3: 2021/02/22(月) 18:38:36.69 ID:yKNSrSae.net
真姫 「……」 ペラッ ペラッ
にこ 「今日も真姫は静かに読書してるわね……いつも本ばかり読んで飽きないのかしら?」
絵里 「本を読むことは素晴らしいことよ、にこ。にこも少しは本を読みなさい」
にこ 「わ、私は良いのよ! アイドルの勉強は基本的に本じゃなくて映像でするんだから!」 アセアセ
絵里 「あのねぇ……アイドルの勉強も大事だけど、そもそも私たちは学生なんだから、本を読む習慣はつけるべきなの!」
にこ 「今日も真姫は静かに読書してるわね……いつも本ばかり読んで飽きないのかしら?」
絵里 「本を読むことは素晴らしいことよ、にこ。にこも少しは本を読みなさい」
にこ 「わ、私は良いのよ! アイドルの勉強は基本的に本じゃなくて映像でするんだから!」 アセアセ
絵里 「あのねぇ……アイドルの勉強も大事だけど、そもそも私たちは学生なんだから、本を読む習慣はつけるべきなの!」
4: 2021/02/22(月) 18:39:28.18 ID:yKNSrSae.net
凛 「凛はちゃんと本読んでるよ!!」
にこ 「あんたが読んでるのは漫画でしょ!! ……何読んでるの?」
凛 「ロボットものの漫画にゃ。手からドリルが発射されてかっこいいんだよ!」
絵里 「へぇ……少し気になるわね。今度私に貸してくれないかしら?」
凛 「もちろんだよ!! そういえば、絵里ちゃんこの漫画のヒロインの子にそっくりにゃ」
絵里 「えっ、そうかしら?」
にこ 「あんたが読んでるのは漫画でしょ!! ……何読んでるの?」
凛 「ロボットものの漫画にゃ。手からドリルが発射されてかっこいいんだよ!」
絵里 「へぇ……少し気になるわね。今度私に貸してくれないかしら?」
凛 「もちろんだよ!! そういえば、絵里ちゃんこの漫画のヒロインの子にそっくりにゃ」
絵里 「えっ、そうかしら?」
5: 2021/02/22(月) 18:40:36.49 ID:yKNSrSae.net
凛 「ちなみに、にこちゃんに似てるキャラクターもいるよ」
にこ 「えっ? もしかして途中から出てくる第二のヒロインとか?」
凛 「最初にやられる敵」
にこ 「ぬぁんでよ!!」
凛 「が乗ってるロボット」
にこ 「さらにぬぁんでよ!!」
真姫 「……」 ペラッ ペラッ
真姫 (にこちゃんに似ているロボット……)
―――――
―――
―
にこ 「えっ? もしかして途中から出てくる第二のヒロインとか?」
凛 「最初にやられる敵」
にこ 「ぬぁんでよ!!」
凛 「が乗ってるロボット」
にこ 「さらにぬぁんでよ!!」
真姫 「……」 ペラッ ペラッ
真姫 (にこちゃんに似ているロボット……)
―――――
―――
―
6: 2021/02/22(月) 18:41:30.57 ID:yKNSrSae.net
真姫 「エネルギーチャージっ!! カスタム起動!! いくわよ! にこちゃんロボ!」
にこちゃんロボ 「にっこにっこにーー!」 ウィーン
司令官えりち 「真姫隊員、真姫隊員! 聞こえてる?」
真姫 「もちろん聞こえてるわ、司令官。どうかしたの?」
司令官えりち 「実は敵のロボットなんだけど、レーダーから突然消えたのよ。でもいなくなるなんてありえない、おそらくレーダーに映らないシステムを発動してる。だからあなたの目視だけが頼りだわ、気をつけて!」
真姫 「オコトワリシマスッ!」
司令官えりち 「ええっ!?」
真姫 「冗談よ」
にこちゃんロボ 「にっこにっこにーー!」 ウィーン
司令官えりち 「真姫隊員、真姫隊員! 聞こえてる?」
真姫 「もちろん聞こえてるわ、司令官。どうかしたの?」
司令官えりち 「実は敵のロボットなんだけど、レーダーから突然消えたのよ。でもいなくなるなんてありえない、おそらくレーダーに映らないシステムを発動してる。だからあなたの目視だけが頼りだわ、気をつけて!」
真姫 「オコトワリシマスッ!」
司令官えりち 「ええっ!?」
真姫 「冗談よ」
7: 2021/02/22(月) 18:42:32.33 ID:yKNSrSae.net
真姫 「にこちゃんロボ、左右のカメラで敵は見える?」
にこちゃんロボ 「見つからないニコ」
真姫 「……いったいどこに隠れたのかしら?」
にこちゃんロボ 「! 後方に確認ニコ!!」
真姫 「なっ!? 後ろに回り込まれていたの!?」
海未ちゃんロボ 「後ろーーからーー山頂ーーアタッーークです!!」 ウィーン
凛 「悪いけど真姫ちゃん、天下は凛のものにゃ!!」
にこちゃんロボ 「見つからないニコ」
真姫 「……いったいどこに隠れたのかしら?」
にこちゃんロボ 「! 後方に確認ニコ!!」
真姫 「なっ!? 後ろに回り込まれていたの!?」
海未ちゃんロボ 「後ろーーからーー山頂ーーアタッーークです!!」 ウィーン
凛 「悪いけど真姫ちゃん、天下は凛のものにゃ!!」
8: 2021/02/22(月) 18:43:48.45 ID:yKNSrSae.net
真姫 「なっ!? 凛!!? 裏切ったの!?」
凛 「裏切ったんじゃない。真実を知ったんだ……この国のために戦っても意味がないってこと!! だってかよちんは……かよちんは……」 ポロポロ
真姫 「花陽は軍を抜けて米農家に転職しただけじゃない!! 最近なんて、幸せそうに稲穂とのツーショットを年賀状で送ってきてたわよ!?」
凛 「うるさい!! かよちんがいないんじゃ凛はなんの意味もないんだにゃ!!」 ドゴッ
凛 「裏切ったんじゃない。真実を知ったんだ……この国のために戦っても意味がないってこと!! だってかよちんは……かよちんは……」 ポロポロ
真姫 「花陽は軍を抜けて米農家に転職しただけじゃない!! 最近なんて、幸せそうに稲穂とのツーショットを年賀状で送ってきてたわよ!?」
凛 「うるさい!! かよちんがいないんじゃ凛はなんの意味もないんだにゃ!!」 ドゴッ
9: 2021/02/22(月) 18:44:50.25 ID:yKNSrSae.net
にこちゃんロボ 「……! 後ろ損傷ニコ!」
真姫 「うぅ……凛、やめて! 私はあなたと争いたくない!!」
凛 「だまれ!! 凛は真姫ちゃんを倒して天下を取る!! そうすればきっとかよちんだって、凛の元に戻ってきて……!」
真姫 「言っておくけど私は戦闘部隊なんだから、天下を取るならエリーのいる幹部たちを狙った方が早いわよ!?」
凛 「……それもそうにゃ」 スッ
真姫 「うぅ……凛、やめて! 私はあなたと争いたくない!!」
凛 「だまれ!! 凛は真姫ちゃんを倒して天下を取る!! そうすればきっとかよちんだって、凛の元に戻ってきて……!」
真姫 「言っておくけど私は戦闘部隊なんだから、天下を取るならエリーのいる幹部たちを狙った方が早いわよ!?」
凛 「……それもそうにゃ」 スッ
11: 2021/02/22(月) 18:45:39.00 ID:yKNSrSae.net
にこちゃんロボ 「攻撃が止んだニコ」
真姫 「ひとまず助かったわね」
凛 「海未ちゃんロボ! 絵里ちゃんたちのいる本部にミサイルを撃ち込むにゃ!」
海未ちゃんロボ 「次こそ勝ちますっ!!」 ドドドド
…
…
…
真姫 「ひとまず助かったわね」
凛 「海未ちゃんロボ! 絵里ちゃんたちのいる本部にミサイルを撃ち込むにゃ!」
海未ちゃんロボ 「次こそ勝ちますっ!!」 ドドドド
…
…
…
12: 2021/02/22(月) 18:46:55.01 ID:yKNSrSae.net
司令官えりち 「あれ? 真姫が戦いをやめている? いったいどういうことかしら、もう勝負は決まったということ?」
隊員 「大変です!! 司令官! 早く逃げてください!」
司令官えりち 「どうしたの、そんな慌て」
ドガァァァァーーーーーーンッ!!
シュゥーシュゥー
シュゥー
…
…
…
隊員 「大変です!! 司令官! 早く逃げてください!」
司令官えりち 「どうしたの、そんな慌て」
ドガァァァァーーーーーーンッ!!
シュゥーシュゥー
シュゥー
…
…
…
13: 2021/02/22(月) 18:47:43.36 ID:yKNSrSae.net
にこちゃんロボ 「本部と通信不能ニコ」
真姫 「そ、そんなまさか……凛!? あなたまさか!?」
凛 「真姫ちゃんのおかげだよ、真姫ちゃんのアドバイスのもと、まず本部を破壊してやったにゃ」
真姫 「ゆ、許せない……!! 許せないっ!!」 ゴゴゴゴゴゴゴ
凛 「ふふはは、そんな怒っても無駄にゃ。 だって海未ちゃんロボの方が圧倒的に性能が上だからね」
真姫 「そ、そんなまさか……凛!? あなたまさか!?」
凛 「真姫ちゃんのおかげだよ、真姫ちゃんのアドバイスのもと、まず本部を破壊してやったにゃ」
真姫 「ゆ、許せない……!! 許せないっ!!」 ゴゴゴゴゴゴゴ
凛 「ふふはは、そんな怒っても無駄にゃ。 だって海未ちゃんロボの方が圧倒的に性能が上だからね」
14: 2021/02/22(月) 18:48:49.59 ID:yKNSrSae.net
真姫 「くっ! ならトランプで勝負しなさい!」
凛 「はっ? ロボットに乗ってるのになんでわざわざトランプなんて」
海未ちゃんロボ 「望むーーところです!!」 ウィーン
凛 「海未ちゃんロボ!?」
真姫 「ほら、ババ抜きよ! しかもすぐ終わるように少なめにしてるわ!」
凛 「はっ? ロボットに乗ってるのになんでわざわざトランプなんて」
海未ちゃんロボ 「望むーーところです!!」 ウィーン
凛 「海未ちゃんロボ!?」
真姫 「ほら、ババ抜きよ! しかもすぐ終わるように少なめにしてるわ!」
15: 2021/02/22(月) 18:49:51.69 ID:yKNSrSae.net
にこちゃんロボ 「こっちかなニコ?」
海未ちゃんロボ 「……」 ヘッ!?
にこちゃんロボ 「ならこっちニコ?」
海未ちゃんロボ 「……」 パァァ
にこちゃんロボ 「ニコっ!!」 シュッ
海未ちゃんロボ 「!?」 ウワァッ!
にこちゃんロボ 「あがりニコっ!!」
凛 「負けちゃったにゃ……まあ正直ロボットでボコボコにすれば良いんだから、こんな勝負関係ないんだけどね」
海未ちゃんロボ 「……」 ヘッ!?
にこちゃんロボ 「ならこっちニコ?」
海未ちゃんロボ 「……」 パァァ
にこちゃんロボ 「ニコっ!!」 シュッ
海未ちゃんロボ 「!?」 ウワァッ!
にこちゃんロボ 「あがりニコっ!!」
凛 「負けちゃったにゃ……まあ正直ロボットでボコボコにすれば良いんだから、こんな勝負関係ないんだけどね」
16: 2021/02/22(月) 18:54:51.01 ID:yKNSrSae.net
海未ちゃんロボ 「勝負に負けたらーー自爆しかーーありませんっ!!」 ウィーン
凛 「へっ?」
ドガァァァァーーーーーーンッ!!
シュゥーシュゥー
シュゥー
真姫 「……」
真姫 「とりあえず勝ったのかしら?」
真姫 (だけど失うものは多かった。やっぱり勝とうが負けようが戦いは残酷)
真姫 「悲しいけどこれ戦争なのよね」
―
―――
―――――
凛 「へっ?」
ドガァァァァーーーーーーンッ!!
シュゥーシュゥー
シュゥー
真姫 「……」
真姫 「とりあえず勝ったのかしら?」
真姫 (だけど失うものは多かった。やっぱり勝とうが負けようが戦いは残酷)
真姫 「悲しいけどこれ戦争なのよね」
―
―――
―――――
17: 2021/02/22(月) 18:56:03.28 ID:yKNSrSae.net
真姫 「……っ」 ペラッ ペラッ
にこ 「!?」
絵里 「も、もしかして今のって……」 ヒソヒソ
凛 「うん、ページがめくれる音より小さかったけど……」 ヒソヒソ
にこ 「舌打ちよね……」 ヒソヒソ
絵里 「そうよね、普通、読書中にこんなうるさかったらイラっとするわよね……」 ヒソヒソ
凛 「少し静かにするにゃ……」 ヒソヒソ
にこ 「そうしましょう……」 ヒソヒソ
にこ 「!?」
絵里 「も、もしかして今のって……」 ヒソヒソ
凛 「うん、ページがめくれる音より小さかったけど……」 ヒソヒソ
にこ 「舌打ちよね……」 ヒソヒソ
絵里 「そうよね、普通、読書中にこんなうるさかったらイラっとするわよね……」 ヒソヒソ
凛 「少し静かにするにゃ……」 ヒソヒソ
にこ 「そうしましょう……」 ヒソヒソ
18: 2021/02/22(月) 18:57:34.80 ID:yKNSrSae.net
真姫 「……」 ペラッ ペラッ
真姫 (いけないわ。思わず悔しさで涙が出てしまうところだったわ)
にこ 「じゃあ静かに話すけど、こないだテレビを見てたのよ。そしたらバラエティアイドルが出てきて」
凛 「バラエティアイドル? よくバラエティに出てくるアイドルのことかにゃ?」
にこ 「その認識でいいわ。実は以前は、バラエティアイドルは生粋のアイドルと違うってどこか少し区別してたんだけど……」
絵里 「たしかに、にこの応援してるアイドルってライブがメインのアイドルばかりのイメージだわ」
真姫 (いけないわ。思わず悔しさで涙が出てしまうところだったわ)
にこ 「じゃあ静かに話すけど、こないだテレビを見てたのよ。そしたらバラエティアイドルが出てきて」
凛 「バラエティアイドル? よくバラエティに出てくるアイドルのことかにゃ?」
にこ 「その認識でいいわ。実は以前は、バラエティアイドルは生粋のアイドルと違うってどこか少し区別してたんだけど……」
絵里 「たしかに、にこの応援してるアイドルってライブがメインのアイドルばかりのイメージだわ」
19: 2021/02/22(月) 18:58:31.70 ID:yKNSrSae.net
にこ 「だけどある日気付いたのよね。ああやって人を笑わせるのも、アイドルの理念であるみんなを笑顔にするってことと何も違いはないってことに! だから最近はバラエティに出てくるアイドルを見るたびに、人を笑顔にさせるために頑張ってるんだな……って感心するの」
凛 「通ずるものがあるんだね。そもそもにこちゃん自身がバラエティ寄りだし」
にこ 「ぬぁんでよ!!」
絵里 「からし入りシュークリームで一番いいリアクションをしそうよね」
にこ 「さらにぬぁんでよ!!」
真姫 「……」 ペラッ ペラッ
真姫 (バラエティに出てるにこちゃん……)
―――――
―――
―
凛 「通ずるものがあるんだね。そもそもにこちゃん自身がバラエティ寄りだし」
にこ 「ぬぁんでよ!!」
絵里 「からし入りシュークリームで一番いいリアクションをしそうよね」
にこ 「さらにぬぁんでよ!!」
真姫 「……」 ペラッ ペラッ
真姫 (バラエティに出てるにこちゃん……)
―――――
―――
―
20: 2021/02/22(月) 18:59:14.28 ID:yKNSrSae.net
司会えりち 「二人には正解の方を当ててもらいます」
助手希 「さてさて、負けた方が罰ゲームを受けるわけやけど、自信の方はどうかな、にこっち?」
にこ 「ふふ、正直自信しかないわ。だって凛ちゃんラーメンと普通のカップラーメンを食べ当てるんでしょ? そんなの楽勝よ」
助手希 「対して凛ちゃんは?」
凛 「凛の名前を冠してるラーメンが美味しくないはずないにゃ!! つまり美味い方が凛ちゃんラーメン!! そして美味いラーメンを食べてきた凛がそれを間違えるはずないにゃ!」
助手希 「さてさて、負けた方が罰ゲームを受けるわけやけど、自信の方はどうかな、にこっち?」
にこ 「ふふ、正直自信しかないわ。だって凛ちゃんラーメンと普通のカップラーメンを食べ当てるんでしょ? そんなの楽勝よ」
助手希 「対して凛ちゃんは?」
凛 「凛の名前を冠してるラーメンが美味しくないはずないにゃ!! つまり美味い方が凛ちゃんラーメン!! そして美味いラーメンを食べてきた凛がそれを間違えるはずないにゃ!」
21: 2021/02/22(月) 19:00:16.98 ID:yKNSrSae.net
司会えりち 「では実食と行きましょうか」
にこ・凛 「「いただきます!!」」
にこ 「……」 モグモグ
凛 「……」 ツルツル
にこ (な、なんで!? 全然分からないの!? おかしい、こんな味が似てるなんて!)
司会えりち 「ちなみに両方とも慣れ親しんでいる味だと思うので、少し分からなくするために料理のプロにアレンジしてもらいました」
近江彼方 「彼方ちゃんが腕をかけて作りました」
にこ・凛 「「いただきます!!」」
にこ 「……」 モグモグ
凛 「……」 ツルツル
にこ (な、なんで!? 全然分からないの!? おかしい、こんな味が似てるなんて!)
司会えりち 「ちなみに両方とも慣れ親しんでいる味だと思うので、少し分からなくするために料理のプロにアレンジしてもらいました」
近江彼方 「彼方ちゃんが腕をかけて作りました」
22: 2021/02/22(月) 19:01:08.30 ID:yKNSrSae.net
助手希 「じゃあそろそろ食べ終わる頃やと思うから、それぞれ普通のラーメンだと思う方をあげて」
司会えりち 「せーの!」
凛 「B!」
にこ 「A!」
助手希 「おっ、意見分かれたやん」
凛 「勝者は語らず。凛ちゃんラーメンは真の道、ていうかTAO」
にこ 「同じく勝者は語らずよ!」
司会えりち 「せーの!」
凛 「B!」
にこ 「A!」
助手希 「おっ、意見分かれたやん」
凛 「勝者は語らず。凛ちゃんラーメンは真の道、ていうかTAO」
にこ 「同じく勝者は語らずよ!」
23: 2021/02/22(月) 19:02:14.57 ID:yKNSrSae.net
司会えりち 「では」
司会えりち 「結果発表ーーーーーーっ!」
司会えりち 「正解はB!」
にこ 「ってもう少し正解を言う前に溜めなさいよ!!?」
凛 「やったー! 凛の勝ちにゃ!!」
にこ 「……まぁ仕方ないわね。で? 罰ゲームって何かしら?」
司会えりち 「希、説明よろしく」
司会えりち 「結果発表ーーーーーーっ!」
司会えりち 「正解はB!」
にこ 「ってもう少し正解を言う前に溜めなさいよ!!?」
凛 「やったー! 凛の勝ちにゃ!!」
にこ 「……まぁ仕方ないわね。で? 罰ゲームって何かしら?」
司会えりち 「希、説明よろしく」
24: 2021/02/22(月) 19:03:18.31 ID:yKNSrSae.net
助手希 「簡単に言うと、タライ落としをされつつ、からし入りシュークリームを食べて、あと静電気コップで静電気も受けて、さらにゴムパッチンかな」
にこ 「は?」
司会えりち 「じゃあスタッフさん、お願いします」
真姫 「任せて」
にこ 「って真姫!? ば、罰ゲームって本当にそれなの!? なんていうか芸人よりもきつくない!?」
にこ 「は?」
司会えりち 「じゃあスタッフさん、お願いします」
真姫 「任せて」
にこ 「って真姫!? ば、罰ゲームって本当にそれなの!? なんていうか芸人よりもきつくない!?」
25: 2021/02/22(月) 19:04:23.72 ID:yKNSrSae.net
真姫 「動画サイトが栄えてる昨今、テレビが視聴率を取るためにはこういうこともしなくちゃいけないのよ」
にこ 「い、いや、にしたって! 私、アイドルなのよ!?」
真姫 「体を張ってるにこちゃん、すごくカッコいいわ」 ニコッ
にこ 「あ、ありがとう……/// じゃ、じゃなくて!!」
司会えりち 「ではまず、からし入りシュークリームをどうぞ」
真姫 「はい、あーん」
にこ 「こんなのが初あーんなんて!!」
にこ 「い、いや、にしたって! 私、アイドルなのよ!?」
真姫 「体を張ってるにこちゃん、すごくカッコいいわ」 ニコッ
にこ 「あ、ありがとう……/// じゃ、じゃなくて!!」
司会えりち 「ではまず、からし入りシュークリームをどうぞ」
真姫 「はい、あーん」
にこ 「こんなのが初あーんなんて!!」
26: 2021/02/22(月) 19:05:21.42 ID:yKNSrSae.net
真姫 「文句言わないっ」 グッ
にこ 「うっ!? か、辛いっ!!」
凛 「あっ、水どうぞ」 スッ
にこ 「ありがとう……ってこれ静電気コップじゃない!?」 ビリッ
にこ 「うぎゃぁぁぁーー!!」
司会えりち 「辛くて口の感覚が鈍くなってるときは、口に何かくわえるのがオススメらしいわよ」
にこ 「って言いつつゴムパッチンをくわえさせるなぁぁーーー!!」
にこ 「うっ!? か、辛いっ!!」
凛 「あっ、水どうぞ」 スッ
にこ 「ありがとう……ってこれ静電気コップじゃない!?」 ビリッ
にこ 「うぎゃぁぁぁーー!!」
司会えりち 「辛くて口の感覚が鈍くなってるときは、口に何かくわえるのがオススメらしいわよ」
にこ 「って言いつつゴムパッチンをくわえさせるなぁぁーーー!!」
27: 2021/02/22(月) 19:06:21.86 ID:yKNSrSae.net
無言タライ落とし 「」 シュッー
真姫 「同時にゴムパッチンも離します」 パッ
バチィーーン
にこ 「うぎゃぁぁぁーー!!」
助手希 「ということで今日はここまで」
司会えりち 「また来週~!」
真姫 (少しやりすぎたかしら?)
にこ 「ギャラ倍に増やしなさいよ!?」
―
―――
―――――
真姫 「同時にゴムパッチンも離します」 パッ
バチィーーン
にこ 「うぎゃぁぁぁーー!!」
助手希 「ということで今日はここまで」
司会えりち 「また来週~!」
真姫 (少しやりすぎたかしら?)
にこ 「ギャラ倍に増やしなさいよ!?」
―
―――
―――――
28: 2021/02/22(月) 19:08:46.10 ID:yKNSrSae.net
真姫 「……ふふふ、あはは」 ペラッ ペラッ
にこ 「!?」
絵里 「も、もしかして今のって……」 ヒソヒソ
凛 「うん、ページがめくれる音より小さかったけど……」 ヒソヒソ
にこ 「笑ってたわよね……」 ヒソヒソ
絵里 「私たちの話を聞いてたとか……」 ヒソヒソ
にこ 「!?」
絵里 「も、もしかして今のって……」 ヒソヒソ
凛 「うん、ページがめくれる音より小さかったけど……」 ヒソヒソ
にこ 「笑ってたわよね……」 ヒソヒソ
絵里 「私たちの話を聞いてたとか……」 ヒソヒソ
29: 2021/02/22(月) 19:09:37.28 ID:yKNSrSae.net
凛 「にしては時間ラグがありすぎじゃないかにゃ……」 ヒソヒソ
にこ 「じゃあ本が面白かったのよ、本の題名は……」 ヒソヒソ
絵里 「マルクスの資本論……」
にこ 「……」
凛 「……」
真姫 「……」 ペラッ ペラッ
おわり
にこ 「じゃあ本が面白かったのよ、本の題名は……」 ヒソヒソ
絵里 「マルクスの資本論……」
にこ 「……」
凛 「……」
真姫 「……」 ペラッ ペラッ
おわり
31: 2021/02/22(月) 19:13:40.30 ID:yKNSrSae.net
ありがとうございました。
真姫ちゃんがあのクールな無口な表情で、壮大な空想をしてたら面白いなと……
もしかしたら続編もあるかも。
前作
【ラブライブ】ざわめくっ! 暴走海未ちゃん!
前々作
穂乃果 「今日もパンが美味いっ!!」
真姫ちゃんがあのクールな無口な表情で、壮大な空想をしてたら面白いなと……
もしかしたら続編もあるかも。
前作
【ラブライブ】ざわめくっ! 暴走海未ちゃん!
前々作
穂乃果 「今日もパンが美味いっ!!」
33: 2021/02/22(月) 19:21:01.37 ID:XxJ12EzI.net
乙!過去作2作とも読んでたw
引用元: 真姫 「考え事」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります