァァ…

ゴシゴシ

アスカ「自分を洗うって変な感じだな~」

シンジ「あたしもさっき思った…」

ゴシゴシ

シャァァァァ…

アスカ「頭は自分で出来るよね?髪短いし…」

シンジ「ついでだからやって…」

アスカ「うん…」

ワシャワシャ

アスカ「痒いとこ無い?」

シンジ「ん、真ん中辺り…」

ワシャワシャ…

シャァァァァ…

アスカ「ふう…」
 
 

24: 2013/03/20(水) 15:22:36.19 ID:KyAtxO/DO
 
 
アスカ「あの…これどうしよう…」

シンジ「あたし怖くて触れないから…やってよね…///」


アスカ(うわぁ…まだおっきくなってるよ…我ながら恥ずかしいや…///)

アスカ「じゃ洗うよ?」

34: 2013/03/20(水) 17:01:46.88 ID:KyAtxO/DO
~~~~~~~~~~

シンジ「そろそろお風呂から出ましょ…」

アスカ「ミサトさんに気づかれて無いよね…?」


ミサトの部屋「ンガァァァ…ンガァァァ…ギリギリ…ンゴッ ンガァァァ…」


シンジ「大丈夫、爆睡してるわ」

アスカ「ほっ…」


~~~~~~~~~~

シンジ「さ、明日もあることだし、寝ましょ」ゴロン

アスカ「うん…」ゴロン



シンジ「ねぇシンジ…」

アスカ「え?」


シンジ「あたし本気で元に戻れなくても良いって思った…」

アスカ「僕も…そう思った…」


シンジ「シンジの方がその体、似合うし可愛いし…」

アスカ「アスカも、男の体の方がしっくり来たりとか?」

シンジ「うん、そうかも」クスッ

アスカ「無理に戻らなくても、いいよね」フッ

シンジ「うん…」
 
 

35: 2013/03/20(水) 17:21:27.06 ID:KyAtxO/DO
 
ミサト「……」


アスカ「シンジ~そのお皿取って~」

シンジ「OK~」ヒョイ

アスカ「ありがと♪」


アスカ「ねぇ、ちょっと味見て~」

シンジ「ん、どれどれ…」

シンジ「うん、美味しいよアスカ!」ニコッ

アスカ「よかったぁ♪」ニコニコ




~~~~~~~~~~

ミサト「どうしちゃったの…?」

ミサト「アスカの割には可愛すぎるし…」

ミサト「シンちゃんの割にはなんか男っぽいし…」


ミサト「あなた達、元に戻ったの?」

シンジ「ううん、戻って無いですよ?」

アスカ「ね~」クスクス


ミサト「意味わかんないわ…」

アスカ「あたしたち、有りのままを受け入れて生きる事にしたの」

シンジ「ええ、性格的にこのままの方がしっくり来るって、分かったんです」

ミサト「じゃあ、アスカの中の人はシンちゃん?」

アスカ「うん」コクン

ミサト「シンちゃんの中の人はアスカって事?」

シンジ「そうですよ」ニコッ


ミサト「そ、そうなんだ…」


ミサト「アスカの言葉使いは、シンちゃんのよね?」

アスカ「そうなの、この体が馴染んで来たら、自然としゃべり方が変わったの」

ミサト「そのわりに気持ち悪く見えないから不思議だわ…」


シンジ「じゃあ僕たち、学校行きますね」


ミサト「え、ああ…いってらっしゃい…」
 
 


36: 2013/03/20(水) 17:34:45.05 ID:KyAtxO/DO
  
 
アスカ「ねぇシンジ…」

シンジ「ん?」

アスカ「学校での立ち振舞い、どうしよう…」

シンジ「有りのままで、良いんじゃないかな?」

アスカ「そっか♪」


~~~~~学校~~~~~
シンジ「おはよ~」

アスカ「おはよ!」

ザワッ…

トウジ「お、お前ら…手なんか繋いでどないしたん…?」

アスカ「あたしたち、付き合う事にしたの♪」

トウジ「ぶーーーっ!!」
ケンスケ「ぶーーーっ!!」

ヒカリ「あ、アスカ…」


シンジ「そう言う訳だから」

アスカ「ね~っ♪」



トウジ「あの…式波が…」

ケンスケ「デレ一辺倒になってる…」

トウジ「ツンはどこ行ったんやツンは…」

ケンスケ「どっちにしても、イヤ~んな感じ…」


ヒカリ(よかったね、アスカ)ニコッ
 
 
 
 

37: 2013/03/20(水) 17:41:23.85 ID:KyAtxO/DO
~~~~~昼休み~~~~~

アスカ「シンジ~、はいお弁当~」

シンジ「ありがと、アスカ」ニコッ


アスカ「一緒に食べよ♪」

シンジ「うん!」




トウジ「聞いたか今の?」

ケンスケ「確かに聞いた…」

トウジ「式波が弁当こさえたんかな?」

ケンスケ「信じられないな…」

ヒカリ「あなた達!アスカだって頑張ってるんだから!」

トウジ「なんや…怒んなや…」




綾波「……」
 
  

38: 2013/03/20(水) 18:09:59.46 ID:KyAtxO/DO
~~~~~シンクロテスト中~~~~~


ミサト「どう?」

リツコ「どうも何も、全く異常無いわ」

リツコ「アスカを初号機に、シンジ君を弐号機に乗せたのに…」


ミサト「じゃあ、やっぱり魂は入れ替わってるのね…」

リツコ「そう言う事ね…」

ミサト「これなら作戦にも影響無いわね」

リツコ「ただ…レイの数値が悪いわ…」



~~~~~~~~~~

プシュ

アスカ「はい、ジュース」

シンジ「ありがと」




綾波「碇くん」


アスカ「綾波…さん?」

シンジ「何?」


綾波「碇くん…あなた」

綾波「弐号機の人ね」

シンジ「」ギクッ


綾波「それにあなた」


綾波「あなた…碇くんでしょ」

アスカ「」ギクッ



シンジ「どうして…わかったの…」


綾波「やっぱりそうなのね」

アスカ「なんで分かったの?」


綾波「なんとなく…おかしいと思った」
 

40: 2013/03/20(水) 18:45:06.20 ID:KyAtxO/DO
 
綾波「もう戻れないのね」

アスカ「うん…て言うか、戻らないって決めたんだ…」


綾波「どうして?」


アスカ「今のままが心地いいの…」


シンジ「分かって頂戴」

シンジ「あたしらはもう離れられないのよ…」



綾波「そう…」


綾波「碇くん…」

アスカ「え?」


綾波「心…ぽかぽかしてるの?」

綾波「弐号機の人…あなたも」


アスカ「うん…してる」ニコッ

シンジ「してると思う」ニコッ



綾波「そう…ぽかぽかしてるのね」


綾波「じゃ…わたしは何も言わないわ」


綾波「あなた達に…ずっとぽかぽかしてほしいもの」ニコッ


アスカ「綾波…ありがと…」ジワッ

シンジ「ありがと…レイ」 
 
 

41: 2013/03/20(水) 18:54:13.53 ID:KyAtxO/DO
 

リツコ「……」

綾波「赤木博士…」

リツコ「スッキリしたかしら?」


綾波「はい」

綾波「もう大丈夫」


リツコ「そう…」




綾波「本当はわたしも…」ジワッ


綾波「碇くんとぽかぽかしたかった…」ポロポロ




綾波「わたし…泣いてるのね…」ポロポロ


リツコ「レイ……」

リツコ(見てられないわ…こうなったら…)


リツコ「いらっしゃい、見せたい物があるわ」
 
 
 

42: 2013/03/20(水) 19:38:31.79 ID:KyAtxO/DO
~~~~~セントラルドグマ~~~~~

リツコ「さぁ…いらっしゃい」

綾波「……」



リツコ「これを見て」


綾波「これ…」

綾波「子どもの碇くん…?」


リツコ「そうよ、正確に言えば、リリスとシンジ君の遺伝子とのハイブリッドクローン」

リツコ「もしシンジ君が氏んでしまったり、何かで戦えなくなった時、
    二人目のサードチルドレンとして使うつもりだったの」

リツコ「でも成長が遅くて使い物にならなかった…」
リツコ「近々処分される予定だったのよ」



綾波「わたしと同じ髪の色…」

綾波「わたしと同じ瞳の色…」



リツコ「レイ…貴女の好きになさい…」


綾波「!?」


綾波「でも…」



リツコ「年相応の知識は学習させて有るわ、ただこの子の魂はまっ皿よ」

リツコ「だから、貴女の好きな色に染められる」



綾波「……」


綾波「わたしだけを見て…ぽかぽかしてくれる?」

リツコ「それは保証しかねるわ」


リツコ「だから貴女がこの子を育てるのよ」


綾波「わたしが…育てる」

綾波「わたしがお母さん」


綾波「なんだか…心がぽかぽかしてきた」ニコッ



リツコ「これでいいですわね?」

リツコ「碇司令…」
 
 
 

46: 2013/03/21(木) 11:00:07.52 ID:DOtaVRpDO
 

ゲンドウ「ああ…」

ゲンドウ「レイが満足するなら構わん…」


リツコ「決まりね」


リツコ「覚悟は良くって?」


綾波「はい…」

綾波「この子を育てます…」


ゲンドウ「ただし…」

ゲンドウ「外界では暮らせん…レイがいきなり母親などとは、
       誰に何を言われるか分からんからな…」


綾波「では…どうすれば」


ゲンドウ「私と一緒にNERV宿舎に住んでもらおう…」

リツコ「!!?」

ゲンドウ「赤木博士には、内縁の妻として来てもらう」


リツコ「え…?」


ゲンドウ「嫌か…?」



リツコ「嬉しい…」


ゲンドウ「君はレイを娘のように思っている節がある」

ゲンドウ「これからも頼む…」

リツコ「お任せくださいな…」

綾波「お父さん、お母さんと呼べば良いのね」

ゲンドウ「そうだ」
 
 
 
 

47: 2013/03/21(木) 11:06:18.65 ID:DOtaVRpDO
 
~~~~~~~~~~


綾波「さぁ…朝よ、起きなさいシンちゃん…」

シンゴ「ママ…おはよ」ゴシゴシ


ゲンドウ「起きたか…」

綾波「お父さん…おはようございます」


ゲンドウ「うむ…」


リツコ「おはようレイ、シンゴ君」

リツコ「朝食は出来てるわ、私は先に本部に行くから」

綾波「はい…」

シンゴ「リッたんいってらっしゃ~い」フリフリ

リツコ「ふふ、いってきます」ナデナデ



ゲンドウ「レイ…」

綾波「はい」

ゲンドウ「夏休みは終わった…今日から学校だろう…」

綾波「はい」

ゲンドウ「シンゴは私が預かろう…司令執務室に遊び場を用意してある」

綾波「お願いします…」ニコッ

シンゴ「じぃじと遊ぶ~♪」

ゲンドウ「ふっ…」ニヤッ
 
 
 

50: 2013/03/21(木) 15:31:54.66 ID:DOtaVRpDO
~~~~~学校~~~~~

綾波「おはよ、みんな久しぶり♪」

ザワッ…

トウジ「なな、なんや…えらい機嫌ええやないかい…」

ケンスケ「あの綾波が…」

トウジ「信じられん…」


シンジ「おはよう綾波」

綾波「おはよう碇くん」

アスカ「なんかご機嫌ね♪」

綾波「ええ」ニコッ

シンジ「良いことでも有ったの?」

綾波「そう、とても良いこと♪」

アスカ「な~に?おしえてー」

綾波「ダメ…もう少し、落ち着いてから、話す」ニコッ

アスカ「そう…」



シンジ「なんだろ…何か気持ち悪いね」

アスカ「良いことって言ってるんだから、いいじゃない」

シンジ「うん…」
 
 

51: 2013/03/21(木) 15:44:00.71 ID:DOtaVRpDO
~~~~~司令執務室~~~~~

冬月「やっと寝たか」

ゲンドウ「ああ…」

冬月「子どものテンションに付き合わされると、老体には少々堪えるな」


冬月「しかし、良いのか碇よ、処分予定だったとは言え」

冬月「レイに子どもとして与えるとは…」

ゲンドウ「問題ない」

冬月「それに貴様、同居までするとは正気の沙汰とは思えんぞ」

ゲンドウ「我々のシナリオの遂行に、なんら影響は無い」


冬月「何か問題が起きても、俺はしらんからな…」


ゲンドウ「……」




シンゴ「zzz…」ムニャムニャ
 
 

52: 2013/03/21(木) 15:54:08.17 ID:DOtaVRpDO
 
ゲンドウ「私はやり直したいのかもしれん…」

冬月「何をだ?」


ゲンドウ「家族…」


冬月「貴様がか?」

ゲンドウ「おかしいか?」


冬月「今の俺なら、ヘソで茶を沸かせるかもしれん…」


ゲンドウ「そうか…」


冬月「それならば我々の計画は意味を成さんのでは無いかね?」


ゲンドウ「いや、補完計画は必ず達成する、心配するな」

冬月「個人の生活など関係無いからな、いずれにせよ人類はもう持たんよ…」


ゲンドウ「ああ…」
 
 

53: 2013/03/21(木) 16:07:32.19 ID:DOtaVRpDO
~~~~~~~~~~

綾波「お父さん…」


ゲンドウ「…」

綾波「シンゴを迎えに来ました」

ゲンドウ「うむ…」


ゲンドウ「遊び疲れて寝てしまったが…」

綾波「大丈夫…そっとおんぶして運ぶわ」

ゲンドウ「そうか…」



綾波「結構思いのね、この子」

ゲンドウ「大丈夫か?私が抱いて帰っても良いが…」

綾波「大丈夫…おんぶしたいの」


ゲンドウ「そうか…」


ゲンドウ「一応諜報員を付けて置く、何か有ったら頼れ」

綾波「はい」ニコッ




冬月「母親にしては幼く見えるな、歳の離れた姉のようだが…」

冬月「姉弟の設定の方が良かったのでは無いかね?」


ゲンドウ「…今そう思った所だ…」
 
 

54: 2013/03/21(木) 16:26:05.85 ID:DOtaVRpDO
~~~~~ミサト宅~~~~~

アスカ「~♪」カチャカチャ

ジュワ~…テキパキテキパキ…


ミサト「もうすっかり女の子ねぇ~」

シンジ「そうですね、僕もすっかり男になった気がします」

ミサト「元のシンちゃんより男っぽいんだから、たまにあたしもドキッとしちゃうわよ~」

シンジ「じ、冗談やめてください!」


アスカ「ご飯できたわよ~」

ミサト「待ってました~♪」

シンジ「今日はハンバーグか、嬉しいや♪」



アスカ「ね、美味しい?」

シンジ「うん、美味しいよ」モグモグ

ミサト「ビールにも合うから嬉しいわ~」グビッ

アスカ「良かった」ニコニコ


シンジ(一々可愛い笑顔だな…///)

ミサト「元のアスカより、全然女の子っぽくて参っちゃうわね」

シンジ「ははは…怒りますよ…」

ミサト「あはっ、ごめ~ん」
 
 

55: 2013/03/21(木) 16:34:24.72 ID:DOtaVRpDO
~~~~~~~~~~

綾波「美味しい?」

シンゴ「うん!美味しい!」

シンゴ「ママのお味噌汁が一番好き~♪」

綾波「そう…良かった…」ニコッ


綾波「今夜はじぃじもリッたんもお仕事で遅くなるから」

綾波「ママと一緒にお風呂入ってから寝んねしましょうね」

シンジ「はーい!」
 
 
 

57: 2013/03/21(木) 16:45:09.11 ID:DOtaVRpDO
 
~~~~~~~~~~

綾波「ほら、アワアワブクブク~」ブクブク

シンゴ「わ~おもしろ~い、もっとやって~」

綾波「アワアワブクブク~」ブクブク

シンゴ「きゃっきゃっ♪」



綾波「ぽかぽかしてきたわね」

シンゴ「ぽかぽかしてきたぁ♪」

綾波「ふふっ」ニコニコ




~~~~~~~~~~

綾波「さ、ぽかぽかしてるうちに寝ましょうね」

シンゴ「はーい…」ファァ…


綾波「良い子ね…」トン トン トン…


シンゴ「……」スヤスヤ


綾波(可愛い…)

綾波(この子が居れば…わたしは大丈夫…)
 
 
  

58: 2013/03/21(木) 17:44:44.48 ID:DOtaVRpDO
 
~~~~~~~~~~

アスカ(ふぅ…今日も1日終わりね…)チャポン

アスカ(この体になってからだいぶ慣れたな…)

アスカ(これからどうなるんだろ…)

アスカ(シンジと結婚とかしちゃったりして…//)


シンジ「僕も入っていい?」

アスカ「え!?」

アスカ「ミサトさんは?」
シンジ「酔っぱらって爆睡中~」

シンジ「だから一緒に入る♪」


アスカ「うん…いいよ…///」



チャポン…

シンジ「あ゛~…良い湯だ~」

アスカ「オッサンみたいな言い方しないでよ~」


シンジ「いいじゃん」チャプッ

アスカ「あ…//」


アスカ「うん…///」コテン



シンジ「ねえアスカ…」

アスカ「何シンジ…?」

シンジ「僕達…ずっと一緒で居れたらいいね…」

アスカ「うん…///」
 
 
 

59: 2013/03/21(木) 17:57:31.45 ID:DOtaVRpDO
~~~~~~~~~~

シンジ「さて、寝るとするか…」

アスカ「久々に一緒に寝る?」

シンジ「うん…//」



ゴロン…ギシッ

シンジ「元は自分の部屋だったのに…今はなんか気恥ずかしいや」

アスカ「そう?」



アスカ「ねぇ…腕枕して…」

シンジ「うん…」


アスカ「はぁ…安心する…」



シンジ「前は僕がそうして腕枕されたいって思ってたんだ…」

アスカ「そうなの?」


シンジ「うん…いつの間にかシンジが好きになってた…」

シンジ「恥ずかしいから素直になれなかったし…」

シンジ「ずいぶん傷付けるような事したって…反省してる…」



アスカ「バカね…」

アスカ「良いのよそんなこと…」
 
 

60: 2013/03/21(木) 18:07:56.33 ID:DOtaVRpDO
 
アスカ「今はこうしていられるし」

アスカ「わたしは幸せよ?」

シンジ「ありがと…救われた…」


シンジ「入れ替わって、お互い素直になれた気がするね」ニコ

アスカ「そうね」ニコッ




アスカ「ねぇ…」

アスカ「キスして…//」


シンジ「うん…」チュ…

カパ…レロチュル…

アスカ「ん…」パァ…

アスカ「はぁ…///」


シンジ「愛してる…」ギュッ…

アスカ「わたしも…」ギュウ…
 
 

77: 2013/03/22(金) 16:32:07.15 ID:kdAYTZ/DO
 
~~~~~~~~~~

ミサト「ふあぁぁ…」ボリボリ…

ミサト「年寄りは夜中にトイレに起きたくなるわよっと…」

ミサト「ん?」



シンジ「おやすみハニー…」

アスカ「おやすみダーリン…」

チュッ…


ミサト(ぶーーーっ!)

ミサト(な、何あの子たち!?そんな関係なわけ?)

ミサト(これは看過出来ないわ…注意しなきゃ…)

ミサト(てか今時ダーリンとかハニーとか…キモいわよあんたたち…)


ミサト「はっ!オシッコ!オシッコ!」パタパタ…バタン

シンジ「ん?」

アスカ「あれ?」
 
 


78: 2013/03/22(金) 16:54:22.33 ID:kdAYTZ/DO
 
~~~~~翌朝~~~~~
ミサト「あんたたち…」

シンジ「何ですかミサトさん?」


ミサト「あんたたちデキちゃってるわけ?」


シンジ「え?」

アスカ「え?」


ミサト「悪いけど夕べ、チューしてるとこ、見ちゃったんだけど…」

ミサト「ダーリン~ハニ~とか言っちゃってさ~」
ミサト「聞いてるこっちが恥ずかしかったわよ…」


シンジ「…///」
アスカ「…///」


ミサト「まさか行く所まで行って無いでしょうね~?」

シンジ「いや!そんな、行く所までなんて行ってないです!」

アスカ「イクとこまでは行ったけど…」

シンジ「ちょっ!?」

ミサト「なん?今なんか言った?」

アスカ「なんでも無いです」

シンジ「き、気のせいですよ!」



ミサト「………」


ミサト「はぁ…」ボリボリ

ミサト「まぁ良いわ…あんたたち離れる訳にいかないもんね~」




ミサト「式には呼びなさいよね…」フッ



シンジ「は、はい!」
アスカ「はい!」
 
 
 

79: 2013/03/22(金) 17:07:42.61 ID:kdAYTZ/DO
 
~~~~~~~~~~

綾波「……」スー スー

ママ… ママ…

綾波「…ん…?」


綾波「…どうしたのシンちゃん…?」 ムクッ

シンゴ「ママ… おっOい…」

綾波「えっ…?」

シンゴ「ママ~ おっOい~…」ウルウル


綾波(そう…まだおっOいが恋しいのね…)


綾波「いいわ…ほら…」スルッ

シンジ「♪」パクッ チューチューチュー…

綾波「うふふ…くすぐったい…」

綾波「お乳は出ないけど…許してね…」ナデナデ

シンジ「……」チューチューチュー…
 
 

81: 2013/03/22(金) 17:36:28.65 ID:kdAYTZ/DO
 
~~~~~司令執務室~~~~~

冬月「俺は心配なのだが…」


ゲンドウ「なんだ…?」


冬月「あの子どもだよ」


ゲンドウ「それがなんだ…?」

冬月「貴様の息子の遺伝子を受け継ぐと言うことは」

冬月「貴様の遺伝子も受け継ぐと言うことだな」


ゲンドウ「ああ…」




冬月「間違いなく変態になるな…」


ゲンドウ「………」


冬月「今頃レイが餌食に成っとるかもしれんぞ?」



ゲンドウ「問題ない…」ニヤリ
 
 
 
  

終劇

82: 2013/03/22(金) 17:43:56.79 ID:kdAYTZ/DO
以上で終了と相成ります、
最早出尽くした感の有る、
入れ替わりネタで有りましたが、
一度やって見たかったので書きました。

御静読感謝致します。

83: 2013/03/23(土) 02:34:36.13 ID:+9u+pEqao
おつ

引用元: アスカ「ええっ!!何これ!?」