1: 2014/02/18(火) 21:59:48.68 ID:9976bygJ0
ドプッシャーン!!

凛「わぁっ!?…何これ、身体中ベトベトにゃ~」ドロォ

絵里「ごめんね、凛!今拭いてあげるから…」

凛「ううん。大丈夫大丈…わひゃあ!」ステーン!

絵里「動いたら危ないわ!足元も滑るから」

凛「うぅ…足と手首も捻ったかも…」グスッ

絵里「私の背中に乗って。保健室まで運ぶわ」

凛「…うん」

8: 2014/02/18(火) 22:05:11.47 ID:9976bygJ0
絵里「よいしょ…っと、着いたわよ」

凛「ありがとう、絵里ちゃん。助かったにゃ~」

絵里「これくらいお安い御用よ」

絵里(そもそも原因私だものね)

絵里「って、待った待った」

凛「?」

10: 2014/02/18(火) 22:11:26.79 ID:9976bygJ0
絵里「保健室に来ただけで満足してちゃダメでしょ?」

凛「絵里ちゃんの満足はまだまだこれからなのかにゃ~?」

絵里「そう、私達の満足は…って、そうじゃなくて」

凛「てへっ」

絵里「そのベトベトを拭くために保健室まで来たんじゃない」

凛「あぁ!そうだったにゃー」

14: 2014/02/18(火) 22:15:09.17 ID:9976bygJ0
絵里「ほら、わかったなら早く」

凛「早く…どうすればいいの?」

絵里「脱ぐのよ。拭きやすいように」

凛「えええぇぇっ!?恥ずかしいにゃぁ…」

絵里「そのためにカーテンのある保健室に来たんじゃない」

凛「じ、自分で拭くから…」

絵里「手首捻ってるのに?」

凛「うぅ…」

15: 2014/02/18(火) 22:20:59.43 ID:9976bygJ0
凛「脱いだよ…」

絵里「よしよし。って、上だけ?」

凛「下も下着だけになったよ…?」

絵里「うーん。まぁとりあえずはそれでいいわ」

絵里(あとで脱がせるけどね)

凛「は、早く拭いて欲しいにゃぁ…」

絵里「はいはい」

16: 2014/02/18(火) 22:27:48.55 ID:9976bygJ0
絵里「じゃあまずは背中から」ベシャ

凛「ひゃあっ!?何するにゃ!?」ビクッ

絵里「濡らして拭かなきゃベトベトが落ちないでしょ?」フキフキ

凛「冷たいよぉ…」

絵里「我慢しなさい。ほら、次は前拭くわよ」フキフキ

凛「うぅ~…」

絵里「………」ワシワシ

凛(なんか胸だけ強く拭かれてるような気がするにゃ…)

21: 2014/02/18(火) 22:34:06.29 ID:9976bygJ0
絵里「はい。とりあえず大体は拭いたけど…」

凛(やっと終わった…)ブルブル

絵里「まだ一箇所残ってるわよねぇ…」

凛「い、いいから!ソコなら片手で拭けるから…」

絵里「問答無用!」ガバァッ

凛「にゃあぁぁぁ!!」

~~~

22: 2014/02/18(火) 22:41:28.09 ID:9976bygJ0
凛「もうお嫁にいけないにゃ…」シクシク

絵里「大袈裟ねぇ…あとで私のも見せてあげるわよ」

凛「興味ないにゃ。かよちんのなら見たいけど」

絵里「ふーん…」シュルッ

凛「って、えぇっ!?絵里ちゃん何で脱いでるの!?」

絵里「あら、興味ないんじゃなかったの?」

凛「そ、そうだよ!女の子同士だし、これくらい大したことないにゃ!」プイッ

絵里(花陽も女の子同士のはずだけど…何この扱いの差)カチンッ

24: 2014/02/18(火) 22:47:03.83 ID:9976bygJ0
絵里「まぁいいわ。私はちょっと部屋が暑いから脱ぎたくなっただけだし」パサッ

凛「暖房を切ればいいにゃ!」

絵里「水で拭く時に凛が寒がったからつけたのだけど?」

凛「ぐぬぬ…!だからって下着だけにならなくても…」

絵里「…誰が下着までで止めるなんて言ったの?」

凛「!?」

28: 2014/02/18(火) 22:54:17.23 ID:9976bygJ0
絵里「せっかく凛が裸なんだもの。私も最後まで脱がせて貰うわ」パサッ

凛「にゃー!にゃー!」ボフンッ

絵里(あら、布団に潜っちゃった)

絵里「………」モゾモゾ


凛(はぁ…とりあえず布団に隠れてれば…)

絵里「やっはろー♪」モゾモゾ

凛「う、うわあぁぁぁっ!?」ガバッ

29: 2014/02/18(火) 23:00:46.12 ID:9976bygJ0
絵里「逃がさないわよ」ガシッ

凛「うぅ…」ハァハァ

絵里「捕まえた」

凛「絵里ちゃん…なんでこんな意地悪するの…?」ハァハァ

絵里「やっぱり凛は鈍感ね。私のプライドを密かに傷つけていたとも知らずに」

凛「えっ…?」

30: 2014/02/18(火) 23:07:10.97 ID:9976bygJ0
絵里「これでも一応、スタイルには自信があるほうなのに…」

絵里「それを年下の花陽と比べて興味ないなんて言われちゃねぇ」

凛「ごめん、絵里ちゃん!謝るから!だから…」

絵里「ダーメ。私の魅力を凛の身体にわからせるまで…」ペロッ

凛「ひぅっ…!」ビクッ

絵里「離してあげないんだから」


~~~

33: 2014/02/18(火) 23:15:30.64 ID:9976bygJ0
凛「う…ぁぅ…」ビクンッ…

絵里「あ~…っと、ごめんね?ちょっとヤり過ぎちゃった」

凛「ちょっとじゃないにゃ!」ガバッ

絵里(あっ。立ち直った)

凛「うわーん!凛の初めてがぁ…」シクシク

絵里「だから悪かったって…」ナデナデ

34: 2014/02/18(火) 23:21:51.18 ID:9976bygJ0
凛「こうなったら絵里ちゃんには責任を取って貰うにゃ!」ビシッ

絵里「責任?」

凛「だから、その……凛と付き合って幸せにしてくれなきゃ…いくら絵里ちゃんでも許さないよ?」ジッ…

絵里「なっ…」

絵里(な、何この可愛い生物!?上目遣いでその台詞とか反則…)

絵里(…っていうかチョロ過ぎるわ。一回ヤっただけで落ちるとか)

絵里(これは凛が他の悪い女に捕まらないようにするためにも私が…)

39: 2014/02/18(火) 23:29:23.83 ID:9976bygJ0
絵里「わ、わかったわ!私も女だもの。凛の初めてを奪った以上、責任は取るわ」

凛「ホント!?」パアァ

絵里「でも、本当に私なんかでいいの?」

凛「絵里ちゃんだからいいんだにゃ~」ギュッ

絵里「そう?それならいいのだけど…」

40: 2014/02/18(火) 23:36:43.38 ID:9976bygJ0
絵里(ま、凛がいいなら断る理由はないわね)

絵里(私の『好き』は今はまだLikeに近い『好き』だけど…)

絵里(一緒にいたらきっとすぐにLoveに変わる…そんな気がするわ)

絵里「ねぇ、凛」

凛「にゃ?」

絵里「キス…しましょうか」


―完―

この時、窓の外から覗く女の影があったことを彼女達は知らない

41: 2014/02/18(火) 23:38:47.85 ID:L9NYe2V30
第2部はよ

引用元: 絵里「あーっと!手が滑って持ってたローションが!」