放課後


愛「あ、おーいしずくー！」(予定通り、しずくより先に戻れた、脚鍛えてて良かった～！)

しずく「すいません、授業が長引いてしまって…」(その笑顔がもう時期見れなくなってしまうなんて… ♡)

愛「ううん！愛さんも今来たとこだから！」(本当のしずくってどんな子なんだろう…いっぱい叫んでくれるかなぁ… ♡)

しずく「それならよかったです」ﾆｺｯ

愛「じゃ、早くいこいこー！」

しずく「わ、待ってください愛さん！」

宮下家


しずく「おじゃましまーす」

愛「今家族お店だからそんな気張らなくて大丈夫！早く部屋行こ！」(挨拶とかいいから早く)

しずく「あ、はい」(愛さんは何か急いでいるのでしょうか…？まあいいです。時間はたっぷりあります。まずはお部屋で弱みでもさがしましょうか ♡)

愛さん部屋


しずく「失礼します。」ｶﾞﾁｬｯ

愛「あはは、しずくは律儀だねー」(もうホントいいからさ、そういうの)

しずく(やっぱり愛さんイライラしてますね ♡)ｿﾞｸｿﾞｸ

しずく(いけない、私ったら。ここで神経を逆撫でするような事を言っては、すぐにおわってしまいます。今は観察するだけ…)

愛「あ、しずくー、愛さん飲み物取ってくるからそこら辺テキトーに座っといてー」(やっぱしずくって可愛いよね。早く痛めつけたい。早く早く早く ♡)

しずく「わかりました。わざわざありがとうございます。」ﾆｺｯ

愛「うん！すぐ戻ってくるからー！」(その微笑みとか、全部演技なのかな。どこまで耐えれるんだろう)ｿﾞｸｿﾞｸ

しずく「……………」

しずく(さて、愛さんはすぐに戻ってくると言っていました。細かい物色は後にしましょう。)

しずく(とりあえずよくあるベッドの下と机の引き出し当たりを確認しておきましょうか。)


ｶﾞﾁｬｯ………ｶﾞﾁｬｯ……


しずく(やはりこんなわかり易いところに隠し物等ありませんね。)

しずく(でも折角ですし、適当に消しゴムとボールペンでも盗ってみましょうか。上手い間隔で持続出来ればいい感じに怖がってくれるはずです。)

しずく(かすみさんみたいに… ♡)

しずく(もう戻ってきそうですね。跡を残さないように片付けなきゃ。)

愛「おまたせー！」

しずく「あ、ありがとうございます、あいさ」

ｶﾞｼｬﾝ!

しずく「………」ﾎﾟﾀｯﾎﾟﾀｯ

愛「ごめんしずく！大丈夫？破片とか刺さってない？冷たかったよね？ほんとごめん！」ｱｾｱｾ

しずく「……いえ、少し手を切ってしまっただけですし、水の量もそんなに多くなかったので、」ﾆｺｯ

愛「………」ｷﾞｭｯ

しずく「！？」

愛「………」ﾃｷﾊﾟｷﾃｷﾊﾟｷ

しずく「あ、あの、愛さん、何を？」

愛「ごめん、今集中してるから静かにしててくれない？」ﾃｷﾊﾟｷﾃｷﾊﾟｷ

しずく「…………」

しずく(私は今、腕を後ろで縛られている…)

しずく(まずいですね。予想外です。愛さんが、こんな人だったなんて)

しずく「………ふふっ」

しずく(最高です。この展開。私一人じゃ創れなかった。)

しずく(やっぱり愛さん、私は貴女の心をズタズタに引き裂きたいです ♡ ♡ ♡)

しずく(愛さん ♡、あなたは気づいてないのですね ♡)

しずく(この状況、後であなたの首に付けられる、首輪になるんですよ ♡)

しずく(あぁ、考えるだけで胸が熱くなる…)ｿﾞｸｿﾞｸ

愛「ふー、完成！」ﾆｺﾆｺ

しずく「………」

愛「ねえしずく、これから何されるか想像つく？」

しずく「………」

愛「あはは ♡、すっかり怯えちゃって可愛い ♡」

愛「愛さん興奮しちゃうよ ♡」ｿﾞｸｿﾞｸ

しずく「………」

愛「でも、人が質問してるのに黙ってるなんて、お仕置が必要だよね ♪」

愛「…………ふっ！」ｸﾞｻｯ

しずく「いだっ！！」

愛「あ ♡……今のは素？それとも、まだ演技だった？」

しずく「…………」

愛「ねえ、愛さんね、この針、しずくのためにがんばって選んだんだよ…？」

愛「細さとか長さとか、鋭さとか、しずくはどれなら本気で痛がってくれるかなって…考えながら、一生懸命選んだの…」

愛「だから、答えてくれないと、寂しいな…？///」

しずく「あ、愛さん ♡」ｿﾞｸｿﾞｸｿﾞｸ

しずく(応えたい、こんな健気な愛さんに。)

しずく(大っ嫌いとか、低い声で言ったらどうなるの… ♡)

しずく(それとも、こんなゴミでよく私のことを考えてなんて言えましたねって、いつも通りのトーンで言おうかな… ♡)

しずく(ううん、まだダメ、しずく。私ならまだ我慢できるでしょ。耐えるの。黙って。)

しずく「…………」

愛「………ふーん、そうなんだ。」

愛「そうやって黙りこくるの、必氏の抵抗かな？」

愛「それとも、もっとやって欲しいのかな？ ♡」

愛「いいよ ♡応えてあげる ♡」ﾊｧﾊｧ

愛「……ふっ……ほらっ……ほらっ！」ｸﾞｻｯｸﾞｻｯ

しずく「いぎっ！っ………ぐっ…あ゛あ゛」
」

愛「愛さん、しずくのそんな声初めて聞いちゃった ♡」ｿﾞｸｿﾞｸ

愛「はぁ、はぁ、これ、ヤバいかも ♡」

しずく「ぅぅぅぅぅ…………」

しずく(痛い痛い痛い痛い痛い)

しずく(この痛みも、愛さんの愛なんですね ♡)

しずく(ぐちゃぐちゃに踏みにじりたいよぉ ♡)

愛「っ！…」ｸﾞｻｯ

しずく「あ゛か゛っ！」

サイコパスだよ…

しずく(痛い、痛い、痛い、痛い)

しずく(あぁ、私の背中は一体どうなっているのでしょうか… ♡)

しずく(消えない跡なんて残っちゃってたら、どうやって責任取ってもらおう… ♡)

愛「………」ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ

しずく「ぎぃぃぃぃい！」

しずく(もっと苦しそうな反応したら、愛さん喜んでくれるかな…)

しずく(ってだめだめ！愛さんは私が演技できなくなっちゃった姿を見て喜んでるんだから！)

しずく「た゛す゛け゛………い゛！」

愛「あはっ、顔やば」ｷｬﾊﾊ

愛「そういう顔、愛さん大好き！ ♡」ｸﾞｻｯ

愛「そうだ！その表情、演技に取り入れてみたら？」ｸﾞｻｯ

しずく「い゛…い゛…」

愛「あ！傷口とか心配してる？」ｸﾞｻｯ

愛「それなら大丈夫！ちゃんと綺麗に戻るように綺麗に刺してるからねー」ｸﾞｻｯ

愛「練習するの大変だったよー」ｸﾞｻｯ

愛「ほら見て、下着で隠れるところで練習したんだけど、これ多分もう消えないなぁ」ﾁﾗﾁﾗｯ

愛「まぁ、やられてる人になったみたいで楽しかったけどね」ｳｯﾄﾘ

愛「それに何回もやる為にはこれくらいどうってことないよ！」

愛「ってかよく考えたらめっちゃ恥ずかしいじゃん！こんなとこ見せるの///」

しずく「………」

しずく(愛さん………やっぱり頭おかしい… ♡ ♡ ♡)

しずく(普通の人だと思ってたけど、こういうのなら尚更最高です… ♡)ｷｭﾝｷｭﾝ

しずく(こんな人が、追い詰められるとどんな表情をするのでしょう…どんな気持ちになるのでしょう…)ｿﾞｸｿﾞｸ


しずく(あぁ…想像しただけで、、、)ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

愛「あれ？顔変わったね」

愛「痛いとそんな表情するんだ、おもしろー」

しずく(もういいでしょうか？ ♡)

しずく(私、もう我慢できません ♡ ♡ ♡)

愛「………あはっ…………」ｸﾞｻｯｸﾞｻｯｸﾞｻｯ

しずく「愛さん」

愛「ん？ちょっと今いいとこなんだけど」

愛「ってかまだ喋れんだ！意外と強いねしずく！」

しずく「愛さん、もしも私が、あなたのベッドの下に高画質小型カメラを設置していました、と言ったらどうしますか？」

愛「…………は？」

しずく「音質も最高レベルなんです ♪去年のクリスマスに、お父様に頼んで買って貰った」

愛「ちょっとまって」

愛「………」ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

愛「っ…………」

しずく「ふふふっ ♡」

愛「なにでやった？」

しずく「そこにあったハンマーです ♡」

愛「次はもっと頑丈にしないとか…」

愛「はぁ……折角作った通信抑止装置がぁ…」

愛「結構高かったのにぃ…」

しずく「残念ですね、もうデータは私のおうちです ♡」

愛「………」

しずく「愛さん ♡」

愛「？」

しずく「これ、璃奈さんに送ってもいいですか？ ♡」

愛「やめて」

しずく「なら」

愛「おねがい！！やめて！！それだけは！！」

しずく「わ」

愛「なんでもするから！！おねがい！！」ﾄﾞｹﾞｻﾞ-

愛「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

しずく「わた」

愛「しずくにもわかるでしょ！？！？」

愛「りなりーは特別なの！！！！」

愛「りなりー表情あんまり変えられないの！！！！しってるでしょ！！！！？？」

愛「りなりーがボード使わないで表情だしてる姿！！！！」

愛「しずくもみたいでしょ！！！！？？？？」

愛「りなりーが表情！！！！かえられるようになるかもしれないの！！！！！！」

愛「だからネタバレとかやめてよ！！！！！」

しずく「愛さん……」ｿﾞｸｿﾞｸｿﾞｸ

愛「ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

愛「おねがい」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

愛「な゛、なんでもするからぁ」

愛「か゛す゛、かすみんみたいに、していいか゛らぁ」

愛「けほっ…りなりぃのおどろいたかおとか、そのカメラでとっていいからぁ」

愛「おねがいします」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

しずく「愛さん、落ち着いて ♡」

愛「し、しずくっ……！ぁ…ごしゅじんさま」

しずく「………… ♡ ♡ ♡」ｿﾞｸｿﾞｸｯ

しずく「あの、私、犬は2匹もいらないんですよね」

愛「な゛ん゛て゛も゛い゛い゛か゛ら゛っ゛！！！」

しずく「あ ♡…」ｿﾞｸｯ

しずく「あなたにそんな価値があると？私にこんな傷をつけて」ﾊｧﾊｧ

愛「なぐでもいいか゛ら゛あぁぁ…」

愛「今まで、ずっとがまんしてきたのに…ひっぐ……やっとりなりーの1番になったのに…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

愛「ばらされちゃったら、いみないじゃん…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

愛「うわぁぁぁぁぁぁぁん」

しずく「あ、愛さん ♡、」ﾊｧﾊｧ

しずく「いいですよ ♡」ﾊｧﾊｧ

しずく「データは消しませんけど ♡、」ﾊｧﾊｧ

しずく「愛さんがいい子にしてたら… ♡」

しずく「璃奈さんに送ったりしませんよ ♡」

愛「ありがとうございますありがとうございますありがとうございます」ﾊﾟｧｧｧｧ

しずく「 ♡ ♡ ♡」ｷｭﾝｷｭﾝ

しずく(あぁ、璃奈さんに表情をつける為に自分の表情を失ってしまうなんて、かわいそうな愛さん……… ♡)

しずく(その笑顔が消えていく様、楽しませてもらいますよ ♡)

しずく(それにこれは演技の参考になりそうです…！)

しずく(今度からは堂々とカメラを使えますから、その可愛らしいお顔、しっかりと記録してあげますね ♡)

しずく「明日から、大変でしょうが、何があっても、助けなんて呼んではなりませんよ…？ ♡」

愛「はい…！」

しずく「 ♡」

しずく部屋

しずく「いった！」

しずく「はぁ、動く度にかなり鋭く痛むなぁ…」

しずく「でも愛さんの言っていた通り、傷口綺麗だし、出血量も少ない…」

しずく「私のためにがんばったんですね、愛さん ♡」ｿﾞｸｿﾞｸｯ

しずく「はぁ、はぁ、明日からどうしてあげようかな ♡」

しずく「とりあえず璃奈さん以外の愛さんの知り合いに、適当にデマでも流しておきましょう ♡」

しずく「それから、その日あった事を毎日私に報告して貰って、」

しずく「帰り道を追いかけるのもいいかも ♡演技の練習にもなりそう」

しずく「あ！物を少しずつ盗るのも！折角今日から始めたんだから、ちゃんと続けないと ♡」

しずく「想像するだけで、私… ♡ ♡ ♡」

しずく「はぁぁぁぁ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝｯ

しずく「愛さん ♡」

しずく「今日の学校はどうでしたか？ ♡」

愛「………」

しずく「………愛さん？ ♡」ﾆｺｯ

愛「……うぅ……ひっく……うぇ……」

愛「なんか、みんながっ…アタシがっ…お金貰ってっ、大人の人とヤッたって……うぇ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

愛「なんかっ…だれかがぁ…アタシが、スーツ着たっ…女の人とっ…ホテルからでてくのっ…見たって……」

愛「なんかっ…ペンとか、無くなってたしぃ…ノートに、び、びっちって、」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

愛「うっ…ぐすっ………」

しずく「…」ﾆｺﾆｺ

愛「うぅぅ…ひっぐ……げほっ…」

愛「………」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ



愛(やっぱり用心深いな。興奮しているみたいだったからワンチャンあるかと思ったけど、、、最初から拘束しちゃうんだもん。)

愛(逃げられる心配がないから、アタシがやった時みたいな簡易的な物じゃなくて頑丈。流石の愛さんもこれはムリだよ。)

愛(言う事を聞いている限りりなりーにデータを送らないというのは本当っぽいけど、できるだけ早く優勢を取り戻したい。これじゃ好きに動けない。)

愛(それに、しずくの反応めっっっちゃ良かったし… ♡1回切りなんてもったいないよ。)

愛(でも急いじゃダメ。)

愛(昨日は急いでいたせいで、凡ミスをした上、派手に取り乱してしまった。)

愛(愛さんの弱点は焦りとりなりーみたい。気をつけないと。)

愛「もっ…やだぁっ……ひっく…」

しずく「愛さん可哀想…」ｷﾞｭｲﾝｷﾞｭｲﾝ ♡

愛「うぇ……たすけっ……」

しずく「愛さん？ ♡」

愛「ごめんなさいごめんなさいちがいますちがいますまちがえました」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

しずく「いえ、大丈夫ですよ。間違えは誰にでもありますから ♡」

愛「もういわないから、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

しずく「わかってますよぉ ♡」ｿﾞｸｿﾞｸ

愛「…」(あ、今叫んだら転んで喉にコンセント刺さるな)

愛(まあ今はいいや。それよりもなんとかしてしずくの弱みを握らないと…)

愛(いや、そんなことするよりもしずくのパソコン乗っ取ってデータ抜き取った方が早いか……？)

愛(力でねじ伏せるのはしずくに餌を与えることになりそうだし…)

愛(いっそすぐにでもりなりーを驚かせるのも良いけど、、、こんなに時間をかけたんだし、じっくりやりたいよね…)

愛(うーん、考えたって答えはないし、チャンスをみつけるまで今の状況を楽しむか～)

しずく「はぁはぁはぁ ♡愛さん可愛い ♡」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝｯ ♡

1週間後


愛「………」ｽﾀｽﾀ


女子生徒1「愛ちゃんの噂ほんとなのかなー」

女子生徒2「デマじゃなーい？こういう噂っていっつもそうじゃん」

女子生徒1「でも1週間経っても消えないってことはホントかも…」


愛「………」ｽﾀｽﾀ


愛さんアンチ1「最近アイツのめっちゃ評判落ちたよね～w」

愛さんアンチ2「今までずっと八方美人してた化けの皮が剥がれたんでしょw」

愛さんアンチ3「それなw」


愛「………」

愛「………」ｶﾞｻｶﾞｻ

愛(またシャー芯が抜かれてる…)


────────


しずく「愛さん ♡」

愛「………うっ………うっ……」

愛「…………………しにたい……」ﾎﾞｿｯ

しずく「…」ｿﾞｸｿﾞｸｿﾞｸ ♡

しずく「っは… ♡ ♡ ♡」

しずく(前までの笑顔もすっかり失っちゃって…… ♡もう楽しいなんて言えなくなっちゃいましたね ♡ ♡ ♡)ｷﾞｭｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ ♡

愛(これめっちゃ楽しいな)

愛(正直こっちの方が楽しいしりなりーは友達としてこれからも仲良くさせて貰うことにしよう)

愛(なんかたかが1時間程度の動画に労力使うのもバカらしくなってきたし)

愛(あの動画ばら撒かれるのもそれはそれでアリだよね)

愛(このまましずくに従っててもあっちで勝手に完結させられるだけだし、アタシは今目の前にある楽しいに飛び込むことにするよ)

しずく「はぁ、可哀想です ♡はぁ、助けてあげたい ♡はぁ、愛さ」

愛「うおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

しずく「！？！？！？」

しずく「…………」

愛「あははっ ♪」

しずく「なにでやりました？」

愛「自作の電ノコ ♪」

しずく「次は絶縁体で作らなきゃ…」

愛「………」ｶﾞｻｶﾞｻ

愛「ねーしずくー」ﾆｺﾆｺ

しずく「はい？ちょっと今いい感じの展開を考えてるとこなんですけど」

しずく「というか最高の笑顔じゃないですか。今までのは演技だったんですか。」ｲﾗｲﾗ

愛「んー、この一週間のは演技だけど、最初のはホント」

しずく「えっ ♡」

しずく「それ、ホントですか？」ｿﾞｸ

しずく「今までの1週間、酷いことされても、ずっと冷静に演技してたのに、でも最初の1日、あの土下座しながら泣き叫び許しを乞っていた惨めな姿だけはホントの本気だったんですか？」ｿﾞｸｿﾞｸ

愛「うん ♡」ﾆｺｯ

しずく「あ、あ、愛さん、私、わたし、」ｿﾞｸｿﾞｸｿﾞｸ

愛「………」ﾆｺﾆｺﾆｺ

しずく「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡」ｷﾞｭｵﾝｷﾞｭｵﾝﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾋﾞﾁｮｫｫｫｫｫｵ ♡

愛「……………」

愛「あははっ、あはははっ ♪ ♪ ♪」

愛「これサイコーにたのしーね ♪」ｿﾞｸｿﾞｸｯ

愛「こんなしずくみてると、愛さん意地悪しちゃいたくなっちゃうなぁ ♡」ｿﾞｸｿﾞｸｿﾞｸｯ

しずく「はぁはぁはぁ ♡」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝｯ

しずく「愛さん、いいですよ」ﾊｧﾊｧ

しずく「愛さんが楽しんでるクセに苦しそうなフリをしたのと同じように、私も痛めつけられるのを理解した上で愛さんに許可を出します」ﾊｧﾊｧ

しずく「うふふっ ♡ ♡ ♡」

愛「………」

愛「こーゆーのもアリかも…！！！ ♪」ｸﾞｻｯ

しずく「い゛っ゛ ♡」

愛「あはっ ♡」ｿﾞｸｿﾞｸｯ

愛「他にもいろいろ用意してたんだけど、これしか手元になくて…ごめん！」ｸﾞｻｯ

しずく「い゛えっ……この感じ、あの日を思い出してしまいます ♡」ｿﾞｸｿﾞｸ

愛「そっかー、ならよかった！」

愛「もしアレなら愛さん特製電ノコ使おうと思ったけど、これ人間に使ったら傷口ぐちゃぐちゃになりそーだし、めっちゃ感電して、最悪氏んじゃうから、あんま使いたくないんだよねー」

しずく「私も氏ぬのは嫌なのでそれで良いです」

愛「あっ ♡」

愛「もしかしてそれは本音？？？ ♡」ｿﾞｸｿﾞｸｿﾞｸｯ

しずく「うふふっどうでしょうか ♡」

愛「そんなこと言うとやりたくなっちゃうじゃーん！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

しずく「もしやっちゃったら、愛さんどうなっちゃうんでしょうね ♡」ｺｿｯ

愛「あ ♡」ｿﾞｸｯ

愛「やばっ ♡ゾクゾクしちゃう ♡ ♡ ♡」ｷﾞｭｵﾝｷﾞｭｵﾝ

しずく「やらなくたって、もしここで見つかったら、、、 ♡」

しずく「大変なことになるでしょうね ♡」

愛「やっ ♡」ｸﾞｻｯｸﾞｻｯ

しずく「く゛っ…第三者から見れば、私は完全な被害者ですし、 ♡」

愛「んっ ♡」ｸﾞｻｯｸﾞｻｯ

しずく「き゛ぃ゛っっ……私が愛さんに突然切りつけられた、と言ったら、、、 ♡」

愛「んんぅ ♡」ｸﾞｻｸﾞｻｸﾞｻ

しずく「ぁ゛ぁ゛っっく…………責任、ぜーーーーーーーんぶ、愛さんが被っちゃいますね ♡」ﾆｺｯ

愛「あ ♡あ ♡あ ♡」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

しずく「愛さん… ♡」

しずく「一緒にいきましょう ♡ ♡ ♡」

あいしず「ﾁｭｯﾁｭｯﾁｭｯﾁｭｯｸﾁｭｸﾁｭｯﾁｭｯﾁｭｯﾁｭｯ ♡ ♡ ♡」



………………


…………………………………


..................................................



ランジュ「…………」

ランジュ「…………」

ランジュ「…………」

ランジュ(ランジュの部室………)

ランジュの部屋でやってたのかよw

ランジュに同情しちゃう…

日本に来たこと後悔してそう

ランジュ「…………」ｼﾞﾜｧ

ランジュ「うぅ………」

ランジュ(こんなによごしたらママにおこられちゃうラ…)

ランジュ「……ぐすん…」

果林「あ！ねえランジュ、私と一緒におえかきパンダやきつくりましょう！！」ﾆｯｺﾆｺ

ランジュ「つくラー！！！！」ﾆﾊﾟｧｧｧｧｧ



カリンとつくった、パンダやきは、あんまりおいしくなかったけど、かわいくできて、うれしかっラです。たべたあと、カリンが、おかたづけをてつだってくれて、うれしくラ、ともだちに、なりましラ。うれしかっラです。

『ランジュのらいにちにっき』より



～Happy End～

ランジュちゃんええ子やね…