〜執務室〜

ゾフィー「い、いきなり何用かなっ！？ 執務の途中なのだがっ！？」

マン「ゾフィー…その様子だとまたアイドルマスターにうつつを抜かしていたようだな」

ゾフィー「ギクッ…いいじゃないか、息抜きも必要だぞ」

マン「今回は他でもないそれについて聞きに来たのだ」

ゾフィー「ほう」

マン「聞けば兄弟の中では私だけシンデレラガールズに触れていないようだ」

マン「アイドル達の何がそれほどに良いのか…元凶のお前から聞き回ろうとしている」

ゾフィー「なるほど…よし、ではお前に興味を持ってもらうために、アイドルの可愛さを十二分に教えてやろう！」

マン「三分ぐらいでいい」

ゾフィー「少なすぎだろ！」

ゾフィー「私がプロデュースする女の子はだな」ポチポチ

輿水幸子（15）

マン「ふむふむ」

ゾフィー「幸子の魅力と言えばカワイイところもそうだが、いじられキャラだな」

マン「ほう」

ゾフィー「腹パンされたりバンジーさせられたり水をかぶったり…」

マン「…ん？」

ゾフィー「なんかこう……シンパシーを…感じてしまってなぁ…」シミジミ

マン「ああ…」

ゾフィー「あと身長が142cmなのが個人的によい、決して私がそういう趣味というわけではないぞ」

ゾフィー「………というわけだ、分かったか？」

マン「なんとなく」

ゾフィー「…ま、まあ幸子の可愛さについては説明できたな」

ゾフィー「ウルトラマン、聞き回ると言わずに、お前もプロデューサーになればいいんじゃないか？」

マン「…それもそうだな」

マン「ではプロデュースしたいアイドルをこの私自作の一覧から決めるといい」

マン「決めると言われても…全部で何人いるんだ？」

ゾフィー「200ちょい」

マン「 」

ゾフィー「だいじょぶだいじょぶ、やってれば大体わかるようになるから」

マン「……よし」

ゾフィー「よーし、じっくり選べ」

ポチポチ

マン「……おっ、この子なんて可愛いんじゃないか」

渋谷凛（15）

ゾフィー「ほう…しぶりんか、いい目をしているな」

ゾフィー「もはや作品の顔とも言える。初期メンバーで能力も低いながら、そのビジュアルとキャラクターで一気に頂点人気になったまさしくシンデレラだ。ファンも多いぞ」

マン「ふむふむ…」

ゾフィー「では早速インストールして始めるのだ」

マン「よし」

ゾフィー「お前はCoPとしてプロデューサーを始めるといいだろう」

マン「うむ」

〜その後〜

ゾフィー「ここまで進めればあとは自由にやれ」

マン「分かった…だが、私がプロデューサーというのはやはり不思議な感じだな」

ゾフィー「何を言う、今やプロデューサーはザリガニやゾンビ、デュエリストでさえもこなしているのだぞ」

ゾフィー「我々ウルトラ戦士達も遅れをとるわけにはいかないのだ」

マン「なるほど」

ゾフィー「よし、今から兄弟達のプロデュースしているアイドルの聞きこみをしていくといい。 何か情報を得られるかもしれないぞ」

マン「わかった」

マン「まずはセブンのところへ行こう」





マン「………嫌だなぁ…あいつ女にはうるさいからなぁ…」

………

セブン「お前が始めるとはなぁ」

マン「私だけ乗り遅れるのも癪だからな」

セブン「そうかそうか」

諸星きらり（17）

双葉杏（17）

市原仁奈（9）

マン「ちびっこが2人…お前意外とそういう趣味か？」

セブン「違う違う！ こういう家族が欲しいだけなんだよ！」

セブン「で、どうだよ？ はぴはぴするだろ？！ お前も！！」

マン「は？」

セブン「分かんないかなぁ…こう…はっぴぃでらっきぃな感じだよ！」

マン「……」

セブン「そんな可哀想な物を見る目で見るなよ！！」

セブン「お前は誰をプロデュースするんだ？」

マン「私はだな」スッ

セブン「あー、俺も凛にしようと思ったんだよなー、こういうぶっきらぼうな娘もいいけど、しかしきらりにはなー」

マン「む…」

〜〜〜〜

ゼロ「ゼァックショイ！！」

ゼロ「…？ 過去で噂された気がするぜ…」

ゼロ「さて、ちょっくら別宇宙のきらりに会いに行ってくるか」

セブン「ああいや、きらりに劣るというわけで言ったのではない。可愛いと思うぞ」

マン「…そうか」

セブン「じゃあお前はこの三人についてはどう思う？」

マン（どうと言われても…）

マン「まぁ…良いんじゃないか？」

セブン「おお！ やはりお前にも分かるか！ 良いよなぁ！ はぴはぴするんだよ！ 分かるか？ はぴはぴ！！ 仁奈を精一杯可愛がってやりたいんだ俺は…親父の気持ちになるですよ…そして杏に飴をたくさん買ってあげるんだ…杏はまるっこくてちっこくて…中でもきらりはいいよな…あんな娘がいたら毎日楽しいだろうな…ハヤシライス作ってやりたいなぁ…」

マン（面倒だから次に行こう）スタスタ

セブン「『パパの作ったハヤシライスはとーっても美味しいにぃ☆』なーんて！ ……おや？ ウルトラマーン、どこにいったー！」

島村卯月（17）

ジャック「兄さんは凛ちゃんですか、あと一人でニュージェネですね」

マン「ニュージェネ…？ ああユニットか、ところでジャックは何故彼女を選んだのだ？」

ジャック「…努力してやっと大台に乗ったという来歴に感動したんです。このゲームシリーズがアイドルをプロデュースするものだということは以前から聞いていましたが、やはりプロデュースする以上お互い努力を積み重ねて階段を登らなければいけないのです。私が地球で流星キックを会得したように、努力こそ第一だと思います。報われても報われなくても努力したという結果が残る限り無意味とはいいませんので、彼女と私がより一層努力すればトップアイドルに近づくのです。 そしてなによりも…」

マン「……」

〜15分後〜

ジャック「そしてみてください、この笑顔。これこそ女神の微笑みです、まさしく真の宇宙平和、我々の目指すべきものです。この笑顔を目前に拳を下せますか？ 彼女を普通という一言で評価するのはあまりにも愚かなことです、シンプルイズベスト、王道、定石…

マン「分かった、もういい、ありがとう」

A「俺はですね…」

財前時子（21）

マン（………意外とそういう趣味か、そりゃあんな職場にもいられるな…）

マン「なぜ彼女を選んだ？」

A「いやぁ…」

A「こういう女の子にギロチン見せつけて恐怖で服従させるのってゾクゾクしません？」

マン「 」

A「ああもちろん、普通の女の子にはそんなことしませんよ？ 当然です」

A「なんか…優越感というか…言い表せない快感がね…あるんですよ」

A「カラータイマーにジーンとくるというか…ゾクゾクするんですよ…分かります？」

マン「」

A「もういいでしょうか？ そろそろ超獣討伐に行きたいんですが」

マン（なるほど、ウルトラマンドエースか）

マン「次はタロウだな、…アレの後だと霞むだろうが」

マン「あ、日課の円谷（つぶ）やきをしなくては」

ポチ…ポチポチ…

《ウルトラマン デレマスなるものと遭遇、渋谷凛ちゃん可愛いなう》

タロウ「一番やらなそうな兄さんが始めるとは思いませんでしたね」

南条光（14）

マン「ああ…しかしお前のことだ、ツインテールの女子を選ぶかと思ったが」

タロウ「あずにゃんは唯一にして無二なんですよ！」

マン「……なるほど」

マン（もう終わって4.5年になるか、相変わらず一途だなタロウよ…）

マン「それで、光を選んだ理由は？」

タロウ「彼女は我々のファンだそうでして、私がプロデュースしなくて誰がするのかと…そういう理由です」

マン「…普通だな」

タロウ「えっ」

マン「すごいのが続いたから拍子抜けしたぞ」

マン「レオがこういうものをするのは意外だった…」

レオ「セブン兄さんが熱中していたので、影響されました」

マン「レオはどのアイドルをプロデュースしているんだ？」

レオ「日野茜です」

http://imgur.com/qk81ygL.jpg
日野茜（17）

マン「…なるほど、見てくれからパッションが伝わってくる子だな」

レオ「この熱血漢…いや、熱血娘に惹かれました」

マン「ジープで追い回したり泡だらけにして特訓するのか？」

レオ「ヒェッ……私をなんだと思ってるんですか」

マン「80、デレマスの話なんだが」

80「(　ﾟдﾟ)」

マン「…何をそんな豆鉄砲を食らったような顔を」

80「あ、いや失礼…兄さんの口からデレマスという言葉が出るとは…」

80「私がプロデュースする子は」


龍崎薫（9）

80「先生ですから、この子しかいないと」

マン「うむ」

80「あとは…」


福山舞（10）


佐々木千枝（11）

80「この2人です」

マン「……あっ、ふーん（察し）」

80「…なんだかとんでもない誤解を受けた気が……違うんですよ！？ たまたま可愛いなーと思ったアイドル達が小さい女の子だっただけで！」

マン「もういい、喋るな、ドツボにハマるぞ」

80「頼みますからユリアンにだけは言わないでください！ なんでもしまむら！」

マン「ん？」

マン「なんでもすると言うから夕飯の買い出しを頼んだ」

マン「さて次はメビウス……」

マン「……」

マン「大穴狙いで行ってみるか」

赤城みりあ（11）

父「みりあちゃんが可愛くてなぁ」

マン「」

父「昔のタロウを思い出すのだ…」

母「この元気いっぱいなところがそっくりですよね」わかるわ

マン（あぁそういう…良かった…）

メビウス「アイドルマスター…ですよね？ 「みりおんらいぶ」ってやつじゃないんですか？」



マン「まあ…間違ってはいないな、いないんだが…」

マン「そろそろ円谷ったーにも返信が来ているかな」


《ウルトラマン デレマスなるものと遭遇、渋谷凛ちゃん可愛いなう》


《Re.マグマ星人@ウルトラマン マン兄さん何してはるんですかｗｗｗｗｗ ちなみにままゆは俺の隣で寝てますｗｗｗｗｗｗ》


《Re.ダークザギ@ウルトラマン なんと…新境地ですね、私は二宮飛鳥ちゃんのプロデューサーです。彼女の言動には時折ハッとさせられます、真理というか真実というか…何か深いものがあるんです》


《Re.ウルトラマンティガ@ウルトラマン 闇に飲まれよ！！》


《Re.ウルトラマンダイナ@ウルトラマンティガ おいやめろ》


《Re.ウルトラマンナイス@ウルトラマン なんとマン兄さんが！ ベリーナイスなチョイスですね！》


《Re.ウルトラマンジョーニアス@ウルトラマン みんな俺の事は知らなくても、ちゃんみおの事は知っておいてください！》


《Re.ウルトラマンキング@ウルトラマン ﾐﾐﾐﾝ！ﾐﾐﾐﾝ！ｳｰｻﾐﾝ！》


マン「……こんなに流行っていたのか」

マン「ちひろからガチャチケなるものを貰った」

マン「これでアイドルを当てるのか、よし」

…………

マン「2枚変わったものが出たな…」

マン「このSR とは強いものなのか」

執務室

ゾフィー「みりあちゃん可愛いよぉ…ふひひ」

マン「ゾフィー」

ゾフィー「ギョエエエエエエエエエ！？！？」

マン「…どうした」

ゾフィー「ああ…なんだお前か…みりあちゃんを愛でていたからバードンが燃やしに来たのかと思ったぞ」

マン「そんな訳ない…いや前にあったな、ところでさっきSR のアイドルを引いたんだが…」

ゾフィー「な、なんだと！？」

マン「ガチャチケで引いたら2枚出てきた」

ゾフィー「」

あれ、SRの後ろプラス見えてる？
＋

自己解決



執務室

ゾフィー「みりあちゃん可愛いよぉ…ふひひ」

マン「ゾフィー」

ゾフィー「ギョエエエエエエエエエ！？！？」

マン「…どうした」

ゾフィー「ああ…なんだお前か…みりあちゃんを愛でていたからバードンが燃やしに来たのかと思ったぞ」

マン「そんな訳ない…いや前にあったな、ところでさっきSR＋のアイドルを引いたんだが…」

ゾフィー「な、なんだと！？」

マン「ガチャチケで引いたら2枚出てきた」

ゾフィー「」

マン「これはどうすれば…どうした？」

ゾフィー「あんたん氏すべし慈悲はない！！」

マン「ちょっ」

ゾフィー「どりゃああああああ！！！」ビシュウウウウ

ゾフィー、怒りと悲しみのM87光線！！

マン「あぶなっ、危ない！！」

〜街中〜

マン「恐ろしい目にあった…」

マン「……お？」

【シンデレラガールズG4UVol.1入荷しました！】

マン「これは、モバマスじゃないか」

マン（絵ばかりだったから3Dモデルは新鮮だな…）

マン「これください」

モブトラ「ラッシャッセ」

マン「久しぶりにゲームを買った」

マン「見た所写真を撮るだけらしいが…これは失敗したか？」


〜〜〜〜〜


マン「ずっと遊んでられるわ」ﾅｶﾖｼｰ…ｺﾝﾋﾞ!

マン「…お」

マン「今いいの撮れた」

〜その夜〜

マン「あ…もう12時になるか」

マン「よるほーよるほー…」

ポチポチ…

《ウルトラマン よるほー！》

〜30分後〜

《ウルトラマン よるほー！》


《Re.グローザム@ウルトラマン 残していこうか、私たちのよるほー…！》


《Re.ウルトラマンタロウ@ウルトラマン 深夜の円谷ったーは静かですね。でも私たちは消えないよるほーを刻みたい…。この宇宙の、生命体の心に…！》


《Re.ガッツ星人@ウルトラマン 俺もよるほー決めるためにもっと頑張らないと…。言っておくけど、止まる気はないよ？》


マン「な、なんだこのポエミーな返信は…」

〜その後〜

マン「…」携帯ポチポチ

ゾフィー「見事にはまったな」

マン「地球人が作るものはやはり素晴らしいな」ポチポチ

ゾフィー「羽目をはずすなよ、給料すっ飛ぶからな」

マン「ああ、もちろ…ん？」ポチ

「プロデューサー、好きな色ってある？私は蒼が好きかな」

マン「 」

ピ口リン

ヒカリ「メールか、珍しいな…」ポチポチ

from:ウルトラマン
件名:蒼くなりたい

ヒカリ「…？ …？？？」


ウルトラマンヒカリ（22000）


おわり

キャラ崩壊の注意書きしとけばよかったと心の底から後悔
許してくださいなんでもしーもんす

おまけ

《多田李衣菜 いやーそういえば最近はヘッドホンだけじゃなくて、ギターにもハマっちゃってさ。かなりマニアックなギターも手に入れて弾いたりしてるんだよね》

《多田李衣菜 私のロックンロールっぷりといえば、もう業界でも随一のレベルじゃないかな。最近は、自前のギターを弾きながら調律したりしてるんだ。どう。かなりロックンロールでしょ？》

《ダークザギ@多田李衣菜 奇遇ですね！私もロック好きなんです。昔地球のギターでフェルナンデスっていう会社のBurny RLG240という型がありましてね。オススメだったんですが生産完了になってしまったんですよ。何か最近のギターでオススメのものとかありますかね？》

《多田李衣菜 さて、ちょっと忙しいのでしばらく落ちまーす！》