千早「……」

やよい「あれ？どうしたんですかー？千早さん」

千早「……」ｼﾞｰｰｰｰ

やよい「私の顔、何かついてますかー？」

やよい「あ、千早さんもお茶飲みます？」


千早「……」

千早「……」ｳﾝｳﾝ

やよい「じゃ、ちょっと待っててくださいねー！」


伊織「あら千早。おはよう。」

伊織「相変わらず仏頂面ねー。もっと私みたいに愛嬌良」

千早「」ﾋﾞｼｯ

伊織「痛っ」


伊織「な、な、な……！」

伊織「千早、何すんのよ！痛いじゃない！」

伊織「オデコ赤くなっちゃったらどうするのよ！？」

千早「……」ﾂｰｰﾝ

伊織「ちょっと千早…。あんた、ケンカ売ってるの…！？」


やよい「ちょ、ちょっと二人とも！何やってるんですか？」

伊織「どうもこうもないわよ、千早が私のオデコをピンッってやったのよ！？」

伊織「やよい、あとが残ってないか見てくれない？」

やよい「えっと……うん、大丈夫だよ、伊織ちゃん」


やよい「千早さん！いきなり伊織ちゃんのオデコをピンッってやったらダメじゃないですか！」

やよい「めっ！ですよ！？」ﾋﾞｼｯ

千早「……」ﾆﾔﾆﾔ


伊織（やだなにこれ気持ち悪い）

小鳥（ニヤニヤ……）

＜AM09:00＞

春香「千早ちゃん、生っすかの打ち合わせ、一緒に行こうよ！」

千早「……」

春香「千早ちゃん？」



やよい「うっうー！今日は真さんと一緒にダンスレッスンですー！ステップっ！」

真「おお！気合入ってるね、やよい！一緒に頑張ろう！」

やよい「はいっ！」



千早「…………」ｼﾞｰ

春香「ちょっと、千早ちゃん！早くしないと遅れちゃうよ、ほら行くよっ！」

千早「……！」ｵﾛｵﾛ

＜AM09:30＞

番組D「おはようございます。それじゃ、今日もよろしくね」

春香「はいっ！よろしくお願いします！」

美希「あふぅ、適当に頑張るの」

千早「……」ｵﾛｵﾛ…

春香（……千早ちゃん？）


・・・


番組D「……っていう感じで、次はこういきたいんだけどね」

春香「……」

美希「……」

千早「……」ｾﾞｪｾﾞｪ…


春香「あ、あのすいません！」

番組D「え？」

春香「あ、あの、千早ちゃん？大丈夫？」

春香「なんだかすごい調子が悪そう……汗が」


春香「ちょっと休んで来たら？」

千早「……」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ…


春香「だ、大丈夫かな、千早ちゃん……」

美希「……あふぅ」


・・・


千早「……」ｾﾞｪｾﾞｪ…

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

『うっうー！やよいのスマイル体操、始まりますよーっ！！』

千早「……」



千早「……」ﾆﾔﾆﾔ

＜AM11:00＞

春香「戻りましたー！」

美希「戻ったの。あふぅ」


千早「……っ！」ﾊﾞｯ

春香「ど、どうしたの、千早ちゃん……」

千早「……」ｷｮﾛｷｮﾛ…

千早「……」ｼｮﾎﾞﾝ


春香「千早ちゃん……？」

P「お疲れ、3人とも。どうだった？」

春香「えっと、打ち合わせは問題なかったんですけど……」


千早「……」ﾄﾞﾖｰﾝ

春香「ちょっと、千早ちゃんの様子が、おかしいかな……」

P「千早が？」

美希「……そういえば、千早さん、今日朝から一言もしゃべってないの」

美希「確かにいつも言葉少ないほうだけど、今日は、まだ、一言も。」

春香「プロデューサーさん。何か訊いてません？」

P「いや、特に何も…。昨日もいつも通りの千早だったし」

春香「何か、あったんですかね……？」


千早「……」ﾄﾞﾖｰﾝ

千早「！」ﾊｯ


『…よね、今日はとても楽しかったです！』

『やよいも大分上手にステップ踏めるようになったね！ボクもうかうかしてられないな』

ｶﾞﾁｬｯ

やよい「お疲れ様ですー！戻りましたー！」

千早「……！」ｷﾗｷﾗ


春香「……」

P「まあ……おかしいというか、変、かな……？」

＜PM00:00＞

春香「あの……千早ちゃん？お昼、一緒に食べに行こう？」

千早「……」

春香「……えっと」


やよい「お昼ですねー、今日もお弁当持ってきたんですー！」

雪歩「わあ、これ、やよいちゃん作ったの？かわいい～」

千早「……っ！」ｶﾞﾊﾞｯ


やよい「あれ？どうしたんですかー？千早さん」

千早「……」ﾆﾔﾆﾔ

やよい「えっと、これ。私が作った、お弁当ですっ！」

千早「……っ！」ｽﾞｯｷｭｰﾝ


春香「……」

春香「私、一人でお昼、行ってくるね……」

やよい「作ったといっても、これ、昨日の残り物なんですけどねー」

やよい「夏だと、しょくちゅうどくが怖いので、難しいですが」

やよい「今の季節なら大丈夫かなーって」


やよい「いただきまーす」

雪歩「いただきます」

千早「……」


やよい「うん、おいしい！」

雪歩「やよいちゃんは料理も上手で羨ましいなぁ。私なんて……」

千早「……」ｼﾞｰｰｰ


やよい「あの、千早さん？お昼は、どうされたんですか？」

千早「？？」

やよい「もしかして、忘れたんですか？」

千早「……」

千早「……」ﾀｯﾀｯﾀｯ…


雪歩「いっちゃった……」

雪歩（今日の千早ちゃん、なんだかちょっと怖いな……）


ｶﾞﾁｬｯ


千早「……」ﾊｧﾊｧ…

雪歩（も、もう戻ってきた！？……コンビニのお弁当？）


千早「……」ｶﾞｻｶﾞｻ

千早「……」ﾊﾟｶｯ


雪歩「え、ええええ！？」

雪歩（た、ただの白いごはん……！？おかずも、お漬物すらないよ？？）

千早「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ…

千早「……」ｼﾞｰｰｰ

千早「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ…


雪歩（も、黙々と食べてる……。白いご飯だけ、黙々と……）

雪歩（なんで時折、やよいちゃんを見つめるんだろう）


やよい「あ、あの、千早さん……。お金、ないんですか？」

千早「……」ｼﾞｰｰｰ

やよい「……よ、よかったら、私のおかず、分けますよ？」

千早「！」


千早「……」ﾎﾛﾎﾛ…

雪歩（ち、千早ちゃんが泣いてる…っ！）

やよい「困ったときは、お互い様です、千早さん！」

やよい「どうぞ！これ、昨日のあまりもので申し訳ないですけど……私の作った、きんぴらごぼうです！」

千早「……」ﾎﾛﾎﾛ…


雪歩「あ、あの、千早ちゃんっ！よかったら、私のおかずも」

千早「……」ﾄﾞﾖｰﾝ

雪歩「そ、そんなあからさまに嫌そうな顔しなくても……」


やよい「千早さん、好き嫌いは、めっ！ですよ？」ﾋﾞｼｯ

千早「……」ﾆｺﾆｺ


やよい「お米は美味しいですけど、これじゃ夕方まで体が持ちません！体がしほん、ですよ？」

やよい「みんなのおかずを合わせれば、千早さん、午後も元気いっぱいになれます！」

千早「……」ﾆﾔﾆﾔ


雪歩（なんだろう、これ……なんだろう）

＜PM01:00＞

P「千早。14時から新曲のリハーサルがあるから。そろそろ準備してくれよ？」



千早「……」

やよい「あれ？どうしたんですかー？千早さん」

やよい「急にお隣に座ったりして……。前のソファ、空いてますよ？」

千早「……」ﾆｺﾆｺ

やよい「？？」



P「おーい、千早、聞いてるのか？そろそろ準」

千早「……っ！」ｼｬｰｰｯ！

P「な、なんだよ……そんな怖い顔して……」

千早「……」



千早「……」ﾆﾔﾆﾔ

やよい「千早さん、これからリハーサルなんですかー。」

やよい「千早さんの新曲、楽しみですね！」

やよい「私は夕方まで空き時間だなぁ。どうしよう、宿題持ってくればよかった……」


千早「……！」

千早「……」ｸﾞｲｸﾞｲ

やよい「あれ？どうしたんですかー？千早さん」


千早「……」ﾆｯｺﾘ

やよい「……？」


千早「……」ﾊﾞｯﾊﾞｯ

やよい「千早さん、歌う……？」


千早「……」ﾊﾞｯﾊﾞｯ

やよい「私、聞く……？」

やよい「あ！私も一緒に行って、千早さんの歌を聴いてもいいってことですか？」

やよい「それはとても勉強になります！……でも、いいのかなぁ？」


やよい「プロデューサー？」

P「んー？どうしたやよい？」

やよい「千早さんのリハーサル、私も行ってもいいですか？」

P「え？ああ、別にいいけど……？」

やよい「やったー！いぇい！」


やよい「勉強させてもらいます！よろしくお願いしますね、千早さん！」

千早「……」ﾆｺﾆｺ



P（千早の奴……）

＜PM02:00＞

千早「……！」ｶﾞｰｰﾝ


P「駄目だ！やよいは俺と別ブースで見学する！」

P「やよいを離せ、千早」

P「なにも一緒にいる必要もないだろう。これは仕事だぞ」


千早「……！」ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ…

P「そ、そんな怖い顔してもダメだぞ！？おおお、俺は脅迫には、くくく屈しないからな！？」


千早「……」ｼｮﾝﾎﾞﾘ

やよい「あの、千早さん！私、隣のブースで千早さんの歌、しっかりと勉強させてもらいます！」

やよい「頑張って下さいね！」

千早「……！」ｷｭﾝｷｭﾝ


P「……。さ、わかったら早く準備だ」


千早「……！」ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ…

音楽D「じゃあ、最初の入りからいこうか？」

音楽D「最初はこう、抑えて抑えて、優しく繊細なものに触れるかのように……」

音楽D「さあ行こう、ワン、ツー、スリー」

千早「……」


音楽D「……あれ」

音楽D「そ、それじゃちょっと抑えすぎかな……というか声出てる？」

音楽D「もう一回いこう。ワン、ツー、スリー」

千早「……」


音楽D「……」

千早「……」ｵﾛｵﾛ

やよい「千早さん、どうしたんでしょうか……」

P「千早の奴、もしかしてまた声が出なくなったのか……？」

やよい「……千早さんっ」


音楽D「あのー、765さん。如月さんの様子が……」

千早「……」ｵﾛｵﾛ


やよい「千早さんっ！」

千早「！」


やよい「どうしたんですか、千早さん！喉痛いんですか？のど飴、買ってきますよ？」

やよい「それとも、ほかに体調が……？大丈夫ですか？？」

千早「……」ｷﾞｭｯ

やよい「あれ？どうしたんですか？千早さん」

やよい「手を握ったりして……」

千早「……」


やよい「千早さんの手、柔らかくて温かいですねー」

千早「……！」


千早「……ｽｩ」

千早「あおいーーーーーとりぃぃぃーーーーー！！！」


やよい「す、すごい！すごいです、千早さん！」


音楽D「なんというパワフルな声量、それでいて透明な声質！これが如月千早の隠された実力……！」



P（……）

P（いや色々とおかしいだろこの状況）

＜PM04:00＞

やよい「千早さん、凄かったです！私もあんな風に歌えるようになりたいなー」

やよい「どうしたら、千早さんみたいに歌えるようになりますか？」


千早「……」ﾄﾝﾄﾝ

やよい「……胸？」

千早「！！」ｶﾞｰｰﾝ


やよい「あ、違います！こころ、心ですね！そうですよね！大事なのは、歌いたいという気持ち……」


やよい「歌う技術も大事ですけど、気持ちがこもっていることが一番大事ですよね！勉強になります！」

千早「……」ﾆｺﾆｺ


P「おーい、やよい。そろそろ出発するぞー」

やよい「はーーい！」

千早「！」

P「準備できたか―」


千早「……っ！」ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ…

P「いやなんで千早がそんな怒ってるんだよ……そ、その顔やめろよ……」


P「やよいはこれから仕事なんだから！大体、千早、今日はもう上がりだろ？」

千早「……」

P「ほら、邪魔するんじゃない。」


千早「……」ｽｽｯ

P「だから……」

千早「……」ｷｭｯｷｭｯ

P「なんかバスケのディフェンスみたいに重心低いし、靴がバッシュみたいに鳴ってるし」


P「子供っぽいことするなよ。やよいが見てるぞ」

千早「……！」

やよい「えっと、そしたら千早さん。いってきますっ！お疲れ様でした！」


ﾊﾞﾀﾝ…


千早「……」



千早「……」ｼｮﾎﾞﾝ



千早「……」ｼｸｼｸ…



千早「……」ﾌﾞﾜｯ

千早「……」ｺﾞｿｺﾞｿ


ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

『うっうー！やよいのスマイル体操、始まりますよーっ！！』


千早「……」ﾆｺﾆｺ


・・・

響「それで、自分、その時、こういったさー！」

響「『それ、洗濯板じゃないよ、まな板だよ』……って！」

響「あはは、あの時はお腹抱えて笑っちゃったぞ！」

貴音「それは、なんとも殊勝な心掛けですね、響」

貴音「……！！」


響「ん？どうした、貴音？」

貴音「響。今、事務所の中に入るのは辞めましょう……」

響「えーー？どうしてだ？」

貴音「なにやら……面妖な気配を感じるのです」


・・・


『うっうー！やよいのスマイル体操、始まりますよーっ！！』

千早「……！……！」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ


・・・


貴音「今日は、このまま帰路につきましょう、響」

響「うぇ？別にいいけど……」

＜PM07:00＞

P「ただいま帰りましたー」

やよい「うぅー、すっかり遅くなっちゃいました。お外、真っ暗ですー」

千早「！！」

やよい「あれ？千早さん、まだ残ってらっしゃったんですか？」


P「千早、お前……」

P「まあいいや。俺、ちょっと用事済ませたら、この後やよい送るつもりだったから」

P「千早も一緒に送るよ。」



やよい「あれ？どうしたんですかー？千早さん」

やよい「私の頭、なにかついてました？」

千早「……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ



P「……」

P「いや、話、訊けよ」

＜PM07:30＞

やよい「ありがとうございます、プロデューサー！車で送ってもらって」

P「今日は予想以上に収録時間かかったし、お疲れだろ？」

P「それにやよいは家に帰ってからも仕事があるわけだし、ちょっとぐらいは手伝いさせてくれ」

やよい「お言葉に甘えますー」


千早「……」

千早「……」ｷﾞｭｯ

やよい「千早さん？」

千早「……///」


やよい「千早さんの手、やっぱり温かいですねー」

やよい「温かくて、柔らかくて、すべすべしてます」


千早「……っ///」


P（後部座席で何やってんだ、千早……）

P「ついたぞー、やよいー」

やよい「はい！ありがとうございました、プロデューサー！お疲れ様です！」

P「また明日なー」


P「じゃ、次は千早だな。」

P「……あれ？いない」



やよい「あれ？どうしたんですかー？千早さん」

やよい「一緒に車、降りちゃいましたけど」

千早「……」ﾊﾞｲﾊﾞｲ



P「いや、バイバイ、じゃなくて……」

やよい「あ！よかったら、一緒に晩御飯食べましょう！」

やよい「きっと楽しいですよ！」

千早「……！」

千早「……」ｳﾝｳﾝ


P「おーい、千早―？」

千早「……」ﾊﾞｲﾊﾞｲ

P「……」


P「わかったよ。やよいにあんまり迷惑かけるなよ？それじゃ、二人ともまた明日」


やよい「お疲れ様でしたー！」

＜PM08:00＞

やよい「ただいまー、ごめんね、遅くなっちゃったよー」

やよい「これから、ご飯の支度するね？」

弟妹「はーーーい」

千早「……」ﾂﾝﾂﾝ


やよい「あ、千早さん、居間で休んでもらっていいですよ？」


千早「……」ﾊﾞｯﾊﾞｯﾊﾞｯ

やよい「千早さん、料理、……胸？」

千早「……！」ｶﾞｰｰﾝ


やよい「あ、ごめんなさい！お手伝いしてくれる、ってことですか？」

千早「……」ｳﾝｳﾝ

やよい「ありがとうございます！千早さんがお手伝いしてくれたら、あっという間ですね！」

＜PM09:00＞

やよい「千早さん。お風呂わいたので、いかがですか？」

千早「……」ﾍﾟｺﾍﾟｺ

やよい「いえいえ、そんな。一番風呂は温かいですから、どうぞどうぞ！」

千早「……！」


千早「……」

やよい「あれ？どうしたんですかー？千早さん」


千早「………」ﾊﾞｯﾊﾞｯﾊﾞｯ

やよい「えっと、千早さん、私、お風呂…？」


やよい「ああ、一緒に入らないかってことですか？」

やよい「でも、湯船広くないから、狭くなっちゃいますよー？」

千早「……」ﾆｺﾆｺ


やよい「……でもそれ、ちょっと面白そうかも！」

＜PM09:15＞

やよい「はー、やっぱり一番風呂はいいですねー」

やよい「いつもは弟たちに譲っちゃうんですけど」

やよい「たまにはこういうのもいいかなーって」


千早「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

やよい「千早さん、お肌すべすべできれいですねー。羨ましいなぁ」

やよい「私も、こんなすべすべお肌になれるように、日々頑張らないと」


やよい「何か食事に気を遣ったり、ケアしていたりするんですか？」

やよい「お金かかっちゃうのは、私にはちょっと無理かもですけど」


千早「……」ﾓﾐﾓﾐ

やよい「ひゃあっ！」


やよい「ああ、なるほど、マッサージですね！」

やよい「お風呂だと血行もよくなるし、お金もかからないのでお得ですね！」

＜PM09:45＞

やよい「千早さん、せっかくなので今日はお泊りしていってください！」

やよい「外は寒いですし、せっかくお風呂入ったのに、体が冷えてしまいます！」

千早「……」ﾜｸﾜｸ



やよい「でも、千早さん背が大きいからちょうどいいパジャマがないかも……」

千早「……」

やよい「あ！お母さんのパジャマならある！」



やよい「すいません、千早さん。ちょっと……年寄り臭いですよね」

千早「……」ﾌﾙﾌﾙ

やよい「でも……なんだか、久しぶりにお母さんが帰ってきたみたいで。すごく、うれしいですっ」


千早「……！」ｷｭﾝｷｭﾝ

＜PM10:15＞

やよい「お父さんお母さんのベッド、セットしたので、ここでお休みしてください……ふぁあ……」

やよい「あ、ごめんなさい……ちょっと、今日は疲れちゃって、眠くて」

千早「……」ｳﾝｳﾝ


やよい「それじゃ、また明日……おやすみなさい、千早さん」


ﾊﾞﾀﾝ


千早「……」



千早「……」



千早「……」ﾓｿﾞﾓｿﾞ…



千早「……」ｽﾀｽﾀ…

やよい「すー…すー…」


ｶﾞﾁｬｯ


千早「……」



やよい「すー…すー…」

千早「……」ﾓｿﾞﾓｿﾞ…


やよい「すー…すー…」

千早「……///」




やよい「すー…すー…」

千早「すー…すー…」

＜AM00:00＞

千早「……ん」


千早（あ、あれ？ここは……）

千早（私、何をして…）


千早「！！」


やよい「すー…すー…」


千早（た、高槻さん！？どうしてここに…っ！）

千早（っていうか、ここ……私の部屋、じゃない！？）


千早（もしかして、高槻さんの家！？）


千早（ど、どうして、こんなことに……）

千早（……思い出せない。なんで私がここにいるんだろう）

千早（確かに、昨日自分の部屋に帰って、自分のベッドで寝たはずなのに……）


千早（……も、もしかして、これは夢なのかもしれない）

千早（ちょっと現実感が強いけど……前後関係をつかめないこの感覚。きっとそうよ）

千早（きっと、目が覚めればいつもの私の部屋に戻るはず……だから、今は寝よう）


やよい「すー…すー…」

千早（……）


千早（どうせ夢なら、せっかくだし、高槻さんを抱き枕代わりにしてみよう、かな……）

ｷﾞｭｯ

やよい「んー……温かい……」


千早（夢だから、いいのよ、きっと……。高槻さんいい匂い……）


・・・
・・
・

＜翌朝＞

やよい「…ん、んー……」

やよい「んん…？？」


やよい「あれ？どうしたんですかー？千早さん」

やよい「ベッドで寝てたはずなのに、私の布団に来て……」


千早「すー…すー…」


やよい「……千早さんの寝顔、かわいいですね。もう少し、そのままにしておこうかな……」

やよい「よーっし、今日も一日、がんばらないと！」


千早（…………）


千早（あ、あれ。おかしい……一体どこがどうなってるの……？）



＜おしまい！＞

72ｨ…

何だったのか

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おつ？