1: 2013/04/09(火) 00:55:08.26 ID:tZ6DbPSK0
P「じゃあそういうことで」
ぴっ
P「うっし、仕事終わらせなきゃな」
未央「あれ? 浮気?」
P「アホか! いきなり何言い出すんだ」
未央「ふーん、浮気かと思ったのに」
まゆ「……浮気ですかぁ? まゆがいるのにですかぁ?」
ナターリア「P! ナターリアがいるのに浮気はだめだヨ!」
P「お前らは何か大きな勘違いをしている」
未央「そんなこと無いと思うけどなー?」
まゆ「逢引なんて許しませんよぉ……?」
ぴぴぴぴぴ
P「……もしもし? ああ俺だけど……あのさ、三人くらい余計なの連れて行っていいか?」
ナターリア「余計ッテひどい!」
ぴっ
P「うっし、仕事終わらせなきゃな」
未央「あれ? 浮気?」
P「アホか! いきなり何言い出すんだ」
未央「ふーん、浮気かと思ったのに」
まゆ「……浮気ですかぁ? まゆがいるのにですかぁ?」
ナターリア「P! ナターリアがいるのに浮気はだめだヨ!」
P「お前らは何か大きな勘違いをしている」
未央「そんなこと無いと思うけどなー?」
まゆ「逢引なんて許しませんよぉ……?」
ぴぴぴぴぴ
P「……もしもし? ああ俺だけど……あのさ、三人くらい余計なの連れて行っていいか?」
ナターリア「余計ッテひどい!」
3: 2013/04/09(火) 01:02:33.96 ID:tZ6DbPSK0
P「……あ、一応芸能人、一応な」
未央「それ関係あるの?」
P「……うーん、あまり連れて行きたくないんだけどさ」
まゆ「……うふふ……」
ナターリア「連れてッテ!」
P「こう、五月蝿くてさ……うん、うちのアイドルなんだけど……わかった」
ぴっ
P「いいけど騒がないでくれよ」
未央「やったね! 浮気現場押さえちゃうんだから」
まゆ「どこの女なんでしょうねぇ……」
ナターリア「Pはナターリアが守ル!」
P「……どうしよう、やっぱ連れて行きたくない」
未央「いい子にしてるからさ、ね? ね? ね!」
P「わかったわかったわかった!!」
未央「それ関係あるの?」
P「……うーん、あまり連れて行きたくないんだけどさ」
まゆ「……うふふ……」
ナターリア「連れてッテ!」
P「こう、五月蝿くてさ……うん、うちのアイドルなんだけど……わかった」
ぴっ
P「いいけど騒がないでくれよ」
未央「やったね! 浮気現場押さえちゃうんだから」
まゆ「どこの女なんでしょうねぇ……」
ナターリア「Pはナターリアが守ル!」
P「……どうしよう、やっぱ連れて行きたくない」
未央「いい子にしてるからさ、ね? ね? ね!」
P「わかったわかったわかった!!」
4: 2013/04/09(火) 01:05:52.76 ID:tZ6DbPSK0
まゆ「うふふ……楽しみですねぇ……実に……」
P「とりあえず仕事終わらせないとな……ちひろさーん!」
ちひろ「はい、こちらに印鑑お願いします!」
どんっ
P「え、これ全部ですか!?」
ちひろ「月末処理で詰まってたんですよ、宜しくお願いしますね!」
P「ひいい、何としても定時に終わらせるぞ」
ナターリア「ナターリアも手伝うヨ?」
まゆ「出来ることがあれば言ってくださいねぇ?」
P「さんきゅ、静かにしててくれ」
未央「えー!」
P「えーじゃない」
P「とりあえず仕事終わらせないとな……ちひろさーん!」
ちひろ「はい、こちらに印鑑お願いします!」
どんっ
P「え、これ全部ですか!?」
ちひろ「月末処理で詰まってたんですよ、宜しくお願いしますね!」
P「ひいい、何としても定時に終わらせるぞ」
ナターリア「ナターリアも手伝うヨ?」
まゆ「出来ることがあれば言ってくださいねぇ?」
P「さんきゅ、静かにしててくれ」
未央「えー!」
P「えーじゃない」
5: 2013/04/09(火) 01:11:31.26 ID:tZ6DbPSK0
―――――
―――
―
P「終わりぃ!」
未央「頑張ったね、よしよし!」
P「姉かお前は」
未央「いいねー、お姉さんになったげようか?」
P「いらんて」
ナターリア「じゃあナターリアはPのお嫁サンにナル!」
まゆ「ナターリアちゃん、それはまゆの役目だよ……?」
ナターリア「ダーメ!」
P「そこ、どっちも嫁にはなれんからやめろ」
まゆ「今はですけどねぇ……うふふ……」
―――
―
P「終わりぃ!」
未央「頑張ったね、よしよし!」
P「姉かお前は」
未央「いいねー、お姉さんになったげようか?」
P「いらんて」
ナターリア「じゃあナターリアはPのお嫁サンにナル!」
まゆ「ナターリアちゃん、それはまゆの役目だよ……?」
ナターリア「ダーメ!」
P「そこ、どっちも嫁にはなれんからやめろ」
まゆ「今はですけどねぇ……うふふ……」
7: 2013/04/09(火) 01:16:30.42 ID:tZ6DbPSK0
P「はいはい、行くぞ」
未央「おお! いよいよ浮気現場に乗り込むんだね!」
ナターリア「ナターリアに任セテ!」
P「絶対に騒ぐなよ、わかってるか?」
まゆ「Pさんの迷惑になるようなことなんてしませんよぉ……?」
P「……はぁ……ちひろさん、お疲れ様でした」
ちひろ「お疲れ様です、皆もお疲れ様!」
P(メール入れておくか……)
未央「ちひろさんまた明日ねー!」
まゆ「お疲れ様ですっ」
ナターリア「また明日会うヨー!」
P「それじゃ変装してついてこいよ」
未央「うんうん、アイドルって感じだよ!」
まゆ「未央ちゃんお洒落だね、新しい服?」
未央「うん! いいのが決算で安く売っててさー!」
未央「おお! いよいよ浮気現場に乗り込むんだね!」
ナターリア「ナターリアに任セテ!」
P「絶対に騒ぐなよ、わかってるか?」
まゆ「Pさんの迷惑になるようなことなんてしませんよぉ……?」
P「……はぁ……ちひろさん、お疲れ様でした」
ちひろ「お疲れ様です、皆もお疲れ様!」
P(メール入れておくか……)
未央「ちひろさんまた明日ねー!」
まゆ「お疲れ様ですっ」
ナターリア「また明日会うヨー!」
P「それじゃ変装してついてこいよ」
未央「うんうん、アイドルって感じだよ!」
まゆ「未央ちゃんお洒落だね、新しい服?」
未央「うん! いいのが決算で安く売っててさー!」
10: 2013/04/09(火) 01:23:33.53 ID:tZ6DbPSK0
P「頼むから声量落とせ、かぎつけられるのはマズいんだ」
未央「はーい……」
ナターリア「P、どこまで歩くノ?」
P「もう少し先だ」
まゆ「……」
P「どうした?」
まゆ「何でも無いですよぉ」
P「そうか……ここだ」
未央「居酒屋さん?」
P「おう、居酒屋だぞ」
ナターリア「お酒飲むノ?」
P「飲むけどそんなでもないぞ」
ナターリア「フーン?」
P「すいません、服部で予約が入っていると思うのですが」
「こちらです、履物を脱いでどうぞ」
未央「はーい……」
ナターリア「P、どこまで歩くノ?」
P「もう少し先だ」
まゆ「……」
P「どうした?」
まゆ「何でも無いですよぉ」
P「そうか……ここだ」
未央「居酒屋さん?」
P「おう、居酒屋だぞ」
ナターリア「お酒飲むノ?」
P「飲むけどそんなでもないぞ」
ナターリア「フーン?」
P「すいません、服部で予約が入っていると思うのですが」
「こちらです、履物を脱いでどうぞ」
14: 2013/04/09(火) 01:29:12.63 ID:tZ6DbPSK0
まゆ「お邪魔します」
未央「ほへー、個室? あと服部って?」
P「そりゃ、幹事の名前だよ」
ナターリア「マユ、カンジってナニ?」
まゆ「企画したりまとめたりする人だよ、リーダーさんみないな感じかな」
ナターリア「今度ナターリアもカンジやってミル!」
未央「その時は誘ってね?」
ナターリア「誘ウの?」
未央「……はりゃ?」
まふ「ふふ♪ 二人は面白いね♪」
P「……今から会わせるけど、大声だけは出すなよ」
未央「はーい♪」
P「……よう、来てるね」
瞳子「ええ、今回の幹事は私だもの」
未央「ほへー、個室? あと服部って?」
P「そりゃ、幹事の名前だよ」
ナターリア「マユ、カンジってナニ?」
まゆ「企画したりまとめたりする人だよ、リーダーさんみないな感じかな」
ナターリア「今度ナターリアもカンジやってミル!」
未央「その時は誘ってね?」
ナターリア「誘ウの?」
未央「……はりゃ?」
まふ「ふふ♪ 二人は面白いね♪」
P「……今から会わせるけど、大声だけは出すなよ」
未央「はーい♪」
P「……よう、来てるね」
瞳子「ええ、今回の幹事は私だもの」
16: 2013/04/09(火) 01:34:12.81 ID:tZ6DbPSK0
未央「え……服部……瞳子さんだよね?」
瞳子「ええ……お話はPさんからよく聞いているわ……本田未央ちゃん」
まゆ「えーと……服部瞳子さんて……あの……?」
P「えーっと、復活系アイドルとして芸能活動をしてる、服部瞳子さんだな」
瞳子「復活系アイドルってどうなのかしら……」
ナターリア「トウコさん! テレビで見たことアル!」
P「声、声!」
ナターリア「ゴメンね……」
瞳子「ふふ……まぁ座ってね……」
まゆ「……お、お邪魔します……」
瞳子「そんなに畏まらなくてもいいのよ……?」
まゆ「先輩ですから、少し……」
P「ところであいつらはまだなのか」
瞳子「さっきから貴方の後ろでつかえてるわよ、どけてあげたら……?」
瞳子「ええ……お話はPさんからよく聞いているわ……本田未央ちゃん」
まゆ「えーと……服部瞳子さんて……あの……?」
P「えーっと、復活系アイドルとして芸能活動をしてる、服部瞳子さんだな」
瞳子「復活系アイドルってどうなのかしら……」
ナターリア「トウコさん! テレビで見たことアル!」
P「声、声!」
ナターリア「ゴメンね……」
瞳子「ふふ……まぁ座ってね……」
まゆ「……お、お邪魔します……」
瞳子「そんなに畏まらなくてもいいのよ……?」
まゆ「先輩ですから、少し……」
P「ところであいつらはまだなのか」
瞳子「さっきから貴方の後ろでつかえてるわよ、どけてあげたら……?」
17: 2013/04/09(火) 01:37:58.76 ID:tZ6DbPSK0
P「っと、すまんな」
「本当ですよ……外は寒かったのに」
P「まあそう機嫌を損ねないでくれよ」
「……どうしましょう」
未央「え、ええー!?」
P「未央」
未央「わわ、ごめんね」
まゆ「岡崎泰葉さん……ですよね……?」
泰葉「はい……佐久間まゆさん、ですよね」
まゆ「まゆのこと、知ってるんですね」
泰葉「Pさんから聞かされていますから」
まゆ「……どんなことを話してるんですかぁ……Pさん……」
P「普通の事だ」
「本当ですよ……外は寒かったのに」
P「まあそう機嫌を損ねないでくれよ」
「……どうしましょう」
未央「え、ええー!?」
P「未央」
未央「わわ、ごめんね」
まゆ「岡崎泰葉さん……ですよね……?」
泰葉「はい……佐久間まゆさん、ですよね」
まゆ「まゆのこと、知ってるんですね」
泰葉「Pさんから聞かされていますから」
まゆ「……どんなことを話してるんですかぁ……Pさん……」
P「普通の事だ」
20: 2013/04/09(火) 01:41:32.51 ID:tZ6DbPSK0
泰葉「びっくりしました、まさかアイドルの子を連れてくるなんて思いませんでしたから」
P「悪いな、どうも五月蝿くて」
ナターリア「Pが浮気してるのガ悪いんだモン!」
まゆ「やっぱり浮気してるんですかぁ……?」
P「彼女いねーっての」
泰葉「あら、もう別れたのでしょうか?」
P「いないっての!」
瞳子「もう……あと一人ですね……」
泰葉「先に食べちゃいましょうか」
P「お前ら何食べる?」
ナターリア「スシ!」
P「あるぞ」
ナターリア「ワーイ!」
まゆ「居酒屋さんって初めて入りました」
P「悪いな、どうも五月蝿くて」
ナターリア「Pが浮気してるのガ悪いんだモン!」
まゆ「やっぱり浮気してるんですかぁ……?」
P「彼女いねーっての」
泰葉「あら、もう別れたのでしょうか?」
P「いないっての!」
瞳子「もう……あと一人ですね……」
泰葉「先に食べちゃいましょうか」
P「お前ら何食べる?」
ナターリア「スシ!」
P「あるぞ」
ナターリア「ワーイ!」
まゆ「居酒屋さんって初めて入りました」
24: 2013/04/09(火) 01:47:00.51 ID:tZ6DbPSK0
未央「私もだよ! とりあえず生中ね!」
P「アホか、ジンジャエールでいいか?」
ナターリア「オ茶!」
P「はいはい、じゃあ食い物も一通り頼んでしまうか」
瞳子「そうしましょうか……泰葉ちゃんは?」
泰葉「……いつも通りで」
P「じゃあ俺と同じ奴だな」
まゆ「……へぇ……?」
未央「ふーん?」
ナターリア「?」
瞳子「最初はお酒じゃないのよ」
まゆ「そうなんですかぁ……」
―――――
―――
―
P「アホか、ジンジャエールでいいか?」
ナターリア「オ茶!」
P「はいはい、じゃあ食い物も一通り頼んでしまうか」
瞳子「そうしましょうか……泰葉ちゃんは?」
泰葉「……いつも通りで」
P「じゃあ俺と同じ奴だな」
まゆ「……へぇ……?」
未央「ふーん?」
ナターリア「?」
瞳子「最初はお酒じゃないのよ」
まゆ「そうなんですかぁ……」
―――――
―――
―
26: 2013/04/09(火) 01:51:33.49 ID:tZ6DbPSK0
P「飲み物当たったか?」
未央「ばっちしだよ!」
P「それじゃあ乾杯ー!」
「「「「「乾杯!」」」」」
未央「ぷはー! 体に沁みるねぇ!!」
P「どこのオッサンだよ」
泰葉「未央ちゃん……元気ですね」
未央「元気が私だからね、やっち!」
泰葉「やっち……?」
未央「泰葉さんのこと!」
泰葉「……あの……」
P「あだ名くらい別にいいだろ」
泰葉「……いいですけど……その……」
瞳子「ふふ……直ぐに仲良くなれる子なのね」
P「それが未央の持ち味だからね」
未央「ばっちしだよ!」
P「それじゃあ乾杯ー!」
「「「「「乾杯!」」」」」
未央「ぷはー! 体に沁みるねぇ!!」
P「どこのオッサンだよ」
泰葉「未央ちゃん……元気ですね」
未央「元気が私だからね、やっち!」
泰葉「やっち……?」
未央「泰葉さんのこと!」
泰葉「……あの……」
P「あだ名くらい別にいいだろ」
泰葉「……いいですけど……その……」
瞳子「ふふ……直ぐに仲良くなれる子なのね」
P「それが未央の持ち味だからね」
27: 2013/04/09(火) 01:55:30.65 ID:tZ6DbPSK0
泰葉「持ち味……ですか」
P「誰にだって持ち味はあるだろ?」
泰葉「私にも……ですか?」
P「だからアイドルに転身しても成功してるんだろうに」
泰葉「……Pさんが言うのですから……そうなのでしょうね……」
まゆ「怪しいですねぇ……」
泰葉「ひっ……?」
まゆ「泰葉さん、Pさんとはどういうご関係なんでしょうかぁ……」
P「あと一人来たら説明できるんだけどな」
「お、遅くなりました! 仕事があの後増えてしまって」
瞳子「遅刻よ……ちひろちゃん」
ちひろ「ごめんなさい、瞳子ちゃん」
未央「ぶっ!?」
泰葉「きゃ、ジュースこぼさないで」
ナターリア「おスシにはやっぱりあっついお茶ネー♪」
P「誰にだって持ち味はあるだろ?」
泰葉「私にも……ですか?」
P「だからアイドルに転身しても成功してるんだろうに」
泰葉「……Pさんが言うのですから……そうなのでしょうね……」
まゆ「怪しいですねぇ……」
泰葉「ひっ……?」
まゆ「泰葉さん、Pさんとはどういうご関係なんでしょうかぁ……」
P「あと一人来たら説明できるんだけどな」
「お、遅くなりました! 仕事があの後増えてしまって」
瞳子「遅刻よ……ちひろちゃん」
ちひろ「ごめんなさい、瞳子ちゃん」
未央「ぶっ!?」
泰葉「きゃ、ジュースこぼさないで」
ナターリア「おスシにはやっぱりあっついお茶ネー♪」
28: 2013/04/09(火) 01:59:16.11 ID:tZ6DbPSK0
ちひろ「皆い……いい!?」
P「ごめんちひろ、言い忘れてた」
ちひろ「ちょっとPくん! なんで未央ちゃん達がいるの?」
未央「けほけほ! なんでちひろさん?」
P「とりあえず何飲む?」
ちひろ「もうお酒飲んでるの? 飲んでないならお茶で」
P「はいよ」
まゆ「…………」
瞳子「まゆちゃん……?」
まゆ「知りませんでした」
瞳子「……?」
まゆ「こんなにすぐ近くに敵がいるなんて……うふ……」
瞳子(大丈夫かしら、この子)
P「ごめんちひろ、言い忘れてた」
ちひろ「ちょっとPくん! なんで未央ちゃん達がいるの?」
未央「けほけほ! なんでちひろさん?」
P「とりあえず何飲む?」
ちひろ「もうお酒飲んでるの? 飲んでないならお茶で」
P「はいよ」
まゆ「…………」
瞳子「まゆちゃん……?」
まゆ「知りませんでした」
瞳子「……?」
まゆ「こんなにすぐ近くに敵がいるなんて……うふ……」
瞳子(大丈夫かしら、この子)
31: 2013/04/09(火) 02:04:16.02 ID:tZ6DbPSK0
P「ほれお茶」
ちひろ「ありがと……ございます」
未央「さっきタメ口じゃなかった?」
ちひろ「それは……ほら」
瞳子「この集まりの……説明をしますね」
泰葉「瞳子さんと私は……昔芸能界にいた人間なのは知っていますね?」
まゆ「はい、Pさんに聞かされてましたから」
瞳子「もう二人……仲の良かったチャイドルが居たんです」
ナターリア「……Pと、チヒロ?」
未央「へ? じゃあプロデューサーって」
P「あんまり格好いい話じゃないけどな」
ちひろ「私は言いたくありませーん……」
P「俺とちひろもさ、元芸能人なわけだ」
未央「ええええええ!?」
ちひろ「ありがと……ございます」
未央「さっきタメ口じゃなかった?」
ちひろ「それは……ほら」
瞳子「この集まりの……説明をしますね」
泰葉「瞳子さんと私は……昔芸能界にいた人間なのは知っていますね?」
まゆ「はい、Pさんに聞かされてましたから」
瞳子「もう二人……仲の良かったチャイドルが居たんです」
ナターリア「……Pと、チヒロ?」
未央「へ? じゃあプロデューサーって」
P「あんまり格好いい話じゃないけどな」
ちひろ「私は言いたくありませーん……」
P「俺とちひろもさ、元芸能人なわけだ」
未央「ええええええ!?」
33: 2013/04/09(火) 02:08:59.91 ID:tZ6DbPSK0
まゆ「知りませんでした……どうして……」
P「あまり言いたくなかったってものあるけど、騙してたわけじゃないぞ」
まゆ「まゆに隠し事なんて……Pさん……」
ナターリア「隠し事ダメヨ!」
未央「そうだぞー!」
ちひろ「うう……恥ずかしい……」
P「瞳子は昔もアイドルをやってて、泰葉は子役だろ?」
未央「うん、プロデューサーとちひろさんは?」
P「俺は……まあいいじゃん?」
ナターリア「ダメ!」
P「わかったよ、俺はミュージカルに出てたよ。 ちひろは……」
ちひろ「言わないと……だめ……?」
P「だめ」
ちひろ「……グラビア出してました」
未央「なんか納得」
P「あまり言いたくなかったってものあるけど、騙してたわけじゃないぞ」
まゆ「まゆに隠し事なんて……Pさん……」
ナターリア「隠し事ダメヨ!」
未央「そうだぞー!」
ちひろ「うう……恥ずかしい……」
P「瞳子は昔もアイドルをやってて、泰葉は子役だろ?」
未央「うん、プロデューサーとちひろさんは?」
P「俺は……まあいいじゃん?」
ナターリア「ダメ!」
P「わかったよ、俺はミュージカルに出てたよ。 ちひろは……」
ちひろ「言わないと……だめ……?」
P「だめ」
ちひろ「……グラビア出してました」
未央「なんか納得」
35: 2013/04/09(火) 02:14:49.42 ID:tZ6DbPSK0
P「俺とちひろと瞳子は同い年だから、会うことも多くてな」
瞳子「子供と言っても……今の未央ちゃんくらいね」
泰葉「その頃私は、Pさんに演劇を教わったりしてたんです」
まゆ「ふうん……」
P「子供同士で自然に仲良くなっちゃってな」
瞳子「最初はちひろちゃんとPさんと三人だったのだけど、後から泰葉ちゃんも一緒に来て」
P「行っちゃやだーって離してくれなくてな、あははは」
泰葉「そ、それは言わなくてもいいのでは……」
ちひろ「泰葉ちゃんはPく……プロデューサーさんにべったりでしたから」
未央「もう普段どおりの話し方にしてよ! やりにくそうだよ!」
ちひろ「そういうわけにも行かないですよ……はぁあ……」
P「ほら、飲め飲め」
ちひろ「もうPくんなんて知らないっ!」
瞳子「子供と言っても……今の未央ちゃんくらいね」
泰葉「その頃私は、Pさんに演劇を教わったりしてたんです」
まゆ「ふうん……」
P「子供同士で自然に仲良くなっちゃってな」
瞳子「最初はちひろちゃんとPさんと三人だったのだけど、後から泰葉ちゃんも一緒に来て」
P「行っちゃやだーって離してくれなくてな、あははは」
泰葉「そ、それは言わなくてもいいのでは……」
ちひろ「泰葉ちゃんはPく……プロデューサーさんにべったりでしたから」
未央「もう普段どおりの話し方にしてよ! やりにくそうだよ!」
ちひろ「そういうわけにも行かないですよ……はぁあ……」
P「ほら、飲め飲め」
ちひろ「もうPくんなんて知らないっ!」
38: 2013/04/09(火) 02:20:02.36 ID:tZ6DbPSK0
P「はいはい、そう拗ねるなって」
瞳子「もうお酒にするのかしら」
ちひろ「呑むもん」
泰葉「……今日はこれで失礼しますね」
P「あれ? 帰るのか?」
泰葉「はい、未央ちゃんたちも一緒に帰りません?」
ナターリア「ここからハ、オトナの時間?」
まゆ「残りますよぉ」
P「もう20時か、すまないが16歳までは帰らないとな」
未央「えー、楽しそうなのになあ」
ちひろ「親御さんたちにプロデューサーさんが叱られちゃいますよ?」
まゆ「女子寮の門限もありますし……今日は我慢しますねぇ……」
P「まゆ、年上なんだから二人の事頼むぞ」
まゆ「わかりましたPさん……どんどんまゆにお願いしてくださいねぇ……どんなことでも……」
瞳子「もうお酒にするのかしら」
ちひろ「呑むもん」
泰葉「……今日はこれで失礼しますね」
P「あれ? 帰るのか?」
泰葉「はい、未央ちゃんたちも一緒に帰りません?」
ナターリア「ここからハ、オトナの時間?」
まゆ「残りますよぉ」
P「もう20時か、すまないが16歳までは帰らないとな」
未央「えー、楽しそうなのになあ」
ちひろ「親御さんたちにプロデューサーさんが叱られちゃいますよ?」
まゆ「女子寮の門限もありますし……今日は我慢しますねぇ……」
P「まゆ、年上なんだから二人の事頼むぞ」
まゆ「わかりましたPさん……どんどんまゆにお願いしてくださいねぇ……どんなことでも……」
39: 2013/04/09(火) 02:24:26.04 ID:tZ6DbPSK0
P「……じゃ、じゃあな」
泰葉「お疲れ様でした」
ナターリア「バイバーイ」
まゆ「うふ……また明日ですよぉ……Pさん……」
未央「瞳子さんもまたねー!」
瞳子「ええ、現場で……会うかもしれないわね……」
P「悪かったな、騒がしくて」
ちひろ「もう、許したわけじゃないんだからね?」
P「まだ言ってたのか」
ちひろ「Pくんはそうやっていっつもいじめるんだから……ふん」
瞳子「ほらほら、料理も冷めちゃうわ」
ちひろ「今日は食べるもん……飲むもん……」
P「はいはい」
泰葉「お疲れ様でした」
ナターリア「バイバーイ」
まゆ「うふ……また明日ですよぉ……Pさん……」
未央「瞳子さんもまたねー!」
瞳子「ええ、現場で……会うかもしれないわね……」
P「悪かったな、騒がしくて」
ちひろ「もう、許したわけじゃないんだからね?」
P「まだ言ってたのか」
ちひろ「Pくんはそうやっていっつもいじめるんだから……ふん」
瞳子「ほらほら、料理も冷めちゃうわ」
ちひろ「今日は食べるもん……飲むもん……」
P「はいはい」
40: 2013/04/09(火) 02:27:24.53 ID:tZ6DbPSK0
―――――
―――
―
まゆ「それじゃあ泰葉さん、未央ちゃんお休み」
ナターリア「またネ!」
未央「うん! おやすみ!」
泰葉「お休みなさい」
未央「……んー」
泰葉「一緒の方向、かしら」
未央「○○線に乗るんだー」
泰葉「一緒ですね、行きましょう」
未央「堅いよやっち! フランクに行こうよ!」
泰葉「えーと……一緒に行こう?」
未央「うん!」
―――
―
まゆ「それじゃあ泰葉さん、未央ちゃんお休み」
ナターリア「またネ!」
未央「うん! おやすみ!」
泰葉「お休みなさい」
未央「……んー」
泰葉「一緒の方向、かしら」
未央「○○線に乗るんだー」
泰葉「一緒ですね、行きましょう」
未央「堅いよやっち! フランクに行こうよ!」
泰葉「えーと……一緒に行こう?」
未央「うん!」
42: 2013/04/09(火) 02:32:02.46 ID:tZ6DbPSK0
がたんがたん ごとんごとん
未央「やっちてさ」
泰葉「は……うん」
未央「プロデューサーと付き合い長いの?」
泰葉「もう10年になるのかな、ずっとお世話になりっぱなし」
未央「今の私みたいだねー、迷惑かけっぱなしなんだ」
泰葉「でもあの人は困った顔をしても、私が困ってたら絶対に助けてくれたんです……ふふ」
未央「だよね、ちゃんと助けてくれるんだ!」
泰葉「ふふっ、つい頼ってしまって……今も……」
未央「ふーん……やっぱりねー」
泰葉「何が……でしょう?」
未央「やっちはプロデューサーの事が好きなんだねー! このこの!」
泰葉「ちょ、ちょっと……しー、しー!」
未央「やっちてさ」
泰葉「は……うん」
未央「プロデューサーと付き合い長いの?」
泰葉「もう10年になるのかな、ずっとお世話になりっぱなし」
未央「今の私みたいだねー、迷惑かけっぱなしなんだ」
泰葉「でもあの人は困った顔をしても、私が困ってたら絶対に助けてくれたんです……ふふ」
未央「だよね、ちゃんと助けてくれるんだ!」
泰葉「ふふっ、つい頼ってしまって……今も……」
未央「ふーん……やっぱりねー」
泰葉「何が……でしょう?」
未央「やっちはプロデューサーの事が好きなんだねー! このこの!」
泰葉「ちょ、ちょっと……しー、しー!」
44: 2013/04/09(火) 02:37:15.24 ID:tZ6DbPSK0
未央「恥ずかしがることなんて無いと思うよ?」
泰葉「今のままで……いいから」
未央「まゆもナターリアも強敵だよ?」
泰葉「あの二人も……やっぱり……」
未央「瞳子さんとちひろさんは違うかなー? って思うけどさ」
泰葉「あの三人は盟友みたいなものですから……瞳子さんが復帰した理由、知ってますか?」
未央「そういえばプロデューサーも教えてくれなかったな、なんだろう」
泰葉「ちひろさんとPさんが芸能界にどういう形であれ、関わってると知って火がついたみたいです」
未央「ライバルっぽいねー」
泰葉「二人は裏方ですけど、瞳子さんはアイドルの夢を諦めきってないみたいで」
未央「やっちと同時期にデビューしたんだっけ」
泰葉「ええ、昔は先輩で、今はライバル」
未央「そういうのいいなー」
泰葉「でも、今は……未央ちゃんたちもライバル、かな」
泰葉「今のままで……いいから」
未央「まゆもナターリアも強敵だよ?」
泰葉「あの二人も……やっぱり……」
未央「瞳子さんとちひろさんは違うかなー? って思うけどさ」
泰葉「あの三人は盟友みたいなものですから……瞳子さんが復帰した理由、知ってますか?」
未央「そういえばプロデューサーも教えてくれなかったな、なんだろう」
泰葉「ちひろさんとPさんが芸能界にどういう形であれ、関わってると知って火がついたみたいです」
未央「ライバルっぽいねー」
泰葉「二人は裏方ですけど、瞳子さんはアイドルの夢を諦めきってないみたいで」
未央「やっちと同時期にデビューしたんだっけ」
泰葉「ええ、昔は先輩で、今はライバル」
未央「そういうのいいなー」
泰葉「でも、今は……未央ちゃんたちもライバル、かな」
47: 2013/04/09(火) 02:43:05.43 ID:tZ6DbPSK0
未央「私ー? やっちには勝てないと思うなー」
泰葉「今一緒に居られる人のほうが有利だと思うよ?」
未央「そうかなー、負けないけどね!」
泰葉「正々堂々、勝負……ね」
未央「んふふ、瞳子さんにも負けないぞー!」
泰葉「ところで、まゆちゃんって変わった子だよね」
未央「ちょーっとね、あはは……」
泰葉「Pさんに傷なんて付けようものなら……考えないと」
未央「それは大丈夫だと思うよ、プロデューサー第一だからさ」
泰葉「ふふ、私はここの駅で降りますね」
未央「また今度ねー! ばいばいー!」
泰葉「ええ、一緒にご飯でも」
未央『ばいばーい!』
泰葉(負けられない……か、これから大変かな……)
おわり
泰葉「今一緒に居られる人のほうが有利だと思うよ?」
未央「そうかなー、負けないけどね!」
泰葉「正々堂々、勝負……ね」
未央「んふふ、瞳子さんにも負けないぞー!」
泰葉「ところで、まゆちゃんって変わった子だよね」
未央「ちょーっとね、あはは……」
泰葉「Pさんに傷なんて付けようものなら……考えないと」
未央「それは大丈夫だと思うよ、プロデューサー第一だからさ」
泰葉「ふふ、私はここの駅で降りますね」
未央「また今度ねー! ばいばいー!」
泰葉「ええ、一緒にご飯でも」
未央『ばいばーい!』
泰葉(負けられない……か、これから大変かな……)
おわり
48: 2013/04/09(火) 02:43:40.99 ID:tZ6DbPSK0
まとまりきってない
支援ありがとう
おやすみ
支援ありがとう
おやすみ
51: 2013/04/09(火) 02:52:56.96 ID:xPycNJj2O
乙
これシリーズで読みたい
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引用元: モバP「今日の夜? ああいいぞ」
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