6: 2011/11/16(水) 20:35:47.46 ID:UGS4eHYu0
律「パーティやろうぜ!パーティ!」

澪「いきなりなんだよ」

唯「澪ちゃん、パーティはサプライズじゃなきゃダメなんだよ」

梓「いやいや、予定立ててやりましょうよ、ちゃんと」

紬「はいはーい、わたし寿司パーティやりたいでーす」

10: 2011/11/16(水) 20:49:17.69 ID:UGS4eHYu0
唯「寿司パーティ?」

律「ムギー、寿司屋行くお金なんてないぞー!」

梓「威張って言うことじゃないです」

澪「でもお寿司屋さんって、高いんじゃないのか?」

紬「自分達で握ればいいんじゃない?」

12: 2011/11/16(水) 20:54:20.33 ID:UGS4eHYu0
唯「えへへ、ことぶき寿司だね♪」

律「へいらっしゃーい、っていうムギは想像出来ないなー」

澪「なぜか律のは想像しやすいな」

梓「目を閉じると浮かんできますね」

紬「律っちゃんのハチマキ姿、りりしいかも」

18: 2011/11/16(水) 21:00:09.77 ID:UGS4eHYu0
律「誰か一人くらい否定しろー」

澪「多数決って残酷だよな」

梓「それで本当にやるんですか?」

律「そうなると場所だよねー、言い出しっぺのムギの家は?」

紬「ごめんなさい、今月はもう全部埋まってて」

澪「言い出しっぺって、律だろ」

律「うちで出来るわけないじゃん」

梓「ですよねー」


20: 2011/11/16(水) 21:03:55.33 ID:UGS4eHYu0
律「じゃあ、唯の・・・」

唯「別にいいよー」

澪「はやっ!」

梓「まさかとは思いますが、またご両親お出かけですか?」

唯「うん、温泉だって、あはは」

律「・・・連れてってもらえないことに疑問はないのか」

22: 2011/11/16(水) 21:09:08.67 ID:UGS4eHYu0
紬「じゃあ、ネタは私が用意しまーす」

梓「な、なんかすごく高級なお寿司になりそうですね・・・」

さわ子「それじゃ、わたしがコスチューム担当ね!」

律「うわっ!さわちゃん、いつの間にっ!」

さわ子「なぁにー?顧問を誘わないつもりー?」

唯「さわちゃん、週末予定ないのー?」

澪「こらっ、唯!」

さわ子「毎度のことながら、ないわよぉー!悪かったわねぇ!」

25: 2011/11/16(水) 21:13:49.84 ID:UGS4eHYu0
唯「ということは、うちで寿司飯っていうのを作ればいいんだよねっ」

梓「・・・憂の仕事がまた増えるわけですね」

澪「一生懸命寿司飯作ってる憂ちゃんの姿が、目に浮かぶようだな・・・」

律「よーし!決定!週末は寿司パーティだー!」

紬「やった♪やった♪」

27: 2011/11/16(水) 21:20:24.59 ID:UGS4eHYu0
唯「という訳で、憂が全部用意してくれましたぁ」

憂「みなさん、いらしゃいませ」

律「ここまで予想通りだと、逆にすがすがしい」

澪「いつもゴメンね、憂ちゃん」

憂「いえ、お姉ちゃんのお寿司握る姿なんかもう見れないかもしれないから、嬉しいです♪」

梓「あいかわらず憂の嬉しがる基準が分からない・・・」

29: 2011/11/16(水) 21:25:56.95 ID:UGS4eHYu0
紬「送った荷物はもう届いてる?」

澪「そのでっかいクーラーボックス以外にも荷物があるのっ?」

唯「なんか、でっかい魚が届いたよぉ」

憂「もーお姉ちゃん、カツオって教えたじゃない」

律「カツオっ!?」

紬「本当はマグロにしたかったんだけど、大きさ的に無理だったの」

澪「値段的には、無理じゃないのかっ!?」

31: 2011/11/16(水) 21:31:40.24 ID:UGS4eHYu0
梓「カツオってもしかして、丸ごとですか?」

律「あははー、誰が捌くのかなーなんてー」

澪「あ・・・」

憂「わたしもカツオはちょっと・・・」

律「だよねー」

さわ子「まぁいいじゃない、それよりまず着替えよ!着替え!」

律「どわぁっ!」

澪「・・・相変わらず神出鬼没ですね」

梓「心臓止まるかと思ったぁ」

33: 2011/11/16(水) 21:36:23.26 ID:UGS4eHYu0
律「さわちゃん・・・ほんとにこれ着るの?」

紬「この包帯みたいなのは何ですかぁ?」

梓「ハチマキがねじってあるです」

唯「なんで下はショートパンツみたいなの?」

憂「このハッピも短い気がする」

澪「なんでこんなの着なきゃいけないのぉ」

さわ子「もう!ここまで来たんだから、さっさと着る!」

36: 2011/11/16(水) 21:40:15.33 ID:UGS4eHYu0
律「で、着替えたわけだけど・・・」

紬「これがさらしっていうんだぁ、へぇへぇ♪」

梓「ハチマキなんて初めてしました」

唯「な、なんか、かっちょいい・・・」

澪「どこがだよっ!」

憂「お姉ちゃん可愛いよー♪」

さわ子「さすが、わたしのチョイスは完璧ね!」

40: 2011/11/16(水) 21:44:44.64 ID:UGS4eHYu0
律「なんで、さわちゃんは着替えてないのかなー?」

さわ子「当り前じゃない、わたしコスチューム&食べる係だもん」

律「誰がそんなこと決めたっ」

澪「・・・落ち付け、もう何言ってもムダだと思うよ」

唯「わぁ、ムギちゃん可愛いねー」

紬「ほんとー?」

憂「とっても似合ってますよっ」

梓「・・・あっちは全くの通常運行ですね・・・」

42: 2011/11/16(水) 21:49:48.97 ID:UGS4eHYu0
律「まぁいいや、とりあえずネタどんなのあるか見ようぜー♪」

紬「はいはーい、ネタはこれでーす」

梓「う・・・ウニが殻付きなんですけど・・・」

澪「どんだけの量のイクラだよ・・・」

律「な、なんかまぶしくてもう見てられません・・・」

唯「しっかりしてっ!律っちゃん隊員っ!」

45: 2011/11/16(水) 21:53:55.37 ID:UGS4eHYu0
憂「あれ?マグロとか白身のお魚とかは捌いてあるんですね」

紬「うん、そっちはうちの調理場で捌いてもらったの」

律「カツオもそこで捌いてもらえばいいじゃんっ」

紬「でも、その場で捌いた方が盛り上がるかなーって思って」

澪「いったい、いつもどんなとこで寿司食べてんだっ」

47: 2011/11/16(水) 21:57:48.54 ID:UGS4eHYu0
さわ子「おなかすいたわー、早くしてくれるかしらー」

律「さわちゃんめっ」

梓「律先輩、口に出てます、口に」

さわ子「何か言ったかしらぁ?」

律「何でもないです!少々お待ちを!」

澪「大人になったな、律・・・」

唯「律っちゃんカッコイイよっ」

52: 2011/11/16(水) 22:02:21.20 ID:UGS4eHYu0
律「まぁいろいろあったけど、まず握ってみようか!」

澪「じゃあ、まずは私はみんなの握ったの見せてもらうから」

紬「そうよね、参考にしないとね」

梓「まずはお手並み拝見です」

唯「おー!頑張れー♪」

憂「さすがにわたしも握ったことないから、参考にさせてもらいますね」

律「へ?」

56: 2011/11/16(水) 22:06:41.89 ID:UGS4eHYu0
律「えーっと、これはどういうことなんだろう」

澪「落ち着け、落ち着いて、まず考えるんだ」

梓「落ち着いても何も変わらないと思うんですが」

唯「憂もやったことないなんて予想外でした、テヘ♪」

憂「もーお姉ちゃん、手巻き寿司はあっても握り寿司なんて出したことないじゃない」

紬「わたしはてっきり、みんな握れるのかと」

律「そんなわけあるかーっ」

59: 2011/11/16(水) 22:10:15.25 ID:UGS4eHYu0
律「ま、ままま、まぁいいや・・・と、取りあえず握ってみればよくね?」

澪「適当だーっ」

唯「やってみよー♪」

紬「おー♪」

梓「こういう時って、二人のお気楽さに救われますね・・・」

62: 2011/11/16(水) 22:14:25.20 ID:UGS4eHYu0
憂「とりあえず、前に職人さんが握ってるのを思い出して、やってみますね」

律「さすが憂ちゃん、頼りになるぅぅぅ」

澪「泣くなよ」

梓「な、なんか握る格好はすごくいい感じだけど」

紬「・・・女の子がお寿司握ってるのって、ちょっといいかも///」

唯「ムギちゃんは相変わらずだなぁ」

64: 2011/11/16(水) 22:17:40.93 ID:UGS4eHYu0
憂「はい、できました」

澪「完璧だーっ」

律「なんで?これお店で出てくるのと変わらないよね!?」

梓「さすが憂、ある意味完璧超人・・・」

唯「ダメだよっ!」

紬「唯ちゃん?」

梓「何がダメなんですか?」

67: 2011/11/16(水) 22:20:44.72 ID:UGS4eHYu0
唯「ちゃんと、はいお待ちって言わなきゃダメなんだよっ」

律「おまえ、ばかやろぉ!」

澪「そんなの激しくどうでもいいしっ!」

憂「そ、そっか!はい、お待ち!」

梓「やってるし!」

紬「似合ってる♪似合ってる♪」

70: 2011/11/16(水) 22:25:38.51 ID:UGS4eHYu0
さわ子「どうやらやっと、わたしの出番ね」

律「誰も呼んでませーん」

さわ子「試食させてもらうわよっ」

唯「どきどき」

梓「唯先輩、それ口に出すことじゃないです」

律「ど、どうなの?さわちゃんっ」

75: 2011/11/16(水) 22:31:09.01 ID:UGS4eHYu0
澪「ど、どうなんですか?」

紬「ごくりっ」

梓「ムギ先輩も、それ口に出すことじゃないです」

憂「あぅぅ」

さわ子「う」

澪「う?」

さわ子「うんまーいっ」

唯「おぉー!」

さわ子「スーパーで売ってるお寿司なんて比べ物にならないわっ!」

律「あんた、ほんと誉めるのヘタだなっ!」

77: 2011/11/16(水) 22:35:58.85 ID:UGS4eHYu0
紬「でも、形だけじゃなくて美味しいなんて、さすがねっ」

唯「とりあえず人数分握ってみてぇ♪」

憂「うん、お姉ちゃん」

梓「甘え上手すぎる」

律「だから、憂ちゃんくれっ!」

澪「まぁわたし達も甘えてるんだけどな・・・」

78: 2011/11/16(水) 22:40:04.64 ID:UGS4eHYu0
律「ほんとにおいしーい」

唯「ねー♪」

澪「初めて握ってこれとは、ほんとに憂ちゃんすごいんだな」

紬「ほんと職人さんが握ったみたい」

梓「憂、おそろしい子っ」

憂「えへへー」

さわ子「みんなベタな誉め方じゃなぁい」

律「あんたより数段マシだっ」

81: 2011/11/16(水) 22:44:10.18 ID:UGS4eHYu0
律「ということで、憂先生に握り方教えてもらおうぜ!」

紬「おー♪」

唯「憂先生、頑張ってぇ♪」

澪「憂ちゃんに教えてもらえば、上手く出来そうな気がするな」

梓「テクニックを盗んでやるです」

憂「そんな、大げさな///」

83: 2011/11/16(水) 22:47:37.88 ID:UGS4eHYu0
憂「お姉ちゃん、そこ違う!」

唯「えぇぇぇぇ?」

澪「やっぱり実際やると難しいもんだな」

梓「う、上手く形にならない・・・」

紬「よいしょ、よいしょ♪」

憂「律さん、少し力入れ過ぎです」

律「うー、細かいことは苦手だー」

86: 2011/11/16(水) 22:50:26.81 ID:UGS4eHYu0
律「みんな、出来たぁ・・・?」

澪「なんでお前は寿司一個でそんなに疲れてるんだよ」

唯「な、なんとか形にはなりましたっ」

梓「こんなのでいいのかなぁ」

律「あれ?ムギ?」

89: 2011/11/16(水) 22:53:16.91 ID:UGS4eHYu0
紬「へい!お待ちっ!」

澪「ぷっ」

唯「それがやりたかったんだねー」

憂「ムギさん、かっこいいですよ♪」

梓「それらしく見えるです」

律「このお茶目さーん」

91: 2011/11/16(水) 22:57:27.83 ID:UGS4eHYu0
さわ子「また、わたしの出番ね」

律「だから呼んでませーん」

さわ子「まず見た目ね、極端に大きいのと小さいのがあるわねぇ」

澪「がーんっ」

梓「やっぱりわたしの小さいですか」

律「梓、追い打ちナイス!」

澪「どうせわたしは手が大きいよっ」

94: 2011/11/16(水) 23:01:59.18 ID:UGS4eHYu0
さわ子「あと、このまともに握れてるのは・・・」

律「見渡すのはやめろー」

唯「どきどき」

紬「わくわく」

さわ子「まぁ誰が握ったか一目瞭然よね」

律「差別だっ!」

唯「えー?そんなにひどいかなぁ」

澪「分かっちゃうとこが悲しいよな」

95: 2011/11/16(水) 23:06:35.39 ID:UGS4eHYu0
憂「ムギさんの、すごく綺麗に握れてますね♪」

紬「ほんと?素直に嬉しいっ」

律「どーせわたし達は・・・」

唯「くやしいよ、律っちゃん隊員っ」

憂「お、お姉ちゃんも、その、頑張ったよっ!」

梓「かばってるっ」

律「澪ぉ、わたしにも何か救いの言葉をぉ」

澪「律らしくて、いいぞー」

律「泣いてやるー!」

97: 2011/11/16(水) 23:10:37.47 ID:UGS4eHYu0
律「まぁあれだ・・・問題は味だからっ!」

さわ子「えー、それ食べるのぉ?」

律「あんた本当に教師か?」

さわ子「冗談よっ、まずは梓ちゃんのから」

唯「どきどき」

梓「唯先輩が言わないで下さい!」

100: 2011/11/16(水) 23:16:25.73 ID:UGS4eHYu0
さわ子「うん、普通に美味しいわよ」

梓「普通って」

律「気にするなー、こういう人なんだー」

さわ子「じゃあ次は澪ちゃんの」

紬「どきどき」

澪「ムギ、唯のがうつったのか・・・?」

さわ子「うん、食べ応えがあるわっ」

澪「食べ応えっ・・・!」

唯「さわちゃん、それもう大きさの感想だよぉ」

澪「ぐはっ」

律「唯ー、傷口に塩を塗るなー」

103: 2011/11/16(水) 23:23:37.09 ID:UGS4eHYu0
さわ子「さて次は・・・」

紬「へい!お待ち!」

唯「ムギちゃん、おっかしー♪」

紬「なんだか楽しくなっちゃった♪」

さわ子「じゃあ食べるわね」

憂「どきどき」

紬「もう、憂ちゃんまで」

さわ子「うん、美味しいわ!ちゃんとしたお寿司って感じがする!」

澪「それはどういう意味かなー?」

梓「なんか普通に傷つきますね・・・」

さわ子「え?あ、いや、そんなことないわよ、みんな美味しいから」

律「安心しろ、さわちゃんボキャブラリーがないだけだから」

唯「律っちゃん、厳しいツッコミだねっ」

さわ子「あんた達も、たいがい失礼よね」

108: 2011/11/16(水) 23:28:42.25 ID:UGS4eHYu0
さわ子「さて、もういいかしら」

律「そのベタなボケはやめてっ」

唯「だんなさま、お慈悲をぉ」

梓「なんのキャラですか、それ・・・」

さわ子「嘘だってば!これは律ちゃんね」

唯「ざわ ざわ」

律「そのBGMやめろ」

さわ子「うん」

紬「うん?」

律「うんってなんだぁぁぁぁ、うぅぅ」

澪「だから泣くな」

112: 2011/11/16(水) 23:34:21.85 ID:UGS4eHYu0
さわ子「この形にしては食べられなくはないわね」

澪「容赦ねーっ」

律「魂が抜けそうだー」

梓「だ、大丈夫ですよ律先輩、あの、その、えっと、あれ?」

律「せめて言葉を用意してから慰めてくれぇ」

唯「大丈夫だよ律っちゃん!骨は拾ってあげるからっ!」

憂「お姉ちゃん、意味分かって言ってる!?」

119: 2011/11/16(水) 23:41:49.04 ID:UGS4eHYu0
さわ子「さて、最後ね」

紬「ごごごごご」

唯「ムギちゃん、そのBGMはヘンだよぉ」

紬「えへへ♪」

唯「で、どうですかぁぁー?」

憂「お姉ちゃん、震えてるっ!」

さわ子「こ、これは・・・」

律「これは?」

125: 2011/11/16(水) 23:46:21.10 ID:UGS4eHYu0
さわ子「美味しい・・・ヘタすると憂ちゃんのより美味しいかも」

澪「えええええええええええええ!?」

律「なんか、そういうオチの予感はしてたー」

梓「わたしもです・・・」

憂「さすがお姉ちゃん♪」

紬「やったわね、唯ちゃん」

唯「あぅー、これもー、みなさまのー、おかげですーっ」

133: 2011/11/16(水) 23:52:41.73 ID:UGS4eHYu0
梓「ギターだけじゃないんですね、唯先輩の天才っぷりは」

澪「形が悪くて商品とかになりそうもない所が、唯らしいと言うか何と言うか」

律「この天然の天才がぁっ」

唯「もっと誉めて♪誉めて♪」

さわ子「あんまり誉められてないような気がするわよぉ」

紬「そんなこと、ないない♪」

138: 2011/11/16(水) 23:57:32.37 ID:UGS4eHYu0
律「握ってるうちに上手くなるのを信じて、みんな握ろうっ」

澪「だから泣いて言うな」

紬「みんなで頑張ろー♪」

唯「よぉーし、頑張るぞぉ!」

憂「もう、お姉ちゃん、はりきり過ぎ」

梓「今度はもっと大きく握ってやるです!」

澪「がーんっ」

梓「あ、そういう意味ではなくっ」

律「梓、グッジョブ!」

146: 2011/11/17(木) 00:02:34.45 ID:CCyv3qCX0
さわ子「みんな握ってる間に、それなりになったわねぇ」

律「あんたはいいよっ!食べてるだけだしっ!」

澪「けっこう、お寿司握るって大変なもんなんだなぁ」

梓「いい経験になりました」

唯「面白かったねぇ」

紬「うん、すっごく楽しかった♪」

憂「お姉ちゃんのお寿司食べれたから満足です」

さわ子「なんか、まとめに入ってるみたいだけどぉ」

律「ん?どしたん、さわちゃん」

151: 2011/11/17(木) 00:05:06.23 ID:CCyv3qCX0
さわ子「カツオはどうするの?」

澪「あ!」

律「わ、忘れてたぁぁぁぁぁぁっ」

END




以下、けいおん雑談スレとしてお楽しみください

160: 2011/11/17(木) 00:08:28.15 ID:CCyv3qCX0
>>102
遅くなったけど、指摘ありがとー
そか、憂は紬さんって呼ぶんだな

198: 2011/11/17(木) 01:15:09.75 ID:CCyv3qCX0
律「ムギ・・・後悔しないんだな」

紬「後悔なんてする訳ないない♪」

律「そ、そっか・・・ちょっとは後悔して欲しかったなーなんて」

唯「どしたの律っちゃん?」

澪「なにをやってるんだ?二人で」

梓「後悔って何ですか?」

律「という訳で!今週末に、真夏のおでん鍋パーティをやりますっ!ううっ」

澪「何で泣いてんだっ」

唯「おぉー!楽しそうだねっ」

梓「また唯先輩は何も考えずに!真夏ですよ、おでんですよ!」

紬「楽しくなりそう♪」

200: 2011/11/17(木) 01:19:27.29 ID:CCyv3qCX0
律「真夏におでんってさー、ヘタしたら氏人が出そうだよねー」

澪「縁起でもないこと言うなっ」

唯「サバイバル!サバイバルだよ律っちゃん!」

紬「サバイバル楽しそうっ」

律「さすがに今回は、お前らのノリについていけねー」

梓「ですよねー」

204: 2011/11/17(木) 01:25:33.20 ID:CCyv3qCX0
澪「そもそも何で真夏におでんなんだよっ」

紬「はーい、熱い時には熱いもの食べて冷を取るって聞いたからでーす」

澪「まさかのムギの提案かっ」

律「失礼なっ!わたしはもっと常識人だっ」

唯「律っちゃん、そこ笑っていいとこ?」

梓「唯先輩、的確なつっこみですね」

律「んなっ!梓、そこは否定しろぉ」

210: 2011/11/17(木) 01:31:10.18 ID:CCyv3qCX0
澪「いや、真夏だったら普通にバーベキューとかでいいだろ?なんで、おでん?」

紬「はいっ!熱い大根を口に当てて、あちちーってやりたいです!」

澪「さっきと言ってる事違えーっ」

律「澪・・・わたしも説得したんだ・・・でもダメだった」

唯「いいじゃん、やろうよー面白そう♪」

梓「面白いか面白くないかで判断しないで下さいっ」

213: 2011/11/17(木) 01:37:38.25 ID:CCyv3qCX0
紬「実はわたし、おでんってあんまり食べたことなくて」

澪「普段、どんなもの食べてんだっ」

紬「みんなでお鍋つつくと美味しいんだって、聞いたの」

唯「確かに、みんなでお鍋って、ほわほわするよねー」

律「待て、それが真夏でもほわほわするのかっ?」

梓「想像しただけで、汗だくになります・・・」

澪「なんかすでに熱中症の気分になってきた」

216: 2011/11/17(木) 01:43:15.09 ID:CCyv3qCX0
澪「で、お前はどう説得されたんだ?」

律「いや、お肉じゃあちちーって出来ないでしょ・・・って」

澪「あほかーっ」

唯「あははー、律ちゃんおもしろーい」

梓「いえ、すでに面白い面白くないも問題じゃない気がします」

218: 2011/11/17(木) 01:49:23.56 ID:CCyv3qCX0
紬「ごめんなさい、なんかお鍋のお話聞いたら、やってみたくなって・・・」

梓「ムギ先輩・・・」

澪「ああ、わかったよ・・・やろうよ鍋パーティ」

律「そうこなくっちゃー!」

澪「お前はいったいどっちなんだよっ」

唯「楽しみだねぇ、鍋~♪おでん~♪」

梓「唯先輩は本当にブレないですね・・・」

222: 2011/11/17(木) 01:56:28.75 ID:CCyv3qCX0
律「今回も場所はー・・・」

唯「いいよー」

澪「少しは考えたりしろよっ」

梓「・・・今回はご両親はどこに?」

唯「んー、東北の方って言ってたよーな」

律「すでに聞いちゃいないんだなー」

紬「いいわねぇ、妹さんと水いらずで///」

梓「そっちですか!」

224: 2011/11/17(木) 02:02:13.54 ID:CCyv3qCX0
澪「でも良かったー、家の中で食べるんなら熱中症の心配はなさそうだな」

律「いや、澪・・・お前は大事なことを見逃してるぞっ」

澪「な、なんだよ、大事なことって」

梓「な、なんか恐ろしいことですか?」

澪「恐ろしいことぉぉぉぉぉ!?」

紬「澪ちゃん、落ち着いてっ」

唯「怖がりだなぁ、澪ちゃんは」

梓「で、何ですか、恐ろしいことって」

律「いや、わたしは恐ろしいなんて一言も言ってないんだけどなー」

226: 2011/11/17(木) 02:08:40.91 ID:CCyv3qCX0
澪「もったいつけないで言えぇぇぇ!」

律「それは・・・」

紬「それは?」

律「それはっ!唯が冷房苦手で、家にエアコンがついてないってことだっ!」

唯「あー、そういえばそうだねー♪」

梓「へ?」

澪「ああああああああああああああああああっ!」

229: 2011/11/17(木) 02:13:51.63 ID:CCyv3qCX0
梓「いやいや、それ無理ですよ、扇風機でおでんって何の罰ゲームですかっ」

紬「罰ゲームは大根であちちっ、じゃないの?」

澪「うん、いまその前の段階から罰ゲームになる可能性が出てきた・・・」

律「やっぱり氏人が出るぞぉ」

唯「サバイバルだね、律っちゃん!」

梓「唯先輩が原因なの分かって言ってるんですかっ!」

231: 2011/11/17(木) 02:19:37.45 ID:CCyv3qCX0
唯「という訳でいらっしゃい」

憂「いらしゃいませ!」

律「うぅ・・・本当にエアコン付いてないんだなー」

澪「外よりはマシだけどな・・・」

梓「それも外よりひどくなるかもしれないですね・・・」

紬「みんな頑張ろっ♪」

律「なにをー、頑張るんだっけー」

澪「もう趣旨が違ってきてる気がする・・・」

233: 2011/11/17(木) 02:24:49.58 ID:CCyv3qCX0
唯「という訳で、今回は和ちゃんも呼んじゃいましたっ」

和「どうも・・・でも何するのか聞いてないんだけど」

律「犠牲者が増えてるっ」

和「犠牲者って、なに?」

憂「純ちゃんも呼んじゃいました!」

純「どうも!」

梓「また一人犠牲者が・・・」

純「な、なにっ!?犠牲者ってなんなの!?」

236: 2011/11/17(木) 02:30:56.63 ID:CCyv3qCX0
唯「今日は、おでん鍋パーティです!いぇーい♪」

紬「やったー♪」

律「なんか・・・あの2人がまぶしく見えますっ」

澪「ほんとだ、別次元にいるみたいだなー」

梓「ちょっと律先輩!澪先輩!現実逃避しないでっ」

和「・・・いま、おでんって聞こえた気がしたんだけど」

純「・・・確かに聞こえました」

梓「・・・ようこそ、究極の罰ゲームへ」

純「な、なにそれええええええええええええ!」

238: 2011/11/17(木) 02:37:35.95 ID:CCyv3qCX0
唯「大丈夫!ポカリ○エットもアク○リアスも用意したから、熱中症にはならないよ!」

澪「そういう問題かっ」

和「なにこれ、えーっと?」

律「ごめん・・・呼ばれてるなんて知らなかったんだ」

和「どういうこと?」

律「こうなったら、一緒に犠牲になろぉぉぉぉぉうぇぇぇぇん」

和「ちょっとなんで泣いてるのっ」

純「え・・・え?」

梓「そういうことだから」

純「ちょっと、何がそういうことなのよっ」

240: 2011/11/17(木) 02:43:07.90 ID:CCyv3qCX0
憂「それじゃお姉ちゃん、用意お願い」

唯「はいはーい♪」

紬「みんなでおなべ、楽しみ♪」

律「楽しみで済めばいいけどね・・・」

澪「まったくだ・・・って、あれ?」

梓「エアコンが入ってる?」

唯「じゃじゃーん♪」

242: 2011/11/17(木) 02:47:17.23 ID:CCyv3qCX0
和「この熱いのにトレーナー?」

唯「わたしってぇ、エアコン苦手だからー」

憂「今日だけは、お姉ちゃんに我慢してもらうことにしたんです」

唯「こんな熱いのに、扇風機だけでおでん食べようなんて、そこまでバカじゃないよぉ」

律「ゆ・・・唯」

唯「律っちゃん」

律「・・・唯」

唯「律っちゃんっ!」

律「わたしの冷や汗を返せー!」

245: 2011/11/17(木) 02:55:32.40 ID:CCyv3qCX0
唯「あれぇ?そういう反応?」

澪「助かった・・・」

梓「なんか九氏に一生って感じです」

唯「みんなおおげさだなぁ」

律「お前はエアコンつけるって知ってたから、そんなこと言えるんだよっ」

澪「ムギは知ってたのか?」

紬「いいえ?知りませんでしたけど」

梓「扇風機だけでおでん食べる気まんまんだったんですかっ」

紬「もちろん♪」

律「ムギ、強すぎる・・・」

248: 2011/11/17(木) 03:03:53.23 ID:CCyv3qCX0
和「なにが何だか分からないけど、普通にお鍋を食べるってことでいいのよね?」

澪「うん、罰ゲームが消えて普通になった・・・良かったぁ」

和「み、澪まで、なんで泣いてるの?」

唯「良かったよ!良かったよ!澪ちゃんっ」

澪「お前が言うなーっ」

250: 2011/11/17(木) 03:13:06.01 ID:CCyv3qCX0
憂「支度できました♪」

律「おほー!おでん♪おでん♪」

紬「おでん♪おでん♪」

梓「律先輩、立ち直り速いですね・・・」

律「わたしはかいた冷や汗分を取り戻さなきゃならないんだっ」

和「どういう理屈よ、それ」

純「なんだろう、この着いていけないような、居心地いいようなこの感覚は」

梓「わたしなんてまだ完全に慣れないのに、順応性が高いね」

唯「なに冷たいこと言ってんの?あずにゃぁん」

梓「抱きつかないでくださいー」

純「やっぱり順応しなくていいや」

252: 2011/11/17(木) 03:20:29.46 ID:CCyv3qCX0
律「なにが入っているのっかなっ♪」

澪「こら、行儀悪いぞ、律」

律「いいじゃん、いいじゃん!」

紬「いいじゃん、いいじゃん♪」

澪「ムギ、ノリノリだな」

律「大根~♪玉子~♪ちくわぶ~♪」

紬「ちくわぶってなぁに?」

律「ちくわぶっていうのは、ちくわの親玉だっ!」

澪「嘘教えるなっ」

255: 2011/11/17(木) 03:26:40.92 ID:CCyv3qCX0
律「ナニモ、タタカナクテモ・・・」

紬「あら?この袋みたいなのは?」

梓「それは巾着ですね!中にお餅が入ってたりしますよ」

律「それは丸ごと口に入れて、思いっきり噛むと美味しいんだぜー」

澪「だから、嘘つくなっ」

律「ダカラ、タタカナクテモ・・・」

257: 2011/11/17(木) 03:33:07.77 ID:CCyv3qCX0
唯「味のしみた玉子が美味しいんだぁ」

和「煮玉子とはまた違っていいわよね」

唯「さすが和ちゃん、分かってらっしゃる♪」

唯「このスレ見てる人はどんなのが好きなのかなぁ?」

262: 2011/11/17(木) 03:39:21.61 ID:CCyv3qCX0
澪「じゃがいも入れるのかー」

律「うちじゃ入れたことないなー」

和「あら?うちでは普通に入れるけど」

純「うちも入れますねー」

唯「ふぅん、けっこうポピュラーなんだね」

263: 2011/11/17(木) 03:43:16.89 ID:CCyv3qCX0
憂「はんぺんは忘れちゃいけませんよね」

律「あれこそ、覚まさずに食べると熱いよなー」

澪「じゅーって汁が出てくるからな」

梓「なんか口の中が熱くなってきたです」

265: 2011/11/17(木) 03:48:24.61 ID:CCyv3qCX0
紬「うふふ、罰ゲームにもってこい・・・」

和「なに?今日は罰ゲーム前提なの?」

唯「怖がらないでいいよぉ、和ちゃん」

澪「今日はおでん自体が罰ゲームになる予定だったんだ・・・」

唯「罰ゲームにならなくて良かったよねっ」

澪「だから、お前が言うなっ」

律「でもさー、罰ゲームなくなったおかげで・・・」

梓「どうしたんですか?」

266: 2011/11/17(木) 03:54:01.61 ID:CCyv3qCX0
律「話が終らなくなったっ!」

唯「そうだよねー♪」

澪「いや、そうだよねーではなく」

紬「じゃあ、食べるだけ食べて、寝ちゃいましょ」

憂「ちょうど煮えて来たみたいです」

唯「それじゃあ、おでん食べて、バイバーイ♪」

律「いいのかよ、こんな終わり方でっ」

唯「いいんだよ、これがVIPなんだよ、律っちゃん!」

律「あー、じゃあしょうがないよねー」

267: 2011/11/17(木) 03:59:30.04 ID:TdC8mEzO0
終わり?
おでん編おつおつ

268: 2011/11/17(木) 04:01:04.09 ID:iAIw1cYW0
終わりか乙
和んだ

引用元: 紬「ことぶき寿司」