1: 2022/04/07(木) 21:04:04.096 ID:yiNBufIz0
れんげ「にゃんぱすー!」
まるこ「なんだいこのガキは?」
すみれ「ああ、れんげちゃんよ。言い忘れてたけど春休みの間うちで預かることになったの。」
まるこ「ふーん」
すみれ「じゃああとよろしくね。」
まるこ「ええ!?」
すみれ「ええってなによ」
まるこ「あたしゃガキのお守りなんかしたくないよ!!」
まるこ「なんだいこのガキは?」
すみれ「ああ、れんげちゃんよ。言い忘れてたけど春休みの間うちで預かることになったの。」
まるこ「ふーん」
すみれ「じゃああとよろしくね。」
まるこ「ええ!?」
すみれ「ええってなによ」
まるこ「あたしゃガキのお守りなんかしたくないよ!!」
2: 2022/04/07(木) 21:05:05.465 ID:yiNBufIz0
すみれ「うるさいわね。手伝いもろくにしないんだからそれくらいしなさい!」バンッ
まるこ「なんだいなんだい…困ったもんだねうちのお母さんは」
れんげ「うち、おうち入っていいん?」
まるこ (ちっ、一丁前に礼儀正しくしやがって)
まるこ「なんだいなんだい…困ったもんだねうちのお母さんは」
れんげ「うち、おうち入っていいん?」
まるこ (ちっ、一丁前に礼儀正しくしやがって)
4: 2022/04/07(木) 21:06:21.205 ID:yiNBufIz0
まるこ「ああいいよ、あがりな」
れんげ「やったーお邪魔しますーん!」
まるこ「とりあえずあたしの部屋にいくか」
れんげ「やったーお邪魔しますーん!」
まるこ「とりあえずあたしの部屋にいくか」
6: 2022/04/07(木) 21:07:02.558 ID:yiNBufIz0
れんげ「お外行かないん?」
まるこ「今日はもう疲れたから部屋でゆっくりするよ」
れんげ「ふーん、つまんないのんな」
まるこ (クソガキが)
まるこ「今日はもう疲れたから部屋でゆっくりするよ」
れんげ「ふーん、つまんないのんな」
まるこ (クソガキが)
8: 2022/04/07(木) 21:08:35.095 ID:yiNBufIz0
まるこ「はいここがあたしの部屋」
れんげ「ありがとうなのん」
まるこ「荷物はそこに置いときな。あんたも泊まるとなると狭いねーこりゃ」
れんげ「…その必要はないん」
れんげ「ありがとうなのん」
まるこ「荷物はそこに置いときな。あんたも泊まるとなると狭いねーこりゃ」
れんげ「…その必要はないん」
9: 2022/04/07(木) 21:09:41.965 ID:yiNBufIz0
バンッ
まるこ「!?」
力強く閉まる扉の音とともに言葉にできない殺気がまる子を襲った
まるこ「!?」
力強く閉まる扉の音とともに言葉にできない殺気がまる子を襲った
10: 2022/04/07(木) 21:10:41.197 ID:yiNBufIz0
まるこ「ど、どうしたんだい、あんた」
汗がやけに冷たく感じるーーー。
れんげ「なあに怖がることはないん。すぐ終わるのん」
チャキン
まるこ「あ、あんたそれはまさか!…トカレフ!!」
汗がやけに冷たく感じるーーー。
れんげ「なあに怖がることはないん。すぐ終わるのん」
チャキン
まるこ「あ、あんたそれはまさか!…トカレフ!!」
11: 2022/04/07(木) 21:12:01.757 ID:yiNBufIz0
れんげ「トカレフ?笑わせる。これはマカロフだよ、平和ボケした嬢ちゃん」
まるこ「あ、あんた何するつもりだい、ここは日…」
バンッ
一瞬の衝撃音の後、まる子の頬を小さな物体が通過した。頬を伝う血がこれは現実だと訴えていた。
れんげ「今のはわざとだよ」
れんげ「次はない。生きたければ戦え。さもなくば祈れ。安らかに氏ねるようにな。」
まるこ「あ、あんた何するつもりだい、ここは日…」
バンッ
一瞬の衝撃音の後、まる子の頬を小さな物体が通過した。頬を伝う血がこれは現実だと訴えていた。
れんげ「今のはわざとだよ」
れんげ「次はない。生きたければ戦え。さもなくば祈れ。安らかに氏ねるようにな。」
12: 2022/04/07(木) 21:13:39.467 ID:yiNBufIz0
静まり返った部屋で一歩一歩近づく足音。それは足音ではなく氏を知らせる鐘。
もはや声を出すことも、息を呑むことすら叶わない。
れんげ「さようなら、まる子。この部屋は、うちのものだ。」
静寂を切り裂く低い鐘の音。鉛色の弾丸がまる子の眉間を襲う。
もはや声を出すことも、息を呑むことすら叶わない。
れんげ「さようなら、まる子。この部屋は、うちのものだ。」
静寂を切り裂く低い鐘の音。鉛色の弾丸がまる子の眉間を襲う。
14: 2022/04/07(木) 21:15:00.335 ID:yiNBufIz0
まる子(あたしゃもうダメだ…)
15: 2022/04/07(木) 21:16:08.239 ID:yiNBufIz0
寸前、彼女の耳に飛び込んだのは、血飛沫の音ではなかった。
??「まるちゃん!!!」
??「まるちゃん!!!」
16: 2022/04/07(木) 21:17:23.872 ID:yiNBufIz0
震える目が捉えたのは2つに切り裂かれた弾丸の軌道。そして、見慣れた三つ編み。
まるこ「た…たまちゃん!!!」
たまえ「間に合ってよかった」
まるこ「たまちゃん…あたし…あたし」
バシンッ
たまえの左手が弧を描きまる子の頬を揺らす。
まるこ「た…たまちゃん!!!」
たまえ「間に合ってよかった」
まるこ「たまちゃん…あたし…あたし」
バシンッ
たまえの左手が弧を描きまる子の頬を揺らす。
17: 2022/04/07(木) 21:18:50.257 ID:yiNBufIz0
たまえ「ふざけないでよ、まるちゃん」
たまえ「戦いなさいよ!剣を握りなさいよ!悲劇のヒロイン気取ってるんじゃないよ!」
たまえの頬を涙が伝う。
たまえ「戦いなさいよ!剣を握りなさいよ!悲劇のヒロイン気取ってるんじゃないよ!」
たまえの頬を涙が伝う。
18: 2022/04/07(木) 21:20:50.181 ID:yiNBufIz0
まるこ「あたしゃあ戦いたくなんかないよ!!」
たまえ「ばか、あなただってわかってるんでしょう。生きるということは戦うということ。
この世界で私たちが生き抜く方法は一つしかないのよ」
まるこ「…っ!」
まるこにも本当はわかっていた。自分は戦いの螺旋から逃れることはできないということ。
遠くない未来に日本も戦場になること。
たまえ「ばか、あなただってわかってるんでしょう。生きるということは戦うということ。
この世界で私たちが生き抜く方法は一つしかないのよ」
まるこ「…っ!」
まるこにも本当はわかっていた。自分は戦いの螺旋から逃れることはできないということ。
遠くない未来に日本も戦場になること。
20: 2022/04/07(木) 21:22:16.577 ID:yiNBufIz0
覚悟していたじゃないか。その未来が今きたんだ。
22: 2022/04/07(木) 21:23:26.787 ID:yiNBufIz0
まるこ「たまちゃん…あたしゃあやるよ」
たまえ「そうこなくっちゃ!!」
れんげ「やっと殺る気になったか虫けらども」
戦いの螺旋は止まらない。なら私たちにできることは、
まるこ「目の前の敵を!」
まるこ・たまえ「ぶっとばす!!!!!!!!」
Fin
たまえ「そうこなくっちゃ!!」
れんげ「やっと殺る気になったか虫けらども」
戦いの螺旋は止まらない。なら私たちにできることは、
まるこ「目の前の敵を!」
まるこ・たまえ「ぶっとばす!!!!!!!!」
Fin
23: 2022/04/07(木) 21:25:16.270 ID:yiNBufIz0
続編は未定
ありがとうございました
ありがとうございました
24: 2022/04/07(木) 22:04:27.591 ID:urF34/mXd
続きがきになる乙
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