1: 2009/10/05(月) 23:35:38.89 ID:8GSm0Hda0
澪「和、組んでくれるか?」

和「ええ」ジー

澪「……どこ見てるんだ?」

和「いや澪の脚って本当に綺麗だなって」

澪「何だ突然?」

和「スラッと長くて足首も締まってて、かつ肉感的にも申し分ない」

澪「あ、ありがとう……」

4: 2009/10/05(月) 23:39:00.27 ID:8GSm0Hda0
和「モデル顔負けね。いいなあ~」

澪「脚の事を言われたのは初めてだ」

和「そうなの?」

澪「うん……胸の事では昔から良くからかわれたけど」

和「ふ~んみんな見る目ないわね。こんなに綺麗な脚なのに」

澪「はぁ……」

7: 2009/10/05(月) 23:43:56.08 ID:8GSm0Hda0
和「体育の時間はそんな澪の美脚を堪能できる至福の時間」

澪「い、いい加減やめてくれないか?恥ずかしい」バッ

和「何が恥ずかしいのよ?ただの柔軟体操でしょ?」

澪(和が変な事言うからじゃないか……)

和「ほら脚を開きなさい澪」

澪「うぅ……」

和「ふふっ(澪ったら照れてる……興奮するわ)」

10: 2009/10/05(月) 23:46:55.48 ID:8GSm0Hda0
和「特に膝が綺麗なのが素晴らしい」

澪「膝?」

和「どんなに綺麗な脚でも膝が汚ければ興醒めだからね」

澪「……そ、そうなんだ」

和「そう……完璧よ澪の膝……」ハァハァ

澪(変なやつだったんだな和って……)

14: 2009/10/05(月) 23:52:14.26 ID:8GSm0Hda0
昼休み

澪「和のお弁当、相変わらずおいしそうだな」

和「殆ど出来合いを詰め込んだだけよ」

澪「えっ?じゃあ自分で作ってるのか?」

和「まあそうだけど玉子とかウインナー焼いた位だから」

澪「いや感心するよ。すごいなあ和」

和「良かったら食べる?」

15: 2009/10/05(月) 23:55:49.44 ID:8GSm0Hda0
澪「えっいいのか?」

和「別に減る物じゃないし」

澪「いや確実に減るんじゃないかな」

和「はいあ~んして」

澪「えっ?そ、そんな恥ずかしい……」

和「あらごめんなさい……つい唯の時の癖で」

18: 2009/10/06(火) 00:01:25.86 ID:Xk3Oe+e10
澪「唯が?わ、分かった食べるぞ!」バクッ

和「わっ、すごい食い付き」

澪「おいしい、おいしいよ和」モグモグ

和「ふふっ……(これって間接キスよね)」

澪「和はいいお嫁さんになれるぞ」

和「そ、そうかしら?」

澪「ああ」ニコッ

和(そんな笑顔で見つめられたら私……)ジュンッ

20: 2009/10/06(火) 00:06:53.23 ID:Xk3Oe+e10
澪「しっかりしてるし唯が頼り切りにする訳だ」

和「ありがと……唯と言えば昔こんな事があったっけ」

澪「なんだ?是非聞かせてくれ」

和「それが笑いあり涙ありなんだけど」

澪「ほうほう」

和「いやそれ程大した話でもないんだけど」

澪「いいから早くして」

23: 2009/10/06(火) 00:10:50.17 ID:Xk3Oe+e10
和「小学校の頃、逆上がりのテストで唯だけ出来なかったのね」

澪「えっ……唯可哀想……」

和「それでまあ私がみんなとは別に唯の相手する事になったんだけど」

澪「ああそれ切ないよな……分かる」

和「でも唯は『和ちゃんと一緒で楽しいね!』って笑顔でね」

澪「かわいい……唯かわいすぎる」

和「でしょ?流石の私もやられたわ」

26: 2009/10/06(火) 00:14:49.50 ID:Xk3Oe+e10
澪「和ってやっぱり唯とクラス離れて寂しい?」

和「えっ?」

澪「寂しいに決まってるか」

和「聞いておいて結論付けてるけど、そうでもないわよ」

澪「本当か?」

和「ええ」

澪「私なんて三日三晩はヘコんだぞ」

28: 2009/10/06(火) 00:18:49.03 ID:Xk3Oe+e10
和「そりゃ残念だったけど澪がいたからね」

澪「ははっ、私も和がいて良かったとは思ってるけどさ」

和「その言葉だけで十分よ」

澪「ん?どういう意味だ?」

和「何でもな~い」

澪「おかしなやつだな……」

30: 2009/10/06(火) 00:22:35.65 ID:Xk3Oe+e10
放課後の音楽室

澪「ようみんな……ってムギだけか」ガチャ

紬「二人は掃除当番でちょっと遅れるって」

澪「梓と先生もまだか」

紬「まだねぇ」

澪「そうかならば好都合だな」

31: 2009/10/06(火) 00:24:45.04 ID:Xk3Oe+e10
紬「どうかした澪ちゃん?」

澪「ムギ、ちょっと相談に乗ってくれないか?」

紬「ええ……私なんかで良ければ」

澪「ムギって唯の事どう思ってる?」

紬「唯ちゃん?」

澪「そう唯」

紬「とってもかわいい子だと思うけど」

32: 2009/10/06(火) 00:30:51.48 ID:Xk3Oe+e10
澪「だよな!だよね!」

紬「うん」

澪「特に黒タイツとか堪んないよね!」

紬「そんなに黒タイツが好きなの?」

澪「ああ!一度でいいからじっくりねっちり撫で回したい」

紬「あっいいねそれ!」

澪「脱がして蒸れた脚を舐め回したくもあるが」

35: 2009/10/06(火) 00:34:52.71 ID:Xk3Oe+e10
紬「あらあら」ニコニコ

澪「あっ……わ、私は何て事を……」

紬「うん?」

澪「忘れてくれムギ」カァー

紬「あらいいと思うけどな私は」

澪「そ、そう?えへへ……」

紬「うふふっ、いつになくご機嫌ね」

37: 2009/10/06(火) 00:39:06.69 ID:Xk3Oe+e10
澪「いや~実はさ、和に唯の逸話みたいの毎日聞かされてたら、
妙に唯の事を意識するようになっちゃって」

紬「あらそうなの?」

澪「うん!今では唯がす、好きみたいな?」

紬「そうだったんだ~」

澪「えへへ言っちゃった!」

紬(知ってたけど黙っておこう……)

澪「そ、それでさ告白したいんだよ私!唯に!」

紬「本当!?」

40: 2009/10/06(火) 00:44:47.51 ID:Xk3Oe+e10
澪「ムギ!応援してくれるか!?」

紬「もちろん!」

澪「ムギ~!お前だけが頼りだ!」ガシッ

紬「きっと大丈夫だよ」

澪「ほ、本当に?」

紬「唯ちゃんも澪ちゃんが好きだと思うし」

澪「本当にそう思うか?」

紬「うん!二人は両思いの筈」

43: 2009/10/06(火) 00:48:34.69 ID:Xk3Oe+e10
澪「ひ、ひえぇ……」ドキドキ

紬「だから後は勇気出して告白するだけだよ」

澪「で、でも告白なんて恥ずかしくてそう簡単に出来ないよ」

紬「そうねぇ……」

澪「どうしよう?どうしたらいいかな?」

紬「だから後は勇気出して告白するだけだよ」

澪「で、でも告白なんて恥ずかしくてそう簡単に出来ないよ」

紬「そうねぇ……」

44: 2009/10/06(火) 00:52:28.65 ID:Xk3Oe+e10
澪「何かうまい方法はないかな?」

梓「遅くなりました~」ガチャ

紬「う~ん……やっぱりムードが大事かな?
お互い、いい雰囲気になれば告白しやすいかも」

澪「ムードか……ムードね」

紬「私いい薬持ってるんだけど使ってみる?」

澪「薬?何だそんな怪しげな……」

紬「全然怪しくないよ。ちょっとした媚薬」

47: 2009/10/06(火) 00:56:15.20 ID:Xk3Oe+e10
澪「媚薬?い、一応聞いていいか?」

紬「一時的にだけど気分が高揚して自分に素直になれるの」

澪「自分に素直って……」

紬「簡単に言うとエOチになっちゃうんだよ♪」

澪「なん……だと?」

紬「欲しい?」

澪「ください!私に二人だけのDream Timeください!」

50: 2009/10/06(火) 00:59:42.92 ID:Xk3Oe+e10
梓「何をたくらんでるんですか先輩方……」

澪「うわっひゃあぁっ!?」ビクッ

紬「あ、あら梓ちゃんいたの?」

梓「薬がどうとか言う辺りからいました」

澪「こ、声くらいかけろよもう!」

梓「かけたもん……」

51: 2009/10/06(火) 01:02:21.87 ID:Xk3Oe+e10
澪「ゆ、唯には黙っててくれ!なっ?」

梓「澪先輩がそう言うなら……でも薬とか絶対ダメですよ」

澪「あっああ……うん」

紬「でも全然危ない薬じゃないのよ?本当よ」

梓「本当ですか~?」

紬「本当だよ。眉毛賭けてもいい」

54: 2009/10/06(火) 01:06:08.46 ID:Xk3Oe+e10
梓「分かりました。そこまで言うならまず私が試してみます」

紬「あら?」

梓「だからムギ先輩、それは私に譲ってください」

澪「何でだよっ!?」

梓「うるさいです抜け駆けしようとして」

澪「なっ……まさかお前……」

59: 2009/10/06(火) 01:11:29.14 ID:Xk3Oe+e10
律「うぃ~っす」ガチャ

唯「とうちゃ~く!」

澪「あっ唯ぃ!(今日もかわいい!)」

唯「えへへ~!あずにゃ~ん!」ガバッ

梓「きゃっ、唯先輩いきなりやめてください」ポッ

澪「……」

紬「うふふふ……」ポワポワ

60: 2009/10/06(火) 01:15:21.58 ID:Xk3Oe+e10
澪(うぅ梓とばっかり……唯~……)

律「しっかし本当に仲いいなお前ら」

唯「だってあずにゃんに抱きつかないと氏んじゃう病なんだもん」

梓「じゃ、じゃあ仕方ないですね」

唯「ありがと~あずにゃ~ん」スリスリ

梓(唯先輩ったら……)

澪「澪に抱きつかないと氏んじゃう病はいつ発症するんだ?」

64: 2009/10/06(火) 01:20:07.05 ID:Xk3Oe+e10
律「そんなピンポイントな病があるのか」

紬「私もりっちゃんに対してちょっとその兆候が……」

唯「えへへへ……」サワッ

梓「ひゃっ!?唯先輩どこ触って……」

唯「へへ~、あずにゃんの太ももってスマートでいいな」ナデナデ

梓「そ、そんなとこ触っちゃイヤです……」カァー

67: 2009/10/06(火) 01:24:10.78 ID:Xk3Oe+e10
唯「とってもスベスベしてるし~」スリスリ

梓「ダメ!これ以上は!」バッ

唯「良いではないか~もっと触らせてよ~」

梓「さ、流石にセクハラです!」

唯「あうぅ~……ごめんあずにゃん……」シュン

梓「あっ唯先輩!私そんなに怒ってませんから……」

澪(くうう~、私だったら幾らでも触らせてやるのに)

さわ子「クタバレニンゲンドモ」ガチャ

72: 2009/10/06(火) 01:29:14.35 ID:Xk3Oe+e10
律「おいおいさわちゃん来て早々穏やかじゃないなぁ~」

澪(怖い……今日はあんまり近寄らない様にしよう)

紬「今お茶入れますね」

さわ子「りっちゃん……上っ面の人間関係を続けてると、
ある日突然疲れが押し寄せてくるものなのよ」

律「ふ~ん大人は大変なんですね~」

さわ子「そうよ。だからここは憩いの場なの。ちょっと位いいでしょ?」

律「まあ私で良かったら捌け口になってやるぜ」

78: 2009/10/06(火) 01:32:39.86 ID:Xk3Oe+e10
さわ子「気持ち悪いわね優しすぎる。何かあったの?」

律「へへ~、私はいつも優しいさ。なあ唯?」

唯「りっちゃんに後光が差しています」

律「眩しいのは後光じゃなくてデコだ……ってやかましい!」

さわ子「ほうどれどれ~?」ペタッ

律「ちょっ、さわちゃん……!」カァー

80: 2009/10/06(火) 01:36:04.38 ID:Xk3Oe+e10
唯「あははっ!さわちゃんおでこ触ってどうするの~」

さわ子「それもそうねぇ~ふふっ」スッ

律「あっモ、モウチョットダケ……」

さわ子「なーに甘えてんの。まだまだ子供ねえ」

律「い、いいじゃん別に……」

紬(りっちゃん……やっぱり先生の事……)

澪「おい律ぅ~、あんまり先生にじゃれてないで練習……」

85: 2009/10/06(火) 01:40:22.85 ID:Xk3Oe+e10
律「わ、わぁってるよ」

紬(あっりっちゃんの脚があんな無防備に)ドキドキ

律「ん?どしたムギ~?」

紬(しまった思わず見とれちゃった)

律「ムギ?」

紬「な、何でもないよ。お茶おかわりいる?」

律「悪いな。レモンティーくれる?」

86: 2009/10/06(火) 01:43:10.85 ID:Xk3Oe+e10
紬「うん(き、気付かれてないよね?)」

律「あのさムギ」

紬「はっはい!?」

律「おいしかったよ」

紬「あ、ありがとうりっちゃん」ホッ

律(ムギは勘がいいから分かっちゃったか?)

90: 2009/10/06(火) 01:46:02.46 ID:Xk3Oe+e10
唯「ねえ澪ちゃん澪ちゃんっ!」

澪「ん?どうした唯?」

唯「私と一緒にボーカルの練習しない?」

澪「えっ?」

梓「……」ピクッ

唯「だって私と一緒なら恥ずかしくないでしょ澪ちゃん」

91: 2009/10/06(火) 01:48:46.53 ID:Xk3Oe+e10
澪「うん、唯と一緒なら恥ずかしくない!」

梓(わざとらしいです澪先輩……)ギリギリ

唯「えへへ~、やったやったぁ~!」

澪「そ、そうか……ははは」ポー

唯「だって私澪ちゃんの声、大好きなんだもん!」

澪「唯いぃ……」ジーン

92: 2009/10/06(火) 01:51:18.04 ID:Xk3Oe+e10
梓「唯先輩!ボーカルよりギターの練習しましょうよ!」

紬「まあまあ梓ちゃん」ガシッ

梓「ムギ先輩!?はっ離すですー!」

澪(ナイスフォロームギ!)

紬「梓ちゃんの抱き心地最高ね」

梓「ぐうぅ~」ジタバタ

紬「唯ちゃんが病気になる理由も分かるな」

梓「やっやだー!唯先輩以外の人になんて!」

93: 2009/10/06(火) 01:56:42.63 ID:Xk3Oe+e10
紬「そんな冷たい事言わないの」スリスリ

梓「う、うぐぐ……(ムギ先輩も気持ちいいかも)」

紬「梓ちゃんかわいい」グッ

梓「ひゃっ!?(ムギ先輩の白雪の様な太ももが股の間に)」

紬「大丈夫、これ以上は何もしないから」ボソッ

梓(い、今で十分刺激的何ですけど!)カァー

97: 2009/10/06(火) 02:01:07.03 ID:Xk3Oe+e10
……

唯「ね~、また帰りにアイス屋さんいこ~」

澪「ああいいぞ」

唯「わ~い澪ちゃんと一緒だ~」

梓「唯先輩!私も!」

紬「じゃあ私も~」

唯「よしみんな一緒に行こう!」

律「私お金ないからパス」

100: 2009/10/06(火) 02:06:02.71 ID:Xk3Oe+e10
唯「ぶ~……りっちゃん付き合い悪し」

律「しょうがないだろ。ないものはないんだ」

澪「貸してやろうか律?」

律「い、いいよ……ってか気分じゃないし」

澪「ふぅん珍しいな」

律「それにちょっとさわちゃんに用事あるし」

103: 2009/10/06(火) 02:12:51.69 ID:Xk3Oe+e10
澪「用事?何の?」

紬「部費の事で相談とか言ってたよね?りっちゃん」

律「あ、あ~そんな感じだ」

澪「大丈夫か?私も付いてってやろうか?」

律「あんまバカにすんなよ澪。まかせろって」

澪「でも……」

律「もう!とっとと行けよほら。私が鍵閉めとくから」

104: 2009/10/06(火) 02:15:59.98 ID:Xk3Oe+e10
唯「もういこ~、澪ちゃん」

澪「あ、ああ……」

梓「じゃあ律先輩、後よろしくお願いします」

紬「お先に……頑張ってねりっちゃん」ボソッ

律「あ、うん気をつけて帰れよ~!(ムギ!頑張るぜ!)」

紬(ふぅ……どうして素直になれないんだろ……)

108: 2009/10/06(火) 02:21:01.31 ID:Xk3Oe+e10
職員室

律(あっ良かったまだ先生いた)

さわ子「……」カリカリ

律(やっぱ綺麗だよな……今彼氏とかいんのかな?)ジー

さわ子「……あれ?りっちゃんまだ帰ってなかったの?」

律「あっああ、ハイ!」ドキッ

さわ子「どうしたの?何かあった?」

109: 2009/10/06(火) 02:24:44.69 ID:Xk3Oe+e10
律「いや別に……」

さわ子「じゃあ早く帰んなさい。もう暗いわよ」

律「さわちゃんは~?」

さわ子「言われなくてもこれやっつけたらすぐ帰るわよ」

律「ま、待ってていい?」

さわ子「あん?」

111: 2009/10/06(火) 02:27:13.78 ID:Xk3Oe+e10
律「ほら~最近物騒だしさ、私が先生守ってやるよ」

さわ子「むしろりっちゃんが襲われたりして私に。むふっ」

律「ちょ、ちょっとそんな」

さわ子「何焦ってんのよ。冗談に決まってるじゃない」

律「あっ焦ってね~よ!」

112: 2009/10/06(火) 02:30:30.99 ID:Xk3Oe+e10
さわ子「はは~んさてはあれか」

律「違うって!」

さわ子「私に何か奢らせようって魂胆ね?」

律「そ……そうそれそれ!」

さわ子「厚かましいわホント」

律「いいじゃんかよ~、かわいい生徒だろ?」

113: 2009/10/06(火) 02:35:09.25 ID:Xk3Oe+e10
さわ子「まあラーメン位ならね。一人で食べるのも寂しいし」

律「へへ~、ゴチになりやす!」

さわ子「他の子には内緒だからね」

律「うんうん。早く仕事終わらせちゃいなよ~」

さわ子「はいはい。退屈でしょうけど静かにしててね」

律「おっ?騒げってフリかな?」

さわ子「ぶっ殺されたいなら構わないわよ」

律「静かにしてます」

115: 2009/10/06(火) 02:40:35.46 ID:Xk3Oe+e10
……

律「先生ってスタイルいいよな」

さわ子「あら?りっちゃんもそういう気遣い出来るんだ」

律「いやホントにさぁ~、脚とか長くて羨ましい」

さわ子「くふふ……かわいいやつめ」

律「正直その足で顔踏まれたい」

さわ子「前言撤回」

165: 2009/10/06(火) 17:41:24.84 ID:Xk3Oe+e10
ラーメン屋

律「わ~い来たぞチャーシューメン♪」

さわ子「えいえい」パッパッパッ

律「あっああー!何すんだそんなにコショウを!?」

さわ子「気合よ気合」

律「くうぅ~……コショウ苦手なのにぃ~」

さわ子「くふふっりっちゃん子供舌~」

166: 2009/10/06(火) 17:44:50.09 ID:Xk3Oe+e10
律「ひどい……みんなに言いふらしてやる」

さわ子「しょうがないわね。レンゲですくってあげるわ」

律「元はと言えばさわちゃんのせいだから」

さわ子「苦手だって知らなかったのよ」

律「ていうか勝手にかけるか普通?」

さわ子「ん~おいし」

律「……良くむせないなぁ」

168: 2009/10/06(火) 17:49:45.32 ID:Xk3Oe+e10
さわ子「ほほほ、ご期待に添えなくてごめんなさいね」

律「舌ぶっ壊れてるんだな」

さわ子「まあね~……って何してるの?」

律「レンゲでこうやってミニラーメン作るの好きなんだ」

さわ子「へぇ~懐かしい。私もやったやった」パッパッパッ

律「……何してんの?」

さわ子「何って一味かけてるんだけど」

律「いや味噌ラーメンが血の池地獄みたいになってるんですが……」

169: 2009/10/06(火) 17:55:31.19 ID:Xk3Oe+e10
さわ子「この赤が食欲をそそるのよ」

律「ふぅ~ん……で、先生って今彼氏いるの?」

さわ子「……ッ!?ケホッケホッ!……ケホン!」

律「ほらやっぱりむせた」

さわ子「りっちゃんが急に変な事言うからでしょおぉっ!!」

律「ご、ごめんまさか泣くとは」

さわ子「むせたら泣くわよ誰だって!」

170: 2009/10/06(火) 18:01:41.14 ID:Xk3Oe+e10
律「で、どうなの?」

さわ子「いないわよどうせ。悪かったわね」

律「マジで?さわちゃん綺麗なのに」

さわ子「何ニヤニヤしてんのよ」

律「そ、そうかな?」

さわ子「……まさかあんた私が好きなの?」

律「えっ……ああ、えっと……」カァー

さわ子「いいわよ慣れてるから。
どういう訳か昔っから同性にだけは好かれるのよ」

172: 2009/10/06(火) 18:04:44.49 ID:Xk3Oe+e10
律「は、ははっファンクラブまであるもんね~」

さわ子「まああれは、おしとやかキャラ演じた結果だけど」

律「いや先生はさ」

さわ子「もういいからラーメン食べなさい。伸びちゃうわよ」

律「は~い……」

さわ子(嫌いじゃないけど付き纏われたら面倒ね……)

174: 2009/10/06(火) 18:08:05.34 ID:Xk3Oe+e10
……

律「ご馳走様~」

さわ子「一週間位はその感謝の気持ちを忘れない様に」

律「ねぇさわちゃんフリーならさ、私と付き合わない?なんつって」

さわ子「嫌よ」

律「え~、何でだよ~」

さわ子「女の子同士とか今更ないわよ」

176: 2009/10/06(火) 18:14:32.97 ID:Xk3Oe+e10
律「さわちゃんみたいにだらしない女なんて男は相手しないよ」

さわ子「りっちゃんに言われたくないんだけどホントに」

律「じゃあさわちゃんちょっと私の靴見てみて?」

さわ子「何よもう……」

律「……」チュッ

さわ子「ちょっ、りっちゃん!?」バッ

律「へへ~、ファーストキスあげちゃった~」

177: 2009/10/06(火) 18:18:10.39 ID:Xk3Oe+e10
さわ子「何言ってんの。女の子同士なんてノーカウントよ」

律「初めてだったのにひどい……」

さわ子「だからノーカンだって。お母さんとした様なものでしょ」

律「違うよ好きな人とだから嬉しい!」

さわ子「はぁ……りっちゃんあのね」

律「じゃあまた明日ねさわちゃん!ばいば~い!」タタッ

さわ子「もう!……全く騒がしい子ね。ふふっ」

183: 2009/10/06(火) 19:11:36.05 ID:Xk3Oe+e10
平沢家

唯「うい~たっだいまぁ~!うーいー!」ガチャ

憂「お姉ちゃ~ん!お姉ちゃんお帰りいぃっ!」ヒッシ

唯「えへへ……ういやつ。憂だけに」

憂「お姉ちゃんも天使……唯だけに」

唯憂「「えへへへっ!」」

184: 2009/10/06(火) 19:14:40.41 ID:Xk3Oe+e10
唯「ふぃ~脚パンパンだよぉ~」ヌギヌギ

憂(お姉ちゃんの生脚……お姉ちゃんの生脚……)ハァハァ

唯「はぁ、くつろぐぅ~」

憂(お姉ちゃんの生脚が拝めるのは平沢家だけ!)キリッ

唯「うーいー」

憂「はいっ!お姉ちゃんマッサージだねっ!」

186: 2009/10/06(火) 19:18:57.50 ID:Xk3Oe+e10
憂(お姉ちゃんのふくらはぎ……パンパンだ……)プニプニ

唯「あっいいよぉ~いいよぉ~うい~」

憂(お姉ちゃんのお姉ちゃんのお姉ちゃんの)プニプニプニ

唯「ふあぁ……」ウトウト

憂(ふくらはぎふくらはぎふくらはぎ)ペロペロペロ

唯「Zzz……」

189: 2009/10/06(火) 19:23:27.96 ID:Xk3Oe+e10
……

憂「お姉ちゃんご飯出来てるよ」

唯「ふぁっ……ご、ごめんまた寝ちゃってた。えへへ」

憂「いいの。眠くなるくらい気持ちよかったんなら私も嬉しいもん」

唯「ずっと膝枕しててくれたの?」

憂「うんお姉ちゃんの寝顔飽きないから」

唯「うい~大好き!」ガバッ

憂「おっお姉ちゃん……」ポッ

190: 2009/10/06(火) 19:27:50.35 ID:Xk3Oe+e10
唯「うーいー」

憂「お姉ちゃんお風呂だね。一緒に入ろ」

……

唯「うい~」

憂「アイスだね。今持ってくる」

……

唯「うい~ん」

憂「歯磨きだね。今磨くよ」

192: 2009/10/06(火) 19:33:57.67 ID:Xk3Oe+e10
唯「う~い~……」ガチャ

憂「お姉ちゃん?一緒に寝たいの?いいよ」

唯「わ~い!突撃~!」

憂「きゃっ……お姉ちゃんったら」

唯「うい~うい~」スリスリ

憂(お姉ちゃんかわいいすぎるよぉ)ハァハァ

195: 2009/10/06(火) 19:38:04.86 ID:Xk3Oe+e10
唯「憂……」スルスル

憂(えっ?お姉ちゃんが私のパジャマの下脱がしてる……)

唯「憂の……憂の太もも……」ペタペタ

憂「お、お姉ちゃん待っ」

唯「ういぃ~っ!」ペロペロペロ

憂「ひゃああぁんっ!?」ビクッ

唯「ういっ……ういいぃっ!」チュッチュッ

196: 2009/10/06(火) 19:44:49.77 ID:Xk3Oe+e10
憂「やっ……ダメそんっ……な突然……あうっ……」

唯「最高だよぉ~!憂の太もも最高だよぉ~!」チュバチュバ

憂「はっ……そんなにうんっ……おねっ」

唯「うい~……ムニャムニャ……」

憂「……お姉ちゃん?」

唯「Zzz……」

憂(寝ちゃってる……ホッとしたけどちょっと残念な様な)

201: 2009/10/06(火) 20:05:55.08 ID:Xk3Oe+e10
翌日

唯「う、憂……」

憂「どうしたのお姉ちゃん?」

唯「き、昨日はごめんね」

憂「ん?何が?」

唯「私憂にエOチな事しちゃったっていうか……」

憂「やだな~、そんな事全然気にしてないよ」

202: 2009/10/06(火) 20:09:55.25 ID:Xk3Oe+e10
唯「ホント?良かった……もうあんな事しないから」

憂「お、お姉ちゃんがしたければ私は別に」

唯「憂……」

憂「私お姉ちゃんが一番好き。お姉ちゃんもそうでしょ?」

唯「う、うん……」

憂「えへへっ!嬉しいなぁ~」

唯(どうしよう憂の事は好きだけど……)

203: 2009/10/06(火) 20:17:08.05 ID:Xk3Oe+e10
2年1組の教室

和「今日の澪なんだか落ち着き無いわね」

澪「そ、そうか?」

和「うん。そわそわしてる感じ」

澪「気のせいだろ(だって今日唯に告白するんだもん……)」

和「まあいいわ。それよりちょっとお願いがあるんだけど」

澪「ははっ、和が頼み事なんて珍しいな」

204: 2009/10/06(火) 20:21:06.98 ID:Xk3Oe+e10
和「澪の写真を撮らせてくれない?」

澪「私の?なんでまた」

和「ほら生徒会長が澪のファンなのよ。それで頼まれちゃって」

澪「そっか。それ位お安いご用だよ」

和「ありがとう恩に着るわ。じゃあちょっと立ってくれる?」

澪「えっ?今ここでやるのか?」

和「お願い澪……」

207: 2009/10/06(火) 20:27:17.91 ID:Xk3Oe+e10
澪「しょ、しょうがないな……」ガタッ

和「適当にポーズ取ってみて」

澪(は、恥ずかしいなもう)

和「いいわ~、いいわよ~」カシャカシャ

澪「気のせいかカメラ下向けてないか?」

和「……気のせいよ」ニコッ

澪(また膝か……)

208: 2009/10/06(火) 20:33:04.01 ID:Xk3Oe+e10
2年2組の教室

律「~♪」

唯「機嫌良さそうですねりっちゃん」

律「へへ分かるか唯」

唯「うん私にハナクソ飛ばしてきたりしないし」

律「そんな事した覚えはない」

唯「ガム噛んでそこら辺に吐き捨てたりもしてない」

律「どんだけ荒くれだよ普段の私は」

210: 2009/10/06(火) 20:36:58.74 ID:Xk3Oe+e10
律「まあムギのおかげだよ」

紬「私は何もしてないよ」

律「いやムギが頑張れって言ってくれたから勇気出たんだ」

紬「そ、そっか……良かったねりっちゃん」

律「うん。ありがとなムギ」

唯「何の話~?」

212: 2009/10/06(火) 20:42:58.86 ID:Xk3Oe+e10
律「分からなくていいよ唯には」

唯「むぅ~りっちゃんの癖に……喰らえ下敷き反射!」

律「くっ!下敷き反射返し!」

唯「ムギちゃんシールド!」

紬「あらあら」

律「あっそれは汚いぞ唯!」

213: 2009/10/06(火) 20:46:55.97 ID:Xk3Oe+e10
唯「戦場とは非情なものなのです」

律「仕方ない……投降しよう」

唯「やったーっ!じゃあ捕虜に拷問始めるよ~!」コショコショ

律「あひゃっひゃっ!やっやめろ唯!反撃!」コショコショ

唯「捕虜が反撃とかあははっ……そ、そんなのないいはは!」

紬「うふふふ」ポワポワ

215: 2009/10/06(火) 20:52:02.09 ID:Xk3Oe+e10
1年2組の教室

憂「~♪」

梓「どうしたの憂。ニヤニヤしちゃって」

憂「うん幸せだなあって」

梓「ふぅん何が?」

憂「梓ちゃんにも分けてあげたい」

梓「どうせ唯先輩関連なんでしょ?」

218: 2009/10/06(火) 21:14:15.23 ID:Xk3Oe+e10
憂「えへへ分かる?あ、やっぱりダメね」

梓「お姉ちゃんは私だけのもの、でしょ?」

憂「てへっごめんね梓ちゃん」

梓「唯先輩と普通以上に仲がいいのは知ってるけど」

憂「何かな?」

梓「所詮は姉妹って事よ……ふふっ」

219: 2009/10/06(火) 21:21:34.26 ID:Xk3Oe+e10
憂「残念でした。お姉ちゃんと私は既に」

梓「……!な、何よ!?」

憂「そんな……私の口からは言えないよ」ポッ

梓「はぁ?」ガシッ

憂「ちょっ!ポニーテール掴まないで梓ちゃん!」

梓「うぐぐ!言いなさいよ!」

222: 2009/10/06(火) 21:26:29.45 ID:Xk3Oe+e10
純「ちょっとやめなよ!」バッ

憂「あ、ありがとう純ちゃん」

梓「なっ何をしたー!神聖不可侵なる唯先輩に何を!」

憂「えっ……どちらかと言えばされたと言うべきか」ポッ

梓「ふぎゃー!ウソだーッ!」ブンブン

純「きゃっ危ないって!」

憂「梓ちゃんそんなに髪振り回したらでんでん太鼓みたいだよ」

223: 2009/10/06(火) 21:31:36.03 ID:Xk3Oe+e10
職員室

律(うまい事届けよ……それっ)ヒュッ

ストン……

律(しまった逸れた)コソコソ

さわ子「ちょっと田井中さん何やってるの……」

律「あっ先生……いや大した事じゃ」

さわ子「職員室は紙飛行機で遊ぶ所じゃありません」

律「丁度良かった。ハイ」

225: 2009/10/06(火) 21:38:02.77 ID:Xk3Oe+e10
さわ子「……何よ?」

律「ラブレター」

さわ子「……古典的ね」ペラッ

『デートしようぜ』

律「あっこんな所で開けるなよ恥ずかしい」

さわ子「……」グシャ

律「ああっひでえ!」

226: 2009/10/06(火) 21:43:23.04 ID:Xk3Oe+e10
さわ子「去れ」

律「分かりました。それで返事は?」

さわ子「……嫌よ」

律「え?何?聞こえない」

さわ子「分かった……放課後、放課後話そうね」

律「そっか考える時間も必要だよね。んじゃまた~」

さわ子(くっ……予想以上に手強い)

229: 2009/10/06(火) 21:48:04.23 ID:Xk3Oe+e10
放課後の音楽室

澪「この怪しげな液体が媚薬か?」

紬「うん。これを唯ちゃんの紅茶に混ぜれば」

梓「唯先輩が素直になるんですね?」

紬「そう……それとちょっとエOチになっちゃうの」

澪「ま、まあ告白していいムードにはなる訳だな」

紬「うん」

230: 2009/10/06(火) 21:52:23.30 ID:Xk3Oe+e10
紬「唯ちゃんがどちらを選んでも恨みっこなしだよ」

澪「いいだろう(どうせ私を選ぶに決まってる)」

梓「望む所です(唯先輩を恋人にして憂に一泡ふかせてやる)」

澪「しかし唯はまだかな……」

梓「あっ唯先輩です!」

澪「えっ?」

紬「どこどこ?」

233: 2009/10/06(火) 21:59:45.45 ID:Xk3Oe+e10
梓(今だっ!澪先輩とムギ先輩のカップにも仕込んでやるです。
天誅です……くしし)ピトピト

唯「おまた~!」ガチャ

澪「あっ本当に来た」

紬「梓ちゃん勘が鋭いんだね」

梓「えっ?……あ、ああ唯先輩のオーラを感じ取ったんです」

澪「今、えって言わなかった?」

235: 2009/10/06(火) 22:04:51.86 ID:Xk3Oe+e10
和「やってる?」

澪「あれ?和まで……」

唯「和ちゃんとはついそこの廊下で会ったんだ~」

律「私何か叱られる様な事したっけ……」ハラハラ

和「ちょっと見学しに来ただけよ。時間が空いたから」

澪「普段だらしないから和を警戒するんだぞ律は」

律「へいへ~、違いないですはい」

236: 2009/10/06(火) 22:11:48.55 ID:Xk3Oe+e10
紬「お茶の準備出来てるよ」

唯「わ~い!今日のお菓子もおいしそ~!」

梓(い、いよいよ唯先輩が……)

澪(でも和も来ちゃったし告白する雰囲気になるのかこれ)

和「相変わらずそっちの方が優先なのね」

さわ子「堅い事言わないでよ和ちゃん」

律「あはは~、流石さわちゃん話が分かるぅ!」

237: 2009/10/06(火) 22:16:08.81 ID:Xk3Oe+e10
澪「そ、そうだぞ。まあ和も飲みなよ」

和「……そう?じゃあ遠慮なく」

梓(あっその紅茶には……)

和「ん……おいしい」

紬「うふふ良かった。今澪ちゃんの分も持ってる来るね」

澪「あっ悪いなムギ」

和「何だか平和でいいわね」

240: 2009/10/06(火) 22:20:20.63 ID:Xk3Oe+e10
澪「生徒会は大変か和?」

和「ごめん皮肉に聞こえた?率直な意見だったんだけど」

澪「少し位なら愚痴を聞いてやるさ」

和「ふふっ優しいのね澪」

梓(おかしいな……普段と変わらない様な)

唯「和ちゃんこれおいしいよぉ~食べてみて~」

和「ありがと唯」

244: 2009/10/06(火) 22:27:54.08 ID:Xk3Oe+e10
紬「澪ちゃんはい」

澪「ありがとう……所で薬は……」ヒソヒソ

紬「即効性だからそろそろだと思うけど」ヒソヒソ

梓(聞こえますよ先輩方)

和「本当においしいわね」

唯「でしょ~ムギちゃんの持ってくるお菓子は天下一品だよ」

律「あはは、唯が自慢する事じゃないだろ~」

梓(それなら早いとこ唯先輩にアタックするのみ)

245: 2009/10/06(火) 22:31:20.25 ID:Xk3Oe+e10
梓「唯先輩!……唯先輩?」

唯「み、澪ちゃん……」ボー

澪「唯?ど、どうした?」

唯(なにこれ……澪ちゃんを見てると身体が熱くなる……)

澪(唯のやつ顔が真っ赤だ……薬のせいか?)

梓(あの表情、まさか唯先輩は……いや薬のせいだ!)

247: 2009/10/06(火) 22:35:48.02 ID:Xk3Oe+e10
唯「澪ちゃん私……」

澪「な、なんだ唯?」ゴクリ

唯「私澪ちゃんの事がす」

梓「ダメです!こんなの認めない!」

澪「じゃっ邪魔をするな梓!見苦しいぞ!」

梓「唯先輩!正気に戻ってください!」ユサユサ

唯「あうあう……」ガクガク

248: 2009/10/06(火) 22:43:02.84 ID:Xk3Oe+e10
唯「ご、ごごめんなさい憂……」

梓「私は憂じゃありません!しっかりしてください!」

澪「いい加減にしろ梓!」

唯「ふぇっ?あずにゃん?」

梓「そうです!あなたのあずにゃんです!」

唯「あずにゃん……あずにゃん好き!」

澪「えーーーっ!?」

251: 2009/10/06(火) 22:47:28.47 ID:Xk3Oe+e10
梓「ゆ、唯先輩……嬉しい……」ジーン

唯「あずにゃぁん……太ももかわいいよぉ~」スリスリ

梓「あっ唯先輩そんな大胆な」

澪「ま、待て!無効だ!横取りとかふざけるなっ!」

梓「見苦しいです澪先輩」キリッ

澪「なっなんだとぉーっ!?」

唯「澪ちゃん……澪ちゃんも好きぃ~……」

梓「ちょっ!?」

253: 2009/10/06(火) 22:56:52.35 ID:Xk3Oe+e10
澪「はっはははは!どうだ梓!唯はまだ決めかねてる様だぞ!」

梓「唯先輩!二股なんて許しませんよ!」ユサユサ

唯「あうあう……」ガクガク

梓「はっきりするですー!」

澪「おい梓やめ」

和「ああ……膝ぁ……澪の膝ぁ……」ナデナデ

澪「のっ和ぁっ!?」

254: 2009/10/06(火) 23:02:37.32 ID:Xk3Oe+e10
和「澪こっち見てよ……私を見て」

澪「えっえ?(何で和が……ていうか何故半裸!?)」カァー

梓「……」ニヤリ

澪(梓が笑った?こいつまさか……盛ったのか!?)

和「無視しないで。ねえ」

澪「落ち着け和、お前は(私のカップのを飲んだから和は……)」

和「澪……私澪が好きなの」

255: 2009/10/06(火) 23:08:11.63 ID:Xk3Oe+e10
澪「和が私を……?」ドキッ

和「こんな気持ち初めてよ……あなたの事ばかり考えて」

澪(いや薬のせいじゃ……)

和「唯の為にずっと我慢してきたけどもう限界なの」

澪(うっかわいい……そんな潤んだ瞳で見つめられたら)

和「お願い澪、私を見て」

澪「でも私は唯が……」アセアセ

256: 2009/10/06(火) 23:13:10.36 ID:Xk3Oe+e10
唯「ダメーッ!澪ちゃんは私のもの」ガバッ

澪「ゆ、唯……」ポッ

和「……」ガーン

梓「和先輩いいんですか!澪先輩取られちゃいますよ!?」

和「振られた……澪に振られた」イジイジ

梓「ふん!私はまだまだやってやるです!」

和「澪……澪~……ぐすっ」

257: 2009/10/06(火) 23:18:09.10 ID:Xk3Oe+e10
律「どうしたんだ……何だか大変な事になってるぞ」

さわ子「中々おもしろいわね」

律「おもしろがってる場合か。おもしろいけど」

紬「り……りっちゃん……」ボー

律「ムギ、みんなを止めた方がいいよなこれ」

紬「ごめん!」ガバッ

律「ム、ムギッ!?」

265: 2009/10/06(火) 23:30:14.60 ID:Xk3Oe+e10
紬「応援するつもりだったけどごめんね……」

律「ちょっと!突然どうしたんだよムギ!」

紬「やっぱり私りっちゃんが好きなの!」

律「えっえええっ!?」

紬「りっちゃん……」ムギュウッ

律「ちょっと胸当たってますよ胸!」

さわ子「ほほう……」ニヤニヤ

268: 2009/10/06(火) 23:35:39.22 ID:Xk3Oe+e10
律「私がさわちゃん好きなの知ってるだろムギ!」

紬「いいの!愛人でもいいの!」

律「はぁ~っ!?」

さわ子「ムギちゃん、いい事教えてあげるわ。
りっちゃんはね、素足で顔踏まれるのが好みの変態なのよ」

律「なな、なに言ってんだこら!」

紬「そうだったの……」シュルル

律「何靴下脱いでるの!まさか踏む気じゃないよね!ねえ!?」

269: 2009/10/06(火) 23:42:45.50 ID:Xk3Oe+e10
紬「恥ずかしがる事ないよ」

律(ムギの生足……透き通る様な白さだな)ゴクッ

紬「私もこういうの嫌いじゃないし」

律「ダッダメだっ!さわちゃあぁん!」

さわ子「いいじゃない。
私なんかより同い年のムギちゃんの方がまだ健全よ」

律「そ、そん」

紬「えい」ムギュ

律(あったけぇ……ムギの足……あったけぇ……)ガクッ

273: 2009/10/06(火) 23:53:29.41 ID:Xk3Oe+e10
……

紬「ごめんなさいごめんなさい!全部私のせいです!」

律「いや、い~ってもう」

唯「あう~まだ何かぼ~っとする……」

澪「ごめんな唯……」

さわ子「事情は分かったわ。教師としてその媚薬は没収します」

律「うわ~……めっちゃ悪用しそう……」

274: 2009/10/07(水) 00:00:29.85 ID:EZ/8RSPF0
紬「薬はもう全部流しに捨てました」

さわ子「ちっ」

梓「それで良かったんですよ」

澪「お前が言うな」

和「わ、私そろそろ戻るわね……生徒会あるし」

澪「和……あのその……」

和「友達でいてくれるなら今日の事は忘れて」バタン

276: 2009/10/07(水) 00:09:53.56 ID:EZ/8RSPF0
澪「和……」

唯「ねえ澪ちゃん、私澪ちゃん好きだけど和ちゃんも好きだよ」

澪「そ、そうか……」

唯「澪ちゃんは和ちゃん好きじゃないの?」

澪「……好き、かも」

唯「えへへ……やっぱり」

澪「……」

278: 2009/10/07(水) 00:13:36.55 ID:EZ/8RSPF0
唯「私に遠慮しなくてもいいんだよ澪ちゃん」

澪「唯……」

唯「だってほら、私にはあずにゃんがいるしさ」ガバッ

梓「きゃっ……も、もー、唯先輩ったら」カァー

澪「分かった!唯すまん!」ダッ

唯(頑張ってね澪ちゃん和ちゃん)

281: 2009/10/07(水) 00:17:44.01 ID:EZ/8RSPF0
律「全く……今日は練習にならないな」

さわ子「今日も、でしょ」

律「ああ先生、デートいつにするか決めてくれた?」

さわ子「は?」

律「ねえいつー?」

さわ子「ムギちゃんと行きなさいムギちゃんと」

紬「……」

283: 2009/10/07(水) 00:24:26.49 ID:EZ/8RSPF0
律「じゃあムギも一緒でいいからさあ」

紬「えっ」

さわ子「そういう問題じゃないでしょうが」

律「どういう問題なのさ?」

さわ子「ああ~ったくもー面倒臭いわね……」

紬「りっちゃん私……いいの?」

律「愛人よ愛人。あくまで本命はさわちゃんだから」

286: 2009/10/07(水) 00:30:04.76 ID:EZ/8RSPF0
さわ子「りっちゃん外道かよ」

律「しょうがないだろ~ムギも好きになっちゃったんだから」

紬「りっちゃん……」ジーン

さわ子「感動する所違うからムギちゃん」

律「ね?それでいつにする?」

紬「私も楽しみだな!」

さわ子「話を進めるなこんちくしょう」

287: 2009/10/07(水) 00:35:18.71 ID:EZ/8RSPF0
……

澪「和ーーーっ!」ダーッ

和「ぐすっ……み、澪?」

澪「はぁはぁ……へへっ、追いついた」

和「何よ……廊下は走っちゃダメでしょう」

澪「はは、手厳しいな」

和「何かしら?急いでるんだけど」

289: 2009/10/07(水) 00:40:46.28 ID:EZ/8RSPF0
澪「あ、あのな和……」

和「……」

澪「ええっと……そ、その……」

和「……」

澪(ああっ何恥ずかしがってんだ私は!)カァー

和「……」

澪(和は急いでるって言ってるのに!)

291: 2009/10/07(水) 00:44:28.14 ID:EZ/8RSPF0
澪「……ご、ごめん和」

和「話はそれだけ?」

澪「い、いや違うんだ何かグズグズしちゃったから!」

和「そう?じゃあ何?」

澪「う、うん……(言い方きついな和……)」

和「……」

澪(でも文句も言わずに待っててくれてるんだよな……)

292: 2009/10/07(水) 00:49:43.74 ID:EZ/8RSPF0
澪「あ、あのな和」

和「うん」

澪「和は私の事好きなんだろ?」

和「……忘れてって言ったじゃない」

澪「わ、私もさ、言われてみたら好きだったんだ」

和「えっ?」

澪「だから付き合わないか私と」

294: 2009/10/07(水) 00:56:35.24 ID:EZ/8RSPF0
和「どうして……だって澪は……」

澪「唯の事は好きだよ。でも和はもっと好きなんだ」

和「……」

澪「そう気付いちゃったっていうか……ダメか?」

和「何でよ……何よそれ!」ポロポロ

澪「和……」チュッ

和「あっ……」

296: 2009/10/07(水) 01:00:13.49 ID:EZ/8RSPF0
澪「冷静そうで涙もろいとか」

和「……」

澪「生真面目そうなのに変なこだわり持ってたりとか」

和「……」

澪「でもとても優しくて……かわいい」

和「……」

澪「だ、だから好きになったんだぞ」

297: 2009/10/07(水) 01:05:18.90 ID:EZ/8RSPF0
和「私が澪を好きになった理由はそれ位じゃ数え終わらないわ」

澪「ははっそっか」

和「例えば膝とか膝とか膝とか」

澪「また膝か!っていうか膝だけしか言ってないぞ!」

和「それ程素晴らしい澪の膝」

澪「私と膝どっちが好きなんだか」

和「決まってるじゃない。澪の膝だから好きなのよ」

299: 2009/10/07(水) 01:12:22.11 ID:EZ/8RSPF0
平沢家

唯「たっだいまぁ~!うい~!」ガチャ

憂「お姉ちゃんお帰りぃ~……ってあれ?」

梓「ど~も梓です。くしし」

憂「どうして梓ちゃんがいるのかな?」

唯「実は私達付き合う事になりました!」

梓「にゃは♪」

憂「へぇ……おもしろい冗談だね」クスッ

303: 2009/10/07(水) 01:17:04.48 ID:EZ/8RSPF0
梓「本当の事だけど。それとも負け惜しみ?」

憂「お姉ちゃんは私が一番好きだって言ってくれたもんね?」

唯「あ、あういやそれは……うん」

梓「私の事も憂と同率、あるいは0.5ゲーム差で好きですよね?」

唯「う……うん」

憂「無理矢理言わせないでよ梓ちゃん」

梓「それはそっちじゃない」

307: 2009/10/07(水) 01:22:40.15 ID:EZ/8RSPF0
唯「やめてー!二人とも!」

梓「唯先輩……」

憂「お姉ちゃん……」

唯「憂は大切な妹だし!あずにゃんは大事な後輩だし!
どっちも大好きに決まってるよ!」

憂「何言ってるのお姉ちゃん……」

梓「私が一番でしょ唯先輩?」

唯「あれっ?」

309: 2009/10/07(水) 01:28:25.98 ID:EZ/8RSPF0
梓「唯先輩は私の太ももが大好きなんですよね?」

憂「バカ言わないで梓ちゃん。
お姉ちゃんが好きなのは私の太ももだよ」

唯「そ、そんなの比べられないよぉ~」

梓「じゃあはっきりさせてやるです」パサッ

憂「負けないよ梓ちゃん」ストン

唯「な、なんでスカート脱ぐのっ!?」

311: 2009/10/07(水) 01:34:10.79 ID:EZ/8RSPF0
梓「恥ずかしいですけど唯先輩にならあげてもいいです」

憂「お姉ちゃん……好きにしてもいいんだよ?」

唯(す、すごいよぉ……天国なの?ここ太もも天国なの?)プルプル

梓「唯先輩……」

憂「お姉ちゃん……」

唯「太もも最高おぉーーーッ!!」ガバッ


おしまい

312: 2009/10/07(水) 01:37:26.03 ID:PhAsPvWzO
なんか乙
すんどめとは粋なことを

313: 2009/10/07(水) 01:38:36.74 ID:/ln0aph+0
ありゃりゃ終わっちゃったか
おつー

引用元: 唯「脚フェチ!」