1: 2015/03/28(土) 00:58:44.67 ID:9QIl2ZuUo
2: 2015/03/28(土) 01:02:01.19 ID:9QIl2ZuUo
モバP(これは梃子でも動かないな。夕飯食べて帰ってもらうか)
奏「……」
モバP「……夕飯、食べていく？」
奏「……うん」
モバP「不味いから期待するなよ」
奏「了解」
奏「……」
モバP「……夕飯、食べていく？」
奏「……うん」
モバP「不味いから期待するなよ」
奏「了解」
3: 2015/03/28(土) 01:03:14.22 ID:9QIl2ZuUo
――――
奏「ごちそうさまでした」
モバP「俺の料理はどうだった？」
奏「うーん、アレはないよね」
モバP「……」
奏「私じゃなかったら噛みつかれていたかも」
奏「ごちそうさまでした」
モバP「俺の料理はどうだった？」
奏「うーん、アレはないよね」
モバP「……」
奏「私じゃなかったら噛みつかれていたかも」
4: 2015/03/28(土) 01:06:36.08 ID:9QIl2ZuUo
モバP「むむ」
奏「少なくとも、女の子に出す料理ではないね」
モバP「手厳しいな」
奏「素朴な味で、毎日食べられそうだけどね」
モバP「料理って、美味しく作るのは難しいな」
奏「少なくとも、女の子に出す料理ではないね」
モバP「手厳しいな」
奏「素朴な味で、毎日食べられそうだけどね」
モバP「料理って、美味しく作るのは難しいな」
5: 2015/03/28(土) 01:08:22.85 ID:9QIl2ZuUo
奏「心配ないよ」
モバP「え？」
奏「自分で作らなくても、誰かに作ってもらえばいいんだから」
モバP「それは名案だけど、相手が居ないな」
奏「……」
モバP「ハハハ…ハ」
モバP(気まずいなあ)
モバP「え？」
奏「自分で作らなくても、誰かに作ってもらえばいいんだから」
モバP「それは名案だけど、相手が居ないな」
奏「……」
モバP「ハハハ…ハ」
モバP(気まずいなあ)
6: 2015/03/28(土) 01:08:52.74 ID:9QIl2ZuUo
――――
奏「そろそろ帰るね」
モバP「送っていくよ」
奏「ありがとう。あ、その前に御手洗いを借りていい？」
モバP「トイレはこのドアな。どうぞ」
奏「ありがとう」
奏「そろそろ帰るね」
モバP「送っていくよ」
奏「ありがとう。あ、その前に御手洗いを借りていい？」
モバP「トイレはこのドアな。どうぞ」
奏「ありがとう」
7: 2015/03/28(土) 01:10:40.45 ID:9QIl2ZuUo
モバP「あいつトイレ、長いな」
モバP「……」
モバP「もしかして、俺の料理で下痢したのかな」
パッ
モバP「停電？…それともブレーカーが落ちたのか」
モバP「……」
モバP「もしかして、俺の料理で下痢したのかな」
パッ
モバP「停電？…それともブレーカーが落ちたのか」
9: 2015/03/28(土) 01:12:46.89 ID:9QIl2ZuUo
モバP「トイレにブレーカーがあるかｒ」
奏「夜は苦手？」
モバP「ヒッ！！」
奏「驚いた？…フフッ」
モバP「背後から抱き付いて脅かすなよ…幽霊かと思ったじゃないか」
奏「夜は苦手？」
モバP「ヒッ！！」
奏「驚いた？…フフッ」
モバP「背後から抱き付いて脅かすなよ…幽霊かと思ったじゃないか」
11: 2015/03/28(土) 01:15:32.70 ID:9QIl2ZuUo
奏「夜は好き。隠してくれるから」
モバP(ああああ…背中に当たる柔らかなモノは……)
奏「恥ずかしいから、電気は消したわ」
モバP「お、おう」
奏「Pさんの鼓動が聞こえる」
モバP「ハァハァ…」
12: 2015/03/28(土) 01:17:25.83 ID:9QIl2ZuUo
モバP(俺、落ちつけええええ)
モバP「と…とりあえず、服を着よう」
奏「ダメ」
モバP「風邪ひくぞ？な？大事な身体だし」
奏「身体が冷えちゃった…Pさん、温めて」ﾎﾞｿｯ
モバP「これは……一夜の夢かな？」
奏「現実ね」
モバP「と…とりあえず、服を着よう」
奏「ダメ」
モバP「風邪ひくぞ？な？大事な身体だし」
奏「身体が冷えちゃった…Pさん、温めて」ﾎﾞｿｯ
モバP「これは……一夜の夢かな？」
奏「現実ね」
13: 2015/03/28(土) 01:19:16.48 ID:9QIl2ZuUo
――――
翌朝
モバP「起きろーそろそろ朝食の時間だぞ？」
奏「私、今日はオフだから…あと少しだけ」
モバP「起きないとキスするぞ」
奏「……」
モバP「俺は本気だからな」
翌朝
モバP「起きろーそろそろ朝食の時間だぞ？」
奏「私、今日はオフだから…あと少しだけ」
モバP「起きないとキスするぞ」
奏「……」
モバP「俺は本気だからな」
14: 2015/03/28(土) 01:21:30.04 ID:9QIl2ZuUo
奏「おやすみ」
モバP「仕方ないな。後悔するほどキスしてやる。覚悟しろ」
奏「じゃあ…」
モバP「うわっ引っ張るな」
奏「もっと近くへ、ほら」
モバP「んっ…！」
奏「…ん、美味しい」
モバP「仕方ないな。後悔するほどキスしてやる。覚悟しろ」
奏「じゃあ…」
モバP「うわっ引っ張るな」
奏「もっと近くへ、ほら」
モバP「んっ…！」
奏「…ん、美味しい」
15: 2015/03/28(土) 01:22:00.78 ID:9QIl2ZuUo
事務所
ちひろ「何で遅刻したんですか？」
モバP「吸血鬼に襲われまして…すみません」
ちひろ「は？襲われた？」
モバP「正確には襲われ、逆襲もしましたけど」
ちひろ「意味がわかりません。顔や首に、変な痕を沢山つけて」
ちひろ「何で遅刻したんですか？」
モバP「吸血鬼に襲われまして…すみません」
ちひろ「は？襲われた？」
モバP「正確には襲われ、逆襲もしましたけど」
ちひろ「意味がわかりません。顔や首に、変な痕を沢山つけて」
16: 2015/03/28(土) 01:23:02.95 ID:9QIl2ZuUo
モバP「あっ……」
モバP(どうしよう)
ちひろ「昨日は、お楽しみだったんですね？キャバクラですか！？」
モバP「キャバクラではなくて、その…吸血鬼ですね」
ちひろ「やかましい！この変態野郎、貧乏人！」
モバP(どうしよう)
ちひろ「昨日は、お楽しみだったんですね？キャバクラですか！？」
モバP「キャバクラではなくて、その…吸血鬼ですね」
ちひろ「やかましい！この変態野郎、貧乏人！」
17: 2015/03/28(土) 01:26:50.70 ID:9QIl2ZuUo
モバP「すみません」
ちひろ「スタドリ100万本買え！！」
モバP「……」
ちひろ「はぁ…もういいです。吸血鬼の次は、猟犬です。何とかしてください」
モバP「猟犬？犬なんていました？」
ちひろ「スタドリ100万本買え！！」
モバP「……」
ちひろ「はぁ…もういいです。吸血鬼の次は、猟犬です。何とかしてください」
モバP「猟犬？犬なんていました？」
18: 2015/03/28(土) 01:27:27.65 ID:9QIl2ZuUo
ちひろ「うちの事務所は、おっかな～いですからね」
ちひろ「遅刻したPさんに激怒して、休憩室には地獄の番犬ならぬ…」
モバP「ならぬ？」
ちひろ「花屋の猟犬・凛ちゃんが唸ってます。噛みつかれますよ」
おわり
ちひろ「遅刻したPさんに激怒して、休憩室には地獄の番犬ならぬ…」
モバP「ならぬ？」
ちひろ「花屋の猟犬・凛ちゃんが唸ってます。噛みつかれますよ」
おわり
19: 2015/03/28(土) 01:49:40.24 ID:M/IKQx6mo
乙
猟犬のお話はないんですかね
猟犬のお話はないんですかね
引用元: モバＰ「吸血鬼」
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