2: 2013/03/12(火) 07:00:25.33 ID:SNGehP5/0
あずさ「そうなんです。親戚から三日間お子さんを預かることになってしまいまして…」

P「それで、どうして俺に?」

あずさ「やっぱり、何かあったときには男手が必要じゃないですか。それに…」

P「それに?」

あずさ「あ、いえ、なんでもありません~。忘れてください」

P「?」

P「でも俺にも仕事がありますし、付きっ切りって訳にもいきませんよ?」

あずさ「えぇ、プロデューサーさんがお忙しいのは理解しています」

あずさ「でもやっぱり何かあったときの事を考えると、プロデューサーさんには居て欲しいんです」

P「わかりました。任せてください。それで、お子さんが来るのはいつからなんです?」

5: 2013/03/12(火) 07:06:16.32 ID:SNGehP5/0
~時間飛んで子供達の来る日の昼~

親戚叔母「それじゃ、三日間よろしくね。あずさちゃん」

親戚叔母「ほれ、あんた達も挨拶しな」

子男&子女「よろしくおねがいします」

あずさ「こちらこそ、よろしくね。子男君に、子女ちゃん♪」シャガミ

親戚叔母「三日後に帰ってくるから、良い子にしてるんだよ。わかったね」

子男&子女「うん」

親戚叔母「もう時間が無いから、あたしはこれで。今度何かお礼させておくれよ」スタコラサッサ

あずさ「そんなお気遣い無く…。って、もう見えなくなってるわ」

あずさ「それじゃ二人とも、上がって上がって」ガチャ

子男&子女「おじゃましまーす」

あずさ「あ、そうそう。夜になったらもう一人増えるから、楽しみにしておいてね~」パタン

7: 2013/03/12(火) 07:12:03.05 ID:SNGehP5/0
~夜~

P「何かいざとなったら緊張してきた…」

P「この場合、『お邪魔します』より『ただいま』の方がいいか…」ミギヘ

P「いや、でも、流石にそれは段階すっ飛ばしすぎなような気がするし…」ヒダリヘ

P「どうしたもんか、う~ん…」イッタリキタリ

あずさ「あの~、プロデューサーさん?」

P「よ、よし。まずはインターホン鳴らしてから考えよう」

あずさ「プロデューサーさん!」

P「えっ!?」

P「あ、あずささん!?どうして後ろに」

あずさ「お買い物の帰りなんですよ~」

あずさ「あ、そうだ。丁度いいので紹介しておきますね」

あずさ「子男君と子女ちゃんです」

9: 2013/03/12(火) 07:17:05.76 ID:SNGehP5/0
子男「はじめましておっちゃん」

子女「あの、はじめまして。こおんなです」

P「あぁ、三日間よろしくね子男君と子女ちゃん」

P「それと俺はまだおっちゃんじゃないぞ」

あずさ「まぁまぁ、ここじゃ何ですし、家に上がってください」

あずさ「すぐにお夕飯の準備しますから」ガチャリ

あずさ&子男&子女「ただいま~」

P「お、お邪魔します」ソロリ

あずさ「うふふ。今日から三日はここがお家なんですよ?プロデューサーさん?」

P「え、あ、その。でも…」

あずさ「ここがお家なんですよ?プロデューサーさん?」

P「た、たどいま!」

P(しまった噛んだ)

あずさ「いかにもプロデューサーさんらしいですね。おかえりなさい」ウフフ

11: 2013/03/12(火) 07:23:50.01 ID:SNGehP5/0
あずさ「それじゃ、私はお夕飯作ってきますね。あ、先にお風呂沸かしましょうか?」

P「良いんですか?」

あずさ「まだしばらくはご飯が出来ませんから」

P「お願いします」

あずさ「分かりました」

あずさ「お風呂、沸くまで少し時間がありますし、二人の相手をお願いしてもいいですか?」

P「えぇ、もちろん。じゃあ二人とも。行こうか」

子男&子女「は~い」

12: 2013/03/12(火) 07:30:08.46 ID:lfxRT+Nj0
~リビング~

P「へぇ、じゃあ、子男君が弟で、子女ちゃんがお姉ちゃんなんだ」

子男「でも、オレのほうがしっかりしてるけどな」ヘヘッ

子女「そ、そんなことないもん!あたしのほうがしっかりしてるもん」

子男「しっかりものはおねしょなんてしないんだぜ?」

子女「っ!そ、それは…」ウルウル

P「し、しっかりしててもしょうがないときはあるさ」

P「俺なんか中学生のときに漏らしたことあるし」

P「だから子女ちゃんもそんなに気にすることじゃないよ」

子男&子女「…それはちょっとかっこわるいかも」

P「え、あれ?」

あずさ「プロデューサーさん。お風呂沸けましたよ~」

P「ありがとうございます。それじゃ子男君。一緒に入ろうか」

子男「もらすなよ?おっちゃん」ニシシ

P「流石にもう大丈夫さ」

14: 2013/03/12(火) 07:33:20.37 ID:lfxRT+Nj0
~お風呂から上がって~

P「ふぅ~、良い湯だったぁ」

あずさ「それは良かったです~。さ、ご飯できてますよ」

P「この匂いは…」クンクン

P「肉じゃがですね?」

あずさ「大正解です♪でもそれは明日の分。今日は簡単なパスタなんです」

あずさ「さぁさ、早くリビングへ行ってあげて下さい。子女ちゃんがお待ちですよ」

P「あ、はい」スタコラサッサ

15: 2013/03/12(火) 07:38:21.72 ID:lfxRT+Nj0
~リビング~

子女「やっときた。はやくたべよ?」クゥ

あずさ「それじゃ、みんな揃って、いただきまーす」

P&子男&子女「いただきまーす」

ワイワイ

 オイシイデス
 ドウイタシマシテー
 オイオレノブントルナヨ
 トッテナイモーン

ガヤガヤ

P&子男&子女「ごちそう様でしたー」

あずさ「お粗末さまでした」

あずさ「それじゃ、私は食器片してきますね」

P「あ、俺も手伝いますよ」

あずさ「え、でも…」

P「三日間は家族ですからね。手伝わせて下さい」

16: 2013/03/12(火) 07:41:09.93 ID:lfxRT+Nj0
あずさ「それじゃ、お言葉に甘えさせていただきます」

P「それとも、子女ちゃんとお風呂、入ってきますか?」

あずさ「う~ん。洗い物してからでも大丈夫だと思います」

P「じゃ、さっさと洗ってしまいましょう」

あずさ「はい」

19: 2013/03/12(火) 07:44:10.16 ID:lfxRT+Nj0
~子供組~

子女「おねえちゃんとおにいちゃん。こいびとどうしなのかなぁ?」

子男「しらね。でもあずさねえちゃんのいえにいるから、こいびとなんじゃない?」

子女「おとなはそんなにたんじゅんじゃないんだよ?」トクイゲ

子男「あっそ」

子女「もう、ちゃんときいてよ!」ムーッ

20: 2013/03/12(火) 07:46:29.27 ID:lfxRT+Nj0

~大人組~

P「ふぅ、四人分にもなると結構大変な量でしたね」

あずさ「でも、プロデューサーさんのおかで随分楽チンでしたよ」

P「それは良かった。後は水気を拭き取るだけなんで、あずささん、お風呂入ってきたらどうですか?」

あずさ「そうですね。そうさせてもらいます」

あずさ「子女ちゃーん。お風呂、一緒に入りましょう~」トテトテ

P(あずささんとお風呂…。か)

22: 2013/03/12(火) 07:50:15.47 ID:lfxRT+Nj0
~リビング~

 センセイ!
 ニノミヤクン!
 センセイ!
 ニノミヤクーン!

子男「テレビ、かえてもいい?」

P「ん。あぁ、いいよ。何か他に観たいのか?」

子男「さんま」

P「結構渋いチョイスだな…」

あずさ「お風呂、上がりました~」ホクホク

子女「あがったー」ホクホク

P「……」ジー

あずさ「どうかしました?」

P「あ、いえ。別に」シドロモドロ

P(バスローブかぁ。それは予想してなかった)

P(首筋から鎖骨へ流れ落ちる雫が超セクシー)

25: 2013/03/12(火) 07:54:14.63 ID:lfxRT+Nj0
子女「」ニヤリ

子女「ねぇプロデューサおにいちゃん。あたしもおねえちゃんみたいに
   おむねおおきくなるかなぁ?」

P「え、あー…どうだろう?あずささんはその…
  特別大きいというかほら…」

あずさ「子女ちゃん。あまりプロデューサーさんを困らせちゃ駄目よ~?」ホンワカ

子女「それにおねえちゃんのはすごくやらかいのに、あたしのはかたい」ペタコン

P(すごくやらかいすごくやらかいすごくやらかい)

子女「」ニヤニヤ

P「さ、さぁ!早く髪乾かして寝よう子女ちゃん!もう良い子は寝る時間だよ」

P(子供はなんて無邪気なんだろう…)

子女「にげた」ボソッ

28: 2013/03/12(火) 07:58:00.17 ID:lfxRT+Nj0
~寝室~

子男&子女「ZZz…」

P「あっと言う間に寝ちゃいましたね」コゴエ

あずさ「疲れないわけないですからね」コゴエ

あずさ「それにしても可愛い寝顔ですね~」ウフフ

P「えぇ。悪戯したくなりますね」ツンツン

子女「んむぅー」

あずさ「プロデューサーさん。めっですよ」

P「あはは、すみません」

あずさ「プロデューサーさん?」

P「なんでしょう?」

あずさ「少し、飲みませんか?」

P「いいですよ。これからは、大人の時間ってわけですね?」

あずさ「もう、プロデューサーさんったら」テレッ

P「?」

29: 2013/03/12(火) 08:01:54.87 ID:lfxRT+Nj0
~リビング~

あずさ「それじゃ、かんぱ~い」

P「かんぱーい」

 カンッ

 ングッングッ
 フゥ

P「今日一日、どうでしたか?」

あずさ「楽しかったです。二人ともとってもいいこだったから」

P「そうですね。最初はどうなるか不安でしたけど、この分なら大丈夫でしょう」

あずさ「だからと言って、明日から来ない。なんていうのは駄目ですよ?」メッ

P「えぇ、わかっています。というか、明日もここに帰ってこれるなんて、凄く楽しみですよ」

あずさ「えっ…、あのそれってどういう…」

P「肉じゃが、大好きですから」

あずさ「……」

30: 2013/03/12(火) 08:05:16.85 ID:lfxRT+Nj0
P(帰ったら『おかえり』って言ってくれる。そんな経験したら、一人きりの部屋になんて帰りたくない)

P(なんてのは流石に言えないよな…)

P「あれ?どうしましたあずささん?」

P「心なしか頬が膨れてませんか?もしかしてまたお多福かぜとか…」

あずさ「違います。ふんだ。プロデューサーさんなんて知りません」プイッ

P「あずささーん…。機嫌直してくださいよー」

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--

33: 2013/03/12(火) 08:08:12.49 ID:lfxRT+Nj0
~次の日の朝~

P「それじゃ、行って来ます」ガチャリ

あずさ&子男&子女「いってらっしゃーい」

P「お土産買ってくるから、良い子にしてるんだぞ?二人とも」ナデナデ

子男&子女「はーい」

P「行って来ますね。あずささん」

あずさ「寄り道せずに帰ってきてくださいね」

P「もちろんですとも。それじゃいってきます」パタン

~仕事中~

 ピヨー!
 シヌピヨー!
 シゴトシロピヨコ!
 ウルセェ!リアジュウハシネピヨ!

35: 2013/03/12(火) 08:11:55.07 ID:lfxRT+Nj0
~帰宅~

ピンポーン
 ハイハーイ
 ガチャリ

あずさ「おかえりなさい。プロデューサーさん」

子男&子女「おかえりなさーい」ドタドタ

P「ただいま。良い子にしてたか?」

子男「してたしてた。おみやげなに?たべもの?」

子女「あまいものならだいかんげい」

P「ご飯のあとのお楽しみだ」

あずさ「今日は先にご飯にします?それともお風呂ですか?」

P「じゃあ、今日はご飯にしてもいいですか?」グゥー

あずさ「了解です。早速準備しちゃいますね」トテトテ

P「ほら、二人も手伝っておいで。じゃないとお土産全部俺が食べちゃうぞ?」

子男&子女「てつだってきまーす」

P(あはは、現金な奴ら)

36: 2013/03/12(火) 08:15:00.73 ID:lfxRT+Nj0
~リビング~

全員「いただきまーす」

 ニクジャガウメー!
 オイシイ!
 オフクロ…
 アラアラ

P&子男&子女「ごちそうさまでしたー」

あずさ「うふふ。お粗末さまでした」

P「食器、洗いましょうか」

あずさ「あ、今日は私一人で大丈夫ですから、先にお風呂入ってきてくださいな」

P「え、でも…」

子男「きょうはおれがてつだうからだいじょうぶ!」

あずさ「ありがとう子男君。というわけですから、今日は子女ちゃんと一緒に入ってもらえますか?」

38: 2013/03/12(火) 08:18:36.44 ID:lfxRT+Nj0
あずさ「ありがとう子男君。というわけですから、今日は子女ちゃんと一緒に入ってもらえますか?」

P「子女ちゃん。女の子ですよ?」

あずさ「プロデューサーさんなら大丈夫ですよ」

P(そりゃそうだけど…)

P「わかりました。子女ちゃんも、それでいい?」

子女「うん」コクリ

子女「」ニヤリ

39: 2013/03/12(火) 08:21:09.77 ID:lfxRT+Nj0
~お風呂~

 ザプン

P「ふい~、生き返るぅ~」

子女「プロデューサおにいちゃんおやじくさい」

P「うっ…、子女ちゃんもあと20年したら分かるよ。この気持ち」

子女「わかりたくないかも…。ねぇ、おひざのうえ、のっていい?」

P「ん。あぁ、いいよ。おいで」

 トプン

子女「」ヨイショ ヨイショ

子女「あずさおねえちゃんとくらべるとかたい」ブー

P「あずささん。そんなに柔らかかったのか?」

P「あ、いや、別に変な意味じゃなくてだな…」

子女「マシュマロみたいだった」

P(あずささんはマシュマロか…。どの部位が?)

子女「プロデューサおにいちゃん。あずさおねえちゃんのことすき?」

42: 2013/03/12(火) 08:28:28.04 ID:lfxRT+Nj0
~お風呂~

 ザプン

P「ふい~、生き返るぅ~」

子女「プロデューサおにいちゃんおやじくさい」

P「うっ…、子女ちゃんもあと20年したら分かるよ。この気持ち」

子女「わかりたくないかも…。ねぇ、おひざのうえ、のっていい?」

P「ん。あぁ、いいよ。おいで」

 トプン

子女「」ヨイショ ヨイショ

子女「あずさおねえちゃんとくらべるとかたい」ブー

P「あずささん。そんなに柔らかかったのか?」

P「あ、いや、別に変な意味じゃなくてだな…」

子女「マシュマロみたいだった」

P(あずささんはマシュマロか…。どの部位が?)

子女「プロデューサおにいちゃん。あずさおねえちゃんのことすき?」

44: 2013/03/12(火) 08:31:10.04 ID:lfxRT+Nj0
あずささんとPと小鳥さんしか出ないため、オリキャラは確かに頻度高いです
やっぱりもっと出したほうがいいのかな 次回はきっと

P「んーと…。もちろん好きだよ」

P(愛してる。とは勿論いえない)

子女「けっこんしたいっておもう?」

P「結婚!?」

子女「うん」

P「そりゃ、あずささんみたいな人と結婚できたらいいなとは思うよ?」

P「でも、あずささんはアイドルで俺はプロデューサーだからなぁ…」

子女「あいには、しょうがいなんてかんけいないって、テレビでいってた」

子女「だからやるまえからあきらめてちゃだめなんだよ?」

P「子女ちゃん…」

P(よし!決めた!)

子女「あふ…、もうのぼせそうだからあがりたい…」カオマッカ

P「そうだね。充分温まったし、上がろうか」

子女「がんばれ」コソッ

46: 2013/03/12(火) 08:33:38.31 ID:lfxRT+Nj0
~リビング~

 ダカラボクハタズネタンデスヨ
 ソノアカイセンメンキハナンデスカ?
 ソシタラコタエタンデス
 コレハアナタヲ

子女「ねぇ、テレビかえていい?」

P「いいよー。何か見たいのあるの?」

子女「いけがみあきら」

P「…すごいね」

あずさ「お風呂上りましたぁ」ポカポカ

子男「あがったー。さ、おみやげたべようぜ!」ポカポカ

子女「わすれてた!おみやげおみやげ」

P「オッケー。これ結構高かったんだから、味わって食えよ?」

 ハコオープン!

あずさ「あらあら、美味しそうなケーキですねー」ウットリ

48: 2013/03/12(火) 08:36:58.82 ID:lfxRT+Nj0
子男「おれこのケーキ!」

子女「あたしもそれがいい!」ムムッ
 バチバチ!

P「そういうときは半分個するんだ」

子男&子女「はーい」

P「あずささんは、どれにします?」

あずさ「そうですねぇ、イチゴのショートもいいですし、モンブランも食べたいかなぁ」

あずさ「そうだ。私たちも半分個しませんか?」ネッ?

P「そうですね。俺もどっちも食べてみたいですし」

あずさ「ならまずはショートケーキから、頂きます」パク

P「俺はモンブランを」パク

子男「なんかいっぱいくだものはいってるやつ」パク

子女「ちょこれーと」パク

全員「おいしーい」
 シアワセー
 ハイ、アーン
 エ、チョットアズササン!?
 ソッチモチョウダイ

50: 2013/03/12(火) 08:40:35.79 ID:lfxRT+Nj0
~寝室~

子男&子女「ZZz…」スカピー

 シッカシカワイイ
 ホントデスネ

あずさ「今日もこれから一杯どうですか?」

P「えぇ、よろこんで」

~リビング~

P&あずさ「かんぱーい」

 キンッ
 コクッコクッ
 フゥ

P「まだ夜の十時か…」

あずさ「子供からしたら充分深夜ですけどね。うふふ」

P「それもそうですね」

P&あずさ「……」コクリ

P(ずっとこのまま黙々と飲んでるのも、悪くないかも知れない)

52: 2013/03/12(火) 08:43:19.71 ID:lfxRT+Nj0
あずさ「プロデューサーさん?」

P「どうしました?」

あずさ「明日で、終わりですね」

P「そう、ですね…」

あずさ「また、一人きりになっちゃいます」

あずさ「帰ってきたら、真っ暗な部屋。来客なんて待っても来ない」

あずさ「冷たい布団に一人で入って、時計の音を聞きながら眠るんです」

P「あずささん…」

P(言えよ!今言わなきゃ駄目だろ!)

あずさ「たった二日で、今まで当たり前だった日常が壊されちゃいました」

あずさ「私、元の生活に耐えられるかわかりません」

P「…」

P(ほら!言うんだ!)

P「あ、あずささん!」

P「あの俺…あずささんのこと!」

53: 2013/03/12(火) 08:46:55.36 ID:lfxRT+Nj0
 アーユレディー
\アイムレイディー/

あずさ「電話、ですね…」

P「律子からだ。もしもし?」

 リツコサンクウキヨムピヨ!

P「…? なんだって!?わかった。すぐ行く」

あずさ「緊急事態みたいですね…」

P「すみません。結構やばいみたいで、もしかしたら、明日は来れないかもしれません」

あずさ「…。私なら、大丈夫です。二人もきっと、話せばわかってくれると思いますから」

P「あ、あの。また連絡します。必ず」

あずさ「いってらっしゃい。プロデューサーさん」

P「いってきます」

55: 2013/03/12(火) 08:49:21.23 ID:lfxRT+Nj0
~翌日~

親戚叔母「本当、ありがとうね。あずさちゃん」

親戚叔母「ほら、あんた達もお礼良いな」

子男「ねえちゃん。プロデューサーのおっちゃんは?」

あずさ「…ごめんね。仕事が忙しくて今日は来れないんだって」

子女「…、まだおれいいってないのに…」

子女「ってかまだひよってんのかよあいつ」チッ

あずさ「どうかした?子女ちゃん?」

子女「う、ううん。なんでもない」シレー

親戚叔母「あずさちゃん大丈夫かい?今にも泣き出しそうな顔してるよ?」

あずさ「あ、これは…。二人と離れるのが寂しいだけですから。大丈夫ですよ」ニコリ

56: 2013/03/12(火) 08:52:43.21 ID:lfxRT+Nj0
親戚叔母「そうかい?また近いうちに二人を連れて遊びに来るよ」

あずさ「えぇ、お待ちしております」

親戚叔母「それじゃあね」

子男「ばいばい」

子女「あずさおねえちゃん。元気出して。ばいばい」

あずさ「ばいばい。子男君に、子女ちゃん」

あずさ「…それに、プロデューサーさんも」

~夜 あずさ宅~

 プルルル
 プルルル
 ガチャ

あずさ「あ、プロデューサーさん」

57: 2013/03/12(火) 08:55:11.59 ID:lfxRT+Nj0
 タダイマ、ルスニシテオリマス

あずさ「留守電…」

 ピー、トイウハッシンオンノアトニ

 ピー

あずさ「三浦あずさです。子供達、もう帰っちゃいました。プロデューサーさんの荷物はまた後日
    事務所に持って行きますから、プロデューサーさんはしっかり自宅で休んでください。
    私なら大丈夫です。一人の良さも、思い出しましたから」

 ピッ パタン

あずさ「…。広いわね…。こんなに広かったかしら」

あずさ「それにとっても静か…。」
 
 ゴロン

あずさ「時計の音しか、聞こえない…」

-------
----
--

58: 2013/03/12(火) 08:58:33.13 ID:lfxRT+Nj0
あずさ「ん、私、いつの間にか寝ちゃってた?」ムニャ

あずさ「あら、プロデューサーさんからメールが来てる…」

P「大事な書類があるので、一度あずささんの家に伺います」

あずさ「大事な書類のため、か…」ハァ

 ピンポーン!

あずさ「プロデューサーさんかしら?」

あずさ「はいはーい」

ガチャリ

61: 2013/03/12(火) 09:01:10.58 ID:lfxRT+Nj0
P「あずささん。メール、見てもらえましたか?」

あずさ「あ、はい。大事な書類ですよね。すぐにカバン持ってきます」

P「いえ、取りに来たんじゃないんです」

P「大事な書類を、持ってきたんです」

P「これを」カサリ

あずさ「これは…。婚姻、届?」

P「あの、俺と…、俺と!結婚してください。あずささん!」

あずさ「これからは、一人じゃないんですね」

P「あずささん?」

あずさ「不束者ですが。よろしく、お願いします…」ホロリ

P「幸せにします。必ず」

あずさ「このまま昨日の飲みなおし、しませんか?」

P「良いですね。とことん飲みましょう」

あずさ「おかえりなさい。プロデューサーさん」

P「ただいま」

62: 2013/03/12(火) 09:04:03.89 ID:lfxRT+Nj0
~結婚式場~

小鳥「プロデューサーのプロポーズまでの経緯、お楽しみいただけましたでしょうか」

小鳥「撮影に協力してくれた子女ちゃんには形容できない感謝をするとともに「おい」

P「ちょっと待てぴよ子!」

P「しれっと盗撮してんじゃねぇよ!」

小鳥「でも凄い良い作品に仕上がったと思いません?」

小鳥「一本の映画を編集するつもりで気合いれましたから!」フンス!

 ヨカッタヨー!
 ピヨチャンサイコー!
 スイマセンケイサツデスカ?

あずさ「子供、出来るといいなぁ」

終わり

65: 2013/03/12(火) 09:07:58.34 ID:ocZdUoMC0
おつ

引用元: P「あずささんと子育て?」