1: 2013/02/06(水) 12:19:55.78 ID:Y4N5DmGT0

3: 2013/02/06(水) 12:31:13.09 ID:Y4N5DmGT0
ちひろ「ついに五回目を迎えました!」

P「まったくオドロキですよ」

ちひろ「私としても予想外でした、まさかこんなことになるとは......」

P「まあ、俺はもっと予想外ですけどね」

ちひろ「まあまあ、アイドルの魅力を発見するのに一役買ってるじゃないですか」

P「そう言ってしまえばそうなんですけどねぇ」

ちひろ「何事もプラス思考ですよ♪」

P「....どうも言いくるめられてる気がしてならないなぁ」

ちひろ「そう言う取り方はよくありませんよ?」

P「はいはい」

ちひろ「もう.....」

6: 2013/02/06(水) 13:09:38.60 ID:Y4N5DmGT0
ちひろ「でも心なしかノリノリになってません?」

P「うーん、楽しくなってきてるって言うのは否定できないかもです」

ちひろ「おお!今日はいつになく素直ですね」

P「いや、耐性がついたのかな?」

ちひろ「タイトルコールもちゃんとしてくれたし♪」

P「まあこれだけやってれば.....」

ちひろ「いい傾向じゃないですか」

P「しかしなぜだろう、この胸がムカムカする感じは.....」

ちひろ「気のせい気のせい」

P「そうですね、深く考えたら負けですよね」

ちひろ「そうそう」

P・ち「あっはっはっはっは.......」

7: 2013/02/06(水) 13:18:35.72 ID:Y4N5DmGT0
ちひろ「というわけでいつも通りルールを説明します」

ちひろ「今からアイドル達に歌を歌ってもらいます」

ちひろ「そして、その歌声がプロデューサーさんの心に一番響いた人が優勝です」

P「毎度毎度ご苦労様です」

ちひろ「いえいえ、そして優勝者には『プロデューサーを一日好きにできる券』が与えられまーす!」

P「ワー、スゲー、ホシイナー」

ちひろ「前回の優勝は村上巴ちゃんでした、歌った曲は.....ええっと、なんでしたっけ?」

P「君の青春は輝いているか」

ちひろ「そう、それです!」

P「早くも事務所に光の影響が出始めてるな.....」

ちひろ「で、巴ちゃんから何を命令されたんですか?」

P「それがなにも命令されてないんですよね、実は」

ちひろ「えっ、本当ですか?」

8: 2013/02/06(水) 14:12:20.97 ID:Y4N5DmGT0
P「何がいいって聞いたら考えとくって言われてそのままなんですよね」

ちひろ「へえ、ちょっと今までにないパターンですね」

P「ああ、でも」

ちひろ「?」

P「最近、巴がやけに俺に対して口うるさくなってるんですよね」

ちひろ「口うるさく?」

P「そうです、身だしなみに気をつけろとか注意されたり、酒に強くなれたとか言ってきたり....」

ちひろ「なんでしょう?妙ですね」

P「あと巴のお父さんにそのうち挨拶に行くからって....」

ちひろ「挨拶?」

P「でもあいつを事務所に入れるときにもう挨拶は済んでるんですけど....」

ちひろ「それってもしかして....いや何でもありません」

P「えっ、なんですか?」

ちひろ「まあ、取り越し苦労かもしれないので」

P「?」

9: 2013/02/06(水) 18:46:13.34 ID:Y4N5DmGT0
ちひろ「それでは今回のプロデューサーさんへの報酬はコチラ!」

ちひろ「な、なんとガチャ無料券×5枚でーす!」

P「おお、普通に嬉しい、っていうか最近妙に気前がいいですね」

ちひろ「失礼ですね、私はいつも優しいじゃないですか」

P「ソウデスネ」

ちひろ「あっ、そういえばこの間はすいませんでした」ペコリ

P「ああ、飲みに行ったときですね、ちひろさんあんなに酔っぱらうとは思いませんでしたよ」

ちひろ「あはは....ちょっとはしゃぎすぎましたね、家まで送っていただいてありがとうございました」

P「俺は大丈夫ですけど気をつけて下さいね、あなたに何かあったら大変ですから」

ちひろ「は、はい.....気をつけます.....」

P「じゃあ今日も終わったらメシでも行きます?」

ちひろ「あ、行きます行きます♪」

P「じゃあどっか行きましょうか、楽しみにしといてくださいね」

ちひろ「ハーイ♪」

11: 2013/02/06(水) 20:43:05.12 ID:Y4N5DmGT0
ちひろ「じゃあペチャクチャしゃべっててもアレなのでそろそろ始めましょうか」

P「今回もアニメ・特撮しばりですか?」

ちひろ「ええ、もうこのまま突っ走ってしまおうと思いまして」

P「ああ、なるほど」

ちひろ「では始めます!まずは一人目です、どうぞー!!」


プシュー!!


ちひろ「今回のセットも気合入ってますね!」

P「その気合入ったセットはお値段も張るんですよね....」



?「ふむ、一人目は私のようだね」


ちひろ「一人目は男性をも凌駕するカッコよさ、東郷あいさんでーす!」

12: 2013/02/06(水) 21:56:57.86 ID:Y4N5DmGT0
P「あいさんですか、いきなり意外な人選ですね」

あい「私自身も驚いているよ、だが小梅君から勧められてね」

P「そういえば小梅も前回出てましたからね、あいさんはアニメとか見るんですか?」

あい「いや、正直言うと全然見ないが光君から見せられたものがあるからそれを歌ってみようと思ってね、まぁ余興にはいいだろう」

ちひろ「じゃああいさん、準備お願いします」

あい「ではPくん、行ってくるよ」

P「はい、お願いします」

ちひろ「あいさんがアニメ・特撮系の曲を歌うというのは.....」

P「いまいちイメージが浮かびませんね」

ちひろ「それではトップバッターは東郷あいさん、張り切ってどうぞ!!」


♪~


P「おお!このイントロは!」

ちひろ「なんですこれ?」

P「まあ、いわゆる大地の巨人ですよ」



あい「青空がある限り 風は時を運ぶよ♪」

あい「勇気がある限り 夢は必ず叶うよ♪」

18: 2013/02/06(水) 22:53:57.58 ID:Y4N5DmGT0
P「いやぁ、いい歌だ....」

ちひろ「結構新しい歌ですか?これ」

P「一応シリーズとしては新しい部類に入りますけど、今や結構前の作品ですからね」

ちひろ「ってことは平成に入ってからとかですか?」

P「その通りです、まあなんていうかセブンよりマンっていう感じの作品ですかね」

ちひろ「?」

P「個人的には銀河伝説でアスカが出てきたときは思わず声をあげちゃったな」

ちひろ「....よくわからないですけど思い入れがあるんですね」

P「テレビシリーズも復活してくれないかなぁ、最近はライダーに押されっぱなしだからなぁ」


あい「誰よりも何よりも 君だけを守りたい♪」

あい「いつまでもどこまでも 君だけを守りたい♪」

21: 2013/02/06(水) 23:05:53.64 ID:Y4N5DmGT0
ちひろ「しかしこれなんていうか、男性視点の歌ですね」

P「まあ言われてみればそうかも」

ちひろ「でもあいさんが歌うと様になってますね」

P「あいさんならではですよ」

ちひろ「これをライブとかで歌ったら女性ファンがまた増えちゃいそうですね」

P「よその事務所では嫌がる人もいるらしいですけど、あいさんはカッコよく見られることをあまり苦にしませんからね」

ちひろ「女の私から見ても素敵だなと思っちゃいます♪」

P「男性から見ても素敵ですよ」

ちひろ「でもああいう人ほど女性らしい心を持ってたりするものなんですよ」

P「うーん、女心は複雑だ.....」



あい「Wow Wow Wow もう一度♪」

あい「Wow Wow Wow 叫ぼう♪」

あい「世界は終わらない♪」

22: 2013/02/06(水) 23:30:27.02 ID:Y4N5DmGT0
ちひろ「はい、あいさんありがとうございましたー!!」

あい「どうだったかな、P君?」

P「とっても、上手でしたよ」

あい「ありがとう、そう言ってくれると嬉しいものだね」

P「あいさんはこういう曲も似合いますね」

あい「ふむ、そうかな?」

P「さっきちひろさんも言ってましたけど、ライブとかで歌ったら女性ファンが増えそうですね」

あい「まぁ、ファンが増えるのは喜ばしいことだよ」

P「男の俺から見てもカッコいいですからね!君だけを守りたいって歌詞もバッチリイメージに合ってますよ」

あい「.....たまには守られる方になってみたいんだがな」ボソッ

P「えっ、何か言いました?」

あい「いや、なんでもない」

23: 2013/02/06(水) 23:56:18.89 ID:Y4N5DmGT0
ちひろ「というわけで東郷あいさんでしたー!ありがとうございまーす!」パチパチパチ

あい「では審査をよろしく頼むよ、P君」

P「はい、任せて下さい」

あい「私はここで聴いてて構わないかな?」

P「ええ、もちろんそこで一緒に聴いててください」

ちひろ「続いて参りましょう、二人目はこの方!」


プシュー!!



?「プロデューサー、二人目は私でーす!」



ちひろ「二人目はこの方、エスパーユッコこと堀裕子さんです!!」

24: 2013/02/07(木) 00:13:23.29 ID:LeLYLpx20
P「裕子か....」

裕子「ふっふっふ、意外でしたか?」

P「うーん、少しだけ」

裕子「しっかり聴いてくださいね、私のサイキックパワーでプロデューサーを魅了しちゃいますよ!」

P「サイキックパワーじゃなくて歌声で、な」

ちひろ「それじゃ裕子ちゃん、スタンバイよろしく」

裕子「はーい、じゃあプロデューサー、行ってきまーす!」

あい「裕子君か、何を歌ってくれるんだろうか?」

P「なんとなくわかってしまうんですけど.....」 

ちひろ「それでは堀裕子さんです!どうぞ!」


♪~


P「やっぱりな.....」

あい「ふむ、なんだか不思議なイントロだな」

P「一定の年齢の人にはたまんないんですよコレ」



裕子「『好きよ』と言い出せないうちに♪」

裕子「貴方のロッカー 奪ったlove-letter♪」

27: 2013/02/07(木) 00:42:00.69 ID:LeLYLpx20
P「うーん、もしかしてと思ったけどドンピシャだったな」

ちひろ「なんのアニメでしたっけ、これ?」

P「ネコ型ロボットと同じ作者の作品ですよ」

あい「どういった作品なんだい?」

P「超能力に目覚めた少女が人助けをするっていうのがおおまかなストーリーですね」

ちひろ「ドラマ化もされてましたよね?」

あい「確かNHKだったかな、テレビで予告を見たことがあるよ」

P「多分ですけど、裕子の理想を体現したような女の子が主人公ですからね」

ちひろ「だからきっと知ってるんですね、裕子ちゃん」


裕子「口笛吹いて 夏の風にKISS♪」

裕子「英語の辞書を一枚破り♪」

裕子「マジックで『Wanted My Boy Friend』♪」

裕子「ツイてないね 紙ヒコーキ 先生に命中♪」

28: 2013/02/07(木) 01:04:21.48 ID:LeLYLpx20
あい「歌詞は思春期の少女の気持ちという感じだね」

P「主人公が中学生ですからね、ちょうどそのくらいの年齢なんですよ」

ちひろ「まさに思春期真っ盛りですね!」

P「そのわりにはヌードモデルのバイトもしてますけどね」

ちひろ「えっ、そうでしたっけ!?」

P「わりと有名な設定ですよ、アニメでも普通に放送してましたし」

あい「なかなか思い切ったことをするな.....」

P「今だったら確実に某団体や某アグネスが飛んできますね」

ちひろ「つくづくおおらかな時代でしたね.......」


裕子「テレポーテーション 心の翼を♪」

裕子「テレポーテーション すぐ使えても♪」

裕子「私だけが 私の恋を Ah 未確認♪」

裕子「テレポーテーション テレポーテーション♪」

裕子「私だけが 私の恋を Ah 未確認♪」

29: 2013/02/07(木) 01:23:37.77 ID:LeLYLpx20
ちひろ「堀裕子さん、どうもありがとうございまーす!」パチパチパチ

裕子「どうでしたか、プロデューサー?」

P「おう、お前に似合ってたと思うぞ」

裕子「やっぱり!まさに私のためにあるような歌ですね!」

P「まぁ、主人公がモノホンのエスパーだからな」

裕子「ちょっと!それじゃ私がまるで偽物みたいじゃないですか!?」

P「いや、別にそうだとは言ってないけど」

裕子「私だってスプーン曲げられますよ!」

P「でもこの主人公はブルドーザーをふっ飛ばしてたぞ」

裕子「そ、それはこれからの訓練に期待ってことで.....」

P「はいはい、気長に待ってるよ」

裕子「ほ、本当ですからね、ウソじゃないですからね!?」

30: 2013/02/07(木) 01:32:41.57 ID:LeLYLpx20
ちひろ「はいはい、そろそろいいですか?ということで堀裕子さんでしたー!!」パチパチパチ

裕子「プロデューサー、ちゃんと審査してくださいね!」

P「わかってるよ、心配するなって」

あい「とっても素晴らしかったよ、裕子君」

裕子「ふふふっ、ありがとうございます、あいさん!」

P「さて、これで二人か....」

ちひろ「どんどん行きますよ、三人目はこの方でーす!」


プシュー!!


?「ちゃーっす!次はゆいだよ、Pちゃん♪」

ちひろ「お次は今、一番夏が似合うギャルこと大槻唯ちゃんで―す!」

P「まぁ、今は冬ですけどね」

34: 2013/02/07(木) 01:40:07.44 ID:LeLYLpx20
>>17 ちょっとおもしろそうなので機会があれば書いてみようかと思います

37: 2013/02/07(木) 21:11:03.54 ID:MNXapvNT0
P「おっ、唯が出場してるとは.....」

唯「あははー!なーんか楽しそうなことやってるみたいだからね☆」

P「まぁ、何事も楽しんでやるのはいいことだ」

唯「でしょでしょ?もっと褒めてもいいよ~ん♪」

ちひろ「はいはい、それくらいにしてスタンバイよろしくね、唯ちゃん」

唯「ハーイ☆じゃあPちゃん、ゆいのことしっかり見ててね♪」

P「ああ、ちゃんと見てるよ」

あい「唯君はカラオケが趣味だったね」

裕子「いろんな曲を知ってそうです!」

P「アニソンとかもそれなりに詳しそうだな」

ちひろ「では大槻唯さん、元気いっぱいにどうぞ!」


♪~

(B・A・K・A GO GO HOME!)

(B・A・K・A GO GO HOME!)


裕子「へぇー、これなんだか....」

あい「ふむ、ロックという感じだね」

P「うーん、イメージできなくもない....かな?」


唯「授業終わり 至福の時間 例えるのなら 『マジでエンジェル!』♪」

唯「不意の告知 平和壊した 追試の知らせ 『地獄だ!』♪」

38: 2013/02/07(木) 21:38:52.29 ID:MNXapvNT0
ちひろ「ノリのいい曲ですね」

裕子「盛り上がっちゃいます!」

あい「P君、これは何のアニメなんだ?」

P「深夜にやってたやつですよ、いわゆるラノベ原作ものです」

裕子「最近よくあるやつですね!」

ちひろ「どういうお話なんですか?」

P「まぁラブコメ+ちょっとしたバトルものって考えてもらえばわかりやすいですかね」

ちひろ「なるほどね」

P「俺はアニメも見てましたよ、やたらとカラフルでポップな感じで結構好きです」

あい「今の若者たちにはそういったのがウケるのか.....」

P「今度DVD持ってきますから見ましょうか?」

裕子「私も見たいな~」


唯「バカも通せば 男伊達♪」 (ソレ! ソレ!)

唯「僕らの常識 非常識?♪」 (Fu!Fu!)

唯「ルールは無用さ この世界♪」 (ソレ!ソレ!)

唯「焼肉定食 下剋上♪」 (Fu!Fu!)

39: 2013/02/07(木) 21:49:02.04 ID:MNXapvNT0
ちひろ「唯ちゃん上手ですねぇ」

P「カラオケが趣味っていうのもうまい具合に作用してるのかな?」

裕子「あいさんはカラオケ行ったりしますか?」

あい「あまり行くほうではないね、P君はどうだい?」

ちひろ「プロデューサーさんも歌上手ですよ♪」

P「いや、人並みですって」

あい「フッ、じゃあいつか聴かせてもらうとしようか」

裕子「私も聴いてみたいです!」

P「おいおい.....」

ちひろ「はい、決まりですね!」


唯「見ろよ!西から昇ったお日様が沈んでく♪」

唯「走れ!もう御飯だ お家に帰ろう!♪」

唯「お家に帰ろう!♪」

40: 2013/02/07(木) 23:14:25.20 ID:MNXapvNT0
ちひろ「はい、どうもありがとうございましたー!」パチパチパチ

唯「Pちゃーん♪どうどう?上手だった?」

P「カッコ可愛いって感じだな」

唯「いやん、もうPちゃんったら♪」

P「唯はこのアニメ知ってるのか?」

唯「うーん、実はあんまり知らないんだよね、でもゆいの友達が歌ってたのを聴いて、それでなんかイイナと思ってサ♪」

P「なるほどな.....ところでお前最近成績の方はどうなんだ?」

唯「えっ.....な、なーに、突然?」

P「アイドルを言い訳にして学業をおろそかにしてたりしないだろうな?」

唯「だ、大丈夫だってば!....結構ギリギリだったりするけど....」

P「はぁ....わからないところは俺が教えてやるから事務所で少し勉強しろ」

唯「えっ、Pちゃんが教えてくれるの?」

P「まぁ少しくらいならな」

唯「そっか....うん!それならゆい頑張っちゃうよ!」

P「ん?どうしたんだよ急に」

唯「えへへー♪Pちゃんとお勉強♪マンツーマン♪」

P「?」

41: 2013/02/07(木) 23:29:16.83 ID:MNXapvNT0
ちひろ「もういいですか?というわけで以上大槻唯さんでしたー!」パチパチパチ

唯「Pちゃん!さっきの話忘れないでね☆」

P「ああ、わかってるよ」

あい「唯君らしい明るい歌声でとてもよかったよ」

裕子「すごくパワフルでした!素敵です!」

唯「ありがとー、二人とも♪」

P「やっと折り返しか」

ちひろ「さあさあいよいよ残り三人!次はこの方でーす!」


プシュー!!


?「いえーい!プロデューサー!四人目はあたしー!」


ちひろ「四人目はこの方!キャッツ大好き、サンキューユッキこと姫川友紀さんでーす!」

51: 2013/02/08(金) 23:46:32.04 ID:xB9P0M+L0
P「友紀が四人目か」

友紀「へへっ、驚いた?」

P「アニメ好きからすると野球とは番組延長とかで相性悪く見えるからな」

友紀「あー、それはちょっとあるかもねぇ.....」

ちひろ「はい、それじゃ友紀ちゃんは準備お願いね」

友紀「よーしっ!プロデューサーは声援をよろしく!」

P「ああ、任せろ!」

裕子「友紀さんだとやっぱりあれですかね?」

唯「野球でしょ?ヤ・キュ・ウ」

あい「さて、何が出るか.....」

ちひろ「それでは姫川友紀さん、どーぞ!」


♪~


P「あっ、その手があったか....」

あい「ほう、なんだか勇ましい曲だね」

唯「なんかヒーローって感じ?」

裕子「ファンファーレみたいですね」


友紀「パッ パッ♪」

友紀「パパパパパパパパパッ イッパツマン♪」

52: 2013/02/09(土) 00:13:47.26 ID:pIT6F5uH0
裕子「なんだか独特な歌詞ですね」

唯「Pちゃんこれナニ?」

P「結構昔のアニメだよ」

ちひろ「三悪とかがでてくるあのシリーズですよね」

P「実写化された奴もありますね、でもあれに比べたらだいぶシリアスな作品ですよ」

あい「野球と何か関係があるのかい?」

P「まぁテーマの一つではあるんですよ、あと主人公の乗るロボットの名前が逆転王とか三冠王とか....」

あい「.....なんだかすごい作品だね」

P「メインのテーマはサラリーマンの悲哀ってとこなんですけどね」

P「あ、あと主人公は超能力者だっけ」

裕子「ちょ、ちょっと見たいかも....」


友紀「どこから!? それは謎めいて♪」

友紀「どうして!? それは愛ゆえに♪」

55: 2013/02/09(土) 00:34:28.06 ID:pIT6F5uH0
P「やはり山本正之はいいなぁ....」

ちひろ「これの作曲者でしたっけ?」

P「この人の熱狂的なファンはマサユキストって言われててですね...」

あい「P君もかい?」

P「かもしれませんね、いい曲がいっぱいあるんですよ」

唯「へぇー、たとえば?」

P「個人的に好きなのはこのイッパツマンのエンディングかな」

裕子「オープニングじゃなくてですか?」

P「オープニングも好きだけどな、エンディングは年齢を重ねると良さがわかってくるんだよ」

唯「なーんか、Pちゃんオヤジ臭いよ?」

P「これが若さか.......」


友紀「さぁ (サァ) さぁ (サァ) 逆転♪」

友紀「ぜったい悪は許さない♪」

友紀「さぁ (サァ) さぁ (サァ) 逆転♪」

友紀「ぜったい正義は負けない♪」

友紀「パパパパパパパパパッ イッパツマン♪」

56: 2013/02/09(土) 01:05:48.63 ID:pIT6F5uH0
ちひろ「友紀ちゃん、どうもありがとうございましたー!」パチパチパチ

友紀「うわは~っ!気持ちよかった~!」

P「お疲れ、友紀」

友紀「ありがとーっ、どうだったプロデューサー?」

P「元気いっぱいって感じだったな、友紀はこのアニメ知ってるのか?」

友紀「うーん、実は知らないんだよね、球場でたまたまヒッティングマーチだったこの曲を聴いてから覚えたから、アニメの曲だったっていうのはあとから知ったんだ」

P「ああ、友紀くらいの年齢だとそんな感じだろうな」

友紀「あ、でもあたしはこの曲すごく好きだよ!逆転ってすごくいい響き!」

P「まあ圧勝ばっかりしててもつまらないだろうからな」

友紀「うんうん、負けてる時にこそ、声を張り上げて応援!そして逆転ホームラン!もう最高だよね!」

P「だな、今度一緒に球場に行くか」

友紀「行こう行こう!一緒にキャッツの勝利を喜び合うぞ、おーっ!」

57: 2013/02/09(土) 01:12:54.01 ID:pIT6F5uH0
ちひろ「はい、続きは後でやってくださいね、というわけで姫川友紀さんありがとうございまーす!」パチパチパチ

友紀「それじゃ、よろしくねプロデューサー!」

P「わかってるよ」

裕子「友紀さん、お疲れ様です!」

あい「聴いてるだけで元気になれそうだよ」

唯「おつかれ~♪」

友紀「うん!みんな応援ありがとーっ!」

ちひろ「さあいよいよ五人目となりました!続いての登場はこちらの方です!」


プシュー!!


?「次は私の番ですね、宜しくお願いします」


ちひろ「五人目は荒んだこの世に舞い降りた微笑みの聖女、クラリスさんでーす!」

58: 2013/02/09(土) 01:36:08.99 ID:pIT6F5uH0
P「へー、クラリスか、今日はまた意外性のあるメンツが多いな」

クラリス「私もいささか緊張しています、ですがP様のために精一杯歌わさせていただきます」

ちひろ「ではクラリスさん、ステージへどうぞ!」

クラリス「ではP様、行ってまいります」ペコリ

P「ああ、頑張ってこい」

友紀「クラリスちゃんはアニメのイメージ薄いよね」

あい「どうしても聖歌などの印象が強いからね」

唯「何歌うのかな~、楽しみ♪」

裕子「むむっ、私のテレパシーでも読み取れません.....」

ちひろ「それではクラリスさん、お願いします!」


♪~


あい「ほう、これは私も知っているな」

唯「あっ、ゆいも知ってるよこの曲♪」

P「へぇー、こうきたか.....」

友紀「結構同級生とかにこの歌手のファンとか多いよ!」

裕子「私も好きかもです」



クラリス「『愛があれば平和だ』と 誰かが口にしていた♪」

クラリス「頷く人もいれば 疑う人もいる♪」

60: 2013/02/09(土) 01:52:37.46 ID:pIT6F5uH0
唯「キレイな声....」

友紀「引き込まれるね....」

あい「P君、これは何のアニメなんだ?」

P「そこそこ前にやってたやつですよ、結構血なまぐさいアニメです」

ちひろ「バトルものですか?」

P「まぁひらたく言っちゃうとそうですけど、個人的にはかなり好きなアニメですね、結構現実問題ともリンクしててなおかつ厨二病的要素もバッチリ押さえてるっていうか....」

ちひろ「人気あったんですか?」

P「俺の周りだと女性に人気ありましたよ」

あい「なるほどね.....」


クラリス「重ねたこの手を♪」

クラリス「今度は離さない♪」

クラリス「信じる力が♪」

クラリス「愛を自由にする♪」

61: 2013/02/09(土) 02:24:20.87 ID:pIT6F5uH0
P「しかしこの歌はいいですね」

あい「私もそう思うよ」

裕子「この人の歌って詞もいいと思います」

P「おっ、裕子も言うようになったな」

裕子「ちょっと!どう言う意味ですか!?」

唯「ゆいもこういう落ち着いた曲にチャレンジしよっかな?」

P「個人的にはあいさんに歌ってほしいなぁ」

あい「私が?フッ、相変わらず面白いこと言うな、P君」

P(本当に思ってるよ、似合いそうだからね)


クラリス「奇跡を待つより♪」

クラリス「この手を繋ぎたい♪」

クラリス「信じる力が♪」

クラリス「私を自由にする」

62: 2013/02/09(土) 02:49:39.57 ID:pIT6F5uH0
ちひろ「はい、ありがとうございましたー!」パチパチパチ

P「お疲れ様、クラリス」

クラリス「ありがとうございます」

P「クラリスはこのアニメ見てたのか?」

クラリス「申し訳ありまんせんが一度も見たことがありません」

P「ということは 主題歌を先に知ったクチか」

クラリス「はい、しかしこのように感情をむき出しにして歌うのは経験が少ないので緊張しました」

P「俺もクラリスの普段見れない緊張してる顔を見れてラッキーだったかな」

クラリス「も、もう、P様ったら/////」

P「怒るな怒るな」

クラリス「まったくもう.....」

63: 2013/02/09(土) 03:02:55.25 ID:pIT6F5uH0
ちひろ「ストップ!ラブコメはそこまでです!以上クラリスさんありがとうございましたー!」パチパチパチ

クラリス「ではP様、審査を宜しくお願いします」

P「ちゃんと審査するよ」

あい「素晴らしい歌声だったよ」

唯「ゆいカンドーしちゃった♪」

裕子「クラリスさんは周りを感動させる能力に持ち主に違いありません!」

友紀「すごかったよ、場内は総立ちだ!」

クラリス「ふふっ、ありがとうございます皆さん」

P「いよいよか.....」

ちひろ「さあ次でラストです」

P「誰が来るやら.....」

ちひろ「トリを飾るのはこの方!」


プシュー!!


?「フム、この装置は私が改良すればもっと良くなるぞ!まずはここを......」


ちひろ「ストップストップ、六人目は自称天才こと池袋晶葉ちゃんでーす!」

67: 2013/02/09(土) 17:50:54.42 ID:/tL/2zGo0
P「最後は晶葉か、これもまた.....」

晶葉「意外かね、私が出たことが」

P「年齢的には見ててもおかしくないとは思うんだけど、アニメ見るのか?」

晶葉「まぁね、発明のアイディアは無からは生まれないからな、インスピレーションを得るために見たりもするさ」

P「あぁ、なるほど」

晶葉「あくまでも参考のためだ、大概のやつは荒唐無稽で実現不可能なやつが多いしな」

P「ちなみに聞いておくけど見るのってやっぱりロボットアニメとか?」

晶葉「そうだ、ウサミンがよく貸してくれるな、だが魔法少女モノなど見ないというのに無理矢理そういうのを貸してくるんだ....」

P「許してやってくれ.....今日はロボットアニメを歌うのか?」

晶葉「一応そのつもりだ、どうせそういうのを期待しているんだろう?」

P「まあ、キャラ的にどうしてもな」

68: 2013/02/09(土) 19:29:33.03 ID:/tL/2zGo0
ちひろ「それじゃ晶葉ちゃん、用意はいい?」

晶葉「バッチリだ、プロデューサーもとくと見るがいい、私の晴れ姿をな!」

P「わかってるって、しっかり見とくから安心しろ」

晶葉「じゃあ行ってくる」

友紀「晶葉ちゃんねぇ、なんだろ?」

唯「楽しみ、楽しみ♪」

クラリス「とてもワクワクします」

裕子「ロボット関係.....でしょうかね?」

あい「おそらくね、興味深い...」

ちひろ「それでは本日最後の挑戦者、池袋晶葉さん!お願いします!」


♪~


P「これかよ.......」

唯「何コレ?」

友紀「あたしは聞いたことないな~」

裕子「結構早いテンポの曲です....」

クラリス「なんだか勢いがありますね」

あい「ふむ....」


晶葉「ダンダダダダン ダダンダンダダン♪」

晶葉「ダンダダダダン ダダンダン♪」

69: 2013/02/09(土) 23:15:29.37 ID:/tL/2zGo0
唯「あはは、なんかコレおもしろ~い♪」

裕子「バンバンとかダンダンとか多いですね」

友紀「ノリがいい感じだね!」

クラリス「P様、これはなんの歌ですか?」

P「まぁ、ロボットアニメだよ」

あい「最近のアニメかい?」

P「ものすごい昔ですよ、14歳の女の子が知ってるようなものじゃありません」

ちひろ「これってやっぱり......」

P「ウサミン星人は何を見せてんだよ.......」


晶葉「ビルドアップ バンバンバンバン♪」

晶葉「ビルドアップ バンバンバンバン♪」

晶葉「バラバラバンバンバン ババンバ♪」

晶葉「バンバンバンバン ババンバン♪」

70: 2013/02/09(土) 23:26:49.69 ID:/tL/2zGo0
クラリス「晶葉さんは楽しそうに歌っていますね」

P「こうして見ると年相応に可愛いんだけどなぁ....」

友紀「背伸びしたいお年頃なんじゃないの?」

唯「オンナノコは色々あるんだよ、Pちゃん☆」

裕子「わ、私は別にそういうのありませんよ.....」

あい「気にすることはないさ、あれくらいの年齢ならばあることだ」

ちひろ「根は素直なんですよ、とっても」

P「大丈夫です、わかってますから」


晶葉「腕が飛び出す♪」 (バンバンバン)

晶葉「足が飛び出す♪」 (バンバンバン)

晶葉「科学の力だ 鋼鉄ジーグ♪」

72: 2013/02/10(日) 03:22:50.81 ID:zBb2opaS0
ちひろ「はい、どうもありがとうございましたー!」パチパチパチ

晶葉「ふぅ、どうかなプロデューサー?」

P「いや、なんていうか14歳がこんな歌を歌うとは......」

晶葉「いい曲に年齢は関係ないだろう?」

P「確かにそうだけど......」

晶葉「それに実現は難しいと思うが、発想が秀逸だなこのアニメは!」

P「たしか主人公がサイボーグでロボの頭部になるんだっけ?」

晶葉「そう!よく知ってるな!あと磁石の力を利用するっていうのもとても斬新だしいつかは私のロボもジークブリーカーみたいなのを決めれるように.....どうした?」

P「いや、晶葉がそんなに嬉しそうに話してるのが可愛くってな」

晶葉「なっ/////」カァァァ

晶葉「べ、別にそんなに嬉しそうには.....」

P「はいはい」

晶葉「.....まぁ、嫌いではないな、なにより歌詞の最後に科学の力を声高に歌っているのがいい」

P「なるほどね」

73: 2013/02/10(日) 03:46:30.12 ID:zBb2opaS0
ちひろ「というわけで池袋晶葉さん、ありがとうございましたー!」パチパチパチ

晶葉「と、とにかく頼むぞプロデューサー!」

P「しっかり判定するよ」

唯「お疲れ~、晶葉ちゃん♪」

裕子「科学と超能力か....」

友紀「元気いっぱいだったね!」

クラリス「とても素晴しかったです、ただ歌詞が少し過激なのが......」

あい「まあ昔のアニメだからこんなものさ」


ちひろ「今回のプログラムはこれにて終了です!」

ちひろ「本日の曲目は.....」


1、東郷あい  君だけを守りたい

2、堀裕子   テレポーテーション~恋の未確認~

3、大槻唯   バカ・ゴー・ホーム

4、姫川友紀  逆転イッパツマン

5、クラリス  This Love

6、池袋晶葉  鋼鉄ジーグのうた


ちひろ「でお送りしました」

76: 2013/02/10(日) 11:32:26.31 ID:ZI27zQZh0
ちひろ「ではいよいよです!プロデューサーさん、優勝者の発表をお願いします!」

あい「全力でやったつもりなのだが.....」

裕子「むむむ....サイキックパワーでなんとか.......」

唯「Pちゃん、お願い!」

友紀「頼むよ~、プロデューサー!」

クラリス「P様......」

晶葉「わ、私の計算では十分に優勝の可能性が.....」


P「はい、じゃあ発表します!」

P「優勝は.....」


ゴクリッ


P「>>83です!!!」

90: 2013/02/10(日) 12:26:34.80 ID:VoB9nFtAO
クラリス

91: 2013/02/10(日) 13:09:36.46 ID:ZI27zQZh0
P「優勝はクラリスです!」

クラリス「まあ、私でよろしいのですか?」

ちひろ「おめでとうございまーす!優勝は5番、クラリスさんでーす!」

あい「むぅ、クラリス君が相手では仕方がないか......」

裕子「うぅぅ、ダメでしたか.....」

唯「うわ~ん、Pちゃんのイジワル~」

友紀「くっ、一発逆転とはならなかったか.....」

晶葉「け、計算外だ.....」

ちひろ「プロデューサーさん、クラリスさんの勝因はなんでしょう?」

P「今回いつもおとなしい感じのクラリスが非常に情熱的に歌ってくれたってのが大きいです」

P「熱がこもってたっていうんでしょうか、素直に素敵でした」

ちひろ「ほほう、なるほど」

P「ただですね、みんな本当に上手で非常に難航した選定でした」

P「みんな落ち込むな、勝負は時の運だからな!」

92: 2013/02/10(日) 13:27:39.20 ID:ZI27zQZh0
ちひろ「ではクラリスさんには優勝賞品として『プロデューサーを一日好きにできる券』を進呈します!どうぞ!」

クラリス「ありがとうございます、これは今すぐにでも使えますか?」

P「んっ、いや別にいいけど」

クラリス「ではP様、これを今使わせていただきます、この後皆様と一緒にご飯を食べに行きましょう」

P「えっ、構わないけどそれでいいのか?」

クラリス「はい、やはりご飯は大勢で食べたほうがおいしいですから」

唯「やったー☆もちろんPちゃんのオゴリね♪」

裕子「はぁ、もうお腹ペコペコです......」

友紀「試合の後はいっぱい食べるに限るよね!」

あい「まさにシスターの鑑だな」

晶葉「よし!栄養補給をしながら問題点の改善に努めるとするか!」

P「金足りるかな.....」

ちひろ「わ、私も行っていいんですか?」

クラリス「もちろんですわ、ちひろさん」

ちひろ「あ、ありがとうございます!」


ちひろ「プロデューサーさん争奪歌合戦、五回目もまさかの結果となりました!」

ちひろ「では今から打ち上げとなりますので今日はこの辺で失礼します!」

ちひろ「またお会いしましょう、さようなら!」



ちひろ「次回、最終回です!」




P「えっ、マジで?」

93: 2013/02/10(日) 13:34:05.73 ID:ZI27zQZh0
----ウサミン星----


prrrrrr


?「はーい、もしもし」

?「あっ、ゆかりちゃんですか、どうしました?」

?「へぇー、ゆかりちゃんも出るんですか!それで?」

?「なーるほど♪アニメの曲を教えてほしいということですね!」

?「ふっふっふ、そういうことならお任せですよ♪」

?「それでゆかりちゃんだけですか?」

?「ふむふむ、雪美ちゃんと....」

?「えっ?あの子がですか......?」






つづく

95: 2013/02/10(日) 13:35:37.22 ID:ZI27zQZh0
駄文失礼しました
というわけで次回で終わりとなります
ラスト一回お付き合いくださいませ
ではまた次回で~

96: 2013/02/10(日) 13:38:30.47 ID:7Ismmgrz0
おつおつ

遂にヤツらが来るのか

引用元: ちひろ「ついに五回目!」P「争奪歌合戦!」