1: ◆5/VbB6KnKE 2014/12/26(金) 21:28:59.83 ID:/dHVSdBE0
3: 2014/12/26(金) 21:31:00.45 ID:/dHVSdBE0
チュン…チュン…
りん「……ぅ…」
P「……zzz」
りん「んぅ……あさ…かーてん、あけないと……」クシクシ
トテトテ
シャーッ
P「……ぅ…眩しい………」
りん「……!」
P「凛……カーテン閉めて……もう少し寝かせてくれよ……」
りん「ぷろでゅーさー!!」ゴスッ
P「ヌフゥ」
4: 2014/12/26(金) 21:32:02.86 ID:/dHVSdBE0
P「い、痛い……やめて…引くから……回すから……」
りん「おきて!!」ペシペシペシペシ
P「…ぅ……超級武神覇斬やめて……超級武神覇斬やめてぇ…」
りん「おきてーっ!!」グイグイグイグイ
P「……?…あ、凜……おはよう」
りん「ぷろでゅーさーみてみて!おそと!!」グイグイ
P「んー?」
りん「ゆきーーー!!」
P「お、ほんとだ」
5: 2014/12/26(金) 21:32:54.31 ID:/dHVSdBE0
りん「あそんできていい!」ピョンピョン
P「いいけど、まずは着替えて」
りん「なにしよっかなー!ゆきだるまさんつくろうかなー!」
P「あと、顔洗って、歯磨いて、朝ご飯食べて」
りん「てぶくろどこにあるの!?あとぼうしと、ながぐつと、えっとねえっと」
P「お話聞いて」
8: 2014/12/26(金) 21:35:05.65 ID:/dHVSdBE0
りん「きがえた!」
P「ちゃんと履いて」
…―――――
りん「かおあらった!」
P「顔べちょべちょだぞ」
………―――――
りん「はみがいた!」
P「口の周り歯磨き粉まみれだが」
………―――――
りん「あさごはんたべた!」
P「食器片付けて」
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
りん「いってきます!」モコモコ
P「ん、いつもの公園より遠くには行くなよー」
りん「ん!」
ガチャッ
りん「いってきます!」フリフリ
P「いってらっしゃい」フリフリ
9: 2014/12/26(金) 21:36:49.34 ID:/dHVSdBE0
りん「ほわぁ……!まっしろだぁ」キラキラ
ザクッザクッ
りん「わっ、うわっ」グラグラ
ザクッザクッ
りん「…………たのしい……!!」
りん「はっ、そうだ」
りん「ここからこうえんまでおっきなゆきだまつくっていこう……!」
りん「ふふん、われながらいいはっそ―――」
「はっ、そうだ―――我ながら良い発想……なーんて…ふふっ」
りん「!?」
りん「……」キョロキョロ
りん「いまのは……」
りん「……!」
りん「ゆきのようせいさん……!?」
10: 2014/12/26(金) 21:38:09.42 ID:/dHVSdBE0
りん「んしょ……んしょ……」
ゴロゴロ
りん「う……おもいー……」ググ
りん「うぅ……わたしのちからじゃげんかいなの……?」
「なにしてるのー?」
りん「?」クルッ
「こんにちわ★」
りん「だれですか」
美嘉「アタシ?城ヶ崎美嘉っていうんだー★」
りん「…」
11: 2014/12/26(金) 21:39:24.85 ID:/dHVSdBE0
りん「…」ジー
美嘉「(めっちゃ睨まれてる)」
りん「……へんたいさん?」
美嘉「!?」
りん「ようじょにこえをかけるやつはもれなくへんたいって、はぁとせんせぇが」
美嘉「違う!違うよ!?アタシは普通の人!」
りん「…」ジトー
美嘉「そこに住んでる普通の女子高生だよ!?」
りん「ふーん……」
美嘉「う……信じてもらえてない?」
12: 2014/12/26(金) 21:40:13.24 ID:/dHVSdBE0
りん「まぁ……へんたいさんじゃないってことはわかったかな」
美嘉「そ、そっか……よかった…あ、お嬢さんはなんていうの?」
りん「……ぷろでゅーさーが、しらないひとにかってになまえおしえちゃだめだって」
美嘉「で、でもでも、アタシ悪い人じゃないよー★」
りん「…」ジー
美嘉「悪い人に見える?」
りん「……むむ」
美嘉「ただのJKだよー」
りん「……でも」
美嘉「ん~?」
りん「でもC-C-Bみたいなかみのいろしてるし……」
美嘉「何で知ってるの!?」
13: 2014/12/26(金) 21:41:28.91 ID:/dHVSdBE0
りん「まぁでも、みかはわるいひとにはみえないね」
美嘉「でしょー★」
りん「わたしはしぶやりんだよ」
美嘉「凛ちゃん?」
りん「うん」
美嘉「じゃあ、凛ちゃんは何してたの?」
りん「えっとね、ゆきがいっぱいだから、こうえんにむかってるの」
美嘉「そっかー★実はアタシも遊びにいこうとしてたんだー。珍しいもんね」
りん「そう」
美嘉「うん★で、これは?」
りん「これは、おうちのまえからこうえんまで、おっきくしてこうとおもったんだけど」
美嘉「あー、でも重くなってきちゃったとか?」
14: 2014/12/26(金) 21:42:23.63 ID:/dHVSdBE0
りん「そうだよ、なんでわかったのみかすごい」
美嘉「JKだからね★」
りん「じぇーけーすごい」
美嘉「まあどうみても凛ちゃんには大きいし……よし、アタシが手伝ってあげる★」
りん「ほんと」
美嘉「ホント★」
りん「ありがとう」
美嘉「うんうん★よし、じゃあ頑張って公園まで運ぼう!」
りん「まぁわるくないかな」ワクワク
15: 2014/12/26(金) 21:43:39.09 ID:/dHVSdBE0
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
りん「……ついた…!」
美嘉「ついたー!けっこうおっきくなったねーこれ」
りん「わたしとおなじくらい」
美嘉「りんちゃんちっちゃいもんね★」
りん「む……そのうちみかよりおっきくなるもん」
美嘉「どうかなー★」ナデナデ
りん「…」ペシペシ
美嘉「きゃーいたーい★」
りん「……むぅ」
16: 2014/12/26(金) 21:44:20.96 ID:/dHVSdBE0
トテトテ
りん「…?……あ、まゆ!」
まゆ「りんちゃん、さがしましたよぉ」モコモコ
りん「うん」
まゆ「りんちゃんさそいにいったら、もういってるっていわれてびっくりしちゃいましたぁ」
りん「ごめんね」
美嘉「お友達?」
りん「うん」
17: 2014/12/26(金) 21:44:52.37 ID:/dHVSdBE0
まゆ「……りんちゃん、このろまんてぃっくがとまらなさそうなおねえさんは……?」
美嘉「流行ってるの?」
りん「みかだよ、じぇーけーだよ」
まゆ「じぇ……?」
美嘉「アタシ、城ヶ崎美嘉★さっきりんちゃんとお友達になったんだー★」
まゆ「ふぅん……わたしは、さくままゆ、ななさいです」
美嘉「よろしく★」
まゆ「よろしくおねがいしまぁす♪」
18: 2014/12/26(金) 21:46:27.19 ID:/dHVSdBE0
美嘉「なにして遊ぼっか?」
りん「うーん」
まゆ「このゆきだまは……?おっきいですねぇ」ポフポフ
りん「ふふん、わたしとみかでつくりながらはこんできたんだ」
まゆ「すごい……!」
美嘉「あ、せっかくだからこれで雪だるま作るってゆーのはどう?」
りん「……!みか、ないすあいであ」
まゆ「いいですねぇ♪」
美嘉「へへ、そーっしょー★」
19: 2014/12/26(金) 21:47:11.11 ID:/dHVSdBE0
美嘉「あ、でもまた結構大きい雪玉もう一個作らないとね」
りん「む……がんばる」
まゆ「たいへんそうですねぇ」
「おねえちゃーん!」
美嘉「あっ!莉嘉おそーい★」
莉嘉「お姉ちゃんが置いてくから……それに雪玉作りながら来たからさー……あれ?」
りん「?」
まゆ「…?」
莉嘉「お姉ちゃん……ついに手出したの?」
美嘉「出してないよ!」
20: 2014/12/26(金) 21:47:46.22 ID:/dHVSdBE0
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
りん「ふーん……みかの、いもうとの、りかね」
まゆ「よろしくおねがいしまぁす♪」
莉嘉「かわいー!これはおねえちゃんが手出しちゃうのも仕方ないね」
美嘉「だから違うってー……てゆーか莉嘉ナイス★」
莉嘉「え?」
りん「ちょうどいいおおきさだね」
まゆ「これでゆきだるまさんつくれますねぇ♪」
莉嘉「あ、雪だるまー?つくろつくろ~☆」
りん「…」ワクワク
21: 2014/12/26(金) 21:48:24.57 ID:/dHVSdBE0
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
莉嘉「できたー!」
まゆ「できましたぁ♪」
美嘉「おー、なかなか★」
りん「わぁ……!すごい―――あっ」グー
まゆ「あら」
美嘉「凛ちゃんお腹すいたかー★」
りん「……うるさい」ペシペシ
莉嘉「アタシもお腹すいたー!」
まゆ「もうおひるですからねぇ」
22: 2014/12/26(金) 21:49:13.43 ID:/dHVSdBE0
りん「……みんな、おうちきていっしょにごはんたべよ」
美嘉「え、いいの?」
りん「だいじょうぶ、ぷろでゅーさーならなんとかしてくれる」
莉嘉「やったー!凛ちゃんのおうちいこー☆」
まゆ「……あ、でも…ゆきだるまさん」
りん「あ……」
美嘉「うーん、そうだねー……ここにいてもらっていいんじゃないかな?」
りん「でも」
美嘉「近所の子供たちだって、これみてよろこんでくれるかもしれないよ?」
りん「…」
美嘉「雪だるまって、そういうものだからねー……」
莉嘉「いつまでもとっておくのは、難しいよね」
美嘉「もし無くなっちゃったら、また雪が降った時一緒に作ろ★」
23: 2014/12/26(金) 21:49:57.01 ID:/dHVSdBE0
りん「……うん、わかった」
まゆ「ざんねんですけど、わかりましたぁ」
美嘉「うんうん★それじゃ凛ちゃんのおうち、案内して?」
りん「うん」
莉嘉「わーい☆」
まゆ「ゆきだるまさん、ばいばい」フリフリ
りん「…」バイバイ
24: 2014/12/26(金) 21:50:32.73 ID:/dHVSdBE0
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
りん「ここだよ」
美嘉「すごい近所」
莉嘉「ホントだね」
まゆ「まゆのおうちもおとなりさんですよぉ♪」
美嘉「えー!羨ましいっ」
ガチャッ
りん「ぷろでゅーさー!ただいま!」
スタスタ
P「あ、おかえ……り………なんか増えてる」
美嘉「お邪魔しまーす★」
莉嘉「おじゃましまーっす☆」
25: 2014/12/26(金) 21:51:08.17 ID:/dHVSdBE0
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
P「へー……そんなことが」
りん「おなかすいた」
まゆ「おなかすきましたぁ」
P「分かった、今から作るよ。美嘉さんと莉嘉さんも同じのでいい?」
美嘉「うん★呼び捨てでいいよ!プロデューサー★」
P「ん、わかった」
莉嘉「アタシもね!Pくん☆」
P「あぁ……ていうかプロデュー――」
ガチャッ
P「へ?」
ドタバタ
加蓮「りんちゃーん!雪降ってるよー!ゆきー!!」
奈緒「加蓮!風引くから!もっと厚着っ!!着込めっ!!……あ、お邪魔しまーっす」
P「どんだけ増え―――」
ガチャッ
P「マジかよ」
ドタドタ
ちひろ「プロデューサーさん!数日考えたんですけどっ……や、やっぱり…先生がいつ家庭訪問にいらしてもいいようにっ!奥さんとか必要じゃありませんか!? 」
26: 2014/12/26(金) 21:51:49.54 ID:/dHVSdBE0
ちひろ「……はぁ…はぁ…」
P「えっ」
りん「かれん、かいろはってあげる」ペタペタペタペタ
美嘉「あ、どうもー★アタシ城ヶ崎美嘉です★」
莉嘉「妹の莉嘉でーす☆」
加蓮「あ、いえいえこちらこそ」
奈緒「アタシは神谷奈緒、でこっちは北条―――」
ちひろ「……ふぅ…」
P「…」
ちひろ「………ふふっ…なんだか、大家族みたいですねっ///」
P「ちょっとぷろでゅーさーおそとであそんでくる」
ガチャッ
ちひろ「逃がさん」
ドタタタタタタタ
おしり
28: 2014/12/26(金) 21:53:48.31 ID:/dHVSdBE0
(スッ
P「渋谷凛、6歳」
P「渋谷凛6歳、家出をする」
P「渋谷凛六歳、家庭訪問」
P「渋谷凛、6歳」
P「渋谷凛6歳、家出をする」
P「渋谷凛六歳、家庭訪問」
29: 2014/12/26(金) 22:00:47.54 ID:sYRv4h8so
おつおつん
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