1: 2010/12/03(金) 15:17:10.91 ID:QO4H3GwU0
ガチャ

澪「おーっす」

澪「・・・誰も居ない。私が最初か」

澪「ヨイショ」

澪が鞄とベースを下ろす

澪「律の奴、先に部室行ってるって言ってたのに、どこで道草してるんだまったく」

澪「トイレに行っておこう。よいせ」

この時、秋山澪は信じられない光景を目にした

5: 2010/12/03(金) 15:39:25.14 ID:QO4H3GwU0
床に倒れている律

ただ倒れているだけならよかったのだが・・・

律は血だまりの中に倒れていた

澪「ああ・・・ああああ・・・り、律?」

澪「おい!冗談はやめろ!」

律「・・・・・・」

澪「嘘・・・だろ?」

倒れている律に近づく澪

8: 2010/12/03(金) 15:45:37.82 ID:QO4H3GwU0
澪「・・・」

律「・・・」

澪「い、息がない!!」

澪「・・・で、でもな脈は止められないからな!」

澪が律の脈を調べようと手に触れる

澪「ひゃっ!」

澪「つ、冷たい・・・」

澪「ほ、本当に・・・氏んでる?」

澪「と、とにかく救急車!救急車を呼ばなきゃ!」

10: 2010/12/03(金) 15:59:52.87 ID:QO4H3GwU0
律「待て。救急車はやめてくれ」

澪「えっ?」

律「氏んでないし、怪我もしてないよ」

ムクリ

倒れていた律が起き上がる

澪「ぎゃあああああ」

律「ちょww落ち着けww」

澪「来るな来るなぁぁ~!」

律「イタズラして悪かったって。ちゃんと生きてるから、ゾンビとかじゃないから落ち着いてくれ」

澪「・・・・・・本当に生きてる?」

律「あぁ」

澪「でも体冷たかった・・・」

律「氷で手首冷やしといたwww」

澪「しねっ!」

33: 2010/12/03(金) 18:06:17.29 ID:QO4H3GwU0
澪「血は?」

律「絵の具です」

澪「まったく」

律「次はむぎだな」

澪「次って・・・」

律「ドッキリに決まってるだろー。次からは澪、お前も協力するんだぞ」

澪「嫌だよ」

律「頼むって。1人より2人の方が成功しやすいからさ」

律「呼吸と脈を調べる振りするだけでいいから」

澪「騙すのは嫌だ」

律「ちょっとしたイタズラじゃん!頼むよ」

澪「しょうがない」

34: 2010/12/03(金) 18:09:04.97 ID:QO4H3GwU0
ガチャ

紬「ごめん、遅くなっちゃったー」

紬「あら・・・誰も居ない」



澪「よし」

ガチャ

澪「おっす」

紬「あ、澪ちゃん」

澪「あれ?むぎだけか?」

紬「そうみたい」

澪「まあもう少しすればみんな来るだろ」

紬「そうね。私お茶いれてくる」

澪「んー」

35: 2010/12/03(金) 18:12:37.55 ID:QO4H3GwU0
紬「きゃっ!」

澪「ど、どうしたむぎ!?」

紬「み、澪ちゃんこれ!」

澪「なんだ・・・ひゃあ!」

紬「り、律ちゃんが!!」

澪「すごい血だ・・・おい律!律!」ユサユサ

紬「澪ちゃん、揺するのはダメよ!脈と呼吸を確認して!」

澪「お、おう!」

律(予定通り)ニヤッ

澪「・・・息してない・・・脈もない・・・」

紬「そんな・・・」

澪「本当だ・・・むぎも触ってみろ・・・もう冷たくなってる・・・」

37: 2010/12/03(金) 18:34:45.13 ID:QO4H3GwU0
紬「本当・・・冷たい・・・」

律(冷たさにビビってしっかり脈を調べない、みんな一緒だなプププ)

律(さてそろそろ・・・)

澪「むぎ、黙って聞いてくれるか?」

律(お、アドリブかよ澪。乗ってきたなww)

紬「なに?」

澪「実は・・・私なんだよ」

紬「何が?」

澪「律を・・・律を頃したのだよ」

紬「えぇっ!?」

律(えええええ!!??)



38: 2010/12/03(金) 18:38:32.46 ID:QO4H3GwU0
澪「頃してしまった・・・って言ったほうが正しいかな」

澪「でも私が頃したことに変わりはないか・・・ははっ」

紬「澪ちゃん・・・」

紬「一体何があったの?教えて!」

澪「私が部室に入ったら急に律が抱きついてきたんだ・・・」

紬「うん」

澪「じゃれてたんだよ」

紬「ええ」

澪「で、『離せよー』って突き飛ばすような感じになったら・・・」

紬「・・・」

澪「置いてあった譜面台に思いっきり頭をぶつけて・・・それから血が・・・血が・・・」

紬「澪ちゃん・・・」

41: 2010/12/03(金) 18:54:37.62 ID:QO4H3GwU0
紬「私がなんとかするわ」

澪「え?」

紬「今日は律ちゃんがもう帰ったことにしましょう」

澪「でも・・・」

紬「パパに頼めばなんとかなるわ」

澪「なんとかって・・・」

紬「溶鉱炉で溶かしてもらえばいいのよ~」

澪「えええ!!??」

律(ちょwwそんなことされたら氏ぬwww)

紬「それが嫌ならそろそろ起き上がってね律ちゃん」ニコニコ

律「ば、バレてたのか・・・」

紬「わかるわよ~」

53: 2010/12/03(金) 20:41:02.73 ID:QO4H3GwU0
ガチャ

唯「おっすおっすー」

律「あちゃ」

唯「あれ3人で何してるの?」

律「ドッキリ」

唯「へ~。私にはしないの?」

律「タイミングが悪かったな」

澪「さて、あとは梓だけだしそろそろ部活の準備しようか」

律「何言ってるんだよ、梓にもドッキリやるだろうが」

澪「もういいって」

紬「梓ちゃんにだけやらないってのも仲間はずれにしたみたいで悪いわ。やりましょうよ」

律「どんな理由だよそれ・・・」

唯「私も受けてみたかったな~」

54: 2010/12/03(金) 20:42:56.51 ID:QO4H3GwU0
律「唯にはまた今度な。今日は手伝ってくれ」

唯「アイサー」

澪「まったく・・・」

紬「楽しみだわ」ニコニコ

律「むぎには見破られたからなー」

唯「そうなんだw」

律「すこし変化球でいくか」

澪「あんまり可哀想なことはするなよ・・・」

律「にへへ」

澪「おいっ」

55: 2010/12/03(金) 20:45:23.70 ID:QO4H3GwU0
ガチャ

梓「こんにちはー」

澪「おう梓」

唯「あーずにゃーん!」ダキッ

梓「はいはい。荷物下ろしたいんで離れてください」

紬「みんなお茶入ってるわよー」

律「さんきゅーむぎ」

紬「今日はシュークリームよ~」

澪「おぉ」

56: 2010/12/03(金) 20:48:24.98 ID:QO4H3GwU0
澪「ごちそうさまでした」

律「それじゃあ・・・とりあえずもう一杯お茶」

梓「何言ってるんですか、練習するんですよ練習」

律「へいへい。よっこらせっ」

唯「律ちゃん、おじさんくさーい」

律「げへへお嬢ちゃん可愛いね、なんて名前?」

唯「きゃー変質者ー」

澪「ほらほら早く楽器準備しろー」

律「わーってるって」


57: 2010/12/03(金) 20:50:47.32 ID:QO4H3GwU0
律「あーめんどくせ」

梓「軽音部員が言うことですか、面倒くさいって・・・」

律「お、なんだ梓ぁ。先輩に文句か?あ?」

梓「いえ、そういうわけじゃないですけど・・・」

律「あぁん?」

澪「律やめろって。梓も無視していいぞ」

梓「あ、はい」

律「ふざけてんじゃねえからな!マジでイラっときたんだわ」

梓「えっ・・・」

59: 2010/12/03(金) 20:54:54.97 ID:QO4H3GwU0
律「あやまれ」

梓「・・・・・・えっ、いやっ・・・」

律「謝れよ梓ぁ・・・先輩に失礼な態度とってすみませんでしたって謝れよ」

梓「・・・・・・ドッキリかなんかですかこれ?」

唯「・・・(するどいよ!あずにゃん!)」

澪「いい加減にしろよ律、そもそも梓は失礼な態度なんて取ってないだろ!」

律「うるせぇ!!私が面倒だって言ったら軽音楽部失格ですねって鼻で笑ったろ!」

梓「いえっ、私はそんなこと・・・」

律「お前は早く土下座しろコラ!」

梓の制服を掴む律

紬「梓ちゃん!こっちに来て!」

梓「はい」タタッ

律「あっ、待て!てめぇ!」

62: 2010/12/03(金) 21:01:23.03 ID:QO4H3GwU0
紬「大丈夫だった?」

梓「はい・・・」

律「おい逃げんな」

澪「ほら練習するぞ」

律「練習なんかできるかぁ!!謝れ梓!早く!」

梓「・・・・・・私が・・・私が謝ればいいんですね?」

唯「あ、あずにゃんが謝ることなんてないんじゃないかなープ」

律(唯の奴、最後笑いかけてるし・・・)

紬「梓ちゃんが謝ることない!逆に律ちゃんが梓ちゃんに謝るべきよ!」

律「なっ!!」

律「なんだと!!!おいっ!!!お前ら!!!」

63: 2010/12/03(金) 21:04:11.06 ID:QO4H3GwU0
梓「私が謝って丸く収まるなら土下座でもなんでもします」

澪「梓・・・」

律「きにいらねぇ・・・なんだその私本当は悪くないですみたいな態度・・・」

律「ああーマジでイラついてきた」

唯「マジでって今まではマジじゃなかったの?」

律「いちいち揚げ足とんな!」

唯「・・・・・・」

律「ほら梓こっち出て来い」

澪「やめろ」

紬「うん、梓ちゃん行かなくてもいいわ」

66: 2010/12/03(金) 21:09:48.27 ID:QO4H3GwU0
律「いいから!」

律が梓に近付いて腕を掴む

律「おら!こっちこい!」

紬「律ちゃん、乱暴はよくないって!」

梓「いたっ!離してっ!土下座しますから!謝りますから」

律「はぁ?何言ってんだタコ助、もう土下座だけじゃゆるさねーよ」

梓「そ、そんな・・・」

律「まぁとりあえず土下座だけどなっ!」

梓「・・・・・・離して、離してください!!」

律「あぁ?」

梓「もう我慢の限界です!離せっ!」バッ

梓が自分を掴んでいた律の腕を振り払う

67: 2010/12/03(金) 21:12:18.74 ID:QO4H3GwU0
律「あずさああああああ!」

律が梓に襲い掛かる

梓「いやあああああああ!!!」ドンッ

梓が律を突き飛ばす


ゴスッ


ドサッ


律「・・・・・・」



71: 2010/12/03(金) 21:40:24.22 ID:QO4H3GwU0
律「・・・・・・梓、お前・・・」

律の頭から血が広がっていく

澪「あわわわわ」

紬「律ちゃん・・・?」

律「・・・・・・」

梓「え・・・これ・・・」

唯「律ちゃん動かないよー」

澪「おい律!」ユッサユッサ

紬「澪ちゃん揺すったらダメよ!呼吸はある!?」

澪「えーと・・・ない・・・」

74: 2010/12/03(金) 21:44:00.47 ID:QO4H3GwU0
梓「ここまで込みでドッキリですよね?早く起き上がってくださいよ律先輩」

紬「・・・・・・」チラ

紬「澪ちゃん、脈は?」

澪「ちょっと待ってくれ・・・脈は・・・脈はかすかにだけどある」

紬「人口呼吸と心臓マッサージよ!早く!」

澪「お、おう!」

梓「あのっ!冗談ですよね?」

紬「・・・・・・」チラッ

紬「唯ちゃんはAED取って来て頂戴!」

唯「う、うんっ!わかたっ!」ダダッ

梓「も、もういいですから!」

紬「・・・・・・」

78: 2010/12/03(金) 21:48:17.06 ID:QO4H3GwU0
紬「・・・」カチカチ ピッ

紬「もしもし救急車をお願いします。頭を強く打って出血が・・・」

梓「・・・・・・」

紬「・・・は桜ヶ丘女子高等学校の3階です・・・はい」

梓「・・・おえっ・・・おえっ・・・おええええ」

澪「ふーっ!ふーっ!」

梓「ううっ・・・・・・」フラフラ

紬「梓ちゃん!」

梓「はい」

紬「梓ちゃんも手伝って!律ちゃんの名前を呼んであげて!」

梓「・・・はいっ!律先輩!律先輩!」

81: 2010/12/03(金) 21:50:54.62 ID:QO4H3GwU0
梓「律先輩!律先輩おきてください!」

律「・・・・・・・」

澪「1・2・3・4・・・1・2・3・4・・・」

紬「澪ちゃん変わるわ」

澪「ありがとうむぎ。・・・・・・梓、ごめんな」

梓「はい?」

澪「梓が言うとおりドッキリだったんだ」

梓「・・・な、なんだ・・・やっぱり。よかったぁ~」

82: 2010/12/03(金) 21:55:04.82 ID:QO4H3GwU0
澪「途中までは・・・・・・だ」

梓「え?」

澪「律が起こって梓をおどかすって聞かなくてさ」

梓「・・・」

澪「むぎもドッキリに協力したら梓は完全に騙されるんじゃないかって」

梓「・・・・・・」

澪「梓が土下座して顔を上げたらドッキリ大成功の札を出して終わり・・・だったんだよ」

梓「え・・・え?え?え?え?」

澪「まさかこんなことになるなんて・・・・・・」

紬「ごめんね梓ちゃん」

澪「だから私はやめようって言ったんだ!!」

紬「ちょっと!澪ちゃんだってしょうがないって言いつつ参加してたじゃない!」

84: 2010/12/03(金) 21:58:12.13 ID:QO4H3GwU0
澪「私は何にも関係ないからな!」

紬「意外とズルいのね秋山澪」

澪「おい」

紬「何よ」

澪「まぁ、むぎは転校すればいいか。裁判沙汰になってもいい弁護士つけてもらえそうだしな」

紬「はぁ?」

梓「あ、あの・・・」

澪「むぎ、お前はノリノリだったからな。私は証言するぞ」

紬「仲間を売るの?」

澪「売るって?ww真実を話すだけだ」

梓「やめてくださいよ・・・うぅ・・・」ポロポロ

88: 2010/12/03(金) 22:18:24.83 ID:QO4H3GwU0
梓「澪先輩もむぎ先輩も悪くないですよ・・・うぅ」ポロポロ

梓「原因はどうあれ律先輩を突き飛ばして怪我させたのは私なんですから・・・ぐすっ」

澪「梓・・・・・・」

紬「梓ちゃん・・・ごめんね」

澪「とにかく人工呼吸と心臓マッサージを続けよう!」

紬「そうね!」

澪「くそっ!唯の奴は何をしてるんだ!」

梓「ぐすっぐすっ・・・おえっ・・・おえっ」

紬「梓ちゃん大丈夫?」

梓「すみません、今頭がぐちゃぐちゃしてて気持ちも悪いし・・・おえっ」ポロポロ

紬「梓ちゃん、手握っててあげる」ぎゅっ

梓「ありがとうございます・・・ぐすっ」

90: 2010/12/03(金) 22:23:06.57 ID:QO4H3GwU0
梓「・・・律先輩がこのまま氏んじゃったら・・・・・・私やっぱり少年院に入るんでしょうか?」

澪「梓?」

梓「ちゃんと罪をつぐなわなきゃいけないのはわかってます・・・でも怖いです・・・・・・うっうっ・・・」

紬「梓ちゃん・・・私が責任を持って梓ちゃんに最高の弁護士をつけるわ」

澪「多分大丈夫だよ」

梓「澪先輩、むぎ先輩・・・」

澪「もしそうなっても私たちはずっと仲間だからさ、毎日面会にも行くよ」

梓「うっ・・・・ぐすっ・・・あ゙い・・・ぐすっ」ボロボロ

92: 2010/12/03(金) 22:24:39.12 ID:QO4H3GwU0
・・・ピーポーピーポー

紬「救急車のサイレンだわ!」

澪「頑張れ律!頼む!生きろ!生きろ律!」

律「・・・・・・」

梓「律先輩!律先輩!」

96: 2010/12/03(金) 22:29:29.57 ID:fahE43CEO
唯「ぴーぽーぴーぽー」

98: 2010/12/03(金) 22:36:07.41 ID:QO4H3GwU0
澪「ふーっ!ふーっ!・・・はぁはぁ・・・」

紬「どうしたの澪ちゃん、なんでやめるの?」

澪「もう・・・ダメだ・・・」

梓「そんな・・・」ぐにゃ~~

紬「ダメって!どいて!私が代わりに続けるわ!」

澪「もう・・・・・・ダメなんだよ、見てわかれよ・・・・・・出血も酷い・・・」

紬「そんな・・・うぅっ・・・・・・」

梓「律先輩!りっつ・・・・・・うっ・・・・・・うわあああんんん!!」ボロボロ

99: 2010/12/03(金) 22:37:36.64 ID:QO4H3GwU0
ガチャ

唯「みんなお待たせ!AED持って来たよ!!」

澪「唯・・・・・・もういいぞ・・・」

梓「うわああああ」

梓は入ってきた唯にも気づかずに律に突っ伏して泣き崩れている

紬「梓ちゃん、よしよし」

100: 2010/12/03(金) 22:40:36.89 ID:QO4H3GwU0
唯「あずにゃん、AEDだよ!」

梓「あああああああ律先輩いいいいいい!!!」

唯「あーずにゃーん?」

梓「・・・うっ・・・・・・うっ・・・」

唯「もしかしたらAEDで生き返るかもしれないよ?とりあえず使ってみようよ」

澪「そういう機械じゃないからそれ・・・・・・」

唯「はい、あずにゃん。見て」

梓「・・・ぐすっ・・・ドッキリ大成功?」

唯「いえーい!」

律「おつかれー」

澪「長いよ」

紬「私上手く演技できてたかしら~うふふ」


104: 2010/12/03(金) 22:43:58.86 ID:QO4H3GwU0
梓「え?は?あれっ?何?え?え?え?は?は!?はああ!?」

律「だからドッキリだよ」

梓「ちょっともおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

律「ごめんごめんwww」

澪「ごめんな梓」

梓「もおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

唯「大成功だね~」

梓「本当に救急車のサイレンしてたじゃん!もう~~いやぁ~」

唯「カセットだよあれww」

律「リアリティの追求ってやつだな、うん」

梓「あああああああああああああああああ」

108: 2010/12/03(金) 22:46:44.36 ID:QO4H3GwU0
梓「ちょっとイタズラの限度を超えてますって!!」

律「んなことないって。むぎには脈で気づかれたしな」

紬「ちゃんと計らないとだめよ梓ちゃん」

梓「うわ、うっぜえええええええええ」

澪「はは・・・」

律「ドッキリをかけようとして起きた事故みたいなね」

梓「ざけんなって!!田井中こら!!」

梓「絶対に許さんからなクズ共!!」

111: 2010/12/03(金) 22:49:47.68 ID:QO4H3GwU0
梓「あああああ!!」ぶるぶる

律「マジでキレてるぞこいつ・・・」

唯「逃げろー!」

紬「逃げろー!」

澪「ちょっと待って!」

梓「待てやこらあああああああああ!!」

律「おい梓!!!」

梓「あぁ!?」

律「これ読め」ポイッ

律「じゃあな!」

バタンッ

115: 2010/12/03(金) 22:54:49.02 ID:QO4H3GwU0
部室に一人取り残された梓

梓「最低だよ、あの先輩達!!」

梓が律から渡された手紙を読む

梓へ

今日のドッキリ、まずは謝る

すまんかった! ← 律
ごめん、本当にごめん梓! ← 澪
あずにゃんあんまり怒らないでね~ ← 唯
本当に申し訳ありませんでした ← 紬

私達のこと、嫌いになったか?
なったよな?
そうしたら大成功だ

梓「え?」

どうしても別れってのは辛くなるからな
喧嘩別れならそういうのがなくなると思って酷いドッキリを選んだ
みんな梓のこと好きだからな

梓「・・・うっぜ」ポロポロ

梓「本当に最低な先輩達です・・・」ポロポロ    完

116: 2010/12/03(金) 22:55:59.85 ID:sbEs7ypoO
イイハナシダナー

117: 2010/12/03(金) 22:56:10.65 ID:Nuxzvnr50
取って付けたようなオチw

引用元: 律「・・・・・・」