1: 2010/07/14(水) 23:25:21.70 ID:VWbJqTst0
梓「なんですか藪から棒に」
紬「最近占いにハマってるのよ」
梓「はぁ」
紬「ね?ちょっとだけだから」
梓「別に構いませんけど……」
紬「最近占いにハマってるのよ」
梓「はぁ」
紬「ね?ちょっとだけだから」
梓「別に構いませんけど……」
2: 2010/07/14(水) 23:27:10.19 ID:VWbJqTst0
紬「ありがとう。大丈夫、痛くしないから。休憩するだけだから」
梓「ホテルに行くわけじゃないんですから」
紬「早速見てあげる!」
梓「お手柔らかにお願いすめし」
紬「じゃあ準備するわね!」コトッ
梓「……なんですかこれ?」
梓「ホテルに行くわけじゃないんですから」
紬「早速見てあげる!」
梓「お手柔らかにお願いすめし」
紬「じゃあ準備するわね!」コトッ
梓「……なんですかこれ?」
4: 2010/07/14(水) 23:27:57.74 ID:VWbJqTst0
紬「ビー玉だけど?」
梓「なんでまた」
紬「水晶玉が手に入らなかったの」
梓「しょぼっ」
紬「細かいことはいいのよ」
梓「結構大きなことだと思いますよ?」
梓「なんでまた」
紬「水晶玉が手に入らなかったの」
梓「しょぼっ」
紬「細かいことはいいのよ」
梓「結構大きなことだと思いますよ?」
5: 2010/07/14(水) 23:28:41.36 ID:VWbJqTst0
紬「お香焚くわね。それっぽいから」
梓「ムギ先輩って結構形から入るタイプなんですね」
紬「さてと。じゃあいきま~す」
梓「ムギ先輩って結構形から入るタイプなんですね」
紬「さてと。じゃあいきま~す」
6: 2010/07/14(水) 23:29:32.11 ID:VWbJqTst0
梓「……くさっ。なんかお婆ちゃんの匂いがします」
紬「毎日香よ♪」
梓「お線香じゃないですか」
紬「ちゃんとしたお香が手に入らなかったの」
梓「なんで毎日香を置こうと思ったんですか」
紬「だって、カッコイイじゃない毎日香」
梓「全面的に否定せざるを得ない」
紬「毎日香~それは~君が見た光~♪」
梓「それは青雲ですよ」
紬「毎日香よ♪」
梓「お線香じゃないですか」
紬「ちゃんとしたお香が手に入らなかったの」
梓「なんで毎日香を置こうと思ったんですか」
紬「だって、カッコイイじゃない毎日香」
梓「全面的に否定せざるを得ない」
紬「毎日香~それは~君が見た光~♪」
梓「それは青雲ですよ」
7: 2010/07/14(水) 23:30:14.44 ID:VWbJqTst0
紬「そうだったかしら。じゃあ消すわ」
梓「急に醒めたっ。なんですかその毎日香に対する執着」
紬「私、三遊亭楽太郎さんが大好きなの♪」
梓「今は円楽ですよ」
紬「あら、私としたことが」
梓「急に醒めたっ。なんですかその毎日香に対する執着」
紬「私、三遊亭楽太郎さんが大好きなの♪」
梓「今は円楽ですよ」
紬「あら、私としたことが」
8: 2010/07/14(水) 23:31:14.01 ID:VWbJqTst0
紬「おほん。では、そなたの前世を視てしんぜよう」
梓「よろしくお願いしますだー」ハハァー
紬「ちちんぷいぷいの~ぷいっ」
梓「その呪文を聞いたの今世紀に入って初です」
紬「むむむ……」
梓「よろしくお願いしますだー」ハハァー
紬「ちちんぷいぷいの~ぷいっ」
梓「その呪文を聞いたの今世紀に入って初です」
紬「むむむ……」
9: 2010/07/14(水) 23:32:02.17 ID:VWbJqTst0
梓「線香臭い部屋でビー玉を覗き込むムギ先輩……」
紬「ムギギギギギ……!」
梓「青雲じゃなくて青筋が浮いてますよ」
紬「……うん!整いました!」
梓「ほほう。そのこころは」
紬「ムギギギギギ……!」
梓「青雲じゃなくて青筋が浮いてますよ」
紬「……うん!整いました!」
梓「ほほう。そのこころは」
12: 2010/07/14(水) 23:33:28.45 ID:VWbJqTst0
紬「梓ちゃんの前世は!」
梓「うんうん」
紬「アメリカでジャズ奏者をやっていた!」
梓「うんうん!」
紬「黒人よ!」
梓「」
梓「うんうん」
紬「アメリカでジャズ奏者をやっていた!」
梓「うんうん!」
紬「黒人よ!」
梓「」
13: 2010/07/14(水) 23:34:13.65 ID:VWbJqTst0
紬「お後がよろしいようで」
梓「勝手に終わらないで下さい」
紬「どうしたの?」
梓「聞きたいことが山ほどあるんですけど」
紬「どんとこいです!」
梓「……そんな詳しくわかるもんなんですか?」
紬「ええ!ちなみにバツ一子持ちの男性で糖尿を患っていたわ!」
梓「細かすぎません!?」
紬「それほどでも♪」
梓「いや……凄いですけど、褒めてないですよ?……それに黒人て」
梓「勝手に終わらないで下さい」
紬「どうしたの?」
梓「聞きたいことが山ほどあるんですけど」
紬「どんとこいです!」
梓「……そんな詳しくわかるもんなんですか?」
紬「ええ!ちなみにバツ一子持ちの男性で糖尿を患っていたわ!」
梓「細かすぎません!?」
紬「それほどでも♪」
梓「いや……凄いですけど、褒めてないですよ?……それに黒人て」
15: 2010/07/14(水) 23:34:57.30 ID:VWbJqTst0
紬「あら、梓ちゃん。差別はいけないわよ」
梓「差別してるわけじゃありません。私は人種差別と黒人が大嫌いなんです」
紬「これが本当のブラックジョークね♪」
梓「HAHAHA!」
梓「差別してるわけじゃありません。私は人種差別と黒人が大嫌いなんです」
紬「これが本当のブラックジョークね♪」
梓「HAHAHA!」
17: 2010/07/14(水) 23:36:00.32 ID:VWbJqTst0
紬「ほら、早速黒人っぽさが出てるわ」
梓「いまのは悪乗りしただけですよマザファッカー」
紬「サノバビXチ!」
梓「シット!」
紬「ファック!」
紬梓「「HAHAHAHAHA!」」
梓「いまのは悪乗りしただけですよマザファッカー」
紬「サノバビXチ!」
梓「シット!」
紬「ファック!」
紬梓「「HAHAHAHAHA!」」
19: 2010/07/14(水) 23:36:45.38 ID:VWbJqTst0
梓「と、まぁおふざけはここまでにして」
紬「えぇ?もっとやりましょうよ、黒人ごっこ!」
梓「いやもういいですから」
紬「YOメ~ン!」チェキチェキ
梓「やめて」
紬「ごめんなさい。つい楽しくって」
梓「わかればよろしいです」
紬「えぇ?もっとやりましょうよ、黒人ごっこ!」
梓「いやもういいですから」
紬「YOメ~ン!」チェキチェキ
梓「やめて」
紬「ごめんなさい。つい楽しくって」
梓「わかればよろしいです」
21: 2010/07/14(水) 23:37:49.96 ID:VWbJqTst0
梓「改めて確認しますと」
紬「はいはい」
梓「私の前世は黒人なんですね?」
紬「ええ!」
梓「バツ一子持ちで糖尿の?」
紬「Exactly(その通りよ梓ちゃん)」
紬「はいはい」
梓「私の前世は黒人なんですね?」
紬「ええ!」
梓「バツ一子持ちで糖尿の?」
紬「Exactly(その通りよ梓ちゃん)」
22: 2010/07/14(水) 23:38:31.28 ID:VWbJqTst0
梓「……どうもフに落ちないなぁ」
紬「でも梓ちゃんの前世を裏付ける証拠はあるわよ」
梓「にゃんですと」
紬「ええ。梓ちゃんは日焼けしやすいわよね?」
梓「はい…先輩達と一緒に遊んでても、何故か私だけ真っ黒になっちゃうんですよね」
紬「ほら、それよ」
紬「でも梓ちゃんの前世を裏付ける証拠はあるわよ」
梓「にゃんですと」
紬「ええ。梓ちゃんは日焼けしやすいわよね?」
梓「はい…先輩達と一緒に遊んでても、何故か私だけ真っ黒になっちゃうんですよね」
紬「ほら、それよ」
23: 2010/07/14(水) 23:39:24.16 ID:VWbJqTst0
梓「……ちょ、ちょっと待って下さい」
紬「?」
梓「え?その…え?…私が日焼けしやすいのは、前世が黒人だったからなんですか?」
紬「そうねぇ……それ以外の理由はちょっと考えつかないわねぇ……」
梓「ちくしょう」
紬「?」
梓「え?その…え?…私が日焼けしやすいのは、前世が黒人だったからなんですか?」
紬「そうねぇ……それ以外の理由はちょっと考えつかないわねぇ……」
梓「ちくしょう」
24: 2010/07/14(水) 23:40:45.86 ID:VWbJqTst0
紬「まあまあ。私は前世がなんだって、梓ちゃんが好きよ?」
梓「ムギ先輩……」
紬「それに昔から言うでしょ?『結構毛だらけ猫灰だらけ、梓のおしりは糞だらけ』って」
梓「...FaOk you」
紬「oh...miss spell」
紬「FuOk you」
梓「FuOk you」
紬「good!
その後、一緒に演奏をして、友人になった」
梓「ムギ先輩……」
紬「それに昔から言うでしょ?『結構毛だらけ猫灰だらけ、梓のおしりは糞だらけ』って」
梓「...FaOk you」
紬「oh...miss spell」
紬「FuOk you」
梓「FuOk you」
紬「good!
その後、一緒に演奏をして、友人になった」
25: 2010/07/14(水) 23:42:39.68 ID:VWbJqTst0
梓「また話がずれた」
紬「梓ちゃん、お尻痒くならないの?」
梓「ちゃんと拭いてるんで、憐れみをもった目を向けてくださらなくて結構です」
紬「ごめんね?でも今のは梓ちゃんも悪いわよ」
梓「一ミリも悪くないです。前世と全く関係無かったし……あ、あと聞きたいんですけど」
紬「何?私の好きなタイプ?」
梓「No,thank you」
紬「名曲よね。ちなみに私は沢田研二がタイプよ」
紬「梓ちゃん、お尻痒くならないの?」
梓「ちゃんと拭いてるんで、憐れみをもった目を向けてくださらなくて結構です」
紬「ごめんね?でも今のは梓ちゃんも悪いわよ」
梓「一ミリも悪くないです。前世と全く関係無かったし……あ、あと聞きたいんですけど」
紬「何?私の好きなタイプ?」
梓「No,thank you」
紬「名曲よね。ちなみに私は沢田研二がタイプよ」
26: 2010/07/14(水) 23:43:23.31 ID:VWbJqTst0
梓「意外ですね。ズーレーかと思ってたのに」
紬「ズーレーがナオンとギロッポンでスーシーをクーウー」
梓「後半業界用語じゃないですよ」
紬「私バイだから♪」
梓「いらない知識で脳細胞を無駄に使ってしまいました」
紬「明日使えるものばかりでしたね♪」
梓「……また話がレズた」
紬「ズーレーがナオンとギロッポンでスーシーをクーウー」
梓「後半業界用語じゃないですよ」
紬「私バイだから♪」
梓「いらない知識で脳細胞を無駄に使ってしまいました」
紬「明日使えるものばかりでしたね♪」
梓「……また話がレズた」
27: 2010/07/14(水) 23:44:10.32 ID:VWbJqTst0
紬「で、何が聞きたいの?」
梓「ええっと、私が音楽が好きなのは前世が原因なんですか?」
紬「ああ、それは逆よ逆」
梓「逆?」
紬「そうよ!前世がジャズ奏者だったから音楽が好きなんじゃないの」
紬「梓ちゃんが音楽好きだから前世をジャズ奏者にしたのよ!」
梓「ええっと、私が音楽が好きなのは前世が原因なんですか?」
紬「ああ、それは逆よ逆」
梓「逆?」
紬「そうよ!前世がジャズ奏者だったから音楽が好きなんじゃないの」
紬「梓ちゃんが音楽好きだから前世をジャズ奏者にしたのよ!」
28: 2010/07/14(水) 23:45:25.99 ID:VWbJqTst0
梓「……ちょ、ちょっと…え?どういうことなの?」
紬「?」
梓「え…前世…え?」
紬「梓ちゃん落ち着いて!ゆっくりでいいわよ。まずは友達から始めましょ」
梓「いやそうじゃなくて……なんか色々逆ですよね?」
紬「なにが逆なのかしら?」
紬「ハッ!?まさか友達からじゃなくて逆にセッ○クスから始めようってこと!?」
梓「聞いてください。ねぇ、聞いてください」
紬「?」
梓「え…前世…え?」
紬「梓ちゃん落ち着いて!ゆっくりでいいわよ。まずは友達から始めましょ」
梓「いやそうじゃなくて……なんか色々逆ですよね?」
紬「なにが逆なのかしら?」
紬「ハッ!?まさか友達からじゃなくて逆にセッ○クスから始めようってこと!?」
梓「聞いてください。ねぇ、聞いてください」
30: 2010/07/14(水) 23:46:24.00 ID:VWbJqTst0
梓「明らかにおかしいですよ」
紬「そうかしら?まあいいじゃない」
梓「この問題は流せないですよ」
紬「じゃあどこがおかしいっていうの?」
梓「まず眉毛がおかしい」
紬「それを言っちゃあおしまいよ」
梓「ごめんなさい」
紬「いいわよ」
梓「あはは」
紬「うふふ」
紬「そうかしら?まあいいじゃない」
梓「この問題は流せないですよ」
紬「じゃあどこがおかしいっていうの?」
梓「まず眉毛がおかしい」
紬「それを言っちゃあおしまいよ」
梓「ごめんなさい」
紬「いいわよ」
梓「あはは」
紬「うふふ」
31: 2010/07/14(水) 23:47:11.10 ID:VWbJqTst0
梓「もうズバリ言いますけど」
紬「なんでしょう」
梓「私の今のイメージからそれっぽい前世を言ってますよね?」
紬「そうよ!」バーン
梓「今までの会話はなんだったんだろうか」
紬「だってしょうがないじゃない!いくらビー玉覗いてもわからないいんだもん!」
梓「ビー玉は悪くないと思いますよ」
紬「梓ちゃんだって凄く興味もってくれてたじゃない?だから期待を裏切っちゃ不味いと思って……」
梓「そうでしたっけ」
紬「そうよ。さっきだって……」
紬「なんでしょう」
梓「私の今のイメージからそれっぽい前世を言ってますよね?」
紬「そうよ!」バーン
梓「今までの会話はなんだったんだろうか」
紬「だってしょうがないじゃない!いくらビー玉覗いてもわからないいんだもん!」
梓「ビー玉は悪くないと思いますよ」
紬「梓ちゃんだって凄く興味もってくれてたじゃない?だから期待を裏切っちゃ不味いと思って……」
梓「そうでしたっけ」
紬「そうよ。さっきだって……」
33: 2010/07/14(水) 23:48:09.35 ID:VWbJqTst0
紬『前世を占ってあげるわ!』
梓『本当ですか!?私、ムギ先輩に前世を視てもらうのが夢だったんですぅ!』
紬『うふふふふ。可愛い後輩だこと』
梓『ごろにゃん♪ごろにゃん♪』
紬『あらあら、甘えん坊さんね♪』
梓『本当ですか!?私、ムギ先輩に前世を視てもらうのが夢だったんですぅ!』
紬『うふふふふ。可愛い後輩だこと』
梓『ごろにゃん♪ごろにゃん♪』
紬『あらあら、甘えん坊さんね♪』
34: 2010/07/14(水) 23:49:07.26 ID:VWbJqTst0
紬「ほら」
梓「私の持ってる記憶と違う」
紬「よくあることよ」
梓「バツ一子持ちで糖尿っていうのは?適当に言ったんですか?」
紬「ああ、それも梓ちゃんの見た目から判断したのよ」
梓「ムギ先輩の目には私はどんな風に映っているんだろうか」
紬「うふふ」
梓「あはは。誤魔化された」
梓「私の持ってる記憶と違う」
紬「よくあることよ」
梓「バツ一子持ちで糖尿っていうのは?適当に言ったんですか?」
紬「ああ、それも梓ちゃんの見た目から判断したのよ」
梓「ムギ先輩の目には私はどんな風に映っているんだろうか」
紬「うふふ」
梓「あはは。誤魔化された」
35: 2010/07/14(水) 23:50:31.10 ID:VWbJqTst0
梓「このエセ前世占いをやったのは私が初めてですか?」
紬「いいえ。さっき試しにさわ子先生の前世を視てみたわ」
梓「物凄く嫌な予感がするんですけど……なんて言ったんですか?」
紬「確か……『12月27日に廃棄処分されたクリスマスケーキ』って言ったわ!」
梓「私、黒人でも悪くないかなって思います」
紬「なんでもないようなことが、幸せだったと思うことってあるわよね」
紬「いいえ。さっき試しにさわ子先生の前世を視てみたわ」
梓「物凄く嫌な予感がするんですけど……なんて言ったんですか?」
紬「確か……『12月27日に廃棄処分されたクリスマスケーキ』って言ったわ!」
梓「私、黒人でも悪くないかなって思います」
紬「なんでもないようなことが、幸せだったと思うことってあるわよね」
37: 2010/07/14(水) 23:51:22.00 ID:VWbJqTst0
梓「それにしても、みんな遅いですね」
紬「どうしたのかしら」
梓「あんまり来ないようでしたら、もう帰りましょうか」
紬「あ、どうせ帰るんだったら……」
梓「はい?」
紬「なんでもなーい」
梓「……ふむ」
紬「どうしたのかしら」
梓「あんまり来ないようでしたら、もう帰りましょうか」
紬「あ、どうせ帰るんだったら……」
梓「はい?」
紬「なんでもなーい」
梓「……ふむ」
38: 2010/07/14(水) 23:52:43.90 ID:VWbJqTst0
紬「で、次はタロットカード占いなんだけど」
梓「まだやるんですか」
紬「ええ!こっちは少し自信があるわ!」
梓「とか言って。また適当なんじゃなんですか」
紬「大丈夫!こっちはちゃんと練習してきたから!」
梓「なんでさっきクオリティの低いアレをしたんですか?毎日香のアレ」
紬「過ぎ去ったことはいいのよ♪」
梓「……じゃあちょっとお願いします」
梓「まだやるんですか」
紬「ええ!こっちは少し自信があるわ!」
梓「とか言って。また適当なんじゃなんですか」
紬「大丈夫!こっちはちゃんと練習してきたから!」
梓「なんでさっきクオリティの低いアレをしたんですか?毎日香のアレ」
紬「過ぎ去ったことはいいのよ♪」
梓「……じゃあちょっとお願いします」
39: 2010/07/14(水) 23:54:15.21 ID:VWbJqTst0
紬「じゃあ好きなの一枚引いて?」
梓「はい」
紬「なんのカードでしたか?」
梓「氏神です」
紬「じゃあここにマジックペンがあるから、カードに梓ちゃんの名前を書いて下さい」
梓「……これでいいですか」カキカキ
紬「そしたら、その札を好きな場所に戻して」
梓「はーい。真ん中らへんに入れますね」
梓「はい」
紬「なんのカードでしたか?」
梓「氏神です」
紬「じゃあここにマジックペンがあるから、カードに梓ちゃんの名前を書いて下さい」
梓「……これでいいですか」カキカキ
紬「そしたら、その札を好きな場所に戻して」
梓「はーい。真ん中らへんに入れますね」
40: 2010/07/14(水) 23:55:03.95 ID:VWbJqTst0
紬「ありがとう。あなたは確かにカードをここ、真ん中に入れましたよね?」
梓「そうですね」
紬「ところが、ここで指を鳴らすと~」
梓「ドキドキ」
紬「ワン、ツー、スリー!」
梓「そうですね」
紬「ところが、ここで指を鳴らすと~」
梓「ドキドキ」
紬「ワン、ツー、スリー!」
41: 2010/07/14(水) 23:55:50.55 ID:VWbJqTst0
紬「なんと!氏神のカードが一瞬のうちに一番上に上がってきたではありませんか!」
梓「えー!?うそー!?」
紬「嘘ではございません!このサインに見覚えはないですか?」
梓「……あっ!こ、これは!確かに私の書いたサインです!」
紬「お後がよろしいようで」
梓「やんややんや~」
梓「えー!?うそー!?」
紬「嘘ではございません!このサインに見覚えはないですか?」
梓「……あっ!こ、これは!確かに私の書いたサインです!」
紬「お後がよろしいようで」
梓「やんややんや~」
42: 2010/07/14(水) 23:56:32.95 ID:VWbJqTst0
梓「これ手品じゃないですか」
紬「あら、ばれちゃった?」
梓「ここまで長いノリツッコミは初めてです」
紬「お後がよろしいようで」
梓「正しい用法のようで正しくない!」
紬「あら、ばれちゃった?」
梓「ここまで長いノリツッコミは初めてです」
紬「お後がよろしいようで」
梓「正しい用法のようで正しくない!」
43: 2010/07/14(水) 23:57:18.95 ID:VWbJqTst0
紬「次は、このハンカチを縦縞から横縞にしてみせるわね」
梓「もう占い関係ないですね」
紬「じゃあミカンを浮かせてみせるわ!ほら!」
梓「ムギ先輩」
紬「どう?不思議でしょ!?」どやっ
梓「ムギ先輩?」
紬「あ、ひょっとしてマギー一門は嫌いだった?じゃあ口からトランプを……」
梓「ムギ先輩っ」
紬「ひゃいっ」
梓「もう占い関係ないですね」
紬「じゃあミカンを浮かせてみせるわ!ほら!」
梓「ムギ先輩」
紬「どう?不思議でしょ!?」どやっ
梓「ムギ先輩?」
紬「あ、ひょっとしてマギー一門は嫌いだった?じゃあ口からトランプを……」
梓「ムギ先輩っ」
紬「ひゃいっ」
44: 2010/07/14(水) 23:58:02.22 ID:VWbJqTst0
梓「……どっか遊びに行きましょうか」
紬「えっ!?」
梓「もう今日はみんな来ないでしょうし」
紬「い、いいの?」
梓「はい。5人で遊ぶことはあっても、ムギ先輩個人と遊んだことはなかったですよね」
梓「だから、ね?今日は遊びに行きましょ」
紬「うん……うん!」
紬「えっ!?」
梓「もう今日はみんな来ないでしょうし」
紬「い、いいの?」
梓「はい。5人で遊ぶことはあっても、ムギ先輩個人と遊んだことはなかったですよね」
梓「だから、ね?今日は遊びに行きましょ」
紬「うん……うん!」
46: 2010/07/14(水) 23:58:43.74 ID:VWbJqTst0
紬「じゃ、じゃあ早速いきましょ!」
梓「ちょっと待って下さい。部室の鍵閉めないと」
紬「トンちゃんに任せましょう!」
梓「無茶言わないで下さいよ」
紬「……うふふ」ニコニコ
梓「嬉しそうですね」
梓「ちょっと待って下さい。部室の鍵閉めないと」
紬「トンちゃんに任せましょう!」
梓「無茶言わないで下さいよ」
紬「……うふふ」ニコニコ
梓「嬉しそうですね」
47: 2010/07/14(水) 23:59:34.13 ID:VWbJqTst0
紬「私、梓ちゃんと遊ぶのが夢だったの♪」
梓「そうなんですか。今日もっと早く言ってくれたらたくさん遊べたのに」
紬「なんだか誘うのが恥ずかしくて……」
梓「さっきまでシットやらファックやら言ってたのに、変な所で恥ずかしがりますね」
紬「こーら!そんな下品なこと言うんじゃありません!」
梓「ぎゃふん」
梓「そうなんですか。今日もっと早く言ってくれたらたくさん遊べたのに」
紬「なんだか誘うのが恥ずかしくて……」
梓「さっきまでシットやらファックやら言ってたのに、変な所で恥ずかしがりますね」
紬「こーら!そんな下品なこと言うんじゃありません!」
梓「ぎゃふん」
48: 2010/07/15(木) 00:02:43.12 ID:432U2dPF0
紬「それに私、梓ちゃんといっぱいおしゃべりするのも夢だったの♪」
梓「そうだったんですか」
紬「うん!今日は夢が二つも叶うみたいだわ♪」
梓「……なんか、ありがとうございます」
紬「いーえいえ、こちらこそ♪あ、ちなみに」
梓「はい?」
紬「今日梓ちゃんに占いを見せたのは、『後輩を占うと、その子と仲良くなれる』って占いで出たからよ!」
梓「占いってすごい」
梓「そうだったんですか」
紬「うん!今日は夢が二つも叶うみたいだわ♪」
梓「……なんか、ありがとうございます」
紬「いーえいえ、こちらこそ♪あ、ちなみに」
梓「はい?」
紬「今日梓ちゃんに占いを見せたのは、『後輩を占うと、その子と仲良くなれる』って占いで出たからよ!」
梓「占いってすごい」
50: 2010/07/15(木) 00:03:28.15 ID:432U2dPF0
梓「さ、鍵も閉めたし。遊びに行きましょう。どこ行きますか?」
紬「私、良い駄菓子屋知ってるの!ほとんどのものが100円以下で買えるのよ!」
梓「たいていそうですよ。じゃあそこ行きましょう」
紬「うん!あとゲーセンも!さあほら急いで!ちゃきちゃき歩く!」
梓「はいはい。引っ張らないでください」ズルズル
紬「私、良い駄菓子屋知ってるの!ほとんどのものが100円以下で買えるのよ!」
梓「たいていそうですよ。じゃあそこ行きましょう」
紬「うん!あとゲーセンも!さあほら急いで!ちゃきちゃき歩く!」
梓「はいはい。引っ張らないでください」ズルズル
51: 2010/07/15(木) 00:04:56.51 ID:432U2dPF0
紬「あ、そういえば」
梓「どうしました?」
紬「さっきミカンを浮かせたのはね、後ろから指を」
梓「知ってますよ」
紬「あらそうなの」
梓「そうですよ」
梓「どうしました?」
紬「さっきミカンを浮かせたのはね、後ろから指を」
梓「知ってますよ」
紬「あらそうなの」
梓「そうですよ」
52: 2010/07/15(木) 00:05:41.93 ID:432U2dPF0
紬「もう一度やってみるわね」
梓「気に行ったんですね」
紬「ええ。マギー大好きなの……あら?」
梓「気に行ったんですね」
紬「ええ。マギー大好きなの……あら?」
53: 2010/07/15(木) 00:06:42.23 ID:432U2dPF0
梓「どうしました?」
紬「ミカンがないわ……」
梓「……ミカンが」
紬「みっかんない……」
紬梓「「お後がよろしいようで」」
お わ り
紬「ミカンがないわ……」
梓「……ミカンが」
紬「みっかんない……」
紬梓「「お後がよろしいようで」」
お わ り
54: 2010/07/15(木) 00:07:25.41 ID:432U2dPF0
終わりです
みんなも笑点を見よう
みんなも笑点を見よう
56: 2010/07/15(木) 00:09:38.82 ID:D1E1bqUx0
乙
引用元: 紬「前世を占ってあげるわ」
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