1:◆khXauUVBGM   2014/08/15(金) 22:49:00.80 ID:B1VoIZSR0
アイドルマスターシンデレラガールズのssです

インディヴィジュアルズと142'sの話です

みんな仲いいです

書き終わっていますが、適当に更新していくつもりです

よろしくお願いいたします


前作
輝子「インディヴィと142'sは・・・仲良し・・・フヒヒ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407581026/

輝子ちゃんはイケメン
実は乃々ちゃんもコロネ取ったらイケメン

アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(1) (電撃コミックスEX)

2: 2014/08/15(金) 22:50:26.06 ID:B1VoIZSR0


……レコードの赤いランプが光ってたのに僕らが映ってなかったんだね……


小梅「えへへ…いたずらしてる…」


……藤村くん寒くないね、寒くないっていうか付けたって冷たいのしか出ないから……


小梅「わぁ…車内、いっぱい…いいなぁ…」

小梅「…あ、お、終わっちゃった…」

3: 2014/08/15(金) 22:51:17.89 ID:B1VoIZSR0
小梅「…リモコン…」

小梅「…?あれ、無い…」

小梅「あの子…あ、いた」

小梅「リモコン、い、一緒に、探して…?」



………

4: 2014/08/15(金) 22:52:32.13 ID:B1VoIZSR0
小梅「おかしいな…どこにもない…」ゴソゴソ

小梅「そ、そっちも、無いの…?」

小梅「つ、机の下の、キノコも、マンガも…どかして調べたのに…」

小梅「あ、あとは…」

小梅「…?ソファーの、下…?」

小梅「ん…あ、ほ、ホントだ…」

小梅「ありがと…へへ…」

5: 2014/08/15(金) 22:53:23.65 ID:B1VoIZSR0
小梅「あれ…ほ、他にも落ちてる…」

小梅「…よい、しょ…と」

小梅「あっ、この雑誌…」

"最旬春フードTOP50!新しい春コーデの法則!"

小梅「み、美玲ちゃんの…だよね、絶対…」

小梅「そう言えば…カタログが無くなったって、ま、前に言ってたな」

小梅「後で返してあげよ…もう、夏に入るけど…」

小梅「…」

6: 2014/08/15(金) 22:54:17.76 ID:B1VoIZSR0
小梅「…」チラッ

"GOING MY WAY!街でキラめくオシャレフード!"

小梅「いつも…思うけど…」

小梅「こ、こんな雑誌、お、お店で見たこと、ない」

小梅「…どんな内容、なんだろ」ペラ



………

小梅「ほ、ホントに…フードのことしか、書いてない…」

7: 2014/08/15(金) 22:55:24.48 ID:B1VoIZSR0
ガチャン

輝子「フヒィ~」

幸子「疲れましたね…」

乃々「うぅ…トレーナーさん、ハードすぎぃ…」

小梅「お、お疲れ様…みんな」

幸子「なんとか戻ってきましたよ…」

輝子「お、お疲れ…」

乃々「お疲れ様です…」

8: 2014/08/15(金) 22:56:04.04 ID:B1VoIZSR0
幸子「…小梅さん、それなんです?」

小梅「こ、これ…?美玲ちゃんの、カタログ、だよ…」

幸子「…あの雑誌ですか?どうして小梅さんが…?」



………

9: 2014/08/15(金) 22:57:25.73 ID:B1VoIZSR0
幸子「なるほど、ソファーの下にですか…」

輝子「ジュース、持ってきたぞ…」

小梅「えへへ、ありがと…ト、トマトジュースもらうね…」

乃々「私は余ったのをもらいます…幸子さんどうします?」

幸子「じゃあリンゴジュースをもらいましょうかね」

輝子「フヒ、はちみつレモンで…」

乃々「じゃあピーチを…はぁ、生きかえります」

10: 2014/08/15(金) 22:58:29.19 ID:B1VoIZSR0
乃々「…その雑誌、美玲さんに返しても季節外れになっちゃいますね」

小梅「わ、私も、思った…仕方ない、ね」

幸子「しかしその雑誌…いっつも思いますけど、どこのお店でも見たことありませんよ」

輝子「ホントに…フードのことしか、書いてないのか?」

小梅「う、うん…みんなが、か、帰ってくるまで、読んでたけど…他のこと、す、少しも書いてない」

乃々「見せられたことありますけど…まで全部フード関係ですからね…」

11: 2014/08/15(金) 22:59:37.58 ID:B1VoIZSR0
幸子「徹底してますね…読んでみましょうか!」

輝子「フヒ、き、気になるぜ…」

乃々「私も、じっくり読むのは初めてです…」

小梅「み、見よう、見よう…」ペラ

………

…………………

12: 2014/08/15(金) 23:00:29.85 ID:B1VoIZSR0
幸子「ほ、ホントにフードしか載ってないですね…」

輝子「こ、こんな雑誌…初めてだ」

乃々「読者からの投稿写真も全部フード…まぁそうなりますよね」

小梅「そ、そろそろ最後のページ、だね…ふ、フード店のが、載ってる…」

輝子「ホントだ…結構フード店ってあるんだな…」

幸子「全く目にしませんけどね…」

13: 2014/08/15(金) 23:01:22.32 ID:B1VoIZSR0
輝子「…フヒ?この○○店…そこの駅の近くだって…」

幸子「えっ…?駅から徒歩10分…ここからかなり近いですね」

乃々「もしかしたら美玲さん、そこに通ってるのかも…」

輝子「美玲、どこの店に行ってるのか…教えてくれないからな…」

幸子「そうなんですか?」

14: 2014/08/15(金) 23:02:09.61 ID:B1VoIZSR0
輝子「一緒に行きたいって、一回だけ聞いたことある…はぐらかされたけど」

乃々「私も一度聞きましたけど…企業秘密だって…」

乃々「いつも決まった日にちに行ってる…とは、言ってたんですけど」

小梅「へぇ…そうなんだ」

幸子「何か訳アリなんですかね?」

輝子「フヒ、かもな…」

15: 2014/08/15(金) 23:03:33.21 ID:B1VoIZSR0
小梅「…このお店、 「毎月××日に商品入れ替え!新作をいち早くあなたに!」 …だって」

乃々「あっ!先月の××日に、美玲さん買い物に行くって言ってました」

乃々「…その日インディヴィでお仕事して、その後別れましたから」

幸子「じゃあここで決まりですね!…まぁ、決まったからどうする、という話ではないですけど」

輝子「…明後日、××日だな…」

16: 2014/08/15(金) 23:04:18.78 ID:B1VoIZSR0
乃々「確か…明後日は5人とも、同じ時間にレッスンですね」

幸子「じゃあ美玲さん、その日はすぐに帰っちゃうんですかね?」

幸子「…レッスン終わったら、4人でUNOでもしてましょうか」

小梅「…」

小梅「ねぇ…」

小梅「わ、私、その日…や、やりたいこと、ある…」

18: 2014/08/15(金) 23:36:30.64 ID:B1VoIZSR0
――――――――

ガチャ

美玲「うがぁーッ!疲れたぁー!」

小梅「き、キツイ…」

幸子「乃々さん、大丈夫ですか?」

乃々「へぅ、ダメです…」

輝子「干からびる…水…」

19: 2014/08/15(金) 23:37:23.96 ID:B1VoIZSR0
美玲「はぁー…最近トレーナーやけに張り切ってないか?」

乃々「ライブが近いですし…あぁ、逃げ出したいんですけど…」

幸子「飲み物入れてきましょうか…みなさん何がいいですか?」

小梅「あ、て、手伝うよ…」

輝子「フヒ…冷蔵庫、何が入ってたっけ…?」

乃々「サイダーとか入ってたような…私はお茶をいただきます…」

20: 2014/08/15(金) 23:38:16.98 ID:B1VoIZSR0
美玲「あ、幸子!ウチはもう帰っちゃうから飲み物いらないぞッ」

幸子「!…」

3人「…」

幸子「…そうですか!どこかにお出かけでも?」

美玲「まあな!ウチにとっては外せない予定なんだッ!」

21: 2014/08/15(金) 23:39:01.23 ID:B1VoIZSR0
乃々「少し、ゆっくりしてもいいのに…レッスン終えたばっかりですし」

輝子「み、美玲の分も…お菓子、あるぞ…」

美玲「あぅ…ありがたいけど、ウチは大丈夫だッ!ウチの分、みんなで食べていいぞッ」

小梅「ざ、残念…みんなで、ホラー映画、み、見ようと思った、のに…」

美玲「残念というか、助かったというか…まぁ次に会った時なッ」

22: 2014/08/15(金) 23:39:41.51 ID:B1VoIZSR0
美玲「…よしッ準備できた!それじゃウチは帰るぞッ!お先ッ!」

輝子「フヒ、またな…」

小梅「じゃ、じゃあね…」

幸子「お疲れ様です!」

乃々「お疲れ様です…」

バタン タンタンタン

23: 2014/08/15(金) 23:40:21.60 ID:B1VoIZSR0
4人「…」

幸子「…行きましたね…」

幸子「…さてと」

輝子「…い、行くか」

小梅「ふふふ…」

乃々「小梅さん、悪い顔してます…」

24: 2014/08/16(土) 00:12:39.52 ID:cTj/kmca0


………

美玲「♪」テクテク

小梅(な、なんだか、嬉しそう…)

輝子(ウキウキしてるな…)

乃々(…やっぱり駅の方に向かってますね…帰るだけかもしれませんけど)

25: 2014/08/16(土) 00:13:18.53 ID:cTj/kmca0
輝子(小梅…そのカバンに付けてるの…)

小梅(ふふ、これ、い、いいでしょ…宣材、もらったの…)ジャラッ

乃々(私たち5人のストラップ…こないだ会場で配ってたアレですね)

輝子(私も部屋に置いてある…)

幸子(グッズになってもボクはカワイイですね!)ドヤァ

26: 2014/08/16(土) 00:14:29.18 ID:cTj/kmca0
幸子(…ところで、ちょっといいですか?)

輝子(フヒ?)

小梅(な、なあに…さっちゃん)

幸子(美玲さんがお店のこと教えてくれないの、訳アリなのは分かってますけど…)

幸子(それにしてもコソコソしすぎじゃないですか?)

幸子(メガネと帽子で変装めいたことまでして…)

28: 2014/08/16(土) 00:15:13.08 ID:cTj/kmca0
小梅(そ、それはね…)

小梅(こっちの方が、お、面白い…えへへ)

乃々(もりくぼもコソコソしていた方が安心します…ひ、人目に付くのはむりぃ…)

輝子(日陰の方が居心地いい…フフ)

幸子(聞いたボクがバカでした…)

幸子(…まぁ、なんだかんだでボクも楽しんでますけど…)

29: 2014/08/16(土) 00:16:33.05 ID:cTj/kmca0
乃々(美玲さん、信号で止まってますね…お店はどっちでしたっけ?)

輝子(え、駅の北側だ…この交差点を右…)

小梅(信号、変わるよ…)

ピヨッピヨッ

テクテク

乃々(…あっ、美玲さん右に曲がりましたよ!)

輝子(あの店に行くのは…決まりだな)

30: 2014/08/16(土) 00:18:03.82 ID:cTj/kmca0
幸子(よし、ボクたちも追いましょう!)

幸子(とりあえずこれで、後は一本道だったはz)

美玲「ん?」クルッ

31: 2014/08/16(土) 00:18:42.65 ID:cTj/kmca0
幸子(うわっ…!)

輝子(ま、まずい…!)

乃々(と、とりあえずお店の中に…!)

小梅(は、は、早く…!)

ウィーン

美玲「なんか見られてたような…」

美玲「…気のせいか」

ウィーン パタン

32: 2014/08/16(土) 00:19:42.31 ID:cTj/kmca0
幸子「はぁ…危なかったですね」

イラッシャイマセー!

幸子「えっ!?」

お月見アイス期間限定発売中デス!イカガデスカ!?

幸子「あわわっ、どうしましょう…」

幸子「入っただけとも言いづらいですし…」

33: 2014/08/16(土) 00:20:38.66 ID:cTj/kmca0
輝子「お、お月見ください…」

乃々「…マスカットバスケット欲しいんですけど」

小梅「す、ストロベリーチーズ…」

アリガトウゴザイマース!

幸子「なにのんびりアイス買ってるんですか!」

幸子「美玲さん見失っちゃいますよ!」

34: 2014/08/16(土) 00:21:15.19 ID:cTj/kmca0
輝子「さ、幸子はどうする?」

幸子「えっ!?…あー…」

幸子「…キャラメルリボンもらいましょうか!」



………

35: 2014/08/16(土) 00:21:59.24 ID:cTj/kmca0
美玲「♪」テクテク

乃々(あっ、見つけたんですけど!)ペロペロ

輝子(あのフードなら…街中でもすぐ見つかる)ペロペロ

小梅(め、目立つからね…)ペロペロ

幸子(待ち合わせると一目で分かりますもんね)ペロペロ

36: 2014/08/16(土) 00:22:41.95 ID:cTj/kmca0
幸子(…)ジーッ

輝子(…ん?)

幸子(それ、おいしいんですか?)

輝子(なかなか…イケる)ペロペロ

幸子(そうですか)

幸子(…)

輝子(…フヒヒ、ほれ)

幸子(さ、催促したんじゃないですよ!)

37: 2014/08/16(土) 00:24:02.06 ID:cTj/kmca0
幸子(ん…これは美味しいですね!)

小梅(の、乃々ちゃんも、た、食べる?私の…)

乃々(いいんですか?…実はそっちも気になってました)

乃々(あ、すごくおいしいんですけど…)

幸子(じゃあボクのを小梅さんにあげます!)

小梅(あ、ありがと…へへ)

38: 2014/08/16(土) 00:24:51.14 ID:cTj/kmca0
乃々(じゃあ輝子さん、私のどうぞ)

輝子(フヒ…サンキュー)

輝子(さわやかで、イケる…ぜ)

乃々(アイスが一周したんですけど…)

輝子(友情…フヒヒ)

幸子(…あっ!)

小梅(ど、どうしたの…?)

39: 2014/08/16(土) 00:25:55.89 ID:cTj/kmca0
幸子(美玲さん見るの忘れてました!)

輝子(…い、いなくなっちゃったぞ)

乃々(アイスに気を取られて…)

小梅(い、急いで、追いつこう…!)



………

40: 2014/08/16(土) 00:26:47.22 ID:cTj/kmca0
美玲「♪」テクテク

幸子(はぁ…お、追いつきましたね…)

乃々(つ、疲れました…)

小梅(あ…み、見て…!)

キョロキョロ

クルッ

幸子(…!左に曲がった!)

41: 2014/08/16(土) 00:27:24.68 ID:cTj/kmca0
輝子(今度は…見逃さない…)

スッ

乃々(…ビルに入りました!)

幸子(どうします?)

小梅(み、見つからないように…)

輝子(突入するぜ…ヒャッハー!)

ダダッ

42: 2014/08/16(土) 00:28:32.90 ID:cTj/kmca0
幸子「…いませんね」

輝子「エレベーター…3階に上ってる」

乃々「あっ、この看板…」

フード新作入荷!○○店 △△ビル3階

幸子「…今上がって行ったのは美玲さんで間違いないですね」

43: 2014/08/16(土) 00:29:34.12 ID:cTj/kmca0
小梅「か、階段あるよ…い、行こう」

乃々「ゆっくりいきましょう…鉢合わせたらダメです」

タンタンタン

輝子「…ここだな」

乃々「店の前に熊の置物が…」

小梅「ふ、フードかぶってる…」

幸子「…入ってみましょう」

ウィーン

50: 2014/08/16(土) 12:03:58.06 ID:cTj/kmca0

イラッシャイマセー

幸子(…えっ!)

乃々(結構広いですね…)

幸子(もっとこじんまりした感じだと思ってました…)

輝子(…これ全部フードか…?)

幸子(でしょうね…信じられませんけど)

小梅(す、すごく、不思議な空間…)

51: 2014/08/16(土) 12:05:39.40 ID:cTj/kmca0
小梅(ねぇ、美玲ちゃん見つけながら…お、お店の中、見て回らない?)

輝子(そうだな…これだけあれば、キノコフードあるかも…フヒ)

幸子(ボクも、どんなフードがあるのか気になってきました…)

乃々(パッと見ても、すごいセンスのフードありますしね…)

幸子(…とりあえず壁沿いに回りますか)

52: 2014/08/16(土) 12:06:39.84 ID:cTj/kmca0


……さぁ今週のフードラヴァー次のリクエストで最後となります。東京都にお住まいの……


小梅(…こ、このフード、ソースの臭いがする…)

幸子(たこ焼きフード…耳がたこ焼きの形なんですね)

幸子(こっちもすごいです…レゴブロックで出来てます)

乃々(値札と一緒に組み立て図が…洗濯するたびに組むんですか?)

輝子(このフード、発光する…)

小梅(洞窟探検用だって…げ、限定しすぎ)

53: 2014/08/16(土) 12:07:52.93 ID:cTj/kmca0
乃々(豊胸フード…うぅ、詐欺ぃ)

輝子(こっち、木で出来てる…き、キノコ生えちゃう)

幸子(食べられるフード…ダジャレなんですかね?)

乃々(こんなものを扱うお店があったなんて…)

小梅(ざ、斬新過ぎるね…)

輝子(美玲を尾行しなかったら…一生縁がなかったと思う…)

幸子(まともなフードもありますけど…同じだけ変なフードがありますね)

輝子(…見てるだけでも面白い…フフ)

54: 2014/08/16(土) 12:08:47.40 ID:cTj/kmca0
輝子(…!)

輝子(みんな…アレ…)

幸子(どうしました?)

輝子(あの棚の向こう…)

ピョコン

幸子(耳だけ出てます…)

小梅(あ、あのピンクの耳…美玲ちゃん、だね)

55: 2014/08/16(土) 12:09:36.37 ID:cTj/kmca0
幸子(近づいてみましょうか)

乃々(ちょ、ちょっと待ってください!)

小梅(ど、どうしたの?)

乃々(…私たちの目的は、美玲さんの通う店を突き止める…でしたよね)

乃々(達成したし、もう帰ってもいいのでは?見つかったらきっと怒られちゃいます…)

56: 2014/08/16(土) 12:10:18.13 ID:cTj/kmca0
輝子(フヒ、そうだけど…フードを選んでる最中の美玲は見たことない…)

小梅(い、今の美玲ちゃん、む、無防備…)

幸子(意外な一面が見れるかもですよ!気になりませんか?)

乃々(…それはまあ)

乃々(…気になりますけど)

小梅(じゃ、じゃあ…行くよ…)



57: 2014/08/16(土) 12:11:18.47 ID:cTj/kmca0
美玲「んー水玉か…ドットだったらなー」パサッ

美玲「…耳のシルエットがなー」パサッ

美玲「…もっとダラっとした方が」パサッ

美玲「…血の飛び方が」パサッ

美玲「…目深すぎる」パサッ

美玲「んー…」

幸子(悩んでますね…)

輝子(こだわってるからな…)

58: 2014/08/16(土) 12:12:13.99 ID:cTj/kmca0
美玲「…おっ」

美玲「…ずいぶんフリフリしてるな」

美玲「最近メイド服着たけど」

美玲「これ合いそうだな…」

乃々(そういえば、メイドさんの格好したって言ってましたね)

小梅(ツンツンメイド…ふふ)

59: 2014/08/16(土) 12:13:07.06 ID:cTj/kmca0
美玲「…メイド服持ってないし、意味ないか」パサッ

美玲「んー…」

美玲「特にないかなー」

美玲「…あっ」

美玲「…向こうの棚…」

輝子(動いた…)

幸子(ボクたちも移動しますよ)

60: 2014/08/16(土) 12:13:44.21 ID:cTj/kmca0
美玲「…んー」

美玲「こういうパステルカラーの、持ってないんだよな…」

美玲「大体ビビッドカラーか、ダーク系だし…」

美玲「…ウチ、黒髪だからなー」

美玲「…こういうのだと、雰囲気が柔らかくなるか…?」

美玲「…うーん、ウチに似合うのかなー」

美玲「…あいつらなら何て言うかな」

61: 2014/08/16(土) 12:14:27.05 ID:cTj/kmca0
乃々(…確かに、淡い感じの色を着てる美玲さんは見たことないかも)

輝子(そうだな…いつも原色系)

幸子(ああいう透明なイメージも似合うと思いますよ?)

乃々(私も合ってると思います…)

輝子(フヒ、柔らかわいい…)

小梅(き、季節にも、合ってるね…)

62: 2014/08/16(土) 12:15:15.48 ID:cTj/kmca0
美玲「…乃々は淡い色の服が好きだったはず」

ピピッ カチャコン

乃々(…?カメラですか?)

タンタンタタンッ

小梅(な、なんか打ってる…)

幸子(調べごとですかね?)

63: 2014/08/16(土) 12:16:06.36 ID:cTj/kmca0


イツカーワカルサー♪


乃々(ひゃうぅ!?)

幸子(えっ!?)

美玲「ん!?」クルッ

輝子(み、見つかる…!)

幸子(離れますよ!)

美玲「なんか、聞いたことある音が…」

美玲「気のせい…か?」

64: 2014/08/16(土) 12:17:05.26 ID:cTj/kmca0
小梅(…)

小梅(だ、大丈夫…みたい)

幸子(何事ですか!?)

乃々(ちゃ、着信です…)

―これ、ウチに似合うと思う?

輝子(服の感じで…乃々に送ったんだな)

小梅(さ、さっきのカメラ…このため…)

65: 2014/08/16(土) 12:17:56.58 ID:cTj/kmca0
乃々(マナーモードにしておきます…)

幸子(はぁ…ビックリしました)

幸子(それじゃあ戻りますか…)

乃々(もう心臓が痛いです…)

美玲「…返事来るまでとりあえず保留だな」

美玲「向こうも見てみるか」

66: 2014/08/16(土) 12:18:49.24 ID:cTj/kmca0
幸子(…また移動しましたよ)

乃々(私たちが見てきた方ですね)

輝子(あっちは変なのが多い…)

小梅(み、美玲ちゃんは…どんな反応、するんだろ)

67: 2014/08/16(土) 12:19:55.36 ID:cTj/kmca0
美玲「メタリック…派手すぎるな」パサッ

美玲「脳みそか…小梅が好きそうだけど」パサッ

美玲「魚介シリーズはナイな…」パサッ

美玲「これ鎧か?口元はあったかそうだけど…」パサッ

輝子(さすが…慣れてる)

幸子(ボクたちみたいに、いちいち驚かないですもんね)

小梅(あの脳みそ…わ、悪くない)

乃々(小梅さんならそうでしょうけど…)

68: 2014/08/16(土) 12:20:46.64 ID:cTj/kmca0
美玲「んー…特に欲しいのは無いかな…」

美玲「…帰るか」

小梅(…め、めぼしいモノ…無かったみたい)

輝子(私たちも帰るか…)

乃々(そうですね…なんだかんだで楽しみましたし…)

幸子(…)

69: 2014/08/16(土) 12:24:29.37 ID:cTj/kmca0
幸子「ハッ」

乃々(え?)

幸子「…クチュン!」

小梅(!?)

美玲「ん!?」クルッ

輝子(ヤバイ…!)

70: 2014/08/16(土) 12:26:41.98 ID:cTj/kmca0
乃々(さ、幸子さん何してるんですか!)

幸子(し、仕方ないでしょう!空調が効きすぎなのが悪いです!)

幸子(カワイイボクをこんなに冷やして…!)

小梅(さ、さっちゃん!そ、それは後で…)

輝子(こ、こっちの方見てる…!)

美玲「…」

71: 2014/08/16(土) 12:27:43.54 ID:cTj/kmca0
美玲「…やっぱり変だなッ」

美玲「ここに来るときから、見られてるような…フード選んでるときだって…」

美玲「アイドルのお尻追っかけるなんて、ロクな奴じゃないだろッ!」

美玲「ひっかいて早苗さんに突きだしてやるッ!」

輝子(!)

72: 2014/08/16(土) 12:28:40.43 ID:cTj/kmca0
小梅(は、早く逃げないと!)

乃々(お店を出ましょう!)

幸子(ムリです!入り口が美玲さんの後ろです!)

輝子(い、一旦隠れよう…動いたらすぐに)

美玲「どこだ、そっちかッ!?」

輝子(こ、こっち来た!)

73: 2014/08/16(土) 12:29:26.46 ID:cTj/kmca0
幸子(お店の奥に隠れましょう!)

乃々(小梅さん大丈夫ですか!?)

小梅(か、カバンが棚に、引っかかって…!)

ブチッ

小梅(わっ!)

幸子(行きますよ!)

乃々(急いで…!)

74: 2014/08/16(土) 12:30:21.36 ID:cTj/kmca0
美玲「隠れても無駄だぞッ!」バッ

美玲「いない…逃げられたか」

美玲「あれ…なんか落ちてる…」

美玲「えっ…!これって…」

幸子(…美玲さん、かがんでますよ)

乃々(どうしたんでしょう?)

小梅(…あっ!)

輝子(フヒ、どうした?)

小梅(…さ、さっき一個、と、取れちゃった…)

75: 2014/08/16(土) 12:31:16.55 ID:cTj/kmca0
美玲「…幸子ストラップじゃないかッ」

美玲「なんでこんなところに…」

美玲「…」

美玲「…はーん、そういうことか」

美玲「ウチら、142'sと絡んで仕事すること多いからな」

美玲「ウチを見張って、あわよくば幸子が出てくるのを…」

美玲「…」

美玲「幸子ファンは変なヤツが多いからな…お腹がどうとか…」

美玲「早苗さんより巴に突きだした方がいいか…」

76: 2014/08/16(土) 12:36:51.38 ID:cTj/kmca0
輝子(幸子、またやらかしたな…)

幸子(なんでボクのせいなんですか!)

乃々(さ、幸子さん静かに!)

美玲「今動いたなッ!」クルッ

輝子(っ!)

小梅(き、来てる!)

幸子(あ、あそこに!)

乃々(えっ!?)

78: 2014/08/16(土) 12:37:49.87 ID:cTj/kmca0
美玲「もう逃げるなよッ!」バッ

美玲「またいない…ウチを馬鹿にしやがってッ!」

美玲「…ん?」

輝子(な、なんでこんなところに…)

幸子(他に隠れるようなところ無いです!)

乃々(うぅ…もうダメ…)

小梅(しぃーっ…目の前にいる…)

79: 2014/08/16(土) 12:43:41.58 ID:cTj/kmca0
美玲「…」

美玲「そんなに人の出入りは無かったはずだぞ…」

美玲「試着室が4つとも埋まるかな?」

美玲「…靴も無いし…店員さんが閉めただけか?」

美玲「すみませんッ、誰か入ってますかッ?」

美玲「…」

美玲「入ってないなら、開けてもいいよな?」

80: 2014/08/16(土) 12:44:45.78 ID:cTj/kmca0
シャッ

乃々(ひぃ…)

美玲「いないか…」

美玲「隣は…」

プルルッ

美玲「ん?」スッ

美玲「…輝子から?」

82: 2014/08/16(土) 12:49:39.71 ID:cTj/kmca0
―今すぐ事務所来て仁奈がフードの話聞きたいって

美玲「は?なんで仁奈が…一度もそんな話したことないぞ」

幸子(輝子さん!?)

輝子(フヒ、な、なんも思いつかない…)

―オオカミの気持ちになりたいってダダこねてる泣いちゃいそう

―今すぐ来て仁奈もう帰る時間

美玲「アイツ狼の着ぐるみ持ってるはずだろ?なんでこんな急に…」

83: 2014/08/16(土) 12:50:41.09 ID:cTj/kmca0
美玲「よく分かんないけど…輝子焦ってるみたいだな」

美玲「…突きだすのも時間かかるし…悔しいけど戻るか」

美玲「…」タンタンタタンッ ポチッ

幸子(えっ!まさかうまくいくんですか!?)

小梅(む、向こうに行って…)

クルッ

幸子(ウソっ!?)

84: 2014/08/16(土) 12:51:47.05 ID:cTj/kmca0
小梅(や、やった…!)

幸子(やりましたね!)

乃々(うぅ、息苦しかった…)

輝子(でも…美玲と仁奈に何て言おう)

幸子(まあ事務所に戻るとき考えm)



キノコッノッコーノコゲンキノコ♪

85: 2014/08/16(土) 12:52:45.87 ID:cTj/kmca0
輝子(フヒッ!?)

幸子(なっ!?)

美玲「えっ!?」クルッ


エリンーギマイタケブナs♪


―分かった すぐそっちに行く

86: 2014/08/16(土) 12:53:36.46 ID:cTj/kmca0
輝子(…)

小梅(…)

幸子(輝子さん…)

輝子(マナー…)

乃々(あぁ…)

シャッ

4人「…」

美玲「…」

87: 2014/08/16(土) 12:54:32.59 ID:cTj/kmca0
美玲「…何4人で団子になってるんだッ?」

乃々「あああ、あの…」

幸子「お、お疲れ様です…」

美玲「…」

美玲「とりあえず、事務所にもどるぞッ」

美玲「話はそこで聞くから」

輝子「はい…」



………

91: 2014/08/16(土) 13:28:07.36 ID:cTj/kmca0
――――――――

美玲「なるほどなーウチの雑誌で…」

小梅「う、うん…それで、お、面白そうで…」

幸子「フード雑誌だって普段見かけませんからね」

幸子「実際に扱ってるお店は余計気になりますよ」

美玲「だからって尾行することないだろッ」

美玲「ウチ、本気でとっ捕まえて突きだそうと思ったんだからッ」

93: 2014/08/16(土) 13:29:10.29 ID:cTj/kmca0
乃々「それは…美玲さん、私たちにお店教えてくれなかったので…」

輝子「場所が分からないしな…」

美玲「んー…まあ確かに聞かれても教えようとしなかったけどさ…」

美玲「だって、会った時に新しいの見せた方が、みんな驚くだろッ?」

美玲「一緒に連れてったら、何買ったか分かっちゃうじゃないかッ」

乃々「まあ…新鮮さは欠けるかもしれませんね」

美玲「…」

95: 2014/08/16(土) 13:42:14.10 ID:cTj/kmca0
>>92
>>94
ご指摘ありがとうございます
前作が掲示板に書き込む初めての経験だったので、住み方はほとんど分かっていません
問題になることが多いようなら、やはり基本は文章だけ投稿する形がいいようですね
必要な時だけレスすることにいたします
お二方、ありがとうございました

96: 2014/08/16(土) 13:44:11.72 ID:cTj/kmca0
美玲「…それに、お前らフードとかツメとか…ちょっとだけイロモノだと思ってるだろ?」

幸子「色物ですか?…うーん、そういう風に意識したことは無いですけど…」

小梅「わ、私たち自身、こ、個性的、だからね…」

輝子「フフ、分かる…それに、美玲がいつも着てるから…変な風に見てない」

乃々「そうですね…美玲さんだって私たちによく聞くじゃないですか、似合ってるかどうか」

乃々「そんな風に見てる人に、そんなこと聞かないですよね?」

美玲「…まあな…」

97: 2014/08/16(土) 13:45:17.03 ID:cTj/kmca0
美玲「…ウチら個性的だからさ、でもみんな自分でそれを分かってるし…」

美玲「だからお前らには聞きやすかったんだ…変に言われないって分かってるから」

美玲「でも、どんなお店か気になって、尾行までするってことは…」

美玲「心のホンの少しのどこかで、イロモノに見てたってことじゃないか?」

幸子「…そういうこと…なんでしょうか…」

99: 2014/08/16(土) 13:46:10.32 ID:cTj/kmca0
美玲「あっ、あれだぞ、別に怒ってるわけじゃないぞッ」

美玲「…ただウチはフードもツメも、真面目に可愛いし、かっこいいと思ってる…」

美玲「大人になったら、そんなこと忘れるかもだけど、今はそうなんだ」

美玲「だからなんだ、その…輝子には、一緒に行きたいって言われたことあるし」

美玲「みんなは店の場所教えてくれないって言うけど…」

美玲「…ウチと行ったって、きっと面白くないぞ?」

100: 2014/08/16(土) 13:54:12.39 ID:cTj/kmca0
>>98
そうなのですか
私のssは見てる人も少なそうなので、コメントも全て返しきれるだろうと考えて行った次第です
そのような事態に成りうるなら、やはり無用なレスは避けるべきなのですね
教えてくださってありがとうございます

101: 2014/08/16(土) 13:55:03.89 ID:cTj/kmca0
美玲「見ただろ?フード手にとって、ぶつくさ一人で呟いて…」

美玲「ホントは………みんなと行ってみたいけど」

美玲「…つまんないだけだぞ」

美玲「…」

幸子「…」

幸子「美玲さん…言ってること、少し違いますよ」

102: 2014/08/16(土) 13:57:39.48 ID:cTj/kmca0
美玲「…違うってなんだよッ」

幸子「美玲さんが言いたいのは、要はボクたちと美玲さんの温度差のことですよね」

幸子「美玲さんはフードとツメが好きで、ボクたちはそうでもないから」

幸子「だから、ボクたちはきっとつまらなく感じるだろうって…つまりそういうことでしょう?」

美玲「…直球で言えば、そうなる…かな」

幸子「それなら、やっぱり間違ってますよ」

美玲「…どういうことだよ」

103: 2014/08/16(土) 13:58:39.06 ID:cTj/kmca0
輝子「…美玲、この間キノコの世話…手伝ってくれた…」

輝子「事務所にいる時、霧吹きで…キノコ、干からびないように…」

美玲「キノコ?…うん、ウチと2人でやったぞ」

輝子「その前は、私の部屋に来て手伝ってもらった…」

輝子「キノコの原木、全部ひっくり返して…キノコがよく育つように…」

美玲「…後で育ったヤツ、みんなで食べたな」

104: 2014/08/16(土) 13:59:41.78 ID:cTj/kmca0
輝子「そのまた前は、一緒に買い物した…」

輝子「わ、私、オシャレしないから、美玲に服選ぶの手伝ってもらって…」

輝子「その後、遮光ネット買いに…ホームセンターまで行って…」

輝子「運ぶの美玲にも手伝ってもらった…フヒヒ」

美玲「…うん、あったな…ネットが風で飛ばされて、どっかいったって…」

輝子「…美玲、キノコ好き?」

105: 2014/08/16(土) 14:00:40.47 ID:cTj/kmca0
美玲「へ?まあ、おいしいと思うぞ…メインというよりは、具材としてよく食べるけど」

輝子「フヒ、嬉しい…」

輝子「キノコはかわいくて…おいしくて…栄養がある…。あと…かわいい」

輝子「でも、そうじゃなくて…私みたいに、育てること…好き?」

輝子「そもそも…私のキノコに対する好き以上に…キノコ好き?」

106: 2014/08/16(土) 14:01:34.93 ID:cTj/kmca0
美玲「育てるのは別に…それに、キノコで輝子に敵うわけないだろッ」

輝子「わ、私もそう思う…キノコなら、だれにも負けない…フフ」

輝子「じゃあ美玲、なんで私のこと…手伝ってくれるの…?」

輝子「キノコ育てるの…そんなに好きじゃないのに…」

美玲「なんで、か…なんでだろ…小難しい話は苦手だぞッ」

107: 2014/08/16(土) 14:14:51.79 ID:cTj/kmca0
小梅「それはね…輝子ちゃんのコト、す、好きだから…」

美玲「なッ!?…い、いきなり何言うんだよ小梅ッ」

小梅「で、でも…そうじゃないと、キノコ、い、いじるの…楽しくないでしょ?」

美玲「…」

108: 2014/08/16(土) 14:15:57.29 ID:cTj/kmca0
小梅「しょ、輝子ちゃんだけじゃない…」

小梅「乃々ちゃんが…む、むりぃ…って」

小梅「帰ろうとしたり、つ、机の下に、隠れたり…」

小梅「でも、美玲ちゃん、お、お話したり…ひ、引っぱり出したり、するでしょ?」

小梅「さっちゃんが、か、カワイイボクに協力すべきです…って」

小梅「え、偉そうに…言っても」

小梅「美玲ちゃん、ぬ、濡れるの、ヤダって言いながら…み、みんなでプール、行ったでしょ?」

109: 2014/08/16(土) 14:16:42.35 ID:cTj/kmca0
美玲「………そうだな」

幸子「…小梅さんの映画、怖いって言いながらやっぱり一緒に見るのも、同じですよね」

幸子「映画が好きというよりは、小梅さんと一緒だと楽しいから見るんですよ」

輝子「…私たち、美玲のことだって好きだ…フヒヒ」

小梅「美玲ちゃんと、ふ、フード見ても、楽しいよ…絶対」

幸子「そうですよ!」

110: 2014/08/16(土) 14:19:00.67 ID:cTj/kmca0
乃々「…美玲さん、フード似合うかって私に聞きましたよね?」

乃々「すごく似合ってるって、私もみんなも思いました」

乃々「…フードのこと、詳しくないですけど」

乃々「隠れながら、美玲さんに似合うかなって…みんなで考えてたんです」

乃々「服を買う時、私も輝子さんも…美玲さんによく付いてきてもらうから…」

乃々「なんだか今日みたいなこと…私、新鮮だなぁって思って…」

乃々「…美玲さんさえよければ、みんなでフード選び手伝ってみたいなって思ったんです」

111: 2014/08/16(土) 14:25:32.05 ID:cTj/kmca0
輝子「フヒ…私も美玲と行きたい…」

小梅「わ、私も行きたい…5人で、あ、アイス、買おう…?」

幸子「ボクがカワイくコーディネートしてあげますよ!感謝してくださいね!」

美玲「みんな…」

美玲「…」

112: 2014/08/16(土) 14:26:22.22 ID:cTj/kmca0
美玲「…分かった」

美玲「…でもさ、その…あぅ」

美玲「…その前にさッ」

美玲「…ウチ、あのパステルカラーのフード、やっぱり買おうかなって…」

美玲「…みんなが似合うって…言ってくれたから…」

美玲「…でも、アレに合うような服、ウチ、持ってなくて…」

美玲「…その…」

美玲「…」

美玲「…探すの、みんなに手伝ってほしい…んだけど…」

113: 2014/08/16(土) 14:27:05.73 ID:cTj/kmca0
小梅「…」

小梅「…かわいい」

美玲「なッ!?」

輝子「普段ツンツンしてるから…ギャップ…フヒヒ」

美玲「ぐッ…!おまえらひっかいてやるッ!」

乃々「み、美玲さん危ないですよ…(かわいい)」

幸子「2人とも茶化すのはやめてください!美玲さんの服探しの予定立てますよ!(カワイイ)」

美玲「お、お前らも何ニヤニヤしてんだッ!もう怒ったぞーッ!」

――――――――

114: 2014/08/16(土) 14:27:43.88 ID:cTj/kmca0
――――――――


……皮膚にローションを塗れ、命令通りにしろ……


小梅「…」


……もっと長く話したいが―これから古い友人を夕食に……


小梅「…終わっちゃった…」

小梅「全然恐くない…ハズレ」

115: 2014/08/16(土) 14:28:19.56 ID:cTj/kmca0
小梅「…リモコン…」

小梅「…?あれ、また無い…」

小梅「あの子…あ、いた」

小梅「リモコン、い、一緒に、探して…?」



………

116: 2014/08/16(土) 14:28:56.08 ID:cTj/kmca0
小梅「おかしいな…どこにもない…」ゴソゴソ

小梅「そ、そっちも、無いの…?」

小梅「つ、机の下の、キノコも、マンガも…どかして調べたのに…」

小梅「あ、あとは…」

小梅「…?カバンの中…?」

小梅「ん…あ、ほ、ホントだ…」

小梅「む、無意識に入れてた…へへ」

117: 2014/08/16(土) 14:30:10.00 ID:cTj/kmca0
小梅「それじゃあ、次の…」

小梅「…?えっ、ロッカーの裏…?」

小梅「…な、何か面白いモノ…見つけたの?」スッ

小梅「あっ…何か落ちてる…」

小梅「うーん…しょ…と、届いた」

小梅「あっ、この雑誌…」

"眼帯上手がオシャレを制す!目元オーラでクールな女"

118: 2014/08/16(土) 14:30:45.45 ID:cTj/kmca0
小梅「こ、これも、美玲ちゃんの…だよね、絶対…」

小梅「そう言えば…カタログが無くなったって、ま、前に言ってたな」

小梅「後で返してあげよ…」

小梅「…」

小梅「…」チラッ

"一線を飛び越えろ!眼帯オシャレ技!

小梅「こ、こっちも…いつも、思うけど…」

小梅「こ、こんな雑誌、お、お店で見たこと、ない」

小梅「…どんな内容、なんだろ」ペラ

119: 2014/08/16(土) 14:31:31.49 ID:cTj/kmca0
以上になります
お付き合いいただきありがとうございました

120: 2014/08/16(土) 14:32:49.93 ID:GzuUa4Xfo
乙乙。
小梅ちゃん眼帯して前見えるのかな?

121: 2014/08/16(土) 14:34:40.19 ID:q4lXBQgYo
視力が落ちたりしないのか、それだけが心配です

引用元: 美玲「アイドルのお尻追っかけるなんて、ロクな奴じゃないだろッ!」