1: 2008/12/06(土) 00:09:30.26 

トウジ 「ww」

シンジ 「監督、全然オッケー出してくれないんですよ。もっと振り抜いて! とかすごい細かくて」

トウジ 「芸人でもあんだけようドツキませんよ」

シンジ 「まだお互いコミュニケーション取れてないのにねw」

ききて 「惣流さんはどうですか? 辛かったこと」

アスカ 「あのー……結構キレるっていうか、精神的に追いつめられる場面が多かったのと……
     結構露出が多かった記憶がw」

トウジ 「いや、それ言うたらレイちゃんですよ。だって、デッカイ水槽に全裸でワッサ~」

レ イ 「その表現はやめて欲しいんですけど!?」

ききて 「あれって、本物なんですか」

レ イ 「それはまぁ……あれですよ、想像に任せる的な?」

シンジ 「その言い方古いなw」

レ イ 「古い言わないでよw」



6: 2008/12/06(土) 00:21:14.00 ID:w4El2LwY0

ききて 「では綾波さんは」

レ イ 「碇君と一緒に踊るシーンですねー。お話の中では私との息がピッタリって
     いうことなんですけど、実際は私が全然駄目でww」

シンジ 「葛城さんひいてましたから、この人あまりに下手なんで。で、逆にアスカ
     ちゃんとのコンビがバッチリっていうオチでね」

ききて 「あ、正反対の状態だったんですね」

アスカ 「練習もほとんど無しで合ったんです。むしろ合わない演技するのが難し
     くて」

トウジ 「でもホンマこの3人、おもろいですよ。これにゲンドウさん入ったらキングオブ
     コント優勝できるんちゃうかと」
 
シンジ 「ウチの父さんの天然ぶりは最高ですからね」

アスカ 「否定はできないかもw」

ゲンドウ「……」

12: 2008/12/06(土) 00:29:37.17 ID:w4El2LwY0

トウジ  「出た! 父さん何してはるんですかwww」

ゲンドウ「インタビューって聞いたんだけど」

シンジ 「父さんカメラまわってるからww ちょっともう、向こう座っててください」

レ イ  「凄いタイミング……」

ゲンドウ「ああ、すいません」

ききて 「いえ……ご本人、キャラクターまんまですね」

シンジ 「ほぼ素、みたいですよ」

ききて 「なるほど……話を戻しまして、トウジさんの辛かった事は」

トウジ 「あのー、自分のキャラになかったんでキツかったんですけど、ヒカリちゃんと
     甘酸っぱいやりとりあったでしょ? アレですわ」

レ イ 「それは別にいいんじゃないの? 初々しくて」

トウジ 「ちゃうねん、俺あーいうの嫌いやって」

アスカ 「真面目なシーンなのに笑い出して、NG10回くらい出てましたよね」

トウジ 「そうそう、あの時のスタッフの冷たい目ぇは今でも忘れませんよ」

14: 2008/12/06(土) 00:37:21.30 ID:w4El2LwY0
ききて2「では、大人チームの皆さんにはこちらでお話をうかがおうと思います。よろしく
      お願いします」

ゲンドウ「……よろしく、お願いします」

加 持 「どうも」

ミサト  「こんにちは~」

リツコ  「どうもです~」

ききて2「まずはゲンドウさん、撮影を通して、一番苦労されたのはどんなことですか?」

ゲンドウ「苦労……うーん……」

加 持 「…… あ、あのゲンドウさん、パッと思いついたのでいいんですよ。そんなに考え
     込まなくてもww」

ミサト  「www」

ゲンドウ「じゃあ、座った時のあの独特のポーズ」

ききて2「実際流行ましたね、あれ」

ゲンドウ「プライベートでもあれが身に付いて、前より一般の人に気づかれるように……
     はい、なりました」

加 持 「あ、やっぱり身にしみたんですねアレ」

リツコ 「待機中もずっとしてましたもんねー」

22: 2008/12/06(土) 00:46:12.36 ID:w4El2LwY0
ききて2「お隣の赤木さんは?」

リツコ 「私は特に無いんですけどー、強いて言えば衣装のミニスカートとタイツが……
     ちょっと、ねぇww」

加 持 「あれはいいものじゃないですか! 赤木さんの大人の色気爆発ですよ」

リツコ  「あ、すいませんこの人工口伯爵なので」

ききて2「伯爵ですか」

リツコ  「男爵のその上いくんですww」

ききて2「なるほど……ミサトさんは?」

ミサト  「私はたぶん、加持君と同じだと思うんですけど」

ききて2「あ、役以外でも加持君て呼ばれるんですか」

加 持 「あっハイ、舎弟なので」

ミサト  「ちょっとww 人聞き悪いでしょww」

ゲンドウ「……」

リツコ  「www ゲンドウさん、納得してるwwアハハww」

ゲンドウ「えっ?」

ミサト  「もー、大人チームなんだからみんなしっかりしてよww」

25: 2008/12/06(土) 00:58:50.35 ID:w4El2LwY0
ききて3「こちらは敵チームのお二人です」

カヲル 「こんにちは」

キール 「ども、よろしゅう頼みます」

ききて3「あれ、キールさんは関西の……?」

キール 「そうですよ僕、実は関西なんです」

ききて3「あ、そうでしたか……まずカヲルさんは、髪は地毛だとお聞きしましたが?」

カヲル 「あ、はい。生まれは外国なので」

キール 「すごいでしょ彼のこの髪、僕ね、最初見たときえらい染めるなぁ思て。
      ゼーレのみんなとあれは地毛や、脱色やー言うてね」

ききて3「あ、すみません今カヲルさんに……」

キール 「あーこれは失礼、すんませんね」

ききて3「気を取り直して……シンジさんとはちょっとアヤシイ雰囲気になるシーンが
      ありますが、実際はどうなんでしょう? 皆さん気になってると思いますが」

カヲル 「なんというか……正直、お互い微妙な感じかもしれないですw」

キール「やっぱり君らそうやったんかー」

ききて3「キールさんちょっと黙ってもらっていいですか」

37: 2008/12/06(土) 01:15:34.88 ID:w4El2LwY0
ききて1「アスカにもっとしゃべらせろとリクエストがありましたので、ちょっとアスカさんに
     質問したいと思います」

アスカ 「はい」

ききて1「今まで戦った使徒の中で、一番印象に残っているものは?」

アスカ 「えと……使徒じゃないんですけど、劇場版で量産型のエヴァと戦った時です、ね。
      あの時は生きてきた中で、一番なんていうか、はじけたなぁって」

ききて1「非情に印象的なシーンですね。では次に、共演者の男性陣の中で、一番好みの
     タイプといえば?」

アスカ 「えぇ……いや、皆さんいい人ですよ? 誰とは……」

トウジ 「ちゃうねんアスカちゃん、ここは空気よまな」

アスカ 「えぇと……とりあえずシンジ君ではないです」

シンジ 「いきなり名指しきたよーww」

アスカ 「いや嫌いっていうことじゃなくて、やっぱり一番カラミが多くて、なんていうか兄と妹
     みたいな感じなんですよ」

レ イ  「えーでもそういう風には見えなかったけど……」

シンジ 「いや君、週刊誌に書かれるようなこと言わないでww」

54: 2008/12/06(土) 01:33:34.73 ID:w4El2LwY0
ききて4 「えー、こちらでは使徒の皆さんにインタビューしたいと思います。なお、皆さんは
       しゃべれませんので、あちらの電光ボードにメッセージが表示されます。では、まずは
       この方、第14使徒ゼルエルさんです」

ゼルエル『どうもっす~ ヒラヒラ』

ききて4 「ゼルエルさんと言えば、暴走した初号機に相当けちょんけちょんにされましたね」

ゼルエル『そうなんすよ~、さっきシンジ君達も言ってたでしょ? 監督がもっと過激に、猟奇的に
      とか細かいから…… ヒラヒラ』

ききて4 「最後食べられてましたけど、大丈夫でしたか?」

ゼルエル『さすがに入院したっすよ。でも使徒のみんなが見舞いに来てくれたんで、早く
      退院しましたけどね。 ヒラヒラ』

ききて4 「入院、ですか」

ゼルエル『リリス姐さんが果物むいてくれたりして、みんないい使徒っすよ。ヒラヒラ』
       あーでもアラエル君はメッセージだけだったなぁ ヒラヒラ』

ききて4 「……」

66: 2008/12/06(土) 01:47:10.04 ID:w4El2LwY0
ききて2 「話を戻しまして、ミサトさんの苦労されたエピソードを」

ミサト   「あの、加持君との関係がリアルすぎるって、ファンから凄く言われます」

加 持  「ww あはははww」

ミサト  「もー、笑い事じゃないからww それ言われ始めてから、何だかやりにくくなっちゃって」

ゲンドウ 「でも二人、お似合いだよね」

ミサト  「ゲンドウさんもそういうこと言うんですか? ww」

リツコ  「私すんごい笑ったんですけど、ゲンドウさん一時期本気で二人が付き合ってる
       って信じてたんですよ」

ゲンドウ 「いや、あのカラミはみんな信じるだろ」

加 持  「どうやら本気らしいってことで、僕と葛城とゲンドウさんで話したんだよね」

ミサト  「ネルフの司令室で、あたし達何でもありませんから! ってww」

加 持  「監督に言われましたね、ここはそういうことを話をする場じゃないとww」

リツコ  「それでみんな爆笑w」

76: 2008/12/06(土) 02:06:55.04 ID:w4El2LwY0
ききて4 「続いて、ラミエルさんにお越しいただきました」

ラミエル 『よろしくです(^o^)』

ききて4 「えーエヴァとの戦いの場面で、ラミエルさんが強力な加粒子砲を放つ場面が
      ありますけども、何か、アクシデントがあったそうですね?」

ラミエル 『助監の秒読みより、ちょっと早めに撃っちゃったんです(^^;) あれは射線上に
       他の使徒のみんながいて、砲撃を止めてくれることになってるんですけどね、
       タイミング早くてちょっと当たっちゃって(>_<)』

ききて4 「みなさん、大丈夫でしたか?」

ラミエル 『その後のガギエル君、撮影がちょっと延びちゃいましたm(_ _)m』

ききて4 「それは災難でしたね」

ラミエル 『でもこのくらいはまだカワイイほうですよ? 僕らより、劇場版の量産型エヴァの
      子達と2号機が戦うシーン……あれの方がかなり……』

サキエル『あれ? 何してんだラミエル、おいらの出番じゃねーの?』

ラミエル 『まだですよサキエル兄さん、待っててくださいよー(-_-)』

サキエル『そうなの? 畜生、ゼルエルの野郎嘘つきやがった! ゼルエルどこ行ったか
       知らねーかい?』

ききて4 「あ、インタビュー終えてどこかに……  行っちゃった」

83: 2008/12/06(土) 02:26:14.39 ID:w4El2LwY0
ききて1「さぁ、やはり女性キャラの人気は凄いものがあるようで……リクエストにより、
      二人のフリートークをどうぞ」


レ イ 「特別企画、レイの部屋~!」

スタッフ 「パチパチパチパチ」

レ イ 「スタジオ隅の特設セットからお送りする、レイの部屋、最初で最後のゲストは
     惣流・アスカ・ラングレーちゃんですぅ~」

アスカ 「あの、普通に話さない?ww」

レ イ 「あ、そう? じゃあ普通にww えーと…… 昨日の夜ご飯何食べた?」

アスカ 「最初からその話?ww 昨日は加持さんとマヤさんと、みんなで食べたよ」

レ イ 「加持さんと食べたんだw 私もこの間誘われたよー。良い店行こうって」

アスカ 「さすが工口伯爵w」

レ イ 「ていうかさ、アスカちゃんてホント役とキャラと真逆だよね」

アスカ 「レイちゃんも正反対だよね。26話の学園エヴァの役? あれが本当でしょ?」

レ イ 「今まで抑えてきたのを、一気に解放したもん、アレ。面白かった~」

アスカ 「あれだけで何か、やらないのかな」

レ イ 「やー、無理じゃない? 大人の事情もあるし」

87: 2008/12/06(土) 02:39:41.18 ID:w4El2LwY0
ききて3 「こちらは……なにか色々混ざってきましたね」

キール 「ちょっとちょっと君、混ざってきたて失礼やな」

トウジ  「キール師匠、ここは一つ言うたってくださいよ」

マコト  「ていうか、僕らの紹介してくださいって」

ききて3 「えー、オペレーター? の二人であるマコトさんとシゲルさんです」

シゲル 「ハテナマークついちゃった……どうも、よろしくー」

マコト  「お願いします!」

トウジ  「ぶっちゃけアレですよね、二人……何で来ました?」

マコト  「なっ、何で来たって出演者だからだよ!」

シゲル 「目立ってないけどな」

マコト  「め、目立ってるでしょ! 自分で言っちゃ駄目!」

ききて3 「あまり、個人の人間的な描写が無い印象ですね」

マコト  「ちょ、良く見てよ良く! 色々頑張ってるよ!?」

キール 「君ら、何の役やったっけ」

マコト  「そこから!?」

131: 2008/12/06(土) 11:55:32.95 ID:rjbohgM40
もどった

加 持   「シンジ君。俺はここで水をまくことしかできない。だが君にn……」

チュドーーーーーン!!

加 持   「うおっ!」

シンジ   「!」

監 督  「はいカーット! 何ちょっとスタッフ、何があった?」

スタッフ 「すいませーん、ちょっとN2爆雷爆発させちゃいました!」

監 督  「おいおい、ちゃんと管理しとけー? じゃ今のシーンもう一回準備……」 

シンジ  「N2爆雷、そんなに何個もあるんですか」

加 持  「兵器系は、予備がちゃんと用意されてるみたいだから」

シンジ  「ポジトロンライフルも?」

加 持  「俺さ、一回保管庫見たことあるんだけど、こう、ライフルが幾つも……
       ってごめんなさい、じょうろの水なくなっちゃったw」

ゼルエル『あのー、僕ちょっと爆風食らっちゃったんすけど。 ヒラヒラ』

スタッフ 「えーっとすみません、ここでゼルエルさん再生待ちでーす!」

135: 2008/12/06(土) 12:19:27.39 ID:rjbohgM40
ききて1「NGシーンを一つ挟んだ所で、こちらシンジさんとカヲルさんです」

シンジ 「何か、向こうでレイの部屋とかやってるんですけど」

ききて1「リクエストがあったので、アスカさんとフリートークしてもらってます。
      今は……料理コーナーですね」

レ イ  「キャー! キャー!」

アスカ 「こっ、焦げてる焦げてる!」

カヲル 「あの、僕手伝ってきましょうか?」

シンジ 「いいんじゃない、放っとけば? 面白いしww」

ききて1「あの二人、料理駄目なんですか」

シンジ 「全く、ですね。ミサトさんはホントは上手いんですけど」

ききて1「なるほど……気を取り直して、お二人は撮影中、よく二人でゲームをして
      遊んでいたみたいですね」

カヲル 「やってました、ハイ。二人でモンハンを……」

シンジ 「僕らゲーム班なんです、エヴァの中で。あとメンバーは冬月先生がいて」

ききて1「冬月さんですか? 意外なメンバーですね」

カヲル 「僕とシンジ君より上手いですよ。待ち時間にソフト買って来るくらい好きみたいです」

143: 2008/12/06(土) 12:45:10.79 ID:rjbohgM40
ききて2「えー……スタジオ内特設セットからお送りしたお料理コーナーですが……」

アスカ 「あの、これは、一生懸命作りました」

レ イ  「気持ちだけは入ってますから、ねっ」

アスカ 「ねっ」

ききて2「では、こちらの……一応クッキーのようなものを、他の出演者の皆さんに
      食べていただきましょうか」

アスカ 「とりあえず、あそこのシンジ君達に……」


シンジ 「…… むぅ……」

カヲル 「あ、ええと、歯ごたえは変わった……うっ」

レ イ  「気持ちだけは、ちゃんと入ってるから、ねっ!?」

シンジ 「これ、何入れた……? 口の中で凄い異臭が」

アスカ 「……」

カヲル 「しっ、シンジ君、アスカさんが……本気でヘコんでる」

シンジ 「www ちょっ、ごめん、これはホントごめんw」

アスカ 「次行きます……」

155: 2008/12/06(土) 13:52:31.87 ID:rjbohgM40
ゲンドウ「ああ、そういえばあの、葛城三佐泥酔事件があったろ」

ミサト  「そっ、それはカメラの前でまずくないですか!?」

加 持 「マンションでのシーンで、風呂上がりにビールを飲むシーンがあったんですよ。
      そこでww 葛城が下戸っていうのが判明して」

ききて3「えっ、ミサトさん下戸でいらっしゃったんですか?」

加 持 「俺とゲンドウさん見学してたんですけど、一応リハでも飲んどこうって話で、監督も
      ちゃんと本物用意してたんです。その一杯で酔っちゃったんですよ」

ゲンドウ「泣き始めたんだっけ、葛城君」

ミサト  「もう……何だか悲しくなってきちゃってwww」

リツコ  「お風呂場に干してある下着持ってきて、『あたしこんな派手なの趣味じゃない!』って
      泣きながら叫んだんだよね?ww」

ミサト  「かっ、加持君言ったの!?」

ゲンドウ「悪い、俺が言っちゃったのよ」

ミサト  「ちょっと、もう~!!」

ゲンドウ「でもあれは、ウチの息子の教育に良くなかったな」

加 持 「笑ってましたけどねww」

160: 2008/12/06(土) 14:09:34.59 ID:rjbohgM40
トウジ 「師匠、俺らもうインタビュー終わりですか」

キール 「所詮、脇役やからねぇ」

冬 月 「ですかねぇ」

トウジ 「って冬月センセ、来てはったんですか」

冬 月 「ああ、さっき来た。私もこの後インタビューなんだよ」

トウジ 「あれ、今日はPSPやってはらへんのですか。ノートPC?」

冬 月 「今、ある洋ゲーの攻略サイト作ってるんだけどね。その更新」

トウジ 「さすがやなww」

ペンペン 「クゥエ~~~」

キール 「おー? お前なんや、おっちゃんに何の用…… あれ?」

トウジ 「あっ、赤い眉毛が白なってるやん!!」

ヒカリ 「すいませ~ん、ちょっとペンペン捕まえてください~」

マ ヤ 「ちょっとメイクしてあげようと思ったら、逃げ出しちゃって……」

冬 月 「メイク? 君達何したの?」

マ ヤ 「えぇと……時期的に、ちょっとサンタ風にしようかなって……」

169: 2008/12/06(土) 14:27:43.75 ID:rjbohgM40
ケンスケ「駄目じゃん逃がしちゃ~。ちょっと抑えてて」

ヒカリ  「これ見つかったら、レイちゃん怒るかもね」

マ ヤ  「へー、彼女ペンペン大好きなんだ」

ヒカリ  「動物大好きっ娘ですよ、あの子」

ケンスケ「ここを、こう…… できたっ!」

マ ヤ  「すごーい、カワイイ~!」

ケンスケ「俺、こういうの得意なんすよ。でもオタクじゃないからww」

ヒカリ  「髭もついてるし、芸細かいよね」

レ イ  「トウジ君に聞いてきたら……ホントに眉毛塗ってるし」

ケンスケ「噂したら来たじゃん、インタビュー終わり?」

レ イ  「っていうか駄目でしょこれ! 可哀想だよー」

マ ヤ  「でもさ、おじいさんだもんサンタさん。しょうがないよ」

ヒカリ  「いや、マヤさんそういう問題じゃなくてww」

マ ヤ  「え?」

ケンスケ 「相変わらず天然だねぇ」

171: 2008/12/06(土) 14:50:41.76 ID:rjbohgM40
アスカ 「ぬぅあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

量産型 「(やられる)」

アスカ 「でェええええええいっ!!」

量産型 「(はじける)」

アスカ 「おんどりゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

監 督 「はいカーット! アスカさぁ、そこはセリフじゃないか? しかもおんどりゃーは無いわww」

アスカ 「えっ? あ、すいません、つい」

監 督 「じゃー、もっかい今の所からいこうか。量産型、また位置ついて」

アスカ 「お願いしまーす!」

量産型 (えっ、もしかして俺ら、また?)

量産型 (いくら再生するったって、いてーっつーの)

量産型 (まあ、これも仕事だし……)

185: 2008/12/06(土) 15:47:28.33 ID:rjbohgM40
ききて1 「えーと、シンジさんはチェロが得意という役所ですが、実際は……」

シンジ  「実際は、出来ないですよ、もちろん。だからカヲル君に教えてもらってやりました」

ききて1 「カヲルさんはチェロの経験がおありで?」

カヲル  「偶然、習ってたので」

ききて1 「では、手取り足取り教えたわけですね」

シンジ  「そういう表現は控えて欲しいんですけどw」

カヲル  「とにかくずっと練習しましたね。自分の撮影がない時とか、ネルフ本部でレッスンして」

シンジ  「冬月先生にゲームのBGMリクエストされたり。出来ませんからって断ってw」

ききて1 「そうですか……あと、一緒にお風呂に入るシーンですが」

シンジ  「またそっち系? あれは期待されるようなことはなかったですよ。スタッフも大勢いたし」

カヲル  「ペンペンが乱入して、カメラにお湯かけて大変でしたけど」

188: 2008/12/06(土) 16:07:23.15 ID:rjbohgM40
ききて3 「こちらはメンバーを一新しまして、こちらの皆さんです」

ゲンドウ 「ゲンドウです」

ユ イ  「妻です。よろしくお願いします」

ききて3 「お二人は、キャラクターそのままといいますか……役柄と似てますね」

ユ イ  「そうですねー、そのままって良く言われますよー」

ゲンドウ 「この人、素はマヤ君と通じる点がありますから」

ユ イ  「やだもう、私そんなに童顔じゃないですよーww」

ゲンドウ 「いや、天然という意味で」

ユ イ  「…… あなたも人のことは言えないと思いますけど? 」

ゲンドウ 「それはまあ、シンジにもよく言われるが(微笑)」

ユ イ   「というわけで、私達天然夫婦です♪」

ゲンドウ 「……ユイ君、無理矢理恥ずかしいポーズ取らせないでくれないか?」

ききて3 「……」

191: 2008/12/06(土) 16:32:41.14 ID:rjbohgM40
冬 月 「中央作戦室のメインモニタでバイオシリーズをプレイしたのは、いい想い出ですよ」

ききて1「あっ、あの巨大なモニターでですか!?」

シンジ 「レトロゲームもしましたよね、それぞれの実機繋げて。どうやったのかなww」

カヲル 「W○iを始めた頃に他のキャストの人も集まってきて、大スマ○ラ大会になったねw」

冬 月 「両方私がセッティングしたんだ、それ」

シンジ 「せっ、先生ファミコン繋げたんですか? 凄いですねww」

冬 月 「大道具のスタッフに、手伝ってもらってな」

カヲル 「僕らとレベルが違うね、シンジ君」

冬 月 「オペレーターが使ってる端末でも出来たんだが、ゲームは実機でプレイするのが
      醍醐味じゃないかね?」

ききて1「なんというか……おみそれしました」

195: 2008/12/06(土) 16:53:40.77 ID:rjbohgM40
レ イ  「ききての人もいなくなった所で、見てこの写真。シンジ君のアパートでパーティーやった
      時のだけど」

ヒカリ  「あれ、これなんでパーティやったんだっけ?」

アスカ 「子供チームでハロウィンパーティーしたんだよ、この時。ほら、みんなコスプレしてる」

ヒカリ  「あー、そうだったねー。っていうか、あの3人組使徒になってるww」

レ イ  「ケンスケ君だけレリエル……ただの球体だよww」

アスカ 「そういう私達も、何で2号機と零号機になってるのww」

レ イ  「それはその、男性陣の期待を裏切ろうと思って」

ヒカリ  「私だけプラグスーツとか……浮いてるし」

アスカ 「そういえば、マヤさんどこ行ったの?」

レ イ  「向こうでまた、インタビューだって……」

ケンスケ「そこの3人、コーナー録りするから来いってさ」

ヒカリ  「コーナー録り?」

ケンスケ「スタッフがこっそりカメラ回した映像があるから、それを見るんだって」

197: 2008/12/06(土) 17:09:06.24 ID:rjbohgM40
ききて2 「つまり、撮影の合間にこっそりスタッフが撮った映像ですね」

ミサト  「それはわかるけど、何で子供チームと分けてるんですか」

加 持  「ぶっちゃけ教育上の問題でしょうなぁ」

マ ヤ  「なんか不潔ですねw」

リツコ  「マヤちゃん、顔が嫌がってないわ」

ききて2 「では最初はこちらです、どうぞ」

リツコ  『私この間ネットで見たんだけど、パソコンて電源落とすより、スリープ状態とかに
      した方が電気代安く済むんだって』

ミサト  『へー、そうなんだ』

リツコ  『ほら、今不況だしバカになんないじゃない? 色々気使ってんのよ』

ゲンドウ『悪い、次どのシーンだっけ?』

リツコ  『冬月先生との会話からですよ』

ミサト  『そういえば私も最近、節約始めたわ。メイクにかけるお金減ったもん』

リツコ  『それは無理かなぁ。よく減らせるじゃない』

ミサト  『そりゃ、あなたその濃さのルージュ付ければ……ねぇ』

リツコ  『これは役柄ですー』

199: 2008/12/06(土) 17:22:14.39 ID:rjbohgM40
トウジ  『ほんならもう、誰がレリエルするかじゃいけんで決めようや』

シンジ  『こっちのリリスの全身タイツもキツイなぁ……』

ケンスケ『サハクィエルなんてこれ、顔だけだぜ……』

トウジ  「もー最悪や、ホンマに撮ってるやないですか!」

アスカ  「え、これってまさか、私達のも……?」

ききて1 「まだまだありますよ、続きどうぞ」

レ イ   『えー、2号機さん、こっち向いてもらっていいですか』

アスカ  『えっ!? ちょっと、カメラ回さないでww』

レ イ  『ヒカリさんも、プラグスーツ似合ってますね』

ヒカリ  『二人とも、よくこんな恥ずかしいスーツ着てたね……』

アスカ  『それ、スタッフに騙されたの。ウェットスーツみたいでいいっすよ~って』

レ イ  『ていうか、向こうの影から白いタイツらしきものが見えたんだけどww』

アスカ  『ホントに? 何着てるのかな、あの3人』

ヒカリ  「ってこれ、スタッフに提供してるじゃない、レイちゃん」

レ イ  「やー、まあ、ねえ? ごめんねww」

203: 2008/12/06(土) 17:43:02.08 ID:rjbohgM40
シンジ  『というわけで僕ら、使徒のコスプレをしてみました。僕は見てのとおり、リリスです』

ケンスケ『……トウジ、レリエルって何て鳴くの?』

トウジ  『それより何で俺は顔以外衣装のジャージやねん! 中途ハンパすぎるやろ!?』

レ イ   『うぉーーー』

アスカ  『う、うおーーー』

ヒカリ   『ど、どうもー……エヴァとそのパイロットです……』

ケンスケ『これまた悪い意味で期待を裏切ったなぁ、3人とも。スタッフもひいてるよ』

レ イ  『えー、そっちも使徒のチョイス間違いすぎてない?』

アスカ  『シンジ君、リアルにキモイかも』

シンジ  『いや、あえて難しい使徒を選んでみたんだけどさ』

ヒカリ  『ってちょっとユイさん、写真撮らないでくださいよ!』

ユ イ  『いいじゃない、みんな良い感じで恥ずかしいよー』

トウジ  『ほめてもくれんのかいアンタ』

シンジ  『じゃあスタッフも大注目の中で、仕込み済みの王様ゲームしようか。王様の人がこの、
      罰ゲームが書かれたくじを引いてください』

207: 2008/12/06(土) 18:35:33.16 ID:rjbohgM40
ききて2 「次はこちらでーす」

ミサト  『!』

マ ヤ  『あっ!』

ミサト  『ご、ごめーん! コーヒーこぼしちゃった、熱かったでしょ?』

マ ヤ  『へーきですよ、覚めてましたし。この衣装ももう洗うらしいですから』

冬 月  『君はあれか、実際はそれほど潔癖性じゃないのか』

マ ヤ  『そうですねー、いまだ3秒ルール? 守ってますよ』

ミサト  『こぼしといてなんだけど、そのルールは守らない方がいいわよw
      1秒でも雑菌は付いちゃうから』

マ ヤ  『葛城さん、ホントきちんとしてますよねー』

冬 月  『君、今の人物設定結構ストレスだろうに』

ミサト  『まあ、それはお芝居ですからw 割り切ってやってますよ』

リツコ  『でもお酒飲んだら……』

ミサト  『はいそこうるさーい』

211: 2008/12/06(土) 19:28:11.13 ID:rjbohgM40
ききて1 「この後の罰ゲームの様子ですけども、スタッフの方からストップ入りましたのでここまでです」

トウジ  「ちょ待って、その言い方やとこの後アカンことが行われたみたいでしょ!」

ヒカリ  「今のでも十分駄目だと思う……」

シンジ  「別に変なことはしてないですよ。彼女がちょっとハッスルしただけで」

アスカ  「だっ、だってあれはゲームだから」

シンジ  「委員長と例のダンスを再現するっていう罰ゲームで……」

アスカ  「だっ、駄目、言っちゃだめww」

レ イ  「私、ペンペンのモノマネやらされた」

トウジ  「俺なんか1分間、暴走した初号機やで? あれはキツかった……」

ケンスケ 「お前等はいいよ、俺なんて……」

シンジ  「ケンスケ、何やったっけ?」

ケンスケ 「ゲンドウさんの前行って、ダジャレ一発かましてこいって……この格好で……」

シンジ  「……」

215: 2008/12/06(土) 19:54:27.65 ID:rjbohgM40
スタッフ 『はい、ちょっとチェック入りまーす』

冬 月  『……』

ゲンドウ 『……』

冬 月  『ゲンドウ君』

ゲンドウ 『何ですか』

冬 月  『それ、私物か?』

ゲンドウ 『このサングラスは衣装です』

冬 月  『目は良いのか』

ゲンドウ 『いえ、最近は老眼が入ってます』

冬 月  『とうとう、きたな。我々の世界へようこそ』

ゲンドウ 『私も歳ですよ』

シンジ  『あの二人、何話してるのかな』

レ イ  『もうカットかかってんのに、微動だにしないもんね。凄いわ』

冬 月  『次は赤木君か葛城君か……聞かれたら怒るな』


219: 2008/12/06(土) 20:41:15.50 ID:rjbohgM40
ミサト  「二人とも、大したこと話してないですね」

加 持 「何か騙されたなー、俺達」

冬 月 「まあ、特にこれといって話すネタも無いからな」

ゲンドウ「その通り」

ききて2 「次はこの二人です」

加 持  『スタッフから聞いたけど、これ私物なんだ』

リツコ  『そう、この部屋使うシーンの時に、ウチから持ってくるの』

加 持  『ふーん……俺こういうの苦手なんだよな』

リツコ  『今時PCも扱えないと、日本政府内務省調査部所属が泣くわよ』

加 持  『人のセリフ覚えてるんだなww』

リツコ  『私人のセリフまで、何だか知らないけど覚えちゃうのよねー』

加 持  『それに比べて葛城のセリフ覚えの悪さは無いな』

リツコ  『よくシンジ君とか、アスカちゃんに聞いてるもんね』

ミサト  「……」

加 持  「……」

222: 2008/12/06(土) 21:11:22.95 ID:rjbohgM40
マコト  「実際のところ、女性陣から信頼が厚いのって僕だと思うんですよ」

シゲル 「いやマコっちゃん、それはないだろー」

キール 「せやで君ら、せめてケータイのメールアドレスくらいきかんとやな」

マコト  「えっ、師匠誰かのアドレス知ってるんですか」

キール 「当たり前やがな? 前にみんなでメシ食いに行った時、お互いに交換したんや」

マコト  「えっそれ、僕行ってないですよ!?」

シゲル 「あーあの時、マコっちゃんだけ撮影重なってたんだっけ」

マコト  「いや、知らないですから!」

キール 「第3新東京市で一番上手いっていう、中華の店やったな」

シゲル 「まあ、気にすんなって! また行けばいいじゃん?」

マコト  「これはヘコみますって…… ん?」

ペンペン  「…… クエッ」

マコト  「お前も行ったのか……」

230: 2008/12/06(土) 22:22:09.87 ID:rjbohgM40
もどった

監 督 『二人とも、ちょっとそのままで待ってて』

シンジ 『はーい』

アスカ 『……やっぱり密着してると、ここ狭いね』

シンジ 『せ、狭いねー。初号機のエントリープラグもかなり狭いし』

アスカ 『……あのさ』

シンジ 『えっ?』

アスカ 『ww 別に、普通に息吐いていいよ? 息が当たんないように気使わなくていいからw』

シンジ 『ww そ、そういうこと言わないでくれる? 気使ってくれないとさw』

アスカ 『役みたいに怒らないよ私w』

監 督 『アスカー、そこはシンジの気持ちわかってやれー』

シンジ 『きーてたんですか監督!!』 

238: 2008/12/06(土) 22:35:15.74 ID:rjbohgM40
助監督 『3、2、1…… それっ!』

ゲンドウ 『っ!』

監 督  『はいカット!んー……いいんだけど、初号機の血がかかるシーンもっかい
      撮っとこうか。衣装変えて』

スタッフ 『ゲンドウさん、大丈夫ですか?』

ゲンドウ 『あぁ……ところでこれ、少し生臭いんだが』

スタッフ 『監督の指示で、本物使ってます』

ゲンドウ 『……本物?』

スタッフ 『事前に使徒の皆さんに、献血してもらってまして』

ゲンドウ 『……』

監 督  『次は初号機とゼルエルが、地上に射出されるトコいこう。準備よろしくね』

シンジ  『はーい』

ゼルエル『ひらひら(了解っす)』

ゲンドウ 『変なウイルスとかいないよな?』

241: 2008/12/06(土) 22:46:16.32 ID:rjbohgM40
加 持 「あの後、大丈夫でした?」

ゲンドウ「一応、今のところは無事だな」

マ ヤ  「エイズも、血液に手で触れただけじゃ感染りませんからね」

ユ イ  「そうそう、この人なら平気平気」

ききて2 「ゆ、ユイさんいらっしゃってたんですね」

加 持  「マヤちゃんとセットになったら、俺達はもうお手上げですな……って、
      葛城とリツコちゃんは?」

ユ イ  「あれー、加持君リっちゃんじゃないの? 赤木さんのことは」

加 持  「そこは奥さん、親しき仲にも何とやら、ですよ」

冬 月  「あの二人なら、あそこでコーヒー淹れてるぞ」

加 持  「あーリツコちゃん! 俺もコーヒーひとつ!」

ゲンドウ 「加持君、私は砂糖ミルク付きで頼んでくれ」

冬 月  「ゲンドウ君、いい節制したらどうだ」

ききて2 「えーと……まだまだVTR続きますよー」

243: 2008/12/06(土) 22:54:40.86 ID:rjbohgM40
シンジ 『…… 笑えばいいと思うよ』

レ イ 『……      ぷっ、 あっははははっ!』

シンジ 『ちょっとww レイちゃんこれでもう3回目だからさww 僕も笑えばいいとは
     言いましたけども!』

レ イ 『ごめんごめんww だって、真剣な顔して見つめるからww』

シンジ 『おかしな点ゼロじゃないw そういうシーンでしょ!?』

監 督 『綾波、次こそ頼むよ? でなきゃ三人目に交代……』

レ イ 『!? ってえっ、私二人目!? いるんですか!?』

監 督 『……』

レ イ 『え、ちょっと』

シンジ 『……     いるわけないジャン』

監 督 『ぷぷっ……!』

シンジ 『あっ、ははははっ……!! いっ、いるわけないじゃんそんなのww』

レ イ 『えーもうちょっ、何、みんなして!? あんたバカぁ!?』

脚本家『あんたバカ……   これ使えるかも』

252: 2008/12/06(土) 23:16:23.16 ID:rjbohgM40
ききて1 「いやー、本当に楽しい現場ですねー」

ケンスケ「そういや、トウジの妹もちょっと出てたよな。セリフの中だけだけど」

トウジ  「ああ、あれ、ホンマもんの妹やで」

アスカ  「えっ、本当にトウジ君の妹さんなんだ」

トウジ  「入院がどうとかいう話やったけど、全然、アホほど元気やな」

シンジ  「そうなんだ……」

トウジ  「ホンマはちゃんと、病院でロケもやっててんで? 妹も張り切ってたけど、
      監督に見事にボツられて」

レ イ  「かわいそー……」

ケンスケ「監督ってさ、思い切ったことするよな。俺も最初、エヴァに乗るわけだった
      けどどうしてもイヤだって、ワガママ言ったんだよ。そしたらその通りに
      脚本書き換えだぜ?」

アスカ  「私も、こんなに濡れ場? が多いなんて思わなかった……」

シンジ  「僕も、役の碇シンジって一番嫌いなタイプかもww」

ききて1 「皆さん、しれっと凄い告白してますよ?」

256: 2008/12/06(土) 23:29:15.95 ID:rjbohgM40
加 持 『いいトシして戻すなよ』

ミサト  『悪かったわねぇ、いいトシで』

加 持 『トシはお互い様か』

ミサト  『そう……うぉぇぇぇぇぇ』

加 持 『おわっ!? おま、さっき吐いたばっかだろ!?』

監 督 『はいカットー』

加 持 『あぁもう、見事に吐きやがって……葛城が潰れるシーンって聞いて、嫌な予感
      してたんだよ』

スタッフ『一端着替えましょう、二人とも。私が葛城さんを……』

ミサト  『ぎぼぢわるいぃぃぃぃ(涙声)』

スタッフ『キャッ!?』

加 持 『この後俺、こいつとキスシーンするんだよな……』

262: 2008/12/06(土) 23:42:47.91 ID:rjbohgM40
マ ヤ 『エヴァ両機、確認!』

ミサト  『あっちゃぁ~』

リツコ  『無様ね』

監 督 『はいカーット! シンジとアスカ、よく動き合わせたね。お疲れー』

マ ヤ  『おめでとー! カッコよかったよー』

シゲル 『司令室は拍手の渦だぞー』

シンジ  『はぁ、はぁ、はぁ……いや、終わったね~』

アスカ  『そうだね……ぐすっ』

シンジ  『アスカちゃん、泣いてんの?ww』

アスカ  『だって私、ダンス覚えられなくて凄い迷惑かけて……』

シンジ  『そ、そんなことないって、僕も同じようなもんだったじゃん。自信持って、
      頑張った。おめでとう』

アスカ  『な、泣かせないでよもぉ~(泣)』

リツコ  『シンジ君もやるわねー、ったく! 親の顔が見てみたいわ』

ゲンドウ 『……親子なのは芝居の話だからな』

冬 月  『何を当たり前の話を言っとるんだ?』

271: 2008/12/06(土) 23:53:22.50 ID:rjbohgM40
キール 『……』

委員A 『……何ですかキールさん?』

キール 『ふと思ったんやけど、この部屋、もう少し明るくでけへんかなぁ』

委員B 『いやー……無理でしょう』

キール 『だって君、僕がかけてるこの、小じゃれたメガネ。めっちゃ暗いねんで? カンペも
      よう見えんわ』

委員A 『師匠、台本は覚えないとまずいわ』

委員B 『俺も歳だけど、何とか頑張ってるんですから』

キール 『そうかー、確かに、歳の近い冬月センセもがんばっとるしな』

委員C 『どうですこの後、終わったらみんなで飲みに行きませんか? 馴染みの店紹介しますから』

キール 『ああ、ええよ。でもこの間行った、スナック「ガフの部屋」は勘弁やで』

委員C 『今度はちゃんと、女の子のいる店を……』

キール 『おーおーええやんか、ほな後で……』

ゲンドウ『……』

キール 『……君、一緒に行きたいんやったら素直に言いや?』

282: 2008/12/07(日) 00:06:34.66 ID:tjBa4hkn0
トリップつけた

シンジ 『これが使徒?』

リツコ 『そうよ。まだ完成体になっていない蛸の状態みたいなものね。……今回の作戦は
     使徒の捕獲を最優先と……』

マ ヤ 『あのww リツコさん蛸じゃなくて、それ蛹ですww』

監 督 『カットー』

アスカ 『そうですよね、サナギですよね? 私もおかしいと思ったww』

リツコ  『! あたし今タコって言った!?』

シンジ 『凄いシリアスな顔で、「完成体になっていないタコの状態みたいなものね」』

レ イ  『やめてwww シンジ君ちょっと似てるモノマネやめてww』

リツコ  『えーもう何、凄い間違いしちゃった私ー……駄目だもう』

マ ヤ 『これ駄目、思い出して笑っちゃいそうww』

監 督 『赤木さーん』

リツコ  『はい……』

監 督 『面白かったよww』

リツコ  『も、もうみんな嫌いー!』

289: 2008/12/07(日) 00:16:15.75 ID:tjBa4hkn0
ききて2 「リツコさんも、役柄と素では違うんですね」

リツコ  「今のVTR見たらそう見えるでしょうけど、ホントは同じですから」

ミサト  「えー」

ゲンドウ 「それは無いな」

リツコ  「上司と同僚なら、フォローしてくださいよ」

加 持  「いやいや、あの葛城の醜態に比べれば微笑ましいじゃないですか」

ミサト  「だから覚えてないんだってばアレ!」

冬 月  「やはり、向こうの子供チームに見せられる映像じゃなかったな」

加 持  「ハハ……あ、だからごめんって、ごめん葛城」

リツコ  「もう、早く工口伯爵の映像出してください」

293: 2008/12/07(日) 00:25:36.80 ID:tjBa4hkn0
リツコ  『聞こえる、アスカ? シンクロ率8も低下よ。いつも通り、余計な事は……』

マ ヤ 『あー……また駄目だ』

監 督 『ちょっとストップ! アスカ、もっとシンクロ率下げられないか?』

アスカ 『ごめんなさーい、頑張ってるんですけど、凄い調子良くて』

マ ヤ 『追い込まれてるのを象徴するシーンなのに、絶好調かぁ。頑張ってねー』

アスカ 『はぁ……』

リツコ  『トウジ君もそういえば、予想外の逸材だったですよね』

監 督 『俺もシンジと変えようかと思ったもん』

ミサト  『わー、監督が言うと本気に聞こえる~』

監 督 『じゃあもう一回いこう。アスカ、もっと調子悪いことをイメージして!』

アスカ 『はい……』

296: 2008/12/07(日) 00:32:34.96 ID:tjBa4hkn0
シゲル 『なぁ』

マ ヤ  『なに?』

シゲル 『この端末って、きちんとした機能ついてんのかな』

マ ヤ  『ついてるんじゃない? エヴァもああして動いてるし』

シゲル 『マジで? 俺のなんか、普通のウィンドウズなんだけど』

マ ヤ  『あ、私もそうだよ』

シゲル 『ただ怪しいファイルは多いんだよな……「緊急用.exe」って何だよ』

マ ヤ  『シゲル君パソコン詳しくないの?』

シゲル 『俺が詳しいのはアウトドアのことだけだから。オタク関係はマコっちゃんで
      よろしく』

マ ヤ  『マコトくん、やらしいソフト入れてそうww』

シゲル 『マヤ言うなww あいつならアスカちゃんとかレイちゃんの隠し撮り画像とかも
      隠してたりねww』

マコト  『……』

冬 月 『まあ、あれも仲が良いから言えるんだぞ』

302: 2008/12/07(日) 00:44:23.43 ID:tjBa4hkn0
シンジ 『カヲル君ー? 大丈夫ー?』

カヲル 『だっ、だっ、だっ、駄目、もうちょっと待って!』

シゲル 『だーめだこりゃ、こうなったら長いですよ』

マコト  『僕も高所恐怖症だから、人事じゃないなー』

ミサト  『しかも場所がターミナルドグマだもんねー。地獄かってのww』

マ ヤ 『ミサトさん楽しそう』

カヲル 『ああもう、さっきまで海辺で鼻歌歌ってたのに……』

シンジ 『カヲル君、なんか初号機も待ちくたびれてて……早くしないと手が出るって』

カヲル 『ほっ、ホントに殴られたら即氏するからっ!』

監 督 『オーケストラの皆さんに、準備お願いしてもらって』

シンジ 『監督も動き出したけど?』

カヲル 『うぅ……怖い……何が第九の喜びの歌だよっ!』

シンジ 『キレてどうするのww』

311: 2008/12/07(日) 00:58:46.51 ID:tjBa4hkn0
マコト 『外は、どうなってるっ!?』

マ ヤ 『活動限界、一分を切ってます! このままじゃアスカは……キャッ!?』

シゲル 『キャッ!? キャッっておま…… ありゃー』

マ ヤ 『まっ、マコト君? どうしたの!?』

マコト  『うぐ……何か、上から降ってきて……脳天直撃……』

監 督 『カーット、カーット』

シゲル 『お前さぁ、俺達が活躍する貴重なシーンなんだから』

マコト  『ぼ、僕がどうこうできることじゃないだろ……?』

マ ヤ 『アスカちゃんじゃなくて、マコト君に活動限界が来ちゃったね♪』

シゲル 『……』

マコト 『……』

監 督 『はい、じゃー撃ちあい準備してー』

313: 2008/12/07(日) 01:14:59.75 ID:tjBa4hkn0
ミサト  『いーわよレイ、持ってってー! 精密機械だから、そーっとねー!』

マコト  『しかし、A.T.フィールドをも貫くエネルギー算出量は、最低1億8千万キロワット、それだけの
      大電力をどこから集めてくるんですか?』

ミサト  『決まってるじゃない、日本中よ』

マコト  『……っていうシーンやって気になったんですけど、本番はホントに日本中を停電させるん
      ですか?』

ミサト  『さぁ?』

リツコ  『それなんだけど、本番は使徒の皆さんに協力してもらうんだって』

マコト  『しっ、使徒に!?』

リツコ  『何だか知らない不思議エネルギーを借りたら、シナリオ通りの威力が実現可能って
      助監言ってたわよ。よくわかんないけど』

ミサト  『それ、博士の発言とは思えないわねww』

リツコ  『あっ、噂をすればほら、使徒が集まり始めた』

初号機 『(手招き)』

使徒達 『ついていく』

ミサト  『やっぱ初号機、親分肌ね』

マコト  『なんか、この世の終わりみたいな光景ですね』

318: 2008/12/07(日) 01:31:09.08 ID:tjBa4hkn0
ききて1 「VTR見てたら、みんなどこか言ってしまいましたが」

ヒカリ  「向こうにドリンクバーあるのわかって、そこ行ってます」

ききて1 「ヒカリさんは行かれないんですか?」

ヒカリ  「行こうとしたんですけど、トウジ君に『委員長まで来たらアカン』って、
      意味わかんないこと言われて残されました」

ききて1 「私もよくわからないですが、とにかく今のご覧になってどうですか」

ヒカリ  「私とアスカちゃんの二人のシーン、入ってないなって思いました」

ききて1 「ほうほう、そこではどういったやりとりがありました?」

ヒカリ   「私がトウジ君の好きな所聞かれるシーンなんですけど、あの時本人も
      見てて……もううるさかったんですよww」

ききて1 「普通は照れそうなものですが」

ヒカリ  「『もっと言うたってー!』とか、カンペに書いて見せるんですよwwおかげで
      すんごいNG出しちゃって!」

ききて1 「なっ、なるほど……それも出てくるでしょうか、続きをどうぞ」

390: 2008/12/07(日) 15:52:27.38 ID:+OMOmzLL0

助監督 『艦隊、その他諸々準備よろしければ、本番いきまーす!』

監 督  『はいヨーイ……  アクション!』

ケンスケ『おぉーっ! 凄い、凄い、凄い、凄…… いっ?』

トウジ  (何やケンスケ、どないしてん!? まだカットかかってへんぞ)

ケンスケ『いや……あれ……なんか弐号機、グラグラしてないか?』

シンジ  『! あっ、危ない! 倒れる!』

艦 隊  『!』

3 人  『!』

バシャーーーーン

監 督  『……  被害状況は?』

助監督 『見たところ艦隊への被害はなさそうですが……マントが濡れちゃいました』

監 督  『はい、弐号機のマント乾き待ちね』

アスカ  『ごめんなさぁーーーい!!』

393: 2008/12/07(日) 16:07:48.40 ID:+OMOmzLL0
リツコ 『何よ、これー!?』

ミサト 『カレーよ』

リツコ 『相変わらず、インスタントな食事ねえ』

ミサト 『お呼ばれされといて、文句を言わない』

シンジ 『ミサトさんは』

ミサト 『あはっ、私はねー…… ヘッヘー、ジャーン! ここに入れちゃって! 
     どっぶゎ~っと!』

リツコ 『……で、本番はここで一気にいくわけね』

シンジ 『ミサトさん、目が氏んでますよ』

ミサト 『演技とはいえ……どうも駄目だわ、なんか。どっぶゎ~とかありえないし』

シンジ 『家で、こういうの食べないんですか?』

ミサト 『やーね、ちゃんと自炊してんのよ? 食べないって』

リツコ 『今時のはどれも美味しいわよ? ていうか、お腹すいてきちゃった私』

監 督 『はい、じゃあ本番いこうか』

ミサト 『しょーがない、割り切ってやりますか』

400: 2008/12/07(日) 16:44:54.98 ID:+OMOmzLL0
ききて2 「結局、キール師匠達とお店に行ったんですか?」

ゲンドウ 「何が」

ユ イ  「さっきのVにも出てたわよねー?」

ゲンドウ 「……」

加 持  「言いましょうゲンドウさん、ここはもう」

ゲンドウ 「プライベートなことはあまり話したくない性分でな」

冬 月  「最近出来たばかりの『ヘブンズドア』、という店だよ。LCLという
      オリジナルカクテルを好んで飲んていたそうだ」

ゲンドウ 「……」

リツコ  「ww やだ、先生どうして知ってるんですかww」

冬 月  「私はそこの常連だ。情報は常に耳に入る」

ゲンドウ 「……やはり、あのボトルキープはあなただったのか」

414: 2008/12/07(日) 19:25:04.03 ID:+OMOmzLL0
アスカ  『シンジ君が音楽聞くシーン、あるじゃない。あれって何聞いてるの?』

シンジ  『残テー、ルフラン、劇中のBGMとか』

アスカ  『ちゃんと番組の曲聞いてるんだ』

シンジ  『あとは冬月先生にもらったSTGのBGM集とかね』

ミサト  『さすがにファミコン好きね~、二人とも』

シンジ  『いや、ミサトさん、ファミコンていう表現はちょっとヤバイですよw』

ミサト  『あら、そう……』

アスカ  『ねー、ちょっと聞いてもいい?』

シンジ  『いいよ、ほら』

アスカ  『……    え、何か五寸釘がどうとか言ってる……』

シンジ  『それは※※※は大変なものを~っていう曲で、カヲル君からもらったんだ』

アスカ  『そ、そうなんだ……』

ミサト  『今時の10代はわかんないわ……』

423: 2008/12/07(日) 20:36:28.35 ID:+OMOmzLL0
レ イ  「シンジ君ってさ、ちょっとSっ気あるよね」

ヒカリ   「あ、わかる気がする」

シンジ  「そう、かな?」

トウジ  「ぶっちゃけ、役柄と大違いやで自分」

カヲル  「僕がターミナルドグマで追いつめられてるのに、大笑いしてたしね」

レ イ   「特に私と、アスカちゃんへのSっぷりは本気だよね」

アスカ  「正直、何度か泣かされてるっもん」

ケンスケ 「女の子泣かしちゃまずいんじゃないのー?」

シンジ  「アスカちゃんはほら、いつも役でいじめられてるからww」

ケンスケ 「……」

ヒカリ   「……」

レ イ  「ごめん、ちょっとひいた」

シンジ  「!? じょ、冗談だって冗談、本気にしないでくれよww」

アスカ  「……」

シンジ  「謝るから、そんなせつない目で見ないで……」

443: 2008/12/07(日) 22:33:30.81 ID:+OMOmzLL0
ききて1 「出演者の皆さんがVTRを見ている間に、ここでこのお三方に来て頂きました」

ナオコ  「赤木と申します、よろしくお願いします」

チビレイ 「こんにちはぁ~」

ちびアスカ 「にちはー!」

ききて1 「ナオコさんは赤木リツコ博士の母親役として、出演されていましたね」

ナオコ  「あんまり、出てないですけどねw ああいう愛憎入り交じる演技は経験が無い
       ので、いい経験を……」

ちびアスカ 「あのね、あたしも出てるんだよ! なんかね、へんなぬいぐるみもらったの!」

ちびレイ 「レイね、この人に首ギューされたの。こんなふうにぃぃぃぃぃ、ぃっ」

ききて1  「ちっ、ちびレイちゃん自分で締めちゃ駄目! って本気じゃないの!」

ちびアスカ 「それでね、アスカおねーちゃんと遊んでもらったの! ホントはゲームしたかった
       けど、そこはちゃんとくーき読んでね、でね」

ナオコ  「ほーら、アスカちゃん暴れないのー」

レ イ   「あのサングラスおじさんにアメあげたら、レイにだけにっこりしたの。でも
       首ギューうぅぅぅうぅうううぅぅう」

ききて1 「だっ、駄目だっ…… えーと、インタビューは一時中断ということで」

449: 2008/12/07(日) 23:24:03.25 ID:+OMOmzLL0
監 督  『シンジ、聞こえてるか?』

シンジ  『はーい、何とか』

監 督  『次は、レリエルに取り込まれた初号機が、暴走してそのディラックの海から
      出てくるシーンだから』

アスカ  『あの、その時レリエルさん大丈夫なんですか?』

監 督  『大丈夫大丈夫、使徒だし』

レ イ  『簡単に言うなー、監督w』

ユ イ  『ああ、ここが初号機の中で、私の魂が目覚めるって場面ですね』

監 督  『そうそう……えー初号機、ユイさんの「そう、よかったわね」で暴走だから。一発頼むよ』

初号機 『(ビシッと親指を立てる)』

ユ イ  『みんながんばってー、差し入れのハーゲン○ッツ買ってきたから、終わったら食べよ』

アスカ  『あぁ~私今ダイエット中なんですぅ~』

レ イ  『それだけ痩せてんのに……アスカちゃんそんな嫌み言うヒトだっけ』

シンジ  『シリアスなシーンなのに……みんなユルいよなぁ』

456: 2008/12/07(日) 23:49:34.03 ID:+OMOmzLL0
アスカ  『ふっ! んぅぅぅぅ~~~、ぬううううう~~!!』

戦 自1 『…… 来ないな』

戦 自2 『おいおい、逆に潰されそうになってんぞ』

戦 自1 『さすがに護衛艦ブン投げるとか無理だったんだよ、台本見て笑ったもん』

戦 自2 『まあな……』

アスカ  『でぇぇやああぁぁぁぁ!!』

 ポキッ

戦 時1 『あーあー、護衛艦折れちゃった』

監 督  『はいカーット。アスカさぁ、投げる時はちょっと、ゆっくり動くイメージでやってみな』

アスカ  『はぁ、はぁ、ご、ごめんなさい……』

監 督  『じゃあ艦もう一つ用意してー。弐号機ももう少し頑張れよ』

弐号機 『……  ショボーン』

465: 2008/12/08(月) 00:00:03.18 ID:qH7akrHh0
初号機 『明日のロケ、いよいよ見せ場だな。頑張れよ』

弐号機 『はぁ……でも不安なんですよ僕、量産型ともあんまり動きのリハできてないし』

初号機 『バッカお前、俺なんて暴走シーン、全部アドリブでやってんだぜ?』

弐号機 『えっ、マジですか!?』

初号機 『監督からは「餓鬼のイメージで」とか言われただけだしな』

弐号機 『そうだったんですか……』

量産型1『あっスンマセン弐号機さんスよね? 俺ら明日お世話になる、量産型っス』

弐号機 『あ、どうも、弐号機です。よろしくお願いします』

量産型2『一応、ぐちゃぐちゃにしていいって言われてるんですけど……』

初号機 『おー大丈夫大丈夫、こいつ再生早いから、思い切りやっちゃって』

弐号機 『ちょっ、ちょっと初号機兄さん!?』

初号機 『バカお前、ビビってたら零号機姐さんに怒られんぞ?』


シゲル 『……っていう会話だと思うんだよ、あの連中の動きからして』

マコト  『シゲル君、無駄にアフレコ上手いね』

475: 2008/12/08(月) 00:17:40.63 ID:qH7akrHh0
トウジ  「役柄のままで何や恥ずかしいけど、シンジに聞きたいことあんねん」

シンジ  「? 何?」

トウジ  「君、やっぱあれか……アスカちゃんとレイちゃんのキワドイシーンを、何度か
      拝見してんのか」

シンジ  「まあ何度かね」

ケンスケ「うわー、すんごいあっさり答えた」

加 持  「俺でさえ葛城のしか見たことないのにな」

ケンスケ「加持さん、いつこっち来たの」

シンジ  「結構、レイちゃんは堂々としてる。アスカちゃんは部屋着くらいでも、カット
      かかったらすぐ上着羽織ったりするから……」

トウジ  「キスまで済ませた男は違うわなぁ、俺らとは」

ケンスケ 「俺も役みたいにカメラとか詳しかったら、色々記録に残すんだけどなぁ」

リツコ  「まあせいぜい、イメージとして心に焼き付けといた方がいいわよー?」

加 持  「リツコちゃん、いつ来たの?」

492: 2008/12/08(月) 00:47:15.79 ID:qH7akrHh0
シンジ  『アスカがいつもそうやって、ポンポンポンポン言うからだろ!?』

アスカ  『何よ、うるさいわね! バカシンジ!』

ケンスケ『いや~ぁ、平和だねぇ』

 キキィ~~

トウジ  『おぉっ!? ミサトセンセ……』

 ガリッ!

トウジ  『ガリッ?』

ケンスケ 『あ~あ~、車の脇、やっちゃったよ』

ミサト  『あ~~~! ご、ごめんなさ~~い!!』

シンジ  『いつかこうなるとは、思ってたけどねぇ……』

アスカ  『前に私とシンジ君で、ミサトさんの車に乗せてもらったことあるんだ
      けど……スゴかったんだよねww』

ヒカリ  『あれ、絶対高いよね~……』

シンジ  『まあ、でも大丈夫じゃない? 今まで何度も、バカみたいなお金の使い方してるし』

トウジ  『お前……結構言うなぁ』

501: 2008/12/08(月) 01:08:47.71 ID:qH7akrHh0
マ ヤ  『MELCHIOR、使徒にリプログラムされました!』

<人工知能、MELCHIORより、自律自爆が提訴されました。否決、否決、否決、否決>

シゲル 『今度は、MELCHIORがBALTHASARをハック……  あ~噛んだ!』

マコト   『シゲル君、勘弁してくださいよ~、俺も綱渡り状態なんだから』

シゲル 『ったく、使徒が侵入なんかしなきゃ、こんなハードなセリフ言わずに済むんだよ』

マ ヤ  『駄目だよシゲル君、そういうこと言ってると……』

イロウル『(>_<)!    m(_ _)m』

マ ヤ  『ほらー、イロウルちゃん自分のせいだと思って』

シゲル 『あ~悪い悪い、君全然悪くないから、気にしないで!』

イロウル『(^o^)』

マコト  『機嫌治ったみたいだね』

シゲル 『メインモニタ全部使っての顔文字は、さすがに強烈だなw』

ゲンドウ 『……監督、ここでの私のセリフは、極力……』

監 督  『駄目。じゃあ少し前の所から……』

ゲンドウ 『……』

572: 2008/12/08(月) 18:56:32.84 ID:KbBZgpIF0
もどった

とりあえず再開します

576: 2008/12/08(月) 19:34:25.73 ID:KbBZgpIF0
ききて2  「えー、この辺りで使徒について質問が出ているようなので、お答えいただきましょう」

トウジ   「いや、それはええけど、何で俺?」

ききて2  「第13使徒のバルディエルさんに関する質問なのですが、ご本人が今いらっしゃら
       ないもので……その時の出演者の方にお聞きしようと」

トウジ   「あー、そういうことなら、話しましょか」

ききて2  「ストーリーでは、バルディエルさんはトウジさんが乗る参号機を乗っ取ってしまい
       ますが、あの一連のシーンはどのように撮ったのでしょうか」

トウジ   「あん時は、ちゃんと参号機に浸食さしてやってますよ」

ききて2  「で、ではトウジさんも実際に使徒の支配下に置かれたわけですか」

トウジ   「それが大変やったんですよ! バルディエルがなんや、いらん気ぃ使て中途半端に浸食
        したもんやから、俺の意識はハッキリしたままやし、参号機もよう動かせんし」

ききて2  「な、なるほど」

トウジ   「結局やり直さして、もう俺らのことはええから思い切りやればええ、言うてやったんすよ」

ききて2  「そんな苦労があったんですねー」

トウジ   「アイツの体、何かの菌でしょ? 終わった後参号機の体借りて、色々すいませんて
       ペコペコ謝ってましたわ」

ききて2  「……使徒の皆さん、意外と腰が低い人多いんですね」

581: 2008/12/08(月) 20:06:59.22 ID:KbBZgpIF0
監 督  『次シンジ、ケーブル切っちゃうから落ち着いて頼むよ』

シンジ  『はい、練習でももうバッチリいけてますから』

監 督  『話の上ではまだ経験が浅いから、そのあたり注意して』

マコト  『シャムシエルって……今ふと思ったんですけど……ウナギっぽく、ない
      ですか?』

リツコ  『あぁ、言われてみればそうかも』

ミサト  『両生類的な何かは感じるわねぇ』

マ ヤ  『食べたら、おいしいかな?』

マコト  『マヤちゃん、それは無いでしょ……』

シゲル 『いやいや、全使徒の中でどれか一つ食えと言われたら、俺はシャムだな』

リツコ  『名前はフレンチぽいもんね』

ミサト  『アンタ達の話聞いてたら、気分悪くなってきたわw』

マ ヤ  『蒲焼きですかねー』

マコト  『スタッフの皆さーん、この人達食べる気ですー』

監 督  『はい本番!』

585: 2008/12/08(月) 20:19:13.40 ID:KbBZgpIF0
ききて2  「HPの更新作業中申し訳ありません、ちょっと質問にお答えいただけますか」

冬 月   「構いませんよ」

ききて2  「回想の場面で多少若い頃の冬月さんが登場しますが、あれはどのように撮影
       しているんですか?」

冬 月   「若い……ああ、あれですか」

ききて2  「別の役者を用意しているとか、特殊メイクだとか様々な憶測が流れていますが」

冬 月   「お話してもいいですが……ん?」

シンジ   「! あ、すみません、今ちょうど空いたから、モンハンでもどうかと思って」

冬 月   「…… では行こうか」

ききて2  「えっ、あっ、ちょっと、冬月さん!? そのあたりどう…… 行っちゃった」

ゲンドウ  「……」

ききて2  「あ、ゲンドウさんちょっとお話を……」

ゲンドウ  「……禁忌事項だ」

カヲル   「違いますよゲンドウさん、禁則事項。間違えないでくださいよ」

ゲンドウ  「あぁ……渚、これは今流行っているのか?」

ききて2  「……」

593: 2008/12/08(月) 20:50:52.66 ID:KbBZgpIF0
アスカ  『私、実言うとラーメン苦手なんだよね』

シンジ  『珍しいね、ラーメン嫌いな人って。はふはふ』

アスカ  『脂っこいのが元々駄目で、あっさり系ならいけるんだけど』

レ イ  『それかなり人生無理してるよねーズルズル』

シンジ  『レイちゃん、いつチャーシュー入れたんだよ』

レ イ  『やー、私こってり大好きだからさw このシーンもう終わったから、スタッフ
      さんに入れてもらったの』

ミサト  『レイちゃん、見た目によらず大食いねー』

レ イ  『あっすいませーん、替え玉ひとつ』

ミサト  『ていうか、ここセットの屋台だからおかわりないんですけどww』

スタッフ 『ええ、無いです』

レ イ  『ww ヤバい、今なんか普通に頼んじゃったww』

アスカ  『凄い天然だよね、今ww』

シンジ  『さっそくみんなにメールメール……』

レ イ   『やーもう、シンジ君そういう行動早いw』

601: 2008/12/08(月) 21:10:04.98 ID:KbBZgpIF0
レ イ  『信じられないの? お父さんの仕事が』

シンジ 『当たり前だよ!あんな父親なんて……う、あの…… !』

監 督 『カット。レイ、もうちょい手加減してあげて』

スタッフ陣『www』

レ イ  『えっ、ごめん、今の効いちゃった?』

シンジ 『うん、掌底が見事にアゴに……』

レ イ  『ごめ~ん、つい』

シンジ 『トウジには普通に殴られてるから、大丈夫だよ』

レ イ  『シンジ君、なんかそういう役回りだよね』

シンジ 『うん……これから先も嫌な予感する』

レ イ  『次はやっぱり、アスカちゃんかなぁ』

シンジ 『リアルにありそうだなぁ……蹴りも入れられたりして』

監 督 『はい本番。あんまりスナップは効かせないでいこう』

レ イ  『はい』

シンジ 『……レイちゃん、目が本気すぎる』

607: 2008/12/08(月) 21:22:48.68 ID:KbBZgpIF0
リツコ  『マコト君、そのメガネ……私物?』

マコト  『これですか? これ衣装ですよ。私物じゃないですから』

リツコ  『そう……じゃあその髪型もやっぱり、役の設定で決まってたの?』

マコト  『もちろん、日向マコトはこの髪型って、台本にありましたから』

リツコ  『そう、なんだ……じゃあ』

マコト  『あ、おーい、リツコさん! ……何なんだ一体?』

シゲル 『よう、マコっちゃん。どしたの』

マコト  『いや、よくわからないですけど、アスカちゃんとリツコさんが、僕の外見について
      唐突に質問してきたんですよ』

シゲル 『あーそうかそうか。それはそうとマコっちゃん、そのオールバックで2、3本出てる
      前髪は、自分でやったの?』

マコト  『これ、ですか? まあ、何となくやってみたら、そのまま採用されましたけど』

シゲル  『ふーん……なるほど、よくわかった』

マコト   『よくわかったって、ちょっ、ちょっと!? 何なんですか一体!?』

609: 2008/12/08(月) 21:23:26.53 ID:KbBZgpIF0
ちょっと席ハズします

620: 2008/12/08(月) 22:14:35.74 ID:KbBZgpIF0
マコト  「そうですよこの時! 結局何なのか教えてくれなかったじゃないですか」

リツコ  「あぁ、そうだった?」

マコト  「もういい加減、教えてくれてもいいんじゃないですか? みんなして何で
      あんなこと聞いたんですか」

シゲル 「この時、女性陣から『マコト君の髪型とメガネは果たして自分のチョイスなのか?』って
      話で相当議論されてたらしくてさー」

マコト  「僕の、髪型とメガネ?」

リツコ  「何ていうか、少々独特なセンスだよね、って話になって……それでみんな気に
       なっちゃったの」

シゲル 「で、それじゃあ本人から聞いてみようと、そういう流れになったわけよ」

マコト  「『独特なセンス』って、だいたいマイナスの意味で使われますよね」

リツコ  「ち、違うわよ、今時そのタイプのメガネは、なかなか付けられないよね~ってww」

マコト  「……僕のセンスじゃないのに……」

シゲル 「まあまあ、前髪二、三本下ろすのは並のセンスじゃないぜ?」

マコト  「やっぱバカにしてるでしょ!?」

630: 2008/12/08(月) 22:47:42.81 ID:KbBZgpIF0
キール 『遂に我等の願いが始まる』

委 員  『ロンギヌスの槍もオリジナルがその手に返った」

委 員  『いささか数が足りぬが……』

キール (あれ、この後の僕のセリフ、なんやったかな……この人らみたいに
      小難しいセリフやったと思うけど)

委 員  『エヴァシリーズを本来の姿に……」

キール (ここでセリフ忘れましたー言うのも恥ずかしいし、かといって思い切り
      間違うのもみっともないでー)

委 員  『我等人類に福音をもたらす真の姿に……」

キール (ほんまにもう歳とるとかなわんなー、物忘れのセカンドインパクトやで)

委 員  『等しき氏と祈りをもって、人々を真の姿に……」

キール (ww 今の表現おもろいなww 今度みんなでご飯食うた時に言うたろww)

監 督  『はいカットー。師匠セリフ忘れてましたね』

キール 『……』

641: 2008/12/08(月) 23:06:14.60 ID:KbBZgpIF0
ミサト  『……ねぇ、こういう結婚式のご祝儀って、相場は幾らくらいなのかな?』

リツコ  『そうねー、私の場合だと、友達なら5万くらいは出すかな』

加 持 『その辺りが妥当な所じゃないか?』

ミサト  『ごっ、5万円も出すの!? 友達に!?』

リツコ  『うん』

加 持 『おいおい、そんなに驚くような額じゃないだろ』

ミサト  『え~、私いいところ3万円くらい』

リツコ  『それこそえ~じゃないww』

加 持 『ネルフの作戦部長ともあろうお方が、結婚式の祝儀が3万円とはねぇ』

リツコ  『大人が出す額じゃないんじゃないのー?』

ミサト  『それ絶対嘘、後でゲンドウさんと冬月先生にも聞いてみるから』

監 督 『3人とも、祝儀の額より式を挙げる相手気にしたらどう? 本番いこう』

スタッフ『はい本番!』

3 人  『……』

648: 2008/12/08(月) 23:27:12.04 ID:KbBZgpIF0
ききて1 「ヒロインお二人に質問ですが、最終話で展開されるいわゆる学園エヴァについて、
      あそこで出ていない皆さんはどのような設定だったのでしょうか」

レ イ  「あれって確か、私とアスカちゃんとシンジくん、トウジ君にヒカリちゃん……」

アスカ  「あとケンスケ君とミサトさん、出てたよね。他の人ってどうなんだろ?」

レ イ  「結局、特に決まってなかったみたいだよ」

ききて1 「あ、そうだったんですか」

アスカ  「でもキャストのみんなで、勝手にキャスティングしたよね」

レ イ  「あぁ~、したね! キール師匠が校長で加持さんとリツコさんがミサトさんの同僚
      だっけ?」

アスカ  「うん、後カヲル君は王道な感じで、怪しい転校生。冬月先生にゲンドウさん、ユイ
      さん、オペレーターの3人は近所の研究所所属」

ききて1 「そのあたりは予想できる感じですね」

レ イ   「ストーリーはありがちな青春ものにしようって、結構盛り上がったんだよね」

アスカ  「でも使徒のみんなが出して欲しいって言い出して、収拾つかなくてやめたんです」

ききて1 「青春ものに、使徒は難しそうですからねー」

659: 2008/12/08(月) 23:37:07.69 ID:KbBZgpIF0
これ100いかずに終わると思ってたから、この後の展望は全く考えて無かった

まあ、いいか……

667: 2008/12/09(火) 00:15:06.59 ID:gWJX2Y1S0
リツコ  『エヴァ弐号機対、第8使徒サンダルフォン……シャムシエル以来だわね』

マ ヤ  『ハイ。完璧にカレイですねー』

ミサト  『ちょっとちょっともー、またぁ?』

冬 月  『? ゲンドウ君、何の話?』

ゲンドウ 『マコト君に聞いたんですが、前にシャムシエルが美味そうだという話になったそうで』

シンジ  『あのー、何だかサンダルフォンって、カレイに似てますね』

シゲル 『シンちゃん、今作戦司令室でまさにその話してたとこよ』

アスカ  『監督、聞こえます? 今度の使徒って2体いましたっけ?』

監 督  『ん? どうしたの』

アスカ  『今、海の底の方……凄いおっきいイカみたいなのがいたんです。エヴァくらいありそうな』

監 督  『あー、それか』

マコト  『あれ……サンダルフォンって1体だけですよね?』

リツコ  『一体だけよ』

監 督  『たぶんそれ、化け物イカだ。良かったじゃないか、珍しいもんだよ』

アスカ  『……        キャーーーーーーーーーーーーーーーー!!!』

672: 2008/12/09(火) 00:32:50.44 ID:gWJX2Y1S0
アスカ  『いやぁあもう、イカ嫌いぃぃーーーーー!!!』

リツコ  『ああああえーと、アスカちゃん、とりあえず落ち着いて、ねっ?』

ミサト  『そそっ、そうよ! 相手はタダのイカじゃない、おいしいだけよー?』

マコト  『うわぁーまずった、カメラ持ってくれば良かったぁ!』

マ ヤ  『あ、私今ケータイならあるよー』

シゲル  『ってお前らアホだろ!?』

シンジ  『あー、アスカちゃん落ち着いて。もう大丈夫、気にしなくていいから』 

ゲンドウ 『気にしなくて、いイカら……』

冬 月  『…… くくっ……ww』

ゲンドウ 『くっww』

アスカ  『も、もうイカもみんなも嫌い!!』

監 督  『駄目だ、こりゃ』 

682: 2008/12/09(火) 00:52:58.88 ID:gWJX2Y1S0
じゃあ今日は寝ます

784: 2008/12/09(火) 21:08:58.15 ID:oT6LNX/J0
マ ヤ  『本日午前10時58分……15秒、2体に分離した目標甲の攻撃を受けた初号機は、
      えーと、す、駿河湾沖合い2キロの海上に水没……』

加 持  『こういう薄暗い所に来ると、俺が二人くらいの歳に彼女とデートした想い出が
      蘇るねぇ』

シンジ  『彼女を薄暗い所に連れ込んで、何してたんですか』

加 持  『連れ込んだなんて失敬な、よくプラネタリウムに行ってたってことさ』

アスカ  『シンジ君、やらしー』

シンジ  『だっ、だって薄暗い所とか加持さんが言うから』

冬 月  『しかしいつ見ても、この2機による犬神家倒立は見事だな。生で見たかった』

リツコ  『相当掘ったみたいですよ? 監督ったら、初号機と弐号機に自分達で掘らせたんですって』

冬 月  『彼なら、やりかねんな』

アスカ  『プラネタリウムでデートしても、あんまり面白くなさそうですけど』

加 持  『何もしなくていいのさ。ただ、気分が盛り上がった所で彼女の手をギュッと握る。
      それで一気にムードが加速する……』

リツコ  『まーた加持君が語ってる。いいわね、語る想い出がある人は』 

冬 月  『君の方はどうなんだ?』

リツコ  『……  映画館とプラネタリウムは、嫌~な思い出しかないもので』

792: 2008/12/09(火) 21:57:18.67 ID:oT6LNX/J0
ゲンドウ 『……来たか』

冬 月  『あぁ。我々の予測は、どうやら正しかったらしい』

ゲンドウ 『残された時間は少ない。シナリオの遅延は決して許されん』

冬 月  『事を始めるには、いささか寂しい光景だな』

ミサト   『そこのお二人、役に入り込んでないでこっち来て下さいね?』

二人   『……はい』

ミサト   『はいみんないいー!? 天気予報が的中しやがったおかげで、おとといから
       外はバカみたいな大雪! スケジュールもこれ以上ずらせないから、私達
       キャスト陣も雪かきにいそしむことになりましたぁ!』

加 持  『張り切ってるなぁ、葛城……』

リツコ   『性格なのよ……』

カヲル  『ていうか、僕ら子供チームも駆り出されるんだね』

ミサト   『シンジ君、レイちゃん、アスカちゃんはエヴァに乗って大通りを片っ端から除雪!
       後は手分けして、ネルフを中心に雪を滅するのよ!』

3人    『はぁ~い……』

トウジ   『誰や、エヴァの世界は雪降らん言うた奴!』

キール  『僕、一応ゼーレなんやけどなぁ』

799: 2008/12/09(火) 22:17:00.02 ID:oT6LNX/J0
アスカ  『ねー、雪ってどこに捨てればいいのー?』

レ イ  『片っ端から、湖に投げ込んでいくんだってー!』

シンジ  『イスラフェル達は山の手、ゼルエルは湖側、シャムシエルは僕とこっち側、
      トウジは空いてる所を……』

ヒカリ  『? あれ、参号機出てるよ?』

ケンスケ 『トウジの奴、肉体労働がイヤだからってアレに乗ってっちゃったんだよ』

ミサト  『はいはいはい、男性陣もっとしっかり腰入れてぇー!』

リツコ  『……ネルフの力を持ってしても、結局雪かきは手作業になるわけね』

マ ヤ  『設定が設定ですから……寒いぃぃぃぃ』

マコト  『!? あれ!? 除雪機が沈黙した!?』

シゲル  『おまっ、それ貴重な機械だぞ! 何やってんの!?』

カヲル  『これ……量産機のみんなも呼びません?』

加 持  『それが、みんな風邪気味らしい。ドクターストップだってさ』

冬 月  『全く、肉体労働するのは久しぶりだな。ゲンド……』

ゲンドウ 『……      ブルブル……』


804: 2008/12/09(火) 22:39:09.65 ID:oT6LNX/J0
スタッフ 『ちょっと機材チェックが長引いてます、すみません』

ケンスケ『はーい……シンジとレイちゃん、まだ別室で練習中?』

ヒカリ  『二人とも自分の動きは完璧なんだけど、全然息が合わないんだって』

ミサト   『片やアスカちゃんは……』

アスカ  『よっ、ほっ、右……あぁこっちじゃなくて、ひだり……んあぁもうー!』

ミサト  『自分で精一杯、ってとこね』

トウジ  『……しかし、それにしてもあのレオタード姿は、ファッション的に無しやなぁ』

ミサト  『そーお?』

ヒカリ  『私も、あれはちょっと恥ずかしいかも……』

ケンスケ『ファッションといえば、さっき見掛けた「平常心」Tシャツ……あれってこの
      後のシーンで着るんだよな、シンジ』

トウジ  『あー、らしいな』

ケンスケ『あれ、まさか私服ってこと……』

トウジ  『まさか、それはないやろー?』

ミサト  『…… ありえるわね。シンジ君、どことなくマコト君に似てるもん』

ヒカリ  『ミサトさん、何気に両方に酷いこと言ってますw』

814: 2008/12/09(火) 23:41:05.10 ID:oT6LNX/J0
シゲル  『いない、なぁ……』

マ ヤ  『エレベーターにもいませんねー』

マコト   『どこ行っちゃったんですかね、レイちゃん』

アスカ  『ごめんなさーい、私がちゃんと見てれば良かったのに』

ミサト   『気にしないでいいわよ、レイちゃんの方向音痴は筋金入りだから』

シンジ  『なのにジオフロント見学したいなんて言い出すから、こうなるんだよなぁ……
       と、今の所ストップ! いました!』

シゲル  『ホントだ、エヴァの所でへたりこんでる!』

ミサト   『あーあー、零号機も困ってるじゃない。声かけてあげてー』

マコト   『レイちゃん、レイちゃん聞こえるかい? 今、場所確認したから』

レ イ   『(手をぶんぶん振ってる)』

マ ヤ  『見つかって良かったですねー。ターミナルドグマまで到達したら
       どうしようかと思いましたよーw』

ミサト   『確かに、それヤバイわww』

シンジ  『レイちゃん、僕が見つけたけど、お礼なんか気にしなくていいから。借りが出来た
       なんて、全然思わなくていいからね』

アスカ  『シンジ君……』

822: 2008/12/10(水) 00:01:56.24 ID:XYCrvVre0
ききて1 「えー、新劇場版の製作現場で実際に行われたというイベントが非常に楽しそうだと、
      こっちでもやりたいという声がありましたので……碇司令、どうぞ」

ゲンドウ 「……輝け、第一回ホットプレート祭り」

みんな  「わ~~~」

ききて1 「このホットプレート祭りはですね……という前に、もう皆さん勝手に始めてますね」

ミサト   「あちょっとそれ、私がキープしてた肉~~!」

加 持  「どうなってるのかこの世界、人生一寸先は闇……ってね」

カヲル  「それ、某アニメの予告ですよね。声が似てる……」

マコト   「みんな肉、肉って……野菜も食べてくださいよ、全然減らないんだから」

アスカ  「あ、私ダイエット中なんで、野菜いただきまーす」

レ イ   「アスカちゃん、そんな嫌み言う人だったのね」

マコト   「レイちゃん、役の口調で言うのやめて……」

冬 月  「それよりも誰だ、プレート全面を使って巨大なイカを焼き始めた者は?」

キール  「イカを焼くのは、やめなイカー……」

シンジ  「……」

トウジ   「……シンジ、師匠を氏んだ魚の目ぇで見るのはやめたってくれ 」

837: 2008/12/10(水) 00:52:55.10 ID:XYCrvVre0
アスカ  『熱膨張? 幼稚な事やってるのね。とどのつまり、ものってのはあたためれば
      膨らんで大きくなるし冷やせば縮んで小さくなる、って事じゃない』

シンジ  『そりゃそうだけど……』

アスカ  『あたしの場合、胸だけ暖めれば、少しはオッパイが大きくなるのかなぁ?』

シンジ  『そ、そんな事聞かれたって、わかんないよ!』

監 督  『カット』

アスカ  『はぁ……』

シンジ  『どうしたの? ため息ついて』

アスカ  『え? いや、別に』

シンジ  『今みたいなセリフって、やっぱりキツイものがある?』

アスカ  『まあ……でもお芝居だから、大丈夫。シンジ君だって、よく役の碇シンジは
      嫌いなタイプだって言ってるじゃない?』

シンジ  『まあ、ね。良く逃げちゃ駄目だとか、そんなの~じゃないか! みたいなセリフある
      けど……結構、イラッときてるww』

アスカ  『へー、やっぱりそうなんだ』

シンジ  『それに結構おいしい場面なのに、何でもっと前に出ないんだ! って思ったり』

アスカ  『……シンジ君、やっぱやらしいかも』

842: 2008/12/10(水) 01:04:52.04 ID:XYCrvVre0
加 持  『碇司令は俺を利用してる。まだいけるさ。だけど葛城に隠し事をしてたのは、謝るよ』

ミサト  『昨日のお礼に、チャラにするわ』

加 持  『そりゃどうも。ただ、司令やリッちゃんも、君に隠し事をしている……それが、これさ!』

監 督  『カーット!』

ミサト   『疲れたぁぁ~! 銃って、こんなに重たいの~? これモデルガンか何かでしょ?』

加 持  『お前なぁ……シリアスなシーンなんだから、銃くらいしっかり持っとけよ? 手が震え
      てるからホントに撃つんじゃないかって、気が気じゃなかったんだからな』

ミサト  『あ、あはははは……ごめーん』

加 持  『この間の酒がまだ、残ってるんじゃないだろうな?』

ミサト  『この間のお酒? なーにそれ?』

加 持  『いやー……何でもない。忘れてくれ』

ミサト  『えー何よそれ、教えなさいよー! 気になるじゃない』

監 督  『ミサトちゃん』

ミサト  『あ、はい?』

監 督  『それは、聞かないでおいた方がいいから』

ミサト  『……?』

916: 2008/12/10(水) 20:11:28.13 ID:frWNGVJo0
シンジ  『行くよ!』

アスカ  『りょーかい!』

シンジ  『ふんっ!』

アスカ  『……とっ、あっ、あああぁぁっ!?』

ミサト  『うわっちゃぁ……』

監 督  『カットー。アスカ、どうした?』

アスカ  『あ、足を滑らせて、湯船に落ちちゃいました……』

シンジ  『ごめん、アスカちゃん。コントロール悪くて……』

ミサト  『なーんかお風呂のシーンに入ってから、シンジ君様子が変ねー。やっぱり気になるぅ?』

シンジ  『な、何言ってるんですか、変なこと言わないで下さいよ!』

アスカ  『シンジ君って……やっぱり……』

シンジ  『ふ、二人で何言ってるんですか、ちょっと!』

監 督  『女湯の二人、そのへんは男のサガだから、わかってやって』

二 人  『はーい』

シンジ  『かっ、監督ぅ……』

921: 2008/12/10(水) 20:27:48.19 ID:frWNGVJo0
「レイさーん僕の心も打ち抜いて~~~んw なんちてw」


アスカ  『へ~、パソコンでアニメが作れちゃうの?』

カヲル  『もちろん。僕はお遊び程度に弄る程度だけど、ね』

ミサト   『それ、誰がアフレコしたの?』

シゲル  『一応、俺の熱演っすよ』

マコト   『あと僕とマヤちゃんと、トウジ君達もです』

ゲンドウ 『使徒がこのようなノリでしゃべるのは、いささか気持ちが悪いな』

レ イ   『えー、カワイーじゃないですか、ねぇマヤさん』

マ ヤ  『ねー』

冬 月   『ふむ。イロウルやバルディエルの腰の低さといい、ゼルエルの軽さといい、
       使徒というものはこのような者達なのかもしれんな』

シンジ  『カヲル君、そうなの?』

カヲル  『えっ? それは、そのー……綾波さんそうなの?』

レ イ   『私!? えと、あのぅ……キール師匠そうなんですか?』

キール  『何で僕?』

925: 2008/12/10(水) 20:55:19.26 ID:frWNGVJo0
アスカ  『最後にするのって、何だっけ? なんとかキック……』

シンジ  『えーと、ライダーキック? だと思った』

監 督  『違う違う、ライダーきりもみキック』

シンジ  『はぁ……』

アスカ  『監督、凄い気合い入ってるー……まだラストまでの流れが決まんないのかな』

シンジ  『スタッフと、意見がまとまらないんだってさ』

アスカ  『とりあえず、私達が出来る範囲で言ってもらいたいねw』

シンジ  『最後のきりもみキックが既に自信ないけどw』

監 督  『えーっとまず、ナイフでパパッ! ズババッ! で、相手ズタズタとか出来る?』

シンジ  『パパッ、てズババ、ですか……』

監 督  『それでバク転で距離とって、バレットライフル連射……もそこそこに使徒にガッと
      行って、あとはもう、うわぁ~~って感じ』

アスカ  『え、えっと……』

監 督  『じゃあ一度それで』

二 人  『無理です!』

931: 2008/12/10(水) 21:15:27.79 ID:frWNGVJo0
マ ヤ  『撮影のためとはいえ、ホントにネルフを停電させるなんて……凄いことしますねー』

マコト  『暖房も切れるから寒くなるし、さんざんだね』

ゲンドウ 『……そのくらいは大した問題じゃない』

みんな  『うわぁぁっ!?』

リツコ  『ゲ、ゲンドウさんいきなり現れないでください!』

ミサト  『全く、全然気づかなかっ……』

冬 月  『全くだな』

ミサト  『いやーーっ!!』

アスカ  『お、オバケぇ!?』

冬 月  『……』

レ イ  『シンジくん、平然としてるけど……こういうの平気なの?』

シンジ  『うん、全然だいじょう…… あれ、向こうの方にレイちゃんがもう一人……』

レ イ  『やーーめーーてーー!!』

シンジ  『冗談だよ冗談! アッハハハハ……』

シゲル  『笑ってるよ、おい』

945: 2008/12/10(水) 22:19:32.93 ID:frWNGVJo0
トウジ  「俺らみんな、何かしら有名なセリフあるやろ?」

アスカ  「セリフ?」

シンジ  「ああ、僕の逃げちゃ駄目だ、とか?」

トウジ  「ようあるネタやけど、あれ関西弁にしてちょっと言うて欲しいねん。せっかく
       本人おるし」

シンジ  「…… ワイは……ワイはエヴァンゲリオン初号機のパイロット、碇シンジやっ!」

トウジ   「どこのプロゴルファーやねん」

レ イ   「ウチが氏んでもなー、代わりがおんねやんかー」

トウジ   「バイトの愚痴みたいやん」

アスカ  「なぁシンジー、チュウしょーかー?」

トウジ  「……それはアリやな」

カヲル  「歌は心を潤してくれる。リリンが生み出した、文化の極みやぁ~」

トウジ   「お前それ人のネタや」

955: 2008/12/10(水) 22:42:40.34 ID:frWNGVJo0
カヲル  『君たちには未来が必要だ。……ありがとう。君に逢えて、嬉しかったよ』

シンジ  『……』

監 督  『……    カーット! 長い沈黙お疲れ! よくやった』

シンジ  『んっ、んーっ……! いや、同じ体勢のまま動かないっていうのも、結構キツイ……』

カヲル  『いっ、いいからシンジ君、下ろして! 一刻も早く下ろして!』 

シンジ  『えっ? ああごめん、カヲル君を忘れてたww』

カヲル  『ていうかさっき、初号機ちょっと力入れたでしょ!? 軽くギュッとしたろ!?』

初号機 『……』

シンジ  『カヲル君、初号機がごめんだって』

カヲル  『もうわかったから、早く……』

初号機 『……』

シンジ  『やっぱりどうしようかなーだって』

カヲル  『早く下ろせぇぇ!!』

967: 2008/12/10(水) 23:17:26.91 ID:frWNGVJo0
監 督  『3人ちょっとそのまま、エヴァに乗ったまま待ってて』

シンジ  『あ、はーい』

レ イ  『私前から気になってたんだけど、エヴァって……性別あると思う?』

アスカ  『ん~……ありそう、かな』

シンジ  『あるとしたら、初号機は男だよね』

レ イ  『よく使徒のみんな仕切ってるもんね。弐号機は?』

アスカ  『弐号機は女の人じゃない? 細かい仕草とか女らしいもん』

シンジ  『零号機はどう?』

レ イ  『それが……微妙』

シンジ  『び、微妙って』

レ イ  『弐号機みたいに女っぽい感じなんだけど、それがちょっと過剰かなって……』

アスカ  『それって、いわゆるオカ』

レ イ  『ちょっとアスカちゃん、そんなわけないじゃん! ……って、言いたいけど……』

シンジ  『……ええと、よくわからないけど、とりあえず頑張って』

レ イ  『うん、よくわかんないけど頑張る』

995: 2008/12/10(水) 23:55:43.25 ID:frWNGVJo0
ネタは無いことは無いので

次やるとしたら、ネタ溜めてからスレ立てします
やるならね


ちなみに前にあったバトロワのキチガイSSも俺が書いたので、
知ってる人は見てくれ

987: 2008/12/10(水) 23:51:21.56 ID:UW/AqNKLO
終わるのか?>>1乙またやってくれ

990: 2008/12/10(水) 23:53:07.06 ID:DOL6pv1Q0
これまでか
>>1乙 長い間楽しませてもらった
マジで面白かった

引用元: シンジ「撮影で辛かった事?彼に何度も殴られたことですかねw」