2: 2016/12/25(日) 01:37:36.89 ID:NhdsdkHU0
まゆ「いきたいんですよねぇ」

モバP「ダメだ。いくらアンダーザデスクの御褒美につっても」

まゆ「いきたいですよねぇ?輝子ちゃんに乃々ちゃん?」

輝子「私は、ベニテングダケのシャツが欲しいけど…親友の家も興味ある」

乃々「森久保は辞めたいんですけど…」

モバP「家も無理だし、辞めるなんて言うなよ森久保ォ!」

まゆ「プロデューサーさんのおうちに連れてってくれないなら、まゆアイドルやめます」

モバP「そこまでして?」

まゆ「はい」

モバP「はぁ、わかったよ」

まゆ「わーい」

まゆ「おふたりもそれでいいですよね?」

輝子「まゆさんがいいなら、私はいいぞ」

乃々「森久保も、キノコさんと同じですけど…」

まゆ「ならきまりですね!」

3: 2016/12/25(日) 01:38:14.01 ID:NhdsdkHU0
まゆ「意外とおっきい一軒家ですねぇ」

モバP「家のこと褒められても嬉しくないな」

まゆ「ふふっ、将来はプロデューサーさんと2人で…」

輝子「まゆさん、なんだか楽しそうだな」

乃々「はぁ…やっぱり帰りたい…」

モバP「まぁなにもないけど、どうぞ」ガチャ

まゆ「おじゃましまぁす」

輝子乃々「おじゃまします」

まゆ「色々お部屋がありますねぇ」

輝子「プロデューサー、見て回ってもいいか?」

モバP「別にいいけど、そこの部屋には入らないでくれよ」

輝子「ありがとう…キノコが喜ぶ場所、探してくる…」

乃々「じゃあ森久保はキノコさんについていきます…」

モバP「おう」

まゆ「プロデューサーさん、寝室は?」

モバP「えっ」

4: 2016/12/25(日) 01:38:57.57 ID:NhdsdkHU0
まゆ「ベッドダーイブ」ボスッ

まゆ「プロデューサーさんの匂いがしますねぇ」スンスン

モバP「そんなに臭うか?」

まゆ「いい匂いですよぉ。まるで、プロデューサーさんに抱きしめられてるような」

モバP「おいおい、ウトウトしてるなよ」

輝子「なんだか気持ちよさそうだな」

乃々「まゆさん…なにしてるんですか?」

まゆ「プロデューサーさんにだかれてまぁす」

乃々「えぇ…」

モバP「キノコにいい場所見つかったか?」

輝子「あんまりなかった…」

モバP「それは残念だな」

乃々「べっどだーいぶ」ポスッ

輝子「ヒャッハー」ポスッ

5: 2016/12/25(日) 01:41:33.84 ID:NhdsdkHU0
モバP「夕飯の時間だな、お前ら帰らなくて大丈夫か?」

まゆ「時間までに帰れば大丈夫ですよぉ。まゆがなにかつくりましょうか?」

モバP「客人にそんたことさせるのはなぁ」

乃々「でも、わがまま言って来てますし…手伝えることはしたいです…けど」

輝子「私にも、出来ることあったら、言ってくれ」

モバP「うーん、食料がないからなぁ、なに作るか決めてくれたら買ってこようか」

まゆ「プロデューサーさんはなにか食べたいものありませんか?」

モバP「特にないかなぁ」

まゆ「ハンバーグなんてどうでしょう」

乃々「賛成です…」

輝子「まゆさんのハンバーグ…美味しそうだな」

モバP「わかった。ちょっと買ってくるから、留守番よろしくな」

6: 2016/12/25(日) 01:42:12.71 ID:NhdsdkHU0
まゆ「暇、ですねぇ」

乃々「机…机…」

輝子「親友が言ってた、入るなって部屋、なにがあるんだ…?」

まゆ「まゆ達にまで隠したいこと…はっ」

まゆ(えOちなもの!?)

乃々「流石に、見せたくないものを詮索するのは…どうかと思うんですけど」

輝子「気になる…」

まゆ(えOちなもの…まゆに隠す…)

乃々「例え気になっても…」 

まゆ「プロデューサーさんのいけずぅ」ダッ

乃々「まゆさん!?」

輝子「やばいよな…フフ」

まゆ「プロデューサーさんの全て受け入れてあげますよぉ」ガチャ

輝子「まゆさん、開けちゃったのか…」

乃々「ああ…プロデューサーに怒られる…」

まゆ「」

輝子「まゆさん?」

乃々「どうかしたんですか?」

まゆ「」

輝子「ただのしかばねのようだ」

乃々「頃しちゃダメですよ」 

輝子「まゆさんは何を見たんだろ…」

乃々「あっキノコさんまで」

輝子「なんだこれ…写真か?」

7: 2016/12/25(日) 22:06:04.53 ID:NhdsdkHU0
乃々「ヒイッ!」

輝子「大丈夫かボノノさん?」

乃々「もうむーりぃ…はやく閉めて…」

輝子「あ、あぁ…」バタン

乃々「あれ、ホラーじゃないですか…」

輝子「サスペンスで見たことあるぞ、ストーカーのやつだろ…フヒ」

乃々「部屋中にびっしり…あんなの見ちゃいけないやつですよ」

まゆ「はっ」

輝子「おお、まゆさん、生き返ったか」

乃々「はやく…リビングに」

まゆ「そ、そうですね」

8: 2016/12/25(日) 22:07:33.21 ID:NhdsdkHU0
輝子「親友はストーカーだったのか…なんだか辛いな…」

乃々「森久保もです…なんだか複雑…」

まゆ「……」

輝子「まゆさん、大丈夫か?」

まゆ「うん…」

乃々「無理しない方がいいですよ」

モバP「ただいまー」

3人「!」ビクッ

モバP「おかえりくらい言ってくれよー」

3人「お、おかえりなさい…」

モバP「よっしゃーまゆのハンバーグだー!」

9: 2016/12/25(日) 22:18:11.84 ID:NhdsdkHU0
乃々(会話がない…ハンバーグは美味しいです…)

モバP「ごちそうさまでした。美味しかったよ、ありがとうまゆ」

まゆ「お粗末さまでした」

モバP「毎日食べたいくらいだよ」

まゆ「言ってくださったら毎日お弁当作りますよぉ?」

モバP「ありがたいけど、お前の負担になるだろ」

まゆ「でも…」

モバP「こうしてると、なんだか家族みたいだな」

まゆ「あう」

輝子「家族か、そういうのもいいな」

乃々「あはは…」

10: 2016/12/25(日) 22:18:42.79 ID:NhdsdkHU0
モバP「食後になにか飲むか?」

まゆ「おかまいなく」

輝子「私も…いい」

乃々「森久保も…」

モバP「そうか」

モバP「ところで」

3人「!?」ビクッ

モバP「部屋入っただろ」

11: 2016/12/26(月) 02:17:51.82 ID:TI1j8iQf0
まゆ「ごめんなさい。どうしても気になったんです」

輝子「すまない親友。でもまゆさんは悪くないぞ…言い出したのは私だからな」

乃々「止められなくてごめんさない…」

モバP「素直に謝れて偉いな」

乃々(このままじゃ監禁される…うう)

モバP「ついてきなさい」

乃々(詰んだ)

12: 2016/12/26(月) 02:18:29.93 ID:TI1j8iQf0
モバP「ほら」ガチャ

乃々「ヒッ…ってあれ?」

輝子「…?」

まゆ「…」

モバP「どうした?」

乃々(写真の代わりに部屋を埋め尽くしてるのは大量のスケジュール表?それでも充分怖いですけど…)

乃々「いえ、なんでも…ないです」

モバP「ほら!今度のライブで着るアンダーザデスクの衣装だ!」

まゆ「かわいい衣装ですね!」

輝子「おお、フリフリだな」

乃々「森久保には可愛すぎて…むーりぃー」

モバP「あれ?お前達見たんじゃないの」

まゆ「あの…開けただけというか…」

モバP「そういうことか。ドアがしまってなかったからてっきり…」

13: 2016/12/26(月) 02:20:01.27 ID:TI1j8iQf0
モバP「事務所においてたらバレると思ってこっちで保管してたんだが…プレゼントだよ」

まゆ「ありがとうございます。プロデューサーさん」

輝子「ありがとう親友…」

乃々「ありがとう、ございます…でも、むーりぃ」

モバP「気に入ってくれて何よりだ」

輝子「あの…親友?」

モバP「どうした?」

輝子「私が見たのは、スケジュール表じゃなくて写真…だったんだけど?」

モバP「ちらっとしか見てないんなら、写真に見えなくもないんじゃないか?」

乃々「でも、なんでそれを壁に貼ってるんですか…?」

モバP「これはただ単に忘れないようにっていう…」

まゆ「家でも仕事ですかぁ、まゆたちのことを思って…」

輝子「仕事しすぎはダメ、だぞ」

乃々「凛さん主演のドラマ…楓さんが出てる映画…色々持ってるんですね…」

14: 2016/12/26(月) 02:23:47.86 ID:TI1j8iQf0
モバP「触ってもいいけど、ちゃんと直してくれよ」

まゆ「アルバムに写真集に…」

輝子「まゆさんのも…あるぞ」

乃々「あれ…これ、字体が違う…」ペラッ

乃々「」

モバP「ん、乃々、なにかあったか」

乃々「いえ!なにも!」

輝子「変なボノノさん、だな…フヒ」

乃々(言えない…裏にびっしりプロデューサーのこと書いてあったなんて…)

まゆ「うふふ」


おわり

15: 2016/12/26(月) 02:24:20.22 ID:TI1j8iQf0
駄文にお付き合いくださりありがとうございました。

16: 2016/12/26(月) 04:09:40.07 ID:7zysY15PO
まゆはプロデューサーさん呼びじゃ…

17: 2016/12/26(月) 09:30:50.36 ID:ulC31k+lO
結局どういうことだってばよ・・・

引用元: 佐久間まゆ「プロデューサーのおうちに」