1: 2016/09/15(木) 21:01:08.33 ID:F1Rk+5Lw.net
梨子「いつものことじゃないの?」

千歌「最近はちょっと過剰な気がして心配だよ。この前も…」


千歌『曜ちゃーん!みてみて!これ買ったんだぁ!』

曜『あ、うん!よかったね!えっと、私用事あるからちょっと行くね!』タッタッタッ

千歌『え!?』

千歌(様子がおかしい…つけてみよーっと♪)コソコソ


梨子(静岡では友達の様子がおかしいときは後をつけるんだ……カルチャーショックだね)


曜『フッ!フッ!』

千歌『え?筋トレ…?』

曜『っ!誰かいるの!?』バッ

千歌『曜ちゃん!用って筋トレなの!?私より筋トレが大事なの!?』

曜『ち、千歌ちゃん!?え、えっと…これはですね……』

曜『あ!そ、そーだ千歌ちゃん!今、私の名前の曜と用事の用をかけたでしょ!?』

千歌『説明しなくていいから!もぅ、ごまかさないで!私怒ってるんだよ!?』ズイッ

曜『うっ……』ダッ

千歌『あ!待ってよ!なんで逃げるのぉ!』


千歌「私避けられてるのかな…」

梨子「確かに今も一緒に居ないね」

梨子「でも、千歌ちゃんまで落ち込んだら余計疎遠になっちゃうかもよ?曜ちゃんのことだし何か理由があると思うよ。話してみたら?」聖母スマイル

千歌「梨子ちゃん…うん、やってみるよ」

2: 2016/09/15(木) 21:03:13.83 ID:F1Rk+5Lw.net
練習後

千歌「あの、曜ちゃん。ちょっと話が…」

曜「っ!おつかれっ」タッタッタッ

梨子「ほんとに避けられてるみたいね」

千歌「うぅ…私飲み物買ってくるよ…」

梨子「うん」

梨子「…」


梨子「曜ちゃん待って!」ガシッ

曜「り、梨子ちゃん、どうしたの?千歌ちゃんと一緒だったんじゃ?」

梨子「ちょっと冷たいんじゃない?千歌ちゃんに対して」

曜「そ、そーかなぁ?」

梨子「そうだよ」ズイッ

曜「あの、ちょっと近くないかな?」

梨子「はぐらかさないで」ズイズイッ

曜「ちょっ、待って」

梨子「曜ちゃん、事情があるなら聞かせてくれないかな?私、力になるから…」聖母スマイル

曜「…」

4: 2016/09/15(木) 21:04:35.33 ID:F1Rk+5Lw.net
ピロロロロロ

千歌「梨子ちゃんから電話だ。もしもし」

梨子「千歌…ちゃ…逃げ…あああ!…」

ブツン

千歌「梨子ちゃん?梨子ちゃん!?」

千歌「どうしよう…とりあえずみんなに知らせて、梨子ちゃんを探そう!一緒に帰るはずだったから、まだ学校にいるはずだよ!」



千歌「梨子ちゃーん!梨子ちゃーん!うーん、心配だなぁ」

千歌「みんな協力してくれるって連絡くれたのに、曜ちゃんからは連絡がないし」

……ヤメ……ユ……

千歌「誰かの声…?この部屋から聞こえるような…」

千歌「ッ!梨子ちゃん!」ガチャッ

千歌「あれ?真っ暗だ。なにも見えないや」

ビチャッ

千歌「うえっ、床になんかヌメヌメした液体が…」

千歌「と、とりあえず電気をつけないと…!」

パチッ

千歌「ッ!!」

キャアアアアア

6: 2016/09/15(木) 21:07:05.35 ID:F1Rk+5Lw.net
バンッ

善子「どうしたの!?悲鳴が聞こえたけど!」

ルビィ「なにかあったんですか!?」

千歌「り、梨子ちゃんが…」


梨子「あっ…あん…も…むりぃ……///」ビクンビクン


ルビィ「ピギィ!」

善子「け、けいれんしてる!?」

千歌「何があったの!梨子ちゃん!梨子ちゃん!」

ギュピッギュピッギュピッ

千歌「あれ?……曜ちゃん?」

曜「オオオオオオォ…」ゴゴゴゴゴゴ

善子「なんなのよこのオーラは…」

千歌「曜ちゃん?様子がおかしいけど大丈夫?」

鞠莉「やはりこうなっていたようね…」

善子「いつの間に現れたのよ…」

鞠莉「stop!!曜!気を高めないで!!」

千歌「え?どういうこと?」

曜「ヨォーソロー…」ゴゴゴゴゴ

曜「ヨォオオオオソロォオオオオオ!!」

ギュゥウウウンバーン

テッテッテーテッテッテーテーンテテーンテテッテッテー(ry

曜「クゥウウウウウウ!」ギュインギュインギュイン

ルビィ「ピギィ!」

善子(ちょっとかっこいい)

鞠莉「くっ、覚醒してしまったようね。Legendary Super ヨーソロー人に!」

曜「ヨォオオソロォオオオ!!」ギュインギュインギュイン

9: 2016/09/15(木) 21:08:59.00 ID:F1Rk+5Lw.net
千歌「っ!善子ちゃん!」

善子「フッ…堕天使奥義!堕天流鳳凰縛ー!!」ガシィ

曜「…フン」

善子「なんて力なの!技が効いてない!」

曜「カァッ!」ブンッ

善子「んぐっ!」

ルビィ「すごい!技を返した!」

曜「フゥーッ…フゥーッ…」

善子「な、なんか鼻息荒いっていうか怖いっていうか」

曜「ヨォーソロォー!!」バッ

善子「ひぃいいいいっ…あっ…ちょっ…そこはぁ…」


~自主規制~


善子「堕天…しちゃった…あんっ……///」ビクンビクン

千歌「あ…え……なにこれ…」

ルビィ「うゅ…///」

鞠莉「流石はLegendary Super ヨーソロー人ね。高い身体能力に武術の心得。その上、修練を積んだのか主に筋力が大幅にpower upしてるわ。捕まれば逃れる方法はないわ」

千歌「なにそれ…」

曜「千歌ちゃん…こっちにこい」

千歌「えぇ!?なんか曜ちゃんすっごくおかしいよ!」

ルビィ「に、逃げましょう!」

千歌「でも梨子ちゃんたちは!?」

鞠莉「狙いはちかっちなのよ?あなたが捕まった場合、あれよりひどいことになると思うけど?」

曜「千歌ちゃんが私のモノにならなければ、aqoursを破壊し尽くすだけだぁ」

曜「ヨォーソロォー!!」バッ

梨子「ひぃああああっ!…あっ…あぇっ……こわ…れりゅ……///」ガクガク

善子「ちょっ…まっ……やっ!…はぁっあああん!!///」ビクンビクン

千歌「ひっ…分かった!分かった逃げよう!この場を切り抜けて解決策を見つけよう!」

12: 2016/09/15(木) 21:11:52.95 ID:F1Rk+5Lw.net
タッタッタッ

曜「フッハッハッハッ!」ズシズシズシズシ

千歌「やっぱり速い!追いつかれるよぉ!」

鞠莉「次の分岐点で三つに分かれましょう!ただ分かれただけでは確実に千歌が狙われるわ!私とルビィは挑発するのよ!」

ルビィ「が、がんばルビィ!」

鞠莉「もう少し…よし、今よ!」

ルビィ「や、やーい!悔しかったらここまでおーいでー!お、お尻ぺーんぺーん!」

千歌「ルビィちゃん…」

ルビィ「うぅ…恥ずかしいよぉ…///」

曜「…」

曜「クァッ!」ズシズシズシズシ

ルビィ「ピギィ!こっちきたぁ!おねえちゃああぁ!」

千歌「分断は上手くいったみたいだね…ルビィちゃんが心配だけど、まずはみんなと合流しよう!」



タッタッタッ

ズシズシズシズシ

タッタッタッドテッ

ルビィ「ピギィ!」

曜「フゥーッ!フゥーッ!」

ルビィ「ひぃっ…うぅおぉねぇえちゃあああああ!!」

テーンポコピーテーンテーンテテーテテーテーテー(ry

ダイヤ「フンッ、変態め」

ダイヤ「って曜さん?いや、様子がおかしい…ただならぬ雰囲気ですわね」

曜「ポンコツがまた一匹逝きに来たか…」

ダイヤ「ポンっ…!まぁいいですわ。とりあえず、これ以上ルビィに近づくというのならお覚悟ですわ!」シュバッ

曜「ヨォーソロォー!!」バッ


~自主規制~


ダイヤ「る…び…んぁっ……///」ビクンビクン

ルビィ「おね…ちゃ…ピギッ……///」ビクンビクン

13: 2016/09/15(木) 21:15:21.52 ID:F1Rk+5Lw.net
千歌「みんなどこに居るんだろう…あ!鞠莉さん!よかったぁ、合流できて…」

鞠莉「っ!…2分ブゥリデェスカ」

千歌「無事でよかったよぉ」

果南「あっ!千歌!鞠莉!」

千歌「果南ちゃんも!」

鞠莉「果南…事情は知ってるのよね?」

果南「うん、千歌から連絡があったから。他のみんなは…」

鞠莉「果南、分かってるでしょう?この問題を解決出来るのは、果南だけよ」

千歌「え?どういうこと…?」

果南「逃げよう…勝てるわけがない…」

鞠莉「果南!」

果南「無理だよ!曜は伝説のスーパーヨーソロー人なんだよ!」

鞠莉「善子はヨハネとして曜に立ち向かって、散ったわ。ルビィも囮になってそのまま帰ってこない…」

鞠莉「一般人が体を張ってるのに!深海民族カナーン人のprincessである果南がそんなテイタラァクでいいの!?」

果南「っ!言ってくれるね…いいよ、やってあげる」

果南「カナーン人の姫はぁああ!こぉの私だぁあああ!!」ドヒューン

千歌「………ほぇ?ちょっと話についていけないよ…」

鞠莉「さて、私はダイヤを探してくるから!チャオ!」ダッ

千歌「えっ!?ええええええ!?」


果南「見つけたよ、曜!カナーン人の姫、果南が相手だ!」

果南「たぁああああ!」ガシィ

曜「フン…雑魚め」グググググ

果南「なっ!取っ組み合いで拮抗するなんて!筋トレに励んでいたのは知ってたけど、ここまでとは…」

曜「ヨーソロー!」ブンッ

果南「うわあああ!」ドタン

果南「武術まで……か、勝てない…!」

曜「ヨォーソロォー!!」バッ


~自主規制~


果南「くっ…んっふ…はぁ…あ……///」ビクンビクン

14: 2016/09/15(木) 21:17:14.42 ID:F1Rk+5Lw.net
鞠莉「ふぅ、なんとかここまで来たわね」

鞠莉(さりげなく挑発せずやり過ごしてルビィちゃんを囮に仕立て上げたまではよかったんだけど、ここにくる前に見つかってしまった時はビックリしたわぁ)

鞠莉(果南も簡単にけしかけることができたし、あとは屋上に待つ小原家のヘリに乗って脱出するだけ♪)

曜「どこへ行くんだぁ?」

鞠莉「よ、曜!ひ、避難デース!aqoursのみんなと一緒に脱出する準備デース!」

曜「私はそこに入っているのかぁ?」

鞠莉「あっ、えっと…」

曜「…」

鞠莉「テヘペロ♪」

曜「ヨォーソロォー!!」バッ


~自主規制~


鞠莉「うぅ…ぐすん…ふぅっ…ふっ…///」ビクンビクン

15: 2016/09/15(木) 21:18:29.85 ID:F1Rk+5Lw.net
千歌「果南ちゃん大丈夫かなぁ?ダイヤさん見つかったかなぁ?曜ちゃん…正気に戻るのかなぁ…」

ギュピッギュピッギュピッ

千歌「この音はっ!」

曜「ヨーソロー…」

曜「おとなしく私のモノになっていれば、aqoursのみんなも逝かずに済んだものを…」

千歌「そんな…」

曜「ヨォーソロォー!!」バッ

花丸「待つずら!」

曜「なにぃ?」ピタッ

花丸「善子ちゃんやルビィちゃん、aqoursのみんなにひどいことをして…」

花丸「オラは怒ったぞぉおおおお!!」

千歌「花丸ちゃん!」

花丸「みんな!オラに力を分けてくれ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

曜「なんてヤツだ…」

花丸(かーめーはーめーじゃないけど…)


花丸「破ァーーッ!!!」


曜「ばぁかぁなぁあああ!!!」

バタリ

16: 2016/09/15(木) 21:20:55.52 ID:F1Rk+5Lw.net
曜「うっ…ここは…?」

千歌「気がついたんだね」

曜「千歌ちゃん…」

千歌「自分のしたこと覚えてる?」

曜「え?えっと確か練習終わったあとに梨子ちゃんに詰め寄られて…ゴメン、そこから記憶がないや」

梨子「曜ちゃん…ひどい」シクシク

善子「あ、あ、あ、あんなことしといてぇ!?」

ルビィ「うゅ…///」

ダイヤ「なんですって!?あり得ませんわ!!あり得ませんわぁ!!」

果南「それはないんじゃないかな」

鞠莉「腹立つわねコイツ」

曜「ええ!?私何かした!?」

7人「…///」

花丸「ひどいことを聞くずら」

曜「なんで!?」

千歌「ねぇ…曜ちゃん…」

曜「あれ千歌ちゃんもなんか怒ってる?」

千歌「なんで私を避けてたの!?筋トレばっかりして私を避けて!なんで!!」

曜「うっ…それは…」

千歌「それは!?」

曜「ム…テタ…ラ…」ボソッ

千歌「むぅ!大きな声で言ってよ!」

18: 2016/09/15(木) 21:22:08.83 ID:F1Rk+5Lw.net
曜「ムラムラしてたから!!」

千歌「…ほぇ?」

曜「千歌ちゃんが悪いんだよ!千歌ちゃん見てるとムラムラするんだよ!なのに無防備に近寄ってくるから大変なんだよ!」

曜「だから筋トレして気を紛らそうとしてたんだよ!そうでもしないとおかしくなっちゃいそうだったんだよ!私は悪くないよ!」

千歌「えぇ…」

花丸「そこでマルが喝をいれて煩悩を吹き飛ばしたってわけずらぁ」ドヤァ

千歌「寺生まれってすごい」

曜「確かになんだか今はスッキリした気分だよ!ありがとう花丸ちゃん!」

花丸「まぁスッキリしてるのは喝だけが原因じゃないと思うけど」チラッ

曜「ん?それってどういうこと?」チラッ

7人「…///」

曜「あ、あれ?えっと……ま、まさか…」ダラダラ



曜「ごめんなさーい!!!!」

おしり

19: 2016/09/15(木) 21:23:01.94 ID:nsi8z+QB.net
なんだこれ

20: 2016/09/15(木) 21:23:46.28 ID:gNSMFiBe.net
寺生まれのZ(ズラ)さん

21: 2016/09/15(木) 21:24:33.76 ID:tbDxiyB0.net
梨子を倒した...!?

22: 2016/09/15(木) 21:24:45.26 ID:VxeMbCn2.net
やっぱり寺生まれってスゴイ

引用元: 千歌「曜ちゃんが最近筋トレばかりしてる……」