1: 2022/02/20(日) 18:41:07.535 ID:Rl1CM/Y80
スネ夫「じゃーん、見てよこれ!」
ジャイアン「こりゃスゲーや、あやねるとの2ショット写真なんてどうやって撮ったんだよ」
スネ夫「パパがイベント会社の社長と友達でね。この前ごちうさのイベントに行ったときに特別に楽屋に入れて貰ったんだよ」
ジャイアン「おい、のび太も見てみろよ」
のび太「うん?誰この女の人?」
ズコッ(一同コケる)
しずか「ココアちゃん役の佐倉綾音さんよ」
のび太「へーこの人がココアちゃんの声当ててるのか
なんか、中の人とかあまり見たくなかったな」
ジャイアン「なんだとのび太!あやねるを悪く言う奴は俺が許さねえ」
のび太「ち、違うよ、声優さんが悪いって言うんじゃなくて
僕はごちうさのいちファンとして作品自体を純粋に楽しみたいってだけだよ」
スネ夫「そんなこと言ってどうせのび太はBDやグッズもロクに買わずにタダ見だけしてる、にわかヲタなんだろう?」
のび太「そ、それは…」
スネ夫「あー嫌だ嫌だ、こんな奴にごちうさファンを名乗って欲しくないもんだね」
のび太(ムカッ)
ジャイアン「こりゃスゲーや、あやねるとの2ショット写真なんてどうやって撮ったんだよ」
スネ夫「パパがイベント会社の社長と友達でね。この前ごちうさのイベントに行ったときに特別に楽屋に入れて貰ったんだよ」
ジャイアン「おい、のび太も見てみろよ」
のび太「うん?誰この女の人?」
ズコッ(一同コケる)
しずか「ココアちゃん役の佐倉綾音さんよ」
のび太「へーこの人がココアちゃんの声当ててるのか
なんか、中の人とかあまり見たくなかったな」
ジャイアン「なんだとのび太!あやねるを悪く言う奴は俺が許さねえ」
のび太「ち、違うよ、声優さんが悪いって言うんじゃなくて
僕はごちうさのいちファンとして作品自体を純粋に楽しみたいってだけだよ」
スネ夫「そんなこと言ってどうせのび太はBDやグッズもロクに買わずにタダ見だけしてる、にわかヲタなんだろう?」
のび太「そ、それは…」
スネ夫「あー嫌だ嫌だ、こんな奴にごちうさファンを名乗って欲しくないもんだね」
のび太(ムカッ)
2: 2022/02/20(日) 18:43:27.598 ID:Rl1CM/Y80
スネ夫「あ、そうだこの前のイベントのBDがあるんだけど。
僕の家の大スクリーンで見ないかい?」
ジャイアン「おお、いいなそれ」
しずか「私もいいかしら?」
スネ夫「もちろんだよ。えっとのび太は…ああごめんごめん、声優とか興味ないんだったよな」
のび太「えっ!?」
しずか「本当にいいの?のび太さん?」
のび太「いいよ、興味ないから」
ジャイアン「無理しちゃって」
僕の家の大スクリーンで見ないかい?」
ジャイアン「おお、いいなそれ」
しずか「私もいいかしら?」
スネ夫「もちろんだよ。えっとのび太は…ああごめんごめん、声優とか興味ないんだったよな」
のび太「えっ!?」
しずか「本当にいいの?のび太さん?」
のび太「いいよ、興味ないから」
ジャイアン「無理しちゃって」
3: 2022/02/20(日) 18:44:40.133 ID:Rl1CM/Y80
のび太「ドラえもん~!!」
ドラえもん「全く、声優に会ったからなんだって言うんだい。
こっちはキャラに直接会ってやろうじゃないか」
のび太「そんなこと出来るの?」
ドラえもん「出来るとも」
テッテレー『絵本入り込み靴』
のび太「そうか、これを使ってごちうさのマンガの中に入れば
ココアちゃんや・・・」
ドラえもん「チノちゃんに会えるってこと」
のび太「それじゃあ、早速」
ドラえもん「出発~!!」
ドラえもん「全く、声優に会ったからなんだって言うんだい。
こっちはキャラに直接会ってやろうじゃないか」
のび太「そんなこと出来るの?」
ドラえもん「出来るとも」
テッテレー『絵本入り込み靴』
のび太「そうか、これを使ってごちうさのマンガの中に入れば
ココアちゃんや・・・」
ドラえもん「チノちゃんに会えるってこと」
のび太「それじゃあ、早速」
ドラえもん「出発~!!」
4: 2022/02/20(日) 18:46:40.577 ID:Rl1CM/Y80
のび太「ここが木組みの街か、僕らが住んでる街とは大違いだ」
ドラえもん「当たり前だろう、ここは言わば夢の街
ファンタジーの世界だからね」
のび太「あーあ、僕もこういう作品に生まれたかったな」
ドラえもん「まぁ、君じゃモブすら無理だろうけどね」
のび太「確か、ラビットハウスはこの辺にあったよね」
ドラえもん「なぜ、その記憶力を勉強に生かさないんだ…」
のび太「もう、こんなところまで来て現実を持ち込まないでよね
世界観が台無しだよ」
ドラえもん「ごめん、ついいつもの癖で」
のび太「あったぞここだ!」
ドラえもん「当たり前だろう、ここは言わば夢の街
ファンタジーの世界だからね」
のび太「あーあ、僕もこういう作品に生まれたかったな」
ドラえもん「まぁ、君じゃモブすら無理だろうけどね」
のび太「確か、ラビットハウスはこの辺にあったよね」
ドラえもん「なぜ、その記憶力を勉強に生かさないんだ…」
のび太「もう、こんなところまで来て現実を持ち込まないでよね
世界観が台無しだよ」
ドラえもん「ごめん、ついいつもの癖で」
のび太「あったぞここだ!」
5: 2022/02/20(日) 18:49:50.143 ID:Rl1CM/Y80
のび太「緊張するな、よそ行きの服着てくれば良かったかな?」
ドラえもん「いよいよチノちゃんに会えるんだね、早く行くよ!」
のび太「ちょっと待ってよ」
カランコロン
チノ「いらっしゃいませ」
ドラえもん「の、のび太君。ほ、本物のチノちゃんだよ!」(デレデレ)
のび太「会えて嬉しいのは分かるけど、みっともないからニタニタするのやめてくれ」
チノ「青いタヌキ・・・!?」
ドラ「僕はタヌキじゃない!!ってまぁいいかチノちゃんだから」
チノ「お好きな席へどうぞ」
のび太「じゃあ、窓側の席にしようと!」
ドラ「えっとどれにしようかな」
チノ「ご注文は?」
ドラ「僕はブレンドコーヒーブラックで」
のび太「ドラえもんったらチノちゃんの前だからって恰好つけちゃって」
ドラ「のび太君はオレンジジュースでいいんじゃない?」
のび太「僕だってコーヒー位飲めるよ!」
ドラ「どうだかね」
のび太「僕も同じくブレンドコーヒーブラックで!」
チノ「かしこまりました」
ドラえもん「いよいよチノちゃんに会えるんだね、早く行くよ!」
のび太「ちょっと待ってよ」
カランコロン
チノ「いらっしゃいませ」
ドラえもん「の、のび太君。ほ、本物のチノちゃんだよ!」(デレデレ)
のび太「会えて嬉しいのは分かるけど、みっともないからニタニタするのやめてくれ」
チノ「青いタヌキ・・・!?」
ドラ「僕はタヌキじゃない!!ってまぁいいかチノちゃんだから」
チノ「お好きな席へどうぞ」
のび太「じゃあ、窓側の席にしようと!」
ドラ「えっとどれにしようかな」
チノ「ご注文は?」
ドラ「僕はブレンドコーヒーブラックで」
のび太「ドラえもんったらチノちゃんの前だからって恰好つけちゃって」
ドラ「のび太君はオレンジジュースでいいんじゃない?」
のび太「僕だってコーヒー位飲めるよ!」
ドラ「どうだかね」
のび太「僕も同じくブレンドコーヒーブラックで!」
チノ「かしこまりました」
8: 2022/02/20(日) 18:51:35.037 ID:Rl1CM/Y80
のび太「それにしてもココアちゃんの姿が見えないな」
ドラえもん「まだ、学校に行ってるんじゃないの?」
のび太「だってチノちゃんはいるのに」
ドラ「まぁ、そのうち会えるさ」
のび太「だといいんだけど」
チノ「お待たせしました」
ドラ「どうもありがとう」
チノ「では、ごゆっくり」
ドラ「うーん、この香りたまらないね」
のび太「よく言うよコーヒーなんて普段飲まないくせに
うわっ!にがっ!」
ドラ「ほら、言わんこっちゃない。チノちゃんの手前飲み残すとかやめてくれよ」
のび太「もちろんちゃんと最後まで飲むよ」
ドラえもん「まだ、学校に行ってるんじゃないの?」
のび太「だってチノちゃんはいるのに」
ドラ「まぁ、そのうち会えるさ」
のび太「だといいんだけど」
チノ「お待たせしました」
ドラ「どうもありがとう」
チノ「では、ごゆっくり」
ドラ「うーん、この香りたまらないね」
のび太「よく言うよコーヒーなんて普段飲まないくせに
うわっ!にがっ!」
ドラ「ほら、言わんこっちゃない。チノちゃんの手前飲み残すとかやめてくれよ」
のび太「もちろんちゃんと最後まで飲むよ」
9: 2022/02/20(日) 18:56:50.010 ID:Rl1CM/Y80
ドラ「無理しないで砂糖とミルク持ってきて貰いなよ」
のび太「しょうがない、そうするか」
ドラ「まったく、何と張り合ってるんだか」
のび太「すみません、お砂糖とミルクお願いします
あと、今日ココアちゃ・・・じゃなくてココアさんって・・・」
チノ「ああ、なんかおかしいと思ったら。ココアさんのお知り合いでしたか
ココアさんなら今日は体調不良で休みですよ」
のび太「えーなんだって!!」
チノ「要件があるのなら伝えておきますが」
のび太「いや、大した用事じゃないんで」
チノ「そうですか、では」
のび太「ドラえもん、話が違うじゃないか!」
ドラ「君がたまたま開いたページが風邪を引く回だったんだろう
まったく、どこまでおっちょこちょいなんだ」
のび太「そんなのってないよ~」
ドラ「また、しばらくしたら来ればいいじゃないか」
のび太「しょうがない、そうするか」
ドラ「まったく、何と張り合ってるんだか」
のび太「すみません、お砂糖とミルクお願いします
あと、今日ココアちゃ・・・じゃなくてココアさんって・・・」
チノ「ああ、なんかおかしいと思ったら。ココアさんのお知り合いでしたか
ココアさんなら今日は体調不良で休みですよ」
のび太「えーなんだって!!」
チノ「要件があるのなら伝えておきますが」
のび太「いや、大した用事じゃないんで」
チノ「そうですか、では」
のび太「ドラえもん、話が違うじゃないか!」
ドラ「君がたまたま開いたページが風邪を引く回だったんだろう
まったく、どこまでおっちょこちょいなんだ」
のび太「そんなのってないよ~」
ドラ「また、しばらくしたら来ればいいじゃないか」
10: 2022/02/20(日) 18:59:04.840 ID:Rl1CM/Y80
ジャイアン「はる夫の奴がドタキャンしたせいで野球のメンバーが足りなくなっちまったな
しょうがない暇そうなのび太を誘うしかないか」
のび太のママ「あら、たけしさんいらっしゃい。
ごめんなさいね今のび太出かけてるみたいで、すぐ戻ると思うから
部屋で待っててちょうだい」
ジャイアン「それじゃあ、お邪魔しまーす。
たく、いつも暇そうにしてる癖にこういう時に限っていないんだもんな
うん?なんだこれ?
のび太めごちうさの本をこんな乱雑に扱うとは、やっぱりあいつはファン失格だな」
ジャイアン「なんだこの靴?さては、のび太の奴ドラえもんに泣きついて何か出して貰ったんだな
ちょっと履いてみるか。うわーなんだこれ本の中に吸い込まれて行くぞ!!
うわー助けてくれー!!」
しょうがない暇そうなのび太を誘うしかないか」
のび太のママ「あら、たけしさんいらっしゃい。
ごめんなさいね今のび太出かけてるみたいで、すぐ戻ると思うから
部屋で待っててちょうだい」
ジャイアン「それじゃあ、お邪魔しまーす。
たく、いつも暇そうにしてる癖にこういう時に限っていないんだもんな
うん?なんだこれ?
のび太めごちうさの本をこんな乱雑に扱うとは、やっぱりあいつはファン失格だな」
ジャイアン「なんだこの靴?さては、のび太の奴ドラえもんに泣きついて何か出して貰ったんだな
ちょっと履いてみるか。うわーなんだこれ本の中に吸い込まれて行くぞ!!
うわー助けてくれー!!」
11: 2022/02/20(日) 19:02:32.509 ID:Rl1CM/Y80
のび太のママ「たけしさんよかったらお菓子でも…っていつの間に出かけたのかしら?
うん?のび太ったら勉強もせずにこんな本ばかり読んで燃やしちゃいましょう」
ドラ「混んできたし、そろそろ帰ろうか」
のび太「うわ~ん、ココアちゃん…」
ドラ「まだ、言ってるのか。ほら、先行ってるからね」
チノ「お会計、1500円になります」
ドラ「のび太君、財布は持ってきたかい?」
のび太「いや、持ってきてないよ。ドラえもんは?」
ドラ「僕も持ってないさ」
のびドラ「えっ!?」
チノ「どうかされましたか?」
ドラ「ちょっと、財布を忘れたので家まで取りに行っても・・・」
チノ「はぁ~、たまにいるんですよね、こういうお客さん
私はもう騙されませんよ」
のび太「そ、そんなー」
うん?のび太ったら勉強もせずにこんな本ばかり読んで燃やしちゃいましょう」
ドラ「混んできたし、そろそろ帰ろうか」
のび太「うわ~ん、ココアちゃん…」
ドラ「まだ、言ってるのか。ほら、先行ってるからね」
チノ「お会計、1500円になります」
ドラ「のび太君、財布は持ってきたかい?」
のび太「いや、持ってきてないよ。ドラえもんは?」
ドラ「僕も持ってないさ」
のびドラ「えっ!?」
チノ「どうかされましたか?」
ドラ「ちょっと、財布を忘れたので家まで取りに行っても・・・」
チノ「はぁ~、たまにいるんですよね、こういうお客さん
私はもう騙されませんよ」
のび太「そ、そんなー」
12: 2022/02/20(日) 19:05:36.693 ID:Rl1CM/Y80
リゼ「そういうことなら、その分働いて貰うっていうのはどうだ」
のびドラ「リ、リゼちゃん!?」
リゼ「なんで、私の名前を知ってるんだ?」
チノ「ココアさんのお知り合いらしいですよ」
リゼ「ああ、どうりで…」
チノ「それじゃあ、まずは食器洗いをお願いします」
のび太「断る選択肢は無いんだね」
ドラ「仕方ない、食い逃げするわけにも行かないからね」
のびドラ「リ、リゼちゃん!?」
リゼ「なんで、私の名前を知ってるんだ?」
チノ「ココアさんのお知り合いらしいですよ」
リゼ「ああ、どうりで…」
チノ「それじゃあ、まずは食器洗いをお願いします」
のび太「断る選択肢は無いんだね」
ドラ「仕方ない、食い逃げするわけにも行かないからね」
13: 2022/02/20(日) 19:08:03.754 ID:Rl1CM/Y80
のび太「まったく、ココアちゃんには会えないし、散々だよ」
ドラ「僕はチノちゃんに会えただけで十分満足だけどね」(ニタニタ)
のび太「まったくいい気なもんだ」
数十分後
ドラえもん「あーやっと終わった」
のび太「まさか、あんなに溜まってたとはね」
チノ「ご苦労様です、今日ココアさんが休んでたので助かりました。
よかったらこれどうぞ」
のび太「僕たちさっきも言った通りお金持ってないんで・・・」
チノ「いえ、これはサービスです」
ドラ「ほ、本当にいいんですか?」
チノ「後から請求したりしませんので安心してください」
のび太「じゃあ、お言葉に甘えて」
ドラ「うまい!どら焼きの次位に美味しい」
のび太「こんなにケーキ食べたの久しぶりだよ」
ドラのび「どうも、ごちそうさまでした」
チノ「こちらこそありがとうございました。
こんど来るときはくれぐれも財布を忘れないように気を付けて下さい」
のび太「アハハ・・・」
ドラ「僕はチノちゃんに会えただけで十分満足だけどね」(ニタニタ)
のび太「まったくいい気なもんだ」
数十分後
ドラえもん「あーやっと終わった」
のび太「まさか、あんなに溜まってたとはね」
チノ「ご苦労様です、今日ココアさんが休んでたので助かりました。
よかったらこれどうぞ」
のび太「僕たちさっきも言った通りお金持ってないんで・・・」
チノ「いえ、これはサービスです」
ドラ「ほ、本当にいいんですか?」
チノ「後から請求したりしませんので安心してください」
のび太「じゃあ、お言葉に甘えて」
ドラ「うまい!どら焼きの次位に美味しい」
のび太「こんなにケーキ食べたの久しぶりだよ」
ドラのび「どうも、ごちそうさまでした」
チノ「こちらこそありがとうございました。
こんど来るときはくれぐれも財布を忘れないように気を付けて下さい」
のび太「アハハ・・・」
14: 2022/02/20(日) 19:10:24.126 ID:Rl1CM/Y80
ドラ「さてと、出口はと…あれ?ないぞ?」
のび太「何が無いのさ?」
ドラ「元の世界に戻る出口が無いんだよ!!」
のび太「えーじゃあ一生この世界から戻れないってこと!?」
ドラ「そういうことになる」
のび太「嫌だよ、しずかちゃんと会えなくなるなんて。
なんとかしてよ!!」
ドラ「う~ん、弱ったな…」
のび太「何が無いのさ?」
ドラ「元の世界に戻る出口が無いんだよ!!」
のび太「えーじゃあ一生この世界から戻れないってこと!?」
ドラ「そういうことになる」
のび太「嫌だよ、しずかちゃんと会えなくなるなんて。
なんとかしてよ!!」
ドラ「う~ん、弱ったな…」
15: 2022/02/20(日) 19:13:53.199 ID:Rl1CM/Y80
ジャイアン「なんだ、ここは?どこかで見たような景色だな
へっくしょん!!
それにしても寒いな雪まで降って来やがったぜ。
うん?あそこに誰か倒れてる!!」
ジャイアン「おい大丈夫かって、チノちゃん!?」
チノ「ど、どうして私の名前を…」
ジャイアン「そんなことよりこんなところで寝てたら氏んじまうぞ!!
ほら、俺の背中に掴まれ!!」
チノ「で、でも…」
ジャイアン「いいから、送っててやるよ」
チノ「す、すみません…私のために」
ジャイアン「これくらいいいってことよ。ここでいいんだな?
ここがラビットハウスか・・・って今はそれどころじゃないな」
カランコロン
シャロ「チノ!、あまり遅いから心配してたのよ」
リゼ「君が助けてくれたのか?」
ジャイアン「ええ、まぁ…」
チノ「本当になんてお礼を言ったらいいか」
ジャイアン「俺は当然のことをしたまでですよ」
へっくしょん!!
それにしても寒いな雪まで降って来やがったぜ。
うん?あそこに誰か倒れてる!!」
ジャイアン「おい大丈夫かって、チノちゃん!?」
チノ「ど、どうして私の名前を…」
ジャイアン「そんなことよりこんなところで寝てたら氏んじまうぞ!!
ほら、俺の背中に掴まれ!!」
チノ「で、でも…」
ジャイアン「いいから、送っててやるよ」
チノ「す、すみません…私のために」
ジャイアン「これくらいいいってことよ。ここでいいんだな?
ここがラビットハウスか・・・って今はそれどころじゃないな」
カランコロン
シャロ「チノ!、あまり遅いから心配してたのよ」
リゼ「君が助けてくれたのか?」
ジャイアン「ええ、まぁ…」
チノ「本当になんてお礼を言ったらいいか」
ジャイアン「俺は当然のことをしたまでですよ」
16: 2022/02/20(日) 19:19:38.919 ID:Rl1CM/Y80
のび太「寒いよ~早く何とかしてよ」
ドラ「だから、今考えてる」
マヤ「へぇーこれが、チノが言ってた青いタヌキか」
ドラ「僕はタヌキじゃない!!ってマヤちゃん!?」
マヤ「私の名前まで知ってるのか?このタヌキ」
ドラ「だから僕は…」
のび太「もう、そのやり取り聞き飽きたよ」
マヤ「へぇー違う作品の世界から来たのか、で、元に世界に戻れなくなったと」
のび太「そうなんだよ、何かいい方法があればいいんだけど」
マヤ「私に聞かれてもね」
ドラ「うん?マヤちゃんが持ってるそれって?」
マヤ「ああ、今そこのブックオフで買ったフニャコフニャオの大全集だよ」
ドラ「だから、今考えてる」
マヤ「へぇーこれが、チノが言ってた青いタヌキか」
ドラ「僕はタヌキじゃない!!ってマヤちゃん!?」
マヤ「私の名前まで知ってるのか?このタヌキ」
ドラ「だから僕は…」
のび太「もう、そのやり取り聞き飽きたよ」
マヤ「へぇー違う作品の世界から来たのか、で、元に世界に戻れなくなったと」
のび太「そうなんだよ、何かいい方法があればいいんだけど」
マヤ「私に聞かれてもね」
ドラ「うん?マヤちゃんが持ってるそれって?」
マヤ「ああ、今そこのブックオフで買ったフニャコフニャオの大全集だよ」
17: 2022/02/20(日) 19:21:11.339 ID:Rl1CM/Y80
ドラ「のび太君これで元の世界に戻れるぞ!」
のび太「どういうこと?」
ドラ「マヤちゃん、ちょっとその本を貸してくれる?」
マヤ「いいけど」
ドラ「ドラえもんのページを開いてっと」
のび太「なるほど、この本の世界に入りなおせば僕らの世界に戻れるって訳か」
ドラ「そういうこと!!ありがとうマヤちゃん君のおかげで助かったよ」
マヤ「なんかよく分からないけど、助かったなら良かったよ」
のび太「それじゃあ、また近いうちくるからね」
本の中に消えるのび太とドラ
マヤ「うわー、き、消えた!?あの二人は手品師か何かか!?」
のび太「どういうこと?」
ドラ「マヤちゃん、ちょっとその本を貸してくれる?」
マヤ「いいけど」
ドラ「ドラえもんのページを開いてっと」
のび太「なるほど、この本の世界に入りなおせば僕らの世界に戻れるって訳か」
ドラ「そういうこと!!ありがとうマヤちゃん君のおかげで助かったよ」
マヤ「なんかよく分からないけど、助かったなら良かったよ」
のび太「それじゃあ、また近いうちくるからね」
本の中に消えるのび太とドラ
マヤ「うわー、き、消えた!?あの二人は手品師か何かか!?」
19: 2022/02/20(日) 19:24:12.674 ID:Rl1CM/Y80
ジャイアン「へぇー風邪を引いてるココアちゃ・・・じゃなくて
ココアさんのためにあんな雪の中をね」
チノ「あまりの寒さで途中で気を失ってしまって面目ないです」
ジャイアン「そんなことないぜ!!俺はその男気に感動したぜ!」
チノ「男気って・・・」
ぐう~(ジャイアンの腹がなる)
シャロ「ひょっとしてお腹すいてるの?」
ジャイアン「いやあ、お恥ずかしい・・・」
リゼ「お礼に何かご馳走するよ」
ジャイアン「いえいえ、そんなお気を使わずに」
ぐう~(また、ジャイアンの腹が鳴る)
リゼ「ほら、遠慮するな」
ジャイアン「すみません、じゃあお言葉に甘えて」
ココアさんのためにあんな雪の中をね」
チノ「あまりの寒さで途中で気を失ってしまって面目ないです」
ジャイアン「そんなことないぜ!!俺はその男気に感動したぜ!」
チノ「男気って・・・」
ぐう~(ジャイアンの腹がなる)
シャロ「ひょっとしてお腹すいてるの?」
ジャイアン「いやあ、お恥ずかしい・・・」
リゼ「お礼に何かご馳走するよ」
ジャイアン「いえいえ、そんなお気を使わずに」
ぐう~(また、ジャイアンの腹が鳴る)
リゼ「ほら、遠慮するな」
ジャイアン「すみません、じゃあお言葉に甘えて」
21: 2022/02/20(日) 19:28:07.577 ID:Rl1CM/Y80
のび太「やった!元の世界に戻れたよドラえもん!!
どうしたの?嬉しくないの?」
ドラ「一件落着のはずなんだけどなんか変な胸騒ぎがするのは気のせいかな…」
ジャイアン「どうも、ごちそうさま。あー、食った食った」
リゼ「確かに好きなだけ食べていいとは言ったけど…」
シャロ「まさか、こんなに食べるとは」
ジャイアン「なんか俺ばかり申し訳ないから、お礼に歌を披露しますよ」
千夜「いいわね、ぜひ聴かせて欲しいわ」
リゼ「このカセットをセットすればいいんだな」
チノ「今時カセットですか・・・」
シャロ「オリジナルの曲なんて凄いじゃない」
どうしたの?嬉しくないの?」
ドラ「一件落着のはずなんだけどなんか変な胸騒ぎがするのは気のせいかな…」
ジャイアン「どうも、ごちそうさま。あー、食った食った」
リゼ「確かに好きなだけ食べていいとは言ったけど…」
シャロ「まさか、こんなに食べるとは」
ジャイアン「なんか俺ばかり申し訳ないから、お礼に歌を披露しますよ」
千夜「いいわね、ぜひ聴かせて欲しいわ」
リゼ「このカセットをセットすればいいんだな」
チノ「今時カセットですか・・・」
シャロ「オリジナルの曲なんて凄いじゃない」
23: 2022/02/20(日) 19:30:21.479 ID:Rl1CM/Y80
ジャイアン「俺はジャイアン~ガキ大将~」(ボエ~)
リゼ「な、なんだこれは!?」
チノ「み、店が壊れる…」
シャロ「何が起きてるの!?」
千夜「もう、ダメ・・・」(バタンキュー)
ココア「なんか、いい曲流れてるね」
リゼ「ダメだココア、こっちへ来るな!」
ココア「え?なんで?」
シャロ「この状況で何も思わないわけ?」
ジャイアン「コ、ココアちゃん!?」
リゼ「あー、やっと終わったか」
シャロ「千夜しっかりして」
ココア「誰か知らないけど、いい曲だねもう一回歌ってよ!」
ジャイアン「おう!ココアちゃんのためなら喜んで!!」
リゼ「いい加減にしろー!!」
リゼ「な、なんだこれは!?」
チノ「み、店が壊れる…」
シャロ「何が起きてるの!?」
千夜「もう、ダメ・・・」(バタンキュー)
ココア「なんか、いい曲流れてるね」
リゼ「ダメだココア、こっちへ来るな!」
ココア「え?なんで?」
シャロ「この状況で何も思わないわけ?」
ジャイアン「コ、ココアちゃん!?」
リゼ「あー、やっと終わったか」
シャロ「千夜しっかりして」
ココア「誰か知らないけど、いい曲だねもう一回歌ってよ!」
ジャイアン「おう!ココアちゃんのためなら喜んで!!」
リゼ「いい加減にしろー!!」
25: 2022/02/20(日) 19:33:34.079 ID:Rl1CM/Y80
翌日
安雄「すげーごちうさの最新刊じゃん!」
スネ夫「へへーん、パパが編集長と友達でね特別に発売前の最新刊を入手したんだ」
はる夫「僕にも見せてよ」
スネ夫「ダメダメ!僕が一番最初に見るんだから君たちは後で」
安雄「なんだよケチ臭いな」
スネ夫「さてと早速って…なんじゃこりゃあー!!」(ドスンッ!)
はる夫「大丈夫かスネ夫!!」
のび太「どうしたの?」
安雄「スネ夫が泡吹いて倒れたんだよ!」
のび太「一体何が載ってたんだろう?」(どれどれ)
のび太「なんだこれ!?」
一同「なんでごちうさにジャイアンが出てるんだ!?」
ジャイアン「俺、ずっとこの世界にいてもいいかも」
チノ「早く、帰って下さい!」
おわり
安雄「すげーごちうさの最新刊じゃん!」
スネ夫「へへーん、パパが編集長と友達でね特別に発売前の最新刊を入手したんだ」
はる夫「僕にも見せてよ」
スネ夫「ダメダメ!僕が一番最初に見るんだから君たちは後で」
安雄「なんだよケチ臭いな」
スネ夫「さてと早速って…なんじゃこりゃあー!!」(ドスンッ!)
はる夫「大丈夫かスネ夫!!」
のび太「どうしたの?」
安雄「スネ夫が泡吹いて倒れたんだよ!」
のび太「一体何が載ってたんだろう?」(どれどれ)
のび太「なんだこれ!?」
一同「なんでごちうさにジャイアンが出てるんだ!?」
ジャイアン「俺、ずっとこの世界にいてもいいかも」
チノ「早く、帰って下さい!」
おわり
26: 2022/02/20(日) 19:35:53.922 ID:C6iZ8FGWx
スネ夫ってなんでそうやってすぐ自慢するんだろうな
ジャイアンに取り上げてられてドラえもんにもっといいもん出されるって
わかってるはずなのに
ジャイアンに取り上げてられてドラえもんにもっといいもん出されるって
わかってるはずなのに
27: 2022/02/20(日) 19:36:33.935 ID:C6iZ8FGWx
乙した
どっちの世界観も出てて面白かった
どっちの世界観も出てて面白かった
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります