1: 2016/06/18(土) 22:06:31.18
承太郎「…ふう、もうプッチとの戦いから1年くらいか」
承太郎「昏睡してたり、時が加速したのもあると思うが」
承太郎「もう、かなり経っているんだな…」
ピンポーン
承太郎「…誰だ?」ガチャ
アナスイ「承太郎さん!」
承太郎「……スタープラチナ」スッ
アナスイ「ああ!承太郎さん!待って下さい!」
2: 2016/06/18(土) 22:06:55.30 ID:ikc8AsNL0
アナスイ「娘さんと、徐輪との結婚をお許しください!」
アナスイ「まだ、許すをいただいていないんです!許すを!」
承太郎「…やれやれ。まだ徐輪は20になったばっかりだぞ」
承太郎「確かにお前は頼りになってたが、まだ早い」
承太郎「それに、徐輪と話したのか_?」
アナスイ「徐輪からは了承を貰ってます!あとは承太郎さんだけなんです!」
承太郎「…今日は帰っておいてくれ」クイッ
アナスイ「まだ、許すをいただいていないんです!許すを!」
承太郎「…やれやれ。まだ徐輪は20になったばっかりだぞ」
承太郎「確かにお前は頼りになってたが、まだ早い」
承太郎「それに、徐輪と話したのか_?」
アナスイ「徐輪からは了承を貰ってます!あとは承太郎さんだけなんです!」
承太郎「…今日は帰っておいてくれ」クイッ
3: 2016/06/18(土) 22:07:23.00 ID:ikc8AsNL0
アナスイ「そんな!待って下さい承太郎さん!」
承太郎「…鬱陶しいぜ」
スタープラチナ「オラアッ!」ドゴォ
アナスイ「!_」グハッ
承太郎「安心しな…手加減しておいてやったぜ」ガチャ
アナスイ「…これぐらいでへこたれるか…」
徐輪「大丈夫?アナスイ」
アナスイ「大丈夫だ…手加減してくれたしな…」
承太郎「…鬱陶しいぜ」
スタープラチナ「オラアッ!」ドゴォ
アナスイ「!_」グハッ
承太郎「安心しな…手加減しておいてやったぜ」ガチャ
アナスイ「…これぐらいでへこたれるか…」
徐輪「大丈夫?アナスイ」
アナスイ「大丈夫だ…手加減してくれたしな…」
4: 2016/06/18(土) 22:07:59.87 ID:ikc8AsNL0
徐輪「…まったく、父さんはいつまで私を子供だと思ってるのよ」
アナスイ「…とりあえず、今日は一度帰ろう。もしかしたら服装が悪かったのかもしれないしな」
徐輪「あ!そういえば前コートとかあったじゃない。あれを着れば?」
アナスイ「…よし、次はそれにしよう」
徐輪「あと、エルメェス達にも相談してみる?」
アナスイ「そうだな…一度呼びかけてみるか」
5: 2016/06/18(土) 22:08:34.70 ID:ikc8AsNL0
承太郎「…行ったか」
承太郎「……もう徐輪もそんな年なんだな」
承太郎「時間が経つのは早い…結婚までの時間を少しでも長くするため時を止めまくろうか」
承太郎「スタープラチナ・ザ・ワールド!」
ドォーン
承太郎「…1、2、3……」
カチリ
承太郎「…3秒までしか止められないな」
6: 2016/06/18(土) 22:09:03.66 ID:ikc8AsNL0
承太郎「……それよりまず、どうするか考えないとな」
承太郎「……」
承太郎「こういう時に相談できる人がいればいいが…よくよく考えたら」
承太郎「アイツらは、居ないんだったな。ジジイも一か月前に死んだし」
承太郎「……いや、ポルナレフとなら話せるな。今すぐイタリアに行こう」
承太郎「……」
承太郎「こういう時に相談できる人がいればいいが…よくよく考えたら」
承太郎「アイツらは、居ないんだったな。ジジイも一か月前に死んだし」
承太郎「……いや、ポルナレフとなら話せるな。今すぐイタリアに行こう」
7: 2016/06/18(土) 22:10:13.19 ID:ikc8AsNL0
イタリア パッショーネ
ポルナレフ「…久し振りだな。承太郎」
承太郎「ああ、そうだな…もう結構変わってるがな」
承太郎「死んでも生き続けてるあたり、凄いな」
ポルナレフ「お前もずいぶん老けた…いや、むしろ若返ってないか?お前の場合」
承太郎「筋肉が落ちただけだ」
ポルナレフ「そうか…ところで久しぶりに煙草クルって5本やりながらコーラを飲み干す奴をやってくれないか?」
承太郎(…俺はもう煙草を吸わないと決めたんだが…まあ旧友と会えたんだ)
承太郎「いいだろう。やってやる」
ポルナレフ「…久し振りだな。承太郎」
承太郎「ああ、そうだな…もう結構変わってるがな」
承太郎「死んでも生き続けてるあたり、凄いな」
ポルナレフ「お前もずいぶん老けた…いや、むしろ若返ってないか?お前の場合」
承太郎「筋肉が落ちただけだ」
ポルナレフ「そうか…ところで久しぶりに煙草クルって5本やりながらコーラを飲み干す奴をやってくれないか?」
承太郎(…俺はもう煙草を吸わないと決めたんだが…まあ旧友と会えたんだ)
承太郎「いいだろう。やってやる」
8: 2016/06/18(土) 22:10:46.58 ID:ikc8AsNL0
ポルナレフ「確かアスワン以来だったか?俺はいっつも5個やって飲むのができなかったな…」
承太郎「…アスワンでやったか?まあいい。じゃあさっそくやるぞ」カチッ
承太郎「…」パクッ
承太郎「……」ゴクゴク
ポルナレフ「おお!やっぱり凄いな、承太郎!」
承太郎「ひさしぶりだが出来るもんだな」
承太郎「…で、これからが本題何だが」
承太郎「…アスワンでやったか?まあいい。じゃあさっそくやるぞ」カチッ
承太郎「…」パクッ
承太郎「……」ゴクゴク
ポルナレフ「おお!やっぱり凄いな、承太郎!」
承太郎「ひさしぶりだが出来るもんだな」
承太郎「…で、これからが本題何だが」
9: 2016/06/18(土) 22:11:56.63 ID:ikc8AsNL0
ポルナレフ「新しいスタンド使いか?ならジョルノ達に相談した方がいいが」
承太郎「いや、娘が彼氏と結婚しようとしている」
ポルナレフ「ああ、お前の娘か…子供もそういう風になって、グッドニュースじゃないか」ウンウン
承太郎「それで、どうやって接すればいいのかがわからない」
承太郎「相談できそうなのがお前しかいない。頼む」
ポルナレフ「…まさかそのためだけにイタリアまできたのか?」
承太郎「ああ。そうだが」
承太郎「いや、娘が彼氏と結婚しようとしている」
ポルナレフ「ああ、お前の娘か…子供もそういう風になって、グッドニュースじゃないか」ウンウン
承太郎「それで、どうやって接すればいいのかがわからない」
承太郎「相談できそうなのがお前しかいない。頼む」
ポルナレフ「…まさかそのためだけにイタリアまできたのか?」
承太郎「ああ。そうだが」
10: 2016/06/18(土) 22:12:54.15 ID:ikc8AsNL0
ポルナレフ「…あ、彼氏が悪いとかか?」
承太郎「いや、彼がいなかったら多分俺は死んでたと思う」
承太郎「仲もよさそうだし、性格はまあ徐輪なら大丈夫だろう」
ポルナレフ「なら良くないか…?」
承太郎「だが、徐輪はまだ結婚するまでには早い」
ポルナレフ「……お前も結構速く結婚してただろ」
承太郎「…」
承太郎「いや、彼がいなかったら多分俺は死んでたと思う」
承太郎「仲もよさそうだし、性格はまあ徐輪なら大丈夫だろう」
ポルナレフ「なら良くないか…?」
承太郎「だが、徐輪はまだ結婚するまでには早い」
ポルナレフ「……お前も結構速く結婚してただろ」
承太郎「…」
11: 2016/06/18(土) 22:13:29.11 ID:ikc8AsNL0
ポルナレフ「…まあ、もう少ししっっかりと考えておいたほうがいいことだが」
ポルナレフ「少し過保護だと思うぞ。子供が大きくなってることに親は案外気付かないものだしな」
承太郎「…ああ、そうだな」
「すいません、ポルナレフさん」
ポルナレフ「ああ、すまない。少し待ってくれ」
ポルナレフ「…名残惜しいが、もうすぐ仕事だからな。すまない」
承太郎「なに、無理を言ったのは俺の方だ。相談に乗ってくれてありがとうな」
ポルナレフ(…アイツも変わったな)
ポルナレフ「少し過保護だと思うぞ。子供が大きくなってることに親は案外気付かないものだしな」
承太郎「…ああ、そうだな」
「すいません、ポルナレフさん」
ポルナレフ「ああ、すまない。少し待ってくれ」
ポルナレフ「…名残惜しいが、もうすぐ仕事だからな。すまない」
承太郎「なに、無理を言ったのは俺の方だ。相談に乗ってくれてありがとうな」
ポルナレフ(…アイツも変わったな)
12: 2016/06/18(土) 22:14:52.16 ID:ikc8AsNL0
承太郎「…帰ってきたが、飛行機でも結局考えがつかなかったな」
承太郎「どうするか…ん?」
ピンポーン
承太郎「…またか。少し待ってろ……」ガタ
コトン
承太郎(む、何か落としたな)
承太郎「…これは」
承太郎「……砂漠で取った写真か」
13: 2016/06/18(土) 22:15:52.60 ID:ikc8AsNL0
承太郎「…そういえば、俺達が旅に出るきっかけは」
承太郎「お袋を救うためだったな…」
承太郎「……いつのまにか俺の方が娘に救われてて…」
承太郎「…今のおれは子離れ出来てないだけの、あのアマと同じ…いやそれより下だな」
承太郎「…」ガチャ
アナスイ「承太郎さん!今日こそ許しを…!」
徐輪「父さん!」
承太郎「…あがれ」
承太郎「お袋を救うためだったな…」
承太郎「……いつのまにか俺の方が娘に救われてて…」
承太郎「…今のおれは子離れ出来てないだけの、あのアマと同じ…いやそれより下だな」
承太郎「…」ガチャ
アナスイ「承太郎さん!今日こそ許しを…!」
徐輪「父さん!」
承太郎「…あがれ」
14: 2016/06/18(土) 22:16:24.30 ID:ikc8AsNL0
アナスイ「え?そ、それって」
承太郎「少し反省した。もう少し話し合って決めるようにしよう」
徐輪「父さん!きゅ、急にどうかしたの?スタンド攻撃?」
承太郎「…急に孫の顔がみたくなった。これでいいだろう」
アナスイ「…や、やった!やったぞ!」
承太郎「…まだ決まったわけじゃあないぞ」
アナスイ「は、はい!」
承太郎「少し反省した。もう少し話し合って決めるようにしよう」
徐輪「父さん!きゅ、急にどうかしたの?スタンド攻撃?」
承太郎「…急に孫の顔がみたくなった。これでいいだろう」
アナスイ「…や、やった!やったぞ!」
承太郎「…まだ決まったわけじゃあないぞ」
アナスイ「は、はい!」
15: 2016/06/18(土) 22:17:07.07 ID:ikc8AsNL0
承太郎「…やっぱり、刑務所で会った時よりも、ケープカナベラルよりも大きくなってるな。徐輪」
徐輪「え?き、急にどうしたのよ」
承太郎「いや、お前は見てないところで大きくなってたんだなって思っただけだ」
アナスイ(…許しがもらえるかもしれない、承太郎さん、ありがとうございます!)
承太郎「…だが、俺に勝てなくちゃあ許可は下りないぞ」
アナスイ「ええ!?」
徐輪「ええ!?父さん、なんでよ!?」
徐輪「え?き、急にどうしたのよ」
承太郎「いや、お前は見てないところで大きくなってたんだなって思っただけだ」
アナスイ(…許しがもらえるかもしれない、承太郎さん、ありがとうございます!)
承太郎「…だが、俺に勝てなくちゃあ許可は下りないぞ」
アナスイ「ええ!?」
徐輪「ええ!?父さん、なんでよ!?」
16: 2016/06/18(土) 22:17:35.00 ID:ikc8AsNL0
承太郎「俺より強くなって、徐輪を守れるようになれ。いいな」
徐輪「いや、ちょっと!」
アナスイ「…これは、試練だ。俺が徐輪と結婚するための試練とうけとりました」
アナスイ「ダイバーダウン!」
承太郎「かかってこい、アナスイ!」
アナスイ(絶対に、承太郎さんに認めさせてみせる!)
…結局、許可が下りたのは、今から2年近く後だった。
./|_________< To Be Continued||||
.\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
徐輪「いや、ちょっと!」
アナスイ「…これは、試練だ。俺が徐輪と結婚するための試練とうけとりました」
アナスイ「ダイバーダウン!」
承太郎「かかってこい、アナスイ!」
アナスイ(絶対に、承太郎さんに認めさせてみせる!)
…結局、許可が下りたのは、今から2年近く後だった。
./|_________< To Be Continued||||
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17: 2016/06/18(土) 22:18:18.40 ID:ikc8AsNL0
終わり
もしも生き残ってたらって思いつき
もしも生き残ってたらって思いつき
18: 2016/06/18(土) 22:40:10.20 ID:2EjETi6F0
乙
引用元: 承太郎「徐輪が結婚しようとしている」
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