1: 2012/12/19(水) 18:49:26.58 ID:ks+EUN750
美羽「は、はっはー。やってらんねーぜー、ふぃー」
P「……」
美羽「うーん、違うなぁ……これじゃあただの悪い人だし面白くはないよね」
P「……」
美羽「じゃあどうしたら……って、あ」
P「よ、よう」
美羽「……みてました?」
P「『高笑いってカッコいいよなぁ』ってつぶやいてたあたりから」
美羽「うわぁぁぁぁ!?」
P「『いっそワルキャラっていうのもありかなぁ。インパクトもあるし……』」
美羽「うわあああああ!?」
6: 2012/12/19(水) 18:55:43.21 ID:ks+EUN750
美羽「はぁっ……はぁ……もうっ! 見てたなら教えてくれてもいいじゃないですか!」
P「どのタイミングで声かけたらいいのかわからなくてなぁ」
美羽「それでもっ……ほんと、ひどいですよ!」
P「いや、すまんな」
美羽「別に、いいですけど……それで」
P「うん?」
美羽「どう思いましたか?」
P「どうって……ワル気取りがか?」
美羽「はい! もう見られちゃったからには聞いちゃいますよ!」
P「……『うわぁ、こりゃあタバコじゃなくてタバスコじゃねぇか!』は無しだな」
美羽「……ダメですか?」
P「どういう状況を想定してたんだ?」
美羽「こう、懐からタバスコを取り出して吸い出したら面白いかなって……」
P「……うん、そうだな?」
P「どのタイミングで声かけたらいいのかわからなくてなぁ」
美羽「それでもっ……ほんと、ひどいですよ!」
P「いや、すまんな」
美羽「別に、いいですけど……それで」
P「うん?」
美羽「どう思いましたか?」
P「どうって……ワル気取りがか?」
美羽「はい! もう見られちゃったからには聞いちゃいますよ!」
P「……『うわぁ、こりゃあタバコじゃなくてタバスコじゃねぇか!』は無しだな」
美羽「……ダメですか?」
P「どういう状況を想定してたんだ?」
美羽「こう、懐からタバスコを取り出して吸い出したら面白いかなって……」
P「……うん、そうだな?」
9: 2012/12/19(水) 19:03:04.94 ID:ks+EUN750
美羽「あと、不良っぽいネタってどういうのがありますかね?」
P「ネタって、アイドルらしからぬ発言だよな」
美羽「笑って歌えるアイドル、なんてどうかなって思ってまして!」
P「それは前から言ってたなぁ」
美羽「はい! どう思ってるか聞きそびれてましたけど、どうでしょう?」
P「……ガンバレ?」
美羽「そこでなんで疑問形なんですかぁ!」
P「いや、俺はいつでもアイドルの希望を優先してあげたいと思ってるから……」
美羽「な、なんで目をそらすんですか!?」
P「……うん」
美羽「プロデューサーさん、目が泳いでます! もう、バタフライですよ!」
P「そ、そうか? き、きのせいじゃないかな、あはは」
美羽「すごく泳いでます! ……あっ! 超およいでます! バタフライだけに!」
P「……そうか!」
美羽「はい!」
P「ネタって、アイドルらしからぬ発言だよな」
美羽「笑って歌えるアイドル、なんてどうかなって思ってまして!」
P「それは前から言ってたなぁ」
美羽「はい! どう思ってるか聞きそびれてましたけど、どうでしょう?」
P「……ガンバレ?」
美羽「そこでなんで疑問形なんですかぁ!」
P「いや、俺はいつでもアイドルの希望を優先してあげたいと思ってるから……」
美羽「な、なんで目をそらすんですか!?」
P「……うん」
美羽「プロデューサーさん、目が泳いでます! もう、バタフライですよ!」
P「そ、そうか? き、きのせいじゃないかな、あはは」
美羽「すごく泳いでます! ……あっ! 超およいでます! バタフライだけに!」
P「……そうか!」
美羽「はい!」
13: 2012/12/19(水) 19:12:50.86 ID:ks+EUN750
P(やたら自信満々に、絶妙に寒いギャグやネタをかます……)
P(美羽が迷走を始めたのはつい最近のことだ)
P(いったい何があったのやら、うん)
美羽「今のはイケるかな……えへへ、メモしとこう。よしっ」
P「うん? メモ?」
美羽「あ、いえ! なんでもありません! ちょ、ちょーっとレッスンしてきます!」
ぱたぱた…… ガチャッ
バタンッ
P「お、おい美羽? お前のレッスンはまだ……って、お」
P「……手帳?」
P(美羽が迷走を始めたのはつい最近のことだ)
P(いったい何があったのやら、うん)
美羽「今のはイケるかな……えへへ、メモしとこう。よしっ」
P「うん? メモ?」
美羽「あ、いえ! なんでもありません! ちょ、ちょーっとレッスンしてきます!」
ぱたぱた…… ガチャッ
バタンッ
P「お、おい美羽? お前のレッスンはまだ……って、お」
P「……手帳?」
15: 2012/12/19(水) 19:21:34.45 ID:ks+EUN750
P「……美羽のか?」
P「いや、中身を見るのは……」
P「……」
P「……でも、誰のかわからないとなぁ」
P「あ。裏表紙に名前でも書いて――」クルッ
[わたし手帳☆
みーう]
P「」
P「いや、中身を見るのは……」
P「……」
P「……でも、誰のかわからないとなぁ」
P「あ。裏表紙に名前でも書いて――」クルッ
[わたし手帳☆
みーう]
P「」
16: 2012/12/19(水) 19:33:41.18 ID:ks+EUN750
P「え……えぇー?」
P「いや、うん……これ、みーう、って読めるが……サインか?」
P「……サインの練習か」
P「……」
P「ま、まぁ。アイドルだしな、なにもおかしくない」
P「美羽に届けるかな……中身見るのもなぁ」
P「女の子だしな、うん」
P「……」
P「気になるな」
P「いや、うん……これ、みーう、って読めるが……サインか?」
P「……サインの練習か」
P「……」
P「ま、まぁ。アイドルだしな、なにもおかしくない」
P「美羽に届けるかな……中身見るのもなぁ」
P「女の子だしな、うん」
P「……」
P「気になるな」
17: 2012/12/19(水) 19:45:11.95 ID:ks+EUN750
P「ちょっとだけ……」
P「いや、だがそれは俺の信用を……」
……ぱたぱたぱた
ガチャッ!
美羽「あの、プロデューサーさん!」
P「うおぉっ!? み、見てない! 見てないぞ!」
美羽「わたしの手帳しりませんか……って、あっ!」
P「み、美羽。そのだな……」
美羽「あぁ、よかったぁ……見つかった……」
P「う、うん」
美羽「……中身見ました?」
P「見てないよ。だいじょうぶだ」
美羽「そうですか……」
P(……あれ? なんだかがっかりしてる?)
P「いや、だがそれは俺の信用を……」
……ぱたぱたぱた
ガチャッ!
美羽「あの、プロデューサーさん!」
P「うおぉっ!? み、見てない! 見てないぞ!」
美羽「わたしの手帳しりませんか……って、あっ!」
P「み、美羽。そのだな……」
美羽「あぁ、よかったぁ……見つかった……」
P「う、うん」
美羽「……中身見ました?」
P「見てないよ。だいじょうぶだ」
美羽「そうですか……」
P(……あれ? なんだかがっかりしてる?)
18: 2012/12/19(水) 19:55:23.94 ID:ks+EUN750
美羽「あの、プロデューサーさん」
P「どうした?」
美羽「中身は見てない、んですよね?」
P「う、うん。見てないな」
P(散々悩んだが)
美羽「じゃあ……その」
P「どうした?」
美羽「……相談してもいいですか?」
P「相談? あぁ、かまわないが」
美羽「ありがとうございます。あの、サインなんですけど」
P(Oh……)
P「どうした?」
美羽「中身は見てない、んですよね?」
P「う、うん。見てないな」
P(散々悩んだが)
美羽「じゃあ……その」
P「どうした?」
美羽「……相談してもいいですか?」
P「相談? あぁ、かまわないが」
美羽「ありがとうございます。あの、サインなんですけど」
P(Oh……)
30: 2012/12/19(水) 21:10:37.22 ID:ks+EUN750
ふぇぇごめんなさいありがとう
32: 2012/12/19(水) 21:18:30.23 ID:ks+EUN750
P「さ、サインかー。美羽もアイドルだもんな」
美羽「はい! わたしとしては、これが気に入ってるんですよ」
P「うんうん……」
P(表紙のあれはやっぱりサインか。まぁ微笑ましい……)
美羽「それで、ですね」
P「うん?」
美羽「でも、プロデューサーさんの目からみたらやっぱり違うかもって思うんですよ!」
P「……うん?」
美羽「どのサインがいいと思います?」
ぱらっ…
みう みーう みぅ☆ みぅー みうみう
みー うみ☆ みうみう みゃあ! みうっ!
うー☆ うみー みゅー みゅっ☆ みゅ♪
ゐう ゐーう ゐぅ☆ みっ☆ みみみう☆
ぅみ みっう みう♪ みぃーう みうぅー うみっ
みう ←もうやってたしっぱい><; み♪う
み☆う †みう† †美しき翼† †はねっぴ†
P「」
美羽「はい! わたしとしては、これが気に入ってるんですよ」
P「うんうん……」
P(表紙のあれはやっぱりサインか。まぁ微笑ましい……)
美羽「それで、ですね」
P「うん?」
美羽「でも、プロデューサーさんの目からみたらやっぱり違うかもって思うんですよ!」
P「……うん?」
美羽「どのサインがいいと思います?」
ぱらっ…
みう みーう みぅ☆ みぅー みうみう
みー うみ☆ みうみう みゃあ! みうっ!
うー☆ うみー みゅー みゅっ☆ みゅ♪
ゐう ゐーう ゐぅ☆ みっ☆ みみみう☆
ぅみ みっう みう♪ みぃーう みうぅー うみっ
みう ←もうやってたしっぱい><; み♪う
み☆う †みう† †美しき翼† †はねっぴ†
P「」
39: 2012/12/19(水) 21:26:16.27 ID:ks+EUN750
P(……いろんなフォントといろんな書き方で美羽の名前が手帳にびっしりと……)
美羽「やっぱりシンプルなほうがいいかなーって思うんですけれど、でもインパクトは必要かもって思えて」
P(……というかなんだこの『†美しき翼†』ってもはやハンドルネームじゃねぇか!)
美羽「あ、ちなみに次のページもあるんですけど、こっちは半分サインとあだ名の練習になってて」
ぺ…
P「いや、いいから」
美羽「あ、そうですか……?」
P「うん。大丈夫、大丈夫だから」
美羽「みうさぎとか、みうまとか、みうんどうかいとか、はさみう☆とか、愛称があったほうがいいと思って」
P「あいしょう?」
美羽「やっぱりみうさぎが一番可愛いとは思うんですけど、ありがちかなーとも思えて……」
P「……うん。俺はみうさぎが一番いいと思うよ」
美羽「そうですか? じゃあやっぱりみうさぎで! みうまも気に入ってたんですけどね」
P(みうま……なんか響きがUMAっぽいなぁ……)
美羽「やっぱりシンプルなほうがいいかなーって思うんですけれど、でもインパクトは必要かもって思えて」
P(……というかなんだこの『†美しき翼†』ってもはやハンドルネームじゃねぇか!)
美羽「あ、ちなみに次のページもあるんですけど、こっちは半分サインとあだ名の練習になってて」
ぺ…
P「いや、いいから」
美羽「あ、そうですか……?」
P「うん。大丈夫、大丈夫だから」
美羽「みうさぎとか、みうまとか、みうんどうかいとか、はさみう☆とか、愛称があったほうがいいと思って」
P「あいしょう?」
美羽「やっぱりみうさぎが一番可愛いとは思うんですけど、ありがちかなーとも思えて……」
P「……うん。俺はみうさぎが一番いいと思うよ」
美羽「そうですか? じゃあやっぱりみうさぎで! みうまも気に入ってたんですけどね」
P(みうま……なんか響きがUMAっぽいなぁ……)
41: 2012/12/19(水) 21:32:51.59 ID:ks+EUN750
美羽「でも、どうですかプロデューサーさん! わたしの努力!」
P「涙ぐましいと思う。俺ちょっと泣きそう」
美羽「え、えぇっ? そんなにですか? えへへ、困ったなぁ」
P(俺もちょっと困ってるよ、うん……とは言えないな)
美羽「でも、みうまでの名乗りも考えてたのでもったいないかも……」
P「名乗り? って……みうさぎぴょん♪ みたいなやつか」
美羽「そうそう、それです! あのですね……」
P(みうまひひん♪ は流石にないよな)
美羽「みうまひひん♪」
P(あったわ。ボケ潰しちゃったわ)
美羽「もしくは、いーけいーけみーうーまー♪ どーんといーけー♪ ってテーマソングを」
P「それいじょういけない」
P「涙ぐましいと思う。俺ちょっと泣きそう」
美羽「え、えぇっ? そんなにですか? えへへ、困ったなぁ」
P(俺もちょっと困ってるよ、うん……とは言えないな)
美羽「でも、みうまでの名乗りも考えてたのでもったいないかも……」
P「名乗り? って……みうさぎぴょん♪ みたいなやつか」
美羽「そうそう、それです! あのですね……」
P(みうまひひん♪ は流石にないよな)
美羽「みうまひひん♪」
P(あったわ。ボケ潰しちゃったわ)
美羽「もしくは、いーけいーけみーうーまー♪ どーんといーけー♪ ってテーマソングを」
P「それいじょういけない」
45: 2012/12/19(水) 21:40:42.03 ID:ks+EUN750
P「そうか、美羽は努力家だなぁ」
美羽「どんどん他の人のいいところを吸収していこうと思ってます!」
P「うん……いいところをね……」
美羽「ちなみに、別件なんですけれど……」
P「お、おう! なんだ? そっちが気になるな」
美羽「この『†美しき翼†』で名乗る時のために蘭子ちゃんのチカラを模倣したこともあって」
P(墓穴ほった)
美羽「でもとっさに考えるのって難しいからいくつか考えておいてみたんです!」
P「あ、うん……」
美羽「見てくれますか?」
P(純粋な視線が痛い)
美羽「あの、プロデューサーさん?」
P「あ、うん……いいよ。どんと来い!」
美羽「ありがとうございます! はい、ここなんですけど」
P(どんなのが来ても負けない!)
美羽「どんどん他の人のいいところを吸収していこうと思ってます!」
P「うん……いいところをね……」
美羽「ちなみに、別件なんですけれど……」
P「お、おう! なんだ? そっちが気になるな」
美羽「この『†美しき翼†』で名乗る時のために蘭子ちゃんのチカラを模倣したこともあって」
P(墓穴ほった)
美羽「でもとっさに考えるのって難しいからいくつか考えておいてみたんです!」
P「あ、うん……」
美羽「見てくれますか?」
P(純粋な視線が痛い)
美羽「あの、プロデューサーさん?」
P「あ、うん……いいよ。どんと来い!」
美羽「ありがとうございます! はい、ここなんですけど」
P(どんなのが来ても負けない!)
46: 2012/12/19(水) 21:51:53.60 ID:ks+EUN750
☆蘭子ちゃん語録! 勉強すること!
闇に飲まれよ→お疲れ様です
例文:A「いやぁ、部活大変だったわ。汗かいちちゃったー」B「闇に飲まれよ!」
生命の雫→汗
例文:A「いやぁ、部活大変で生命の雫が零れ落ちそうでさ」B「闇に飲まれよ!」
@チェックポイント!
大変なことでも、強がるぐらいでちょうどいい!
「疲れちゃった」じゃなくて「栓無きことよ」っていうとカッコいい!
……栓抜きどこよ。なんちゃってっ、てへっ><
@チェックポイント!
部活動とか、アイドル活動とかは「運命(さだめって読む)」によりどうだー、っていうとかっこいい!
例文:A「ふっ、我が運命の導きによる働き。生命の雫が零れ落ちるがごとく……」B「闇に飲まれよ!」
これでわたしも魂(かるまって読む)の導きによっておのれがさだめを……
……さだめを、かいほうできるのだ! すごい!
P「」
闇に飲まれよ→お疲れ様です
例文:A「いやぁ、部活大変だったわ。汗かいちちゃったー」B「闇に飲まれよ!」
生命の雫→汗
例文:A「いやぁ、部活大変で生命の雫が零れ落ちそうでさ」B「闇に飲まれよ!」
@チェックポイント!
大変なことでも、強がるぐらいでちょうどいい!
「疲れちゃった」じゃなくて「栓無きことよ」っていうとカッコいい!
……栓抜きどこよ。なんちゃってっ、てへっ><
@チェックポイント!
部活動とか、アイドル活動とかは「運命(さだめって読む)」によりどうだー、っていうとかっこいい!
例文:A「ふっ、我が運命の導きによる働き。生命の雫が零れ落ちるがごとく……」B「闇に飲まれよ!」
これでわたしも魂(かるまって読む)の導きによっておのれがさだめを……
……さだめを、かいほうできるのだ! すごい!
P「」
49: 2012/12/19(水) 21:57:46.84 ID:ks+EUN750
P「……」
美羽「ふっ、わたしのつづった闇を見てしまったからにはあともどりはできぬぞ」
P「……笑止。この程度で貴様は己の魂を解放できているとでも思ったか?」
美羽「えっ?」
P「甘いな。†美しき翼†よ……貴様はただ、書に頼っているばかりで己自身の本質を見ようとしていない」
美羽「あ、あの。プロデューサーさん?」
P「……よかった。アドリブについてこれるほどではないんだな」
美羽「え?」
P「やめておこう。な? 勉強しなくていいんだ、これは本職に任せておけば。な?」
美羽「は、はい……」
P(勉強はいいけど、そうやって分析するものじゃないと思うしな……あのページを蘭子に見せたら恥ずかしがるのかな?)
美羽「ふっ、わたしのつづった闇を見てしまったからにはあともどりはできぬぞ」
P「……笑止。この程度で貴様は己の魂を解放できているとでも思ったか?」
美羽「えっ?」
P「甘いな。†美しき翼†よ……貴様はただ、書に頼っているばかりで己自身の本質を見ようとしていない」
美羽「あ、あの。プロデューサーさん?」
P「……よかった。アドリブについてこれるほどではないんだな」
美羽「え?」
P「やめておこう。な? 勉強しなくていいんだ、これは本職に任せておけば。な?」
美羽「は、はい……」
P(勉強はいいけど、そうやって分析するものじゃないと思うしな……あのページを蘭子に見せたら恥ずかしがるのかな?)
52: 2012/12/19(水) 22:06:40.01 ID:ks+EUN750
美羽「うーん、やっぱりちょっと勉強しただけじゃダメか……それじゃあ、プロデューサーさん」
P「おう、どうした?」
美羽「他のページの内容も見てほしいんですけど……」
P「……お、おう」
美羽「たとえばこのページとか」
☆きらりん語録! べんきょ
ぱたん
P「別のページにしよう」
美羽「えっ?」
P「他にも何か書いてあるのか?」
美羽「え? えーっと、それじゃあ……だじゃれとか?」
P「あ、あぁ。うん、そういうのでいいんじゃないかな」
美羽「さぁ……だじゃれをいうのは、だれじゃー?」
P「……」
美羽「みうさぎぴょん! ……っていう合わせ技をですね、あれ? プロデューサーさん?」
P「おう、どうした?」
美羽「他のページの内容も見てほしいんですけど……」
P「……お、おう」
美羽「たとえばこのページとか」
☆きらりん語録! べんきょ
ぱたん
P「別のページにしよう」
美羽「えっ?」
P「他にも何か書いてあるのか?」
美羽「え? えーっと、それじゃあ……だじゃれとか?」
P「あ、あぁ。うん、そういうのでいいんじゃないかな」
美羽「さぁ……だじゃれをいうのは、だれじゃー?」
P「……」
美羽「みうさぎぴょん! ……っていう合わせ技をですね、あれ? プロデューサーさん?」
54: 2012/12/19(水) 22:14:53.58 ID:ks+EUN750
P「……」
美羽「自信があるのはですね、栓抜きを探している人に栓抜きを渡してあげて」
美羽「栓無きことよ……」
美羽「っていうところなんですけれど」
P「栓抜きを探している人を探すところから始めないといけないな」
美羽「そこが難しいんです……普段から栓抜きを持ってないといけませんし」
P「え、持ってるの?」
美羽「はい! こんなこともあろうかと!」
P「……すごいな」
美羽「えへへ、どんなもんですか!」
美羽「自信があるのはですね、栓抜きを探している人に栓抜きを渡してあげて」
美羽「栓無きことよ……」
美羽「っていうところなんですけれど」
P「栓抜きを探している人を探すところから始めないといけないな」
美羽「そこが難しいんです……普段から栓抜きを持ってないといけませんし」
P「え、持ってるの?」
美羽「はい! こんなこともあろうかと!」
P「……すごいな」
美羽「えへへ、どんなもんですか!」
56: 2012/12/19(水) 22:21:05.62 ID:ks+EUN750
美羽「あの、ちょっと試してみてもいいですか?」
P「うん? あ、あぁ……じゃあ俺が栓抜きを探す人か」
美羽「はい、お願いします!」
P「はいはい……あれー、栓抜きがないなー」
美羽「おやおや、どうしたんですかそこの人!」
P「ちょっと、栓抜きが見当たらなくて」
美羽「栓抜きが見当たらないんですか?」
P「あぁ、栓抜きが見つからないんだ」
美羽「……えーっと、栓抜きがどこかにいってしまったんですね?」
P「そうだな」
美羽「……もーっ!」
P「な、なんだ? どうした?」
美羽「そこは『栓抜きどこよ?』って言ってくれないと成り立たないんですよ!」
P「あ、あぁ……うん」
P(……そういう問題なのか?)
P「うん? あ、あぁ……じゃあ俺が栓抜きを探す人か」
美羽「はい、お願いします!」
P「はいはい……あれー、栓抜きがないなー」
美羽「おやおや、どうしたんですかそこの人!」
P「ちょっと、栓抜きが見当たらなくて」
美羽「栓抜きが見当たらないんですか?」
P「あぁ、栓抜きが見つからないんだ」
美羽「……えーっと、栓抜きがどこかにいってしまったんですね?」
P「そうだな」
美羽「……もーっ!」
P「な、なんだ? どうした?」
美羽「そこは『栓抜きどこよ?』って言ってくれないと成り立たないんですよ!」
P「あ、あぁ……うん」
P(……そういう問題なのか?)
58: 2012/12/19(水) 22:28:08.08 ID:ks+EUN750
美羽「もう一回、お願いします。はいっ!」
P「……あー、栓抜きが見つからないなぁ」
美羽「なんですって、それは大変ですね!」
P「そうなんですよー、うわぁ、どうしたものかな……栓抜きどこよー」
美羽「そんなこともあろうかと、はいどうぞ! わたし、ちょうど栓抜きを持ってたんです!」
P「わぁ、ありがとうございます」
美羽「ふっ……礼には及びません。栓無きことよ……」
P「……」
美羽「どうでしたか?」
P「あぁ、美羽は芝居もいけるんじゃないかな」
美羽「そうじゃなくて、あの……」
P「……ネタは悪くないんじゃないかなぁ?」
美羽「ほんと? やったぁ!」
P(テンポとかいろいろ問題はあるけど……まぁ、可愛いしいいか)
美羽「よーし、これ二重丸つけとこーっと」
P「……あー、栓抜きが見つからないなぁ」
美羽「なんですって、それは大変ですね!」
P「そうなんですよー、うわぁ、どうしたものかな……栓抜きどこよー」
美羽「そんなこともあろうかと、はいどうぞ! わたし、ちょうど栓抜きを持ってたんです!」
P「わぁ、ありがとうございます」
美羽「ふっ……礼には及びません。栓無きことよ……」
P「……」
美羽「どうでしたか?」
P「あぁ、美羽は芝居もいけるんじゃないかな」
美羽「そうじゃなくて、あの……」
P「……ネタは悪くないんじゃないかなぁ?」
美羽「ほんと? やったぁ!」
P(テンポとかいろいろ問題はあるけど……まぁ、可愛いしいいか)
美羽「よーし、これ二重丸つけとこーっと」
59: 2012/12/19(水) 22:34:10.04 ID:ks+EUN750
P「……美羽?」
美羽「なんですか?」
P「しかし、最近いろいろと手を出すようになったよな……いったいどうしたんだ?」
美羽「え? そ、そんなこと……ない、ですよ?」
P「……俺はお前のプロデューサーだぞ?」
美羽「う……」
P「どうしても言いたくないなら、それでもいい。だけど悩みがあるなら言ってくれ。きっと力になる」
美羽「……じゃあ、ちょっとだけ。話を聞いてください」
P「あぁ、満足するまで聞くよ」
美羽「ありがとうございます……えっと」
美羽「なんですか?」
P「しかし、最近いろいろと手を出すようになったよな……いったいどうしたんだ?」
美羽「え? そ、そんなこと……ない、ですよ?」
P「……俺はお前のプロデューサーだぞ?」
美羽「う……」
P「どうしても言いたくないなら、それでもいい。だけど悩みがあるなら言ってくれ。きっと力になる」
美羽「……じゃあ、ちょっとだけ。話を聞いてください」
P「あぁ、満足するまで聞くよ」
美羽「ありがとうございます……えっと」
60: 2012/12/19(水) 22:43:19.15 ID:ks+EUN750
美羽「……わたし、どうしようかなって悩んでるんです」
P「悩む? 何をだ?」
美羽「プロデューサーさんは、いろんなアイドルのみんなを見てますよね」
P「あぁ、そうだな」
美羽「わたしと同い年の人、誰がいるか知ってますか?」
P「誰って……蘭子だろ、鈴帆、幸子、晶葉、ナターリア……」
美羽「いっぱいいるんです。765プロの、やよいちゃんとかもそうですけど」
P「まぁ、それはそうだが……それが、いったい?」
美羽「他にもヒーロー好きの光ちゃん、ゲーム好きの紗南ちゃん。特徴のある子ばっかりなんです、同年代って」
P「……」
P「悩む? 何をだ?」
美羽「プロデューサーさんは、いろんなアイドルのみんなを見てますよね」
P「あぁ、そうだな」
美羽「わたしと同い年の人、誰がいるか知ってますか?」
P「誰って……蘭子だろ、鈴帆、幸子、晶葉、ナターリア……」
美羽「いっぱいいるんです。765プロの、やよいちゃんとかもそうですけど」
P「まぁ、それはそうだが……それが、いったい?」
美羽「他にもヒーロー好きの光ちゃん、ゲーム好きの紗南ちゃん。特徴のある子ばっかりなんです、同年代って」
P「……」
62: 2012/12/19(水) 22:53:02.09 ID:ks+EUN750
P「特徴っていうなら、裕美や美由紀だって、そうキャラで売り出してるわけじゃないだろう」
美羽「2人とも、魅力的ですよ。裕美ちゃんなんて、最近よく笑うようになって……差、つけられちゃったなんて思ったりとか」
P「美羽……」
美羽「あ、別に嫉妬とかじゃないんですよ? ただ、その……わたしにできることってなんだろう? って思っちゃって」
美羽「おしゃべりは苦手だし、勉強してもなかなかうまくいかないし……」
美羽「笑わせるの、得意だと思ってたけど……この前のお仕事ではうまくいかなかったし……」
P「……この前って、学園祭イベントか」
美羽「思いっきりすべっちゃって、恥ずかしくって、もう……はぁ」
P「迷走してたのはそういうわけか」
美羽「え?」
P「いや、なんでもない。こっちの話だ」
美羽「2人とも、魅力的ですよ。裕美ちゃんなんて、最近よく笑うようになって……差、つけられちゃったなんて思ったりとか」
P「美羽……」
美羽「あ、別に嫉妬とかじゃないんですよ? ただ、その……わたしにできることってなんだろう? って思っちゃって」
美羽「おしゃべりは苦手だし、勉強してもなかなかうまくいかないし……」
美羽「笑わせるの、得意だと思ってたけど……この前のお仕事ではうまくいかなかったし……」
P「……この前って、学園祭イベントか」
美羽「思いっきりすべっちゃって、恥ずかしくって、もう……はぁ」
P「迷走してたのはそういうわけか」
美羽「え?」
P「いや、なんでもない。こっちの話だ」
64: 2012/12/19(水) 22:58:32.26 ID:ks+EUN750
P「いいじゃないか、滑ったって」
美羽「よ、よくありませんよ! だって……」
P「でも、そのあとのライブはちゃんと観客のみんなは聞いてくれたんだろ?」
美羽「そ、それはわたしの後にも歌う人がいたから……」
P「それでも。歌い終わった後には拍手があっただろ」
美羽「……そうですけど」
P「なら、いいじゃないか」
美羽「うー、でもっ」
P「でもじゃありません。それに、滑ったら滑ったで変わった子として認識されるだろ」
美羽「そうかもしれませんけど……うぅー」
美羽「よ、よくありませんよ! だって……」
P「でも、そのあとのライブはちゃんと観客のみんなは聞いてくれたんだろ?」
美羽「そ、それはわたしの後にも歌う人がいたから……」
P「それでも。歌い終わった後には拍手があっただろ」
美羽「……そうですけど」
P「なら、いいじゃないか」
美羽「うー、でもっ」
P「でもじゃありません。それに、滑ったら滑ったで変わった子として認識されるだろ」
美羽「そうかもしれませんけど……うぅー」
65: 2012/12/19(水) 23:04:24.90 ID:ks+EUN750
美羽「でも、わたし……」
P「第一、美羽は美羽だろ。迷走するのもいいが、あんまりにもあっちこっちにいってもらうと困るファンもいるんだ」
美羽「……そんな人、いますか?」
P「ここにいるじゃないか」
美羽「……ぷっ」
P「な、なんだよ」
美羽「あはは! そっか、そうですね! プロデューサーさんが、わたしのファン第1号ですもんね」
P「そうだぞ! 俺ほどのアイドルオタクはそうそういないぜ」
美羽「……うん。今度から、悩みそうになったら相談します」
P「ぜひそうしてくれ」
美羽「……あっ!」
P「ど、どうした?」
美羽「そうだんです、相談したくなって……とか。どうですか?」
P「……なしだな」
美羽「えぇー」
P「第一、美羽は美羽だろ。迷走するのもいいが、あんまりにもあっちこっちにいってもらうと困るファンもいるんだ」
美羽「……そんな人、いますか?」
P「ここにいるじゃないか」
美羽「……ぷっ」
P「な、なんだよ」
美羽「あはは! そっか、そうですね! プロデューサーさんが、わたしのファン第1号ですもんね」
P「そうだぞ! 俺ほどのアイドルオタクはそうそういないぜ」
美羽「……うん。今度から、悩みそうになったら相談します」
P「ぜひそうしてくれ」
美羽「……あっ!」
P「ど、どうした?」
美羽「そうだんです、相談したくなって……とか。どうですか?」
P「……なしだな」
美羽「えぇー」
66: 2012/12/19(水) 23:12:29.62 ID:ks+EUN750
美羽「わたしの、ファン……そっか、自分のことばっかり考えてたら人を笑わせるなんて、できないよね」
P「どうした?」
美羽「ううん、なんでも! 大丈夫です」
P「そうか、それなら……」
美羽「あの、プロデューサーさん」
P「どうした?」
美羽「まずは歌とダンス、がっしり練習しちゃいます! それで、トークはちょっとずつ慣れるようしようって、思うんです」
P「……そうか。美羽はダンス、得意だしな」
美羽「同い年の子に比べて、ですけど。ナターリアちゃんには負けちゃうし……でも、いいんです」
P「そうか」
美羽「はい!」
P「どうした?」
美羽「ううん、なんでも! 大丈夫です」
P「そうか、それなら……」
美羽「あの、プロデューサーさん」
P「どうした?」
美羽「まずは歌とダンス、がっしり練習しちゃいます! それで、トークはちょっとずつ慣れるようしようって、思うんです」
P「……そうか。美羽はダンス、得意だしな」
美羽「同い年の子に比べて、ですけど。ナターリアちゃんには負けちゃうし……でも、いいんです」
P「そうか」
美羽「はい!」
68: 2012/12/19(水) 23:18:55.57 ID:ks+EUN750
P(……美羽、吹っ切れたみたいだな)
美羽「よーし、そうと決まればバリバリレッスンしちゃうぞー!」
P「ん? レッスン……?」
美羽「……あっ」
P「確か、10時から……今、11時!? こりゃトレーナーさんカンカンかな」
美羽「あ、あの……明日から本気出す、っていうのは……」
P「今日できることを明日やるなって言葉があってな」
美羽「あ、杏さんは明日できることは今日やるなって言ってました!」
P「みーうー?」
美羽「あ……み、みうまは素早く立ち去ります!」
P「へい。俺もちゃんと謝るからレッスン頑張ろうなー」
美羽「いーやーぁー、むぅーりぃー!」
P「ははは、乃々のまねかー?」
美羽「よーし、そうと決まればバリバリレッスンしちゃうぞー!」
P「ん? レッスン……?」
美羽「……あっ」
P「確か、10時から……今、11時!? こりゃトレーナーさんカンカンかな」
美羽「あ、あの……明日から本気出す、っていうのは……」
P「今日できることを明日やるなって言葉があってな」
美羽「あ、杏さんは明日できることは今日やるなって言ってました!」
P「みーうー?」
美羽「あ……み、みうまは素早く立ち去ります!」
P「へい。俺もちゃんと謝るからレッスン頑張ろうなー」
美羽「いーやーぁー、むぅーりぃー!」
P「ははは、乃々のまねかー?」
70: 2012/12/19(水) 23:23:07.59 ID:ks+EUN750
P「……ところで美羽」
美羽「な、なんですか?」
P「ギャグのセンスは誰から学んだんだ……?」
美羽「えーっと、楓さんに……」
P「あぁ……うん……」
美羽「楓さんが言ったときはすごく面白いのにわたしがいうとあんまりウケないんです。なんででしょう……」
P「タイミングとか、流れとか、オーラって大事だからな」
美羽「お、オーラですか?」
P「あぁ、何言っても面白いみたいな空気な……楓さんの場合、そんな風に見えないからギャップが大きいんだが」
美羽「なるほど……よし、次はオーラを出せるよう特訓しなきゃ!」
P(……まだまだ迷走しそうだなぁ)
おわり
美羽「な、なんですか?」
P「ギャグのセンスは誰から学んだんだ……?」
美羽「えーっと、楓さんに……」
P「あぁ……うん……」
美羽「楓さんが言ったときはすごく面白いのにわたしがいうとあんまりウケないんです。なんででしょう……」
P「タイミングとか、流れとか、オーラって大事だからな」
美羽「お、オーラですか?」
P「あぁ、何言っても面白いみたいな空気な……楓さんの場合、そんな風に見えないからギャップが大きいんだが」
美羽「なるほど……よし、次はオーラを出せるよう特訓しなきゃ!」
P(……まだまだ迷走しそうだなぁ)
おわり
71: 2012/12/19(水) 23:24:39.55 ID:1YQT293t0
おつつ
72: 2012/12/19(水) 23:24:57.86 ID:ks+EUN750
みうさぎ、14歳組中一番影が薄いんじゃないだろうかと思うけど
迷走しつつもあれこれ取り込む前向きないい子なんですよ
保守支援ありがとうございました
迷走しつつもあれこれ取り込む前向きないい子なんですよ
保守支援ありがとうございました
引用元: モバP「最近、美羽の迷走がひどい」
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