1: 2013/03/09(土) 00:24:02.67 ID:ij3xwF+P0
ちひろ「え? 職場見学ですか?」

P「はい……なんでも俺が働いているところを見たいそうで」

ちひろ「妹さんということは、学生ですよね?」

P「そうですね……土日になると思います、というかいいんですか?」

ちひろ「ええ、かわいい妹さんの為なんですよね?」

P「……」

ちひろ「え?」

P「ま、いいです……本当にいいんですか?」

ちひろ「はい」

P「とりあえず皆にも聞いてみます」

ちひろ「その方がいいですね」

6: 2013/03/09(土) 00:33:36.97 ID:ij3xwF+P0
P「というわけで……土曜にうちの妹が来るんですけど……」

麻理菜「へー? 妹さん?」

留美「あら、家族の事をあまり話さないのに珍しいわね」

雪乃「是非ともお呼びください、お茶でおもてなし致しますわ」

芽衣子「いいね! 会ってみたいし呼んであげてよ!」

P「協力的で助かります……」

麻理菜「ところでPくん何歳だっけ」

P「まだ二十歳の若輩者ですよ」

留美「二十歳にしては落ち着いてると思ったら……妹さんのおかげ?」

芽衣子「そっか、妹さんのお世話をしてるから大人っぽいんだね」

雪乃「落ち着いた雰囲気……素敵ですわね」

P「いえいえ、そんなことありませんよ」

10: 2013/03/09(土) 00:38:06.94 ID:ij3xwF+P0
留美「大丈夫よ、私達はいいトシだから」

芽衣子「うーん、プロデューサーさんより若いとなると……学生かー」

麻理菜「うわー、若いエネルギーについていけるかしら」

雪乃「圧倒されてしまいそうですわね……」

P「大丈夫です、聞き分けがいいので……多分」

留美「あら、自信なさげね?」

P「ちょっとクセが強いといいますか」

麻理菜「大丈夫! たいていの事じゃびっくりしないから!」

雪乃「そうですわね、年上らしく落ち着いてお迎えします」

P「わかりました、それでは土曜日はお願いしますね」

芽衣子「お任せだよ!」

雪乃「はいっ……ふふっ♪」

11: 2013/03/09(土) 00:44:05.57 ID:ij3xwF+P0
土曜日

P「おはようございます……」

ちひろ「おはようございます……? どうしたんですか?」

P「いえ、妹がエキサイトしてたので寝不足で……」

留美「おはよう、平気なのかしら?」

雪乃「あちらでお休みになられては……」

P「平気ですよ、神経が張り詰めてますし」

麻理菜「まあまあ、妹さんの面倒くらい見られるわよ」

芽衣子「そだね、妹さんの一人や二人くらい……」

P「先に謝っておきます、ごめんなさい」

芽衣子「ええっ? どうして?」

留美「なんとなくだけど、嫌な予感がするのよね」

雪乃「ドアの外が少し騒がしいような……」

麻理菜「ま、何とかなるでしょ!」

P「わかりました……入っていいぞ!」

15: 2013/03/09(土) 00:54:02.72 ID:ij3xwF+P0
仁奈「おお、ここがPの職場でごぜーますか」

雪美「……お兄様……どこ……?」

小春「おはようございます~」

聖「……お、おはようございます……」

愛海「おおっ! より取り見取りだね!」

まゆ「おはようございます、兄がいつもお世話になってます」

加蓮「おはようございます、あ……兄さんいた」

茜「おはよーございまーす!!!」

海「へー? ここが兄ちゃんの職場ねー?」

星花「皆さん、騒いではなりませんよ?」

P「本当ごめんなさい」

留美「あなた……何人兄妹なの?」

P「ええと、11人です」

芽衣子「わー……」

雪乃「マグカップ……足りるでしょうか……」

24: 2013/03/09(土) 01:01:41.67 ID:ij3xwF+P0
P「よし、星花から順番に自己紹介してくれ」

星花「はい、お兄様……長女の星花です、兄がいつもお世話になっています」

海「いつも兄ちゃんが世話になっとんね! 次女の海だよ!」

茜「三女の茜です! 何が無くとも元気はあります!!」

加蓮「茜姉さんうるさい……四女の加蓮、まゆは双子の妹だよ」

まゆ「加蓮の双子の妹で五女のまゆです」

愛海「おっぱ……じゃなかった、六女の愛海だよ!」

聖「……七女……聖……です……」

小春「八女の小春ですよ~、この子はペットのヒョウ君です~」

雪美「……九女……雪美……」

仁奈「最後は十女の仁奈でごぜーます! よろしくしやがるですよ!」

P「はい、良く出来ました」

仁奈「おお、もっと褒めやがるです!」

雪美「……私も……」

まゆ「うふ……お兄さん……まゆも頑張りましたぁ……」

27: 2013/03/09(土) 01:06:43.69 ID:ij3xwF+P0
P「ええいまとわりつくな! あとヒョウ君危ないから小春!」

小春「ちょっとここで休んでてねヒョウ君」

P「はいはい、お姉さん達の自己紹介あるからちゃんと聞こうな」

茜「はい!!!!」

P「うっせぇ」

麻理菜「あはは! 元気いっぱいだね! 沢田麻理菜だよ、P君に誘われてアイドル始めたんだ」

留美「和久井留美よ、ちょっと事情があって……アイドルをすることになったわ」

雪乃「相原雪乃です、今お茶の準備を致しますね」

芽衣子「並木芽衣子、これでも22歳だからね!」

海「わっと、皆兄ちゃんより年上なんね?」

加蓮「兄さんは年上趣味だったんだね」

聖「子供は……嫌い……ですか?」

雪美「嫌っちゃ……嫌……」

まゆ「そんなことありませんよね? お兄様ぁ……」

P「そういえば皆年上だな」

31: 2013/03/09(土) 01:11:38.62 ID:ij3xwF+P0
ちひろ「千川ちひろです、ここでプロデューサーさんのお仕事を手伝っています」

星花「ちひろ様、常々兄から話は伺っております」

仁奈「すっごい頼りになるおねーさんだって言ってやがりましたよ」

P「いらん事言いやがって」

ちひろ「ふふっ、それは嬉しいです」

海「ホラ皆! ちゃんと挨拶するんよ! 兄ちゃんにくっつかないの!」

P「嫌いじゃないから心配すんな!」

聖「本当……ですか……?」

雪美「お兄様……」

P「だから嫌いじゃないって」

小春「嫌いじゃなかったらなんなんですか~?」

加蓮「まゆ、嫌いの反対ってなんだっけ」

まゆ「好きじゃなかったかな」

茜「なら好きって言ってください!!!!!」

P「茜うるさいって!!!」

32: 2013/03/09(土) 01:18:09.09 ID:ij3xwF+P0
麻理菜「はいはい! お兄ちゃんを困らせたら本当に嫌われちゃうよ?」

芽衣子「そうだよー! 雪乃さんの淹れたお茶で一休みしようねー!」

留美「……さ、席について」

雪美「……お兄様……こわい……」

聖「…………」

ぎゅう

留美「……傷つくわね……」

P「留美さんは別に怖い人じゃないよ」

聖「……はい……」

P「なあ、ところでさっきから愛海が見当たらないんだが……」

星花「愛海ちゃん……あれ……?」

海「兄ちゃん、ちとやーな予感がするよ」

P「まずいな、雪乃さんとこだ!」

雪乃「お茶、準備できましたわ」

星花「……あら?」

36: 2013/03/09(土) 01:24:10.24 ID:ij3xwF+P0
海「愛海おらんね……どこ行ったんやら」

加蓮「まゆ」

まゆ「うん……聖を守らなきゃね」

P「雪乃さん、本当ごめんなさい」

雪乃「はい?」

愛海「ゲーット!」

仁奈「おお! 机の下でごぜーますか!」

もにゅん

雪乃「きゃあああ! な、何ですの!?」

星花「ああ……こら愛海ちゃん!」

海「本当油断できんね! 離しよ!」

愛海「おおこれはすごい……」

雪乃「やん! おやめくださいな!」

P「小春、ヒョウ君持って来い……あとまゆはリボン貸せ」

小春「は~い」

37: 2013/03/09(土) 01:30:04.69 ID:ij3xwF+P0
愛海「今までで一番おっきいよ! それなのに弾力もすごい! お兄ちゃんこれにしなよ!」

雪乃「もう、あん!」

P「どういう意味だよそれ! さっさと離れろ!」

愛海「やだー! もっと揉むー! 加蓮お姉ちゃんじゃ最近物足りないんだもん!」

加蓮「……ふーん?」

愛海「あ」

ごちん

愛海「」

小春「ヒョウ君連れてきました~」

P「よし、まゆ」

まゆ「片結びでいいですかぁ?」

P「ああ、ぎっちりとな!」

まゆ「はぁい」

海「いつも思うけどヒョウ君の刑だけはやだね」

茜「二度と食らいたくありません!!」

39: 2013/03/09(土) 01:36:10.95 ID:ij3xwF+P0
聖「茜お姉さんは……静かにしてれば……何も怒られないのに……」

雪美「……うん……」

茜「そうかな!!?? うるさくてごめんね!!」

留美「大丈夫?」

雪乃「はぁ……はぁ……なんとか……」

星花「本当に申し訳ありませんわ……」

海「愛海にはよく言って聞かせるから、怒らんであげてね?」

加蓮「といっても……一番怒ってるのは兄さんなんだけど」

仁奈「Pを止めないとやべーですよ!」

芽衣子「うわ! まゆちゃんと二人して目据わってる!」

聖「……どうしよう……」

雪美「あの二人……ああなったら……もう……止まらない……」

茜「私が止めます!!!!」

麻理菜「まあまあ、ここはお姉さんに任せなさい!」

小春「愛海お姉ちゃんヒョウ君と添い寝うらやましいです~、小春もできないのに~」

43: 2013/03/09(土) 01:41:06.31 ID:ij3xwF+P0
愛海「……はっ!? 縛られてる!? まさかこれは!」

P「よう……よくもあんなことしてくれたな」

まゆ「うふ……愛海……よくもお兄様に恥をかかせたわね……」

愛海「ひっ!?」

P「お前帰るまでヒョウ君の刑な」

まゆ「どうぞ……うふ……」

愛海「ひいい!? ヒョウ君顔近いよ! わあああ!」

麻理菜「こら! なんてことしてるのかな」

P「いえ、これでいいんですよ」

まゆ「はい、ウチなりのお仕置きです♪」

麻理菜「だからって縛った上に顔にヒョウ君固定はやりすぎじゃないの?」

P「大丈夫ですよ、懲りないので」

まゆ「お兄様に恥をかかせたんだから……当然ですよぉ……」

麻理菜「まゆちゃん、ちょっと変わってるって言われない?」

まゆ「たまにですねぇ……うふ……」

44: 2013/03/09(土) 01:46:16.71 ID:ij3xwF+P0
P「麻理菜さんの手前許してやる、雪乃さんに謝ってこい」

まゆ「勿論心をこめて謝罪をしないと……ね?」

愛海「わかった、わかったよ!」

雪美「……こわい……」

聖「……うん……」

小春「ヒョウ君おかえりです~」

加蓮「アタシも二度とヒョウ君の刑は嫌かな」

茜「嬉しい人いるのかな!!」

仁奈「小春おねーちゃんは喜ぶでごぜーますよ」

加蓮「あー……そだね」

雪乃「何とか落ち着きましたわ……」

海「来たね、愛海」

愛海「うん……」

星花「ちゃんと謝りなさい」

雪乃「いえ、そんな謝罪など……」

46: 2013/03/09(土) 01:51:24.91 ID:ij3xwF+P0
芽衣子「そうだよ、こんなに落ち込んじゃってるし」

留美「充分罰は受けたように見えるわ」

星花「なりませんわ、これはけじめですの」

海「うん、甘やかしてばかりじゃだめだからね」

雪乃「そうですわね、では……きちんと言葉を受けますわ」

愛海「雪乃さん……おっOいいっぱい揉んでごめんなさい!」

雪乃「おっぱ……!?」

愛海「でもね! すっごい大きくてやわらかかったの! これならお兄ちゃんも喜ぶよ!」

雪乃「よ、喜ぶって……そんな……」

愛海「ほら、今からもませてあげようよ! きっと喜ぶよ!」

海「ちっとも懲りとらんね!」

星花「はしたないですよ、愛海ちゃん」

愛海「あ……ごめんなさい」

留美「……P君」

P「はい?」

47: 2013/03/09(土) 01:56:02.49 ID:ij3xwF+P0
留美「その……大きい方がいいのかしら?」

麻理菜「あれ、そうなの?」

P「へ!? いえ、別に!?」

加蓮「兄さん動揺してる……あーあ」

聖「あの……私も……最近……」

芽衣子「その先は言っちゃいけないと思うよ?」

雪美「……がんばろ……ね……」

仁奈「? 何を頑張りやがるですか?」

雪乃「あの……Pさんさえ宜しければですね……その……」

留美「アナタもアナタで何をいってるの?」

愛海「ああ……感触が忘れられないよ……」

まゆ「うふ……」

P「やべ、まゆのスイッチ入りかかってる……よし! お茶にしよう!」

星花「雪乃様、お手伝いいたしますわ」

雪乃「ありがとうございます、星花……ちゃん?」

48: 2013/03/09(土) 02:00:00.69 ID:ij3xwF+P0
愛海「でもね! 大きさじゃないんだよ! 小さいのもががががが」

P「よし、ちょっと黙ろうか」

雪乃「それでは……改めて、召し上がれ」

加蓮「いただきます……わ、おいしい」

星花「これは……素晴らしいお手前で」

雪乃「ふふ、わかりますか?」

雪美「……うん……すごいおいしい……」

雪乃「ありがとう、雪美ちゃん」

雪美「…………」

雪乃「あ、あら?」

海「平気だよ、照れとるだけだからね」

雪乃「まあ……ふふっ」

雪美「…………」

まゆ「良かったね、雪美」

雪美「……うん……雪乃……優しいから……」

51: 2013/03/09(土) 02:05:16.57 ID:ij3xwF+P0
留美「……わ、私も……撫でてみてもいいかしら?」

雪美「……うん……」

留美「……まだ、怖いかしら?」

雪美「……ううん……」

留美「よかったら……膝の上にいらっしゃい」

とてとて ぽすん

留美「かわいい……ふふっ……」

芽衣子「留美さんの意外な一面だね?」

P「だな、滅多に笑わないのに」

留美「聞こえてるわよ」

芽衣子「あはは、何でもありませーん」

小春「ヒョウ君もごはん食べますか~?」

P「帰ってからな」

小春「今は我慢ガマンですよ~」

麻理菜「ずっと抱っこしてるのね? 仲良しだなー」

52: 2013/03/09(土) 02:10:14.06 ID:ij3xwF+P0
小春「麻理菜さんもヒョウ君ペロペロしますか~?」

麻理菜「ペロペロ!? あはは、次の機会にしようかな」

仁奈「OKしないで助かりやがりましたね」

麻理菜「んー?」

仁奈「本当にペロペロするですよ?」

麻理菜「え、直接? たとえとかじゃないの?」

仁奈「小春おねーさんは直に舐めやがるです」

聖「それが……うちのお仕置き最上級の……ヒョウ君ペロペロの刑……です……」

麻理菜「ねえ」

聖「……?」

麻理菜「結構さ、変わってる家族だって言われない?」

茜「言われます!!!」

55: 2013/03/09(土) 02:16:31.58 ID:ij3xwF+P0
まゆ「本当に美味しいお茶……淹れ方教わろうかな……」

星花「それなら教えて貰ったらどうかしら?」

雪乃「ええ、今度メモも用意してお待ちしております♪」

まゆ「ありがとうございますっ」

P「うんうん、平和だな」

海「そーね」

P「あれ、会話に混ざらないのか?」

海「んー、ウチは繊細なのはよーわからんくてね」

P「あはは、お前と茜はそうだな」

茜「呼びましたか!!!」

P「大雑把だなって言っただけだ!」

茜「すいません!!」

芽衣子「おお……結構耳に来るね」

P「朝あれに起こされるんですよ」

加蓮「おはようございまーす!! って」

56: 2013/03/09(土) 02:21:51.62 ID:ij3xwF+P0
芽衣子「それは、お寝坊さんはいなさそうだね」

P「あー、加蓮はたまに」

加蓮「最近は大丈夫だって」

芽衣子「加蓮ちゃん、低血圧なのかな」

加蓮「似たようなもんで……体が少し弱いんだ」

芽衣子「そっか」

海「でもその分、よく兄ちゃんを独り占めしとるね!」

加蓮「あれはアタシが大丈夫だって言ってるのに兄さんが……!」

仁奈「ずるいでごぜーますよ!」

雪美「……ずるい……」

留美「……かわいい……」

まゆ「少し茜お姉さんから元気を分けてもらわないと、まゆも心配だよ?」

加蓮「同じ双子のはずなのにどうして差がついちゃったかなー」

茜「元気ですか!!?? 分けてあげるよ!!!! どうやってあげようか!!!」

加蓮「うん、もう充分に貰ったから」

57: 2013/03/09(土) 02:26:25.80 ID:ij3xwF+P0
P「さあ今日はこれからどうするかな」

星花「宜しければ、お兄様のお仕事を見学したいのですが……」

P「といっても、そこまで仕事も無いしな」

留美「そうね……どうしましょう」

ちひろ「プロデューサーさん、○○社からお電話です」

P「っと、すまん……ちょっと外す」

ちひろ「1番です」

P「ありがとうございます……はい、Pです……はい……」

海「お、兄ちゃんが仕事してるね」

仁奈「おおお! 電話してやがりますよ!」

まゆ「お兄様……格好いいです……惚れ惚れしちゃう……」

小春「みんなでお兄ちゃんを応援しましょう~」

雪美「……頑張る」

茜「せーの!!!」

加蓮「ちょ、ちょっと待って」

60: 2013/03/09(土) 02:32:15.66 ID:ij3xwF+P0
留美「流石に今はちょっかいを出してはいけないわ」

麻理菜「うん、お姉さん達のお仕事が決まるかもしれないから……ね?」

星花「そうですね……申し訳ありません」

聖「……それなら……見守りましょう……」

星花「皆、お行儀よくね」

仁奈「わかったです」

P「ええ……なるほど、それではこちらからですね……?」

じー

P(30の瞳がこっちをマジマジと見てる……こええ……)

P「いえ何でも……はい……」

芽衣子「本当にお仕事決まるかもね、一歩前進かな?」

雪乃「だと良いですわね♪」

留美「ええ……本当にね」

麻理菜「私らはP君を信じていれば大丈夫、その分レッスンを頑張るよ!」

芽衣子「うん、期待に応えなくちゃ」

62: 2013/03/09(土) 02:37:50.99 ID:ij3xwF+P0
雪美「……? ぴりぴりする……」

まゆ「雪美、麻理菜さん達を見てみて?」

雪美「……真剣……」

まゆ「うん、お兄様が自分達の為に頑張ってくれてるからだよ」

雪美「……家での……まゆと……一緒……」

まゆ「……へ?」

雪美「……ずっと……お兄様を……見てる……から……」

まゆ「ばれちゃった?」

雪美「……うん……」

P「はい……ありがとうございます! それでは失礼します!」

留美「ど、どういう電話だったのかしら?」

P「舞台が決まりましたよ! 端役ではありますが四人ともです!!!」

芽衣子「やった! 初仕事だね!」

雪乃「ようやくお仕事が……夢のようですわ……」

麻理菜「うん! 素直に嬉しいね!」

64: 2013/03/09(土) 02:43:10.97 ID:ij3xwF+P0
P「打ち合わせは月曜日の11時からです、先方に一度顔を出しに行きましょう」

留美「わかったわ」

芽衣子「うんうん! 準備しておくよ!」

麻理菜「ありがとう、プロデューサー」

P「へ? 普段そんな風に呼ばないのにどうしたんですか?」

雪乃「未熟な私たちをお仕事まで導いて下さり……ありがとうございます」

留美「……ありがとう」

芽衣子「ありがとう! 本当に嬉しいよ!」

麻理菜「これからも、一緒に頑張ろうね?」

P「……はい!」

愛海「おめでとー! 記念に留美さんの」

P「ぶち壊しだわ」

愛海「はなしてー!」

麻理菜「あははは! しんみりしちゃってたけど……これでいいか!」

星花「ふふ、そうかもしれませんわね」

65: 2013/03/09(土) 02:49:00.09 ID:ij3xwF+P0
小春「お兄ちゃん、おめでとうございます~!」

海「兄ちゃん、おめでと!」

P「何だよ急に」

仁奈「頑張ったPにごほーびですよ!」

P「何かあるの?」

茜「ありません!!!!!」

P「何がしたいんだよ!!!」

茜「なんでしょう!!!!」

P「なぞなぞがしたいわけじゃなくてな……あーもう」

なで  なで

P「……ん?」

聖「……お兄さんは……頑張ったら……なでてくれます……だから……お返しです……」

P「あはは、ありがとう」

星花「今日は特別に、みんなでなでてあげますわ♪」

愛海「たまにはいいね!」

68: 2013/03/09(土) 02:54:40.05 ID:ij3xwF+P0
まゆ「いつも撫でてくれますからね……今日はいっぱいかわいがってあげます……」

加蓮「そだね、ほら兄さん……なでなでだよ」

海「うん、よくできました!」

小春「お兄さんなでなでです~」

仁奈「よくできやがりました!」

雪美「……いーこ……いーこ……」

茜「全力で撫でますよ!!!!」

麻理菜「面白そうなことになってるねー!」

芽衣子「参加しちゃおうよ!」

留美「そうね、もう一人二人増えても問題ないでしょ?」

雪乃「ええ、ここで妹さん達と仲良しになってしまいましょう♪」

P「うおお手がいっぱいいい! 何これ! すっごい怖いんだけど!」

ちゅっ

P「!?」


おわり

69: 2013/03/09(土) 02:55:15.95 ID:ij3xwF+P0
妹萌えこじらせた

支援ありがとうね
おやすみ

72: 2013/03/09(土) 02:57:51.46 ID:HiUi9uLMI
おつ

76: 2013/03/09(土) 03:04:12.46 ID:ij3xwF+P0
うん、加蓮とまゆの年齢被った時に終わったと思った

引用元: モバP「うちの妹が職場見学したいと言い出しまして」