1: 2011/09/03(土) 17:02:54.27 ID:btcPkYQIo
これは僕が小学4年生の時の出来事だ
あのアニメに出会ってしまった!
そのアニメにハマってハマってハマりまくって、ついに僕は

流派東方不敗を身につけてしまった!!

第一話 使途瞬殺

シンジ「遅いなぁ……葛城ミサトさん、見るからに軽そうな人だ、しょうがない避難シェルターに行こう!」

ドドォン!

シンジ「うわっ!なんだよ!化け物!?……僕をこの程度で吹き飛ばせると思うなよ!!」

キキィィ!

???「おまたせー、さっ乗って乗って」

シンジ「葛城ミサトさん!?待ってください、ちょっとあの化け物を倒してきます!」

ミサト「ちょっと!倒すって……待ちなさい!危険よ!!」

シンジ「流派!東方不敗!!十二王方牌……大車輪!!」ヒュンヒュン

サキエル「・・・?」

シンジ「くっ!効かない!!くそっ!僕にもモビルファイターがあれば!!」

ミサト「何バカなことやってんの!それに今の何よ!あんなもんじゃあいつのATフィールドは破れないわ!!わかったら早く乗って」

シンジ「わかりました……」
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 プレミアム制服フィギュア 碇シンジ 全1種
3: 2011/09/03(土) 17:07:38.20 ID:btcPkYQIo
ネルフ本部格納庫

シンジ「で、僕にこれに乗って戦えって言うの?」

ゲンドウ「そうだ」

シンジ「無理だよ!見たことも聞いた事も無いのに、できるわけ……」

ゲンドウ「?どうした、乗るなら早くしろ、出なければ帰れ!」

シンジ「まてよ、ロボットかぁ……」

ゲンドウ「乗る気になったか?」

シンジ「ちょっと説明だけ受けてもいいですか?」

リツコ「その気になってくれたのね?カクカクシカジカマルマルウマウマ」

シンジ「なるほど、このロボットとシンクロして、操縦するわけですか」

ミサト「まぁ、そんなとこ。で、どうするの?」

シンジ「やります!僕にやらせてください!!さっきの化け物にリベンジしたいんです!!」

ミサト「まさか、エヴァでさっきのをやるって言うの!」

シンジ「見ててください!流派東方不敗に不可能はありません!!」

4: 2011/09/03(土) 17:18:08.67 ID:btcPkYQIo
ミサカ「……本当にやる気ね、出撃準備は?」

リツコ「問題ないわ」

ミサカ「エヴァンゲリオン初号機発信!!」


シンジ「ぐぅっ……」

ガシャン!

シンジ「地上に・・・でたの?」

リツコ「いいシンジ君、まずは歩くことを考え・・・え?」

シンジ「うおおおお!ふん!ふん!ふん!!」

ミサト「なにあの動き……」

シンジ「はぁぁぁぁ……てぇありゃ!」


冬月「碇、お前の息子何に影響された?」

ゲンドウ「まさか……」


サキエル「・・・!!」

シンジ「光線?光球?けど!」

サキエル「・・・!?」

シンジ「次は僕の番だ!!ふん!!」

サキエル「・・・!!!???」

┣¨┣¨┣¨┣¨

リツコ「なんて子なの!訓練も無しにいきなり使徒を殴り飛ばすなんて!」

マヤ「シンクロ率なおも上昇中です!」

ミサト「何なのよあの子……」

7: 2011/09/03(土) 17:23:39.88 ID:btcPkYQIo
サキエル「・・・!!」

シンジ「うわっ!顔を掴まれた!シャイニングフィンガーか!!」

サキエル「・・・!」ズガッズガッズブシュ!

シンジ「目が!目がぁぁぁぁ!!」

ミサト「落ち着いて!あなたの目じゃないのよ!!」

シンジ「う、うわあああああ!」

初号機「……グオオオオオ」キラン

サキエル「……!?」ビクゥ

初号機「……ブツブツ」

ミサト「暴走!?」

初号機「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!(石破天驚拳!)」

サキエル「」

マヤ「使徒消滅……」

ミサト「初号機は?」

マコト「完全に沈黙しています」

ミサト「そう、初号機を回収、それから被害調査!」


シンジ「知らない……天井だ……」

8: 2011/09/03(土) 17:33:04.59 ID:btcPkYQIo
prrrrrrrr

シンジの養父「もしもし」

ゲンドウ「わたしだ」

シンジの養父「おぉ、君か。どうしたのかね?」

ゲンドウ「息子に何を教えた?」

シンジの養父「何も教えてないよ、そういえば4年前に何かのアニメにハマってたようだが」

ゲンドウ「タイトルは?」

シンジの養父「さて、なんだったかな」

ゲンドウ「そうか、これ以上話をする暇は無い、電話を切る」

シンジの養父「待ちたまへ!ってもう切れ取る」

シンジの養母「誰からだった?」

シンジの養父「碇だよ」

シンジの養母「それで?家の修理代は!!」

シンジの養父「残念だが・・・」

シンジの養母「そう・・・」

9: 2011/09/03(土) 17:39:05.05 ID:btcPkYQIo
3年前だったかな、僕は2年間山篭りをしたんだ
だから僕は小学校最後の2年は通っていない
どうせ、僕に構ってくれる人はいなかったし
アニメにハマってるなんてバレたら虐められるよきっと

そして先生の所に帰ってきた僕は、久しぶりにあのアニメを見た
それで胸が熱くなってついやってしまったんだ

未完成だったけど、あの流派東方不敗最終奥義を!

第2話 鳴らない電話

ミサト「さぁって、ここが今日から住む貴方の家よ」

シンジ「あの、お邪魔します」

ミサト「邪魔すんねやったら帰って」イラッ

シンジ「ミサトさん酷いですよ!」

ミサト「もう一度言うわ、ここは貴方の家よ」

シンジ「……ただいま」

ミサト「おかえりなさい」

10: 2011/09/03(土) 17:45:06.46 ID:btcPkYQIo
シンジ「これは!!」

ミサト「どう、我が家は」

シンジ「すごく・・・ゴミ屋敷です」

ミサト「うっさいわね・・・」

シンジ「攻撃には失敗したけど、十二王方牌大車輪にはこんな使い方もあるんだ!」

十二王方牌大車輪『またかよ!ゴミ掃除かよ!いい加減にしろよこのネクラ野郎!!』セッセセッセ

ミサト「何か言ってるけど・・・便利ねぇ」

シンジ「掃除完了!じゃあ僕は自分の部屋で寝ますから・・・」

ミサト「何よ」

シンジ「あの、男に飢えてるからって襲わないでくださいね、僕これでも、まだ童Oなんですから」

ミサト「あんた、いつか刺すわよ」

シンジ「」

11: 2011/09/03(土) 17:51:13.71 ID:btcPkYQIo
シンジ「明日はめんどうな中学校か、初日だけ顔だして後は家でアニメでも見てようかな」


翌日

シンジ「どうも碇シンジです、シンちゃんって呼んでね!」

女子A「うざっ!」

綾波(うざい)

シンジ「酷い!!」


ケンスケ「あいつには僕と同じオタク臭がする!」

トウジ「なんや、お前と同類かい」


授業中

シンジ「ん?メッセージ?あのロボットのパイロットなのかだって?もちろん、YESだ!!」

生徒全員「マジで!!」

先生「であるからして、このように歴史は刻まれたわけです(今日も誰もきいちゃいなかったな)」

12: 2011/09/03(土) 17:57:54.79 ID:btcPkYQIo
放課後

シンジ「ぐはっ!」

トウジ「すまんな転校生、ワシはお前を殴らなあかん、殴らんと気がすまんのや」

ケンスケ「悪いな、こいつの妹さん。この間の戦いで怪我しちゃってな」

シンジ「僕だって好きで乗った……んだっけ?あの時の記憶がない」

トウジ「惚けんな!!」ガスッ

シンジ「ぐあっ!」

トウジ「・・・・・・いくで」

ケンスケ「あ、あぁ」


シンジ「人の話は最後まで聞けよ糞が!!」


ネルフ本部

シンジ「で、今日僕が呼ばれた理由はなんですか?」

ミサト「エヴァのもう一人のパイロットの紹介と、訓練よ。レイ!」

綾波「ウザい転校生」ボソッ

シンジ「あっ、同じクラスの」

ミサト「そ、この子綾波レイ、ファーストチルドレンよ」

シンジ「よろしく」

綾波「命令があればよろしく」

13: 2011/09/03(土) 18:03:14.29 ID:btcPkYQIo
訓練中

シンジ「目標をセンターに入れてパンチ、目標をセンターに入れて超級覇王電影弾!目標をセンターに入れて帯!」

ミサト「シンジ君、これは射撃訓練よ、格闘やそのわけのわからない武術の訓練じゃないのよ」

シンジ「・・・すいません・・・目標をセンターに入れてキック、目標をセンターに入れてゴッドフィールドダッシュ、目標をセンターに入れてゴッドシャドー」

リツコ「ダメね、あの子は射撃だけはやる気0のようね」

ミサト「はぁ・・・」

ビービービー

マヤ「未確認巨大生物が確認されました、パターン照合中」

シゲル「照合完了、パターン青使徒です!!」

ミサト「わかったわ、シンジ君、そのまま出撃よ」

シンジ「またあの化け物と戦うんですか?」

ミサト「そうよ」

シンジ「・・・今度こそ僕の手で倒して見せます!!」

14: 2011/09/03(土) 18:08:25.64 ID:btcPkYQIo
ケンスケ「またあの化け物が来たみたいだぜ」

トウジ「お前も好きやのう、まぁええわ付きおうたる」

ケンスケ「うおおおお、山が割れてロボットが出てきた!!」

トウジ「はぁしょうもな」


シンジ「敵はあのキノコですね?」

ミサト「そうよ、気をつけなさい、前回みたいな事にはならないように」

シンジ「わかってます!目標をセンターに入れてパンチ!」

シャムシェル「・・・!?」

ドォン

ケンスケ「うわぁ!」

トウジ「あの転校生!相変わらずめちゃくちゃやりよる!!」

シンジ「目標をセンターに入れて帯!って帯がない!!」

シャムシェル「・・・!?」ヒュンヒュン

シンジ「うわああ!」

15: 2011/09/03(土) 18:12:00.77 ID:btcPkYQIo
シンジ「いったたた、ん?」

ケンスケ「こんな近くに!」

トウジ「ケンスケ逃げるで!」

ケンスケ「腰が抜けちゃった!」

トウジ「なら這って逃げるで!」

ケンスケ「トウジもかよ!」

シンジ「くそっ!こんなところで何してるんだよ!!」

ミサト「どうしたのシンジくん!立って攻撃しなさい!!」

マヤ「大変です!エヴァの左手付近に民間人が!!」

リツコ「なんですって!」

ミサト「シンジ君のクラスメイト!」

シンジ「仕方ない!そこのバカ二人!早く乗るんだ!」

ミサト「シンジ君!」

ケンスケ「え?」

トウジ「礼はいわへんで・・・」

シャムシェル「・・・!!」ヒュンヒュン

16: 2011/09/03(土) 18:15:44.71 ID:btcPkYQIo
シンジ「思考ノイズ?うわあああ」

トウジ・ケンスケ「・・・」

シンジ「・・・落ち着け落ち着け!見えた!!水の一滴!!」

シャムシェル「・・・!?」ビクゥ

シンジ「僕のこの手(で握るプログナイフ)が光って唸る!君を倒せと輝き叫ぶ!!必殺!!シャァァァァイニング!フィンガァァァァナァッァァイフ!!」

シャムシェル「・・・!?」

シンジ「突き!突き!突き!!!」

シャムシェル「」ズドォォォォン

26: 2011/09/06(火) 21:27:22.54 ID:3wYo+7oZo
僕がもっとスマートにあいつを倒していたら、あいつの妹は怪我をせずにすんだのかな?
僕がもっと強ければ、あいつらに怖い思いをさせずにすんだのかな?

僕は知っている人が不幸になるのが嫌いだ
僕は独りが好きだ、独りなら誰も傷つけずにすむし、僕も傷つかなくてすむ
独りはいい、心が安らぐから
だけど、今回は違った。独りになって始めて、寂しい?という気持ちが僕の中に芽生えた
心にポッカリと穴が開いたようなそんな感覚が僕を襲った

だから僕は、僕の未完成な流派東方不敗を少しでも極めるために、山に入った
僕の知っている人を守るために

第3話 唸れ流派東方不敗奥義! 決戦!第3新東京市

ピンポーン

ミサト「はーい」

トウジ「えらいべっぴんさん!!」

ミサト「はぁ?あぁ、貴方たちシンジ君のクラスメイトの」

トウジ「あ、ワシ鈴原トウジ言います。先日はその、碇君に助けてもろて」

ケンスケ「相田ケンスケです、その碇君が、学校に来ないものですからその」

ミサト「ありがとう、ったく……。ごめんね、実はあの子、山に篭るって書置きして出てっちゃったのよ」

ケンスケ「そうですか」

トウジ「ワシ、一言謝ろうとも思ってたんですが」

ミサト「こっちでも探してるから、もし貴方たちも見かけたらネルフか、私に連絡して」

トウジ「わかりました」

ケンスケ「それじゃ、俺たちこれで」

27: 2011/09/06(火) 21:28:18.42 ID:3wYo+7oZo
トウジ「山篭るってあいつ何かの修行でもしてるんかの?」

ケンスケ「さぁね、そうだトウジ。久しぶりに来るかい?」

トウジ「やめとく、妹の見舞いにもいかなあかんからな」

ケンスケ「そうか、残念だな」


その頃山奥では

シンジ「うおぇえぇえええ」ゲロリンチョ

シンジ「はぁはぁ、あんな回転無理だよ!人間業じゃない!!おええええええええええ」ゲロリンチョ

シンジ「でもやらなきゃ、僕がやらなきゃみんな氏んじゃうんだ!そんなの絶対嫌なんだよ!!」

シンジ「よし、もう一度だ!うおおおおおお!超級!覇王!うっ!!」グルングルングルン

シンジ「うえええええ」ゲロリンチョ

シンジ「よし、コツはつかめてきたぞ」


ネルフ諜報員「サード発見、どうしますか?」

???「何やってるかだけ、教えてくれる?」

諜報員「はぁ、木と木の間をゴムで結び、そのゴムをひたすら自分の体に撒きつけて、グルグル回って嘔吐しています」

???「はぁ?」

諜報員「それで、何かわかりませんが、超級なんとかとひっきりなしに叫んでおりますが」

???「わかったわ、気を失ったらそのまま保護してちょうだい」

諜報員「はっ!」

28: 2011/09/06(火) 21:29:03.17 ID:3wYo+7oZo
ネルフ本部

ミサト「それで、何か言い訳は?」

シンジ「く~る~く~る~まわる~せかい♪」

ミサト「シンジ君?」

シンジ「どうして連れ戻したりしたんですか?」

ミサト「どうしてって、あのね!」

シンジ「もう少しで完成だったのに!!」

ミサト「何が完成よ!あんたあのままだったら脱水症状で氏ぬとこだったのよ!!」

シンジ「それがどうしたんです!あと一日あればモノになったんですよ!!」

ミサト「……わかったわ」


ゲンドウ「なるほどな、やはり……」

冬月「やはり、蛙の子は蛙だな碇」

ゲンドウ「シンジが何のアニメを見たかはわかった(ユイ・・・シンジはお前が望む方とは逆へと進んでいるよ)」

29: 2011/09/06(火) 21:29:33.68 ID:3wYo+7oZo
シンジ「で、ここはどこなんです?」

ミサト「ネルフのトレーニングルームよ。そんなに修行したければ、ここで好きなだけやりなさい」

シンジ「え?」

ミサト「その代わり使徒を絶対に倒すこと、それから学校にはきちんと行くこと。これが条件よ」

シンジ「あ、ありがとうミサトさん!!」

ミサト「それとシンちゃん」

シンジ「なんですか?」

ミサト「アニメは当分禁止」

シンジ「嘘でしょ?」

ミサト「ホント」

シンジ「そんな・・・嘘だと言ってよ!ミサトさん!!!」

ミサト「事実よ、あなたが認めようと認めよまいとね」

シンジ「そんな・・・」

30: 2011/09/06(火) 21:30:13.23 ID:3wYo+7oZo
翌日・・・

シンジ「」

ケンスケ「ほら、トウジ!」

トウジ「わかっとる、そない急かすなや」

ケンスケ「碇?」

シンジ「アニメがみたいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」

トウジ「アニメ?ええで、その代わりこれがわかったらな!」

シンジ「本当?さぁさぁ早く!早く!早く早く早く!!Halleyup!ハリーハリー!!プリーズアニメ!!」

トウジ「いくで、答えろ転校生!!」

シンジ「」ピクッ

トウジ「流派東方不敗は!!」

シンジ「王者の風よ!!」

トウジ「全新!!」

シンジ「系列!!」

シンジ・トウジ「天破狂乱!見よ!!東方は赤く燃えている!!!」

ケンスケ「き、決まったぁ!!」

他のクラスメイト達「また鈴原のアレが始まった・・・」

トウジ「シンジ!」ガシッ!

シンジ「トウジ!」ガシッ!

漢の友情が芽生えた瞬間だった

31: 2011/09/06(火) 21:30:45.25 ID:3wYo+7oZo
ケンスケ「どうやら、俺よりトウジと同じタイプだったようだね」

シンジ「どういうこと?」

ケンスケ「俺はね、シンジがヲタクだろうと初めて見た時に直感したんだ。だけど違ったね、俺の場合は軍事なんだ」

トウジ「そういうこっちゃ。シンジにこのネタ通用するんかいな思たけど、通用してうれしいわ」

シンジ「ねぇ、トウジも流派東方不敗使えるの?」

トウジ「……一応……な。ワシが身につけれたのはたった一つの奥義だけや。他はワシには無理やった」

シンジ「その奥義って?」

トウジ「シンジ、明日から山に来い。そこでワシが身につけたその奥義を教えたる!」

シンジ「本当!!」

トウジ「あぁ、ホンマや」

ケンスケ「でも今のシンジにできるのかな?」

トウジ「わからへん、ただシンジにはその素質があるっちゅうのは確かや」

シンジ「~♪」

32: 2011/09/06(火) 21:31:19.46 ID:3wYo+7oZo
ネルフ本部

リツコ「シンジ君、エヴァについての講義きちんと聞いているかしら?」

シンジ「え?はい!」

リツコ「はぁ、もう一度言うわ。エヴァや使徒にはATフィールドと呼ばれる絶対領域があるのは説明したわね?」

シンジ「はい」

リツコ「その絶対領域を使って攻撃することも可能なのよ」

シンジ「へぇ~」

リツコ「ただ、攻撃に使用する場合、理論上シンクロ率が最低でも80%必要なの」

シンジ「なるほど、僕の最大シンクロ率ってどれくらいなんですか?」

リツコ「第3の使徒と戦ったときの60%よ、それもほんの一瞬だけ。その後すぐに使徒に捕まりエヴァが暴走したからね」

シンジ「それじゃ」

リツコ「まだまだ駄目ってこと、どうしても使いたいのならシンクロ率を今より高めることね」

シンジ「そうですか……」

ミサト「シンジ君、リツコの講義が終わったら帰るわよ」

リツコ「キリもいいし、この辺にしておくわ。ミサトを待たせるとうるさいから」

ミサト「私がなんだってリツコ」

リツコ「さっさと帰りなさい、こっちは弐号機の受け入れの前準備で忙しいんだから」

ミサト「あの子こっちにくるの?」

リツコ「そうよ、念のため・・・ね」

シンジ「あの、弐号機って?」

ミサト「それはまた今度教えてあげるわ、さっ帰りましょう。今日はシンちゃんが当番だからね」

シンジ「何言ってるんですか!今日は週に1回しかないミサトさんの日ですよ!!」

ミサト「シンちゃんじゃんけん弱いもんねぇ」

リツコ「同情するわ」

シンジ「うぅ……」

33: 2011/09/06(火) 21:31:47.92 ID:3wYo+7oZo
翌日放課後

トウジ「まぁそこで見とってや」

シンジ「うん」

トウジ「この技は全身を闘気で覆い、その闘気を回転させ、敵陣に突っ込む技や」

シンジ「え?それって身体を回転させる技じゃ」

トウジ「アホ、そないな事したら腹ん中のもん戻して、その後戦われへんやろ」

シンジ「あぁそっか、てことは僕は間違えた訓練方法やってたんだね」

トウジ「はぁ・・・まぁええわ、そこで見とけ」

シンジ「わかったよ」

トウジ「はぁぁぁぁぁぁぁ・・・流派東方不敗!」

スガシャボギャアアアン

シンジ「うわ!何だ!!……これがあの奥義なの?」

トウジ「はぁはぁ……ワシの力じゃ一日一回が限度や。シンジならもしかしたら何回もできるかもしれへんな」

シンジ「……うぅん……はぁぁっぁ!」

トウジ「あかん、アレはきばっとるだけや。茶色いもん漏らすで」

数時間後

シンジ「駄目だ、やっぱり僕は駄目なんだ、僕なんかじゃできるわけないんだ!!」

トウジ「シンジ、諦めたらそこで終わりや少しずつ修行して身につけたらええ」

シンジ「わかったよトウジ」

34: 2011/09/06(火) 21:32:13.75 ID:3wYo+7oZo
prrrrr

シンジ「はい」

ミサト『使徒が現れたわ、迎えがもうそこまで来てるはずよ』

諜報員「碇シンジだな?迎えにきた」

シンジ「というか、今僕の目の前にいます」

ミサト『さすがね、それじゃ後で』

トウジ「今回はアレか、やっぱ恐ろしいのう……シンジ頑張れや」

シンジ「うん!」


ネルフ本部

ミサト「目標は現在第3新東京市上空、つまり私たちの真上。直近の場所へ初号機を射出その後、射撃で一気に片付けるわ」

シンジ「あの、僕が出撃するんですよね?」

ミサト「そうよ」

シンジ「僕、射撃が苦手なんですけど」

ミサト「そうね」

シンジ「どうして僕なんですか?」

ミサト「あなたの方がシンクロ率が圧倒的に上だからよ」

シンジ「無理だよそんなの、できるw……(あれを試してみるか)やっぱりやってみます!」

ミサト「わかったわ、じゃあ早速出撃準備」

35: 2011/09/06(火) 21:32:50.70 ID:3wYo+7oZo
ラミエル「・・・」キラン

ガシャガシャガチャコン

シンジ「……目標をセンターに入れてスイッチ!!」

ズガガガガガガガガガガガガガガガ

ラミエル「・・・」

シンジ「やっぱり駄目か、フィールド全開!フィールドをエヴァの全体を覆うようにして」

マヤ『目標から高エネルギー反応!!』

ミサト『シンジ君!!』

ラミエル「・・・」キラリン

シンジ「え?うわああああああああああああああああああああああああああああああああ」

ミサト『何やってんの!初号機を強制回収!急いで!!』

マヤ『はい!!』

シンジ「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああってあれ?」

ミサト『間一髪ね……』

シンジ「あのう、なんとも無いみたいなんですけど」

ミサト『へ?』

36: 2011/09/06(火) 21:33:22.38 ID:3wYo+7oZo
ネルフ本部格納庫

リツコ「それで、これのどこが何ともないのかしら?」

シンジ「はぁ、装甲が溶けてますね」

ミサト「シンジ君は何ともなかったけど、エヴァの被害は尋常じゃないわね」

リツコ「そうね、正面から攻撃を受けたのに、何故か全体の装甲版が溶けてるわ。交換に時間かかるわね」

ミサト「はぁ……勝てる作戦はあるにはあるけど、この状態じゃねぇ」

リツコ「あら、その心配はいらないわ。あなたが考えてる作戦時間までには直して見せるつもりよ」

ミサト「じゃあお願いね、私は武器を接収と司令に説明しに行ってくるわ」

司令室

ゲンドウ「葛城一尉」

ミサト「はい!」

ゲンドウ「反対する理由はない、やってみたまえ」

ミサト「はい!」

冬月「いいのか碇」

ゲンドウ「あれ以外に手立てがないのだろう?なら最大限やるまでだ」

冬月「いや、息子のことだ」

ゲンドウ「問題ない、初号機の被害状況から恐らくアレをやろうとしたはずだ」

冬月「ユイ君がゴキブリ相手によく使っていたアレか」

ゲンドウ「あぁ、葛城一尉の作戦が失敗しても、アレが成功すればあんな多面体使途などモノの数ではない」

冬月「アレの極意を教えてやらなくてもいいのか?」

ゲンドウ「必要ない、自身で掴めぬのなら今後もアレは使えんよ」

冬月「まったくお前ら親子は頑固なところだけそっくりだな」

ゲンドウ「一応、私の息子だからな」

37: 2011/09/06(火) 21:34:00.13 ID:3wYo+7oZo
作戦開始!

シンジ「弾は2発……エネルギー充填……」

ラミエル「・・・」キラリン

マヤ「目標から高エネルギー反応!!」

シンジ「っ!行けぇ!!」

グニャンズドーン!!

シンジ「外した!!」

ラミエル「・・・」キラリン

綾波「・・・!!」

シンジ「綾波!!くそ!早く!早く!!」

綾波「・・・っ!」

シンジ「充填完了!!発射!!」


ミサト「・・・なんてこと」

リツコ「外れた!!」

シンジ「……外した!」

ラミエル「・・・」ドドドド

シンジ「アレをやるしかない!エヴァンゲリオン少しの間でいい、僕に力を貸して!!」

初号機「・・・」ギラン

38: 2011/09/06(火) 21:35:14.60 ID:3wYo+7oZo
マヤ「初号機のシンクロ率大幅上昇!!75・・・76・・・77・・・78・・・79・・・80%を超えました!!

ミサト「何ですって!!」

マコト「まだまだあがってます」

マヤ「シンクロ率94%で固定!初号機の周囲にATフィールド発生、回転を始めました!!」

シゲル「目標から高エネルギー反応です!!」

ラミエル「・・・」キラリン

ミサト「シンジ君!!」

ズドオオオオン

シンジ「流派東方不敗!!超級!!覇王!!」

ゲンドウ「・・・フッ」

冬月「勝ったな」

マコト「目標からさらに高エネルギー反応!!」

ラミエル「・・・」

シンジ「電影だぁぁぁぁぁぁん!!」

ラミエル「\(^o^)/」キンキラリン

シンジ「爆発!!」

チュドオオオン

シンジ「綾波!!開け!開けよ!!」

綾波「・・・ウザッ!」

シンジ「助けに来たのにそれはないよ」

綾波「・・・今日だけ、貴方の言う事を聞いてあげるわ」

シンジ「じゃあ、笑ってみて?」

綾波「・・・」ニヤァ

シンジ「ひっ!」

55: 2011/09/15(木) 20:36:24.55 ID:ChcwDyHto
小学校時代そして、中学1年時代
僕は人との関わりを極端に嫌っていた
だから先生ともほとんど会話らしい会話をしていない
だけど、先生は僕に優しくしてくれた
当然だけど、女の子にもてた・・・なんて事は無い
最近自分の性欲が高まってるので転入の時ちょっとはっちゃけて見たんだけど
それがどうも逆効果だったみたいだ、クラスの女子全員からウザいと言われたのは記憶に新しい


どうも碇シンジです
結局今回も僕は守れなかったようです
今日も今日とて、ミサトさんのために家事を頑張っています

そんな時なんとミサトさんからご褒美が!
なんと女ッ気の無い僕に、なぁぁぁんと!女の子をなぁんとぉーっ!紹介してくれるらしいんです!
もう気分はワクワクテカテカ最高です
どんな子かな
清純で大人しい子かな?
それとも勝気でツンツンしてる子かな?
いいえ、僕の好みはツンデレです
え?綾波?・・・あの・・・その・・・なんか・・・怖いから・・・

そうそう、超級覇王電影弾なんですが、あの後バカな人が作った人型兵器を止めるために使ってみたんですけど
失敗してミサトさんに大目玉くらいました
シンクロ率も上がらないし、ATフィールドもうまく展開できなかった
何で成功したのか、今でもわかりません

56: 2011/09/15(木) 20:36:54.37 ID:ChcwDyHto
     第
     4
ツ    話

デレ、来日!

トウジ「何やて!!なぁシンジ!ワシらも連れてってくれ!頼む!!」

ケンスケ「ホントに!お願い!」

シンジ「やめてよ二人とも、この話をしたのは二人も連れてくるようにって、ミサトさんが」

トウジ「ホンマか!!さすがミサトさん!!ワシらの期待をうらぎらへん!!」

ケンスケ「やったぁぁぁっぁあ!!これで戦闘機と軍艦を撮影しまくれる!!俺のコレクション!!!」

シンジ「・・・(なぁんてね、連れて来いって言われたのは本当だけど、フフフフ女の子は僕のものだ!!)」

57: 2011/09/15(木) 20:37:37.40 ID:ChcwDyHto
海上輸送船・甲板

シンジ「と、喜んでたのはいいけど」ゲロリンチョ

トウジ「船で酔うやなんて」ゲロリンチョ

ケンスケ「撮影どころじゃない」ゲロリンチョ

???「それで、その噂のサードはどこにいるのよ」

ミサト「あそこで戻してるわ」

???「ハロー、あんた達の誰がサード?」

シンジ「」ギランリンチョ

トウジ「あ、ワシの帽子(パンツ!!)」ギラリ

ケンスケ「あ!俺のストラップ(パンツ!!)」キラン

シンジ「僕だけどうおええええ」ゲロリンチョ

???「冴えないし汚いわねぇ、わたしがエヴァンゲリオン弐号機パイロット、セカンドチルドレン、惣流アスカラングレーよ!」ゲシゴシゴシグシャ

トウジ「ワシの帽子が!!」ドゴッ!

ケンスケ「俺の大和ストラップがぁぁ!!」グワシャ!

アスカ「わたしのを見るなんて100年早いわ!(あんたらに見せるなんてもったいない、この中で見せるとしたらそうね・・・サード?)」

トウジ・ケンスケ「」チーン

ミサト「あんた達、まだ治まらないなら船室で横になってなさい。シンジ君、この子があなたに紹介する女の子よ!」

シンジ「な、なん・・・だと・・・!?(見た目は好みだけど、ただのツンツン娘じゃないか!!無理だよそんなの、落とせるわけないよ!!)」

???「騒がしいな、アスカ挨拶は済んだのか?」

58: 2011/09/15(木) 20:38:13.91 ID:ChcwDyHto
ミサト「げっ」

アスカ「加持さぁん!」

加持「よ、葛城。久しぶりだな」

ミサト「えぇ、まさかあんたが乗ってるなんてね(うかつだったわ、十分に考えられたことなのに!!)」

加持「まっ、ちょっと野暮用でね」

アスカ「・・・で、サードのシンクロ率ってどのくらいなの?」

加持「なんだ、データを見てなかったのか?」

ミサト「あたしから説明するわ。初搭乗の起動時シンクロ率が43% 戦闘中に60%をマーク。この間の使徒との戦いで最大シンクロ率94%よ」

アスカ「うそ!」

加持「本当だ、ただし射撃能力については最悪の成績だ。何せ、世界の命運をかけた陽電子砲を全部外したくらいだ」

アスカ「ふん、やっぱりね。シンクロ率が高いだけでただの役立たずじゃない」

シンジ「そんな言い方しなくたっていいだろ!!」

加持「そうだな。先の戦いでシンクロ率94%を記録し、そのまま目標を単身殲滅したくらいだからな」

アスカ「ええええええええ!!嘘でしょ」

シンジ「本当だよ!!僕はこう見えて自力で使徒を2体倒したんだ!!」

アスカ「後の一体はどうしたのよ!」

シンジ「初めてだったからね~、聞いた話だとエヴァが暴走して一瞬で倒したって」

ミサト「そ、あれは本当に何がなんだかわからなかったわ。エヴァが暴走したかと思ったらいきなりATフィールドを大きな掌型にして、それを使徒にぶつけ殲滅」

59: 2011/09/15(木) 20:38:41.99 ID:ChcwDyHto
加持(話には聞いていたが、まさか初号機はあの究極にして最終奥義を放ったのか?)

シンジ「聞く限りだと、多分それは流派東方不敗最終奥義・石破天驚拳」

加持(やはり、シンジ君はまだ修得していないようだが……)

アスカ「何よその流派東方なんとかって」

シンジ「知らないの?」

アスカ「知らない」

シンジ「じゃあ今度そのビデオを見せてあげるよ!」

アスカ「いらない!」

シンジ「そう言わないでさ、一緒に!ね!!」

アスカ「しつこい!!」

ミサト「シンちゃん、あんまりしつこいと嫌われるわよん」

シンジ「そうですね・・・」

アスカ「ふん!」

60: 2011/09/15(木) 20:39:42.06 ID:ChcwDyHto
ケンスケ「なぁトウジ」プスプス

トウジ「みなまでいわんでええ、ワシらは忘れられただけや」プスプス

ケンスケ「そうだよね、そうなんだよね!」プスプス

トウジ「せや」プスプス

61: 2011/09/15(木) 20:40:13.87 ID:ChcwDyHto
船長「何故我々がこのようなおもちゃを運ばねばならんのだ」

副長「まったくです、上の連中は何を考えているのでしょう」

ミサト「チッ」

船長「誰だね今舌打ちをしたのは」

シンジ「クッチャクッチャ」

副長「ブリッジでの飲食は禁止だといったはずだが?」

アスカ「グビグビ」

船長「・・・」

加持「ブエックシ」

副長「・・・」

船長「君らは我々をおちょくっているのかね?」

ミサト「滅相もございませんわ」

シンジ「・・・ふぅ、はぁぁぁぁぁ!てぇありゃあ!!」

副長「ぼ、暴力は反対だぞ!!」

シンジ「食後の運動です、気にしないでください。ふんふんふん!はぁっ!」

アスカ「それが当方なんとかって言うの?」

シンジ「そうだよ、これはまぁ基本となる型だけどね」

加持(おかしい、これほどの才能の持ち主が最終奥義を修得していないなんてありえるのか?)

62: 2011/09/15(木) 20:40:46.29 ID:ChcwDyHto
船長「出て行きたm」ズドオオオオン

アスカ「衝撃波!?」

ミサト「使徒!?」

アスカ「ちゃ~んす……あんたちょっと来なさい!」

シンジ「え?なんだよ、どこに連れてくんだよ」

加持(うぅん)


アスカ「ほら早くこれに着替えて」

シンジ「これってアスカのプラグスーツじゃないか!」

アスカ「いいからさっさと着る!!」

シンジ「うぅ・・・(憧れのペアルックがこんな事に・・・)」

63: 2011/09/15(木) 20:41:13.94 ID:ChcwDyHto
アスカ「・・・」ドイツゴペラペ~ラ

シンジ「あれ?動かないね?」

アスカ「思考ノイズ?あんた日本語で考えてるでしょ!ちゃんとドイツ語で考えなさいよ!!」

シンジ「え?う、うん。シュトゥルム ウント ドランクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」

アスカ「はぁ、もういいわよ!思考言語を日本語に切り替え!ったくもう」

64: 2011/09/15(木) 20:42:02.76 ID:ChcwDyHto
ガギエル「・・・」スイスイ

アスカ「いくわよ!」

シンジ「うん!」

ガギエル「・・・」ダッダーン

アスカ「ちぃ!」

シンジ「うわ!」

ミサト『アスカ?』

アスカ「ミサト!」

ミサト『姿が見えないと思ったら勝手に出撃して!いい?水中でも力を発揮できると思うけど、気をつけて!』

シンジ「わかりました!」

ミサト『へ?シンジ君も乗ってるの?』

アスカ「そうよ!今から海中で使徒を追撃するわ!」

ミサト『わかったわ』

65: 2011/09/15(木) 20:42:36.31 ID:ChcwDyHto
ガギエル「・・・」スイスイ

アスカ「早い!!」

シンジ「これくらい!十二王方牌」

ガギエル「・・・」クパァ

アスカ「口ぃ!」

シンジ「邪魔すんな!!」

ミサト『これじゃ完全に釣りねぇ……釣り?そうか!』

アスカ「何か言いアイデアでもあるの?」

ミサト『えぇ、とりあえず釣りよ釣り、釣りの要領で使徒を捕まえて!その後口をあけて、艦隊の船二隻を使って主砲を零距離でぶちかますわ!』

シンジ「わかりました!釣りなら任せてください!!コウ見えても釣りは2年のキャリアがあります!!」

アスカ「ちょっと邪魔しないで!!」

シンジ「いい釣りの要領はねカクカクシカジカマルマルウマウマ」

アスカ「なるほどね」

ガギエル「・・・」ソンナエサニオレガツラレクパァ

アスカ「!!」

ガギエル「・・・」カミカミ

アスカ「今よミサト!」

66: 2011/09/15(木) 20:43:02.99 ID:ChcwDyHto
ミサト『エヴァの電源を巻戻して!!』

アスカ「開け!開け!!」

シンジ「開け開け!!そのお口をクパァしろ!!」

アスカ「ちょっと変なこと言わないでよ!気が散るでしょ!!」

シンジ「え?ご、ごめん」

ガギエル「・・・」ビチビチ

アスカ「開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け」
シンジ「開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け」

アスカ「開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け」
シンジ「開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け」

アスカ「開かない!これじゃ戦艦の砲撃に間に合わない!!」

シンジ「……こうなったら……アスカ、弐号機の腕借りるよ!」

アスカ「何するつもりよ!」

67: 2011/09/15(木) 20:43:52.10 ID:ChcwDyHto
シンジ「いいから!アスカはとにかく開ける事だけを考えて!」

アスカ「わかったわよ!」

シンジ「僕のこの手が光って唸る!!使途の口をこじ開けろと輝き叫ぶ!!」

アスカ「何言ってんのよ!!開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け」

シンジ「必殺!!シャァァァイニング!フィンガァァッァァァァッァ!!」

ガギエル「・・・」グググ

弐号機「・・・」キラン

ガギエル「・・・」クパァ

アスカ「ミサト!」

シンジ「ミサトさん!!」

ミサト『主砲!一斉発射!!』

ズドドドドン

ガギエル「・・・」

チュドオオオオオン

68: 2011/09/15(木) 20:44:48.88 ID:ChcwDyHto
トウジ「シンジお疲れさん・・・!?」

ケンスケ「お疲れ・・・!?」

アスカ「ふぅ」

シンジ「ふ、二人とも見ないで」

トウジ「今どきペアルック!」

ケンスケ「いやぁんな感じ!」

アスカ(あぁドキドキした、男の人にあんなに密着されたの初めてだわ……加持さんはそれとなくかわされるからね……碇シンジねぇ……)

69: 2011/09/15(木) 20:45:15.46 ID:ChcwDyHto
ネルフ本部

リツコ「それで、少しはデータは取れたの?」

ミサト「取れたわ、これは貴重なデータになるわよ」

リツコ「……これは本当に貴重なデータね」


ネルフ司令室

加持「やれやれ、なかなか波乱万丈な船旅でしたよ」

ゲンドウ「ごたくはいい、例の物はどうした?」

加持「これです、硬化ベークライトで固めてありますが、生きてますよ」

ゲンドウ「ふっ。これが、最初の人間アダムだ……」

70: 2011/09/15(木) 20:48:20.57 ID:ChcwDyHto
第5話予告っぽいもの

シンジとアスカ 心を重ね合わせる時あの必殺技が実現する!!
次回 瞬間、心、重ねて

今日はおしまい
次はもう来週、1日遅れの投下マジですまなんだ

71: 2011/09/15(木) 21:12:01.29 ID:xUjL5GqIO
乙です
遂にあの技が…

72: 2011/09/15(木) 22:02:06.23 ID:ftjfOsoYo
推奨BGMにワロタ
期待!

引用元: シンジ「僕は流派東方不敗!(に影響されまくった)碇シンジです!!」