1: 2011/06/29(水) 20:51:04.81 ID:p0eGVfaC0
菫
2: 2011/06/29(水) 20:51:25.62 ID:p0eGVfaC0
― 放課後 音楽準備室
ガチャ
菫「…」ソローッ キョロキョロ
菫(誰もいない…片づけるなら今のうち…)
菫「はぁ…」
チャッ
ガチャ
菫「…」ソローッ キョロキョロ
菫(誰もいない…片づけるなら今のうち…)
菫「はぁ…」
チャッ
3: 2011/06/29(水) 20:51:46.67 ID:p0eGVfaC0
菫(紬「食器棚、片づけておいてね」)
菫「…」カチャ スッ
菫(…いつ見ても綺麗に並んでるなぁ)
菫(ティースプーンにだって曇りひとつない…)
憂「あ、スミーレちゃん。早いね」
菫「!?」ドキッ
菫「…」カチャ スッ
菫(…いつ見ても綺麗に並んでるなぁ)
菫(ティースプーンにだって曇りひとつない…)
憂「あ、スミーレちゃん。早いね」
菫「!?」ドキッ
4: 2011/06/29(水) 20:52:29.13 ID:p0eGVfaC0
菫「そ、そうですね!」ビクビク
菫「い、今お茶入れますね」アタフタ
憂「そんな慌てなくていいよ。まだ誰も来てないし」
憂「純ちゃんは当番だし梓ちゃんは部長会議だよ」
菫「そ、そうですか…」
憂「そういえばさ、スミーレちゃんってどうしてうちに来たの?」
菫「えっ、えーと、えーと…」
憂「?」
菫「い、今お茶入れますね」アタフタ
憂「そんな慌てなくていいよ。まだ誰も来てないし」
憂「純ちゃんは当番だし梓ちゃんは部長会議だよ」
菫「そ、そうですか…」
憂「そういえばさ、スミーレちゃんってどうしてうちに来たの?」
菫「えっ、えーと、えーと…」
憂「?」
5: 2011/06/29(水) 20:53:17.23 ID:p0eGVfaC0
菫「うう…」
憂「…どうしたの?」
菫「実は…私がここに来てるのは食器棚を片付けるためなんです」
菫「入部とかじゃなくて…」
憂「片付け?」
菫「はい。紬お嬢様からのお言い付けで…」
憂「じゃあティーセットや棚を持って帰るの?」
菫「え」
憂「…どうしたの?」
菫「実は…私がここに来てるのは食器棚を片付けるためなんです」
菫「入部とかじゃなくて…」
憂「片付け?」
菫「はい。紬お嬢様からのお言い付けで…」
憂「じゃあティーセットや棚を持って帰るの?」
菫「え」
6: 2011/06/29(水) 20:53:54.96 ID:p0eGVfaC0
憂「え?」
憂(なんで固まったんだろ?)
菫「えーとですね…」
憂「うん」
菫「えーっと…」
菫「…あれ?」
菫「え、えっと…紬お嬢様は食器棚を新学期が始まる前に速やかに片づけてねというお言い付けだけで…」
憂(…これって)
憂「…仮に整理を指すとしても…ムギ先輩はすごく綺麗にしてたからやることない気がするよね…?」
菫「そ…そうですよね…」
憂(…スミーレちゃん…一度もおかしいとか思わなかったのかな?)
憂(なんで固まったんだろ?)
菫「えーとですね…」
憂「うん」
菫「えーっと…」
菫「…あれ?」
菫「え、えっと…紬お嬢様は食器棚を新学期が始まる前に速やかに片づけてねというお言い付けだけで…」
憂(…これって)
憂「…仮に整理を指すとしても…ムギ先輩はすごく綺麗にしてたからやることない気がするよね…?」
菫「そ…そうですよね…」
憂(…スミーレちゃん…一度もおかしいとか思わなかったのかな?)
7: 2011/06/29(水) 20:54:34.90 ID:p0eGVfaC0
憂「…いつ言われたの?」
菫「え、えっと…春休みに紬お嬢様から直接…」
憂「片付けてねって?」
菫「…はい」
憂「そっか」
憂(紬先輩…なし崩し的にスミーレちゃんを入部させようとしてたんじゃ…)
憂(それに今年は春休み中わたし達結構部室にいたし…)
菫「…」ショボン
憂(どう転んでもスミーレちゃんは私たちに会う羽目に…)
憂「あ、そうそう。クッキー焼いたんだ。みんなが来たら食べようね」
菫「あ、私お茶入れます!」ガッ
憂(なんていうか…存在感も発揮してるし)
菫「え、えっと…春休みに紬お嬢様から直接…」
憂「片付けてねって?」
菫「…はい」
憂「そっか」
憂(紬先輩…なし崩し的にスミーレちゃんを入部させようとしてたんじゃ…)
憂(それに今年は春休み中わたし達結構部室にいたし…)
菫「…」ショボン
憂(どう転んでもスミーレちゃんは私たちに会う羽目に…)
憂「あ、そうそう。クッキー焼いたんだ。みんなが来たら食べようね」
菫「あ、私お茶入れます!」ガッ
憂(なんていうか…存在感も発揮してるし)
8: 2011/06/29(水) 20:55:15.58 ID:p0eGVfaC0
憂「私お皿並べておくね」
菫「あっ、お願いします!」
憂(正式入部は時間の問題だね)
チャッ カチャン…カタタ…
憂(…あれ?)
憂(棚板がグラグラしてるような…)
ガチャッ
梓「会議疲れたー」
憂「あ、梓ちゃんおかえり―」
梓「なんか部長会議って言う割にやったのは新入生の勧誘方法のお説教だけでさー
無理矢理とか拉致監禁はダメだよって話だけで終わった…」
憂「へぇー」
梓「あ、あと物で釣るなって」
憂「あははは」
憂(…それウチじゃないよね?)
菫「あっ、お願いします!」
憂(正式入部は時間の問題だね)
チャッ カチャン…カタタ…
憂(…あれ?)
憂(棚板がグラグラしてるような…)
ガチャッ
梓「会議疲れたー」
憂「あ、梓ちゃんおかえり―」
梓「なんか部長会議って言う割にやったのは新入生の勧誘方法のお説教だけでさー
無理矢理とか拉致監禁はダメだよって話だけで終わった…」
憂「へぇー」
梓「あ、あと物で釣るなって」
憂「あははは」
憂(…それウチじゃないよね?)
9: 2011/06/29(水) 20:55:56.50 ID:p0eGVfaC0
ガチャ
菫「♪」トトト
梓「あ、菫おつかれー」
菫「あっ、えっお疲れ様です!」
梓「そういえば奥田さんは?」
憂「来てないよ」
ガチャ
純「スラマッソレー」バッ
梓「は?」
憂「…スラマッソレー?」
純「…」ガクッ
菫「あ、お疲れ様です」キョトン
純「スミーレだけだよ…私に優しいの…」ヨヨヨ
純「あ、奥田さんは?」
憂「まだ来てないよ」
菫「♪」トトト
梓「あ、菫おつかれー」
菫「あっ、えっお疲れ様です!」
梓「そういえば奥田さんは?」
憂「来てないよ」
ガチャ
純「スラマッソレー」バッ
梓「は?」
憂「…スラマッソレー?」
純「…」ガクッ
菫「あ、お疲れ様です」キョトン
純「スミーレだけだよ…私に優しいの…」ヨヨヨ
純「あ、奥田さんは?」
憂「まだ来てないよ」
10: 2011/06/29(水) 20:56:37.14 ID:p0eGVfaC0
ピーンポーンパーンポーン
『軽音部、中野さん、鈴木さん、平沢さん。職員室山中の所まで来てください』
純「えー…先生なにさー」ブー
梓「あー…空気読め!」
憂「どうしたんだろうね」
憂「行ってくるねー」
パタン
菫「はい!」
菫「…」
菫「使わなさそうなものだけでも分けようかな…」カチャ
コン
『軽音部、中野さん、鈴木さん、平沢さん。職員室山中の所まで来てください』
純「えー…先生なにさー」ブー
梓「あー…空気読め!」
憂「どうしたんだろうね」
憂「行ってくるねー」
パタン
菫「はい!」
菫「…」
菫「使わなさそうなものだけでも分けようかな…」カチャ
コン
11: 2011/06/29(水) 20:57:35.52 ID:p0eGVfaC0
菫「痛」
ガタ
菫「えっ?」
ガタコーン ガシャッ
菫(た、棚板が落ちたー!?)
菫「ど、どうしよ!」オロオロ
菫「とにかくお皿を」アタフタ
菫「よかった…一枚も割れてない」ガッ
ガツーン
菫「!?」
ガタ
菫「えっ?」
ガタコーン ガシャッ
菫(た、棚板が落ちたー!?)
菫「ど、どうしよ!」オロオロ
菫「とにかくお皿を」アタフタ
菫「よかった…一枚も割れてない」ガッ
ガツーン
菫「!?」
12: 2011/06/29(水) 20:58:15.90 ID:p0eGVfaC0
菫「…」
菫「…バ…バラバラになった」
菫(紬「『片づけてね♪』)
菫(紬「『片づけてね』『片づけてね』『片づけてね』)グルグル ジワッ
菫(…こ、殺されるー)ドッ
菫(…どうしよう)チラッ
菫(?)
菫(…なんだろ?)カサッ
菫(分厚い封筒だなー)
菫(…開けてみようかな)
菫(ダメ!開けたらお嬢様に殺される!)
菫「…バ…バラバラになった」
菫(紬「『片づけてね♪』)
菫(紬「『片づけてね』『片づけてね』『片づけてね』)グルグル ジワッ
菫(…こ、殺されるー)ドッ
菫(…どうしよう)チラッ
菫(?)
菫(…なんだろ?)カサッ
菫(分厚い封筒だなー)
菫(…開けてみようかな)
菫(ダメ!開けたらお嬢様に殺される!)
13: 2011/06/29(水) 20:59:44.17 ID:p0eGVfaC0
ガチャ
純「スミーレ!」ドキッ
菫「ひいっ!」バサッ
梓「あれ?何か落ちたよ?」ヒロイッ
菫「あ…」
純「何それ?」
梓「ん?」
バサッ
梓「…これって」
純「聖徳太子だ」
菫「わわっ!」
梓「これって―」
純「スミーレ!」ドキッ
菫「ひいっ!」バサッ
梓「あれ?何か落ちたよ?」ヒロイッ
菫「あ…」
純「何それ?」
梓「ん?」
バサッ
梓「…これって」
純「聖徳太子だ」
菫「わわっ!」
梓「これって―」
15: 2011/06/29(水) 21:01:24.70 ID:p0eGVfaC0
ガチャ
さわ子「ね?呼ぶしかないじゃない」
憂「そうですね。でもこんなにメロン―」
さわ子「…あら?2人ともどうしたの?」ヒョイ
菫「」カクカク
さわ子「…」
さわ子「な、何これ!?一万円札じゃないの!どっから出てきたの!?」
憂「…聖徳太子の一万円札だ」
純「こんなにたくさん…」ホゲー
梓「あは…ははははは…」メロンドサッ
梓「ワーイ」オサツバッサバッサ
さわ子「…」ボーゼン
梓「」チーン
純「」チーン
さわ子「ね?呼ぶしかないじゃない」
憂「そうですね。でもこんなにメロン―」
さわ子「…あら?2人ともどうしたの?」ヒョイ
菫「」カクカク
さわ子「…」
さわ子「な、何これ!?一万円札じゃないの!どっから出てきたの!?」
憂「…聖徳太子の一万円札だ」
純「こんなにたくさん…」ホゲー
梓「あは…ははははは…」メロンドサッ
梓「ワーイ」オサツバッサバッサ
さわ子「…」ボーゼン
梓「」チーン
純「」チーン
16: 2011/06/29(水) 21:02:29.84 ID:p0eGVfaC0
憂「…」
憂「…」チラッ
憂「これって…棚から出てきたの?」
菫「…はい」
憂「…」
憂「…菫ちゃん」
菫「…はい」
憂「…なかった事にしない?」
菫「…はい」
憂「…」チラッ
憂「これって…棚から出てきたの?」
菫「…はい」
憂「…」
憂「…菫ちゃん」
菫「…はい」
憂「…なかった事にしない?」
菫「…はい」
17: 2011/06/29(水) 21:03:32.99 ID:p0eGVfaC0
憂「それにしてもすごい細工だよね」ガタンガタ
憂「普通の飾りがついた棚板にしか見えないよ…」ガタガタ
菫「中にこんなものが入ってるなんて…私も」ガサガサ
憂「…うん」ガサガサ
菫「これ…いくら位あるんでしょうか…」ガサガサ
憂「えーっと。帯封がついてるから百万円だと思うんだよね」ガサガサ
憂「…」ガタゴト
菫「…」ガタタ
ドサッ ドサッドサッ
憂「普通の飾りがついた棚板にしか見えないよ…」ガタガタ
菫「中にこんなものが入ってるなんて…私も」ガサガサ
憂「…うん」ガサガサ
菫「これ…いくら位あるんでしょうか…」ガサガサ
憂「えーっと。帯封がついてるから百万円だと思うんだよね」ガサガサ
憂「…」ガタゴト
菫「…」ガタタ
ドサッ ドサッドサッ
18: 2011/06/29(水) 21:04:23.32 ID:p0eGVfaC0
憂「え?」
菫「まだ入ってた…」
菫(いちにいさんしいごーろくしちまちきゅー…わわっ)
憂(…これ…封筒ひとつ百万円としても一千万円は軽くあるよ…)
菫「き、きっと、む、昔の人の…か、隠し財産なんですね!」
憂「…すごいね!すごいよね!」
憂「…」
菫「…」
ミアワセ
憂「…私達今何も見なかったよね」
菫「…はい」
憂「…」ミアワセ
菫「…」
菫「まだ入ってた…」
菫(いちにいさんしいごーろくしちまちきゅー…わわっ)
憂(…これ…封筒ひとつ百万円としても一千万円は軽くあるよ…)
菫「き、きっと、む、昔の人の…か、隠し財産なんですね!」
憂「…すごいね!すごいよね!」
憂「…」
菫「…」
ミアワセ
憂「…私達今何も見なかったよね」
菫「…はい」
憂「…」ミアワセ
菫「…」
19: 2011/06/29(水) 21:04:44.46 ID:p0eGVfaC0
…………
………
……
…
菫「どうぞー」コトッ
憂「今日のアップルパイどうかな?」
梓「菫のお茶はおいしーなー」
純「憂もスミーレも偉大だね!」
奥田「両方美味しいですねー」モグモグ
さわ子「憂ちゃんのアップルパイも菫ちゃんのお茶も素晴らしいわー」モグモグススッ
コンコン
………
……
…
菫「どうぞー」コトッ
憂「今日のアップルパイどうかな?」
梓「菫のお茶はおいしーなー」
純「憂もスミーレも偉大だね!」
奥田「両方美味しいですねー」モグモグ
さわ子「憂ちゃんのアップルパイも菫ちゃんのお茶も素晴らしいわー」モグモグススッ
コンコン
20: 2011/06/29(水) 21:05:28.60 ID:p0eGVfaC0
梓「はい」
ガチャ
男1「国[ピー]局です。これから強制調査やりますから」
男2「これね、捜索令状ね」ビッ
梓「はぁ?」
男3「はい、動かないでー動かないで―!」
ドカドカドカ
梓「え?え?え?」
女1「はいはい鞄見せてねー」ザザッ
憂「何!?」
男4「はいはいごめんねー」ドバッ
純「何!?何!?」
女2「そこ何の部屋かなー?」
憂「も、物置ですけど…」
女3「ちょっとごめんねー」ガチャ
菫「えっえっえっ何するんですかー!?」
男5「箱も全部開披させて貰うから」バッ
ガチャ
男1「国[ピー]局です。これから強制調査やりますから」
男2「これね、捜索令状ね」ビッ
梓「はぁ?」
男3「はい、動かないでー動かないで―!」
ドカドカドカ
梓「え?え?え?」
女1「はいはい鞄見せてねー」ザザッ
憂「何!?」
男4「はいはいごめんねー」ドバッ
純「何!?何!?」
女2「そこ何の部屋かなー?」
憂「も、物置ですけど…」
女3「ちょっとごめんねー」ガチャ
菫「えっえっえっ何するんですかー!?」
男5「箱も全部開披させて貰うから」バッ
21: 2011/06/29(水) 21:06:30.04 ID:p0eGVfaC0
梓「むったん…持ってかれた…」
憂「マルサ…」
純「私のゴールデンチョコパン…」
菫「ぐすん」
奥田「…」ボロッ
ガチャッ
さわ子「…どうしたのこれ?!」
梓「どうって…ただの焼け野原ですよ」
23: 2011/06/29(水) 21:08:06.31 ID:p0eGVfaC0
※フィクションです
………………
…………
………
…
憂「」ヒヤアセジワーッ
菫「」ヒヤアセジワワーッ
………………
…………
………
…
憂「」ヒヤアセジワーッ
菫「」ヒヤアセジワワーッ
24: 2011/06/29(水) 21:08:47.55 ID:p0eGVfaC0
………
憂「先生、メロン切ってきましたよ!」
さわ子「あ、あれ…?もしかして私…寝てた?」
憂「はい」ニコッ
菫「先生、無理なさらないで下さいね」ニコッ トトトッ
さわ子「そ、そうね」
菫「どうぞ」コトッ
さわ子「いい感じに熟してるわねー」
梓「」ピクッピクッ ガバーッ
梓「憂!聖徳太子が私達に微笑んでるんだよ!」
憂「!」
菫「!!!!!!」ビクッ
憂「先生、メロン切ってきましたよ!」
さわ子「あ、あれ…?もしかして私…寝てた?」
憂「はい」ニコッ
菫「先生、無理なさらないで下さいね」ニコッ トトトッ
さわ子「そ、そうね」
菫「どうぞ」コトッ
さわ子「いい感じに熟してるわねー」
梓「」ピクッピクッ ガバーッ
梓「憂!聖徳太子が私達に微笑んでるんだよ!」
憂「!」
菫「!!!!!!」ビクッ
25: 2011/06/29(水) 21:09:51.50 ID:p0eGVfaC0
梓「新入生も入って部費も潤沢でホクホクにゃん!」ニタニタ
憂「ぶ、部費?」
梓「部費!部費だよ!」
憂「…な、何の話かな?」
菫「そ、そうですよ何の話ですか?」
純「!」ガバッ
純「なんか今すごい夢見た!聞いて聞いて!」ブンブン
憂「あ、純ちゃんおはよう」ニコッ
純「あ、憂。おはよう?」
憂「ぶ、部費?」
梓「部費!部費だよ!」
憂「…な、何の話かな?」
菫「そ、そうですよ何の話ですか?」
純「!」ガバッ
純「なんか今すごい夢見た!聞いて聞いて!」ブンブン
憂「あ、純ちゃんおはよう」ニコッ
純「あ、憂。おはよう?」
30: 2011/06/29(水) 21:16:12.90 ID:p0eGVfaC0
梓「ほら!聖徳太子!」ポケットゴソゴソ
26: 2011/06/29(水) 21:12:33.86 ID:p0eGVfaC0
梓「あ、あれ?聖徳太子が消えた!」
憂「梓ちゃん。さっきから言ってる聖徳太子って何のこと?」
梓「え…あれ…?」
梓「…な、なんでもない…」ドヨーン
菫(先輩…かわいそう…)
憂(ごめんね梓ちゃん、純ちゃん)
さわ子「ひっくし!」
さわ子「…風邪ひいたかしら」
菫「もう一杯いかがですか?」
さわ子「あら、ありがとう」
梓「ぐすん」
純「メロン美味しい!」モグモグ
憂(…結局紬先輩はどういう意図ででスミーレちゃんに片づけろって言ったんだろ)ススーッ
― 菫「おかたづけ!」
憂「梓ちゃん。さっきから言ってる聖徳太子って何のこと?」
梓「え…あれ…?」
梓「…な、なんでもない…」ドヨーン
菫(先輩…かわいそう…)
憂(ごめんね梓ちゃん、純ちゃん)
さわ子「ひっくし!」
さわ子「…風邪ひいたかしら」
菫「もう一杯いかがですか?」
さわ子「あら、ありがとう」
梓「ぐすん」
純「メロン美味しい!」モグモグ
憂(…結局紬先輩はどういう意図ででスミーレちゃんに片づけろって言ったんだろ)ススーッ
― 菫「おかたづけ!」
28: 2011/06/29(水) 21:13:54.76 ID:p0eGVfaC0
― 寮 唯の部屋
紬「…え?食器棚からお金が出てきたの?」
唯「やだなームギちゃん。だからあずにゃんの夢の話だよそれ」
紬「…そ、そうだよね」
紬(あの食器棚…)
………
……
紬「…どうなの?斉藤」
斉藤『あり得ないとは言い切れないお話ですね』
紬「元々旧華族の方から譲って頂いた由緒ある物だとは聞いてたけど…」
斉藤『…先方もいろいろ手広くやっていらっしゃいましたから、
税金対策でそういった手段を講じていないとは断言はできないかと』
紬「…もしそれが見つかったらどうすればいいのかしら?」
斉藤『…そうですね、やはり―』
― おしまい
紬「…え?食器棚からお金が出てきたの?」
唯「やだなームギちゃん。だからあずにゃんの夢の話だよそれ」
紬「…そ、そうだよね」
紬(あの食器棚…)
………
……
紬「…どうなの?斉藤」
斉藤『あり得ないとは言い切れないお話ですね』
紬「元々旧華族の方から譲って頂いた由緒ある物だとは聞いてたけど…」
斉藤『…先方もいろいろ手広くやっていらっしゃいましたから、
税金対策でそういった手段を講じていないとは断言はできないかと』
紬「…もしそれが見つかったらどうすればいいのかしら?」
斉藤『…そうですね、やはり―』
― おしまい
引用元: 菫「おかたづけ」
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