1: 2012/10/28(日) 07:44:00.06 ID:RwKpQA390
アスカ「ねえ。キスしよっか」

シンジ「……冗談でもダメに決まってるだろ。僕、彼女いるんだから」

アスカ「キスまでなら浮気じゃないわよ」

シンジ「浮気だよ」

アスカ「……一緒に住んでるんだから、私とならバレる心配0なのに」

シンジ「そういう問題じゃないってば」

アスカ「ドラマみたいなべろちゅーしてあげる」

シンジ「キスは浮気じゃないよね」
新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画(1) (角川コミックス・エース)

5: 2012/10/28(日) 07:57:33.61 ID:exAb4MwT0
シンジ「でもアスカ、そんなキスなんてできるの?」

アスカ「ネット漁ればいくらでも転がってるじゃない。あれと同じ事すればいいんでしょ」


アスカ「どうせだから、動画観ながらその真似して遊びましょっか?」

シンジ「え?」

アスカ「あんたの部屋で、一緒にキス鑑賞して、しながら同じキス……」

シンジ「行こう。すぐ行こう」

6: 2012/10/28(日) 08:06:09.16 ID:exAb4MwT0
アスカ「そこ座って」

シンジ「分かった。ていうか、なんでアスカが指示するの僕の部屋で」

アスカ「男優のキスなんて見たくないから、レズキスの探しましょ」

シンジ「僕も男なんだけど」

アスカ「だから何よ、女みたいな顔してるくせに」

シンジ「……」

アスカ「これなんてどうかなー……なに憮然としてんのよシンジ」

シンジ「だって」

アスカ「彼女いるのに私とキスしようとしてるくせに」

シンジ「う、浮気じゃないもん」

アスカ「すけべ」

7: 2012/10/28(日) 08:14:49.19 ID:exAb4MwT0

女『もっと舌出してぇ……チュパ、チュパ』

アスカ「うわぁ」

シンジ「う、うん。ホ、ホントにこういうことしてくれるの……?」

アスカ「だからそう言ってるじゃない」

シンジ「でもどうして」

アスカ「退屈だからよ」

シンジ「た……退屈だから、ってそんな」

アスカ「じゃあ嘘の理由でも作っとく?」

シンジ「……」

アスカ「例えば私があんたのこと好きで、色仕掛けで彼女から奪おうとしてるってのはどう?」

シンジ「アスカ……ウソなんだよね?」

アスカ「当り前じゃない。じゃ、始めましょ」

16: 2012/10/28(日) 08:30:19.75 ID:exAb4MwT0
アスカ「ン……」チュゥ

シンジ(アスカ……)

アスカ「はぁ、ン」ヌルゥ

シンジ「!」

シンジ(わ。舌が!)

女『んじゅるぅ、はふっ、チュパチュルっちゅ』

シンジ(ぼ、僕達、ああいうのしちゃうんだ……今から)ドキドキ

アスカ「ちゅ、はム……」

レロッ

シンジ「ッ」ピクッ

18: 2012/10/28(日) 08:35:23.40 ID:exAb4MwT0
シンジ(舌、いま、アスカの舌に舐められちゃった ///)

アスカ「ん……ン」レロォ

シンジ(またれろって)

アスカ「ンチュ、チュパ、っ、ん~~~♥」

レロレロレロレロチュパチュパチュププレロレロレロ

シンジ(あああああああああ!)

アスカ「ふ……ぅ。どう、私のキス、上手くやれてる?」

シンジ「しゅ……しゅごひ」

19: 2012/10/28(日) 08:40:57.98 ID:exAb4MwT0
アスカ「改めて見てみなさいよ。まず、これが私の唇」プニッ

シンジ「……濡れてる」

アスカ「あんたと私の唾液でね」

シンジ「///」

アスカ「で、これが私のべろ。あーん」

シンジ「……っ」

シンジ(あ、赤くて、ぬめぬめしてて……)

アスカ「あんたも出して見せて」

シンジ「僕も?」

アスカ「早く」

シンジ「うん……あ、あーん」

アスカ「そのまま、動いちゃダメよ」

21: 2012/10/28(日) 08:49:17.18 ID:exAb4MwT0
アスカ「さきっぽとさきっぽで、舐めっこしましょ。ビデオでやってた通りに」

シンジ「……」ドキドキ

アスカ「ん……」


アスカ「シンジ。舐めっこなんだから、あんたからも責めていいのよ」

シンジ「ふぁ、ふゃい……あしゅか……」


シンジ(あぁぁぁ……頭、ぼーっとしてきちゃった)

25: 2012/10/28(日) 09:29:22.03 ID:exAb4MwT0
アスカ「ぅンン」チュニュル

シンジ「!?」

アスカ「あ、こら。逃げてんじゃないわよ」

シンジ「ぷは、はぁぁ~。だって……びっくりして。何?」

アスカ「何って、相手が出したべろをこう……唇で吸うやつしようとしただけよ」

アスカ「ほら、ちょうど今もしてんじゃない、あれ」

アスカ「さ。シ、ン、ジ」

シンジ「……ぁーん」ドキドキ

アスカ「いい子ね。はむっ」

26: 2012/10/28(日) 09:37:30.67 ID:exAb4MwT0
アスカ「ン~、ン~」ニュルル

シンジ(う、あ)


シンジ(ダメだ、こんなコトされてたら、アスカのこと好きになっちゃうよ……! アスカぁ)

28: 2012/10/28(日) 09:44:26.61 ID:exAb4MwT0
シンジ「ぷは」

ドサッ…

シンジ「はぁ、はぁ、はぁ」

アスカ「ハァァ……はぁ、なに息、乱してんのよ、すOべ……はぁ」

シンジ「し……仕方ないだろ、ろくに息できなかったし、はぁ、アスカだって」

アスカ「はぁ、はぁ……『息できなかったから』だけ?」

シンジ「///」

30: 2012/10/28(日) 09:49:20.25 ID:exAb4MwT0
アスカ「ベッドで、息荒くした男の上に息荒くした女が乗っかってたら……やる事はひとつよね」

シンジ「ヤルコト……」ゴクリ

アスカ「でも、キスより凄いことは浮気だから我慢なんでしょ? 彼女の彼氏のバカシンジは」

シンジ「う……っ」


シンジ「あぅ! やめて、刺激しないでよ!」

34: 2012/10/28(日) 09:55:58.49 ID:Fyst0R8k0
シンジ(ああああ、アスカ、アスカ、アスカ、アスカぁぁ)

アスカ「ねえ―――キスしよっか?」

シンジ「え……え?」

アスカ「ぷっ。何よその『キスより先がしたくてたまりません』って顔。浮気したいわけ?」

シンジ「そっ、いや、そんなコト」

アスカ「だから、キスしましょ……ビデオ、いつの間にか終わってるわね」

シンジ「あ……そういえば」

アスカ「やっぱフルの動画じゃないとすぐ切れちゃう。ま、大体覚えたからいいけど」

38: 2012/10/28(日) 10:01:51.93 ID:Fyst0R8k0
アスカ「耳貸して」

シンジ「? う、うん」

ギュッ

シンジ(!? なんで、そこまで密着……うわっ、やわらかぃ……!)

アスカ「シンジ」ボソッ

シンジ「ハっハイぃ!」

42: 2012/10/28(日) 10:11:51.94 ID:Fyst0R8k0
アスカ「ふふ。じゃ、シンジ。キスしよっか? 理由は必要?」

シンジ「ど……どうして、ここまで」

アスカ「愛してるから」

46: 2012/10/28(日) 10:24:31.93 ID:Fyst0R8k0
チュゥゥ

シンジ(あ、あああっ、アスカ……!)

48: 2012/10/28(日) 10:30:53.80 ID:Fyst0R8k0
シンジ「はぁ……っ、はぁ……っ」

シンジ(キスで……)

アスカ「いっちゃったらもう、浮気未満だなんて言い訳、効かないわよね」

シンジ「う゛」

アスカ「ま、キスなんて元から浮気なんだけど」

シンジ「……今さらそれ言わないでよ」

アスカ「ふふん」

53: 2012/10/28(日) 10:39:09.35 ID:o0zLEtbPP
え…

58: 2012/10/28(日) 10:49:19.16 ID:Fyst0R8k0
シンジ「そ、それとこれとは別だろ!?」ガバッ

アスカ「はぁ!? あ、あんた、この期に及んでまだそんなこと言うわけ!?」ガバッ

シンジ「いいじゃないかっ、僕がえるたそをお嫁さんにしてるからってアスカに関係ないっ」

アスカ「よよ嫁? 今嫁って言った???」

シンジ「言ったよ。言ったさ」

アスカ「彼女より昇ってんじゃないのっ!!」

シンジ「昨晩結婚しました」

アスカ「こんのぉぉぉ」

シンジ「ア、アスカ、振りかぶりすぎ……」

アスカ「ばあああああかシンジシイイイイイ!!!!」

ドゴンッ

62: 2012/10/28(日) 10:58:22.00 ID:Xt5s2Z2V0
えるたそならしかたない

65: 2012/10/28(日) 11:01:14.93 ID:Fyst0R8k0
ミサト「んー…」

アスカ「全面的にシンジがバカなのが悪いのよ。むしろ全面的にバカなのよあいつが」

ミサト「まーあれね、ちらほら隠し事されながらなのが気になるけど」

アスカ「……」プイッ

ミサト「気になるけど、そこも察した上でおおむね事情は分かったわ」

ペンペン「クェェ」

ミサト「でもね。さすがに病院送りにするのはやりすぎじゃないかしらって。お姉さん思うわけ」

アスカ「ふん……だいたい、なぁにが『えるたそ』よ。いつの時代のキャラよ」

ミサト「シンジ君ってああ見えて結構レトロ嗜好なのよね」

アスカ「そういう問題!?」

67: 2012/10/28(日) 11:11:56.67 ID:Fyst0R8k0
アスカ「私を納得させるために『いかにえるたそが天使か』を語って聞かせるのよ? 信じられる?」

ミサト「確かに、女心の読めなさは大したもんねぇ……」

ペンペン「クェ!」

ミサト「でもアスカ。アスカにだって問題ないわけじゃないのよ」

アスカ「は?」

ミサト「嫉妬する気持ちは察するけど」

アスカ「嫉妬なんてしてない」

ミサト「……どうせ、正面切って『好き』だとは言わなかったんでしょ?」

アスカ「うぐっ」

68: 2012/10/28(日) 11:13:11.14 ID:Fyst0R8k0
ミサト「きちんとした言葉にしなかったから想いが伝わらなかった。それは相手だけのせいじゃないわ」

アスカ「むぅぅぅ」

ミサト「どーせ『嘘だけど』って前置きでもしてからこっそり色々言ったんでしょうけど」

アスカ「……エスパー?」

ミサト「なんか言った?」

アスカ「わ、私がシンジなんか好きなわけないじゃないっ。勝手な想像しないで!」

ミサト「はいはい」

ペンペン「クエクエ」

73: 2012/10/28(日) 11:23:36.64 ID:Fyst0R8k0
アスカ「もういいでしょ。部屋戻るわ」

ミサト「あ、ちょっとアスカ」

アスカ「勉強するの。シンジのとこには後でお見舞いくらい行っとくわよ!」

バタン!



アスカ「……」カタカタ

アスカ(そうよ。勉強、研究よ!)

アスカ(なにかまた、良さげな工口動画……ライトな色仕掛けでもいいわ……)

アスカ「……」カタカタ

アスカ「今度こそかんっっぺきに悩頃して、アスカは天使です僕のお嫁さんですぅって言わせてやるんだから!!!」

75: 2012/10/28(日) 11:30:02.10 ID:Fyst0R8k0
シンジ「―――はい。どうぞ」

アスカ「ハァイ、シンジ」

シンジ「ア……アス、カ」

アスカ「なーにビビってんのよ。トドメ刺しに来たわけじゃないわよ」

シンジ「そ、そっか。じゃあひょっとして、お見舞いに来てくれたの?」

アスカ「そんなとこ。まあ、やりすぎだったってミサトにも叱られちゃったし。具合はどう?」

シンジ「平気。とにかく大げさなんだよ、ほら、エヴァのことがあるから」

アスカ「ふぅん……にしてもいい個室よね」

78: 2012/10/28(日) 11:37:43.38 ID:Fyst0R8k0
シンジ「アスカ……この前は、僕、調子に乗っちゃってごめ」

アスカ「ほとんどあんた一人で過ごしてるわけ?」

シンジ「え?」

アスカ「あまり人は来ないかって聞いてるの」

シンジ「う、うん。決まった時間以外は」

アスカ「監視カメラは?」

シンジ「なんでそんな……平時んまでチェックされるようなカメラはついてないって聞いてる」

アスカ「お風呂とかどうしてるの」

シンジ「傷んでるところを庇いながらだけど、入らせてもらえてるけど」

アスカ「へえ」

シンジ「ど、どうしたの。なんか怖いよ」

アスカ「退屈じゃない?」

シンジ「え……そりゃまぁ、退屈ではある……かな」

アスカ「退屈なら―――しよっか? バカシンジ」

79: 2012/10/28(日) 11:42:20.27 ID:Fyst0R8k0
終わり

80: 2012/10/28(日) 11:43:32.65 ID:D+Dhas/70

81: 2012/10/28(日) 11:44:02.38 ID:4Ar5T+dd0

83: 2012/10/28(日) 11:49:54.80 ID:NcfRTFxGO
おっつ

84: 2012/10/28(日) 11:53:45.83 ID:WflfoRH00

アスカってかわいいんだな。知らんかった

引用元: アスカ「キスまでは浮気じゃないわよね?バカシンジ」