1: 2014/02/17(月) 22:07:28.24 ID:VpnSIZeji
~越谷家~

蛍「先輩ー?どうしましたー?」

小鞠「体が動かない...なにこれ...」

卓「」フフフ

蛍「とりあえず落ち着きましょう先輩!!!」

小鞠「ちょっと蛍こそ落ち着いて!」

蛍「ハッ。すいません先輩...つい...」

蛍「でも体が動かないってどういうことですか?」

3: 2014/02/17(月) 22:09:01.78 ID:VpnSIZeji
小鞠「なんだかよくわからないんだけどね、力が出ないっていうか...」

蛍「と、とりあえず先輩の部屋に移動しましょう!」

小鞠「うあっ!ちょ、蛍!変なとこ触らないでぇ!!」

5: 2014/02/17(月) 22:10:11.81 ID:VpnSIZeji
~2時間前~

蛍「動けなくする薬?」

卓「」ウン

蛍「(これで先輩を動けなくしてあんなことやこんなことを...)」ウフフ

蛍「で、でもなんでこんな物を私に?」

卓「」

蛍「つ、つまりお兄さんは百合好きでもっと百合百合した展開が見たいと?」

卓「」コク

蛍「は、はぁ...(よくわかりませんがこれで先輩にあんなことやこんなことができるならウフフフフフフフ)」

蛍「とりあえずこれは貰っておきますね」

卓「」ファイトダ

6: 2014/02/17(月) 22:12:12.97 ID:VpnSIZeji
~小鞠の部屋~

蛍「よいしょっと」

小鞠「はぁ、はぁ...ちょ蛍、手が変なところに...」

蛍「あぁ、すいません先輩!
とにかくベッドに寝かせますね」

小鞠「(さっきから蛍どうしたんだろ、なんだかすごく顔が赤いけど)」

9: 2014/02/17(月) 22:14:33.22 ID:VpnSIZeji
小鞠「ほ、蛍?なんか顔赤いけど大丈夫?」

蛍「え?!だ、大丈夫ですよ先輩!(無防備な先輩無防備な先輩無防備な先輩無防備な先輩無防備な先輩)」

蛍「それにしても心配です...体が動かなくなるなんて...何か悪い病気じゃないといいんですが...(先輩がこっち見てる!!!!キャー!!!)」

小鞠「(蛍、さっきから顔真っ赤にしてどうしたんだろ)」

11: 2014/02/17(月) 22:19:28.12 ID:VpnSIZeji
~数時間経過~

蛍「(うぅ~...いろんなことしたいけどやっぱり緊張するよ~...)」

蛍「と、とりあえずお風呂入りませんか?」

小鞠「そうだねーでも体動かないし...」

蛍「私がちゃんと支えますから!!」

小鞠「じゃ、じゃあお願い...」

蛍「///」

卓「」イイネ

13: 2014/02/17(月) 22:23:28.64 ID:VpnSIZeji
~お風呂~

小鞠「(まさか蛍にお姫様抱っこされてお風呂に入ることになるなんて)」

蛍「先輩ー?お湯加減大丈夫ですかー?」

小鞠「あー大丈夫ありがとね蛍」

14: 2014/02/17(月) 22:26:07.47 ID:VpnSIZeji
蛍「はい!(先輩と肌が密着してなんだか変な気分に...ま、まだダメ...あぁ先輩かわいい...上目遣いでこっち見てる)」

小鞠「蛍?もしかしてのぼせちゃった?」

蛍「い、いえ!大丈夫です!」

15: 2014/02/17(月) 22:29:48.51 ID:VpnSIZeji
~数時間経過~

蛍「(先輩かわいい先輩かわいい先輩かわいい先輩かわいい)」

小鞠「ちょ、蛍...そろそろ出ようよ...私そろそろ限界なんだけど...」

蛍「(先輩かわいい先輩かわいい先輩かわいい.....先輩かわいい...あれ?なんだか意識が...)」

小鞠「ちょ!蛍!!しっかりしてってうわ!!」ボチャン

蛍「」

16: 2014/02/17(月) 22:32:55.95 ID:VpnSIZeji
小鞠「(蛍が気を失っちゃった!!やばい、このままじゃ私溺れちゃう!!)」

小鞠「ゴボッ(体が動かないっ...あぁ..だんだん意識が...)」

~1時間後~

蛍「.........あれ?...私確か先輩とお風呂入っててそれで...先輩?!!!先輩がいない?!」

23: 2014/02/17(月) 22:38:53.02 ID:VpnSIZeji
蛍「先輩!!!先輩!!!!」

卓「」ガラガラ

蛍「って変態!!!!!」

卓「」フリフリ

蛍「え?先輩が溺れかけてたから助けて部屋に寝かせておいた?」

卓「」ウン

24: 2014/02/17(月) 22:42:05.82 ID:VpnSIZeji
蛍「先輩!!」バッ

卓「」キガエルノハヤッ

~小鞠の部屋~

小鞠「...ん? 私お風呂にいたはずじゃ...」

蛍「先輩!!!!!」

25: 2014/02/17(月) 22:43:46.40 ID:VpnSIZeji
小鞠「あ、蛍じゃんどうしたの、むぐっ」ぎゅっ

蛍「ごめんなさい先輩!!私のせいで...」

小鞠「(そうか...私お風呂で溺れて...)」

小鞠「無事だったしそんなに気にしなくていいよ、てか蛍抱きつきすぎ」

蛍「もう先輩を離しません!!!」

小鞠「蛍?」

27: 2014/02/17(月) 22:45:25.63 ID:VpnSIZeji
蛍「私...先輩のことが好きです」

小鞠「うん、私も好きだよ」

蛍「いえ、友達としてではなく特別な感情なんです...」

小鞠「それって...」

蛍「はい...女同士なのに気持ち悪いですよね...」

30: 2014/02/17(月) 22:48:21.97 ID:VpnSIZeji
小鞠「そんなことない!!」

蛍「先輩は優しいですね」

小鞠「蛍...私も蛍のこと好きだよ...」

小鞠「その...特別な感情なのかはわからないけど...蛍と一緒にいると安心する。」

31: 2014/02/17(月) 22:50:50.92 ID:VpnSIZeji
蛍「先輩....しぇんぱーい!!!」ぎゅっ

小鞠「もう蛍ってば子供なんだかひゃっ」チュ

蛍「んっ...ちゅ//先輩♡」

小鞠「蛍//」


卓「」オワリヨケレバスベテヨシ


34: 2014/02/17(月) 22:54:36.89 ID:y+0RQP320

引用元: 蛍「先輩が動かない...」