1: 2016/11/01(火) 00:00:15.21 ID:0kaeO9to.net
凛「最近かよちんと真姫ちゃんが構ってくれないような気がするにゃ……」
にこ「はぁ……?」
穂乃果「……気のせいなんじゃないかな?」
凛「……だって昼休み二人でどこかに行ってたりするんだよ?」
凛「放課後だって最近は二人とも用事があるって言って先に帰っちゃうし……」
凛「凛は一緒にラーメンとか食べて帰りたいのに……」
凛「それにね、二人が話してるところに行くと会話を終わらせちゃったりするんだ……」
にこ「はぁ……?」
穂乃果「……気のせいなんじゃないかな?」
凛「……だって昼休み二人でどこかに行ってたりするんだよ?」
凛「放課後だって最近は二人とも用事があるって言って先に帰っちゃうし……」
凛「凛は一緒にラーメンとか食べて帰りたいのに……」
凛「それにね、二人が話してるところに行くと会話を終わらせちゃったりするんだ……」
2: 2016/11/01(火) 00:02:07.94 ID:0kaeO9to.net
凛「もしかして凛、二人でに嫌われちゃったのかな……?」
凛「二人に嫌われるなんて嫌だよ……」グスッ
にこ「……ねえ凛、あんた本気であの二人があんたのことを嫌ってるって思うの?」
凛「……違うの?」
にこ「そんなことあるわけないでしょう?」ハァ
穂乃果「穂乃果も違うと思うなぁ」
穂乃果「だって真姫ちゃんや花陽ちゃんが急に凛ちゃんのことを嫌いになるなんてありえないよ」
凛「二人に嫌われるなんて嫌だよ……」グスッ
にこ「……ねえ凛、あんた本気であの二人があんたのことを嫌ってるって思うの?」
凛「……違うの?」
にこ「そんなことあるわけないでしょう?」ハァ
穂乃果「穂乃果も違うと思うなぁ」
穂乃果「だって真姫ちゃんや花陽ちゃんが急に凛ちゃんのことを嫌いになるなんてありえないよ」
3: 2016/11/01(火) 00:03:19.24 ID:0kaeO9to.net
穂乃果「だからね、多分凛ちゃんの勘違いだと思うよ?」
にこ「私もそう思うわ」
にこ「あの二人はあんたのことを勝手に嫌いになったりは絶対にしないわよ」
にこ「もしあんたに直して欲しいところがあるなら直接言うだろうし」
凛「……もしそうだとして、じゃあ凛はどうすればいいの?」
にこ「私もそう思うわ」
にこ「あの二人はあんたのことを勝手に嫌いになったりは絶対にしないわよ」
にこ「もしあんたに直して欲しいところがあるなら直接言うだろうし」
凛「……もしそうだとして、じゃあ凛はどうすればいいの?」
4: 2016/11/01(火) 00:06:23.69 ID:0kaeO9to.net
にこ「何もしなくてもいいと思うわよ」
にこ「多分今日中には解決するんじゃないかしら?」
穂乃果「穂乃果もそう思うな」
凛「……二人とも他人事だと思って適当に言ってないかにゃ?」
穂乃果「そんことないよ」
穂乃果「だって二人とも凛ちゃんのことで頭がいっぱいなんだもん」
凛「……穂乃果ちゃん、どういうこと?」
穂乃果「今だって二人とも……」
にこ「ちょっと、穂乃果!? 」
穂乃果「あっ……!」
にこ「多分今日中には解決するんじゃないかしら?」
穂乃果「穂乃果もそう思うな」
凛「……二人とも他人事だと思って適当に言ってないかにゃ?」
穂乃果「そんことないよ」
穂乃果「だって二人とも凛ちゃんのことで頭がいっぱいなんだもん」
凛「……穂乃果ちゃん、どういうこと?」
穂乃果「今だって二人とも……」
にこ「ちょっと、穂乃果!? 」
穂乃果「あっ……!」
5: 2016/11/01(火) 00:06:49.42 ID:0kaeO9to.net
凛「……もしかして二人とも何か知ってるの?」
穂乃果「な、何も知らないよー」
にこ「そうよ、にこ達は何も知らないわ!」
凛「……嘘くさいにゃ」
にこ「と、とにかく私たちに言えることはあの二人はあんたのことを嫌ってるわけじゃないってことよ」
穂乃果「むしろ大好きだよね?」
にこ「ええ、そうよ」
穂乃果「な、何も知らないよー」
にこ「そうよ、にこ達は何も知らないわ!」
凛「……嘘くさいにゃ」
にこ「と、とにかく私たちに言えることはあの二人はあんたのことを嫌ってるわけじゃないってことよ」
穂乃果「むしろ大好きだよね?」
にこ「ええ、そうよ」
6: 2016/11/01(火) 00:07:55.75 ID:0kaeO9to.net
にこ「おっと、もうこんな時間ね……」
にこ「穂乃果、凛、行くわよ?」
穂乃果「うん、にこちゃん!」
凛「えっ!? 二人ともどこに行くの?」
にこ「それはね…… 着いてからのお楽しみよ」ガシッ
穂乃果「凛ちゃん、急いで急いで!」ダッ
凛「ちょっと二人とも放すにゃー!」ズルズル
にこ「穂乃果、凛、行くわよ?」
穂乃果「うん、にこちゃん!」
凛「えっ!? 二人ともどこに行くの?」
にこ「それはね…… 着いてからのお楽しみよ」ガシッ
穂乃果「凛ちゃん、急いで急いで!」ダッ
凛「ちょっと二人とも放すにゃー!」ズルズル
7: 2016/11/01(火) 00:08:25.44 ID:0kaeO9to.net
凛「……部室?」
にこ「ええ、そうよ」
穂乃果「さあさあ凛ちゃん、扉を開けてごらん?」
凛「なんか嫌な予感がするにゃ……」
にこ「そんなことないから早く開けなさいよ」
凛「うう、わかったよ……」
ガチャッ
にこ「ええ、そうよ」
穂乃果「さあさあ凛ちゃん、扉を開けてごらん?」
凛「なんか嫌な予感がするにゃ……」
にこ「そんなことないから早く開けなさいよ」
凛「うう、わかったよ……」
ガチャッ
8: 2016/11/01(火) 00:09:49.46 ID:0kaeO9to.net
凛「……部室?」
にこ「ええ、そうよ」
穂乃果「さあさあ凛ちゃん、扉を開けてごらん?」
凛「なんか嫌な予感がするにゃ……」
にこ「そんなことないから早く開けなさいよ」
凛「うう、わかったよ……」
ガチャッ
にこ「ええ、そうよ」
穂乃果「さあさあ凛ちゃん、扉を開けてごらん?」
凛「なんか嫌な予感がするにゃ……」
にこ「そんなことないから早く開けなさいよ」
凛「うう、わかったよ……」
ガチャッ
9: 2016/11/01(火) 00:11:25.34 ID:0kaeO9to.net
パ-ン
のぞことうみえりまきぱな『凛(ちゃん)ハッピーバースデー!!!!!!』
凛「えっ!?」ポカ-ン
にこ「……やっぱり忘れてたわね」
穂乃果「ねえ凛ちゃん、今日は何日だっけ?」
凛「えっと、 11月1日…… あっ!!」
凛「今日凛の誕生日だっ!」
穂乃果「うん、そうだね!」
のぞことうみえりまきぱな『凛(ちゃん)ハッピーバースデー!!!!!!』
凛「えっ!?」ポカ-ン
にこ「……やっぱり忘れてたわね」
穂乃果「ねえ凛ちゃん、今日は何日だっけ?」
凛「えっと、 11月1日…… あっ!!」
凛「今日凛の誕生日だっ!」
穂乃果「うん、そうだね!」
10: 2016/11/01(火) 00:12:44.99 ID:0kaeO9to.net
花陽「凛ちゃん…… ごめんなさい」ペコリ
凛「かよちん?」
花陽「最近はあんまり凛ちゃんと一緒にいることができなかったでしょ……?」
花陽「実はね、今日のために真姫ちゃん達と色々準備してたの」
真姫「……凛にバレるといけないからって無意識的に凛のことを構ってあげれなかったの」
真姫「私からも言わせて…… 凛、ごめんなさい」ペコリ
凛「かよちん?」
花陽「最近はあんまり凛ちゃんと一緒にいることができなかったでしょ……?」
花陽「実はね、今日のために真姫ちゃん達と色々準備してたの」
真姫「……凛にバレるといけないからって無意識的に凛のことを構ってあげれなかったの」
真姫「私からも言わせて…… 凛、ごめんなさい」ペコリ
11: 2016/11/01(火) 00:13:36.93 ID:0kaeO9to.net
凛「……凛ね、すごく不安だったんだよ?」
凛「もしかして二人に嫌われちゃったんじゃないかって……」
真姫「凛……」
凛「……でもね、二人が凛のことをずっと考えていてくれたって思ったらそんな気持ちどこかに飛んで行っちゃった!」
凛「だからね、かよちん、真姫ちゃんありがとう!」
まきぱな『凛(ちゃん)」ウルウル
凛「もしかして二人に嫌われちゃったんじゃないかって……」
真姫「凛……」
凛「……でもね、二人が凛のことをずっと考えていてくれたって思ったらそんな気持ちどこかに飛んで行っちゃった!」
凛「だからね、かよちん、真姫ちゃんありがとう!」
まきぱな『凛(ちゃん)」ウルウル
12: 2016/11/01(火) 00:15:10.94 ID:0kaeO9to.net
にこ「ほらほら二人とも、凛から許してもらったんだしそろそろ始めるわよ?」
絵里「せっかくあなた達が凛のために企画から準備まで率先して行動してくれたんだものね」
花陽「うんっ それでは改めて、凛ちゃん」
のぞことほのにこうみえりまきぱな『誕生日おめでとう!!!!!!!!』
凛「うんっ! みんなありがとう!」
絵里「せっかくあなた達が凛のために企画から準備まで率先して行動してくれたんだものね」
花陽「うんっ それでは改めて、凛ちゃん」
のぞことほのにこうみえりまきぱな『誕生日おめでとう!!!!!!!!』
凛「うんっ! みんなありがとう!」
13: 2016/11/01(火) 00:16:51.58 ID:0kaeO9to.net
~帰り道~
凛「今日は本当に楽しかったなぁ!」
みんなには感謝してもしきれないにゃ!」
花陽「よかった…… 凛ちゃんのために準備をした甲斐があったよ」
凛「あーあ…… 今日が終わらなかったらいいのになぁ……」
凛「それこそ毎日が誕生日だったらなぁ」
凛「今日は本当に楽しかったなぁ!」
みんなには感謝してもしきれないにゃ!」
花陽「よかった…… 凛ちゃんのために準備をした甲斐があったよ」
凛「あーあ…… 今日が終わらなかったらいいのになぁ……」
凛「それこそ毎日が誕生日だったらなぁ」
14: 2016/11/01(火) 00:17:16.38 ID:0kaeO9to.net
真姫「あのねぇ凛、誕生日は一年に一回だからいいものでしょ」
真姫「毎日が誕生日だったらきっと今感じてる楽しさや、ありがたみなんて忘れちゃうわよ?
真姫「それに毎日歳を取っちゃうことになるわよ?」
凛「それは嫌だにゃ……」
真姫「でしょ?」
真姫「毎日が誕生日だったらきっと今感じてる楽しさや、ありがたみなんて忘れちゃうわよ?
真姫「それに毎日歳を取っちゃうことになるわよ?」
凛「それは嫌だにゃ……」
真姫「でしょ?」
15: 2016/11/01(火) 00:17:59.32 ID:0kaeO9to.net
花陽「それにね、きっと凛ちゃんがね、今日楽しかったのは一年間全力で生きてきたからなんじゃないかな?」
凛「かよちん……どういうこと?」
花陽「私はね、辛いことや苦しいこともある中、一年間凛ちゃんが頑張ってきたからその分今年の誕生日が楽しかったんだと思うんだ」
真姫「そうね 毎日が楽しいことだけだったらきっと楽しいなんて思うことすらなくなるでしょうしね?」
凛「うーん…… 凛にはよくわからないや!」
凛「でも凛は手を抜くのは嫌いだしいつでも全力だよ?」
真姫「凛らしいわね」 クスッ
花陽「そうだね 」クスッ
凛「二人ともなんで笑ってるのー?」
凛「かよちん……どういうこと?」
花陽「私はね、辛いことや苦しいこともある中、一年間凛ちゃんが頑張ってきたからその分今年の誕生日が楽しかったんだと思うんだ」
真姫「そうね 毎日が楽しいことだけだったらきっと楽しいなんて思うことすらなくなるでしょうしね?」
凛「うーん…… 凛にはよくわからないや!」
凛「でも凛は手を抜くのは嫌いだしいつでも全力だよ?」
真姫「凛らしいわね」 クスッ
花陽「そうだね 」クスッ
凛「二人ともなんで笑ってるのー?」
16: 2016/11/01(火) 00:18:39.38 ID:0kaeO9to.net
真姫「ねえ凛…… 私たちがまた来年もあなたのことを祝ってあげるわよ」
花陽「うんっ それにきっとみんなも集まってくれるよ」
花陽「なんたって凛ちゃんはμ'sの新リーダーなんだし」
真姫「来年は新しい部員だって入るだろうから今年以上に賑やかになるでしょうね?」
花陽「だからきっと今日以上に楽しいと思うよ?」
凛「そう考えると楽しみだにゃ!」
花陽「うんっ それにきっとみんなも集まってくれるよ」
花陽「なんたって凛ちゃんはμ'sの新リーダーなんだし」
真姫「来年は新しい部員だって入るだろうから今年以上に賑やかになるでしょうね?」
花陽「だからきっと今日以上に楽しいと思うよ?」
凛「そう考えると楽しみだにゃ!」
17: 2016/11/01(火) 00:19:07.78 ID:0kaeO9to.net
花陽「だからね、凛ちゃん…… 今日からまた一年頑張ろうね?」
花陽「中途半端な生き方してたら祝ってあげないんだからね?」
凛「もちろんっ!」
花陽「中途半端な生き方してたら祝ってあげないんだからね?」
凛「もちろんっ!」
18: 2016/11/01(火) 00:19:47.10 ID:0kaeO9to.net
凛はね、かよちんと真姫ちゃん、そしてμ'sのみんなと一緒に進んでいきたい
だからこそ凛は今日も全力で生きていくよ!
だってμ'sのみんなも全力で生きてるんだもん
そして来年の誕生日もみんなで一緒に幸せに過ごすって決めたんだ!
そんな決意と共に凛の最高の誕生日は過ぎていったのでした……にゃ!
だからこそ凛は今日も全力で生きていくよ!
だってμ'sのみんなも全力で生きてるんだもん
そして来年の誕生日もみんなで一緒に幸せに過ごすって決めたんだ!
そんな決意と共に凛の最高の誕生日は過ぎていったのでした……にゃ!
19: 2016/11/01(火) 00:22:34.37 ID:0kaeO9to.net
おしまい
20: 2016/11/01(火) 00:24:02.41 ID:0kaeO9to.net
凛ちゃん誕生日おめでとう!
21: 2016/11/01(火) 00:24:32.72 ID:HeMGwB19.net
乙最高
引用元: 凛「いつでも全力で」
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