コナン「……」ドキドキ
(やってみようかな。あ、でも喉につまったら氏ぬし…でもスリル味わいたいし…よし、食べるか)

コナン「いっただっきま～す！ゴクッ」

コナン「・・・・・・・・・・・・・・」

コナン「なんもおきね～な…つまんね…ま、こんな馬鹿なことした俺も俺だけどなｗｗ」

コナン「さぁ～寝よ寝よ」

蘭「コナン君？さっきまであった卵知らない？」

コナン「え？」ドキッ

蘭「お父さんが卵焼き食べたいって言いだしたから」

コナン「し、知らないよ…はは…」

蘭「そう…。どこいっちゃったのかしら？あ、あと、よい子はもう寝る時間よ！おやすみ。コナン君！」

コナン「お、おやすみ～」

バタンッ

コナン「ふぅ～あぶねぇあぶねぇ…。ばれるとこだったぜ！！」
(にしてももう１１時だぜ。明日は学校だからもう寝ないとな…)


　　　　　　　　　翌日

歩美「コナン君！おはよう！」

コナン「…あ、おはよぅ…」ぐったり

歩美「あれ？どうしたの？」

コナン「なんか朝から腹痛いし、吐き気するし、だるいし、眠いし、イライラするんだよ…」

歩美「だ、大丈夫？」

コナン「いや…まぁ…これぐらいならまだ大丈夫だよ。ははっ」
(やべ～まさか昨日の卵関係してるか！？もしそうならやべぇ～！)

コナン「な、訳ないか…はは…」

元太「おいコナン！鬼ごっこしようぜ！！」

歩美「しよしよ！」

光彦「じゃんけんで鬼を決めましょう！」

灰原「ええ、いいわよ！」

コナン「…俺パス…」

元太「え？なんでだよ」

コナン「…いや…今…気分わりぃからよ」

光彦「じゃあ、落ち着いたらやりましょう！」

灰原「じゃあ私、心配だから見てるわ」

元太「俺も。なぁコナン、どんな感じなんだよ」

コナン「なんかよ。変なんだ…昨日、卵一気飲みした時から…」

みんな「卵！？いっき飲みぃ！？」

灰原「なんでそんなことしたのよ！？」

コナン「楽しそうだから。好奇心」

灰原「ったく！とりあえず、横になってなさい！」

コナン「はぁ～い…っ！！」

灰原「ちょ、どうしたのよ。いきなり」

コナン「今、なんか出た…」

灰原「は？まさか工藤君？高校生にもなって漏らしたんじゃ？」

コナン「…そ、そうかもしれない…から、ちょっとトイレ行って確認してくる」だだだ


　　　トイレ

コナン「やべやべ！マジかよ～？」チラッ

コナン「！？」

(は？こ、これって…おいおいおいおい！え？なんで俺、男だよな？え？なんで血がついてんだよぉおお)

コナン(おかしい。俺はちゃんとした男だぞ？なんでだよ？)

コナン「どうすれっ！いって！」ずきずき

コナン(腹が痛くなってきやがった！こ、こっれって…やべ…痛い…い…)

　　　ずきずきずき

コナン「いったぁああああああああああああああああああああああああああ」

灰原「え？今、江戸川君の悲鳴聞こえなかった？」

元太「あ、あぁ…トイレの方から」

光彦「い、いってみましょう！！」たったった


　　　　トイレ

コナン「…ぜぇ…はぁ…い、痛い…氏ぬほど痛い…女ってこんな痛い思いしてるのか？うぁ…なんか血がでてきてる感覚がする…」

元太「おいコナン！！大丈夫か！？」

コナン「や、やべ…元太…俺、俺…」

光彦「ど、どうしたんですか？」

コナン「お、おいお前ら…灰原よんできてくれねぇか…？」

灰原「私よ、呼んだ？」

コナン「は、灰原…どうすればいいんだ？俺、おかしくなっちまった…」

灰原「え？」

コナン「こ、子供が生まれる！！」

灰原「は？」

灰原「何言ってるのよ？頭いかれちゃった？」

コナン「ま、マジでなんだよ…血が…血が出てきてよ…」

灰原「え？本当なの？まさか生理！？」

コナン「あ、あぁ…それに、イライラ、吐き気、だるい、眠い、が、すべて当てはまるんだ」

灰原「ほ、本当ね…ちょっと、大丈夫？」

コナン「大丈夫じゃない。なんかもう一歩も歩けない…」

灰原「…どうしたらいいの？」

元太「と、とりあえずコナン！あけろ！」

コナン「あ、ぁぁ…」
　　　
　　　　がちゃ

元太「！？」

光彦「す、すごい出血！！」

コナン「なんかもうどうでもよくなってきやがった…」

灰原「と、とりあえず、病院ね！」ぴ、ぽ、ぱ、ぽ

こうして俺は病院に運ばれた。その間、俺は考えた。もし卵が原因なら一体何が生まれるのだろうか？と。
そりゃ最初はひよこが産まれるって思ったが、もう産まれないようにされている。それなのに、本当にこんなことはあるのだろうか？

医者「…本当に妊娠してますね。しかも産まれるのあと５日後」

コナン「！？」

灰原「はやッ」

医者「どうします？産みますか？」

コナン「いや待って下さい！！ひよこ？それとも人間？」

医者「人間です」

コナン「に、人間？」

医者「あと光彦」

コナン「光彦！？」

光彦「え？僕が産まれるんですか？」

医者「はい…あなたの先祖が生まれます」

光彦「へ、へぇ～…。最近の科学ってそんなのもわかるんですか？」

医者「いえ感です。」

光彦「え？感！？」

医者「ええ、医者の感ってやつですよ！とりあえず入院ですね」

コナン「は、はい…」

灰原「…ねぇ、それ本当に産むの？」

コナン「う、産むしかねぇだろ？光彦の先祖にも会ってみてぇし」

灰原「誰の子にするの？蘭さんの？」

コナン「あっそうか！それが問題か！！光彦のご先祖なら海か山に返しといてもいいか。普通の人間の赤ちゃんも」

灰原「な、何いってるのよ！？」

コナン「じょ～だんだって！ま、それはあとで決めるよ」

　　　　その日の夜

コナン(俺が出産か…なんかスゲー。蘭も驚いてたなｗｗはは、男がな……。)

コナン「寝るか…」


　　　　　次の日

コナン「いあた痛い痛い痛い！！」

蘭「大丈夫？コナン君？」

コナン「う、うん…すごい痛いよ…ってぐはっ」

蘭「だ、大丈夫？」

コナン「ごほっがはっ！はぁ、はぁ…うぇはぁ！め、めまいがする」

蘭「が、頑張って！コナン君！！」

灰原「江戸川君！」

コナン「は、灰原…はぁ…はぁ…ぁ…」

蘭「ね、寝ちゃった…」

灰原「…江戸川君…」

灰原「つらそう…」

蘭「そうね。お父さんもビックリして腰痛めちゃったわよ…」

灰原「…ぷっ…ｗｗ」


　　　　　　　学校

元太「なぁ、コナンの奴、大丈夫かな」

光彦「そうですね。心配ですね」

歩美「コナン君…」

元太「灰原は今日、休みだし」

光彦「多分、コナン君のお見舞いですよ！」

歩美「私も行きたかったなぁ」

元太「そうだな…」



　　　　病院

コナン「はぁ…はぁ…」(腹が痛いな～…。腹もだいぶ膨らんできたし。あと出産まで４日…)

コナン(もうだめかもしんねぇ…な…)

コナン「…やべ…いきなり吐き気が…」

灰原「だ、大丈夫！？今、袋をだすからね！」がさ、ごそ

コナン「さ、サンキュー！ぐはっふぁ！きゃはっうぇ…！」

灰原「え、江戸川君！しっかりして！？」

コナン「い、意識が…遠のいてく…」

灰原「し、しっかりして！」

コナン「なぁ、灰原…」

灰原「何？」

コナン「お、俺には聞こえるんだ…はぁはぁ」

灰原「な、何が？」

コナン「人間と光彦の…早く出せコールが…」ガクッ

灰原「く、工藤君！？」

灰原「しっかりして！！工藤君！？」

灰原「あ！は、早く医者を呼ばなきゃ！」ぴんぽんぴんぽんぴんぽん！！

コナン「…」

灰原「工藤君…」ぎゅっ


医者「あともう一人産みますね。こりゃ」

蘭「え！」

灰原「えええ！！」

医者「種類は…服部平次ですね」

蘭「服部君？！」

医者「…の、ご先祖ですね」

灰原「す、すごいわね…」

灰原「…」

蘭「…」

コナン「…」

灰原「なんかすごいことになっちゃったわね」

蘭「ええ、そうね…。まさか服部君のご先祖まで…」

灰原「で、でも、見守っていきましょう！」

蘭「ええ！頑張ろう！！」ニコッ


　　　　　　　次の日

コナン「・・・・ん・・・・・」

コナン(俺、そっか、昨日そのまま気絶しちまったんだ)

コナン「…」

バタンッがらがらがら～

コナン「誰！？」

服部「俺や俺や！」

コナン「あ、服部か」

コナン「なんだよ？」

服部「聞いたで工藤～出産するんやろ？」

コナン「あぁ…。光彦と人間をな…。」

服部「それがな、お前あと一人、産むらしいで」

コナン「な、なんだって！？種類は！？」

服部「俺や」

コナン「え？」

服部「俺や俺や！この西の高校生探偵、服部平次様のご先祖様やぁ～！」

コナン「なんやて！？って、痛ッ！たたた…」ずきずき

服部「大丈夫か工藤？(今さりげなく関西弁使いおったな)」

こうして俺は、かずかずの人に支えられ？ながら、ついに出産日になった。

コナン「っ…」

蘭「大丈夫！？しっかりして！」

コナン「………」

灰原「すごい汗ね。さらにすごい顔色がわるいわ！もう産むわよ！」

おっちゃん「は、早く医者ぉおぉおおおおおお！」ぐぎぐぎッ

蘭「お、お父さんは座ってて！！」

おっちゃん「ハイ」

コナン「………は、灰原…」

灰原「な、何？」

コナン「聞こえた。光彦の声が…」

灰原「なんて言ってた？」

コナン「とっと産めだってよ…はは」

灰原「生意気ね」

コナン「はは…」

医者「や、やばい…早く手術室に！！」

がらがらがらがらがらがらがらがらがらがらがらがらがらがら

コナン(…もう産むのか…)

看護師「大丈夫よ、ごうや！」

コナン「うん…ありがと…」

医者「よっしゃ行くぞ！ぼうや！」

コナン「お…？おぅ！！」

看護師「ごうや～ごめんね～ちょっと、チクッとするよ～」

コナン「は～い！！」

医者「ぼうや～！！気合いだぁぁぁぁああああ！」

コナン「え？あ、ぁ…お、おぉぉぉっ…」チクッ

コナン「いった！！」

看護師「痛かったね、ぼうや！でも戦いはここからよ！」

コナン「う、うん！」

医者「よし、もう少し強くだ！」

コナン「う、うぁぁあああああああああああああああああ！！！だ、ダメだ…それどころか意識がもうろうと…」

看護師「だ、ダメよ！気合いの一発！！」ばちぃぃん！

コナン「いった！やべ、いろんな意味で意識が…」

看護師「あ、ごめんなさい…。と、とにかく、頑張って！思いっきり！」

コナン「う、うぁああああああああああああああ！む、無理…」

医者「き、気合いがたりないんだ！いけ！！ほら、みんなも応援しろ！ぼうやはこう言うんだ」

コナン「はぁ、はぁ…え？」

医者「おらに元気をわけてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええ！！ってな」

コナン「…う、うん…」

(よし)

コナン「オらに元気をわけてくれぇええええええええええええええ！」


蘭「なんか今聞こえなかった？」

灰原「そうね。何かが聞こえた」

？？「うぎゃああああああああああああああああああああ！！」

コナン「！？」

医者「お！普通の赤ちゃんが生まれたって…いやぁああああああああああ」

コナン「え？ど、どうしたんですか？」

医者「あ、赤ちゃん…あ、いや、つ、続けて！」

コナン「は、はいぃいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！」

？？「うぁあああああああぁぁあああああああ」

コナン「あ、今度はなんだ？」

医者「！？」

コナン「あ、あの？そ、それより今の鳴き声、おっさんみたいだったんですけど…」

医者「あ、気にしないで！」

コナン「はい！おらぁああああああああああああああああああ」

？？「うぎゃあああああああああああああああああああ」

コナン「は…はは…お、おわた…」ガクっ

看護師「ぼ、ぼうや！しっかりして！」

医者「な、なぁ…この赤ちゃんの足…」

看護師「え？どれどれっていやぁああ！何これキショ！」

医者「…どうやってこのぼうや見せよう」

看護師「と、とりあえず、本当のこと言うしか…」

医者「だ、だな」

コナン「…ん」

医者「な、なぁ聞いて驚くなよ」

コナン「？」

医者「赤ちゃんの足が…人魚」

コナン「な、何！？」がばっ

コナン「！？」

光彦「うぎゃぁぁあ」

服部「うあああああ」

人間「いやああああ」

コナン「ぜ、全員の足が人魚…ってことは真面目に海へ返さなきゃな…」

医者「はい…」

こうして俺は退院した。そしてすぐさま海へとむかった

ざざーーーーーん

コナン「…さよならな…」

光彦「いやぁああいやぁああ」

服部「まだお母さんと一緒にいたいぃ…」

人間「ばぶ、ばぶ！」

コナン「ごめんなー。お前らの足、あれじゃん！？海の生き物じゃん」

光彦「やめて！現実を知りたくない！」

服部「そうやそうや！！海にはまだ帰りたくないわ！！」

人間「うぎゃ～うぎゃ～」

コナン「ご、ごめんな…」

服部「い、いやっいやぁあああああああああああ」

ざばーーーーーーーーーーーーーーーーん


こうして俺は赤ちゃんを海に捨て、無事帰宅した

　　　学校

コナン「ふぅ～」

歩美「ねぇねぇ！今日の放課後、赤ちゃん見せて！」

コナン「え？無理だよもう」

元太「おいおいまさか流産かよ？」

コナン「んにゃ、捨てた」

光彦「は？」

コナン「いやな、足が人魚だったからよｗｗｗ海に捨てたｗｗｗｗ」

灰原「・・・」

光彦「まさか僕も」

コナン「あぁ、なんか変なことをぬかしてたから最後になぐってやったぜｗｗｗ」

光彦「！？」

灰原「ねぇ、工藤君」

コナン「何？」

灰原「…赤ちゃん、つくろっかな…」

コナン「え？」

灰原「私も。」

コナン「///おい、だ、誰の子なんだよ////」

灰原「も、もちろん、あなたの子よ…///」

コナン「！」

灰原「ね、いいでしょ？子供ぐらい」

コナン「ああ、ただし、まともなのな」

灰原「は～い！」


　　　毛利探偵事務所

コナン「ふぁぁぁ～」

とんとん

コナン「んぁ？は～い！今でます！」がちゃ

光彦「っとぁ！あ、お母さん」

コナン「な、なんでお前らここに」

服部「おかーーーーーーーーーーん！」

コナン「は？カオスｗｗｗｗ」

人間「ばぶばぶ～」

元太「おか～ちゃぁ～ん！！」

コナン「わ、なんか増えてる」

コナン「で、何？」

光彦「おいお前なんで俺らを捨てたんだ」

コナン「は？人魚だからｗｗｗお前ら足見てみろよ」

光彦「！？」

コナン「…気づいてなかったのかよ」

光彦「そ、そんな…あ…あぁぁあああああああああ！」

元太「まぁまぁうな重食べようぜ」

人間「うぁあああああん」

服部「うえぇえええええええん！！」

ん～んん～んんん～♪

コナン「お、お前ら…悪かったな…そうだよな、俺、腹痛めて産んだんだよな…」

光彦「うあぁあああん！」

コナン「…でもな…無理なんだ。」

元太「うあああああああん」

コナン「人魚と人間なんて…一緒に暮らしちゃいけないんだ。お前らはきれいな海で幸せに暮らして…ろよな…う…うぅ…」

光彦「お、お母さん…」

コナン「な、なんだよ？最後までカワイイな…」

光彦「僕たちを産んでくれて…ありがとう…！」

コナン「…！！…」

元太「それじゃ…な…」ばたんっ

コナン「・・・・・・・・・・・・・」

コナン「…お、お前ら…くそっ泣かせんなよ！」

こうして俺は、一日中泣いた。
蘭もおっちゃんも俺の親心が傷ついたと感づいて、そっとしておいてくれた
そして灰原は無事、子供を産んだ。かわいかった。でも、そのこを見てると思う。
なんで海に捨てちゃったんだろう？
あと、もうひとつ…食べてみよう…卵を…そしたらもう一回…

コナン「…ごくっ」

(こ、これでどうだ！あと、もうひとつ！)

コナン「ごくっ…う…うああぁああぁｘｄんｓｍ・・ｓ。ぁ…げほっうえっげほげほげほげぼ…」

(は、は、く、苦しかった…はぁ…はぁ…の、喉につまるかと…)

コナン「げごがほかほんびやぁ！！」

(やべ…気分悪くなってきやがった…)

コナン「ぐはぁ！」ごろごろ…

コナン「あ、卵が二個もどってきた…」バタンッ


　　　　　　完

乙

なんだこのスレ
おつ

感動した！乙