唯「じゃあ、道明寺風桜餅を作るのは、ゆいに続け～」

さくら、桃華、智絵里『わーい』



千枝「では、長命寺風桜餅を作るのは、火を使いますので気をつけてください」

歌織、夢子、真乃『はーい』



（双葉）杏「さぁ、始まりました、桜餅競争！双葉杏と」

（三村）かな子「桜スイーツならケーキや飲み物をいっぱいチャレンジしました、三村かな子です」

杏「以上の二人で進めていきます」



「……ところで、かな子ちゃん」

かな子「はい？」

杏「あっちでマストレさんが睨んでいるよ……」

かな子「ひぃぃぃ！え、えっと、ケーキを20個。プリンを10個。ロールケーキ5本。あとフラペチーノ沢山を可奈ちゃんと智代子ちゃんと……」

マストレ「三村ァ！」

杏「CM！CM入ります！！」

（北沢）志保「可奈……あとでトレーニングしようか」

（矢吹）可奈「うわぁぁぁぁぁん！内緒だったのにぃぃぃ！」





（園田）智代子「きょ、今日は夏葉ちゃんはいないからギリセーフだよね？」

『智代子？』

智代子「びくっ！！」

「な、なーんだ。凛世ちゃんのスマホかぁ……びっくりさせないでよ」

凛世「……」

果穂「で、チョコ先輩はどれだけ食べたんですか？」

智代子「えっと、かな子ちゃんと同じ量に……あと桜チョコってのがおいしくて箱買いしちゃった……」

（有栖川）夏葉『智代子？』

智代子「もう、凛世ちゃん。夏葉ちゃんの声で脅かしっこナシだよ！」

「……って待って。そういえば、凛世ちゃんのスマホに夏葉ちゃんの声だけ録音してるってことはない……から」ｱｾﾀﾗｰ



夏葉『帰ったらトコトン付き合ってあげるわよ』ﾆｺｯ

智代子「ひぃーっ！」



（杜野）凛世「自業自得……です……」

（作成中）

夢子（ふふふっ、今日のために仕込んだこのリコリスの固まり）

（桜餅に交ぜて驚かせてやるわ！）

ｼﾞｰ

夢子（ん？）

（何か視線が……気のせいよね？）

（室内だから、真乃の鳩もいないし、櫻井財閥の手もないでしょうから）

（にししし……）







？（……）

？（ﾜﾙｲｺﾄｼﾃﾙｯﾃ、ｵｼｴﾅｲﾄ……）

ｴｯﾄ……ﾁｴﾘﾁｬﾝﾊｱｯﾁﾀﾞｼ……



ﾁｴﾁｬﾝ……

千枝「はい！……あれ？今誰か……呼びました？」

歌織「いいえ？あ、わかった。お姉さんに抱かれたいのね」

真乃「ほわぁ、呼んでないよ？」

夢子「よ、よ、呼んでないわよ」



千枝「おかしいなぁ……」

ﾁｴﾁｬﾝ……

千枝「あれ？また……」ｷｮﾛｷｮﾛ

「でもどこかで聞いたような声ですね」



ｱｯﾁﾉｺ､ｵﾏﾝｼﾞｭｳﾆﾜﾙｲｺﾄｼﾃﾙ……

千枝「え？お饅頭？それにあっちって聞こえたけど……」ﾁﾗｯ



夢子「♪」←

千枝（そういえば、桃華ちゃんが夢子さんは、麗奈さんみたいにイタズラするから気をつけるように……って言ってたよね）

（……気をつけないと）



……ﾌｩ

千枝「とりあえず包む皮を焼きましょう」

ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ

歌織「へぇ、クレープみたいに薄く焼いてもいいんだ」

千枝「はい、あとホットケーキみたいに厚く焼いて、とろとろの餡を上に乗せるやり方もありますよ」

真乃「おいしそう……灯織ちゃんとめぐるちゃんに作ったら喜ぶかな？」

千枝「真乃さんの一生懸命作ったものですから、絶対に！」

真乃「うんっ！ありがとう千枝ちゃん」



歌織（ふーん。なら、桃子ちゃんや可奈ちゃんにも有効かしら？）

（次に機会があれば……）ｸﾞｼｼｼ





可奈、（周防）桃子「っ！？」ｿﾞｸｿﾞｸｯ

二人『な、なんか寒気が……』

――一方

ｺﾈｺﾈ

桃華「これは童心に帰れたみたいでいいですわね」ｱｰｺﾛｺﾛ

智絵里「うん、楽しいけど……」ｱｰｺﾛｺﾛ



（大石）泉「さくら、大体2センチぐらいの大きさだよ」

さくら「う、うんっ！」ｺﾈｺﾈ

（土屋）亜子「なーに、失敗しても、さくらの作ったもんならいくらでも食べちゃるわ」

さくら「もう！さくらだって、そんなに失敗しないよ！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

二人『可愛い（えぇ）』



唯「はーい、部外者は画面外にお願いします！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

二人『あー』



桃華「コントは終わったみたいですわね」

智絵里「そ、そうだね」

「……あれ？」

桃華「どうかなさいました？」

智絵里「千枝ちゃんの横……誰かいる？」

桃華「え？どちらに？」

智絵里「あ、幽霊っぽいから桃華ちゃんには見えない……」

桃華「」ﾁｰﾝ

智絵里「遅かった……」

「でも……あの子なら幽霊装束だし、ブレザーにリボンって……」

「あれ？ひょっとして……？」

――以下、脳内回線

智絵里（千枝ちゃん、千枝ちゃん）

千枝（は、はい、何かありましたでしょうか？）

智絵里（千枝ちゃんの横……気がついてる？）

千枝（え？……やっぱり誰かいましたか？）



智絵里（唯さんがいるよ）

千枝（唯……さん……あ！昨日！！）

智絵里（そうだよ、26日だったんだよ！）

千枝（どうしよう……）

智絵里（とりあえず、かな子ちゃんにちょっと頼んでおくから）

千枝（すみません……）



――以上、1秒間の会話でした

智絵里「かな子ちゃん……」

かな子「あれ？どうかしたの？」

智絵里「ごめん。誕生日ケーキ用意できないかな？」

かな子「えっと……さくらちゃんのじゃなくて」

杏「え？ひょっとして、智絵里ちゃん。行き忘れたの？」

かな子「？？」

智絵里「……うん」

杏「はぁ……かな子ちゃん。ひょいひょいって作れるかな？」

かな子「えっと……スポンジあるからできるけど……」



杏「唯ちゃんの誕生日……忘れてたみたい」

かな子「唯……えーっ！！忘れちゃ駄目だよ！」

智絵里「面目次第もございません」ﾍﾟｺﾘ

かな子「愛梨ちゃんも呼んで何とかするから、急いで準備して！！」

桃華「あら？キャンディアイランドの御三人方、何か言い争ってるみたいですわね」

「智絵里さんが頭を下げてますし……？」

千枝「えっとその……」

唯「ナニナニどったの？」



千枝「唯ちゃんの誕生日……忘れてました」

唯、桃華『なんだってーっ！（でしてー）』



ﾅﾝﾀﾞﾅﾝﾀﾞ

ﾄﾞｳｼﾀ

桃華「な、なんでもありませんのよ」ｵﾎﾎ

唯「あちゃー、ゆいも忘れてたよ」

千枝「収録が終わったら急ぎますので」

唯「がってんしょーち」

桃華「千枝さんと唯さんは千枝さんと一緒に。あとは智絵里さんが終わり次第先に出ていっててくださいな」

「残った番組進行は、この櫻井桃華におまかせくださいな」

千枝「ありがとう、桃華ちゃん」

唯「ゆいも片付けとかやっとかないと」

――番組終了後

桃華「歌織さん、こちらウチの事務所一同からですわ。誕生日おめでとうございます」

歌織「わぁ、ありがとうございます！」

「あれ？千枝ちゃん達は？」

桃華「用事があるとかで……先に帰らせました」

歌織「そうなのね。一緒にお仕事ができてよかったって伝えて欲しいのですが」

桃華「お任せ下さい！」





夢子「●×◇☆＄＜♂∞」

真乃「ほわっ？ど、どうしたの？」

亜子「さくらに変なもん食わそうとした罰や」

泉「リコリスなんか食べさせようとして……」

真乃「リコリスって……うわぁ」

「あ、さくらちゃんに鳩型のペンダント。誕生日プレゼントによかったらって」

さくら「うわぁ、ありがとぉ！さくら、大事にするねぇ！」

真乃「うん、大事にしてあげてね」

――某所

千枝「ワープ完了です！」

唯「やっとついた……」

？「もう、遅いよ！おかーさん！」

？「私、心配していましたよ」



千枝「千歳ちゃんに唯ちゃん？」

千歳（千枝の娘）「もう、一日タイムリープを間違えたと思っちゃったんだからね」

唯（転生体）「さ、唯ちゃんが待ってますよ」

千枝「うんっ」

唯「それじゃ！」





千歳「全く……お母さんは」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

唯「まぁまぁ……」

千歳「だって、弟が生まれたときも……」


智絵里「その話」

（依田）芳乃「詳しくー」



千歳「うわぁ！出たー！」

唯「って、智絵里師匠に芳乃師範じゃないですか」

智絵里「とりあえず千枝ちゃんの未来について」

芳乃「どんどん暴露するのでしてー」

千歳「うわぁ……噂に聞く、鬼悪魔ちひろさんもこんな顔をしていたかのごとくな……」←知らない

唯「それは言い過ぎだよ……」←顔は知ってる

――同時刻

千枝「はぁはぁ、こんにちは！」

唯「一日遅れですが、誕生日のお祝いに参りました！」



ゆい（転生体･幼）「あ、ちえちゃんとゆいちゃんだ！」

千枝「わぁ、大きくなったね」

唯「しょーらいは美人さんだね」

二人『じゃあ』



HAPPY BIRTHDAY YUI TAKASAKA

AND

MURAMATSU SAKURA

AND

SAKURAMORI KAORI

今更ながら補足

今回（も）出た、「高坂唯」というのは同人ソフト「masher」のキャラクターが元です

しょっぱなから「くんさん」間違えるわ、自分で決めた誕生日忘れるわと、まだ熱は引いてません

申し訳ありませんでした

また、さくらの六人は出したいな