1: 2016/02/07(日) 21:06:32.222 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「? 何をそんなに慌てているのだ?」

紅莉栖「慌ててなんかないつーの!!それより白衣がないならこれでも着てなさいよ!」バサッ


岡部「これは…貴様の白衣か?どれ…む?俺のサイズにぴったりではないか」


紅莉栖「たまたま!たまたまサイズ大きいの買っちゃったのよ!そう!たまたまね!!」

2: 2016/02/07(日) 21:08:06.792 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「? まぁ、とりあえず今日1日はこれで凌ぐか…無論、後日洗濯をして返すから心配すr」



紅莉栖「せんでいいッ!!!!」



岡部「は?」


紅莉栖「あっ…いや、その…雑菌が残らないように私の手でしっかりと洗濯するから、そのまま返してくれればそれで…」

3: 2016/02/07(日) 21:09:56.204 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「お、おぅ…。それにしてもこの白衣…何やら良い匂いがするような…?」クンカクンカ


紅莉栖「か、嗅ぐなこのHENTAI!!/////」


岡部「あ、あぁ…すまん。もしかしてお前が袖を通したものだったのか?」

紅莉栖「そ、そんなわけないでしょ!?新品よ!もちろん新品に決まってるでしょ!!」

4: 2016/02/07(日) 21:11:08.987 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「だからさっきから何をそんなに慌てているのだ…いや、まさか…これは機関の陰謀か…?」ブツブツ

紅莉栖(ふぅ…どうにか誤魔化せたわね。これで貴重なサンプルを手に入れることが出来たわ)


紅莉栖「フヒ…フヒヒ…」ニマニマ


岡部「じょ、助手よ。その気色悪い笑いは一体何なんだ…?」

5: 2016/02/07(日) 21:12:21.058 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「はっ!なんでもない!なんでもないんだから!!それより勝手に人の顔覗かないでよこのHENTAI!!」

岡部「た、たまには俺も助手の顔色を伺う時くらいある!ラボのメンバーの健康状態を把握することも、この俺の大事な仕事の一つだからな!!」


紅莉栖「岡部…もしかして、心配してくれたの…?」


岡部「心配…だと?この狂気のマッドサイエンティストである鳳凰院凶真が助手風情の心配などする筈ないだろう!!俺はただラボメンの不調により、我が野望の実現が遠のくのではないかと危惧していただけだ!!」

6: 2016/02/07(日) 21:13:52.602 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「ほんと…素直じゃないんだから…」ボソッ

岡部「だから助手よ…今日は帰って休め。ラボの奴らには俺から伝えておこう」


紅莉栖(ぐっ…願っても無い気づかいだけど、罪悪感が半端ない…!)ギリッ


岡部「ほら、助手よ。やはり体調が悪いのだろう?さっさと帰って休むのだ」

7: 2016/02/07(日) 21:15:08.395 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「そ、そうね…今日のところはあんたの言うことに従った方が良さそうね…」

岡部「ふん。珍しく素直ではないか。やはり熱でもあるのか…?」スッ


紅莉栖「だ、駄目ぇ!!今触られたら妊娠しちゃうからぁ!?」


岡部「は?に、妊娠?お前何を言って…?」

8: 2016/02/07(日) 21:16:30.447 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「ち、違う!そうじゃなくて…熱なんてないから!!大丈夫だから!!」

岡部「その割には顔が真っ赤ではないか。まぁいい…とにかくゆっくり休め」


紅莉栖「あ、ありがとう岡部…////」


岡部「その感謝を忘れるなよ?お前はこれから先、我が手足となって馬車馬のように働くのだからな!フゥーハッハッハッハッ!!」

9: 2016/02/07(日) 21:17:42.026 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖のホテル


紅莉栖「ふぅ…何はともあれ『オペレーション・(岡部の白衣をGET)スルトル』は成功っと」

紅莉栖「とりあえず、カバンの中に詰め込んだ白衣を出して…」ゴソゴソ


紅莉栖「…って臭っ!?何日洗ってないのよあの馬鹿は!?」


紅莉栖「でもこの臭いが…癖になるのよねぇ~♪」クンカクンカ

10: 2016/02/07(日) 21:18:50.719 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「さて、味は…?」ペロリ


紅莉栖「しょっぱ!?」


紅莉栖「え?なにこれ岩塩?でもこの塩気がまた食欲を唆る…はっ!そうだ!コンビニで買って来たレンジでチンするごはんを温めて…」



チンッ



紅莉栖「よし出来た。やっぱり日本のインスタントの技術は進んでるわね。さてこれを…」

11: 2016/02/07(日) 21:20:01.937 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「岡部の白衣を舐めてから…」ペロリ

紅莉栖「かっ込む!!」ガツガツガツ


紅莉栖「!?」


紅莉栖「おいちぃ~!!!!」

12: 2016/02/07(日) 21:21:09.368 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「ふぅ…ごはん3パックも平らげてしまった」


紅莉栖「あれ?いつの間にか夜になってる…」



紅莉栖「夢中になってガツガツガツ食べてたせいで汗だくね…。シャワーを浴びて来ないと…」



紅莉栖「ちょっと待っててね岡部の白衣!すぐ戻るから!!」ダダッ

14: 2016/02/07(日) 21:22:20.731 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「ふぅ~さっぱりしたぁ~!お待たせ岡部の白衣ちゃん♪」

紅莉栖「は、裸でこれに包まったら一体どうなるのかしら…?」ゴクリ


紅莉栖「駄目っ!…実験したい欲が抑えきれない!し、静まれ我が右腕…!」ググググ


ガバッ


紅莉栖「!? ひ、左腕まで暴走を!?もう止められない!!」

15: 2016/02/07(日) 21:23:29.169 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「というわけで着てみよ~っと♪」イソイソ


ヒヤッ


紅莉栖「つ、冷たい!?」ビクッ


紅莉栖「なんか濡れてる!?…って、私の唾液か…」



紅莉栖「お、驚かさないでよね!!まったく岡部はいっつも私に意地悪ばっかりして…」ブツブツ

16: 2016/02/07(日) 21:24:52.287 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「とりあえず着てみたけど…」


紅莉栖「ヤバイ…これはヤバイ」ガクガクブルブル


紅莉栖「これって岡部に抱きしめられてるのと変わらないじゃない…」


紅莉栖「しかも私は裸…。は、裸で抱きしめられてるってことは…」ゴクリ

17: 2016/02/07(日) 21:26:01.561 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「そうか…これが性行為…!」


紅莉栖「あっ」


紅莉栖「に、妊娠しちゃったらどうしよう…////」



紅莉栖「いや、これはむしろ既成事実を作る最大の好機!!」

18: 2016/02/07(日) 21:27:07.649 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「とりあえずベットに寝っ転がって…」ドサッ


ゴロゴロゴロゴロ…


紅莉栖「孕め!!妊みなさい私!!」ジタバタ


紅莉栖「あっ…駄目っ…岡部!…そんな…激し過ぎる…!」ビクンビクン


紅莉栖「そろそろ私…もう…!」



紅莉栖「飛べよぉぉぉぉおぉおお!!」

19: 2016/02/07(日) 21:28:03.238 ID:RRh2G6aB0.net
翌朝


紅莉栖「はっ!」ガバッ


紅莉栖「そうだ私…あのまま寝ちゃって…」



紅莉栖「ふふっ…赤ちゃん…出来てるといいな…」オナカ ナデナデ



紅莉栖「そうだ、この子の為にも朝ごはんいっぱい食べなきゃ!」

20: 2016/02/07(日) 21:29:04.641 ID:RRh2G6aB0.net
チンッ


紅莉栖「よし。ごはんの準備は完了っと!」


紅莉栖「あとは昨日と同じように岡部の白衣を舐めて…」ペロリ



紅莉栖「!?」



紅莉栖「あ、味がしない…だと!?」

21: 2016/02/07(日) 21:30:21.199 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「そうか…昨日舐め過ぎた所為で…!」ギリッ

紅莉栖「ど、どうしよう!このままじゃお腹の赤ちゃんに栄養を与えることが出来ない!?」


紅莉栖「そう言えば…昨日、岡部に貸した白衣があったわね…」


紅莉栖「あの白衣は前日に私が裸で包まって、たっぷり匂いを擦りつけた物。その白衣を岡部が昨日1日着用したということは、もう既に十分な栄養を蓄えている筈…!」

22: 2016/02/07(日) 21:31:37.485 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「本来ならば1週間は岡部に着用させて熟成させてから収穫するべきなんだけど…四の五の言ってられない!!」


紅莉栖「この子の為にも…私は今すぐサンプルを回収必要がある!!」



紅莉栖「私は岡部をあらゆる側面から観測する!!」



紅莉栖「そう…それが、シュタインズゲートの選択だから…!!」

23: 2016/02/07(日) 21:32:43.120 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「フゥーハッハッハッハッ!!」


紅莉栖「善は急げね。時刻はまだ早朝…今ならラボには誰も居ない筈!」



紅莉栖「これより『オペレーション・(岡部の白衣を)サーガ(す)』を発動する!!」



紅莉栖「我が身に宿る小さな生命を護るべく、世界の支配構造を打ち砕くのだ!!」

24: 2016/02/07(日) 21:33:57.590 ID:RRh2G6aB0.net
ラボ

紅莉栖「良かった…まだ誰も居ないようね…」キョロキョロ

紅莉栖「さて岡部の白衣は…あっ!あった!」


紅莉栖「ふふ~ん♪大成功ね。私の作戦はやっぱり完璧ね。完璧過ぎる自分が怖い…」ブルブル


紅莉栖(本来ならば安全の為にも持ち帰って味わうべきなんだけど…今は一刻も早くお腹の子に栄養を与えたい!!)

25: 2016/02/07(日) 21:35:10.588 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「持って来たこのごはんをレンジで温めてって…あぁ!?」


紅莉栖「ラボのレンジはタイムリープマシンになってて、蓋がなくなってたんだった…」


紅莉栖「仕方ない…持ち帰るしかないか。ん?この白衣…まだ温かい…?」



岡部「やはり、俺の白衣を盗んだのはお前だったのだな」



紅莉栖「!?」

26: 2016/02/07(日) 21:36:12.871 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「何故だ。一体何故こんなことを…?」

紅莉栖「ち、違うの!!というか岡部、何故ここに!?」


岡部「昨日のお前の態度が気になってな…夜通しラボで張り込んでいたのだ。そして階段を登る足音が聞こえたので、風呂場に隠れていたというわけだ」


紅莉栖「そんな…それじゃあ、今の全部聞いてたってこと…?」

27: 2016/02/07(日) 21:37:16.637 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「声はほとんど聞き取れなかったが、お前の窃盗行為は見させて貰った。もう一度聞くぞ、何故こんなことをするのだ?」



紅莉栖「こ、この白衣はもともと私の物よ!それを返して貰って、何がいけないって言うの!?」



岡部「む。確かに…そうだな。すまない紅莉栖…俺は誤解していたようだ」


紅莉栖「ふぇ?」キョトン

28: 2016/02/07(日) 21:38:14.670 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「どうした?」


紅莉栖「あああんた今、私の名前を…?」


岡部「お、俺だって謝る時くらいは名前で呼ぶ」



紅莉栖「も、もう一回呼んで…」

30: 2016/02/07(日) 21:39:09.366 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「は?」

紅莉栖「だから!もう一回…名前で呼んでってば!」


岡部「なんだ。一度の謝罪では許さないというわけか?まったく…心の狭い奴だ」


紅莉栖「へ?あ、当たり前じゃない!いいからさっさともう一度謝りなさいよ!!」

31: 2016/02/07(日) 21:40:01.869 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「すまなかった…紅莉栖」


紅莉栖「ッ…/////」ゾクゾク


岡部「く、紅莉栖…?」



紅莉栖「岡部ぇ~!!!!」ガバッ

32: 2016/02/07(日) 21:41:01.298 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「ファッ!?おまっ…何をする!?」

紅莉栖「ごめんなさい!私が岡部の白衣を盗ったの!!ペロペロしたくて盗ったのぉー!!」


岡部「はぁ!?ええい!とにかく離れろ!!」


紅莉栖「なによ…やなの!?」ジロリ

33: 2016/02/07(日) 21:42:10.005 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「だ、誰か来たらどうするのだ!?」

紅莉栖「嫌なのかどうかハッキリしなさいよ!?」


岡部「い、嫌というわけでは…」


紅莉栖「なら良いのね♪ Oh My Jesus!!もう我慢出来ない!!はむっ!」


カプッ

34: 2016/02/07(日) 21:43:03.960 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「おい!く、首すじに齧りつくのはやめろ!?」


紅莉栖「ガジガジ…」ペロペロ


岡部「痛ッ!?だから、齧るのをやめろ!?」



紅莉栖「フヒ…フヒヒ…岡部の味がすりゅ~♡」ニマニマ

35: 2016/02/07(日) 21:44:02.720 ID:RRh2G6aB0.net
ゾクッ


岡部(だ、駄目だコイツ…早くなんとかしないと…!そうだ!)ゴソゴソ


岡部「こ、これを見ろ紅莉栖!!」


紅莉栖「それは…?」キョトン



岡部「俺の…靴下だ」

37: 2016/02/07(日) 21:45:03.118 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「!?」


岡部「どうだ?これが欲しいか?欲しいだろうなぁ…」ヒラヒラ



紅莉栖「くらはい!それくれたら私、なんでもする!!なんでもするからぁ!?」



岡部(なんだよこれ…なんだよこれぇ!?こんなの紅莉栖じゃない!!俺が知ってる紅莉栖はこんなこと…)

38: 2016/02/07(日) 21:46:10.128 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「岡部ぇ!!お願い!それくれたら良い子にするからぁ!!くらはい!くらはい!!」


岡部「くっ…何故だ!紅莉栖…何がお前をそこまで追い込んだ!?」



紅莉栖「だって…昨日盗った岡部の白衣…すごい匂いで…しょっぱくて…だから私…!私は!!」



岡部「お、俺が洗濯をサボっていた所為で?そんな…それだけのことで…?」

39: 2016/02/07(日) 21:47:36.154 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「くらはい!くらはい!くらはい!くらはい!!」

岡部「紅莉栖…すまない。うぉぉぉぉぉおお!!」


ポイッ


紅莉栖「あぁ!?岡部の靴下が窓から落ちた!?」



岡部「紅莉栖…欲しかったら拾ってくるんだ」

40: 2016/02/07(日) 21:48:38.389 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「はい!わかりました!!」ダダッ


岡部「よし。今のうちに…」



岡部(あんなの紅莉栖じゃない…!俺はあんな紅莉栖を認めない!!)ギリッ



岡部「俺は選択を誤った…いや『洗濯』を誤ったんだ!!」

41: 2016/02/07(日) 21:50:01.697 ID:RRh2G6aB0.net
岡部(俺がちゃんと洗濯しておけばこんなことにはならなかった!!)


岡部「タイムリープマシンで一週間前に戻ってこまめに洗濯すればこんなことにはならない筈!!」


岡部「それが…シュタインズゲートの『洗濯』!!」



バチッ…バチバチバチバチッ!



岡部「飛べよぉぉぉぉおおお!!!!」

42: 2016/02/07(日) 21:52:07.973 ID:RRh2G6aB0.net
そこから俺はタイムリープを繰り返した。


しかし何度洗濯しても、結果は変わらなかった。


来やがるんだよ…俺の靴下に…歯ブラシに…そしてパンツに…!



紅莉栖はどの世界線でも『マッドペ口リスト』になった。



何度も何度もタイムリープを続ける俺はみるみるうちに消耗していった。


そんな精魂尽き果てた俺が、再びタイムリープマシンに手をかけたその時、まゆりからこう諭された。

44: 2016/02/07(日) 21:53:30.771 ID:RRh2G6aB0.net
まゆり「駄目だよオカリン。そんなことをしても…悲しいだけだよ?」



岡部「だが、俺が飛ばないと紅莉栖は救えない!俺が過去を変えないと紅莉栖は俺の白衣を…俺の全てをペロペロし続ける!!」



まゆり「どうして…」


岡部「まゆり…?」

45: 2016/02/07(日) 21:55:05.558 ID:RRh2G6aB0.net
まゆり「どうしてオカリンが…一方的にペロペロされないといけないの…?」


岡部「な、何故…と言われても…ん?」



~♪~♪



まゆり「メール?」


岡部「どうやら…ムービーメールのようだ」


ピッ

46: 2016/02/07(日) 21:56:18.173 ID:RRh2G6aB0.net
『……見えているか?岡部倫太郎。俺の声がわかるか?』


岡部「なッ!?」ガタッ

まゆり「わぁ!オカリンの声だぁ!?ちょっと渋いけど、オカリンの声だよ~!」


岡部「まさかコイツは…未来の俺か…?」


『この映像が届いたということは、まゆりにヒントを貰った直後ということだろう…』

47: 2016/02/07(日) 21:58:03.415 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「ヒント…?」

まゆり「まゆしぃにはさっぱりなのです!」


『考えろ岡部倫太郎。確定した結果を変えることは出来ない。ならばその結果をどう受け入れるかで、お前の世界は変えられる!!』


岡部「結果の受け止め方…だと?」


まゆり「ん~まゆしぃにはよくわからないけど…紅莉栖ちゃんに負けないようにオカリンもペロペロすればいいってことだと思います☆」

48: 2016/02/07(日) 21:59:24.853 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「俺が…ペロペロを…?」



『……為すべきことを見つけたようだな。ではこれより!『オペレーション・ペ口リーヴスラシル』を開始する!!』



まゆり「ペ口リーヴ…スラッシュ?」


岡部「深く考えるな…まゆり。どうせ意味なんて…」


『そう。意味なんて…』


岡部「『ない』」

49: 2016/02/07(日) 22:00:40.638 ID:RRh2G6aB0.net
『確定した未来を変えずに受け止め方を変えろ!さすればその先の未来は変えられる!世界の支配構造を打ち砕くのだ!!では…健闘を祈る。エル・プサイ・コングルゥ…』


ピッ


岡部「エル・プサイ・コングルゥ…か。未来の俺は、まだそんなことを言っているのか…クッ…ククッ…ハハッ…フゥーハッハッハッハッ!!」



まゆり「オ、オカリン?」



岡部「いいだろう。この俺、鳳凰院凶真が世界を変えてやる!結果を変えずに世界を変えてやろうではないか!!」

50: 2016/02/07(日) 22:02:02.973 ID:RRh2G6aB0.net
まゆり「まゆしぃにはやっぱりよくわからないんだけど、とにかくオカリンはペロペロしないといけないんだよね?」

岡部「うむ。そうなるな」


まゆり「あのね…だったらね…まゆしぃはオカリンにだったらペロペロされても…/////」


岡部「いや、まゆりをペロペロするつもりはない」

51: 2016/02/07(日) 22:03:03.569 ID:RRh2G6aB0.net
まゆり「」


岡部「ヒントをくれてありがとう。じゃあな、まゆり。ちょっと行ってくる!!」ダダッ



まゆり「あれれ…?まゆしぃのカイチュー…涙で見えないや…」ポロポロ



岡部(待ってろ紅莉栖!!この俺が狂気の『マッドペ口リスト』とはどういうものか思い知らせてやる!!)ダダッ

52: 2016/02/07(日) 22:05:31.669 ID:RRh2G6aB0.net
コインランドリー


岡部「はぁ…はぁ…紅莉栖。こんなところに居たのか…」


紅莉栖「お、岡部!?あんた何でここに…というかすごい汗じゃない!?走って来たの!?」



岡部「あぁ…一刻も早くやらなければならないことがあってな」



紅莉栖「へ、へぇ~そんなに汗かいて…一体私に…な、何の用かしら?」ゴクリ
(うぉぉぉぉぉおお!汗だく岡部舐めてぇぇええ!)

53: 2016/02/07(日) 22:06:29.268 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「取り繕わなくていい。紅莉栖、お前が汗まみれの俺に何をしたいかなんてもうわかっている」


紅莉栖「ななななんのことよ!?わわ私が!?いい一体何を!?」



岡部「ペロペロしたいのだろう?」



紅莉栖「!?」

54: 2016/02/07(日) 22:07:43.120 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「隠さなくていい。わかってるんだ」



紅莉栖「ちがっ…その…ペ、ペロペロじゃなくて…もうコップ一杯の岡部の汗を飲みたいって言うか…/////」モジモジ



ゾクッ



岡部(紅莉栖…そこまでとは…!)


紅莉栖「で、でも、そんな贅沢言わないから…そのまま舐めさせてくれたら私は…/////」

55: 2016/02/07(日) 22:09:02.042 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「…いいだろう」

紅莉栖「へ?」キョトン


岡部「思う存分、舐めるがいい。だが一つ、条件がある」


紅莉栖「な、何でも言って!私、何でもするから!!何でもするから!!」

56: 2016/02/07(日) 22:10:08.077 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「その前に紅莉栖、洗濯はまだしていないだろうな?」


紅莉栖「洗濯? これからしようと思ってたところだけど…」



岡部「ならば、洗濯をする前にお前の黒ストッキングを俺によこせ」



紅莉栖「ス、ストッキングを…?岡部…何をするつもり?」

57: 2016/02/07(日) 22:11:06.269 ID:RRh2G6aB0.net
岡部「いいから早く!!俺の汗がひいてしまうぞ!!」

紅莉栖「わ、わかったわよ!ほら、これでいい?」ポイッ


岡部「うむ。それでいい。これを…」


紅莉栖「お、岡部…?」

58: 2016/02/07(日) 22:12:03.770 ID:RRh2G6aB0.net
パクッ


紅莉栖「!?」



岡部「もぐもぐ…むッ!?…美味い!美味いぞ!!」モグモグ



紅莉栖「ちょっと岡部!?あんた何してるかわかってるの!?ほらっ!早くペッてして!ペッてしなさい!!」



岡部「フゥーハッハッハッ!どうだぁ?自分のストッキングを食われる気分というのは…」モグモグ

59: 2016/02/07(日) 22:13:21.123 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「ッ!?」
(く、悔しい…でも感じちゃう…!)ビクンビクン



岡部「これからは…もぐもぐ…お前1人に…もぐもぐ…ペロペロなんてさせない!」モグモグ


紅莉栖「岡部…」



岡部「この俺が!…もぐもぐ…お前を観測し続ける!…もぐもぐ…そしてお前も!…もぐもぐ…俺を観測し続けるがいい!!」モグモグ

60: 2016/02/07(日) 22:15:08.357 ID:RRh2G6aB0.net
紅莉栖「岡部…岡部ぇ~!!」ガバッ


カプッ


岡部「お前だけに背負わせるものか…もぐもぐ…お前は俺の…もぐもぐ…大切な助手なのだからな…」モグモグ

紅莉栖「ガジガジ…岡部…岡部…ガジガジ…私…あなたを観測し続ける…ガジガジ…だから岡部も私を…!」ペロペロ



岡部「ふっ…もぐもぐ…それが…もぐっ…シュタインズゲートの…もぐもぐ…選択というわけか」モグモグ



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



まゆり「ダル君…準備できた?」


ダル「オーキードーキー!でもまゆ氏、本当にいいの?」


まゆり「こんな結末…まゆしぃは認めないのです!ダル君、やって!!」


ダル「わかったお!それじゃ、いくぜよ~!」




バチッ…バチバチバチバチッ…!




まゆり「飛んでよぉぉぉぉおおお!!」





FIN

61: 2016/02/07(日) 22:24:27.333 ID:MsCmz5lwa.net

引用元: 岡部「む?助手よ…俺の白衣を知らないか?」紅莉栖「わわ私が知るわけななないでしょ!?」