1: 2010/10/11(月) 01:21:27.28 ID:gB8AlRLhO
唯「どうしたの?」

梓「ちょっとここでは言えないので…部活終わったらうち来てくれますか」

唯「!!あずにゃんとうとう…」

梓「なんかしたら殴ります」

唯「」

2: 2010/10/11(月) 01:23:38.16 ID:gB8AlRLhO
中野家

唯「おじゃましまーす」

梓「とりあえず私の部屋行っててください、麦茶でいいですか?」

唯「砂糖ひとつまみね!」

梓「はいはい」

4: 2010/10/11(月) 01:27:30.27 ID:gB8AlRLhO
部屋

梓「お待たせしました」

唯「ありがとー!で、相談ってなんだい?」

梓「実は…」モジモジ

唯「(これはまさか…来たの!?とうとう私の時代来た!?)」

梓「…笑いませんか?」

唯「笑わない笑わない!ちょっとリミット外れちゃうだけ!」

梓「それはそれでイヤなんですけど…」

唯「まあまあ、とにかく言ってごらんよ」

梓「…はい」

5: 2010/10/11(月) 01:29:40.95 ID:gB8AlRLhO
おもむろに脱ぎ出す梓

唯「」

梓「あの…そんな見られると恥ずかしいんですが…」

唯「」

梓「聞いてないし…まあ見てもらわなきゃ話進まないからいいか…」

唯「」

梓 ヌギヌギ

6: 2010/10/11(月) 01:31:39.93 ID:gB8AlRLhO
唯調査員がそこで見たものは!

梓「あの…これなんですが…」

唯「あ、あずっ、あずにゃ、そ、それ…」



そこに立っていたのは、見事な巨乳の梓だった!

9: 2010/10/11(月) 01:35:02.58 ID:gB8AlRLhO
唯「」

梓「あの…今朝起きたらこんなになってて…」

唯「」

梓「ブラも合うやつがないし恥ずかしいので…今日はサラシ巻いて無理やり抑えてたんですけど…」

唯「」

梓「どうしたらいいか…やっぱり変ですよね…って唯先輩聞いてます?」

唯「えっ!?あ、ああ、うん、むしゃぶりつきたい!!」

梓「帰っていただけますか」

13: 2010/10/11(月) 01:39:32.96 ID:gB8AlRLhO
唯「つ、つまり…朝起きたら巨乳になっていたと」

梓「はい…」

唯「ほ、本物?」

梓「困ったことに」

唯「触っていい?」

梓「ダメです」

唯「そこはしっかりしてるんだね」

梓「当然です」


しかし…唯は感じていた。巨乳になった梓に感じる、得体の知れない違和感に…

唯「ふーむ…」

梓「?」

唯「あーずにゃーん!!」ダキッ

梓「!なんですかいきなり!まあいつも通りですけど!!」


そして、唯は気づいてしまった…

15: 2010/10/11(月) 01:45:28.92 ID:gB8AlRLhO
唯「…」

梓「ゆ、唯先輩?」

唯「…」フニフニ

梓「!!ちょ、触らないでって言ったじゃないですか!」

唯「…邪魔」

梓「…え?」

唯「この乳が邪魔だあああああああああああ!!!!!!!!!!!」

梓「(うわあ)」

唯「おっOいが邪魔で抱きつきづらいよ!あの遮るもののない胸板がよかったのに!しっくりこないよ!巨乳のあずにゃんなんてあずにゃんじゃないよ!」

梓「なんかよくわからないけどすごいイラっとしました」

唯「なにより…」ポン

梓「?」

唯は梓の肩に手を置き、告げた

唯「…あずにゃんにはまだ早いよ」ニヤッ

梓「先輩だけど言わせてもらいます、その顔うぜぇ」

17: 2010/10/11(月) 01:52:08.76 ID:gB8AlRLhO
唯「とにかく、あずにゃんのためにも私のためにも、その無駄乳どうにかしないとね」

梓「なんか恨みでもあるんですか巨乳に」

唯「だってry」

梓「わかりました、邪魔なのは確かですから無駄なのは認めます」

唯「でも、どうやったら治るんだろ…」

梓「さすがにあまりこの姿は見られたくないですし…憂とか純も微妙に胸ばっか見てました」

唯「男だったら打ち首もんだね」

梓「許してやってください、それに結構胸抑えつけるのって苦しいし少し痛いんですよね…」

唯「あずにゃんが言うとそんなに嫌味っぽくないね」

梓「?そうなんですか?」

唯「似合わないもん」

梓「この女…」

19: 2010/10/11(月) 01:57:23.66 ID:gB8AlRLhO
唯「なにか思い当たる節はある?」

梓「うーん…特には…あっ」

唯「どしたのっ?」

梓「この前ムギ先輩が鞄から落としてったんですけど、HTTメンバーの胸を大きくした加工をした写真がありました」

唯「決定じゃん」

梓「まさか一服盛られました?私」

唯「多分ね…ムギちゃん、何もわかってないなぁ…」

梓「そこは問題じゃありません」

20: 2010/10/11(月) 02:06:38.14 ID:gB8AlRLhO
唯「つまり、ここまでの情報から察するに…」
梓「はい」

唯「犯人はムギちゃん!」
梓「さっき言ったじゃないですか」

唯「明日問い詰めてみよう!あずにゃん、それまでの辛抱だよっ!」

梓「でも、ムギ先輩のことだからあっさり自分がやったって認めそうですね」

唯「確かに」

梓「それで、よくわからない持論を繰り出してきて…」
唯「ふんふん」
梓「唯先輩との生産性のない討論が始まりそうです」
唯「なぬっ!?」

梓「とりあえず明日ですね、唯先輩、話聞いてくれてありがとうございました」

唯「いいよー!普段のあずにゃんの大切さが身に染みてわかったし!」

梓「そ、そうですか」テレ

唯「じゃバイバイあずにゃん!…あ」

梓「どうしました?忘れ物ですか?」

唯「最後にもっかい揉んでいい?」
梓「お疲れ様でした、また明日」

28: 2010/10/11(月) 03:41:35.27 ID:gB8AlRLhO
部室
紬「あらあらー」

唯「というわけで、犯人はムギちゃん、あなただよ!」

梓「そうなんですか…?」

紬「そうよー」ニコニコ

梓「案の定あっさりと…唯「ムギちゃん!なんでこんなことを…おかげで私まで被害を受けてるんだよ!?」
梓「それはいいです」

紬「ふふ、バレちゃったならしかたないわ、私の計画を教えてあげる…」

29: 2010/10/11(月) 03:48:30.24 ID:gB8AlRLhO
梓「計画…?」

紬「そう、私は考えていた。この軽音部も始まって三年目、なのに私たちは何も変わっていない」
紬「ここで一つ、軽音部のみんなの新しい可能性を見いだそうとしたのよ!!」

唯「それが、この巨O化だって言うの…?」

梓「なんだろう、動機はまともな気がするのに行動がむちゃくちゃだ」

紬「そして、私は一人一人実験してみることにした。その一人目が梓ちゃん、あなたよ」

梓「実験て…」

唯「そ、そのこころは…?」ゴクリ

紬「梓ちゃん、あなたの持つ新たな可能性、それは…」




紬「口O巨Oよ!」ババァーン

30: 2010/10/11(月) 03:58:03.20 ID:gB8AlRLhO
梓「…」
唯「…」

紬「そう、梓ちゃんには口O巨Oとして新しいキャラを確立してもらうはずだった」
紬「その小さな体に幼い顔立ち、そこに巨乳という要素が加わり最強に見える…はずだったんだけど、どうやら唯ちゃんには不評だったみたいね」

梓「解せぬ」

紬「というか、ツンデレツインテ貧乳ってもうありきたりすぎるわ」

梓「解せぬっ!!」

唯「…くっ」

梓「ゆ、唯先輩?」

31: 2010/10/11(月) 04:06:57.44 ID:gB8AlRLhO
唯「くっくっく…はぁーっはっはっはっ!!!!!!!」

梓「あ、壊れた」

紬「な、何がおかしいというの、唯ちゃん!?」

唯「わかってない、わかってないよムギちゃん…」
唯「あずにゃんのツンデレツインテ口リはまさにベスト!すなわち王道!王道とは文字通り、昔より伝わってきた誰もが好む、誰もがひれ伏す王の道っ!!」
唯「ムギちゃんのはそれを理解せず、ただかき回したにすぎない!まっさらなキャンバスに、インクをぶちまけただけなんだよ!!」

紬「な、なんですって!?」

梓「ああ、やっぱり始まっちゃった…」

唯「それにムギちゃん、三年目と言ったね。まったく、ちゃんちゃらおかしいよ」
唯「ムギちゃんには…」

唯「このわずかな間で、あずにゃんの全てを見極めたと言えるのっ!?」バババァーン

紬「っ!!」

32: 2010/10/11(月) 04:12:25.16 ID:gB8AlRLhO
唯「そう、ムギちゃんはまだあずにゃんを骨の随まで見極めたとは言い難い…もちろん、それは私だって同じ」

紬「唯ちゃん…」

唯「一緒に、ゆっくり探そう、ムギちゃん。私たちの持つ新しい可能性を…」

紬「っっ唯ちゃん!私間違ってたわ!!」ガバッ

唯「いいんだよ、ムギちゃん…ムギちゃんは高みを目指そうとしただけ、ただそれが少し道を外れちゃっただけなんだから…」

梓「被害者は私なんだけどなぁ…」

33: 2010/10/11(月) 04:16:17.62 ID:gB8AlRLhO
紬「ごめんね梓ちゃん、すぐに元に戻す薬を用意するわ」

梓「あ、ちゃんとあるんですね」
唯「やったねあずにゃん!おっOいが戻るよ!」

梓「おい」
紬「おい」

紬「それにしても…なんで私ってわかったのかしら?」

梓「あ、それは…」ゴソゴソ

梓「ムギ先輩の鞄から、これが落ちてまして…」

紬「あら、私ったら…不覚だわぁ…」

唯「あ、でもムギちゃん」

34: 2010/10/11(月) 04:23:32.14 ID:gB8AlRLhO
唯「その写真のこともあるし…さっきあずにゃんを一人目って言ってたけど…全員巨乳にする予定だったの?」

紬「そうよ、まあ元からいいものもってる澪ちゃんはまた別の方法を考えるつもりだったけど」

梓「なんかおっさんくさいですよ、その発言」

唯「澪ちゃんはねぇ…」
紬「正直澪ちゃんに関してはいい案がなくてね、どうしたものかと思ってたんだけど…」

唯「んー…下ネタを恥ずかしげもなく話す、とか…」

梓「某生徒会役員にいそうですね」

唯「和ちゃん?」

梓「それ本当だったらめちゃくちゃショックなんですけど…」

紬「まあ、澪ちゃんはいじりがいがないってことね」ニコ

梓「澪先輩笑顔で否定された!」
唯「澪ちゃん…哀れな…」

35: 2010/10/11(月) 04:33:22.02 ID:gB8AlRLhO
唯「私は私は!?」

梓「なんで楽しそうなんですか」

紬「唯ちゃんはねぇ…ちょっと天然な性格だし、誰にでも抱きつく人懐っこさがあるから、巨乳幼なじみキャラでいこうかと思ったんだけど」

梓「唯先輩の…巨乳…幼なじみ…」モンモン

唯「おや?あずにゃんのようすが…」

紬「あら、梓ちゃん的にはアリっぽいわねぇ」キラッ

梓「はっ!い、いや、ダメですよやっぱり!!唯先輩は今のままが一番いいです!ってああ!!」

唯「あずにゃーん!!それは告白!?プロポーズ!?愛の言霊なの!?」ガバッ

梓「ち、違います!離れてください!!」

紬「あらあら」ニコニコ

36: 2010/10/11(月) 04:40:42.38 ID:gB8AlRLhO
梓「そ、そういえば律先輩は!?律先輩はどうなるつもりだったんですか!?」アセアセ

唯「おお、りっちゃんの巨乳!!」

紬「りっちゃんはねぇ…ほら、あんまり女の子っぽいのって苦手そうじゃない?」

梓「確かに」
唯「ふむふむ」

紬「だからもし巨乳になったら、自分の女の子の部分を意識しちゃって、部屋で鏡で自分の体をまじまじと見て赤面しちゃって、ベッドの上で恥ずかしさで悶えちゃうような…そんなギャップを期待したんだけど…」

唯「」
梓「」

紬「あら?唯ちゃん?梓ちゃん?」

唯「アリだね」
梓「アリですね」

紬「あらあら」

37: 2010/10/11(月) 04:50:41.55 ID:gB8AlRLhO
唯「アリだよムギちゃん!!いけるよ!」

梓「恥ずかしがってる律先輩…普段からかわれてるぶん、やり返すチャンスですね」

紬「あら、思いのほかウケがいいわね」

唯「よし!じゃあ今日さっそくりっちゃんのお茶に仕込んでみよう!」
梓「おー!!」

紬「私を止めに来たんじゃなかったのかしら…まあ、面白くなりそうね、うふふ」

39: 2010/10/11(月) 04:56:03.39 ID:gB8AlRLhO
律「うぃーっす」
澪「お、みんな早いな」

唯「やっほー澪ちゃんりっちゃん!」ニヤリ
梓「さあさあ、座ってください!」ニヤリ
紬「お茶にしましょうかー」ニヤリ


律澪「?」


おしまい

55: 2010/10/11(月) 08:38:07.81 ID:hk/WX4bm0


律「」

胸が大きくなってました。

律「ど・・・どういうことだこれ・・・」
律「と・・・とにかく学校いかなきゃ・・・まあ、普段よりちょーっとおっきいだけだし気付かれないよな、はは・・・」

聡「ねえちゃーん?」

律「ひ、ひいっ!来るなっ!」

聡「何胸隠してんの?もともと誇れるものでもないだろうに」
律「お前後で屋上な」

56: 2010/10/11(月) 08:49:44.49 ID:hk/WX4bm0
通学路

律「(うう・・・すれ違う人みんな私の胸見てる気がする・・・)」
律「(実際そんなことないんだろうけど、なんだこれすごい恥ずかしい・・・澪のやつ、恥ずかしくないのかな・・・)」

律「(待てよ?別に恥ずかしがることないじゃないか、むしろ喜ぶところじゃないか?女として)」
律「(このまま緊張しっぱなしも疲れるし、普通にしよう普通に・・・)」

澪「おっ、おはよう律」
律「ピエエエエエエエエエエエエイ!!!!!!!」

澪「な、なんだお前・・・テンション高いな」
律「お、おはよう澪・・・(びびったああああやっぱり無理!)」

澪「ん?どうした前かがみになって、お腹でも痛いのか?」
律「(ナイス!)そ、そうなんだよ、朝飲んだ牛乳が悪くなってたのかな・・・はは・・・」

澪「馬鹿だな、お前のことだから、牛乳飲んだだけで胸が大きくなるーなんて考えてたんじゃないか?」
律「むしろ小さくなってほしいんだけどね・・・」

澪「ん?」
律「い、いや!なんでもない!」

57: 2010/10/11(月) 08:57:23.50 ID:hk/WX4bm0
部室

律「ふう・・・まいったな・・・」
律「授業中はどうにか隠し通せたけど・・・さすがにドラム叩いてる時はな・・・」

唯「りっちゃんやっほー!」
梓「こんにちは、律先輩!」
紬「うふふー」

律「お、おう、なんだお前ら、妙に元気だな」

唯「そんなことないよー?ねえあずにゃーん?」ニヤニヤ
梓「そうですよー?」ニヤニヤ

律「(怪しい・・・)」

紬「澪ちゃんちょっと遅れるらしいわ、先にお茶にしましょうかー」ムギムギ

律「(最高にいい笑顔だな・・・)」

58: 2010/10/11(月) 09:07:29.74 ID:hk/WX4bm0
紬「どうぞー」

唯「わーい!いただきまーす!」
梓「唯先輩、がっつきすぎですよ」

律「(くっ、こんな時に限って私の大好物のやつ・・・)」

唯「(やるねムギちゃん!)」キラッ
紬「(ぬかりはないわ)」キラッ
梓「(さすがです!)」キラッ

梓「(よしここで・・・)律先輩、そんな猫背で食べちゃダメです、お行儀悪いですよ」
唯「(まずはあずにゃんがジャブを!)」
紬「(さあ、りっちゃんどうする?)」

律「ちょ、ちょっとお腹痛くてな、はは・・・」
梓「なのにケーキは食べるんですか?」
律「も、もったいないからな・・・」

唯「(あずにゃんねちっこい!)」
紬「(でも確実に動揺してるわね)」

59: 2010/10/11(月) 09:18:56.40 ID:hk/WX4bm0
紬「(次は唯ちゃん、行ってきて!)」
唯「(がってん!)」

唯「りっちゃーん!!!」ダキッ
律「わ、わわわっ!?なんだよ唯!?」
唯「たまにはりっちゃんにも抱きついてみようと思いましてー」
律「わ、私はいいよ!梓のとこ行けよ梓の!」

梓「(くんずほぐれつの状況でも、胸だけはしっかりガードしている・・・)」
紬「(一筋縄じゃいかないわね・・・)」

唯「んもーう、りっちゃんのいけずー」プンプン
律「うるせー!!」

紬「(こうなったら・・・私が行くしかない様ね・・・)」
梓「(ムギ先輩、頼みます!!)」

60: 2010/10/11(月) 09:27:38.01 ID:hk/WX4bm0
紬「あーっと手に持ってたチンカチンカのアイスティーを偶然手が滑って手が滑ってりっちゃんの背中にこぼしちゃったわー!!」

唯「(強行策だー!)」
梓「(てかチンカチンカって!ビールじゃないんですから!)」

律「つめたっ!?」

そして、

手が離れた。

反射的に、律の手は背中に行く。

背筋が伸び、

そこに現われたものは、

紬「ごめんなさーい・・・」ニヤニヤ

律「まったく・・・なにやってんだ・・・ってはっ!!」

たわわに実った二つの果実でした。

唯「りっちゃん・・・」ニヤニヤ
梓「その胸・・・」ニヤニヤ

63: 2010/10/11(月) 09:53:50.87 ID:hk/WX4bm0
ご飯食べてた


律「あ・・・あ・・・」

紬「あらあらあらあら」ニヤニヤ
梓「律先輩その胸・・・」ニヤニヤ
唯「おっきーい!!」ニヤニヤ

律「う、うわああああああああああああああああ!!!!」

紬「まってりっちゃん!私たちに事情を聞かせて!」
梓「(いきなり善人面してる)」
唯「(さすがあくどいねムギちゃん)」

紬「ほら、恥ずかしがらずに・・・」
律「やだ!」
梓「話してみないとわかりませんよ」
律「やだ!!」
唯紬「(この流れは・・・!)」

唯「ラーメンだけじゃ?」
律「やだ!!!」
紬「餃子もつかなきゃ?」
律「やだああああああああ!!!」

梓「鉄板ですね」

65: 2010/10/11(月) 09:56:33.67 ID:hk/WX4bm0
一方


教室

澪「ん?」

体育館

いちご「なんかシンパシーが・・・」

66: 2010/10/11(月) 10:06:21.54 ID:hk/WX4bm0
梓「つまり・・・朝起きたらその見事なモノが胸にあったと」
律「ああ・・・」グスン

紬「登校中も必氏で隠してたのね?」
律「最悪だったよ・・・」

唯「そう・・・大変だったねりっちゃん・・・」
律「悪いな・・・こんな話につき合わせて・・・」

梓「(まさかここまでへこむとは・・・)」
紬「(さすがに少し罪悪感が)」
唯「(でも、涙目で胸を隠してるりっちゃん・・・)」

紬「アリだわ」
梓「アリですね」
唯「むしろ正解」

律「?」

69: 2010/10/11(月) 10:28:22.46 ID:gB8AlRLhO
そういや携帯あったわ

梓「(そろそろネタばらししたほうが…)」
唯「(かわいそうになってきたね…)」
紬「(待って!)ねえりっちゃん、今のままでドラムは叩けるの?」

律「え、ああ、わからんがやってみようか…」

律 ズグダンズンブングン

梓「こ…これは…!」
唯「叩くたびに胸がぽいんぽいんと…」

律「…ああダメだっ!!恥ずかしくてもう無理っ!!」

唯「ムギちゃん」グッ
梓「ナイスです」グッ
紬「完璧よ」グッ

71: 2010/10/11(月) 10:32:22.54 ID:gB8AlRLhO
梓「、とここでネタばらし」

紬「ごめんねーりっちゃん」ムギムギ
唯「でも照れてるりっちゃんかわいかったよー」ユイユイ

律「かわいいじゃねーよ!!なんでこんなことしたんだよーう!!」

梓「それはかくかくしかじかで」
紬「まるまるうまうまなのよ」

唯「わかった?」

律「わかるか!!」

72: 2010/10/11(月) 10:41:56.97 ID:gB8AlRLhO
梓「まあまあ、私もやられましたから」
律「まったく…こんな変なことばっか考えやがって…」
紬「うふふー」ニコニコ

律「じゃあ早く元にもどしてくれよ、できるんだろ?」


唯「ダメだよ」
律「へっ?」

唯「せっかくだからもっとその体を主張しようよ!輝けりっちゃん大作戦その2だよ!」
律「んだそれ!!」


73: 2010/10/11(月) 11:27:39.65 ID:gB8AlRLhO
紬「お買い物行きましょう!お買い物!」

律「こんなかっこで行きたくねーよ!!」

唯「ライブやろーよ!ライブ!」

律「公開レOプじゃねーか!!」

梓「律先輩!海行きましょう!海!」

律「水着を着ろと!?この胸で!?そんなことしたら私が夏の王様だわあなたはイケない太陽ねってやかましいわ!!」

紬「いい感じに困惑してるわね」
唯「あずにゃん満足した?」
梓「最高です」ゾクゾク

76: 2010/10/11(月) 11:53:12.32 ID:gB8AlRLhO
飲んだ

律「やれやれ…」
紬「これで明日の朝には治ってるはずだわー」

唯「どうだったりっちゃん?」
律「二度とごめんだ!!」

梓「まあ今日いっぱい、巨乳を楽しんでください」
律「どうやって楽しめっていうんだ!」

唯「そりゃ…ねえ?」ニヤニヤ
紬「いやだわ、唯ちゃんったら」ニヤニヤ
梓「もう、二人ともいやらしいですよ」ニヤニヤ

律「もうやだこの三人」

77: 2010/10/11(月) 11:59:34.43 ID:gB8AlRLhO
律「じゃーまたなー」

唯「バイバイりっちゃーん」

梓「そういえばさっき言わなかったんですけど…私にくれた薬はすぐに元に戻るやつでしたよね?」

唯「そういえば」

紬「ああ、さっきりっちゃんにあげたやつ、あれはただのラムネよ」

唯「!?」
梓「!?」

紬「梓ちゃんの場合は唯ちゃんに怒られちゃったからすぐ治したけど、りっちゃんはおもしろかったから今日一日あのままでいてもらおうかとおもってー」ムギムギ

唯「さすがムギちゃん…」
梓「ホント味方でよかったです…」

79: 2010/10/11(月) 12:05:47.99 ID:gB8AlRLhO
部屋

律「ふう…今日はまったくえらい目にあったぜ…」
律「ムギも唯も梓も…やつらめ覚えてろよ…」

律「しかし…」チラ


律「…」ムニュムニュ


貼り紙『入ったら頃す!!』

聡「ん…?何やってんだろねえちゃん…まあいいや」

聡少年が大人の階段を上るのは、まだまだ先のことである…

81: 2010/10/11(月) 12:29:06.85 ID:gB8AlRLhO
律「お、おおおお…これが谷間ってやつか…こんなんアイドルがやってるのしか見たことないぜ…」

律「つかTシャツ着てても胸パッツンパッツンなんだよな…ある意味裸より工口いな…これが着工口ってやつか…」

律「ふおっ!水着着たら大変なことに!胸溢れてるぞ!ほとんど隠れないじゃねーかこれ!」

律「…」つ バナナ

律「いや、さすがに止めよう…そこまでいったらただの変態だ…」



律「…」ゴソゴソ

律「…」グニュグニュ


律「…ああ、なにやってんだ、私…」カアァ

82: 2010/10/11(月) 12:34:39.01 ID:gB8AlRLhO
聡「ねえちゃんうっせーぞー」ガラ


律「ふんっ!!」シュタタッ

聡「うわあああ!!目がああ!目がああああああ!!!!!」

律「そのまま速やかに部屋を出ろ…その命、奪われたくなかったらな…」

聡「くそー!ねえちゃんのバカー!!!」

律「危なかった…しかし聡よ、わかってくれ、お前にはまだ早い」


その日、聡の夢には由美かおるのような忍者が出てきたそうです。
そしてそれは、律の面影があったそうな

84: 2010/10/11(月) 12:43:26.61 ID:gB8AlRLhO
律「はーあもう寝よう!明日になれば治るんだし!」

律「おやすみ巨乳の私!もう二度と会いませんように…」


律「…」


律「…」ムニュ


律「だああああああっ!!!!!!寝ろ!寝て全て忘れるんだ私!」

律「(しかし…胸の大きさだけでなんというか…意識しちゃうよな)」

律「(普段男っぽい言動ばっかだけど…なんか自分が女ってことを改めて自覚しちゃうっていうか…)」

律「(くっそ眠れねえええ!!ムギのやつめえええ!!!)」ゴロゴロ

87: 2010/10/11(月) 12:55:24.97 ID:gB8AlRLhO
翌日

律「なん…だと…?」



唯「あずにゃん、りっちゃんゆうべはおたのしみだったのかなぁ?」
梓「間違いないですね、律先輩案外そういうの興味津々ですから」
紬「そうねえ、あの薬、微量だけど媚薬も含まれてるもの。そういうふうになるように」

唯「!?」
梓「!?」

紬「冗談よーうふふ」ムギムギ

唯「何故か冗談に思えないよムギちゃん…」
梓「すぐ治してもらってよかった…」



おしまい

引用元: 梓「唯先輩、ちょっと相談が」