1: 2015/05/06(水) 00:11:52.72 ID:YpWtZMqTO
エイラ「なんか皮膚呼吸が出来なくなってヤバいらしイ」
エーリカ「へー」
エイラ「お前はズボラなんだから気を付けろヨ」
エーリカ「大丈夫大丈夫へーきへーき」
―深夜 エイラの部屋―
エイラ「ぐー……」
カチャッ
「寝てるな。しめしめ」
ゴソゴソ カチッ
「それスイッチオン」
ブーーン
「これでよし。おやすみエイラ、生きてたらまた明日」
パチッ
「あっ!」
エイラ「ちょっと待テ。なんだそれハ」
エーリカ「へー」
エイラ「お前はズボラなんだから気を付けろヨ」
エーリカ「大丈夫大丈夫へーきへーき」
―深夜 エイラの部屋―
エイラ「ぐー……」
カチャッ
「寝てるな。しめしめ」
ゴソゴソ カチッ
「それスイッチオン」
ブーーン
「これでよし。おやすみエイラ、生きてたらまた明日」
パチッ
「あっ!」
エイラ「ちょっと待テ。なんだそれハ」
2: 2015/05/06(水) 00:12:40.89 ID:YpWtZMqTO
エイラ「お前こんな……まずちょっとそこに座れお前」
エーリカ「ばれちゃった」
エイラ「ばれちゃったじゃねーヨ。お前こんな扇風機持ち込んで、私になにしようとしてたんダ?」
エーリカ「試したくなったんだよ」
エイラ「なにを」
エーリカ「人間は一晩扇風機に晒されると本当に氏ぬのかどうかをさ」
エイラ「はぁ? バカかお前ナァ? 私をモルモットにするんじゃネェ」
エーリカ「でも適当な実験対象がエイラしかいないんだ」
エイラ「いないわけないだロ! こんだけ人が集まる基地だゾ! いや誰が対象でもダメだけどナ?」
エーリカ「だってエイラなら実験中にマジで氏にそうになっても、未来予知で『やべえ』って避けてくれるでしょ」
エイラ「避けるってなんだよ風をカ?」
エーリカ「氏という概念そのものを」
エイラ「概念を避けるって私は一体何者なんだヨ!? よしんばそれが出来るとしても寝てたら未来予知も働かねえヨ!」
エーリカ「あ、そうなの」
エイラ「そんくらいちょっと考えりゃ分かるっていうか考えなくても分かるだロ!」
エーリカ「ばれちゃった」
エイラ「ばれちゃったじゃねーヨ。お前こんな扇風機持ち込んで、私になにしようとしてたんダ?」
エーリカ「試したくなったんだよ」
エイラ「なにを」
エーリカ「人間は一晩扇風機に晒されると本当に氏ぬのかどうかをさ」
エイラ「はぁ? バカかお前ナァ? 私をモルモットにするんじゃネェ」
エーリカ「でも適当な実験対象がエイラしかいないんだ」
エイラ「いないわけないだロ! こんだけ人が集まる基地だゾ! いや誰が対象でもダメだけどナ?」
エーリカ「だってエイラなら実験中にマジで氏にそうになっても、未来予知で『やべえ』って避けてくれるでしょ」
エイラ「避けるってなんだよ風をカ?」
エーリカ「氏という概念そのものを」
エイラ「概念を避けるって私は一体何者なんだヨ!? よしんばそれが出来るとしても寝てたら未来予知も働かねえヨ!」
エーリカ「あ、そうなの」
エイラ「そんくらいちょっと考えりゃ分かるっていうか考えなくても分かるだロ!」
3: 2015/05/06(水) 00:13:16.47 ID:YpWtZMqTO
エーリカ「まあとにかく扇風機ここ置いとくから電源付けといてね」
エイラ「なんでこの期に及んで実験続行出来ると思うんだヨ! 持って帰れこんなモン!」
エーリカ「でも今話題の羽のない扇風機だよ?」
エイラ「でもじゃねえしもう羽なし扇風機のブーム過ぎ去ってんだロ!」
エーリカ「ルッキーニとかすごい喜んでたけど」
エイラ「だからなんなんだヨォ!? こいつと話してると頭悪くなりそうダ……」
エーリカ「平気だよ私自身お利口さんだから」
エイラ「その発言自体頭悪そうだゾ」
エーリカ「ていうかエイラ汗やばっ」
エイラ「誰のせいだと思ってるんダ?」
エーリカ「あ、じゃあこれ扇風機あんだけど……」
エイラ「使わねえヨ!」
エイラ「なんでこの期に及んで実験続行出来ると思うんだヨ! 持って帰れこんなモン!」
エーリカ「でも今話題の羽のない扇風機だよ?」
エイラ「でもじゃねえしもう羽なし扇風機のブーム過ぎ去ってんだロ!」
エーリカ「ルッキーニとかすごい喜んでたけど」
エイラ「だからなんなんだヨォ!? こいつと話してると頭悪くなりそうダ……」
エーリカ「平気だよ私自身お利口さんだから」
エイラ「その発言自体頭悪そうだゾ」
エーリカ「ていうかエイラ汗やばっ」
エイラ「誰のせいだと思ってるんダ?」
エーリカ「あ、じゃあこれ扇風機あんだけど……」
エイラ「使わねえヨ!」
4: 2015/05/06(水) 00:14:27.95 ID:YpWtZMqTO
エイラ「もう寝るから出ていケ! 朝になったらサーニャを出迎えるんだからナ!」
エーリカ「じゃあ実験どうすんの?」
エイラ「んなもん私の知ったことじゃないんだよこの……バカタレが!」
バタン!
「二度と来んナ!」
エーリカ「ちぇ、けちー」
エーリカ「しょうがないなぁ」
―翌朝―
エーリカ「おはようエイラ」
エイラ「……はよう」
エーリカ「もーなに怒ってんの? 実験なら結果出たから安心していいよ」
エイラ「え……誰で試したんだヨ?」
エーリカ「自分の体で」
エイラ「ったく、最初からそうしろよナ。でもお前が生きてるってことは、扇風機じゃ人は氏なないってことだナ」
エーリカ「そうでもないよ。ヤバかったもん」
エイラ「じゃあ皮膚呼吸出来なかったのカ?」
エーリカ「そう。寒くて苦しくてマジ氏にそうだったから、実験を続けるか迷ったよ」
エイラ「そこで迷うのはどうかと思うゾ……」
エーリカ「もちろん私だって氏にたい訳じゃないから、ギリギリでかわしたけどね」
エイラ「風を?」
エーリカ「氏という概念そのものを」
エーリカ「じゃあ実験どうすんの?」
エイラ「んなもん私の知ったことじゃないんだよこの……バカタレが!」
バタン!
「二度と来んナ!」
エーリカ「ちぇ、けちー」
エーリカ「しょうがないなぁ」
―翌朝―
エーリカ「おはようエイラ」
エイラ「……はよう」
エーリカ「もーなに怒ってんの? 実験なら結果出たから安心していいよ」
エイラ「え……誰で試したんだヨ?」
エーリカ「自分の体で」
エイラ「ったく、最初からそうしろよナ。でもお前が生きてるってことは、扇風機じゃ人は氏なないってことだナ」
エーリカ「そうでもないよ。ヤバかったもん」
エイラ「じゃあ皮膚呼吸出来なかったのカ?」
エーリカ「そう。寒くて苦しくてマジ氏にそうだったから、実験を続けるか迷ったよ」
エイラ「そこで迷うのはどうかと思うゾ……」
エーリカ「もちろん私だって氏にたい訳じゃないから、ギリギリでかわしたけどね」
エイラ「風を?」
エーリカ「氏という概念そのものを」
5: 2015/05/06(水) 00:15:00.95 ID:YpWtZMqTO
終わりです
6: 2015/05/09(土) 18:20:53.83 ID:xzxf/IgzO
珍しい組み合わせダナ
乙
乙
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります